JPH05188765A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH05188765A
JPH05188765A JP4005992A JP599292A JPH05188765A JP H05188765 A JPH05188765 A JP H05188765A JP 4005992 A JP4005992 A JP 4005992A JP 599292 A JP599292 A JP 599292A JP H05188765 A JPH05188765 A JP H05188765A
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JP
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toner
image
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roller
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JP4005992A
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Inventor
Toshiro Honda
敏郎 本田
Koji Imamiya
弘二 今宮
Tamiko Nakajo
民子 中條
Shigenobu Osawa
重信 大沢
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ベタ画像の先端と後端の画像濃度の差がなく、
連続画像形成を行っても画像濃度が低下しない安定した
高画質現像を実現できる現像装置を提供する。 【構成】感光体ドラムに対向配置された回転可能な現像
ローラ33と、現像ローラ33に圧接しつつトナーTを
供給するトナー供給ローラ34と、現像ローラ33の表
面にトナー薄層を形成するブレ−ド35を具備してなる
非磁性一成分現像装置において、体積固有抵抗が104
〜108 Ω・cmの現像ローラ33およびトナー供給ロー
ラ34を用い、かつ現像ローラ33およびトナー供給ロ
ーラ34間の電位差が200v以下となるようなバイア
ス電圧を適当な保護抵抗R1 ,R2を介してそれぞれに
印加し、トナー供給ローラ34に印加するバイアス電圧
は該現像ローラ33に印加するバイアス電圧より現像に
使用されるトナーTの極性側に大きくしたことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真装置や静電記録
装置において静電潜像を可視化する現像装置に係り、特
に一成分現像剤を用いて高品位の画像を得ることができ
る現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、画像形成装置には電子写真方式、
静電記録方式などが広く応用されている。その中で、静
電潜像を可視化する現像方式としてトナーと呼ばれる着
色粒子とキャリアと呼ばれる磁性粒子を混合し、このト
ナーに電荷を与え磁気力によりトナーとキャリアの混合
である現像剤を搬送し、静電気的な力で静電潜像を現像
する二成分現像法が主流となっている。
【0003】しかしながら、二成分現像法には、現像装
置の大型化・複雑化、トナーとキャリアの混合比制御の
必要性等の短所があるため、最近の小型複写機や小型プ
リンタには、キャリアを必要としない一成分現像法を採
用したものが製品化されてきている。中でも磁石を現像
装置内に持たない非磁性一成分現像法は、現像装置の小
型軽量化、低価格化、カラー化等のメリットがあり、最
近多くの研究報告がなされている。
【0004】従来におけるこの種の現像装置としては、
現像剤搬送手段としての現像ローラに接触し且つその現
像ローラと同一方向に回転する現像剤供給手段としての
トナー供給ローラにより、ホッパー内に貯留されている
トナー(現像剤)を現像ローラへ搬送し、次いで現像ロ
ーラに均一な圧力で線接触している薄層形成部材により
現像ローラ上にトナー薄層を形成させ、トナー薄層を像
担持体に近接または接触させることによって像担持体上
の静電潜像を可視化する現像装置が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の現像装置にあっては、多量の磁性現像剤を磁性スリー
ブ上に搬送させる非接触現像方式と異なり、全面ベタ黒
画像など広域にわたり高濃度を必要とする画像を再現す
る場合、現像ローラへのトナー供給量がトナー消費量に
追いつかなくなってトナー薄層形成不良が発生し、これ
により、連続画像の先端濃度に比べ後端濃度が低くなる
という画質上の致命的な問題があった。
【0006】本発明は、上記事情に基づきなされたもの
で、ベタ画像の先端と後端の画像濃度の差がなく、連続
画像形成を行っても画像濃度が低下しない安定した高画
質現像を実現できる現像装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、第1の手段として、一成分現像剤の薄層
を像担持体に近接または接触させることによって前記像
担持体上の潜像を可視化する現像装置であって、前記一
成分現像剤を収容する現像剤収容部を有する現像装置本
体と、この現像装置本体内かつ前記像担持体の被現像部
に対向するように配置され現像剤を前記被現像部に供給
する回転駆動可能な現像剤搬送手段と、この現像剤搬送
手段の表面に前記一成分現像剤の薄層を形成する現像剤
層形成手段と、前記現像装置本体内かつ現像剤搬送手段
に圧接しつつ回転可能に設けられ前記現像剤収容部の現
像剤を前記現像剤搬送手段に供給する現像剤供給手段
と、前記現像剤供給手段および前記現像剤搬送手段に対
しこれらの間の電位差が200v以下となり、かつ現像
剤供給手段側が現像剤搬送手段側より現像剤の極性側に
大きく設定されたバイアス電圧をそれぞれ印加するバイ
アス印加手段とを具備してなる構成としたものである。
【0008】また、第2の手段として、一成分現像剤の
薄層を像担持体に近接または接触させることによって前
記像担持体上の潜像を可視化する現像装置であって、前
記一成分現像剤を収容する現像剤収容部を有する現像装
置本体と、この現像装置本体内かつ前記像担持体の被現
像部に対向するように配置され現像剤を前記被現像部に
供給する回転駆動可能でかつ体積固有抵抗が104 〜1
8 Ω・cmの現像剤搬送手段と、この現像剤搬送手段の
表面に前記一成分現像剤の薄層を形成する現像剤層形成
手段と、前記現像装置本体内かつ現像剤搬送手段に圧接
しつつ回転可能に設けられ前記現像剤収容部の現像剤を
前記現像剤搬送手段に供給する体積固有抵抗が104
108 Ω・cmの現像剤供給手段と、前記現像剤供給手段
および前記現像剤搬送手段に対しこれらの間の電位差が
200v以下となり、かつ現像剤供給手段側が現像剤搬
送手段側より現像剤の極性側に大きく設定されたバイア
ス電圧をそれぞれ保護抵抗を介在して印加するバイアス
印加手段とを具備してなる構成としたものである。
【0009】
【作用】第1の手段の現像装置によれば、現像剤搬送手
段と現像剤供給手段との間に、現像剤搬送手段に現像剤
が誘導(供給)される方向に電界を発生するように各手
段に所定のバイアス電圧を印加したから、全面ベタ黒画
像など広域にわたり高濃度を必要とする連続画像におい
ても、現像剤搬送手段への現像剤供給量が不足すること
なく、画像濃度の差のない安定した高画質現像を行うこ
とが可能となる。
【0010】また、第2の手段の現像装置によれば、現
像剤搬送手段と現像剤供給手段の体積固有抵抗を104
〜108 Ω・cmの範囲に設定するとともにバイアス電圧
をそれぞれ保護抵抗を介在して印加するため、第1の手
段の作用に加え、バイアス電圧のリークを防いで持続的
かつ安定した現像剤供給が行われ、より良好かつ安定し
た高画質現像を行うことが可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。まず、図2を参照して、本発明の現像装置を採
用したクリ−ナレスプロセス方式の画像形成装置1の構
成を示す。
【0012】図2において、画像形成装置本体2の略中
央部には、周面長さが記録すべき像の長さよりも小さく
なるような径の像担持体としての感光体ドラム3が矢印
A方向に回転自在に設けられている。この感光体ドラム
3は、有機感光体(OPC)系の光導電材料から形成さ
れている。
【0013】また、感光体ドラム3の周囲には、その回
転方向に沿って順次、後述する作用をなす除電手段とし
ての赤色LED4、転写残りトナーの非パタン化手段と
しての非パタン化装置5、帯電手段としてのスコロトロ
ン帯電器6、静電潜像形成手段としてのレーザ装置7、
清掃兼用現像手段としての現像装置8、および転写手段
としての転写ローラ9が配設されている。そして、感光
体ドラム3の周面に現像剤像としてのトナ−像TIを形
成する画像形成手段10を構成している。
【0014】装置本体2内には、装置本体2の一側に装
着された給紙カセット11から取出された被転写材とし
ての用紙Pを、前記画像形成手段10の前記感光体ドラ
ム3と前記転写ロ−ラ9との間の画像転写部12を経て
装置本体2の他側に配置された排紙トレイ13に導く被
転写材搬送路としての用紙搬送路14が形成されてい
る。
【0015】この、用紙搬送路14の前記画像転写部1
2の上流側には、給紙ロ−ラ15を介して給紙カセット
11から取出された用紙Pの先端整位を行った後、タイ
ミングをとって画像転写部12送り込むアライニングロ
−ラ対16が配置されている。
【0016】また、前記画像転写部12の下流側には、
用紙Pに転写されたトナ−像TIを定着する定着装置1
7および定着された用紙Pを排紙トレイ13に排出する
排紙ロ−ラ対18が設けられている。さらに、定着装置
17と排紙ロ−ラ対18との間には、定着装置17で定
着された用紙Pを必要に応じて反転搬送路19に導くゲ
−ト20が設けられている。
【0017】反転搬送路19に導かれた用紙Pは排紙ロ
−ラ対21を介して装置本体2の上面側に形成された凹
所からなる排紙部22に画像形成面を下にした状態で排
紙されるようになっている。つぎに、このように構成さ
れた画像形成装置1の画像形成動作について説明する。
【0018】感光体ドラム3を回転させるとともに、感
光体ドラム3の周面をスコロトロン帯電器6により略均
一に負に帯電する。続いて、この帯電領域にレーザ装置
7から記録すべき画像情報に応じてレーザビーム7Aを
照射して露光し、感光体ドラム3の表面に静電潜像を形
成する。ついで、この静電潜像は感光体ドラム3の回転
に伴って現像装置8と対面する。
【0019】ここで、摩擦帯電性のいわゆる一成分系現
像剤としてのトナ−Tの層が形成された現像ローラ33
が回転を開始し、感光体ドラム3上の静電潜像にトナー
Tを付着させて図1に示すトナー像TIを形成する。こ
の場合、トナーTは光の照射域に付着し、いわゆる反転
現像される。現像後のトナー像TIは、次に転写ローラ
9と対面する転写領域に搬送される。
【0020】一方、転写領域には、給紙ローラ15の回
転により給紙カセット11から用紙Pが取出され、搬送
手段16を介して感光体ドラム3の回転に同期して送ら
れてくる。
【0021】ここに搬送されてきた用紙Pは、転写ロー
ラ9により、その裏面がプラスの極性に帯電される。し
たがって、感光体ドラム3の表面上のトナー像TIは静
電気的に用紙Pに引寄せられて転写される。
【0022】このような接触式の転写手段では、多湿下
においても安定した転写特性を発揮するため、転写残留
現像剤量を減少させて清掃の負担を軽減する効果がある
とともに、用紙P中の紙粉も除去し、トナ−Tへの混入
を防止する。また、転写後の用紙Pは定着装置17に送
られ、ここでトナーTが熱および圧力で用紙Pに溶融定
着された後、排出される。
【0023】ところで、転写後の感光体ドラム3の表面
には、わずかながら転写し切れずに残留したトナーTあ
るいは、トナーTの転写後に残された正および負の静電
潜像が残留している。
【0024】これらのトナーTあるいは静電潜像は、ま
ず、赤色LED4により負の潜像が消去された後、非パ
タン化装置5に搬送されて攪乱、非パターン化され、帯
電工程に戻る。帯電後、レーザ装置7により露光されて
静電潜像が形成され、再び(2回目)現像装置8に対面
する現像清掃位置に到達する。
【0025】この場合、第2回目に形成された静電潜像
において、露光部(トナーが付着すべき画像部)および
非露光部(非画像部)においてもローラ転写により大幅
に減少している上、予めほぼ均一に且つ十分に薄く残留
トナーは散らかされているから、露光ムラが生じない。
したがって、第2回目の現像においても、露光後残留電
位が均一となるため均一なトナー画像が得られる。
【0026】ここにおいて、清掃現像ローラ33は、清
掃能力が増強されるべく感光体ドラム3に接触幅(ニッ
プ)をもって接触しており、しかも、露光部の残留電位
と非露光部の電位との間の値の現像バイアスを印加され
ている。これにより、現像ローラ33から露光部に新た
なトナーTが付着するとともに、同時に非露光部では、
現像バイアスによる吸引力が感光体ドラム3のそれより
勝るために付着していたトナーTは次々に現像装置8に
引き付けられて回収される。
【0027】この様にして、感光体ドラム3を重複回転
させて重複使用し、一枚の記録像を得る。そして、現像
および清掃後、トナー像TIは、転写ローラ9と対面す
る位置において、用紙Pに転写される。以下、同様な工
程が繰返される。つぎに、本発明の現像装置8の構成に
付いて図1、図3〜図10を参照して詳細に説明する。
図1は現像装置8の断面図である。現像装置8は、内部
が現像剤収納部としてのトナ−収容部30となるトナ−
ホッパ31が一体成形された現像装置本体32を有す
る。
【0028】現像装置本体32は、感光体ドラム3に対
向する部分が開口した状態となっており、その開口部の
近傍には、感光体ドラム3に対して弾性的にかつ、変形
によりニップ幅をもって接触して感光体ドラム3の回転
方向に対してウイズ方向(矢印B方向)となる状態で回
転する清掃ロ−ラ兼用の現像ロ−ラ(以後、現像ロ−ラ
という)33が設けられている。
【0029】この現像ロ−ラ33の後側でトナ−収容部
30の底部に当たる部分に、現像ロ−ラ33にトナ−T
を供給する現像剤供給手段としてのトナ−供給ロ−ラ3
4が設けられている。このトナ−供給ロ−ラ34は、現
像ロ−ラ33上の現像残りトナ−T′を回収する回収ロ
−ラを兼用した構成となっている。
【0030】現像装置本体32内には、現像ロ−ラ33
の上方に位置して、現像ロ−ラ33によるトナ−搬送量
を規制し、現像ロ−ラ33の表面に前記トナ−Tの薄層
を形成する現像剤層形成手段としてのブレ−ド35が設
けられている。現像ロ−ラ33の下面側に接触した状態
にリカバリ−ブレ−ド37が設けられている。前記トナ
−収容部30内には、攪拌手段としてのミキサ−38が
設けられトナ−Tを攪拌するようになっている。
【0031】本発明の現像装置8に用いられる現像方式
において、現像ローラ33に第1に要求される特性は
“導電性と弾性を有する”ということであり、これを満
足する一番簡単な構成は金属シャフトと導電性ゴムロー
ラという組み合わせである。そのため本発明において
は、トナーTを現像ローラ33に圧接しながら搬送する
ため表面平滑性を満足し得るような構成となっている。
【0032】すなわち、前記現像ロ−ラ33は、図1お
よび図3に示す如く、金属シャフト33Aの周囲に弾性
体層33Bと、表面導電層33Cとを順次形成し全体と
して弾力性のあるローラを構成している。
【0033】弾性体層33Bとしては、導電性のものと
そうでないものの2通りが考えられるが、前記表面導電
層33Cに剥離や傷が生じる場合を考慮して導電性のも
のが望ましい。
【0034】前記弾性体層33Bは、ブレード35や感
光体ドラム3と圧接されているためゴム硬度が大きいと
所定のニップを得るのに大きな荷重が必要となり、ひい
ては現像装置のトルクアップにもつながる。
【0035】また、梱包時や長時間放置されることによ
るJISK6301に示される永久歪(%)も問題とな
り、10%を越えると画像に現像ローラ周期のムラが生
じてしまうので前記弾性体層33Bの圧縮歪(%)は1
0%以下、望ましくは5%以下としなければならない。
ゴム硬度と永久歪(%)との関係は一般にゴム硬度が大
きいほど永久歪は小さくなるという傾向があるので材料
間のバランスが重要になる。
【0036】表面導電層33Cは、直接トナーTや感光
体ドラム3に接触するため、可塑剤,可硫剤,プロセス
オイル等のしみ出しによりトナーTや感光体ドラム3を
汚染しないものでなければならない。また、表面導電層
33Cの表面平滑性については3μm Rz 以下が望まし
く、それ以上では表面の凸凹模様が画像に現れやすくな
る。
【0037】平滑度3μm Rz を実現するためには弾性
体層33Bに十分膜厚の大きい表面導電層33Cを形成
した後、後加工(研磨)により所定の外径、表面粗さに
仕上げるということが考えられるが、コストが高くなる
ので加工なしで実現することが望ましく、そのためには
前記弾性体層33Bの表面粗さと表面導電層33Cの膜
厚、および塗料の粘度を適当に選択しなければならな
い。
【0038】すなわち、粘度が低いものほど、かつ弾性
体層33Bの表面粗さが大きいほど、表面導電層33C
の膜厚を大きくしなければならない。また、表面導電層
33Cの材料自体の伸び(%)も問題となり50%以下
では、前述の如く表面導電層33Cはゴムの弾性変形に
追従できず、特に弾性変形の大きくなる両端で亀裂が生
じ易くなる。
【0039】弾性体層33Bの材料の伸び(%)と表面
導電層33Cの材料自体の伸び(%)との間にも、その
差が200%以下でなければゴムの弾性変形に追従でき
なくなり、前記同様に亀裂が生じたり、現像ローラ33
の1回転内の濃度ムラが生じ易くなる。本実施例では、
表面導電層33Cを構成する材料にはトナーTを負帯電
させることから、正に摩擦帯電しやすくトナー搬送性に
も優れている材料を選択した。
【0040】現像ローラ33に要求される電気特性を確
認するため、支持体としての金属シャフト33Aと表面
導電層33Cとの表面間の抵抗について、現像バイアス
電源V1 と金属シャフト33Aとの間に任意の抵抗値の
抵抗R1 を介在させて現像実験を行った。図4に、その
結果として得られた現像ローラ33の表面電位と画像と
の相関を示す。
【0041】なお、このときの現像バイアス電源V1
電圧(VD )は−200vとした。図より明らかなよう
に、抵抗値107 Ω・cm以上の抵抗値において、白ベタ
画像と黒ベタ画像との現像時では現像ローラ33の表面
電位は違った値を示し、白ベタ画像は白地潜像電位(V
H )に、黒ベタ画像では黒地潜像電位(VL )に近づく
傾向を示している。すなわち、大面積の画像部を有する
画像では、画像潜像電位(V L)と現像ローラ33表面
電位との電位差が小さくなって濃度の低い画像となり、
反対に画像部の面積が小さい細線画像等では、現像ロー
ラ33表面電位が白地部潜像電位(VH )に近づき画像
部との電位差が大きくなるため、細線が太りメリハリの
ない画像となってしまう。このような現像ローラ33の
表面の電位変動は、現像時に上記抵抗中を流れる電流に
よって生じている。
【0042】黒ベタ現像時は、負に帯電したトナー粒子
が現像ローラ33から感光体ドラム3へ移転するため、
電流は現像ローラ33からバイアス電源V1 に向かって
流れる。白ベタ現像時には感光体ドラム3の表面電荷が
現像ローラ33によって除電されるため、電流は現像バ
イアス電源V1 から現像ローラ33に向かって流れる。
すなわち、このような電流が保護抵抗R1 の両端に電位
差を生じさせ、上記のように現像ローラ33の表面の電
位変動をもたらしている。
【0043】この傾向は保護抵抗R1 が108 Ω・cm以
上で顕著であり、良好な画像を得るには金属シャフト3
3Aと表面電導層33Cとの抵抗値は108 Ω・cm以
下、好ましくは107 Ω・cm以下であることを確認し
た。
【0044】以上のことから、本発明の現像ローラ33
においては、弾性体層33Bにゴム硬度(JIS−A)
35°以下、伸び250〜500%程度、電気抵抗値1
6 Ω・cm以下の導電性シリコンゴム又は導電性ウレタ
ンゴムを使用し、表面導電層33Cには、電気抵抗値1
4 〜105 Ω・cm、伸び100〜400%の導電性ポ
リウレタン塗料[商品名:スパレックス、日本ミラクト
ロン(株)社製]を使用した結果、現像ローラ33全体
としてのゴム硬度は30〜50%前後となった。
【0045】また、表面粗さ5〜10μmの弾性体層3
3Bに対して、スプレー塗布により膜厚50〜100μ
m程度の表面導電層33Cを形成することにより、表面
粗さ3μmRzの現像ローラ33を実現でき、また歪の
回復速度も良好となり、出力画像も良好であった。
【0046】なお、本発明において、現像ローラ33と
して金属シャフト33A上に導電性シリコンゴムやウレ
タンゴムおよび導電性ポリウレタンゴムを施したものを
用いたが、前述のような特性を満たすものであればこれ
に限定されない。また、支持体として金属シャフト33
Aを用いたが、バイアス電圧が給電できれば、たとえば
樹脂シャフト等でもよく、バイアス電圧を表面導電層3
3Cまたは弾性体層33Bに給電するタイプのローラに
おいては、支持体を導電性にする必要もなく絶縁体の材
料でもよい。
【0047】トナ−移送ロ−ラ34は、現像ローラ33
へのトナーTの供給と現像後の現像ローラ33上のトナ
ーTの掻き取りという2つの役割を有しており、このた
め、上記トナ−移送ロ−ラ34は、金属シャフト34A
の外周に、密度1.0g/cm3 程度、伸び150%以
上、セル数80セル/ inc以上、圧縮残留歪10%以
下、電気抵抗値104 〜108 Ω・cmである軟質ポリウ
レタンフォーム[商品名:エバーライト、ブリジストン
(株)社製]の層34Bを有している。また、現像ロー
ラ33に対する接触深さは0.2〜1.0mm程度、接触
幅0.5〜4.0mmとし、回転速度を現像ローラ33に
対してアゲインスト方向(矢印C方向)に1/2〜等速
(現像ローラ周速比)に設定した。
【0048】さらに、トナ−移送ロ−ラ34の金属シャ
フト34Aにトナ−供給バイアス電源(可変)V2 から
保護抵抗R2 を介して所定のバイアス電圧が印加される
ようになっており、良好なトナ−Tの移動性が得られる
ようになっている。
【0049】また、ブレード35は、図1に示すよう
に、第1のブレードホルダ40、スペーサ41及び第2
のブレードホルダ42により保持されている。第1のブ
レードホルダ40は軸43を介して回動自在に支持され
ているとともに加圧用の複数の圧縮スプリング44によ
り所定方向に回動するように常時付勢された状態となっ
ており、ブレード35は、圧縮スプリング44の付勢力
により現像ローラ33に押圧される。
【0050】ブレード35の背面には、モルトプレン等
でできた発泡材45が貼着されており、この発泡材45
が第1のブレードホルダ40に取り付けられたバッフル
板46に当接するようになっている。これにより、ブレ
ード35の振動を押さえ、良好なトナ−Tの層形成がで
きるようになっている。
【0051】また、ブレード35は、図5に示すよう
に、支持部材である薄板バネ材35Aの先端部に、例え
ばシリコンゴムやウレタン等のゴム弾性体または樹脂か
らなるチップ35Bを長手方向に少なくとも画像形成幅
より大きい領域に設け、このチップ35Bが現像ローラ
33に所定の加重で押圧されるようになっている。
【0052】上記複数の圧縮スプリング44は、ブレー
ド35の薄板バネ材35Aのバネ定数より低いため、ブ
レード35の当接部が摩耗してもほとんど加圧力の変化
がなく、良好なトナー薄層を維持できるようになってい
る。ここを通過するトナ−Tは、感光体ドラム3と同極
性の負の摩擦帯電を帯び、現像ローラ33の表面に1層
〜3層程度のトナ−Tの層を形成する。
【0053】また、ブレード35の両端部にはウレタン
フォームからなるシ−ル材35C,35Cが取付けられ
ている。シール材35C,35Cは、チップ35Bの高
さよりも厚くしてあり、トナーTの両端方向への移動を
確実にシールしている。
【0054】薄板バネ材35Aは、ステンレスや銅系の
バネ材で形成される。バネ定数が大きいとゴム弾性体ま
たは樹脂からなるチップ35Bの摩耗の速度が速いた
め、好ましくはステンレスよりもバネ定数の小さい、ベ
リリウム銅・リン青銅・洋白等の銅系のバネ材を使用し
た方が効果的である。なお、本発明における実施例では
コスト面からリン青銅板を使用し、板厚は0.2mmのも
のを使用した。板厚に関しては0.1〜2.0mm程度の
範囲において良好であった。
【0055】ブレード35においては、チップ35Bが
現像ローラ33に対して確実に圧接されなければトナー
薄層にムラが生じる。ゆえに、チップ35Bが現像ロー
ラ33と接する部分の精度が要求されるが、実験から真
直度50μm以下であればトナー薄層の形成ムラが無視
できるレベルとなることがわかった。
【0056】また、チップ35Bは、図6に拡大して詳
図するように、断面半円形を呈した第1の突起部35E
と、この第1の突起部35Eの表面に形成された微小な
第2の突起部35Fとで構成されている。上記微小な第
2の突起部35Fを設けることにより、現像ローラ33
の当接部において第2の突起部35Fに荷重が集中して
第2の突起部35Fが変形を受けてなじみ易くなるの
で、トナ−層の形成が良好に行え、トナー層形成不良に
よる濃度ムラ等の画像不良をなくすることができる。
【0057】なお、本発明における一実施例では、現像
ローラ33に対するブレード35はアゲンストの位置と
したが、本発明においてはこれに限定されることなくウ
ィズの位置でもよい。以上、詳述した主要構成部材を搭
載した本発明の現像装置8を用いて、全面ベタ黒画像を
出力し、トナ−供給ロ−ラ34の特性と画質との相関を
求めた。
【0058】感光体ドラム3の表面電位(VO );−5
00v(Vs )〜70v(VL )に対して、現像バイア
ス電位(VD );−200vを現像バイアス電源V1
ら保護抵抗R1 を介して現像ローラ33の金属シャフト
33Aに印加するとともに、トナー供給バイアス電位
(Vs);−200〜−400vをトナ−供給バイアス電
源(可変)V2 から保護抵抗R2 を介してトナー供給ロ
ーラ34の金属シャフト34Aに印加している。
【0059】また、現像ローラ33は、感光体ドラム3
と接触0.5〜4.0mmで、またトナー供給ローラ34
は現像ローラ33と同じく接触幅0.5〜4.0mmで、
それぞれ接触しながら図中の矢印方向に回転している。
感光体ドラム3とトナー供給ローラ34の周速は70mm
/sec 、現像ローラ33の周速は140mm/sec であ
る。なお、現像ローラ12は前述した電気抵抗値107
Ω・cm程度のものを使用した。図7はトナー供給バイア
ス電位(Vs )を−200〜−400vまで可変させて
いった時の現像ローラ33上のトナー搬送量を示す。
【0060】トナー搬送量は、図8に示す吸引装置50
の吸引ノズル51を現像ロール33の鉛直上に適当な間
隔を設けて配置し、現像装置駆動手段(駆動モータ)5
2により現像ローラ33を10回転させ、その間の吸引
量(現像装置8の重量変化分)を測定し、これをベタ黒
画像出力時の搬送量として近似したものである。
【0061】実験結果より明らかなように、トナー供給
ローラ34に現像ローラ33と同電位のバイアス電圧を
印加するよりも(Vs =VD )、トナー供給ローラ34
から現像ローラ33側にトナーが誘導(供給)される方
向に電界を発生させるようなバイアス電圧をそれぞれに
印加する方が、すなわちトナー供給ローラ34に印加す
るバイアス電圧を現像ローラ33に印加するバイアス電
圧よりもトナーの極性側に大きくした方が((-) トナ
ー;Vs −VD <0、(+) トナー;Vs −VD >0)、
ベタ黒画像出力時のトナー供給能に優れていることがわ
かった。
【0062】同時にベタ黒画像を比較したところ、トナ
ー供給ローラ34に現像ローラ33と同電位のバイアス
電圧を印加した場合(Vs =VD)は、従来例に見られた
ようにベタ画像の先端濃度に比べ後端濃度が低くなり、
緻密性に劣ることを確認した。
【0063】現像ローラ33とトナー供給ローラ34の
バイアス電位差、すなわちトナー供給バイアス電位(
s −VD )は200v以下が好ましい。この理由は
互いに接触した半導電性のロール間に電位差を生じさせ
ているので、高バイアスを印加すると電圧リークが起こ
り逆効果となり、トナー薄層の緻密性が著しく低下して
しまうからである。
【0064】トナー供給ローラ34に要求される電気特
性を確認するため、保護抵抗R2 を介さずに、金属シャ
フト34Aと軟質ポリウレタンフォームの層34Bとの
表面間の電気抵抗値を変化させて現像実験を行った。図
9および図10は、トナー供給ロ−ラ34の電気抵抗値
を変化させた場合のトナー供給バイアス電位の変化量と
リーク電流とを示したものである。
【0065】この結果から、トナー供給ローラ34と金
属シャフト34Aとの間の電気抵抗値は105 〜107
Ω・cm程度がよいことがわかる。すなわち、瞬間的に高
絶縁抵抗のトナー粒子が現像ローラ33上に存在しなく
なるベタ黒画像出力時において、トナー供給ローラ34
の抵抗が低すぎるとリーク電流が増大し、トナー薄層の
緻密性が悪くなり、逆に抵抗が高すぎるとトナー供給ロ
ーラ34自体が自己バイアスを持つためトナー供給ロー
ラ34の表面電位が低下し、トナー供給量が減少してし
まうからである。
【0066】したがって、適当な抵抗値の保護抵抗R2
を介在させた場合、トナー供給ローラ34と金属シャフ
ト34Aとの間の電気抵抗値は104 〜108 Ω・cm程
度が好ましいと言える。
【0067】以上詳細に説明したような現像装置8を用
い、現像ローラ33とトナー供給ローラ34に異なるバ
イアス電圧を印加し、その結果現像ローラ33側にトナ
ーTを静電的に誘導(供給)させる電界を発生させ、且
つ、バイアス電圧のリークを防ぐため現像ローラ33お
よびトナー供給ローラ34の体積固有抵抗を所定の範囲
に設定し、各々のバイアス経路に適当な保護抵抗R1
2 を介在させた結果、全面ベタ黒画像等広域にわたり
高濃度を必要とする連続画像においても、現像ローラ3
3へのトナー供給量を不足させることなく、画像濃度の
差のない安定した高画質現像を行うことが可能となっ
た。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の現像
装置によれば、現像剤搬送手段と現像剤供給手段との間
に、現像剤搬送手段に現像剤が誘導(供給)される方向
に電界を発生するように各手段に所定のバイアス電圧を
印加したから、全面ベタ黒画像など広域にわたり高濃度
を必要とする連続画像においても、現像剤搬送手段への
現像剤供給量が不足することなく、画像濃度の差のない
安定した高画質現像を行うことができるといった効果を
奏する。
【0069】また、請求項2記載の現像装置によれば、
さらに、現像剤搬送手段と現像剤供給手段の体積固有抵
抗を104 〜108 Ω・cmの範囲に設定するとともにバ
イアス電圧をそれぞれ保護抵抗を介在して印加するた
め、バイアス電圧のリークを防いで持続的かつ安定した
現像剤供給が行われ、より良好かつ安定した高画質現像
を行うことが可能となるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の現像装置の一実施例を示す断面図。
【図2】図1の現像装置を採用した画像形成装置の内部
構成を概略的に示す正面図。
【図3】図1に示す現像ロ−ラの一部を断面して示す斜
視図。
【図4】現像ローラにおけるトナー搬送量とトナー供給
バイアス電位および画像との相関を示す図。
【図5】図1に示すブレードの斜視図。
【図6】ブレード先端部の拡大図。
【図7】現像ローラの電気抵抗値と表面電位および画像
との相関を示す図。
【図8】本発明の現像装置のトナー搬送量測定装置の構
成説明図。
【図9】トナー供給ローラの電気抵抗値とトナー供給バ
イアス電位の変化量および画像との相関を示す図。
【図10】トナー供給ローラにおける電気抵抗値とリー
ク電流値および画像との相関を示す図。
【符号の説明】
1…画像形成装置、3…感光体ドラム(像担持体)、8
…現像装置(清掃兼用の現像手段)、33…現像ロー
ラ、33A…金属シャフト(支持体)、33B…弾性体
層、33C…表面導電層、V1 …現像バイアス電源、R
1 …保護抵抗、34…トナ−供給ロ−ラ(現像剤供給手
段)、34A…金属シャフト(支持体)、34B…軟質
ポリウレタンフォームの層、V2 …トナ−供給バイアス
電源(可変)、R2 …保護抵抗、35…ブレ−ド(現像
剤層形成手段)、35A…薄板バネ材、35B…チッ
プ、35E…第1の突起部、35F…第2の突起部、T
…トナ−(現像剤)、TI…トナ−像(現像剤像)、P
…用紙(被転写材)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大沢 重信 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一成分現像剤の薄層を像担持体に近接ま
    たは接触させることによって前記像担持体上の潜像を可
    視化する現像装置であって、 前記一成分現像剤を収容する現像剤収容部を有する現像
    装置本体と、 この現像装置本体内かつ前記像担持体の被現像部に対向
    するように配置され現像剤を前記被現像部に供給する回
    転駆動可能な現像剤搬送手段と、 この現像剤搬送手段の表面に前記一成分現像剤の薄層を
    形成する現像剤層形成手段と、 前記現像装置本体内かつ現像剤搬送手段に圧接しつつ回
    転可能に設けられ前記現像剤収容部の現像剤を前記現像
    剤搬送手段に供給する現像剤供給手段と、 前記現像剤供給手段および前記現像剤搬送手段に対しこ
    れらの間の電位差が200v以下となり、かつ現像剤供
    給手段側が現像剤搬送手段側より現像剤の極性側に大き
    く設定されたバイアス電圧をそれぞれ印加するバイアス
    印加手段と、を具備してなることを特徴とする現像装
    置。
  2. 【請求項2】 一成分現像剤の薄層を像担持体に近接ま
    たは接触させることによって前記像担持体上の潜像を可
    視化する現像装置であって、 前記一成分現像剤を収容する現像剤収容部を有する現像
    装置本体と、 この現像装置本体内かつ前記像担持体の被現像部に対向
    するように配置され現像剤を前記被現像部に供給する回
    転駆動可能でかつ体積固有抵抗が104 〜108 Ω・cm
    の現像剤搬送手段と、 この現像剤搬送手段の表面に前記一成分現像剤の薄層を
    形成する現像剤層形成手段と、 前記現像装置本体内かつ現像剤搬送手段に圧接しつつ回
    転可能に設けられ前記現像剤収容部の現像剤を前記現像
    剤搬送手段に供給する体積固有抵抗が104 〜108 Ω
    ・cmの現像剤供給手段と、 前記現像剤供給手段および前記現像剤搬送手段に対しこ
    れらの間の電位差が200v以下となり、かつ現像剤供
    給手段側が現像剤搬送手段側より現像剤の極性側に大き
    く設定されたバイアス電圧をそれぞれ保護抵抗を介在し
    て印加するバイアス印加手段と、を具備してなることを
    特徴とする現像装置。
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