JP2008039401A - ナビゲーション装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】道路に区間を指定し、指定した区間を走行するときに安全に走行するための情報をユーザに対して通知するナビゲーション装置を提供する。
【解決手段】地図30上に表示された道路が指でなぞられると、なぞられた区間31が制限速度を設定する区間31として指定される。道路をなぞっている指が表示画面から離れると、制限速度の入力画面が表示モニタ16に表示される。入力画面から指やタッチペンなどによって制限速度を手書きで入力することができ、指定した区間31に制限速度が設定される。指定した区間31に車両が近づくと、制限速度注意の画面が表示され、制限速度を越えて区間31を走行すると警告画面が表示される。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両走行中に制限速度や交通規制をユーザに通知するナビゲーション装置に関する。
交通規制が行われている地点に車両が近づいたとき、または車両の運行速度が規制速度または安全走行速度に対する許容超過速度を越えたとき、その旨をユーザに知らせるように構成した車載用ナビゲーション装置が従来技術として知られている(特許文献1)。
特開平6−231392号公報
特許文献1に記載されている車載用ナビゲーション装置では、ユーザの操作により交通規制の内容や位置、規制速度に対する許容超過速度や安全走行速度を設定できるが、道路の一部の区間を指定して設定できないという問題点がある。
(1)請求項1の発明のナビゲーション装置は、表示モニタに表示される地図上の道路に区間を指定する指定手段と、指定した区間に速度を設定する設定手段と、指定した区間において、設定手段によって設定された速度を越えて車両が走行すると速度超過を通知する通知制御手段とを備えることを特徴とする。
(2)請求項2の発明は、請求項1に記載のナビゲーション装置において、通知制御手段は、指定した区間に車両が近づくと設定した速度を通知することを特徴とする。
(3)請求項3の発明は、請求項1に記載のナビゲーション装置において、通知制御手段は、設定した速度を越えて指定した区間に車両が近づく場合、設定した速度を通知することを特徴とする。
(4)請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のナビゲーション装置において、表示モニタの表示画面にタッチパネルを備え、指定手段は、表示モニタに表示された地図上の道路のうち、なぞられた道路を区間として指定することを特徴とする。
(5)請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のナビゲーション装置において、手書きの文字を入力する入力手段を備え、設定手段は、入力手段によって入力された数字を文字認識し、文字認識した数字より速度を設定することを特徴とする。
(6)請求項6の発明のナビゲーション装置は、表示モニタに表示された地図上の道路に区間を指定する指定手段と、文字を入力する入力手段と、指定手段によって指定した区間に車両が近づくと、または指定手段によって指定した区間を車両が走行すると、入力手段によって入力した文字を表示する文字表示制御手段とを備えることを特徴とする。
(7)請求項7の発明は、請求項6に記載のナビゲーション装置において、モニタの表示画面にタッチパネルを備え、指定手段は、表示モニタに表示された地図上の道路のうち、なぞられた道路を区間として指定することを特徴とする。
(8)請求項8の発明は、請求項7に記載のナビゲーション装置において、入力手段は、タッチパネル上をなぞることにより手書きの文字を入力し、文字表示制御手段は、入力手段によって入力した文字を文字認識し、文字認識した文字を表示することを特徴とする。
(9)請求項9の発明は、請求項6に記載のナビゲーション装置において、入力手段は、タッチパネル上をなぞることにより手書きの文字を入力し、文字表示制御手段は、手書きの文字をイメージ画として表示することを特徴とする。
本発明によれば、道路に区間を指定し、車両が指定した区間に近づいたとき、またはその区間を走行中に、車両が安全に走行できるための安全走行情報を表示するようにしたので、ユーザは、より安全に道路を走行することができる。
本発明の一実施形態によるナビゲーション装置の構成を図1に示す。図1のナビゲーション装置1は、表示モニタ16の表示画面にタッチパネル19が設けられており、表示モニタ16に表示された地図上の道路をなぞることによって道路に区間を指定することができる。また、タッチパネル19上に文字を描いて、文字を入力することができる。ナビゲーション装置1は、制御回路11、ROM12、RAM13、現在地検出装置14、画像メモリ15、表示モニタ16、入力装置17、スピーカ18、タッチパネル19、ディスクドライブ111、データ記憶部113および文字認識部114を有している。ディスクドライブ111には、DVD−ROM112が装填される。
タッチパネル19は、表示モニタ16の表面に積層される透明のタッチスイッチであり、表示モニタ16に表示される画像はタッチパネル19を通して表示される。タッチパネル19は、タッチパネル19上の操作位置に応じた信号をタッチパネルコントロール部110に送出し、タッチパネルコントロール部110はタッチパネル19の押圧位置を算出する。
制御回路11は、マイクロプロセッサ及びその周辺回路からなり、RAM13を作業エリアとしてROM12に格納された制御プログラムを実行して各種の制御を行う。この制御回路11がDVD−ROM112に記憶された地図データに基づいて所定の経路探索処理を行うと、その処理結果が推奨経路として表示モニタ16に表示される。
現在地検出装置14は車両の現在地を検出する装置であり、たとえば、車両の進行方向を検出する振動ジャイロ14a、車速を検出する車速センサ14b、GPS(Global Positioning System)衛星からのGPS信号を検出するGPSセンサ14cなどから成る。ナビゲーション装置1は、この現在地検出装置14により検出された車両の現在地に基づいて、地図の表示範囲や経路探索開始点などを決定するとともに、地図上にその現在地を表示する。
画像メモリ15は、表示モニタ16に表示するための画像データを格納する。この画像データは道路地図描画用データや各種の図形データからなり、それらはディスクドライブ111によって読み込まれるDVD−ROM112に記憶された地図データに基づいて、適宜生成される。ナビゲーション装置1は、このようにして生成された画像データを用いることによって地図表示などを行うことができる。
ディスクドライブ111には、表示モニタ16に表示する地図データが記録されたDVD−ROM112が装填される。地図データは、地図表示用データ、経路探索用データなどを含み、表示用および経路探索用データには、道路のリンク情報およびノード情報が含まれている。地図表示用データは、広域から詳細まで複数の縮尺の地図データを有し、ユーザの要求にしたがって、表示地図の縮尺を変更することができる。ディスクドライブ111は、装填されたDVD−ROM112から、表示モニタ16へ地図を表示するための地図データを読み出す。なお、DVD−ROM112以外の他の記録メディア、たとえばCD−ROMやハードディスクなどより地図データを読み出してもよい。
表示モニタ16は、地図データなどの各種情報に基づいて、自車位置付近の道路地図などの各種情報を画面表示としてユーザに提供する。入力装置17は、ユーザが各種コマンドを設定するための入力スイッチを有し、リモコンなどによって実現される。ユーザは、表示モニタ16の表示画面の指示に従って入力装置17を手動で操作することにより、目的地を選択して目的地を設定する。スピーカ17は、ユーザに対して各種入力操作をガイトしたり、各種通知を行ったりするための音声を出力する。
上述したとおり、タッチパネル19は表示モニタ16のモニタ画面上に設けられた透明パネルであり、表示モニタ16に表示した表示画面はタッチパネル19を通して表示される。また、表示モニタ16の表示画面を押圧するとタッチパネル19が押圧される。タッチパネル19は入力装置17と同様に入力機能を有する。表示モニタ16に表示された地図画面や各種ボタン、表示メニューなどを指で押圧するとタッチパネル19が押圧され、タッチパネルコントロール部110によって押圧位置が算出される。そして、算出された押圧位置は制御回路11に入力される。制御回路11では、押圧位置に目的地を設定したり、各種ボタンや表示メニューに定義された処理を実行したりする。また、表示モニタ16に表示された道路を指でなぞると、タッチパネル19が押圧され、なぞられた道路が指定される。タッチパネル19上に文字を描くことによって文字入力することができる。
目的地が受け付けられると、ナビゲーション装置1はGPSセンサ14cにより検出された現在地を出発地として目的地までの経路演算を所定のアルゴリズムに基づいて行う。このようにして求められたルート(以下、推奨経路という)は、表示形態、たとえば表示色などを変えることによって、ほかの道路とは区別して画面表示される。これにより、ユーザは地図上の推奨経路を画面上で認識することができる。ナビゲーション装置1は、推奨経路に従って車両が走行できるように、ユーザに対して画面や音声などによる進行方向指示を行い、車両を経路誘導する。
データ記憶部113は、フラッシュメモリやハードディスクなどの書き換え可能な記録媒体によって構成され、ナビゲーション装置1の機能に必要なデータを記憶する。データ記憶部113に記憶された情報は、制御回路11によって適宜読み出されて利用される。データ記憶部113には、図2に示す制限速度データベース20が記憶されている。制限速度データベース20には、地図上の道路をなぞって指定した道路区間の管理番号21、地図上の道路をなぞって指定した道路区間のリンク数22、タッチパネル18上に手書きで入力された制限速度23、地図上の道路をなぞって指定した道路区間におけるリンクID24a〜24cが格納される。ここで、リンクIDとは、それぞれのリンクに付された符号であり、地図データの道路のリンク情報に含まれている。
文字認識部114は、タッチパネル19を押圧して手書きで描いた文字を認識する。手書き文字の認識は以下のように行う。手書きで描いた文字の入力パターンを辞書115に登録している文字パターンと照合する。そして、最も類似度の高い文字パターンを抽出する。抽出した文字パターンに係る文字が手書きで入力した文字に該当するとして、手書き文字が認識される。
次に、本発明の実施形態のナビゲーション装置1における道路区間指定操作および制限速度設定操作について、図3〜5を参照して説明する。ここで、ユーザは道路に区間を指定して、その区間を制限速度30km/hに設定しようとしているものとする。
ユーザが不図示のメニュー画面から安全入力モードを選択すると、図3に示すように、地図30が表示画面に表示される。ここで、安全入力モードとは、ユーザが安全に道路を走行できるようにするため、道路に制限速度を設定するモードである。地図30をスクロールして、制限速度を設定する道路を表示画面に表示する。図3に示すように、道路を指でなぞることによって、制限速度を設定する区間31を指定する。なぞられた道路には軌跡線が表示される。
道路をなぞっている指を表示画面から離すと、図4に示すように、制限速度入力画面40が表示モニタ16に表示される。制限速度入力画面40には、「制限速度を入力してください」という指示文とともに、制限速度入力欄41、登録ボタン42および取消ボタン43が表示される。制限速度入力欄41は、指やタッチペンなどによって算用数字を描き、制限速度を入力する領域である。制限速度入力欄41に算用数字を描くとタッチパネル19が押圧され、描いた算用数字が制御回路11に入力される。登録ボタン42は、制限速度入力欄41に描かれた手書き文字の文字認識を開始するためのボタンである。取消ボタン43は、指定した区間31と制限速度入力画面40とを消去して、道路区間の指定をやり直すためのボタンである。
登録ボタン42が押圧され、手書き文字の文字認識が完了すると、図5に示すように、制限速度確認画面50が表示される。制限速度確認画面50には、文字認識結果51とともに「km/hでよろしいですか?」という確認文、YESボタン52aおよびNOボタン52bが表示される。YESボタン52a押圧すると、指定した区間31に文字認識した制限速度が設定される。NOボタン52bを押圧すると、制限速度入力画面40が表示され、制限速度の入力をやり直すことができる。ただし、道路交通法上の制限速度を上回る制限速度を設定することはできない。
次に、制限速度の通知処理について、図6および図7を参照して説明する。ここで、ユーザは、自車位置周辺の地図30を表示画面に表示しながら走行しているものとする。
ユーザが、制限速度を設定した区間31から所定距離内、たとえば30m以内に近づくと、図6に示すように、「もうすぐ制限速度が30km/hになります。」と表示された注意画面61が表示される。そして、スピーカ18からも「もうすぐ制限速度が30km/hになります。」という音声が出力される。区間31から自車位置の距離は、道路に沿って区間31に至るまでの距離でもよいし、直線距離でもよい。ここで、地図30には、自車位置を示す自車位置マーク62が表示され、制限速度を設定した区間31には軌跡線が表示される。
ユーザが、制限速度を設定した区間31内を走行中に制限速度を越えると、図7に示すように、「制限速度30km/hを越えています。」と表示された警告画面71が表示される。そして、スピーカ18からも「制限速度30km/hを越えています。」という音声が出力される。
図8および図9のフローチャートを参照して制限速度設定処理を説明する。図8および図9の処理は、上述した不図示のメニュー画面から安全入力モードを選択すると、スタートするプログラムにより、制御回路11において実行される。
図8のステップS801では、タッチパネル19からの信号に基づいてタッチパネル19は押圧されているか判定する。押圧されている場合はステップS801が肯定判定され、ステップS802へ進む。押圧されていない場合はステップS801を繰り返す。ステップS802では、押圧位置に対応するリンク(以下、対応リンクと呼ぶ。)を決定する。ステップS803では、対応リンクのリンクIDをRAM13に記憶する。ステップS804では、対応リンクに対応する道路に軌跡線を表示する。
ステップS805では、タッチパネル19からの信号に基づいてタッチパネル19は押圧されているか判定する。押圧されている場合はステップS805が肯定判定され、ステップS802へ戻る。押圧されていない場合はステップS805が否定判定され、ステップS806へ進む。ステップS806では、表示モニタ16に制限速度入力画面40を表示する。
図9のステップS901では、制限速度入力欄41に描かれた文字を入力する。ステップS902では、制限速度入力画面40に表示された登録ボタン42が押圧されたか判定する。押圧された場合はステップS902が肯定判定され、ステップS903へ進む。押圧されていない場合はステップS902が否定判定され、ステップS909へ進む。ステップS903では、入力された文字を文字認識部114に出力する。文字認識部114では、制御回路11から出力された文字に対し文字認識を行い、認識結果を制御回路11に出力する。ステップS904では、文字認識部114より出力された認識結果を取得する。
ステップS905では、認識結果を表示した制限速度確認画面50を表示モニタ16に表示する。ステップS906では、制限速度確認画面50に表示しているYESボタン52aが押圧されたか判定する。押圧された場合はステップS906が肯定判定され、ステップS907へ進む。押圧されていない場合はステップS906が否定判定され、ステップS910へ進む。ステップS907では、RAM13に記憶している対応リンクのリンクIDと、認識結果として表示した制限速度とを制限速度データベース20に格納する。
ステップS908では、安全入力モードが終了したか判定する。終了した場合はステップS908が肯定判定され、制限速度設定処理は終了する。終了していない場合はステップS908が肯定判定され、ステップS902へ戻る。
ステップS909では、制限速度入力画面40に表示された取消ボタン43が押圧されたか判定する。押圧された場合はステップS909が肯定判定され、図8のステップS801へ戻る。押圧されていない場合はステップS909が否定判定され、ステップS902へ戻る。ステップS910では、制限速度確認画面50に表示しているNOボタン52bが押圧されたか判定する。押圧された場合はステップS910が肯定判定され、図8のステップS806へ戻る。押圧されていない場合はステップS910が否定判定され、ステップS906へ戻る。
次に、図10および図11のフローチャートを参照して制限速度通知処理を説明する。図10および図11の処理は、自車位置周辺の道路地図を表示するとスタートするプログラムにより、制御回路11において実行される。
ステップS1001では、現在地検出装置14によって車両の現在地を検出する。ステップS1002では、現在地に対応するリンクのリンクID(以下、現在地リンクIDと呼ぶ)をDVD−ROM112に記憶されている地図データから抽出する。ステップS1003では、DVD−ROM112に記憶されている地図データから現在地周辺のリンクID(以下、周辺リンクIDと呼ぶ)を抽出する。ステップS1004では、抽出した周辺リンクIDと制限速度データベース20に格納されているリンクIDと合致するリンクID(合致リンクID)を抽出する。
ステップS1005では、合致リンクIDの中に現在地リンクIDがあるか否か、すなわち、現在地リンクIDが制限速度データベース20に格納されているリンクIDであるか判定し、肯定判定されるとステップS1006へ進む。現在地リンクIDが制限速度データベース20に格納されていない場合はステップS1005が否定判定され、図11のステップS1101へ進む。
ステップS1006では、合致リンクIDはあるか判定する。ある場合はステップS1006が肯定判定され、ステップS1007へ進む。ない場合はステップS1006が否定判定され、スタートへリターンする。ステップS1007では、合致リンクIDのうち、車両進行方向に位置し、現在地から最も近い距離にある合致リンクIDを抽出し、制限速度データベース20を参照して、抽出した合致リンクIDが含まれる道路区間の制限速度を抽出する。ステップS1008では、抽出した制限速度を表示した注意画面61を表示モニタ16に表示する。そして、スタートへリターンする。
図11のステップS1101では、制限速度データベース20より現在地リンクIDが含まれる道路区間の制限速度を抽出する。ステップS1102では、車速センサ14bによって車速を検出する。ステップS1103では、車速が制限速度を越えているか判定する。越えている場合はステップS1103が肯定判定され、ステップS1104へ進む。越えていない場合はそのままリターンする。ステップS1104では、制限速度を越えている旨の警告画面71を表示モニタ16に表示する。
以上の実施の形態によるナビゲーション装置1は次のような作用効果を奏する。
(1)道路の一部の区間31を指定して車両の制限速度を設定することができるので、道路状況に応じた制限速度に関する通知61,71をユーザに対して行うことができる。したがって、ユーザは、より安全に道路を走行することができる。
(2)指などで道路をなぞることによって、制限速度を設定する道路の区間21を指定することができるので、指定操作が簡単である。
(3)手書き文字によって制限速度を入力することができるので、制限速度の入力操作が簡単である。
以上の実施の形態のナビゲーション装置1を次のように変形することができる。
(1)制限速度を設定した区間31の手前の所定距離内に近づくと、車速にかかわらず注意画面61を表示したが、制限速度を越えて近づく場合だけ注意画面61を表示するようにしてもよい。制限速度を越えないで区間31に近づいている場合は、区間31内も制限速度を越えないで走行する可能性が高く、注意画面61を表示する必要性が低いからである。また、たとえば、区間31の手前70m離れているときは制限速度を越えているときのみ注意画面61を表示し、区間31の手前30m離れているときは制限速度に関係なく注意画面61を表示するというように、区間31からの距離によって注意画面61を表示する条件を変えてもよい。
(2)制限速度の10桁目の算用数字を入力するだけで制限速度を設定できるようにしてもよい。たとえば、「5」と入力すると50km/hに制限速度が設定され、「10」と入力すると100km/hに制限速度が設定されるようにしてもよい。制限速度の入力操作が簡単になり、ユーザの利便性が向上する。
(3)表示モニタ16に表示された道路地図の道路を指でなぞることによって区間を指定したが、タッチペンやタッチストラップなどによって指定できるようにしてもよい。
(4)表示モニタ16に表示された道路地図の道路を指でなぞることによって区間を指定したが、入力装置17、たとえばジョイスティックなどを操作して区間を指定できるようにしてもよい。
(5)道路区間と制限速度の一覧表をテーブル化しておき、予めテーブルから所望の区間を指定するようにしてもよい。
(6)ユーザが、制限速度を設定した区間31内を走行中に制限速度を越えると、車両を制御して、車速が設定した制限速度を越えないようにするようにしてもよい。たとえば、車両が制限速度を越えると、ブレーキが作動したり、アクセル強制戻しが行われたりするようにしてもよい。
(7)区間31に近づいたり、区間31を走行したりしているとき、制限速度についての注意画面61や警告画面71を表示したが、制限速度に関係ない、制限速度入力画面40から入力した手書き文字を表示するようにしてもよい。たとえば、制限速度入力画面40の制限速度入力欄41に「通学路、子供に注意」と手書きで入力し、図12に示すように、自車位置が区間31に進入したときに「通学路、子供に注意」と警告画面63を表示するようにしてもよい。この場合、制限速度データベース20には、制限速度23の代りに、制限速度入力欄41に手書き入力された文字が格納される。道路に区間を指定して、その区間を安全に走行するための情報(以下、安全走行情報と呼ぶ)を入力することができ、指定した区間に近づいたとき、または指定した区間を走行中にその安全走行情報をユーザに通知することができるので、より安全に道路を走行することができる。注意画面61や警告画面71に表示する文字は、手書き文字を画像データとして記憶し、イメージ画としてそのまま表示してもよいし、手書き文字を文字認識部114で文字認識し、文字認識した結果を表示してもよい。また、文字認識した結果をスピーカ18から音声出力するようにしてもよい。
(8)制限速度について手書き文字で入力したが、入力装置17を使用して、キー入力するようにしてもよい。
特許請求の範囲の要素と実施の形態との対応関係を説明する。
本発明の指定手段および設定手段は制御回路11とタッチパネル19とに対応し、通知制御手段は制御回路11、現在地検出装置14および表示モニタ16に対応する。入力手段は制御回路11とタッチパネル19とに対応し、文字表示制御手段は制御回路11、現在地検出装置14および表示モニタ16に対応する。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する上で、上記の実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係になんら限定されるものではない。
本発明の実施形態のナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 制限速度データベースを説明するための図である。 道路区間指定操作を説明するための図である。 制限速度入力画面を説明するための図である。 制限速度確認画面を説明するための図である。 指定した道路区間に車両が近づいてきたときに表示される表示モニタの表示画面を説明するための図である。 制限速度を越えて指定した道路区間を車両が走行しているときに表示される表示モニタの表示画面を説明するための図である。 道路区間の指定処理を説明するためのフローチャートである。 制限速度の設定処理を説明するためのフローチャートである。 指定した道路区間を車両が走行していないときの制限速度の通知処理を説明するためのフローチャートである。 指定した道路区間を車両が走行しているときの制限速度の通知処理を説明するためのフローチャートである。 指定した道路区間を車両が走行しているときに手書き文字で入力した文字が表示される表示モニタの表示画面を説明するための図である。
符号の説明
1 ナビゲーション装置
11 制御回路
13 RAM
14 現在地検出装置
16 表示モニタ
18 スピーカ
19 タッチパネル
112 DVD−ROM
113 データ記憶部
114 文字認識部

Claims (9)

  1. 表示モニタに表示される地図上の道路に区間を指定する指定手段と、
    前記指定した区間に速度を設定する設定手段と、
    前記指定した区間において、前記設定手段によって設定された速度を越えて車両が走行すると速度超過を通知する通知制御手段とを備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 請求項1に記載のナビゲーション装置において、
    前記通知制御手段は、前記指定した区間に車両が近づくと前記設定した速度を通知することを特徴とするナビゲーション装置。
  3. 請求項1に記載のナビゲーション装置において、
    前記通知制御手段は、前記設定した速度を越えて前記指定した区間に車両が近づく場合、前記設定した速度を通知することを特徴とするナビゲーション装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のナビゲーション装置において、
    前記表示モニタの表示画面にタッチパネルを備え、
    前記指定手段は、前記表示モニタに表示された地図上の道路のうち、なぞられた道路を前記区間として指定することを特徴とするナビゲーション装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のナビゲーション装置において、
    手書きの文字を入力する入力手段を備え、
    前記設定手段は、前記入力手段によって入力された数字を文字認識し、文字認識した数字より速度を設定することを特徴とするナビゲーション装置。
  6. 表示モニタに表示された地図上の道路に区間を指定する指定手段と、
    文字を入力する入力手段と、
    前記指定手段によって指定した区間に車両が近づくと、または前記指定手段によって指定した区間を車両が走行すると、前記入力手段によって入力した文字を表示する文字表示制御手段とを備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  7. 請求項6に記載のナビゲーション装置において、
    前記モニタの表示画面にタッチパネルを備え、
    前記指定手段は、前記表示モニタに表示された地図上の道路のうち、なぞられた道路を前記区間として指定することを特徴とするナビゲーション装置。
  8. 請求項7に記載のナビゲーション装置において、
    前記入力手段は、前記タッチパネル上をなぞることにより手書きの文字を入力し、
    前記文字表示制御手段は、前記入力手段によって入力した文字を文字認識し、文字認識した文字を表示することを特徴とするナビゲーション装置。
  9. 請求項6に記載のナビゲーション装置において、
    前記入力手段は、前記タッチパネル上をなぞることにより手書きの文字を入力し、
    前記文字表示制御手段は、前記手書きの文字をイメージ画として表示することを特徴とするナビゲーション装置。
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