JP6680246B2 - 表示計、表示装置、および表示方法 - Google Patents

表示計、表示装置、および表示方法 Download PDF

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Description

本発明は、ブレーキペダルやアクセルペダルといったペダルの踏み込み量に対応する表示情報を表示するための表示計、表示装置、および表示方法に関し、特に、自動運転から手動運転への切替時におけるペダルの引継を支援する表示計、表示装置、および表示方法に関する。
近年、車両の運転モードとして、運転者の運転操作に基づいて車両を走行させる手動運転モード以外に、運転者の運転操作によらず予め設定された経路に沿って車両を走行させる自動運転モードの開発が進められている。自動運転モードは、例えば、GPS(Global Positioning System)を利用したナビゲーションシステムの情報や、路車間通信により取得される交通情報、周囲の人や車両の位置と動きを監視する周囲モニタリングシステムの情報をもとに、パワーユニットや操舵装置、ブレーキ等を制御することで、車両の自動運転を可能にするものである(例えば特許文献1を参照)。
このような自動運転モードによって、運転者の運転操作の負担軽減や交通渋滞の緩和等の効果が期待されている。
例えば、高速道路は、路車間通信も整備され、信号もなく、歩行者もおらず、車線も片側に確実に設けられており、運転操作の大部分が、比較的単調なものになることから、自動運転モードでの運転に適した区間であると考えられる。しかしながら、路車間通信が整備されていなかったり、両側一車線しかなかったり、車線が消えているような一般道では、まだまだ自動運転モードでの運転は困難である。
したがって、高速道路において自動運転モードで運転していても、高速道路を出る場合には、一般道に到達するまでに、自動運転モードから手動運転モードへ切り替える必要がある。
例えば、走行計画にしたがって、車両が高速道路を自動運転モードで走行している場合、車両側では、現在位置から、高速道路の出口および一般道までの距離を常に把握できるので、現在の速度から、高速道路を出て、一般道に到達するまでの所要時間をも推定することができる。そして、例えば、一般道に到達するまでの時間が60秒になった時点で、「まもなく一般道に入ります。60秒後に、手動運転モードに切り替えます。それまでに、手動運転の準備を完了させて下さい」というような音声アナウンスが出力される。また、カーナビ画面、タブレット画面、メータ画面等の画面から、「あと60秒」、「あと59秒」・・・・のようなカウントダウン表示がなされる。
一方、高速道路を自動運転モードで走行している場合であっても、例えば霧や大雨といった天候不良によって、車両の外部センサが正常に動作しなくなることによって、自動運転モードを継続できなくなる場合もありうる。このような場合、車両によって、自動運転モードを継続できないことが判断され、「天候不良により自動運転モードを継続できないので、60秒後に、手動運転モードに切り換えます。それまでに、手動運転の準備を完了させて下さい」のような音声アナウンスが出力される。この場合も同様に、「あと60秒」、「あと59秒」・・・・のようなカウントダウン表示がなされる。
なお、自動運転モードから手動運転モードへの切り替え準備のための時間は、自動車メーカ等によって個別に適切に設定されるものであり、前述した60秒は一例であって、限定されるものではない。
運転者は、カウントダウンが終了するまでの間、すなわち、自動運転が行われている状態において、運転姿勢を取り、ハンドルを握り(ハンドルの引継)、アクセルやブレーキといったペダルを調整し(ペダルの引継)、前後左右の確認を行い、目線を前方に向ける(目線の引継)といった、手動運転に必要な一連の引継を完了させねばならない。
自動運転モードでは、ハンドルの操舵と、加速や減速とが、自動的に行われている。したがって、自動運転モード中に、運転者が、ハンドルを操舵したり、アクセルやブレーキのペダルを踏み込んでも、その動作は、車両には伝わらず、車両は何ら影響を受けない。
一方、手動運転モードに切り替わると、ハンドルの操舵は行われなくなるので、運転者は、手動運転モードに切り替わるまでに、自分でハンドルを握り、手動で操舵できるように準備する必要がある。
また、手動運転モードでは、運転者がペダルを踏み込まなければ、加速も減速もされないので、特に坂道を下っている場合のように、自動運転モードにおいて減速されていた状態から手動運転モードに切り替わった場合には、運転者がブレーキを引き続き踏み込むことをしなければ、急に減速されなくなる。同様に、自動運転モードにおいて加速されていた状態から手動運転モードに切り替わった場合には、運転者がアクセルを踏み込むことをしなければ、急に加速されなくなる。このような場合、自動運転モードから手動運転モードに切り替わった途端に運転が不安定になる。
したがって、運転者は、これを回避するために、自動運転モードにおいて減速されている場合には、手動運転モードに切り替わる前に、その減速に応じた踏み込み量でブレーキペダルを踏み込む必要がある。同様に、自動運転モードにおいて加速されている場合には、手動運転モードに切り替わる前に、その加速に応じた踏み込み量でアクセルペダルを踏み込む必要がある。
メーカによっては、自動運転モード中は、加速や減速にあわせて、アクセルペダルやブレーキペダルの踏み込み位置が変化するようなタイプの車両が製造されている。この種の車両の場合、運転者は、ペダルに足を載せておけば、ペダルの踏み込み量を引き継ぐことができるので、ペダルの引継は容易であろう。
特開2015−141053号公報
一方、メーカによっては、自動運転モード中は、自動運転制御装置によって加速や減速がなされている間、アクセルペダルやブレーキペダルの踏み込み位置が変化しないようなタイプの車両も製造されている。この種の車両の場合、運転者は、ペダルに足を載せても、ペダルの踏み込み量を引き継ぐことはできない。
また、前述したように、自動運転モード中は、運転者がアクセルペダルやブレーキペダルを踏み込んでも、その動作は、車両には伝わらず、車両は何ら影響を受けない。したがって、運転者は、加速されている場合には、どれくらいのアクセルペダルの踏み込み量に相当しているのか、また、減速されている場合には、どれくらいのブレーキペダルの踏み込み量に相当しているのかを把握することができない。
従って、この種の車両の場合、運転者は、ペダルの引継は容易ではなく、手動運転モードに切り替わった途端に運転が不連続になる恐れがあるという問題がある。
本発明はこのような事情を鑑みてなされたものであり、自動運転モード中、アクセルやブレーキといったペダルの踏み込み位置が変化しないタイプの車両のために、自動運転モードから手動運転モードへの切替時におけるペダルの引継を支援する表示計、表示装置、および表示方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明では、以下のような手段を講じる。
すなわち、この発明の第1の態様は、車両のブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を表示する表示計であって、前記ブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を表す目盛が表示された第1の表示面と、前記車両の走行中に計測された制動量に対応する前記ブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を、前記第1の表示面において指し示す第1のインジケータと、前記ブレーキペダルの踏み込み操作が、前記車両の制動に影響を与えない状態においてなされた場合における前記ブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を、前記第1の表示面において指し示す第2のインジケータとを備える。
また、この発明の第2の態様は、第1の態様の表示計において、前記車両のアクセルペダルの踏み込み量に対応する表示情報を表す目盛が表示された第2の表示面と、前記車両の走行中に計測された速度に対応する前記アクセルペダルの踏み込み量に対応する表示情報を、前記第2の表示面において指し示す第3のインジケータと、前記アクセルペダルの踏み込み操作が、前記車両の速度に影響を与えない状態においてなされた場合における前記アクセルペダルの踏み込み量に対応する表示情報を、前記第2の表示面において指し示す第4のインジケータとをさらに備え、前記第1の表示面と、前記第2の表示面とが隣接して配置され、前記第1の表示面において表示される目盛の正方向と、前記第2の表示面において表示される目盛の正方向とは、互いに逆の方向である。
さらに、この発明の第3の態様は、第1の態様の表示計において、前記第1の表示面は、中心点を中心に形成される回転周上に目盛が表示され、前記第1のインジケータは、前記車両の走行中に計測された制動量に対応する前記ブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を指し示すために、前記中心点を中心として回動可能であり、前記第2のインジケータは、前記ブレーキペダルの踏み込み操作が、前記車両の制動に影響を与えない状態においてなされた場合における前記ブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を指し示すために、前記中心点を中心として回動可能である。
さらにまた、この発明の第4の態様は、第2の態様の表示計において、前記第2の表示面は、前記中心点を中心に形成される回転周上に目盛が表示され、前記第3のインジケータは、前記車両の走行中に計測された速度に対応する前記アクセルペダルの踏み込み量に対応する表示情報を指し示すために、前記中心点を中心として回動可能であり、前記第4のインジケータは、前記アクセルペダルの踏み込み操作が、前記車両の速度に影響を与えない状態においてなされた場合における前記アクセルペダルの踏み込み量に対応する表示情報を指し示すために、前記中心点を中心として回動可能であり、前記第1の表示面と、前記第2の表示面とが、隣接して配置されることによって、1つの表示面を形成する。
この発明の第5の態様は、第1の態様の表示計において、前記第1の表示面は、線方向に沿って目盛が表示され、前記第1のインジケータは、前記車両の走行中に計測された制動量に対応する前記ブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を指し示すために、前記線方向に沿って正逆移動可能であり、前記第2のインジケータは、前記ブレーキペダルの踏み込み操作が、前記車両の制動に影響を与えない状態においてなされた場合における前記ブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を指し示すために、前記線方向に沿って正逆移動可能である。
この発明の第6の態様は、第2および第5の態様の表示計において、前記第2の表示面は、線方向に沿って目盛が表示され、前記第3のインジケータは、前記車両の走行中に計測された速度に対応する前記アクセルペダルの踏み込み量に対応する表示情報を指し示すために前記線方向に沿って正逆移動可能であり、前記第4のインジケータは、前記アクセルペダルの踏み込み操作が、前記車両の速度に影響を与えない状態においてなされた場合における前記アクセルペダルの踏み込み量に対応する表示情報を指し示すために前記線方向に沿って正逆移動可能であり、前記第1の表示面と、前記第2の表示面とが隣接して配置されることによって、1つの表示面を形成する。
この発明の第7の態様は、車両のブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を表示する表示装置であって、前記車両の走行中に計測された制動量に対応する前記ブレーキペダルの踏み込み量を推定する第1の推定部と、第1の表示計とを備える。前記第1の表示計は、前記ブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を表す目盛が表示された第1の表示面と、前記第1の推定部によって推定された前記ブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を、前記第1の表示面において指し示す第1のインジケータと、前記ブレーキペダルの踏み込み操作が、前記車両の制動に影響を与えない状態においてなされた場合における前記ブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を、前記第1の表示面において指し示す第2のインジケータとを備える。
この発明の第8の態様は、第7の態様の表示装置において、前記車両の走行中に計測された速度に対応する前記車両のアクセルペダルの踏み込み量を推定する第2の推定部と、第2の表示計とを備える。前記第2の表示計は、前記アクセルペダルの踏み込み量に対応する表示情報を表す目盛が表示された第2の表示面と、前記第2の推定部によって推定された前記アクセルペダルの踏み込み量に対応する表示情報を、前記第2の表示面において指し示す第3のインジケータと、前記アクセルペダルの踏み込み操作が、前記車両の速度に影響を与えない状態においてなされた場合における前記アクセルペダルの踏み込み量に対応する表示情報を、前記第2の表示面において指し示す第4のインジケータとをさらに備える。前記第1の表示面と、前記第2の表示面とが隣接して配置され、前記第1の表示面において表示される目盛の正方向と、前記第2の表示面において表示される目盛の正方向とは、互いに逆の方向である。
この発明の第9の態様は、第7または第8の態様の表示装置において、前記第1の推定部によって推定された前記ブレーキペダルの踏み込み量と、前記ブレーキペダルの踏み込み操作が、前記車両の制動に影響を与えない状態においてなされた場合における前記ブレーキペダルの踏み込み量との差が、所定値以内であるか否かを判定する判定部と、前記判定部によって、前記差が、前記所定値以内であると判定された場合、その旨を報知する報知部とをさらに備える。
この発明の第10の態様は、車両のブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を表示する方法であって、前記車両の走行中に計測された制動量に対応する前記ブレーキペダルの踏み込み量を、第1の推定部によって推定し、前記第1の推定部によって推定された前記ブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を、前記ブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を表す目盛が表示された、第1の表示計の第1の表示面において、前記第1の表示計の第1のインジケータによって指し示し、前記ブレーキペダルの踏み込み操作が、前記車両の制動に影響を与えない状態においてなされた場合における前記ブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を、前記第1の表示面において、前記第1の表示計の第2のインジケータによって指し示す。
この発明の第11の態様は、第10の態様の表示方法において、前記車両の走行中に計測された速度に対応する前記車両のアクセルペダルの踏み込み量を、第2の推定部によって推定し、前記第2の推定部によって推定された前記アクセルペダルの踏み込み量に対応する表示情報を、前記アクセルペダルの踏み込み量に対応する表示情報を表す目盛が表示された、第2の表示計の第2の表示面において、前記第2の表示計の第3のインジケータによって指し示し、前記アクセルペダルの踏み込み操作が、前記車両の速度に影響を与えない状態においてなされた場合における前記アクセルペダルの踏み込み量に対応する表示情報を、前記第2の表示面において、前記第2の表示計の第4のインジケータによって指し示し、前記第1の表示面と、前記第2の表示面とを、隣接して配置し、前記第1の表示面において表示される目盛の正方向と、前記第2の表示面において表示される目盛の正方向とを、互いに逆の方向とした。
したがって、この発明の第1、7、10の態様によれば、自動運転モード中に、自動運転制御装置によって制御されている制動量に対応するブレーキペダルの推定される踏み込み量と、運転者によって実際に踏み込まれたブレーキペダルの踏み込み量との相違の程度を、表示計から示すことが可能となる。これによって、手動運転モードへの切替までになされる必要のあるブレーキペダルの引継を支援することが可能となる。
また、この発明の第2、8、11の態様によれば、第1、7、10の態様に加えて、自動運転モード中に、自動運転制御装置によって制御されている速度に対応するアクセルペダルの推定される踏み込み量と、運転者によって実際に踏み込まれたアクセルペダルの踏み込み量との相違の程度も、表示計から示すことも可能となる。このように、ブレーキペダルの踏み込みに関する表示と、アクセルペダルの踏み込みに関する表示とを、1つの表示面において行うことができる。これによって、手動運転モードへの切替までになされる必要のあるブレーキペダルやアクセルペダルの引継を支援することが可能となる。
この発明の第3の態様によれば、円形状の表示面を備えており、円の中心点を中心としてインジケータが回動することによって、自動運転モード中に、自動運転制御装置によって制御されている制動量に対応するブレーキペダルの推定される踏み込み量と、運転者によって実際に踏み込まれたブレーキペダルの踏み込み量とをアナログ形式で表示することが可能となる。
この発明の第4の態様によれば、第3の態様に加えて、円の中心点を中心としてインジケータが回動することによって、自動運転モード中に、自動運転制御装置によって制御されている速度に対応するアクセルペダルの推定される踏み込み量と、運転者によって実際に踏み込まれたアクセルペダルの踏み込み量ともまた、アナログ形式で表示することが可能となる。このように、ブレーキペダルの踏み込みに関する表示と、アクセルペダルの踏み込みに関する表示とを、円形状の1つの表示面において行うことができる。
この発明の第5の態様によれば、線方向に沿ってメモリが表示された表示面を備えており、線方向に沿ってインジケータが移動することによって、自動運転モード中に、自動運転制御装置によって制御されている制動量に対応するブレーキペダルの推定される踏み込み量と、運転者によって実際に踏み込まれたブレーキペダルの踏み込み量とをアナログ形式で比較することが可能となる。
さらに、この発明の第6の態様によれば、第5の態様に加えて、線方向に沿ってインジケータが移動することによって、自動運転モード中に、自動運転制御装置によって制御されている速度に対応するアクセルペダルの推定される踏み込み量と、運転者によって実際に踏み込まれたアクセルペダルの踏み込み量とをアナログ形式で比較することが可能となる。このように、ブレーキペダルの踏み込みに関する表示と、アクセルペダルの踏み込みに関する表示とを、方形の1つの表示面において行うことができる。
この発明の第9の態様によれば、自動運転モード中に、自動運転制御装置によって制御されている制動量に対応するブレーキペダルの推定される踏み込み量と、運転者によって実際に踏み込まれたブレーキペダルの踏み込み量とがほぼ等しいことを、運転者に対して報知することが可能となる。
本実施形態に係る表示装置がブレーキペダルの引継の支援を行う場合における情報の流れを示す概念図である。 本実施形態に係る表示装置がアクセルペダルの引継の支援を行う場合における情報の流れを示す概念図である。 本実施形態に係る表示装置の構成例を示す機能ブロック図である。 表示計の一例を示す外観図である。 ブレーキペダルの踏み込み時における動作例を示すフローチャート(1/2)である。 ブレーキペダルの踏み込み時における動作例を示すフローチャート(2/2)である。 アクセルペダルの踏み込み時における動作例を示すフローチャート(1/2)である。 アクセルペダルの踏み込み時における動作例を示すフローチャート(2/2)である。 表示計の変形例を示す外観図である。 表示計の別の変形例を示す外観図である。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら説明する。
本発明の実施形態に係る表示方法が適用された表示装置を図面を用いて説明する。
(構成)
本実施形態に係る表示装置は、自動運転モードから手動運転モードへの切替時におけるブレーキペダルおよびアクセルペダルの引継の支援に好適な表示装置である。
図1は、本実施形態に係る表示装置10がブレーキペダル71の引継の支援を行う場合における情報の流れを示す概念図である。
図2は、本実施形態に係る表示装置10がアクセルペダル76の引継の支援を行う場合における情報の流れを示す概念図である。
一般に車両60は、基本設備として、動力源および変速装置を含むパワーユニットと、ステアリングホイールが装備された操舵装置とを備えている。また、表示装置10は、自動運転モードから手動運転モードへの切替時におけるブレーキペダル71やアクセルペダル76の引継の支援のために使用される。したがって、車両60には、自動運転を制御するための自動運転制御装置や、当該自動運転制御装置における制御に使用されるセンシングデータを提供するためのブレーキペダルセンサ、アクセルペダルセンサ、GPS受信機、ジャイロセンサ、車速センサ、およびステアリングセンサ等も備えられている。しかしながら、図1および図2には、これらは図示されておらず、図1には、ブレーキペダル71の引継の支援に関連する部位のみが示され、図2には、アクセルペダル76の引継の支援に関連する部位のみが示されている。
図3は、本実施形態に係る表示装置10の構成例を示す機能ブロック図である。
表示装置10は、自動運転モード中は、ブレーキペダル71やアクセルペダル76の踏み込み位置が変化することなく、ブレーキペダル71の踏み込み操作が、車両60の制動に影響を与えず、アクセルペダル76の踏み込み操作が、車両60の速度に影響を与えないタイプの車両60に適用される。
表示装置10はまた、コンピュータを構成するCPU(Central Processing Unit)およびプログラムメモリを有し、本実施形態を実現するために必要な制御機能として、推定部20と、表示制御部22と、表示計40と、一致度判定部24と、報知制御部26と、例えばスピーカのような警報部21および報知部28とを備えている。これらの制御機能のうち、推定部20と、表示制御部22と、一致度判定部24と、報知制御部26とは上記プログラムメモリに格納されたプログラムを上記CPUに実行させることにより実現される。
図4は、表示計40の一例を示す外観図である。
表示計40は、中心点Xを中心に形成される円形状の表示面42と、インジケータ44と、インジケータ46とを備えている。
表示面42の左半円部分42(#L)には、ブレーキペダル71の踏み込み量に対応する表示情報を表す目盛が表示されている。この表示情報は、ブレーキペダル71の踏み込み量の大きさを表す数値であれば、任意の単位のものを使うことが可能である。
左半円部分42(#L)における目盛は、12時の位置が0(ゼロ)に対応し、反時計回り方向に沿って徐々に値が大きくなり、6時の位置が最大となる。つまり、目盛0は、ブレーキペダル71が踏み込まれていない状態に相当し、目盛0から反時計回りに沿って進むほど、ブレーキペダル71の踏み込み量が深く(多く)なり、6時の位置が、ブレーキペダル71が最大に踏み込まれた状態に相当する。
一方、表示面42の右半円部分42(#R)には、アクセルペダル76の踏み込み量に対応する表示情報を表す目盛が表示されている。この表示情報は、アクセルペダル76の踏み込み量の大きさを表す数値であれば、任意の単位のものを使うことが可能である。
右半円部分42(#R)における目盛は、12時の位置が0(ゼロ)に対応し、時計回り方向に沿って徐々に値が大きくなり、6時の位置が最大となる。つまり、目盛0は、アクセルペダル76が踏み込まれていない状態に相当し、目盛0から時計回りに沿って進むほど、アクセルペダル76の踏み込み量が深く(多く)なり、6時の位置が、アクセルペダル76が最大に踏み込まれた状態に相当する。
このように、表示面42は、ブレーキペダル71の踏み込み量に対応する表示情報を表す目盛が表示されている左半円部分42(#L)と、アクセルペダル76の踏み込み量に対応する表示情報を表す目盛が表示されている右半円部分42(#R)とから構成される。すなわち、表示面42は、互いに隣接して配置された左半円部分42(#L)と右半円部分42(#R)との結合によって形成される。
このような表示面42を備えた表示計40は、運転席のフロントパネルに配置されることが好適である。
インジケータ44は、表示面42において、中心点Xを中心として回動する。これによって、車両60が自動運転モードでの走行中に、図示しない自動運転制御装置によってブレーキが掛けられた場合には、このブレーキによって発生される、車両60の走行に逆らう抵抗力の大きさを示す制動量に対応するブレーキペダル71の踏み込み量を指し示すために、左半円部分42(#L)側に振れる。一方、車両60が自動運転モードでの走行中に、図示しない自動運転制御装置によってアクセルが踏み込まれた場合には、この速度に対応するアクセルペダル76の踏み込み量を指し示すために、インジケータ44は、右半円部分42(#R)側に振れる。
インジケータ46もまた、表示面42において、中心点Xを中心として回動可能である。インジケータ46は、車両60が自動運転モードでの走行中、すなわち、ブレーキペダル71の踏み込み操作が、車両60の制動に影響を与えない状態において、運転者によってなされたブレーキペダル71の踏み込み量に対応する表示情報を表示面42において指し示すために、左半円部分42(#L)側に振れる。一方、車両60が自動運転モードでの走行中、すなわち、アクセルペダル76の踏み込み操作が、車両60の速度に影響を与えない状態において、運転者によってなされたアクセルペダル76の踏み込み量に対応する表示情報を表示面42において指し示すために、インジケータ46は、右半円部分42(#R)側に振れる。
次に、上記の様にインジケータ44、46が動作するための構成について説明する。
(ブレーキペダルの踏み込み時)
図1に示すように、一般に、ブレーキペダル71が踏み込まれると、踏み込み量に応じた入力bが変換器72に入力され、入力bが電気信号cに変換され、ブレーキECU73へ出力される。ブレーキECU73では、電気信号cに応じて、ブレーキ機能を実現する油圧装置74を制御するための制御信号dが生成される。
制御信号dは、手動運転モードの場合には、油圧装置74へ出力され、油圧装置74は、制御信号dに応じた制動信号aを車輪駆動部70へ出力することによって、車輪の駆動を制動する。しかしながら、自動運転モードの場合には、車両60を減速させる場合、ブレーキペダル71の踏み込み操作に関わらず、図示しない自動運転制御装置によってブレーキECU73が制御されており、これに応じて油圧装置74が制御されることによって、適切に制動されるために、運転者がブレーキペダル71を踏み込んでも、制御信号dは、ブレーキECU73から油圧装置74へ出力されない。
本実施形態では、自動運転モードにおいて、運転者がブレーキペダル71を踏み込むことに起因して生成された制御信号dを、表示装置10が、推定部20において取得する。推定部20は、この制御信号dに基づいて、運転者によって踏み込まれたブレーキペダル71の踏み込み量を判定し、判定結果eを表示制御部22へ出力する。
推定部20はまた、常時、すなわち、自動運転モード中も、手動運転モード中も、油圧装置74から制動信号aを取得する。そして、推定部20は、制動信号aから制動量を把握するとともに、この制動量に対応するブレーキペダル71の踏み込み量を推定し、推定結果fを表示制御部22へ出力する。
表示制御部22は、表示面42の左半円部分42(#L)において、推定結果fに対応するブレーキペダル71の踏み込み量に対応する表示情報を指し示すようにインジケータ44を回動させるための指示信号Fを生成し、表示計40へ出力する。表示制御部22はまた、表示面42の左半円部分42(#L)において、判定結果eに対応するブレーキペダル71の踏み込み量に対応する表示情報を指し示すようにインジケータ46を回動させるための指示信号Eを生成し、表示計40へ出力する。
表示計40では、インジケータ44が、指示信号Fに基づいて、中心点Xを中心として回動し、表示面42の左半円部分42(#L)側に振れることによって、車両60の実際の制動量に基づいて推定されたブレーキペダル71の踏み込み量に対応する表示情報を指し示す。また、インジケータ46が、指示信号Eに基づいて、中心点Xを中心として回動し、表示面42の左半円部分42(#L)側に振れることによって、自動運転モード中に、運転者によって踏み込まれたブレーキペダル71の踏み込み量に対応する表示情報を指し示す。
このようにして、表示計40は、表示面42の左半円部分42(#L)において、車両60の実際の制動量に基づくブレーキペダル71の踏み込み量と、自動運転モード中に、運転者によって踏み込まれたブレーキペダル71の踏み込み量とをともに示す。これによって、運転者に対して、ブレーキペダル71の踏み込み量の過不足に関する情報を提供する。
なお、表示計40は、必ずしもハードウェアに限定されず、ソフトウェアによってディスプレイ上に表示されることによって実現しても良い。なお、ソフトウェアによって実現する場合、表示計40もまた、上記プログラムメモリに格納されたプログラムを上記CPUに実行させることにより実現される。
表示制御部22はまた、判定結果eと推定結果fとを一致度判定部24へ出力する。
一致度判定部24は、判定結果eと推定結果fとに基づいて、車両60の実際の走行に基づくブレーキペダル71の踏み込み量と、自動運転モード中に、運転者によって踏み込まれたブレーキペダル71の踏み込み量との差分を得る。そして、この差分が、所定値以内であるか否かを判定する。そして判定結果gを、報知制御部26へ出力する。
報知制御部26は、判定結果gが、所定値以内であることを示す場合には、制御信号hを報知部28へ出力し、報知部28に対して、例えば「ブレーキペダルの踏み込み量が適切です」というような音声アナウンスを出力するように指示する。
一方、判定結果gが、所定値以内に無いことを示す場合には、自動運転モード中に、運転者によってなされた踏み込み量が、推定される踏み込み量よりも小さいことを示すのであれば、制御信号hを報知部28へ出力し、報知部28に対して、例えば「ブレーキペダルの踏み込み量が足りません」というような音声アナウンスを出力するように指示する。逆に、判定結果gが、所定値以内に無いことを示し、自動運転モード中に、運転者によってなされた踏み込み量が、推定される踏み込み量よりも大きいことを示すのであれば、制御信号hを報知部28へ出力し、報知部28に対して、例えば「ブレーキペダルの踏み込み量が多すぎます」というような音声アナウンスを出力するように指示する。
このようにして、報知部28は、運転者に対して、ブレーキペダル71の踏み込み量が妥当であるか、また、妥当ではないのであれば、どのように調整するべきかを音声アナウンスでも伝える。
(アクセルペダルの踏み込み時)
図2に示すように、一般に、アクセルペダル76が踏み込まれると、踏み込み量に応じた入力jが変換器77に入力され、入力jが電気信号kに変換され、エンジンECU78へ出力される。エンジンECU78では、電気信号kに応じてエンジン79を制御するための制御信号mが生成される。
制御信号mは、手動運転モードの場合には、エンジン79へ出力され、制御信号mに応じてエンジン79が駆動し、駆動力nが車輪駆動部70へ伝達される。しかしながら、自動運転モードの場合には、車両60を加速させる場合、アクセルペダル76の踏み込み操作に関わらず、図示しない自動運転制御装置によってエンジンECU78が制御されており、これに応じてエンジン79から車輪駆動部70へと駆動力が適切に伝達されるために、運転者がアクセルペダル76を踏み込んでも、制御信号mは、エンジンECU78からエンジン79へ出力されない。
本実施形態では、自動運転モードにおいて、運転者がアクセルペダル76を踏み込むことに起因して生成された制御信号mを、表示装置10が、推定部20において取得する。推定部20は、この制御信号mに基づいて、自動運転モードにおいて運転者によって踏み込まれたアクセルペダル76の踏み込み量を判定し、判定結果pを表示制御部22へ出力する。
推定部20はまた、常時、すなわち、自動運転モード中も、手動運転モード中も、車速センサ75から、計測信号iを取得する。推定部20は、計測信号iから速度を把握するとともに、この速度に対応するアクセルペダル76の踏み込み量を推定し、推定結果qを表示制御部22へ出力する。
表示制御部22は、表示面42の右半円部分42(#R)において、推定結果qに対応するアクセルペダル76の踏み込み量に対応する表示情報を指し示すようにインジケータ44を回動させるための指示信号Qを生成し、表示計40へ出力する。表示制御部22はまた、表示面42の右半円部分42(#R)において、判定結果pに対応するアクセルペダル76の踏み込み量に対応する表示情報を指し示すようにインジケータ46を回動させるための指示信号Pを生成し、表示計40へ出力する。
表示計40では、インジケータ44が、指示信号Qに基づいて、中心点Xを中心として回動し、表示面42の右半円部分42(#R)側に振れることによって、車両60の実際の速度に基づいて推定されたアクセルペダル76の踏み込み量に対応する表示情報を指し示す。また、インジケータ46が、指示信号Pに基づいて、中心点Xを中心として回動し、表示面42の右半円部分42(#R)側に振れることによって、自動運転モード中に、運転者によって踏み込まれたアクセルペダル76の踏み込み量に対応する表示情報を指し示す。
このようにして、表示計40は、表示面42の右半円部分42(#R)において、車両60の実際の速度に基づくアクセルペダル76の踏み込み量と、自動運転モード中に、運転者によって踏み込まれたアクセルペダル76の踏み込み量とをともに示す。これによって、運転者に対して、アクセルペダル76の踏み込み量の過不足に関する情報を提供する。
表示制御部22はまた、判定結果pと推定結果qとを一致度判定部24へ出力する。
一致度判定部24は、判定結果pと推定結果qとに基づいて、車両60の実際の走行に基づくアクセルペダル76の踏み込み量と、自動運転モード中に、運転者によって踏み込まれたアクセルペダル76の踏み込み量との差分を得る。そして、この差分が、所定値以内であるか否かを判定する。そして判定結果rを、報知制御部26へ出力する。
報知制御部26は、判定結果rが、所定値以内であることを示す場合には、制御信号tを報知部28へ出力し、報知部28に対して、例えば「アクセルペダルの踏み込み量が適切です」というような音声アナウンスを出力するように指示する。
一方、判定結果rが、所定値以内に無いことを示す場合には、自動運転モード中に、運転者によってなされた踏み込み量が、推定される踏み込み量よりも小さいことを示すのであれば、制御信号tを報知部28へ出力し、報知部28に対して、例えば「アクセルペダルの踏み込み量が足りません」というような音声アナウンスを出力するように指示する。逆に、判定結果rが、所定値以内に無いことを示し、自動運転モード中に、運転者によってなされた踏み込み量が、推定される踏み込み量よりも大きいことを示すのであれば、制御信号tを報知部28へ出力し、報知部28に対して、例えば「アクセルペダルの踏み込み量が多すぎます」というような音声アナウンスを出力するように指示する。
このようにして、報知部28は、運転者に対して、アクセルペダル76の踏み込み量が妥当であるか、また、妥当ではないのであれば、どのように調整するべきかを音声アナウンスでも伝える。
以上のような構成によれば、自動運転モードでの走行中、運転者によってブレーキペダル71が踏み込まれた場合には、インジケータ46は、左半円部分42(#L)側に振れ、運転者によってアクセルペダル76が踏み込まれた場合には、インジケータ46は、右半円部分42(#R)側に振れることになる。なお、自動運転モードでの走行中は、ブレーキペダル71とアクセルペダル76とを同時に踏み込んでも、運転への影響はないが、本実施形態においては、表示計40における表示が正しくなされなくなる。よって、本実施形態では、運転者によってブレーキペダル71とアクセルペダル76とが同時に踏み込まれた場合には、以下の通り、警報部21が、警報を出力する。
運転者によってブレーキペダル71とアクセルペダル76とが同時に踏み込まれた場合、推定部20は、制御信号dと制御信号mとを同時に取得する。この場合、推定部20は、警報発行信号uを警報部21へ出力する。
警報部21は、警報発行信号uを取得すると、例えば「ブレーキペダルとアクセルペダルとを同時に踏み込むことはやめて下さい。」のような音声アナウンスを出力し、運転者に対して注意を促す。
(動作)
次に、以上のように構成した本実施形態に係る表示装置10の動作例を、フローチャートを用いて説明する。
(ブレーキペダルの踏み込み時における動作)
先ず、ブレーキペダル71の踏み込み時における動作例を、図5および図6に示すフローチャートを用いて説明する。
前述したように、ブレーキペダル71が踏み込まれると、踏み込み量に応じた入力bが変換器72に入力され、入力bが電気信号cに変換され、ブレーキECU73へ出力される。ブレーキECU73では、電気信号cに応じて、ブレーキ機能を実現する油圧装置74を制御するための制御信号dが生成される。
制御信号dは、手動運転モードの場合には、油圧装置74へ出力され、油圧装置74からは、制御信号dに応じた制動信号aが車輪駆動部70へ出力され、これによって車輪の駆動が制動される。しかしながら、自動運転モードの場合には、車両60を減速させる場合、ブレーキペダル71の踏み込み操作に関わらず、図示しない自動運転制御装置によってブレーキECU73が制御され、これに応じて油圧装置74が制御されることによって、適切に制動されるために、運転者がブレーキペダル71を踏み込んでも、制御信号dは、ブレーキECU73から油圧装置74へ出力されない。
自動運転モードにおいて、運転者がブレーキペダル71を踏み込むことに起因して生成された制御信号dは、表示装置10の推定部20によって取得される。そして、推定部20では、この制御信号dに基づいて、運転者によって踏み込まれたブレーキペダル71の踏み込み量が判定され、判定結果eが表示制御部22へ出力される(S1)。
推定部20ではまた、自動運転モードであるか手動運転モードであるかに関わらず、油圧装置74からの制動信号aが取得される。そして、推定部20では、制動信号aから制動量が把握され、この制動量に対応するブレーキペダル71の踏み込み量が推定され、推定結果fが表示制御部22へ出力される(S2)。
表示制御部22では、表示面42の左半円部分42(#L)において、推定結果fに対応するブレーキペダル71の踏み込み量に対応する表示情報を指し示すようにインジケータ44を回動させるための指示信号Fが生成され、表示計40へ出力される。表示制御部22ではまた、表示面42の左半円部分42(#L)において、判定結果eに対応するブレーキペダル71の踏み込み量に対応する表示情報を指し示すようにインジケータ46を回動させるための指示信号Eも生成され、表示計40へ出力される(S3)。
表示計40では、インジケータ44が、指示信号Fに基づいて、中心点Xを中心として回動し、表示面42の左半円部分42(#L)側に振れる。これによって、車両60の実際の制動量に基づいて推定されたブレーキペダル71の踏み込み量に対応する表示情報が指し示される。また、インジケータ46が、指示信号Eに基づいて、中心点Xを中心として回動し、表示面42の左半円部分42(#L)側に振れる。これによって、自動運転モード中に、運転者によって踏み込まれたブレーキペダル71の踏み込み量に対応する表示情報が指し示される(S4)。
このようにして、表示面42の左半円部分42(#L)では、車両60の実際の制動量に基づくブレーキペダル71の踏み込み量と、自動運転モード中に、運転者によって踏み込まれたブレーキペダル71の踏み込み量とがともに表示される。これによって、運転者に対して、ブレーキペダル71の踏み込み量の過不足に関する情報が提供される。
一致度判定部24では、表示制御部22からの判定結果eと推定結果fとに基づいて、車両60の実際の走行に基づくブレーキペダル71の踏み込み量と、自動運転モード中に、運転者によって踏み込まれたブレーキペダル71の踏み込み量との差分が得られる。さらに、この差分が、所定値以内であるか否かが判定され、判定結果gが、報知制御部26へ出力される(S5)。
報知制御部26では、判定結果gが、所定値以内であることを示す場合(S6:Yes)には、制御信号hが報知部28へ出力され、報知部28に対して、例えば「ブレーキペダルの踏み込み量が適切です」というような音声アナウンスを出力するように指示がなされる(S7)。
一方、判定結果gが、所定値以内に無いことを示す場合(S6:No)には、自動運転モード中に、運転者によってなされた踏み込み量が、推定される踏み込み量よりも小さいことを示す(S8:Yes)のであれば、制御信号hが報知部28へ出力され、報知部28に対して、例えば「ブレーキペダルの踏み込み量が足りません」というような音声アナウンスを出力するように指示がなされる(S9)。
逆に、判定結果gが、所定値以内に無いことを示す場合(S6:No)であっても、自動運転モード中に、運転者によってなされた踏み込み量が、推定される踏み込み量よりも大きいことを示す(S8:No)のであれば、制御信号hが報知部28へ出力され、報知部28に対して、例えば「ブレーキペダルの踏み込み量が多すぎます」というような音声アナウンスを出力するように指示がなされる(S10)。
このようにして、音声アナウンスによって、運転者に対して、ブレーキペダル71の踏み込み量をどのように調整するべきかが報知される。
(アクセルペダルの踏み込み時における動作)
次に、アクセルペダル76の踏み込み時における動作例を、図7および図8に示すフローチャートを用いて説明する。
前述したように、アクセルペダル76が踏み込まれると、踏み込み量に応じた入力jが変換器77に入力され、入力jが電気信号kに変換され、エンジンECU78へ出力される。エンジンECU78では、電気信号kに応じてエンジン79を制御するための制御信号mが生成される。
制御信号mは、手動運転モードの場合には、エンジン79へ出力され、制御信号mに応じてエンジン79が駆動され、駆動力nが車輪駆動部70へ伝達される。しかしながら、自動運転モードの場合には、車両60を加速させる場合、アクセルペダル76の踏み込み操作に関わらず、図示しない自動運転制御装置によってエンジンECU78が制御され、これに応じてエンジン79から車輪駆動部70へと駆動力が適切に伝達されるために、運転者がアクセルペダル76を踏み込んでも、制御信号mは、エンジンECU78からエンジン79へ出力されない。
自動運転モードにおいて、運転者がアクセルペダル76を踏み込むことに起因して生成された制御信号mは、表示装置10の推定部20において取得される。そして、推定部20では、この制御信号mに基づいて、運転者によって踏み込まれたアクセルペダル76の踏み込み量が判定され、判定結果pが表示制御部22へ出力される(S11)。
推定部20はまた、自動運転モードであるか手動運転モードであるかに関わらず、車速センサ75からの計測信号iが取得される。そして、推定部20では、計測信号iから速度が把握され、この速度に対応するアクセルペダル76の踏み込み量が推定され、推定結果qが表示制御部22へ出力される(S12)。
表示制御部22では、表示面42の右半円部分42(#R)において、推定結果qに対応するアクセルペダル76の踏み込み量に対応する表示情報を指し示すようにインジケータ44を回動させるための指示信号Qが生成され、表示計40へ出力される。表示制御部22はまた、表示面42の右半円部分42(#R)において、判定結果pに対応するアクセルペダル76の踏み込み量に対応する表示情報を指し示すようにインジケータ46を回動させるための指示信号Pも生成され、表示計40へ出力される(S13)。
表示計40では、インジケータ44が、指示信号Qに基づいて、中心点Xを中心として回動し、表示面42の右半円部分42(#R)側に振れる。これによって、車両60の実際の速度に基づいて推定されたアクセルペダル76の踏み込み量に対応する表示情報が指し示される。また、インジケータ46が、指示信号Pに基づいて、中心点Xを中心として回動し、表示面42の右半円部分42(#R)側に振れる。これによって、自動運転モード中に、運転者によって踏み込まれたアクセルペダル76の踏み込み量に対応する表示情報が指し示される(S14)。
このようにして、表示面42の右半円部分42(#R)では、車両60の実際の速度に基づくアクセルペダル76の踏み込み量と、自動運転モード中に、運転者によって踏み込まれたアクセルペダル76の踏み込み量とがともに表示される。これによって、運転者に対して、アクセルペダル76の踏み込み量の過不足に関する情報が提供される。
一致度判定部24では、表示制御部22からの判定結果pと推定結果qとに基づいて、車両60の実際の走行に基づくアクセルペダル76の踏み込み量と、自動運転モード中に、運転者によって踏み込まれたアクセルペダル76の踏み込み量との差分が得られる。さらに、この差分が、所定値以内であるか否かが判定され、判定結果rが、報知制御部26へ出力される(S15)。
報知制御部26では、判定結果rが、所定値以内であることを示す場合(S16:Yes)には、制御信号tが報知部28へ出力され、報知部28に対して、例えば「アクセルペダルの踏み込み量が適切です」というような音声アナウンスを出力するように指示がなされる(S17)。
一方、判定結果rが、所定値以内に無いことを示す場合(S16:No)には、自動運転モード中に、運転者によってなされた踏み込み量が、推定される踏み込み量よりも小さいことを示す(S18:Yes)のであれば、制御信号tが報知部28へ出力され、報知部28に対して、例えば「アクセルペダルの踏み込み量が足りません」というような音声アナウンスを出力するように指示がなされる(S19)。
逆に、判定結果rが、所定値以内に無いことを示す場合(S16:No)であっても、自動運転モード中に、運転者によってなされた踏み込み量が、推定される踏み込み量よりも大きいことを示す(S18:No)のであれば、制御信号tが報知部28へ出力され、報知部28に対して、例えば「アクセルペダルの踏み込み量が多すぎます」というような音声アナウンスを出力するように指示がなされる(S20)。
このようにして、音声アナウンスによって、運転者に対して、アクセルペダル76の踏み込み量をどのように調整するべきかが報知される。
なお、運転者によってブレーキペダル71とアクセルペダル76とが同時に踏み込まれた場合、推定部20によって、制御信号dと制御信号mとが同時に取得される。この場合、推定部20から警報部21へ警報発行信号uが出力される。
警報部21では、警報発行信号uが取得されると、例えば「ブレーキペダルとアクセルペダルとを同時に踏み込むことはやめて下さい。」のような音声アナウンスが出力される。これによって、運転者に対して注意を促すことができる。
上述したように、本実施形態に係る表示装置10においては、上記のような作用により、運転者は、表示計40におけるインジケータ44の指示値と、インジケータ46の指示値とを比較することによって、さらにはそれに加えて、音声アナウンスを聞くことによって、ブレーキペダル71またはアクセルペダル76の踏み込み量が、妥当であるか否かを認識することが可能となるのみならず、妥当ではない場合には、どのように調整すべきかを認識することも可能となる。
しかも、表示計40は、図4に示すように、表示面42の左半円部分42(#L)においてブレーキペダル71に関する指示値を、右半円部分42(#R)においてアクセルペダル76に関する指示値を示すことができるので、1つの表示計40で、ブレーキペダル71とアクセルペダル76との両方の踏み込み量の調整のための情報を得ることができ、場所を取らない。
以上のように、本実施形態に係る表示装置10によれば、自動運転モードから手動運転モードへの切替のために必要なペダルの引継に関する具体的な情報を、運転者に対して効率的に提供することが可能となる。
(変形例)
実施形態では、図4のように、円形状の表示面42を備えた表示計40を用いて説明したが、表示面42の形状は円形状に限定されるものではなく、例えば、図9に示すように縦長形状であっても良い。
すなわち、図9は、縦長形状の表示面82を備えた表示計80であり、目盛0で示される中心高さよりも図中下側である下半分部分82(#B)においては、下方向に行くにしたがってブレーキペダル71の踏み込み量が多くなることに対応し、目盛0で示される中心高さよりも図中上側である上半分部分82(#T)においては、上方向に行くにしたがってアクセルペダル76の踏み込み量が多くなることに対応する。なお、図9に示す表示計80において、目盛は必ずしも直線上に配置されている必要は無く、曲線上に配置されていても良い。
このような表示計80を適用する場合、ブレーキペダル71が踏み込まれた場合には、表示制御部22は、表示面82の下半分部分82(#B)において、推定結果fに対応するブレーキペダル71の踏み込み量に対応する表示情報を指し示すようにインジケータ44を上下させるための指示信号Fを生成し、表示計80へ出力する。表示制御部22はまた、表示面82の下半分部分82(#B)において、判定結果eに対応するブレーキペダル71の踏み込み量に対応する表示情報を指し示すようにインジケータ46を上下させるための指示信号Eを生成し、表示計80へ出力する。
表示計80では、インジケータ44が、表示面82の下半分部分82(#B)において、指示信号Fに基づいて上下移動することによって、車両60の実際の制動量に応じて推定されたブレーキペダル71の踏み込み量に対応する表示情報を指し示す。また、インジケータ46が、表示面82の下半分部分82(#B)において、指示信号Eに基づいて上下移動することによって、運転者によって踏み込まれたブレーキペダル71の踏み込み量に対応する表示情報を指し示す。
一方、アクセルペダル76が踏み込まれた場合には、表示制御部22は、表示面82の上半分部分82(#T)において、推定結果qに対応するアクセルペダル76の踏み込み量に対応する表示情報を指し示すようにインジケータ44を上下させるための指示信号Qを生成し、表示計80へ出力する。表示制御部22はまた、表示面42の上半分部分82(#T)において、判定結果pに対応するアクセルペダル76の踏み込み量に対応する表示情報を指し示すようにインジケータ46を上下させるための指示信号Pを生成し、表示計80へ出力する。
表示計80では、インジケータ44が、表示面82の上半分部分82(#T)において、指示信号Fに基づいて上下移動することによって、車両60の実際の速度に基づいて推定されたアクセルペダル76の踏み込み量に対応する表示情報を指し示す。また、インジケータ46が、表示面82の上半分部分82(#T)において、指示信号Eに基づいて上下移動することによって、運転者によって踏み込まれたアクセルペダル76の踏み込み量に対応する表示情報を指し示す。
本変形例のように、縦長形状の表示計80が適用された場合であっても、運転者は、表示計80におけるインジケータ44の指示値と、インジケータ46の指示値とを参照することによって、さらにはそれに加えて、音声アナウンスを聞くことによって、ブレーキペダル71またはアクセルペダル76の踏み込み量が、妥当であるか否かを認識することが可能となるのみならず、妥当ではない場合には、どのように調整すべきかを認識することも可能となるので、第1の実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
また、詳細な説明は省略するが、図10に示すように、横長形状の表示計90を適用することも可能である。なお、図10に示す表示計90もまた、目盛は必ずしも直線上に配置されている必要は無く、曲線上に配置されていても良い。すなわち、図10は、横長形状の表示面92を備えた表示計90であり、目盛0で示される中心部よりも図中左側である左半分部分92(#L)においては、左方向に行くにしたがってブレーキペダル71の踏み込み量が多くなることに対応し、目盛0で示される中心部よりも図中右側である右半分部分92(#R)においては、右方向に行くにしたがってアクセルペダル76の踏み込み量が多くなることに対応する。そして、図10に示すような横長形状の表示計90を適用した場合であっても、第1の実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら説明したが、本発明はかかる構成に限定されない。特許請求の範囲の発明された技術的思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
[付記1]
車両のブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を表示する表示計であって、
前記ブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を表す目盛が表示された第1の表示面と、
前記車両の走行中に計測された制動量に対応する前記ブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を、前記第1の表示面において指し示す第1のインジケータと、
前記ブレーキペダルの踏み込み操作が、前記車両の制動に影響を与えない状態においてなされた場合における前記ブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を、前記第1の表示面において指し示す第2のインジケータと、
を備える表示計。
[付記2]
車両のブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を表示する表示装置であって、
プロセッサと、第1の表示計とを備え、
前記プロセッサは、前記車両の走行中に計測された制動量に対応する前記ブレーキペダルの踏み込み量を推定し、
前記第1の表示計は、
前記ブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を表す目盛が表示された第1の表示面と、
前記プロセッサによって推定された前記ブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を、前記第1の表示面において指し示す第1のインジケータと、
前記ブレーキペダルの踏み込み操作が、前記車両の制動に影響を与えない状態においてなされた場合における前記ブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を、前記第1の表示面において指し示す第2のインジケータとを備える、表示装置。
[付記3]
車両のブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を表示する方法であって、
前記車両の走行中に計測された制動量に対応する前記ブレーキペダルの踏み込み量を、プロセッサによって推定し、
前記プロセッサによって推定された前記ブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を、前記ブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を表す目盛が表示された、第1の表示計の第1の表示面において、前記第1の表示計の第1のインジケータによって指し示し、
前記ブレーキペダルの踏み込み操作が、前記車両の制動に影響を与えない状態においてなされた場合における前記ブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を、前記第1の表示面において、前記第1の表示計の第2のインジケータによって指し示す、表示方法。
10…表示装置、20…推定部、21…警報部、22…表示制御部、24…一致度判定部、26…報知制御部、28…報知部、40…表示計、42…表示面、44…インジケータ、46…インジケータ、60…車両、70…車輪駆動部、71…ブレーキペダル、72…変換器、73…ブレーキECU、74…油圧装置、75…車速センサ、76…アクセルペダル、77…変換器、78…エンジンECU、79…エンジン、80…表示計、82…表示面、90…表示計、92…表示面。

Claims (11)

  1. 車両のブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を表示する表示計であって、
    前記ブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を表す目盛が表示された第1の表示面と、
    前記車両の走行中に計測された制動量に対応する前記ブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を、前記第1の表示面において指し示す第1のインジケータと、
    前記ブレーキペダルの踏み込み操作が、前記車両の制動に影響を与えない状態においてなされた場合における前記ブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を、前記第1の表示面において指し示す第2のインジケータと、
    を備える表示計。
  2. 前記車両のアクセルペダルの踏み込み量に対応する表示情報を表す目盛が表示された第2の表示面と、
    前記車両の走行中に計測された速度に対応する前記アクセルペダルの踏み込み量に対応する表示情報を、前記第2の表示面において指し示す第3のインジケータと、
    前記アクセルペダルの踏み込み操作が、前記車両の速度に影響を与えない状態においてなされた場合における前記アクセルペダルの踏み込み量に対応する表示情報を、前記第2の表示面において指し示す第4のインジケータと
    をさらに備え、
    前記第1の表示面と、前記第2の表示面とが隣接して配置され、前記第1の表示面において表示される目盛の正方向と、前記第2の表示面において表示される目盛の正方向とは、互いに逆の方向である、請求項1に記載の表示計。
  3. 前記第1の表示面は、中心点を中心に形成される回転周上に目盛が表示され、
    前記第1のインジケータは、前記車両の走行中に計測された制動量に対応する前記ブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を指し示すために、前記中心点を中心として回動可能であり、
    前記第2のインジケータは、前記ブレーキペダルの踏み込み操作が、前記車両の制動に影響を与えない状態においてなされた場合における前記ブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を指し示すために、前記中心点を中心として回動可能である、請求項1に記載の表示計。
  4. 前記第2の表示面は、前記中心点を中心に形成される回転周上に目盛が表示され、
    前記第3のインジケータは、前記車両の走行中に計測された速度に対応する前記アクセルペダルの踏み込み量に対応する表示情報を指し示すために、前記中心点を中心として回動可能であり、
    前記第4のインジケータは、前記アクセルペダルの踏み込み操作が、前記車両の速度に影響を与えない状態においてなされた場合における前記アクセルペダルの踏み込み量に対応する表示情報を指し示すために、前記中心点を中心として回動可能であり、
    前記第1の表示面と、前記第2の表示面とが、隣接して配置されることによって、1つの表示面を形成する、請求項2に記載の表示計。
  5. 前記第1の表示面は、線方向に沿って目盛が表示され、
    前記第1のインジケータは、前記車両の走行中に計測された制動量に対応する前記ブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を指し示すために、前記線方向に沿って正逆移動可能であり、
    前記第2のインジケータは、前記ブレーキペダルの踏み込み操作が、前記車両の制動に影響を与えない状態においてなされた場合における前記ブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を指し示すために、前記線方向に沿って正逆移動可能である、請求項1に記載の表示計。
  6. 前記第2の表示面は、線方向に沿って目盛が表示され、
    前記第3のインジケータは、前記車両の走行中に計測された速度に対応する前記アクセルペダルの踏み込み量に対応する表示情報を指し示すために前記線方向に沿って正逆移動可能であり、
    前記第4のインジケータは、前記アクセルペダルの踏み込み操作が、前記車両の速度に影響を与えない状態においてなされた場合における前記アクセルペダルの踏み込み量に対応する表示情報を指し示すために前記線方向に沿って正逆移動可能であり、
    前記第1の表示面と、前記第2の表示面とが隣接して配置されることによって、1つの表示面を形成する、請求項2および5に記載の表示計。
  7. 車両のブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を表示する表示装置であって、
    前記車両の走行中に計測された制動量に対応する前記ブレーキペダルの踏み込み量を推定する第1の推定部と、
    第1の表示計と
    を備え、
    前記第1の表示計は、
    前記ブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を表す目盛が表示された第1の表示面と、
    前記第1の推定部によって推定された前記ブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を、前記第1の表示面において指し示す第1のインジケータと、
    前記ブレーキペダルの踏み込み操作が、前記車両の制動に影響を与えない状態においてなされた場合における前記ブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を、前記第1の表示面において指し示す第2のインジケータと
    を備える、表示装置。
  8. 前記車両の走行中に計測された速度に対応する前記車両のアクセルペダルの踏み込み量を推定する第2の推定部と、
    第2の表示計と
    を備え、
    前記第2の表示計は、
    前記アクセルペダルの踏み込み量に対応する表示情報を表す目盛が表示された第2の表示面と、
    前記第2の推定部によって推定された前記アクセルペダルの踏み込み量に対応する表示情報を、前記第2の表示面において指し示す第3のインジケータと、
    前記アクセルペダルの踏み込み操作が、前記車両の速度に影響を与えない状態においてなされた場合における前記アクセルペダルの踏み込み量に対応する表示情報を、前記第2の表示面において指し示す第4のインジケータと
    をさらに備え、
    前記第1の表示面と、前記第2の表示面とが隣接して配置され、前記第1の表示面において表示される目盛の正方向と、前記第2の表示面において表示される目盛の正方向とは、互いに逆の方向である、請求項7に記載の表示装置。
  9. 前記第1の推定部によって推定された前記ブレーキペダルの踏み込み量と、前記ブレーキペダルの踏み込み操作が、前記車両の制動に影響を与えない状態においてなされた場合における前記ブレーキペダルの踏み込み量との差が、所定値以内であるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部によって、前記差が、前記所定値以内であると判定された場合、その旨を報知する報知部と
    をさらに備える請求項7または8に記載の表示装置。
  10. 車両のブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を表示する方法であって、
    前記車両の走行中に計測された制動量に対応する前記ブレーキペダルの踏み込み量を、第1の推定部によって推定し、
    前記第1の推定部によって推定された前記ブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を、前記ブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を表す目盛が表示された、第1の表示計の第1の表示面において、前記第1の表示計の第1のインジケータによって指し示し、
    前記ブレーキペダルの踏み込み操作が、前記車両の制動に影響を与えない状態においてなされた場合における前記ブレーキペダルの踏み込み量に対応する表示情報を、前記第1の表示面において、前記第1の表示計の第2のインジケータによって指し示す、表示方法。
  11. 前記車両の走行中に計測された速度に対応する前記車両のアクセルペダルの踏み込み量を、第2の推定部によって推定し、
    前記第2の推定部によって推定された前記アクセルペダルの踏み込み量に対応する表示情報を、前記アクセルペダルの踏み込み量に対応する表示情報を表す目盛が表示された、第2の表示計の第2の表示面において、前記第2の表示計の第3のインジケータによって指し示し、
    前記アクセルペダルの踏み込み操作が、前記車両の速度に影響を与えない状態においてなされた場合における前記アクセルペダルの踏み込み量に対応する表示情報を、前記第2の表示面において、前記第2の表示計の第4のインジケータによって指し示し、
    前記第1の表示面と、前記第2の表示面とを、隣接して配置し、前記第1の表示面において表示される目盛の正方向と、前記第2の表示面において表示される目盛の正方向とを、互いに逆の方向とした、請求項10に記載の表示方法。
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