JP2006193095A - 走行支援システム、及び走行支援装置 - Google Patents

走行支援システム、及び走行支援装置 Download PDF

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JP2006193095A
JP2006193095A JP2005008762A JP2005008762A JP2006193095A JP 2006193095 A JP2006193095 A JP 2006193095A JP 2005008762 A JP2005008762 A JP 2005008762A JP 2005008762 A JP2005008762 A JP 2005008762A JP 2006193095 A JP2006193095 A JP 2006193095A
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Masahiko Nakano
雅彦 中野
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Abstract

【課題】運転者の好みに適した、またより安全な運転に繋がる走行支援を実現する走行
支援システムを提供すること。
【解決手段】自車両の走行を支援するための走行支援システムにおいて、予め道路種別
毎に設定された運転者が希望する希望走行速度に基づいて、現在走行中の道路、又は現在
位置よりも所定の距離先方で走行することになる道路での希望走行速度と自車両の現在の
走行速度とを比較する速度比較手段と、この比較結果に基づいて、所定の走行支援処理を
行う走行支援手段とを装備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は走行支援システム、及び走行支援装置に関し、より詳細には、車両の走行を支
援するための走行支援システム、及び走行支援装置に関する。
従来より、ナビゲーション装置を用いて、車両走行中の制限速度など安全に走行できる
速度を検知し、その速度での走行を維持し、追突事故や速度超過違反などを防止すること
のできる技術について種々提案されている。下記の特許文献1には、ナビゲーション装置
を用いて、車両走行中の道路の制限速度と自車速度とを比較し、制限速度付近での走行を
維持する技術について開示されており、例えば、高速道路では100km/h付近での走行を
維持し、標識や標示で指示されていない一般道路では60km/h付近での走行を維持するこ
とができるようになっている。
また、下記の特許文献2には、ナビゲーション装置を用いて、車両走行中の道路の安全
速度と自車速度とを比較し、自車速度が安全速度となるようにする技術について開示され
ている。安全速度は、制限速度に道路形状を考慮に入れて決定されるものであり、例えば
、制限速度が60km/hの道路の場合、直路では安全速度は制限速度と同じ60km/hに決定
されるが、曲路では安全速度は制限速度よりも遅い50km/hに決定される。
しかしながら、運転者にはそれぞれ好みの走行があり、例えば、高速道路では100km
/hではなく、80km/hでの走行を好む者もいると思われる。また、安全速度についても、
運転者それぞれで大きく異なるおそれがある。例えば、初心運転者や高齢運転者と、高齢
でない熟練運転者とでは安全速度に大きな差が生じるものと思われる。そのため、運転者
の好みや運転技術など、それぞれの特性を考慮に入れない安全速度ではかえって運転者に
ストレスを感じさせるおそれがある。
また、運転は常に同程度の注意力をもって行うのではなく、状況に応じて力の入れ具合
を調整する方がより安全な運転を実現できるものと思われる。例えば、通常時よりも特に
運転に注意を要すべき場所としては、事故多発地点などが挙げられる。そのため、どのよ
うな場合でも同じような形態で走行支援を行うのではなく、その時々の状況に適した走行
支援を行うことが好ましいものと思われる。
特開平1−225500号公報 特開平7−182598号公報
課題を解決するための手段及びその効果
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、運転者の好みに適した、またより安全
な運転に繋がる走行支援を実現する走行支援システム、及び走行支援装置を提供すること
を目的としている。
上記目的を達成するために本発明に係る走行支援システム(1)は、自車両の走行を支
援するための走行支援システムにおいて、予め道路種別毎に設定された運転者が希望する
希望走行速度に基づいて、現在走行中の道路、又は現在位置よりも所定の距離先方で走行
することになる道路での前記希望走行速度と前記自車両の現在の走行速度とを比較する速
度比較手段と、該速度比較手段による比較結果に基づいて、所定の走行支援処理を行う走
行支援手段とを備えていることを特徴としている。
上記走行支援システム(1)によれば、現在走行中の道路、又は現在位置よりも前記所
定の距離先方で走行することになる道路(すなわち、間もなく走行することになる道路)
での運転者が希望する希望走行速度と前記自車両の走行速度とが比較され、比較結果に基
づいて、前記所定の走行支援処理が行われる。例えば、前記自車両の現在の走行速度が前
記希望走行速度を超えている場合、その旨を運転者に対して告知するといった処理や、前
記自車両の走行速度が前記希望走行速度となるように減速制御するといった処理が行われ
る。
前記自車両の走行速度が運転者の希望する走行速度を超えていることが告知されれば、
運転者は前記自車両が速度超過で走行していることを容易に理解することができるので、
遅れることなく、また忘れることなく、前記自車両を運転者自身が希望する走行速度で走
行させることができる。また、前記減速制御が自動的に行われれば、運転者が操作しなく
ても、前記自車両の走行速度を運転者が希望する走行速度で走行させることができる。こ
れにより、道路種別毎に運転者の好みに適した走行を遅れることなく、また忘れることな
く実現することができる。なお、前記所定の距離とは、直線距離や、走行距離、所定の時
間走行後に到達する距離などのことである。
また、本発明に係る走行支援システム(2)は、自車両の走行を支援するための走行支
援システムにおいて、予め地点毎、又は領域毎に設定された運転者が希望する希望走行速
度に基づいて、現在位置、又は該現在位置よりも所定の距離先方での前記希望走行速度と
前記自車両の現在の走行速度とを比較する速度比較手段と、該速度比較手段による比較結
果に基づいて、所定の走行支援処理を行う走行支援手段とを備えていることを特徴として
いる。
上記走行支援システム(2)によれば、現在位置、又は該現在位置よりも前記所定の距
離先方(すなわち、間もなく走行することになる場所)での前記希望走行速度と前記自車
両の走行速度とが比較され、比較結果に基づいて、前記所定の走行支援処理が行われる。
例えば、前記自車両の現在の走行速度が前記希望走行速度を超えている場合、その旨を運
転者に対して告知するといった処理や、前記自車両を減速制御するといった処理が行われ
る。
前記自車両の走行速度が運転者の希望する走行速度を超えていることが告知されれば、
運転者は前記自車両が速度超過で走行していることを容易に理解することができるので、
遅れることなく、また忘れることなく、前記自車両を運転者自身が希望する走行速度で走
行させることができる。また、前記減速制御が自動的に行われれば、運転者が操作しなく
ても、前記自車両の走行速度を運転者が希望する走行速度で走行させることができる。こ
れにより、観光名所やドライブスポットなど、ゆっくりと走行したい地点や領域での低速
走行を遅れることなく、また忘れることなく実現することができる。なお、前記所定の距
離とは、直線距離や、走行距離、所定の時間走行後に到達する距離などのことである。
また、本発明に係る走行支援システム(3)は、上記走行支援システム(1)又は(2
)において、前記速度比較手段が、現在位置での前記希望走行速度と制限速度とのうちの
遅い方、又は現在位置よりも前記所定の距離先方での前記希望走行速度と制限速度とのう
ちの遅い方と、前記自車両の現在の走行速度とを比較するものであることを特徴としてい
る。
上記走行支援システム(3)によれば、前記希望走行速度と制限速度とのうちの遅い方
と、前記自車両の現在の走行速度とが比較されるので、例えば、前記希望走行速度が60
km/hであっても、その場所での法定制限速度がそれよりも遅い50km/hである場合には、
前記自車両の走行速度を60km/hではなく50km/hにする減速制御が行われる。これによ
り、速度超過違反を防止し、より一層の安全な運転を実現することができる。
また、本発明に係る走行支援システム(4)は、自車両の走行を支援するための走行支
援システムにおいて、現在位置、又は該現在位置よりも所定の距離先方で推奨される推奨
走行速度と前記自車両の現在の走行速度とを比較する速度比較手段と、該速度比較手段に
よる比較結果に基づいて、所定の走行支援処理を行う走行支援手段とを備えると共に、走
行速度が推奨される場所は、通常時よりも特に運転に注意すべき場所であることを特徴と
している。
上記走行支援システム(4)によれば、現在位置、又は該現在位置よりも前記所定の距
離先方(すなわち、間もなく走行することになる場所)で推奨される推奨走行速度と前記
自車両の走行速度とが比較され、比較結果に基づいて、前記所定の走行支援処理が行われ
る。例えば、前記自車両の現在の走行速度が前記推奨走行速度を超えている場合、その旨
を運転者に対して告知するといった処理や、前記自車両の走行速度が前記推奨走行速度と
なるように減速制御するといった処理が行われる。
前記自車両の走行速度が前記推奨走行速度を超えていることが告知されれば、運転者は
前記自車両が速度超過で走行していることを容易に理解することができるので、遅れるこ
となく、また忘れることなく、前記自車両を前記推奨走行速度で走行させることができる
。また、前記減速制御が自動的に行われれば、運転者が操作しなくても、前記自車両の走
行速度を前記推奨走行速度で走行させることができる。また、走行速度が推奨されるのは
、通常時よりも特に運転に注意すべき場所を走行するときに限定されているので、その時
々の状況に適した走行支援を実現することができる。なお、前記所定の距離とは、直線距
離や、走行距離、所定の時間走行後に到達する距離などのことである。
また、本発明に係る走行支援システム(5)は、上記走行支援システム(4)において
、通常時よりも特に運転に注意すべき場所は、事故が多発する場所、又は速度が監視され
る場所であることを特徴としている。
事故が多発する場所では、歩行者の飛び出しが多かったり、視界があまり良くないこと
などが考えられる。また、速度が監視される場所(制限速度超過の取り締まりが行われる
場所)では、速度超過となるおそれが高かったりすることなどが考えられる。このような
場所では、仮に制限速度が60km/hであったとしても、それよりも遅い速度で走行するの
が望ましいものと思われる。少なくとも、制限速度を大幅に超過するといった走行は避け
なければならない。
上記走行支援システム(5)によれば、事故が多発する場所や速度が監視される場所な
ど通常時よりも特に運転に注意すべき場所において、より一層の安全運転を実現すること
ができる。
また、本発明に係る走行支援システム(6)は、上記走行支援システム(4)又は(5
)において、現在位置、又は該現在位置よりも前記所定の距離先方での制限速度に基づい
て、前記推奨走行速度を設定する推奨走行速度設定手段を備え、前記速度比較手段が、前
記推奨走行速度設定手段により設定された推奨走行速度と、前記自車両の現在の走行速度
とを比較するものであることを特徴としている。
上記走行支援システム(6)によれば、現在位置、又は該現在位置よりも前記所定の距
離先方での制限速度に基づいて、前記推奨走行速度が設定される。例えば、事故が多発す
る場所での前記推奨走行速度を法定制限速度の80%の速度に設定したり、速度が監視さ
れる場所での前記推奨走行速度を法定制限速度の90%の速度に設定することができる。
これにより、速度超過違反などを確実に防止することができる。
また、本発明に係る走行支援システム(7)は、上記走行支援システム(1)〜(6)
のいずれかにおいて、前記速度比較手段により、前記自車両の現在の走行速度が比較対象
となっている比較対象速度を超えていると判断された場合、前記走行支援手段が、前記速
度比較手段による比較結果に関する情報を運転者に対して告知するものであることを特徴
としている。
上記走行支援システム(7)によれば、前記自車両の現在の走行速度が前記比較対象速
度(例えば、運転者の希望する希望走行速度、ある場所で推奨される推奨走行速度)を超
えていると判断された場合、比較結果に関する情報(例えば、速度超過していることや、
どの程度超過しているのかといったこと)が告知される。これにより、運転者は前記自車
両が前記希望走行速度などよりも速度超過で走行していることを容易に理解することがで
きるので、遅れることなく、また忘れることなく、前記自車両を前記希望走行速度などで
走行させることができる。
また、本発明に係る走行支援システム(8)は、上記走行支援システム(1)〜(6)
のいずれかにおいて、前記速度比較手段により、前記自車両の現在の走行速度が比較対象
となっている比較対象速度を超えていると判断された場合、前記走行支援手段が、前記自
車両の走行速度が前記比較対象速度となるように、前記自車両に対して減速制御するもの
であることを特徴としている。
上記走行支援システム(8)によれば、前記自車両の現在の走行速度が前記比較対象速
度(例えば、運転者の希望する希望走行速度、ある場所で推奨される推奨走行速度)を超
えていると判断された場合、前記自車両の走行速度が前記希望走行速度などとなるように
、前記自車両に対して減速制御される。これにより、前記自車両が速度超過になったとし
ても、自動的に前記希望走行速度などを確保することができる。
また、本発明に係る走行支援装置(1)は、上記走行支援システム(1)〜(6)のい
ずれかを構成する走行支援装置であって、前記速度比較手段と、該速度比較手段により、
前記自車両の現在の走行速度が比較対象となている比較対象速度を超えていると判断され
た場合、前記速度比較手段による比較結果に関する情報を告知装置へ送信する送信手段と
を備えていることを特徴としている。
上記走行支援装置(1)によれば、前記自車両の現在の走行速度が前記比較対象速度(
例えば、運転者の希望する希望走行速度、ある場所で推奨される推奨走行速度)を超えて
いると判断された場合、比較結果に関する情報(例えば、速度超過していることや、どの
程度超過しているのかといったこと)が前記告知装置(例えば、音声出力装置)へ送信さ
れる。
これにより、例えば、音声出力装置から「速度オーバーです」といったメッセージや、
「速度が10km/hオーバーしています」といったメッセージなどが音声で出力され、運転
者は前記自車両が速度超過で走行していることを容易に理解することができるので、遅れ
ることなく、また忘れることなく、前記自車両を前記希望走行速度などで走行させること
ができるようになる。
また、本発明に係る走行支援装置(2)は、上記走行支援システム(1)〜(6)のい
ずれかを構成する走行支援装置であって、前記速度比較手段と、該速度比較手段により、
前記自車両の現在の走行速度が比較対象となている比較対象速度を超えていると判断され
た場合、前記速度比較手段による比較結果に関する情報、及び/又は前記比較対象速度を
示した情報を車両の速度を制御する車両制御装置へ送信する送信手段とを備えていること
を特徴としている。
上記走行支援装置(2)によれば、前記自車両の現在の走行速度が前記比較対象速度(
例えば、運転者の希望する希望走行速度、ある場所で推奨される推奨走行速度)を超えて
いると判断された場合、比較結果に関する情報(例えば、速度超過していることや、どの
程度超過しているのかといったこと)、及び/又は前記比較対象速度を示した情報が、前
記車両制御装置(例えば、定速走行制御ECU、ブレーキ制御ECU)へ送信される。
これにより、例えば、速度が10km/h超過していることを示した情報を定速走行制御E
CUへ送信させることによって、定速走行制御ECUで前記自車両の現在の走行速度より
も10km/h減速させた走行速度を確保させるようにしたり、前記比較対象速度が50km/h
であることを示した情報を定速走行制御ECUへ送信させることによって、前記定速走行
制御ECUで50km/hを確保させることができる。
以下、本発明に係る走行支援システム、及び走行支援装置の実施の形態を図面に基づい
て説明する。図1は、実施の形態(1)に係る走行支援システムの要部を概略的に示した
ブロック図である。図中1はナビゲーション装置(本発明に係る走行支援装置に対応)を
示しており、車両Mに装備されるようになっている。
ナビゲーション装置1は、図示しないCPUやROM、RAMなどを有した制御部2と
、地図データ等が記憶されたDVD−ROM3から地図データ等を読み出すためのDVD
ドライブ4と、ボタンスイッチ5aを有したリモコン5と、ボタンスイッチ6a及び表示
パネル6bを有した表示装置6とを含んで構成されている。なお、ここでは地図データが
記憶されたDVD−ROM3を採用しているが、別の実施の形態では、DVD−ROM3
ではなく、その他の記憶媒体や記憶装置を採用しても良く、例えば、地図データが記憶さ
れたHDDを採用しても良い。
また、表示パネル6bの上下左右には複数の赤外線LED(図示せず)と複数のフォト
トランジスタ(図示せず)とが対向して配置され、指が表示パネル6bに触れた位置を検
出することができるように構成され、検出された結果については制御部2で取得すること
ができるようになっている。
制御部2に接続されているGPS受信機7は、アンテナ8を介して人工衛星からのGP
S信号を受信するものであり、制御部2はGPS信号に基づいて車両Mの現在位置を割り
出すことができるようになっている。また、制御部2には車両Mの速度に関するデータを
検出するための車速センサ9と、車両Mの進行方向に関するデータを取得するためのジャ
イロセンサ10と、スピーカ(図示せず)を有し、音声を出力するための音声出力装置1
1と、定速走行制御ECU12とが接続されている。
実施の形態(1)に係る走行支援システムを構成するナビゲーション装置1における制
御部2の行う処理動作[1−1]を図2に示したフローチャートに基づいて説明する。な
お、この処理動作[1−1]はリモコン5などが操作されることによって、ユーザーによ
り目的地の入力設定が要求された場合に行われる動作である。
まず、目的地の入力設定に関するメニュー画面データを表示装置6へ出力することによ
って、メニュー画面を表示パネル6bへ表示し、ユーザーが目的地の入力設定を行い得る
環境を作成し(ステップS1)、その後、階層化されているメニュー画面を通じて、目的
地の入力が完了したか否かを判断する(ステップS2)。
目的地の入力が完了したと判断すれば、次に、目的地までの走行ルートを探索し(ステ
ップS3)、ルート探索後、目的地へ到達するまでに要する予想所要時間を算出し(ステ
ップS4)、予想所要時間の算出後、走行ルートと予想所要時間とを表示パネル6bへ表
示し(ステップS5)、その後、目的地まで車両Mを誘導する誘導処理を開始する(ステ
ップS6)。
なお、予想所要時間については、表示パネル6bへ表示される、図3に示したような『
走行速度設定』画面を通じてユーザーにより入力設定された、道路種別毎の走行速度を示
した情報(すなわち、運転者が希望する走行速度を示した希望速度情報)に基づいて、算
出されるようになっている。例えば、目的地までのルートが一般道路30km、高速道路1
20kmで構成され、また、ユーザーにより入力設定された走行速度が、図3に示したよう
に、一般道路での希望走行速度Vnが50km/hに設定され、高速道路での希望走行速度V
hが90km/hに設定されている場合、目的地へ到達するまでに要する予想所要時間は、1
16分(=60×30/50+60×120/90)となる。
次に、実施の形態(1)に係る走行支援システムを構成するナビゲーション装置1にお
ける制御部2の行う処理動作[1−2]を図4に示したフローチャートに基づいて説明す
る。なお、この処理動作[1−2]は目的地まで車両Mを誘導する誘導処理が行われてい
るときに、所定の時間毎に行われる動作である。
まず、所定の距離s(例えば、100m)進行後に走行することになる道路の種別を求
める(ステップS11)。道路種別については、例えば、車両Mの現在位置を示した現在
位置情報と走行ルートを示したルート情報とに基づいて、走行することになる道路を求め
、そして地図データに含まれる道路種別情報から求めることができる。
所定の距離s進行後に走行することになる道路の種別が一般道路であるか、高速道路で
あるか否かを判断し(ステップS12)、一般道路であると判断すれば、『走行速度設定
』画面(図3参照)を通じて設定された、一般道路での希望走行速度Vnを目標走行速度
Vtに設定する(ステップS13)。一方、一般道路でなく高速道路であると判断すれば
、『走行速度設定』画面を通じて設定された、高速道路での希望走行速度Vhを目標走行
速度Vtに設定する(ステップS14)。
次に、所定の距離s進行後に走行することになる道路の法定制限速度Vmを求め(ステ
ップS15)、目標走行速度Vtが法定制限速度Vm以下であるか否かを判断する(ステ
ップS16)。法定制限速度Vmについては、例えば、車両Mの現在位置を示した現在位
置情報と走行ルートを示したルート情報とに基づいて、走行することになる道路を求め、
そして地図データに含まれる法定制限速度情報から求めることができる。
目標走行速度Vtが法定制限速度Vm以下であると判断すれば、ステップS18へ進ん
で、車両Mの現在の走行速度Vが目標走行速度Vtを超過しているか否かを判断する。一
方、目標走行速度Vtが法定制限速度Vm以下でないと判断すれば、法定制限速度Vmを
目標走行速度Vtに設定し(ステップS17)、その後、ステップS18へ進む。
車両Mの現在の走行速度Vが目標走行速度Vtを超過していると判断すれば、次に、速
度超過を示した情報を音声出力装置11へ送信し(ステップS19)、目標走行速度Vt
を示した情報を定速走行制御ECU12へ送信し(ステップS20)、その後、音声出力
装置11や定速走行制御ECU12で走行支援処理が行われることを示す走行支援フラグ
fを1にする(ステップS21)。
音声出力装置11は、ナビゲーション装置1から送信されてくる速度超過を示した情報
を受信すると、「速度がオーバーしています」といったメッセージをスピーカから出力す
るなどの走行支援処理を行うように構成されている。また、定速走行制御ECU12は、
ナビゲーション装置1から送信されてくる目標走行速度Vtを示した情報を受信すると、
スロットルバルブなどを制御することによって、車両Mを減速させ、車両Mの走行速度V
を目標走行速度Vtにするなどの走行支援処理を行うように構成されている。
一方、ステップS18において、車両Mの現在の走行速度Vは目標走行速度Vtを超過
していないと判断すれば、次に、走行支援フラグfが1であるか否かを判断し(ステップ
S22)、走行支援フラグfが1であると判断すれば、走行支援処理を解除させるための
解除信号を音声出力装置11及び定速走行制御ECU12へ送信し(ステップS23)、
その後、走行支援フラグfを0に戻す(ステップS24)。他方、走行支援フラグfは1
でないと判断すれば、そのまま処理動作[1−2]を終了する。
上記実施の形態(1)に係る走行支援システムによれば、車両Mの走行速度Vが運転者
の希望する希望走行速度Vn、Vh(目標走行速度Vt)を超えている場合、車両Mが自
動的に減速制御され、車両Mの走行速度Vが希望走行速度Vn、Vhに確保される。これ
により、運転者の好みに適した走行を実現することができる。また、希望走行速度Vn、
Vhは目的地へ到達するまでに要する予想所要時間の算出に用いられており、希望走行速
度Vn、Vhでの走行を続ければ、予想所要時間に近い時間で目的地へ到達することがで
きる。また、目標走行速度Vtは、法定制限速度Vmよりも大きくならないように設定さ
れるので、速度超過違反を防止し、より一層の安全運転を実現することができる。
なお、上記実施の形態(1)に係る走行支援システムでは、所定の距離s進行後に走行
することになる場所での運転者の希望する走行速度に基づいて、走行支援処理を行うよう
になっているが、別の実施の形態に係る走行支援システムでは、所定の距離s進行後に走
行することになる場所ではなく、車両Mの現在位置での運転者の希望する走行速度に基づ
いて、走行支援処理を行うようにしても良い。
また、ここでは、走行速度Vが目標走行速度Vtを超過すると、走行支援処理を行い、
走行速度Vが目標走行速度Vt以下になると、走行支援処理を行わないようになっている
が、別の実施の形態では、走行速度Vと目標走行速度Vtとの比較に緩衝領域を設けて、
例えば、走行速度Vが目標走行速度Vtを一旦超過した後、走行速度Vが目標走行速度V
tよりも所定の速度(5km/hなど)下回るまで、走行支援処理を継続させるようにしても
良い。
次に、実施の形態(2)に係る走行支援システムについて説明する。但し、実施の形態
(2)に係る走行支援システムは、ナビゲーション装置1及び制御部2を除き、図1に示
した走行支援システムと同様の構成であるので、ここではナビゲーション装置及び制御部
には異なる符号を付し、その他の説明を省略する。
図中1Aはナビゲーション装置(本発明に係る走行支援装置に対応)を示しており、車
両Mに装備されるようになっている。ナビゲーション装置1Aは、図示しないCPUやR
OM、RAMなどを有した制御部2Aと、DVDドライブ4と、リモコン5と、表示装置
6とを含んで構成されている。また、制御部2AにはGPS受信機7と、車速センサ9と
、ジャイロセンサ10と、音声出力装置11と、定速走行制御ECU12とが接続されて
いる。
ナビゲーション装置1Aでは、図5(a)に示したような『走行速度設定(地点)』画
面を通じて、地点毎に希望走行速度を設定することができるようになっている。ポインタ
Pはリモコン5などを操作することによって、移動させることができ、このポインタPを
用いることによって、地点(例えば、観光スポット)を設定することができるようになっ
ている。地点が設定されると、図5(b)に示したような画面に切り替わり、この画面を
通じて当該地点での希望走行速度を設定することができ、当該地点の位置を示した地点位
置情報と希望走行速度を示した情報とを対応づけて、EEPROM(図示せず)に登録さ
れるようになっている。なお、登録可能な地点については、一つに限定されない。
実施の形態(2)に係る走行支援システムを構成するナビゲーション装置1Aにおける
制御部2Aの行う処理動作[2−1]を図6に示したフローチャートに基づいて説明する
。なお、この処理動作[2−1]は所定の時間毎に行われる動作である。まず、『走行速
度設定(地点)』画面(図5参照)を通じて登録された地点に車両Mが接近しているか否
かを判断する(ステップS31)。例えば、登録地点を中心とした半径300m以内の領
域に車両Mが存在するか否かを判断する。なお、この判断については、例えば、登録地点
の位置を示した地点位置情報と、車両Mの現在位置を示した現在位置情報とに基づいて、
判断することができる。
登録地点に車両Mが接近していると判断すれば、次に、『走行速度設定(地点』画面を
通じて設定された、当該登録地点での希望走行速度Vdを目標走行速度Vtに設定し(ス
テップS32)、その後、ステップS33へ進む。一方、登録地点に車両Mは接近してい
ないと判断すれば、そのまま処理動作[2−1]を終了する。
次に、現在走行中の道路の法定制限速度Vmを求め(ステップS33)、目標走行速度
Vtが法定制限速度Vm以下であるか否かを判断する(ステップS34)。法定制限速度
Vmについては、例えば、車両Mの現在位置を示した現在位置情報と走行ルートを示した
ルート情報とに基づいて、走行中の道路を求め、そして地図データに含まれる法定制限速
度情報から求めることができる。
目標走行速度Vtが法定制限速度Vm以下であると判断すれば、ステップS36へ進ん
で、車両Mの現在の走行速度Vが目標走行速度Vtを超過しているか否かを判断する。一
方、目標走行速度Vtが法定制限速度Vm以下でないと判断すれば、法定制限速度Vmを
目標走行速度Vtに設定し(ステップS35)、その後、ステップS36へ進む。なお、
ステップS36以降の処理動作については、ナビゲーション装置1における制御部2の行
うステップS18(図4参照)以降の処理動作と同様であるため、ここではその説明を省
略する。
また、ここでは、目標走行速度Vt(希望走行速度Vd)が法定制限速度Vmを超過し
ないように、ステップS34で、目標走行速度Vtが法定制限速度Vm以下であるか否か
を判断し、目標走行速度Vtが法定制限速度Vm以下でない場合、ステップS35で、法
定制限速度Vmを目標走行速度Vtに設定するようにしているが、別の実施の形態では、
図5(b)に示したような『走行速度設定(地点)』画面を通じて希望走行速度Vdを設
定する段階で、希望走行速度Vdと法定制限速度Vmとを比較し、法定制限速度Vmを超
過する希望走行速度Vdを受理しないようにしても良い。
上記実施の形態(2)に係る走行支援システムによれば、運転者が希望する走行速度が
設定された地点へ車両Mが接近中であると判断された場合、車両Mの走行速度が前記地点
に設定された運転者が希望する走行速度となるように走行支援処理が行われる。例えば、
観光名所やドライブスポットなど、ゆっくりと走行したい地点へ接近している場合に、低
速走行を実現することができる。
なお、上記実施の形態(2)に係る走行支援システムでは、運転者が希望する走行速度
が設定された地点へ車両Mが接近中である場合、すなわち前記地点付近を車両Mが走行中
である場合、所定の走行支援処理を行うようになっているが、別の実施の形態に係る走行
支援システムでは、所定の距離進行後に車両Mが前記地点付近で走行することになる場合
に、前記所定の走行支援処理を行うようにしても良い。
また、上記実施の形態(2)に係る走行支援システムでは、予め地点毎に設定された運
転者が希望する希望走行速度に基づいて、現在位置、又は該現在位置よりも所定の距離先
方での前記希望走行速度と前記自車両の現在の走行速度とを比較し、この比較結果に基づ
いて、所定の走行支援処理を行うようになっているが、別の実施の形態に係る走行支援シ
ステムでは、予め地点毎に設定された運転者が希望する希望走行速度ではなく、予め領域
(例えば、ある区域や、ある道路)毎に設定された運転者が希望する希望走行速度に基づ
いて、上記した各種処理を行うようにしても良い。
次に、実施の形態(3)に係る走行支援システムについて説明する。但し、実施の形態
(3)に係る走行支援システムは、ナビゲーション装置1及び制御部2を除き、図1に示
した走行支援システムと同様の構成であるので、ここではナビゲーション装置及び制御部
には異なる符号を付し、その他の説明を省略する。
図中1Bはナビゲーション装置(本発明に係る走行支援装置に対応)を示しており、車
両Mに装備されるようになっている。ナビゲーション装置1Bは、図示しないCPUやR
OM、RAMなどを有した制御部2Bと、DVDドライブ4と、リモコン5と、表示装置
6とを含んで構成されている。また、制御部2AにはGPS受信機7と、車速センサ9と
、ジャイロセンサ10と、音声出力装置11と、定速走行制御ECU12とが接続されて
いる。
実施の形態(3)に係る走行支援システムを構成するナビゲーション装置1Bにおける
制御部2Bの行う処理動作[3−1]を図7に示したフローチャートに基づいて説明する
。なお、この処理動作[3−1]は所定の時間毎に行われる動作である。まず、車両Mが
事故多発地点に接近しているか否かを判断する(ステップS51)。例えば、事故多発地
点を中心とした半径300m以内の領域に車両Mが存在するか否かを判断する。なお、こ
の判断については、例えば、地図データに含まれる事故多発地点の位置を示した位置情報
と、車両Mの現在位置を示した現在位置情報とに基づいて、判断することができる。
事故多発地点に車両Mが接近していると判断すれば、次に、現在走行中の道路の法定制
限速度Vmを求め(ステップS52)、法定制限速度Vmに数値α(1以下の正数、例え
ば、0.8)を積算した速度を目標走行速度Vtに設定し(ステップS53)、その後、
ステップS57へ進んで、車両Mの現在の走行速度Vが目標走行速度Vtを超過している
か否かを判断する。
一方、事故多発地点に車両Mは接近していないと判断すれば、次に、車両Mが速度監視
地点に接近しているか否かを判断する(ステップS54)。例えば、速度監視地点を中心
とした半径300m以内の領域に車両Mが存在するか否かを判断する。なお、この判断に
ついても、例えば、地図データに含まれる速度監視地点の位置を示した位置情報と、車両
Mの現在位置を示した現在位置情報とに基づいて、判断することができる。
速度監視地点に車両Mが接近していると判断すれば、次に、現在走行中の道路の法定制
限速度Vmを求め(ステップS55)、法定制限速度Vmに数値β(1以下の正数、例え
ば、0.9)を積算した速度を目標走行速度Vtに設定し(ステップS56)、その後、
ステップS57へ進む。なお、ステップS57以降の処理動作については、ナビゲーショ
ン装置1における制御部2の行うステップS18(図4参照)以降の処理動作と同様であ
るため、ここではその説明を省略する。
また、ここでは、事故多発地点や速度監視地点に車両Mが接近している場合に、法定制
限速度Vmに数値α、βを積算したものを目標走行速度Vtに設定しているが、別の実施
の形態では、法定制限速度Vmから所定の値を減算したものを目標走行速度Vtに設定し
たり、さらに別の実施の形態では、各地点毎に目標走行速度を設定しておくようにしても
良い。
上記実施の形態(3)に係る走行支援システムによれば、事故多発地点や速度監視地点
のように、通常時よりも特に運転に注意すべき場所へ車両Mが接近中であると判断された
場合、車両Mの走行速度がその場所で推奨される走行速度となるように走行支援処理が行
われる。これにより、事故多発地点や速度監視地点でのより一層の安全運転を実現するこ
とができる。
なお、上記実施の形態(3)に係る走行支援システムでは、車両Mが事故多発地点や速
度監視地点へ車両Mが接近中である場合、すなわちこれら地点付近を車両Mが走行中であ
る場合、所定の走行支援処理を行うようになっているが、別の実施の形態に係る走行支援
システムでは、所定の距離進行後に車両Mがこれら地点付近で走行することになる場合に
、前記所定の走行支援処理を行うようにしても良い。
また、上記実施の形態(1)〜(3)に係る走行支援システムでは、走行速度Vが目標
走行速度Vtを超過すると、メッセージが出力されたり、自動的に速度が制御されるよう
になっているが、別の実施の形態では、例えば、図8に示したような『速度走行設定』画
面を通じて、メッセージ出力や速度制御などの要否をユーザーが選択できるようにし、制
御部2、2A、2Bがユーザーによる選択結果に基づいて、各種処理を行うようにしても
良い。
本発明の実施の形態(1)に係る走行支援システムの要部を概略的に示したブロック図である。 実施の形態(1)に係る走行支援システムを構成するナビゲーション装置における制御部の行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(1)に係る走行支援システムを構成するナビゲーション装置における表示装置に表示される操作画面の一例を示した図である。 実施の形態(1)に係る走行支援システムを構成するナビゲーション装置における制御部の行う処理動作を示したフローチャートである。 (a)、(b)は実施の形態(2)に係る走行支援システムを構成するナビゲーション装置における表示装置に表示される操作画面の一例を示した図である。 実施の形態(2)に係る走行支援システムを構成するナビゲーション装置における制御部の行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(3)に係る走行支援システムを構成するナビゲーション装置における制御部の行う処理動作を示したフローチャートである。 別の実施の形態に係る走行支援システムを構成するナビゲーション装置における表示装置に表示される操作画面の一例を示した図である。
符号の説明
1、1A、1B ナビゲーション装置
2、2A、2B 制御部
3 DVD−ROM
5 リモコン
6 表示装置
11 音声出力装置
12 定速走行制御ECU

Claims (10)

  1. 自車両の走行を支援するための走行支援システムにおいて、
    予め道路種別毎に設定された運転者が希望する希望走行速度に基づいて、現在走行中の
    道路、又は現在位置よりも所定の距離先方で走行することになる道路での前記希望走行速
    度と前記自車両の現在の走行速度とを比較する速度比較手段と、
    該速度比較手段による比較結果に基づいて、所定の走行支援処理を行う走行支援手段と
    を備えていることを特徴とする走行支援システム。
  2. 自車両の走行を支援するための走行支援システムにおいて、
    予め地点毎、又は領域毎に設定された運転者が希望する希望走行速度に基づいて、現在
    位置、又は該現在位置よりも所定の距離先方での前記希望走行速度と前記自車両の現在の
    走行速度とを比較する速度比較手段と、
    該速度比較手段による比較結果に基づいて、所定の走行支援処理を行う走行支援手段と
    を備えていることを特徴とする走行支援システム。
  3. 前記速度比較手段が、現在位置での前記希望走行速度と制限速度とのうちの遅い方、又
    は現在位置よりも前記所定の距離先方での前記希望走行速度と制限速度とのうちの遅い方
    と、前記自車両の現在の走行速度とを比較するものであることを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載の走行支援システム。
  4. 自車両の走行を支援するための走行支援システムにおいて、
    現在位置、又は該現在位置よりも所定の距離先方で推奨される推奨走行速度と前記自車
    両の現在の走行速度とを比較する速度比較手段と、
    該速度比較手段による比較結果に基づいて、所定の走行支援処理を行う走行支援手段と
    を備えると共に、
    走行速度が推奨される場所は、通常時よりも特に運転に注意すべき場所であることを特
    徴とする走行支援システム。
  5. 通常時よりも特に運転に注意すべき場所は、事故が多発する場所、又は速度が監視され
    る場所であることを特徴とする請求項4記載の走行支援システム。
  6. 現在位置、又は該現在位置よりも前記所定の距離先方での制限速度に基づいて、前記推
    奨走行速度を設定する推奨走行速度設定手段を備え、
    前記速度比較手段が、前記推奨走行速度設定手段により設定された推奨走行速度と、前
    記自車両の現在の走行速度とを比較するものであることを特徴とする請求項4又は請求項
    5記載の走行支援システム。
  7. 前記速度比較手段により、前記自車両の現在の走行速度が比較対象となっている比較対
    象速度を超えていると判断された場合、
    前記走行支援手段が、前記速度比較手段による比較結果に関する情報を運転者に対して
    告知するものであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかの項に記載の走行支援シス
    テム。
  8. 前記速度比較手段により、前記自車両の現在の走行速度が比較対象となっている比較対
    象速度を超えていると判断された場合、
    前記走行支援手段が、前記自車両の走行速度が前記比較対象速度となるように、前記自
    車両に対して減速制御するものであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかの項に記
    載の走行支援システム。
  9. 請求項1〜6のいずれかの項に記載の走行支援システムを構成する走行支援装置であっ
    て、
    前記速度比較手段と、
    該速度比較手段により、前記自車両の現在の走行速度が比較対象となている比較対象速
    度を超えていると判断された場合、前記速度比較手段による比較結果に関する情報を告知
    装置へ送信する送信手段とを備えていることを特徴とする走行支援装置。
  10. 請求項1〜6のいずれかの項に記載の走行支援システムを構成する走行支援装置であっ
    て、
    前記速度比較手段と、
    該速度比較手段により、前記自車両の現在の走行速度が比較対象となている比較対象速
    度を超えていると判断された場合、前記速度比較手段による比較結果に関する情報、及び
    /又は前記比較対象速度を示した情報を車両の速度を制御する車両制御装置へ送信する送
    信手段とを備えていることを特徴とする走行支援装置。
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