JP6685797B2 - 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
画像形成装置に用いられる現像装置であって、
正規帯電極性が負極性の現像剤を収容する枠体と、
前記枠体の開口部に回転可能に設けられ、前記現像剤を担持して搬送する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体に当接するとともに、回転する前記現像剤担持体に対して当接部において同じ方向に移動するように回転可能に設けられ、前記現像剤を前記現像剤担持体へ供給する供給部材と、
前記現像剤担持体に担持される前記現像剤の量を規制すべく前記現像剤担持体に接触するブレード状の規制部材であって、一端が前記枠体に固定され、前記現像剤担持体の回転方向とは逆方向に延び、自由端である他端が前記現像剤担持体に接触する規制部材と、
前記現像剤担持体に現像バイアスを印加する現像バイアス印加手段と、
前記供給部材に供給バイアスを印加する供給バイアス印加手段と、
を備え、
前記規制部材は、前記現像剤担持体との対向部において、前記現像剤担持体へ向かって突出する凸部が前記他端の先端から距離を空けて設けられており、
前記規制部材の前記凸部が前記現像剤担持体に当接する位置は、前記現像剤担持体の回転中心よりも下方、かつ水平方向において前記現像剤担持体の回転中心と前記供給部材の回転中心との間に位置し、
前記供給バイアスから前記現像バイアスを引いたときの前記現像バイアスと前記現像バイアスとの電位差をΔ(V)とし、
前記規制部材の前記現像剤担持体に対する圧接圧をX(gf/cm)とし、
前記現像剤担持体の回転軸に垂直な断面を見たときの、前記対向部の前記凸部よりも前記他端の先端側において前記現像剤担持体と対向する対向面からの前記凸部の高さをH(mm)とし、前記対向面の前記現像剤担持体の回転方向における長さをL(mm)とした場合に、
0.05≦H≦0.1
0.15≦L≦1.0
15≦X≦60
であり、少なくとも
Δ≧−5*X−125
の関係を満たすことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の現像装置は、
画像形成装置に用いられる現像装置であって、
正規帯電極性が負極性の現像剤を収容する枠体と、
前記枠体の開口部に回転可能に設けられ、前記現像剤を担持して搬送する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体に当接するとともに、回転する前記現像剤担持体に対して当接部において同じ方向に移動するように回転可能に設けられ、前記現像剤を前記現像剤担持体へ供給する供給部材と、
前記現像剤担持体に担持される前記現像剤の量を規制すべく前記現像剤担持体に接触するブレード状の規制部材であって、一端が前記枠体に固定され、前記現像剤担持体の回転方向とは逆方向に延び、自由端である他端が前記現像剤担持体に接触する規制部材と、
前記現像剤担持体に現像バイアスを印加する現像バイアス印加手段と、
前記供給部材に供給バイアスを印加する供給バイアス印加手段と、
を備え、
前記規制部材は、前記現像剤担持体との対向部において、前記現像剤担持体へ向かって突出する凸部が前記他端の先端から距離を空けて設けられており、
前記規制部材の前記凸部が前記現像剤担持体に当接する位置は、前記現像剤担持体の回転中心よりも下方、かつ水平方向において前記現像剤担持体の回転中心と前記供給部材の回転中心との間に位置し、
前記供給バイアスから前記現像バイアスを引いたときの前記現像バイアスと前記現像バイアスとの電位差をΔ(V)とした場合に、少なくとも
Δ≧−200
の関係を満たすことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の現像装置は、
画像形成装置に用いられる現像装置であって、
正規帯電極性が負極性の現像剤を収容する枠体と、
前記枠体の開口部に回転可能に設けられ、前記現像剤を担持して搬送する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体に当接するとともに、回転する前記現像剤担持体に対して当接部にお
いて同じ方向に移動するように回転可能に設けられ、前記現像剤を前記現像剤担持体へ供給する供給部材と、
前記現像剤担持体に担持される前記現像剤の量を規制すべく前記現像剤担持体に接触するブレード状の規制部材であって、一端が前記枠体に固定され、前記現像剤担持体の回転方向とは逆方向に延び、自由端である他端が前記現像剤担持体に接触する規制部材と、
前記現像剤担持体に現像バイアスを印加する現像バイアス印加手段と、
前記供給部材に供給バイアスを印加する供給バイアス印加手段と、
を備え、
前記規制部材は、前記現像剤担持体との対向部において、前記現像剤担持体へ向かって突出する凸部が前記他端の先端から距離を空けて設けられており、
前記規制部材の前記凸部が前記現像剤担持体に当接する位置は、前記現像剤担持体の回転中心よりも下方、かつ水平方向において前記現像剤担持体の回転中心と前記供給部材の回転中心との間に位置し、
前記供給バイアスから前記現像バイアスを引いたときの前記現像バイアスと前記現像バイアスとの電位差をΔ(V)とし、
前記規制部材の前記現像剤担持体に対する圧接圧をX(gf/cm)とし、
前記現像剤担持体の回転軸に垂直な断面を見たときの、前記対向部の前記凸部よりも前記他端の先端側において前記現像剤担持体と対向する対向面からの前記凸部の高さをH(mm)とし、前記対向面の前記現像剤担持体の回転方向における長さをL(mm)とした場合に、
0.1≦H≦0.3
0.15≦L≦1.0
15≦X≦60
であり、少なくとも
Δ≧−5*X−175
の関係を満たすことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明のプロセスカートリッジは、
画像形成装置の装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジであって、
上記現像装置と、
前記現像装置によって現像される潜像が形成される像担持体と、
を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、
記録材に画像を形成する画像形成装置であって、
上記現像装置と、
前記現像装置によって現像される潜像が形成される像担持体と、
を備え、
前記潜像が現像されて前記像担持体に形成された現像剤像が記録材に転写されることを特徴とする。
<画像形成装置>
図1を参照して、本発明の実施例に係る電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置)の全体構成について説明する。図1は、本実施例の画像形成装置100の概略断面図である。本実施例の画像形成装置100は、インライン方式、中間転写方式を採用したフルカラーレーザプリンタである。画像形成装置100は、画像情報に従って、記録材(例えば、記録用紙、プラスチックシート、布など)にフルカラー画像を形成することができる。画像情報は、画像形成装置本体100Aに接続された画像読み取り装置、或いは、画像形成装置本体100Aに通信可能に接続されたパーンナルコンピュータ等のホスト機器から、画像形成装置本体100Aに入力される。
図2を参照して、本実施例の画像形成装置100に装着されるプロセスカートリッジ7の全体構成について説明する。本実施例では、収容しているトナーの種類(色)を除いて、各色用のプロセスカートリッジ7の構成及び動作は実質的に同一である。図2は、感光ドラム1の長手方向(回転軸線方向)に沿って見た本実施例のプロセスカートリッジ7の
概略断面(主断面)図である。図2のプロセスカートリッジ7の姿勢は、画像形成装置本体に装着された状態での姿勢であり、以下でプロセスカートリッジの各部材の位置関係や方向等について記載する場合はこの姿勢における位置関係や方向等を示している。
現像ユニット4は、トナーTを担持する現像剤担持体としての現像ローラ42と、現像ローラ42にトナーを供給する供給部材としてのトナー供給ローラ43と、トナーTをトナー供給ローラ43へ搬送する現像剤搬送部材としてのアジテータ45と、を備える。現像ユニット4は、現像ローラ42、トナー供給ローラ43、アジテータ45がそれぞれ回転可能に組み付けられる枠体としての現像容器40を備える。現像容器40は、アジテータ45が配置されるトナー収容室41aと、現像ローラ42及びトナー供給ローラ43が配置される現像室41bと、トナー収容室41aと現像室41bとをトナーTの移動が可能なように互いに連通する連通口41cと、を有する。現像室41bは、トナーを現像容器40外部へ運び出すための開口部が設けられており、その開口部を塞ぐような配置で現像ローラ42が現像容器40に回転可能に組み付けられている。現像ローラ42の周面の一部は開口部から外部へ露出している。
ラ42と現像ブレード44との間に挟まれることで現像ローラ42表面、現像ブレード44表面と摩擦され、所望の極性に摩擦帯電される。そして、現像ローラ42の矢印方向の回転により、感光体1との対向部である現像領域に搬送される。
VIBRATIONMETERMODEL 1332 SHOWA SOKKI CORPORATION製)を有するパウダーテスター(細川ミクロン社製)を用いた。測定法としては、振動台に390メッシュ、200メッシュ、100メッシュのふるいを目開の狭い順に、すなわち100メッシュふるいが最上位にくるように390メッシュ、200メッシュ、100メッシュのふるい順に重ねてセットした。このセットした100メッシュふるい上に正確に秤量した試料(トナー)5gを加え、デジタル振動計の変位の値を0.60mm(peak−to−peak)になるように調整し、15秒間振動を加えた。その後、各ふるい上に残った試料の質量を測定して下式にもとづき凝集度を得た。その際の測定サンプルは、それぞれ事前に23℃、60%RH環境下において24時間放置したものであり、測定は23℃、60%RH環境下で行った。
凝集度(%)=(100メッシュふるい上の残試料質量/5g)×100+(200メッシュふるい上の残試料質量/5g)×60+(390メッシュふるい上の残試料質量/5g)×20。
電潜像をトナー像として現像、可視化するのに十分なバイアス(現像バイアス)が印加される。
図3を参照して、本実施例の特徴である現像ブレード44について説明する。現像ブレード44は、現像ローラ42に接触し、現像ローラ42上のトナーの量の適性化およびトナーの電荷の適性化を行う。ここで、現像ブレード44の現像ローラ42に対する圧接圧は15〜60gf/cmが好ましい。15gf/cmよりも低くなると、現像ブレード44と現像ローラ42との間の摺擦力が低下し、トナーへの摩擦帯電能力が弱まり、現像ローラ42を通過したトナーが飛散する。また、60gf/cmよりも高くなると、現像ブレード44と現像ローラ42との間の圧力が強す過ぎるため、トナー劣化を促進することになる。トナー劣化、すなわちトナー表面における外添剤の遊離・埋没が促進されると、凝集度の増加やトナー帯電性能低下を招き、現像ローラ上にトナーが融着するトナーフィルミング等の問題が発生し、長寿命化の妨げとなる。
すなわち、図3(a)に示すように、実施例1では、ストレート部44B3が凸部44B1よりも低くなるように(現像ローラ42から距離をとるように)構成されている。これに対し、図3(b)の変形例では、ストレート部44B3を凸部44B1と同じ高さに形成している。
本実施例では、凸部の高さH=0.05mm、対向部の長さL=1.0mmの現像ブレード44を使用して、ボタ落ちの有無について実験を行った。本実施例の現像ブレード44の現像ローラ42に対する圧接圧Xは、下限設定をX=15gf/cmとした。また、現像ローラ42に印加される現像バイアスと供給ローラ43に印加される供給バイアスとの電位差Δ、を−100V〜−220Vで実験を行った。ここで、電位差Δは、供給バイアスの値から現像バイアスの値を引いたときの電位差の値であり、電位差Δがマイナスと
は、バイアスの絶対値の大きさが現像バイアスよりも供給バイアスの方が大きいことを意味する。例えば、現像バイアスV=−300Vに対し、供給バイアスV=−400Vを印加した場合、電位差Δ=−100Vとなり、負極性のトナーを供給ローラ34から現像ローラ42へ向かわせる付勢力が供給ローラ43と現像ローラ42との間に発生する。
本発明の実施例2について説明する。本実施例では現像ブレード44の凸部の高さHと対向部の長さL、現像ブレード44の現像ローラ42に対する圧接圧Xの設定が実施例1と異なる。その他の実施例2における構成は、実施例1と同じであり、再度の説明を省略する。実施例2においてここで述べない事項は、実施例1と同様である。
実施例2における現像ブレード44の形状範囲について説明する。現像ブレード44の凸部の高さHと対向部の長さLの各パラメータを変えた現像ブレード44を作製して、以下の実験を行った。比較例としては、凸形状がない現像ブレード44を使用した。現像ブレード44の現像ローラ42に対する圧接圧Xの上限設定をX=60gf/cmとし、現像バイアスと供給バイアスの電位差ΔをΔ=−200(V)として実験を行った。
画像不良(現像ゴースト)の評価方法として、ベタ画像の先端濃度安定性という観点について、ベタ高印字を通紙した場合の画像濃度低下量の測定を実施した。評価は、画像形成装置を評価環境15.0℃、10%Rhにて1日放置して当該環境になじませた後、行った。印字評価テストは、まずトナーを消費させないベタ白画像を通紙した後、連続してベタ黒画像を出力してベタ黒画像の出力先端部と現像ローラ一周後のベタ黒画像の濃度差から評価を行った。測定は、X−Rite社製spectordensitometer
500を用いて行った。印字テスト及び評価画像は単色(黒)画像で出力した。
A:ベタ画像において、記録材先端部と現像ローラ一周後以降の濃度差が0.02未満
B:ベタ画像において、記録材先端部と現像ローラ一周後以降の濃度差が0.02〜0.04未満
C:ベタ画像において、記録材先端部と現像ローラ一周後以降の濃度差が0.04以上
上記(1)の評価後、耐久テストを実施し終了した画像形成装置を分解し、現像ブレード上にトナーのボタ落ちがあるか無いかを調査し、評価した。耐久テストの条件としては、評価環境15.0℃、10%Rhにおいて画像印字率が0.5%の横線が周期的に現れる画像を間欠的に10000枚通紙した。
図4、表3を参照して、ボタ落ちに対する本実施例の効果について、更に詳しく説明す
る。図4は、現像ブレード44の形状範囲を示す図であり、本実験ではA領域の4種類の現像ブレード((1)H=0.05、L=0.15 (2)H=0.05、L=1.0 (3)H=0.3、L=1.0 (4)H=0.3、L=0.15)を使用した。表3は、各種のブレードを用いて、ボタ落ちを判定した評価結果を示す。ボタ落ちの判定は、低温低湿環境となる温度15℃、湿度10%において画像比率が0.5%の横線が周期的に現れる画像を間欠的に10000枚印字し、現像ローラ42に対して供給ローラ43に印加する電位差Δを振って、判定を行った。
評価結果を表3に示す。
<表3>
評価結果について説明する。表3は、4種類の現像ブレード44において、現像バイアスと供給バイアスの電位差Δとボタ落ちとの関係について調べた実験結果である。表3に示すように、現像ブレード44の形状によってボタ落ちが発生する電位差Δは異なるものの、現像ブレード44の圧接圧が上限設定の本実施例では、少なくとも
Δ≧−400(V)
の関係を満足することができれば、ボタ落ちの発生を回避することができる。
本発明の実施例3、4について説明する。実施例3、4では、現像ブレード44の凸部の高さHと対向部の長さLが実施例1と異なり、現像ブレード44の圧接圧Xが実施例2と異なる。その他の実施例3、4における構成は、実施例1と同じであり、再度の説明を省略する。実施例3、4においてここで述べない事項は、実施例1と同様である。
図5は、凸部の高さHと対向部の長さLがそれぞれ異なる値に設定された各種のブレー
ドを用いて、現像バイアスと供給バイアスの電位差Δと現像ブレードの圧接圧Xとの関係について調べた実験結果である。図5を参照して、ボタ落ちについての評価結果について説明する。ボタ落ちの判定は、低温低湿環境となる温度15℃、湿度10%において画像比率が0.5%の横線が周期的に現れる画像を間欠的に10000枚印字し、判定を行った。図5(a)は図4に示したB領域の結果を、図5(b)は図4に示したC領域の結果をそれぞれ示している。図5のグラフにおいて、○印はボタ落ちの発生がなく、×印はボタ落ちが発生した。図5のグラフに示すように、各種ブレードにおいて○印を結んだ線(以下、境界線と呼ぶ)よりも上側であればボタ落ちの発生はなかったが、境界線よりも下側ではボタ落ちが発生した。尚、比較のためにH=0.05、L=1.5の結果も図5(a)に示す。
Δ=−5*X−125
で示すことができる。
Δ≧−5*X−125
の関係を満足することができれば、ボタ落ちの発生を回避することができる。
で示すことができる。
Δ≧−5*X−175
の関係を満足することができれば、ボタ落ちの発生を回避することができる。
Claims (8)
- 画像形成装置に用いられる現像装置であって、
正規帯電極性が負極性の現像剤を収容する枠体と、
前記枠体の開口部に回転可能に設けられ、前記現像剤を担持して搬送する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体に当接するとともに、回転する前記現像剤担持体に対して当接部において同じ方向に移動するように回転可能に設けられ、前記現像剤を前記現像剤担持体へ供給する供給部材と、
前記現像剤担持体に担持される前記現像剤の量を規制すべく前記現像剤担持体に接触するブレード状の規制部材であって、一端が前記枠体に固定され、前記現像剤担持体の回転方向とは逆方向に延び、自由端である他端が前記現像剤担持体に接触する規制部材と、
前記現像剤担持体に現像バイアスを印加する現像バイアス印加手段と、
前記供給部材に供給バイアスを印加する供給バイアス印加手段と、
を備え、
前記規制部材は、前記現像剤担持体との対向部において、前記現像剤担持体へ向かって突出する凸部が前記他端の先端から距離を空けて設けられており、
前記規制部材の前記凸部が前記現像剤担持体に当接する位置は、前記現像剤担持体の回転中心よりも下方、かつ水平方向において前記現像剤担持体の回転中心と前記供給部材の回転中心との間に位置し、
前記供給バイアスから前記現像バイアスを引いたときの前記現像バイアスと前記現像バイアスとの電位差をΔ(V)とし、
前記規制部材の前記現像剤担持体に対する圧接圧をX(gf/cm)とし、
前記現像剤担持体の回転軸に垂直な断面を見たときの、前記対向部の前記凸部よりも前記他端の先端側において前記現像剤担持体と対向する対向面からの前記凸部の高さをH(mm)とし、前記対向面の前記現像剤担持体の回転方向における長さをL(mm)とした場合に、
0.05≦H≦0.1
0.15≦L≦1.0
15≦X≦60
であり、少なくとも
Δ≧−5*X−125
の関係を満たすことを特徴とする現像装置。 - 画像形成装置に用いられる現像装置であって、
正規帯電極性が負極性の現像剤を収容する枠体と、
前記枠体の開口部に回転可能に設けられ、前記現像剤を担持して搬送する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体に当接するとともに、回転する前記現像剤担持体に対して当接部において同じ方向に移動するように回転可能に設けられ、前記現像剤を前記現像剤担持体へ供給する供給部材と、
前記現像剤担持体に担持される前記現像剤の量を規制すべく前記現像剤担持体に接触するブレード状の規制部材であって、一端が前記枠体に固定され、前記現像剤担持体の回転方向とは逆方向に延び、自由端である他端が前記現像剤担持体に接触する規制部材と、
前記現像剤担持体に現像バイアスを印加する現像バイアス印加手段と、
前記供給部材に供給バイアスを印加する供給バイアス印加手段と、
を備え、
前記規制部材は、前記現像剤担持体との対向部において、前記現像剤担持体へ向かって突出する凸部が前記他端の先端から距離を空けて設けられており、
前記規制部材の前記凸部が前記現像剤担持体に当接する位置は、前記現像剤担持体の回転中心よりも下方、かつ水平方向において前記現像剤担持体の回転中心と前記供給部材の回転中心との間に位置し、
前記供給バイアスから前記現像バイアスを引いたときの前記現像バイアスと前記現像バイアスとの電位差をΔ(V)とした場合に、少なくとも
Δ≧−200
の関係を満たすことを特徴とする現像装置。 - 画像形成装置に用いられる現像装置であって、
正規帯電極性が負極性の現像剤を収容する枠体と、
前記枠体の開口部に回転可能に設けられ、前記現像剤を担持して搬送する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体に当接するとともに、回転する前記現像剤担持体に対して当接部において同じ方向に移動するように回転可能に設けられ、前記現像剤を前記現像剤担持体へ供給する供給部材と、
前記現像剤担持体に担持される前記現像剤の量を規制すべく前記現像剤担持体に接触するブレード状の規制部材であって、一端が前記枠体に固定され、前記現像剤担持体の回転方向とは逆方向に延び、自由端である他端が前記現像剤担持体に接触する規制部材と、
前記現像剤担持体に現像バイアスを印加する現像バイアス印加手段と、
前記供給部材に供給バイアスを印加する供給バイアス印加手段と、
を備え、
前記規制部材は、前記現像剤担持体との対向部において、前記現像剤担持体へ向かって突出する凸部が前記他端の先端から距離を空けて設けられており、
前記規制部材の前記凸部が前記現像剤担持体に当接する位置は、前記現像剤担持体の回転中心よりも下方、かつ水平方向において前記現像剤担持体の回転中心と前記供給部材の回転中心との間に位置し、
前記供給バイアスから前記現像バイアスを引いたときの前記現像バイアスと前記現像バイアスとの電位差をΔ(V)とし、
前記規制部材の前記現像剤担持体に対する圧接圧をX(gf/cm)とし、
前記現像剤担持体の回転軸に垂直な断面を見たときの、前記対向部の前記凸部よりも前記他端の先端側において前記現像剤担持体と対向する対向面からの前記凸部の高さをH(mm)とし、前記対向面の前記現像剤担持体の回転方向における長さをL(mm)とした
場合に、
0.1≦H≦0.3
0.15≦L≦1.0
15≦X≦60
であり、少なくとも
Δ≧−5*X−175
の関係を満たすことを特徴とする現像装置。 - 前記規制部材は、弾性を有する支持部材と、前記支持部材の表面に設けられ前記現像剤担持体と接触する樹脂層と、を有し、
前記凸部は、前記樹脂層の一部として一体的に成形されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の現像装置。 - 現像剤は、非磁性一成分トナーであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の現像装置。
- 画像形成装置の装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジであって、
請求項1〜5のいずれか1項に記載の現像装置と、
前記現像装置によって現像される潜像が形成される像担持体と、
を備えることを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 記録材に画像を形成する画像形成装置であって、
請求項1〜5のいずれか1項に記載の現像装置と、
前記現像装置によって現像される潜像が形成される像担持体と、
を備え、
前記潜像が現像されて前記像担持体に形成された現像剤像が記録材に転写されることを特徴とする画像形成装置。 - 前記像担持体の上方に配置され、前記像担持体に形成された現像剤像が転写されるとともに、転写された現像剤像が記録材に転写される中間転写体をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
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