JP6679832B2 - 印刷装置、印刷方法及びプログラム - Google Patents

印刷装置、印刷方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、印刷装置、印刷方法及びプログラムに関する。
ケーブル等の細長状の部材に貼り付けるラベル等の印刷媒体に、文字等の印刷パターンを印刷する装置が知られている。例えば特許文献1は、ケーブルに貼り付けるラベル(ケーブルラベル)に文字を印刷する装置を開示している。
特開2004−299177号公報
ケーブルラベル等の印刷媒体に文字等の印刷パターンを印刷する際には、印刷媒体を貼り付ける細長状の部材の太さを考慮して印刷パターンの適切なサイズを決定する必要がある。例えばケーブルラベルに印刷した文字のサイズが不適切であると、ケーブルラベルをケーブルに貼り付けた際、図13(a)に示すように、印刷された文字の一部が正面から視認できなくなってしまう。
上記の事情に鑑み、特許文献1に開示された装置は、各ケーブルの型番と、各ケーブルに貼り付けるケーブルラベルに文字を印刷する際の好適な文字のサイズと、を互いに対応付けて予め記憶している。利用者がケーブルの型番を入力すると、特許文献1に開示された装置は、入力された型番に対応付けて記憶しているサイズの文字をケーブルラベルに印刷する。
特許文献1に開示された装置を使用する際、利用者は、ケーブルラベルを貼り付けるケーブルの型番を調べて入力しなければならず、煩雑な作業が必要であった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、煩雑な作業を要することなく、細長状の部材に貼り付ける印刷媒体に、適切な印刷パターンを印刷することが可能な印刷装置、印刷方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係る印刷装置は、
印刷媒体に印刷パターン及び付加パターンを印刷する印刷部と、
前記付加パターンとして、前記印刷部により印刷された前記印刷媒体を部材に貼り付ける際に指標となる前記印刷パターンとは異なる第2の付加パターンを前記印刷パターンに追加し、前記印刷媒体が前記部材に貼り付けられた状態において、前記印刷パターンと前記第2の付加パターンとが、部材の反対側に位置するように、前記印刷パターンと前記第2の付加パターンとの印刷位置を決定し、前記印刷部に印刷させる制御部と、
を備える、
ことを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、本発明に係る印刷方法は、
部材に貼り付けて使用される印刷媒体に指定された印刷パターンを印刷する印刷方法であって、印刷媒体を部材に貼り付ける際に指標となる付加パターンとして、前記印刷パターンとは異なる第2の付加パターンを追加し、前記印刷媒体が前記部材に貼り付けられた状態において、前記印刷パターンと前記第2の付加パターンとが、部材の反対側に位置するように、前記印刷パターンと前記第2の付加パターンとの印刷位置を決定する
ことを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、本発明に係るプログラムは、
コンピュータに、
部材に貼り付けて使用される印刷媒体に指定された印刷パターンを印刷させるプログラムであって、
印刷媒体を部材に貼り付ける際に指標となる付加パターンとして、前記印刷パターンとは異なる第2の付加パターンを追加し、前記印刷媒体が前記部材に貼り付けられた状態において、前記印刷パターンと前記第2の付加パターンとが、部材の反対側に位置するように、前記印刷パターンと前記第2の付加パターンとの印刷位置を決定させる
ことを特徴とする。
本発明によれば、煩雑な作業を要することなく、細長状の部材に貼り付ける印刷媒体に、適切な印刷パターンを印刷することが可能な印刷装置、印刷方法及びプログラムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る印刷装置の平面図である。 本発明の実施形態に係る印刷装置が印刷したテープの例を示す図である。 (a)は、本発明の実施形態に係る印刷装置の内部拡大図である。(b)は、テープカセットの外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る印刷装置がケーブルの直径を測定する動作を説明するための平面図である。 (a)は、本発明の実施形態に係る印刷装置が備えるケーブル直径計測部の構造を示す断面図である。(b)は、本発明の実施形態に係る印刷装置がケーブルの直径を測定する動作を説明するための断面図である。 本発明の実施形態に係る印刷装置の物理構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る印刷装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る印刷装置が印刷したテープの例を示す図である。 本発明の実施形態に係る印刷装置が印刷したテープの他の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る印刷装置が実行する印刷処理の流れを示すフローチャートである。 (a)、(b)は、本発明の実施形態に係る印刷装置が印刷したテープをケーブルに貼り付ける動作を説明するための外観斜視図である。(c)は、本発明の実施形態に係る印刷装置が印刷したテープをケーブルに貼り付ける動作を説明するための断面図である。 (a)、(b)は、本発明の実施形態に係る印刷装置が印刷したテープをケーブルに貼り付ける動作を説明するための外観斜視図である。(c)は、本発明の実施形態に係る印刷装置が印刷したテープをケーブルに貼り付ける動作を説明するための断面図である。 (a)、(b)は、従来技術に係る印刷装置が印刷したケーブルラベルをケーブルに貼り付けた状態を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、図中同一又は相当する部分には同一符号を付す。
図1に、本発明の実施形態に係る印刷装置の平面図を示す。印刷装置1は、部材の1例としての細長状の部材に貼り付ける印刷媒体に、絵や文字等のパターンを含む印刷パターンを印刷する装置である。本実施形態において、印刷装置1は、印刷媒体として、細長状の部材であるケーブルCBに貼り付けるテープ31に印刷パターンPTを印刷する。テープ31(印刷媒体)は、表面が印刷面であって裏面が粘着面である印刷テープと、粘着面に貼付される剥離テープと、が積層されて形成された、テープ部材の印刷媒体である。なお、本実施形態では、ケーブルCB(細長状の部材)の断面が円形であるものとして説明する。
印刷装置1は、印刷パターンPTを、上詰め又は下詰めで(テープ31の搬送方向と直交する方向である短手方向におけるいずれか一方側の端部に寄せて)、テープ31に印刷する。上詰め又は下詰めで印刷パターンPTを印刷することにより、印刷パターンPTが印刷されていない最大限の領域を、後述する付加パターンを印刷するための領域として確保できる。本実施形態において、印刷装置1は、印刷パターンPTを、図2に示すように、上詰めでテープ31に印刷する。
印刷パターンPTをテープ31に印刷する際、テープ31上には、図2に示すように、第1マージンδ1及び第2マージンδ2が予め設定されている。第1マージンδ1は、印刷パターンPTを印刷するために必要なマージン(余白)である。第2マージンδ2は、後述する付加パターンを印刷するために必要なマージンである。
印刷装置1は、図2に示すように、印刷パターンPTをテープ31に印刷すると共に、テープ31上における印刷パターンPTの印刷位置を基準として、テープ31の短手方向においてケーブルCBの断面の周長L又は周長Lの半分L/2の距離の位置に、付加パターン(第1パターンP1、第2パターンP2)を印刷する。
付加パターンは、テープ31をケーブルCBに貼り付ける際、テープ31を貼り付けるべき位置を利用者に案内するパターンである。利用者は、付加パターンによって案内される位置にテープ31を貼り付けることにより、印刷パターンPTをケーブルCB上の所望の位置に貼り付けることができる。
具体的に、印刷装置1は、図2に示すように、テープ31上における印刷パターンPTの印刷位置を基準として、テープ31の短手方向においてケーブルCBの断面の周長Lの距離の位置に、第1パターンP1を付加パターンとして印刷する。また、印刷装置1は、図2に示すように、テープ31上における印刷パターンPTの印刷位置を基準として、テープ31の短手方向においてケーブルCBの断面の周長Lの半分L/2の距離の位置に、第2パターンP2を付加パターンとして印刷する。本実施形態において、印刷装置1は、図2に示すように、第1パターンP1として矢印を、第2パターンP2として星印を、印刷する。第1パターンP1及び第2パターンP2の詳細については、後述する。
印刷装置1は、図1に示すように、筐体2の上面に入力部3、表示部4、テープ収納部8を塞ぐ開閉蓋5及びケーブル直径計測部6を備える。また、図示しないが、筐体2は、パーソナルコンピュータ等の外部機器と接続するための入力端子、電源コードが接続される電源端子、メモリカード等の記憶媒体が挿入される挿入口等を備える。
入力部3は、文字データを入力する文字入力キー、印刷開始を指示する印刷キー、表示部4の表示画面上のカーソルを移動操作するカーソルキー、印刷モードの設定や各種設定処理を行う種々の制御キー、ケーブル直径計測部6にケーブルの直径計測を指示する計測キー等を備える。表示部4は、印刷装置1におけるメインパネルとしての液晶表示パネル等である。表示部4は、入力されたデータに関する画像、各種の設定のための選択メニュー、後述する警告メッセージを含む各種の処理に関するメッセージ等を表示する。
図3(b)に、印刷装置1の内部構造の一部を斜視図で示す。開閉蓋5の内側には、テープ31及びインクリボン35を収容したテープカセット21を収納(装填)するためのテープ収納部8が形成されている。テープ収納部8内には、印刷手段としてのテープ印刷機構45と、テープカセット21を所定の位置に支持するためのカセット受部15と、が形成されている。
テープ印刷機構45は、縦方向に配列された印刷素子と、印刷ヘッドとされるサーマルヘッド11と、サーマルヘッド11との間でテープ31及びインクリボン35を挟み込んでこれを搬送するプラテンローラ12と、テープカセット21に係合して位置決めする位置合わせ軸20と、印刷に使用したインクリボン35をテープカセット21内に巻取るリボン巻取軸13と、を備える。
また、テープ収納部8の一端部に筐体2の外に通じるテープ繰出部7が形成されている。テープ繰出部7には、テープ31の印刷テープ及び剥離テープを幅方向に切断するフルカット手段としてのフルカット機構17と、テープ31の印刷テープのみを切断し、剥離テープを切断しないハーフカット手段としてのハーフカット機構18と、が組み込まれている。
図3(a)に、印刷装置1に使用するテープカセット21の外観を示す。テープカセット21は、カセットケース22を備える。カセットケース22の内部には、テープ31が巻装されたテープコア23、未使用のインクリボン35が巻装されたリボン供給コア24、使用済みのインクリボン35を巻取るリボン巻取コア25が夫々収納されている。また、テープカセット21のカセットケース22には、テープ収納部8内にテープカセット21を装填した場合にサーマルヘッド11が位置するヘッド配置部27が形成されている。
カセットケース22の隅部には、テープ収納部8のカセット受部15と係合し、このカセット受部15によって支持される被係合部29が形成されている。そして、カセットケース22の被係合部29には、図示しないがテープカセット21の種類に応じた凹凸が形成されており、テープ収納部8のカセット受部15には、テープカセット21が装填された場合にカセットケース22の被係合部29に形成された凹凸を判別する所定のテープ幅検出スイッチ16が形成されている。
印刷装置1は、カセットケース22がテープ収納部8に装填されると、カセットケース22の被係合部29に形成された凹凸とテープ収納部8のカセット受部15に形成されたテープ幅検出スイッチ16の幾つかと或いは全部とが係合し、係合したテープ幅検出スイッチ16が押下される。印刷装置1は、このオン状態となったテープ幅検出スイッチ16の組み合わせによって、テープカセット21のテープ幅等の種類を判別する。
すなわち、印刷装置1は、テープカセット21の種類を判別することによって、印刷対象物であるテープ31の短手方向の幅W等を識別して、テープ31の短手方向の幅Wに適合した印刷パターンPTを作成する。
印刷の指示がされると、テープ31及びインクリボン35がテープカセット21から繰り出される。テープ31及びインクリボン35は、重ね合わされた状態で、プラテンローラ12とサーマルヘッド11との間に挟み込まれて搬送される。
そして、サーマルヘッド11が印刷パターンPTに基づいて発熱駆動され、インクリボン35のインクがテープ31の印刷テープに熱転写されて印刷される。印刷が終了すると、設定によりフルカット機構17又はハーフカット機構18が作動してテープ31が幅方向に切断され、1枚のテープ状のラベルが作成される。
図1に戻って、ケーブル直径計測部6は、テープ31を貼り付けるケーブルCBの直径Dを計測する。ケーブル直径計測部6は、図1に示すように、筐体2に形成された溝61と、計測ボタン62と、を備える。溝61には、図4に示すように、テープ31を貼り付けるケーブルCBを嵌合することができる。溝61は、図5(a)に示すように、側壁61aと、側壁61aに対向する側壁61bと、を備える。側壁61aには、図5(a)に示すように、当接面62aを備える計測ボタン62が設けられている。計測ボタン62は図4に示すように利用者の指による押圧に従って摺動し、図5(b)に示すように、当接面62aと溝61の側壁61bとの間でケーブルCBを挟持する。入力部3の備える、ケーブルの直径計測を指示する計測キーが利用者によって押下されると、ケーブル直径計測部6は、この計測キーが押下された時点における当接面62aと側壁61bとの間の距離Xを、ケーブルCBの直径Dとして取得する。
ケーブルCBに貼り付けるテープ31に印刷パターンPTを印刷することを所望する利用者は、図4に示すように、ケーブルCBを溝61に嵌合する。そして、図4に示すように計測ボタン62を押圧することにより摺動させ、図5(b)に示すように、当接面62aと側壁61bとにケーブルCBを挟持させる。利用者は、ケーブルCBが当接面62aと側壁61bとによって挟持された状態において、入力部3の計測キーを押下する。ケーブル直径計測部6は、計測キーの押下に応答して、計測キーが押下された時点における当接面62aと側壁61bとの間の距離Xを、ケーブルCBの直径Dとして取得する。
図6に、印刷装置1の物理構成を示す。印刷装置1は、制御部40と、入力部3と、表示部4と、ROM(Read Only Memory)41と、RAM(Random Access Memory)42と、無線部43と、テープ印刷部50と、テープ幅検出スイッチ16と、ケーブル直径計測部6と、を備える。
制御部40は、例えばCPU(Central Processing Unit)であって、入力部3からのキー操作信号に応じて、又は、自動でROM41に予め記憶されているシステムプログラム、メモリカードに記憶された制御プログラム、外部機器から読み込まれた制御プログラム等を起動させ、RAM42をワークメモリとして回路各部の動作を制御する。
ROM41は、記憶手段とされるものであって、入力部3から入力された文字を印刷するためのプログラム、文字、記号、絵文字等のデータやサイズ情報、印刷フォント等を記憶する。ROM41は、制御部40で読取り可能なプログラムが記憶された記憶媒体としても機能する。
RAM42は、記憶手段とされるものであって、キー入力された文字、サイズや文字間隔等の印刷情報を記憶する入力データメモリ、入力された印刷情報が展開された印刷パターンが記憶される印刷データメモリ、表示部4に表示されるパターンデータが記憶される表示データメモリ等の各領域が確保され、印刷処理等に必要なデータを一時的に記憶するレジスタやカウンタ等が設けられている。
無線部43は、図示せぬアンテナを備え、外部機器(例えば、パーソナルコンピュータ)との間で無線通信を行い、データを送受信する。
テープ印刷部50は、印刷手段駆動回路51と、搬送手段駆動回路52と、切断手段駆動回路53と、を含む。印刷手段駆動回路51は、印刷手段であるサーマルヘッド11を印刷パターンPTに基づいて制御し、テープ31に対する印刷を実行する。搬送手段駆動回路52は、搬送手段を駆動させる回路であって、プラテンローラ12やリボン巻取軸13を回転させるステップモータ等の搬送モータを制御し、所定の速度で長手方向にテープ31を搬送する。切断手段駆動回路53は、切断手段を制御する駆動回路であり、制御部40からの制御に基づいて、フルカット機構17で使用されるステッピングモータやハーフカット機構18で使用されるDCモータ等を制御する。
また、制御部40は、テープ幅検出スイッチ16とケーブル直径計測部6とに接続され、テープ幅検出スイッチ16が検出したテープ31の幅を示す情報を取得し、ケーブル直径計測部6が取得したケーブルCBの直径Dを取得する。
図7に、印刷装置1の機能構成を示す。印刷装置1は、印刷パターン取得部101と、サイズ取得部102と、サイズ決定部103と、印刷部104と、幅取得部105と、第1判別部106と、第2判別部107と、警告報知部108と、を備える。
印刷パターン取得部101は、テープ31に印刷すべき印刷パターンPTを取得する。具体的に説明すると、印刷パターン取得部101は、印刷装置1を操作する利用者から、入力部3等を介して、テープ31に印刷すべき絵や文字等の印刷パターンPTの入力及びその印刷パターンPTで印刷を開始する旨の指示を受け付ける。
サイズ取得部102は、テープ31を貼り付けるケーブルCBの長さ方向と直交する幅方向におけるサイズを取得する。具体的に説明すると、サイズ取得部102は、ケーブルCBの断面の周長Lを、ケーブルCBの幅方向におけるサイズとして取得する。以下、理解を容易にするために、ケーブルCBの断面は円形であるとして説明する。サイズ取得部102は、ケーブル直径計測部6によって取得されたケーブルCBの断面の直径Dに円周率を乗ずることにより、ケーブルCBの断面の周長Lを取得する。
サイズ決定部103は、サイズ取得部102によって取得されたケーブルCBの幅方向におけるサイズ(ケーブルCBの断面の周長L)に基づいて、テープ31上における印刷パターンPTのサイズを決定する。具体的に説明すると、サイズ決定部103は、テープ31の短手方向における印刷パターンPTの長さH(テープ31上における印刷パターンPTのサイズ)を、サイズ取得部102によって取得されたケーブルCBの断面の周長Lの半分以下の長さ(L/2以下の長さ)に決定する。以下、サイズ決定部103は、印刷パターンPTの長さHを、断面の周長Lの3分の1の長さL/3に決定することを例にとって説明する。
印刷部104は、サイズ決定部103によって決定されたサイズの印刷パターンPTを、上詰め又は下詰めで(テープ31の短手方向におけるいずれか一方側の端部に寄せて)、テープ31に印刷する。以下、印刷部104は、印刷パターンPTを上詰めでテープ31に印刷することを例にとって説明する。
印刷部104は、印刷パターンPTをテープ31(印刷媒体)に印刷すると共に、テープ31上における印刷パターンPTの印刷位置を基準として、テープ31の短手方向においてケーブルCBの断面の周長L又は前記周長の半分L/2の距離の位置に、付加パターンを印刷する。具体的に説明すると、印刷部104は、図8に示すように、印刷パターンPTをテープ31に印刷すると共に、テープ31上における印刷パターンPTの印刷位置(印刷パターンPTのテープ31の短手方向における長さHの中心線CL)を基準として、テープ31の短手方向においてケーブルCBの断面の周長Lの距離の位置に第1パターンP1(矢印)を、断面の周長Lの半分L/2の距離の位置に第2パターンP2(星印)を、それぞれ付加パターンとして印刷する。
幅取得部105は、テープ31の短手方向の幅Wを取得する。具体的に説明すると、幅取得部105は、テープカセット21に形成された凹凸によるテープ幅検出スイッチ16の押下情報を取得し、テープ幅検出スイッチ16のオン・オフ状態の組み合わせによって、印刷パターンPTを出力しようとしているテープ31の短手方向の幅Wの情報を取得する。
第1判別部106は、テープ31上における印刷パターンPTの印刷位置を基準として、テープ31の短手方向においてケーブルCBの断面の周長Lの距離の位置に、第1パターンP1(付加パターン)を印刷する第1の領域があるか否かを、幅取得部105によって取得されたテープ31の短手方向の幅Wに基づいて判別する。
図8に示すように、印刷部104が付加パターン(第1パターンP1、第2パターンP2)を印刷するためには、テープ31が一定以上の短手方向の幅Wを有している必要がある。テープ31の短手方向の幅Wによっては、付加パターンを印刷するために十分な幅が確保できず、付加パターンを印刷できない場合がある。そこで、第1判別部106は、第1パターンP1を印刷する第1の領域があるか否かを、テープ31の短手方向の幅Wに基づいて判別する。具体的に説明すると、第1判別部106は、印刷パターンPTのテープ31の短手方向における長さH、ケーブルCBの断面の周長L、テープ31の短手方向の幅Wの間に下記の式(1)が成立しているか否かを判別することにより、第1パターンP1を印刷する第1の領域があるか否かを判別する。

δ1+H/2+L+δ2≦W …(1)
図8を参照すると、式(1)の“δ1+H/2”は、テープ31の短手方向における端部から印刷パターンPTの長さHの中心線CL(テープ31上における印刷パターンPTの印刷位置)までの距離に相当する。また、第1パターンP1は、テープ31上において、中心線CLから“L”だけ離隔した位置に印刷される。即ち、テープ31上に印刷された第1パターンP1と、テープ31の短手方向における一方側の端部と、の間は少なくとも“δ1+H/2+L”だけ離隔している。また、テープ31の短手方向における他方側の端部との間に少なくとも第2マージンδ2だけの距離がないと、第1パターンP1は印刷できない。このため、第1パターンP1をテープ31に印刷するためには、テープ31の短手方向の幅Wが、少なくとも“δ1+H/2+L+δ2”である必要がある。
従って、第1判別部106は、式(1)が成立するか否かを判別することにより、第1パターンP1を印刷する第1の領域があるか否かを判別できる。
第2判別部107は、テープ31上における印刷パターンPTの印刷位置を基準として、テープ31の短手方向においてケーブルCBの断面の周長Lの半分L/2の距離の位置に、第2パターンP2(付加パターン)を印刷する第2の領域があるか否かを、幅取得部105によって取得されたテープ31の短手方向の幅Wに基づいて判別する。
図9に示すように、テープ31の短手方向の幅Wが不足しているため第1パターンP1(印刷パターンPTの印刷位置を基準としてケーブルCBの断面の周長Lの距離の位置に印刷される付加パターン)が印刷できない場合であっても、第2パターンP2(印刷パターンPTの印刷位置を基準として断面の周長Lの半分L/2の距離の位置に印刷される付加パターン)は印刷できる場合がある。そこで、第2判別部107は、第2パターンP2を印刷する第2の領域があるか否かを、テープ31の短手方向の幅Wに基づいて判別する。具体的に説明すると、第2判別部107は、印刷パターンPTのテープ31の短手方向における長さH、ケーブルCBの断面の周長L、テープ31の短手方向の幅Wの間に下記の式(2)が成立しているか否かを判別することにより、第2パターンP2を印刷する第2の領域があるか否かを判別する。

δ1+H/2+L/2+δ2≦W …(2)
図9を参照すると、式(2)の“δ1+H/2”は、テープ31の短手方向における端部から印刷パターンPTのテープ31の短手方向における長さHの中心線CL(テープ31上における印刷パターンPTの印刷位置)までの距離に相当する。また、第2パターンP2は、テープ31上において、中心線CLから“L/2”だけ離隔した位置に印刷される。即ち、テープ31上に印刷された第2パターンP2と、テープ31の短手方向における一方側の端部と、の間は少なくとも“δ1+H/2+L/2”だけ離隔している。また、テープ31の短手方向における他方側の端部との間に少なくとも第2マージンδ2だけ距離がないと、第2パターンP2は印刷できない。このため、第2パターンP2をテープ31に印刷するためには、テープ31の短手方向の幅Wが、少なくとも“δ1+H/2+L/2+δ2”である必要がある。
従って、第2判別部107は、式(2)が成立するか否かを判別することにより、第2パターンP2を印刷する第2の領域があるか否かを判別できる。
警告報知部108は、第1判別部106が第1パターンP1を印刷する第1の領域が無いと判別し、且つ、第2判別部107が第2パターンP2を印刷する第2の領域が無いと判別した場合、利用者に警告を報知する。
制御部40は、ROM41に記憶されたプログラムをRAM42に読み出して、そのプログラムを実行して制御することにより、上記の各部として機能する。
以下、上述の物理的構成・機能的構成を有する印刷装置1が実行する印刷処理の詳細について、図10のフローチャートを参照しつつ、「printer01」という文字列(テキスト)を印刷パターンPTとしてテープ31に印刷する場合を例にとって説明する。
ケーブルCBに貼り付けるテープ31に印刷パターンPTを印刷することを所望する利用者は、図4に示すように、ケーブルCBをケーブル直径計測部6の溝61に嵌合する。そして、図4に示すように指で押圧することにより計測ボタン62を摺動させ、図5(b)に示すように、当接面62aと側壁61bとにケーブルCBを挟持させる。また、テープ収納部8にはテープカセット21が予め収納(装填)されている。
図10に示すフローチャートの処理は、ケーブルCBが当接面62aと側壁61bとによって挟持され、テープ収納部8にテープカセット21が装着された状態において、印刷装置1の電源が投入されると、開始する。
印刷処理が開始すると、制御部40は、印刷パターン取得部101として機能して、印刷装置1を操作する利用者から、入力部3等を介して、テープ31に印刷すべき絵や文字等の印刷パターンPTの入力、及び、その印刷パターンPTで印刷を開始する旨の指示を受け付ける(ステップS1)。例えば利用者は、「printer01」という文字列(テキスト)を印刷したいと思った場合、当該テキストを印刷パターンPTとして入力すると共に、印刷を指示する。
印刷開始が指示されると、制御部40は、入力部3の計測キーが押下されたか否かを判別する(ステップS2)。すなわち、制御部40は、ケーブルCBが当接面62aと側壁61bによって挟持された状態において、利用者が計測キーを押下したか否かを判別する。計測キーが押下されていない場合(ステップS2;NO)、制御部40は、ステップS2の判別を繰り返す
計測キーが押下された場合(ステップS2;YES)、計測キーが押下された時点における当接面62aと側壁61bとの間の距離Xをケーブル直径計測部6がケーブルCBの直径Dとして取得し、制御部40へ供給する(ステップS3)。
制御部40は、サイズ取得部102として機能して、ステップS3で取得されたケーブルCBの直径Dに円周率を乗ずることにより、ケーブルCBの断面の周長Lを取得する(ステップS4)。
制御部40は、サイズ決定部103として機能して、テープ31の短手方向における印刷パターンPTの長さHを、ステップS4で取得されたケーブルCBの断面の周長Lの3分の1の長さL/3に決定する(ステップS5)。
具体的に説明すると、ステップS1で「printer01」という文字列(テキスト)が印刷パターンPTとして入力された場合、サイズ決定部103は、入力された文字列の高さ(印刷パターンPTの長さH)を、ケーブルCBの断面の周長Lの3分の1の長さL/3に決定する。ここで、文字列の高さは、図8に示すように、文字列(印刷パターンPT)の上端UEと下端LEとの間の距離に相当する。
次に、制御部40は、幅取得部105として機能して、テープカセット21に形成された凹凸によるテープ幅検出スイッチ16の押下情報を取得することにより、テープ収納部8に装填されたテープカセット21に含まれるテープ31の短手方向の幅Wを取得する(ステップS6)。
制御部40は、第1判別部106として機能して、ステップS4で取得されたケーブルCBの断面の周長L、ステップS5で決定された印刷パターンPTのテープ31の短手方向における長さH、ステップS6で取得されたテープ31の短手方向の幅W、の間に上記の式(1)が成立するか否かを判別することにより、第1パターンP1を印刷する第1の領域があるか否かを判別する(ステップS7)。
第1パターンP1を印刷する第1の領域があると第1判別部106が判別した(式(1)が成立すると第1判別部106が判別した)場合(ステップS7;YES)、処理はステップS10へ移る。
ステップS10において、制御部40は、印刷部104として機能して、図8に示すように、ステップS5で決定されたサイズの印刷パターンPTをテープ31に印刷すると共に、第1パターンP1及び第2パターンP2を印刷する(ステップS10)。そして、印刷処理を終了する。
ここで、図8に示す、印刷パターンPT、第1パターンP1及び第2パターンP2の印刷されたテープ31をケーブルCBに利用者が貼り付ける動作を、従来技術に係る印刷装置によって印刷されたケーブルラベルを貼り付ける動作と対比しながら、図11を参照して詳細に説明する。
従来技術に係る印刷装置によって印刷パターンが印刷されたケーブルラベルをケーブルに貼り付ける際、利用者は、ケーブルラベルの印刷パターンが印刷された部分をケーブルにまず貼り付け、その後、ケーブルラベルの残りの部分をケーブルの周方向に沿ってケーブルに巻きつけるようにして貼り付ける。
印刷パターンが印刷された部分を最初に貼り付ける上述の方法によれば、ケーブル上の所望する位置に印刷パターンを貼り付けることができる一方、図13(b)に示すように、後から貼り付けたケーブルラベルの他の部分によって印刷パターンが覆い隠されてしまう虞がある。
これに対し、印刷装置1によって印刷パターンPT、第1パターンP1及び第2パターンP2が印刷されたテープ31をケーブルCBに貼り付ける際、利用者は、まず、図11(a)に示すように、ケーブルCB上の、印刷パターンPTを貼り付けることを所望する位置に、テープ31上の第1パターンP1が印刷された部分を貼り付ける。そして、その後、図11(a)に示すように、テープ31の残りの部分をケーブルCBに巻きつけるように貼り付ける。これにより、図11(b)及び図11(c)に示すように、テープ31上で第1パターンP1からケーブルCBの断面の周長Lだけ離隔した位置に印刷された印刷パターンPTは、ケーブルCB上の、第1パターンP1の印刷された部分が貼り付けられた位置、すなわち印刷パターンPTを貼り付けることを利用者が所望する位置に貼り付けられる。
印刷パターンPTが印刷された部分を他の部分よりも後から貼り付ける上述の方法によれば、印刷パターンPTがテープ31で覆い隠されてしまう図13(b)のような事態を未然に防ぐことができる。また、図11(b)及び図11(c)に示すように、テープ31の第1パターンP1の印刷された部分に重畳して印刷パターンPTの印刷された部分が貼り付けられるため、第1パターンP1は利用者には視認されず、美観を損なうことが無いのでデザイン性が向上する。また、印刷パターンPTの印刷された部分がテープ31の他の部分に重畳して貼り付けられるため、テープ31が剥がれ難い。
以上説明したように、利用者は、第1パターンP1によって案内される位置にテープ31を貼り付けることで、印刷パターンPTをケーブルCB上の所望の位置に貼り付けると共に、印刷パターンPTがテープ31によって覆い隠されてしまうことを未然に防止し、デザイン性を向上させ、テープ31を剥がれ難くすることができる。
一方、従来技術に係る印刷装置によって印刷されたケーブルラベルには、印刷装置1によって印刷されたテープ31とは異なり、第1パターンP1に相当するパターンが印刷されていない。このため、従来技術に係る印刷装置によって印刷されたケーブルラベルをケーブルに貼り付ける際、印刷パターンが覆い隠されてしまうことを未然に防ぎ、デザイン性を向上させ、ケーブルラベルを剥がれ難くするために、印刷パターンが印刷された部分を後から貼り付けた場合、印刷パターンを所望の位置に貼り付けることができない。
図10のフローチャートに示す印刷処理の説明に戻って、第1パターンP1を印刷する第1の領域が無いと第1判別部106が判別した(式(1)が成立しないと第1判別部106が判別した)場合(ステップS7;NO)であっても、図9に示すように、第2パターンP2は印刷できる場合がある。そこで、制御部40は、第2判別部107として機能して、ステップS4で取得されたケーブルCBの断面の周長L、ステップS5で決定された印刷パターンPTのテープ31の短手方向における長さH、ステップS6で取得されたテープ31の短手方向の幅W、の間に上記式(2)が成立するか否かを判別することにより、第2パターンP2を印刷する第2の領域があるか否かを判別する(ステップS8)。
第2パターンP2を印刷する第2の領域があると第2判別部107が判別した(式(2)が成立すると第2判別部107が判別した)場合(ステップS8;YES)、処理はステップS11へ移る。
ステップS11において、制御部40は、印刷部104として機能して、図9に示すように、ステップS5で決定されたサイズの印刷パターンPTをテープ31に印刷すると共に、第2パターンP2を付加パターンとして印刷する(ステップS11)。そして、印刷処理を終了する。
ここで、図9に示す、印刷パターンPT及び第2パターンP2の印刷されたテープ31をケーブルCBに利用者が貼り付ける動作を、従来技術に係る印刷装置によって印刷されたケーブルラベルを貼り付ける動作と対比しながら、図12を参照して詳細に説明する。
テープ31をケーブルCBに貼り付ける際、印刷パターンPTがテープ31によって覆い隠されることを避けるため、利用者は、まず、図12(a)に示すように、ケーブルCB上の、印刷パターンPTを貼り付けることを所望する位置とはケーブルCBを挟んで反対の位置に、テープ31上の第2パターンP2が印刷された部分を貼り付ける。そして、その後、図12(a)に示すように、テープ31の残りの部分をケーブルCBに巻きつけるように貼り付ける。これにより、図12(b)及び図12(c)に示すように、テープ31上で第2パターンP2からケーブルCBの断面の周長Lの半分の長さL/2だけ離隔した位置に印刷された印刷パターンPTは、ケーブルCB上の、第2パターンP2の印刷された部分が貼り付けられた位置とはケーブルCBを挟んで反対の位置、すなわち印刷パターンPTを貼り付けることを利用者が所望する位置に貼り付けられる。
印刷パターンPTが印刷された部分を他の部分よりも後から貼り付ける上述の方法によれば、印刷パターンPTがテープ31で覆い隠されてしまう図13(b)のような事態を未然に防ぐことができる。
以上説明したように、利用者は、第2パターンP2によって案内される位置にテープ31を貼り付けることで、印刷パターンPTをケーブルCB上の所望の位置に貼り付けることができる。
一方、従来技術に係る印刷装置によって印刷されたケーブルラベルには、印刷装置1によって印刷されたテープ31とは異なり、第2パターンP2に相当するパターンが印刷されていない。このため、従来技術に係る印刷装置によって印刷されたケーブルラベルをケーブルに貼り付ける際、印刷パターンが覆い隠されてしまうことを未然に防ぐために、印刷パターンが印刷された部分を後から貼り付けた場合、印刷パターンを所望の位置に貼り付けることができない。
図10のフローチャートの説明に戻って、第2パターンP2を印刷する第2の領域が無いと第2判別部107が判別した(式(2)が成立しないと第2判別部107が判別した)場合(ステップS8;NO)、制御部40は、警告報知部108として機能して、付加パターン(第2パターンP2)を印刷する第2の領域が無い旨を示す警告を表示部4に報知して(ステップS9)、テープ31の搬送を一時停止する。
具体的に説明すると、警告報知部108は、「付加パターンを印刷できません。テープカセットを交換して下さい。」といった警告メッセージを表示部4に表示して、印刷するテープ31を変更するように利用者に指示する。
テープ31の変更が指示されると、利用者は、印刷装置1の開閉蓋5を開けて、テープ収納部8に収納されていたテープカセット21を取り出す。そして、利用者は、短手方向の幅Wがより広いテープ31を含むテープカセット21を、テープ収納部8に装填し直す。制御部40は、新たなテープカセット21が装填され、印刷再開の指示を受け付けるまで待機する。
テープ31が変更されて印刷再開が指示されると、制御部40は、処理をステップS6に戻して、変更された新たなテープ31の短手方向の幅Wを取得する(ステップS6)。そして、新たなテープ31を対象として、上述のステップS6〜S9の処理を実行する。
以上説明したように、本実施形態に係る印刷装置1は、テープ31を貼り付けるケーブルCBの幅方向のサイズを、サイズ取得部102を介して取得する。そして、取得したケーブルCBの幅方向のサイズに基づいて印刷パターンPTのサイズを決定し、決定したサイズの印刷パターンPTをテープ31に印刷する。
すなわち、印刷装置1は、ケーブルCBの型番を調べて入力するという煩雑な作業を要することなく、ケーブルCBに貼り付けるテープ31に、適切な印刷パターンを印刷できる。
また、印刷装置1は、テープ31に第1パターンP1を印刷することにより、ケーブルCB上の、テープ31を貼り付けるべき位置を利用者に案内する。利用者は、第1パターンP1によって案内される位置にテープ31を貼り付けることで、ケーブルCB上の所望する位置に印刷パターンPTを貼り付けると共に、印刷パターンPTがテープ31によって覆い隠されてしまうことを未然に防止し、デザイン性を向上させ、テープ31を剥がれ難くすることができる。
また、印刷装置1は、テープ31の短手方向の幅Wが不十分であるために第1パターンP1を印刷できない場合であっても、第2パターンP2を印刷することにより、ケーブルCB上の、テープ31を貼り付けるべき位置を利用者に案内する。利用者は、第2パターンP2によって案内される位置にテープ31を貼り付けることで、ケーブルCB上の所望する位置に印刷パターンPTを貼り付けると共に、印刷パターンPTがテープ31によって覆い隠されてしまうことを未然に防止することができる。
テープ31の短手方向の幅Wが短すぎるため第1パターンP1と第2パターンP2との何れも印刷できない場合、印刷装置1は、警告を報知し、より幅Wの広いテープ31へ交換するように利用者に促す。これにより、印刷装置1は、第1パターンP1と第2パターンP2とのうちの少なくとも何れか一方を確実にテープ31に印刷する。
以上に本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は一例であり、本発明の適用範囲はこれに限られない。すなわち、本発明の実施形態は種々の応用が可能であり、あらゆる実施の形態が本発明の範囲に含まれる。
上記実施形態では、細長状の部材に貼り付ける印刷媒体の例として、テープ31を用いて説明した。しかし、これは一例に過ぎず、印刷装置1は、細長状の部材に貼り付ける印刷媒体であれば、任意の印刷媒体に印刷パターンを印刷できる。
上記実施形態では、印刷媒体を貼り付ける細長状の部材の例として、ケーブルCBを用いて説明した。しかし、これは一例に過ぎず、細長状の部材は、印刷媒体を貼り付けることができる部材であれば、任意の細長状の部材であってよい。細長状の部材は、例えば、マーカーやボールペン等の筆記用具、給排水管やガス管等の管状部材、各種のパイプ部材等であってもよい。
上記実施形態では、細長状の部材であるケーブルCBの断面が円形であるものとして説明した。しかし、これは一例に過ぎず、細長状の部材の断面は、円形以外の任意の形状であってよい。断面の形状は、例えば、長方形や楕円、三角形であってもよい。この場合、印刷装置1が備えるサイズ取得部102は、任意の公知技術を用いて、これらの断面の周長を、細長状の部材の幅方向におけるサイズとして取得する。
上記実施形態では、サイズ取得部102が、溝61と計測ボタン62とを備えるケーブル直径計測部6によって計測されたケーブルCBの直径Dに基づいて、ケーブルCBの幅方向におけるサイズを取得した。しかし、これは一例に過ぎず、サイズ取得部102は、これ以外の任意の方法によってケーブルCBの幅方向におけるサイズを取得することができる。例えば、印刷装置1が既知の任意の公知技術に係るサイズ測定機器(例えば、ノギス)を備え、このサイズ測定機器が測定したケーブルCBの幅方向におけるサイズをサイズ取得部102が取得することとしてもよい。また、利用者が入力部3を介して入力したケーブルCBの幅方向のサイズをサイズ取得部102が取得することとしてもよい。また、外部のサイズ測定機器(例えば、ノギス)が取得したケーブルCBの幅方向のサイズを、サイズ取得部102が取得することとしてもよい。
上記実施形態では、サイズ決定部103が、テープ31の短手方向における印刷パターンPTの長さHを、ケーブルCBの断面の周長Lの3分の1の長さL/3に決定した。しかし、これは一例に過ぎず、サイズ決定部103は、印刷パターンPTの長さHを、ケーブルCBの断面の周長Lの半分以下の任意の長さに決定することができる。サイズ決定部103は、例えば、印刷パターンPTの長さHを、ケーブルCBの断面の周長Lの4分の1の長さL/4に決定することとしてもよい。
上記実施形態では、印刷部104が、印刷パターンPTと共に、第1パターンP1と第2パターンとのうちの少なくとも何れか一方をテープ31に印刷した。しかし、これは一例に過ぎず、印刷部104は、印刷パターンPTのみをテープ31に印刷し、付加パターンは印刷しないこととしてもよい。
上記実施形態では、第1パターンP1を印刷する第1の領域があると第1判別部106が判別した場合(ステップS7;YES)、印刷部104は、印刷パターンPTと共に、第1パターンP1及び第2パターンP2をテープ31に印刷した(ステップS10)。しかし、これは一例に過ぎず、印刷部104は、第1パターンP1を印刷する第1の領域があると第1判別部106が判別した場合(ステップS7;YES)、第1パターンP1のみを印刷し、第2パターンP2は印刷しないこととしてもよい。
上記実施形態では、印刷部104が、第1パターンP1の例として矢印を、第2パターンP2の例として星印を、それぞれ印刷した。しかし、これは一例に過ぎず、第1パターンP1及び第2パターンP2として、この他の任意の記号及び文字を印刷することができる。第1パターンP1及び第2パターンP2は、例えば、三角形や四角形、円形、楕円形、実線、波線、破線等であってもよい。
なお、本発明に係る機能を実現するための構成を予め備えた印刷装置として提供できることはもとより、プログラムの適用により、既存の情報処理装置等を、本発明に係る印刷装置として機能させることもできる。すなわち、上記実施形態で例示した印刷装置1による各機能構成を実現させるためのプログラムを、既存の情報処理装置等を制御するCPU等が実行できるように適用することで、本発明に係る印刷装置として機能させることができる。また、本発明に係る印刷方法は、印刷装置を用いて実施できる。
また、このようなプログラムの適用方法は任意である。プログラムを、例えば、フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)−ROM、DVD(Digital Versatile Disc)−ROM、メモリカード等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納して適用できる。さらに、プログラムを搬送波に重畳し、インターネットなどの通信媒体を介して適用することもできる。例えば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS:Bulletin Board System)にプログラムを掲示して配信してもよい。そして、このプログラムを起動し、OS(Operating System)の制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、上記の処理を実行できるように構成してもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明には、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲とが含まれる。以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記1)
印刷媒体に印刷パターン及び付加パターンを印刷する印刷部と、
部材の周長よりも長く、前記印刷部によって前記印刷パターン及び前記付加パターンが印刷された前記印刷媒体を、前記部材の周方向に沿って前記部材に貼り付けたときに、前記印刷パターンが印刷されている前記印刷媒体の部位によって覆われ且つ前記印刷パターンと重なる位置を示す第1の付加パターン、又は、前記印刷部によって前記印刷パターン及び前記付加パターンが印刷された前記印刷媒体を、前記部材の前記周方向に沿って前記部材に貼り付けたときに、前記部材に対して、前記印刷パターンが印刷されている前記印刷媒体の部位の位置の反対の位置を示す第2の付加パターンを、前記付加パターンが有するように、前記印刷部を制御する制御部と、
を備える、
ことを特徴とする印刷装置。
(付記2)
前記制御部は、前記印刷部を制御して、前記印刷媒体における前記印刷パターンの印刷位置を基準として前記印刷媒体の搬送方向と直交する短手方向において、前記部材の前記周長の位置に前記第1の付加パターンを印刷させる、又は、前記周長の半分の位置に前記第2の付加パターンを印刷させる、
ことを特徴とする付記1に記載の印刷装置。
(付記3)
前記制御部は、前記印刷部を制御して、前記印刷パターンを前記印刷媒体の前記短手方向におけるいずれか一方側の端部に寄せて前記印刷媒体に印刷させる、
ことを特徴とする付記2に記載の印刷装置。
(付記4)
前記制御部は、前記印刷部を制御して、前記印刷媒体の前記短手方向における前記印刷パターンの長さを前記周長の半分以下の長さに設定する、
ことを特徴とする付記2又は3に記載の印刷装置。
(付記5)
部材の周長よりも長く、印刷パターン及び付加パターンが印刷された印刷媒体を、前記部材の周方向に沿って前記部材に貼り付けたときに、前記印刷パターンが印刷されている前記印刷媒体の部位によって覆われ且つ前記印刷パターンと重なる位置を示す第1の付加パターン、又は、前記印刷部によって前記印刷パターン及び前記付加パターンが印刷された前記印刷媒体を、前記部材の前記周方向に沿って前記部材に貼り付けたときに、前記部材に対して、前記印刷パターンが印刷されている前記印刷媒体の部位の位置の反対の位置を示す第2の付加パターンを、前記付加パターンが有するように、制御する、
ことを特徴とする印刷方法。
(付記6)
コンピュータに、
部材の周長よりも長く、印刷パターン及び付加パターンが印刷された印刷媒体を、前記部材の周方向に沿って前記部材に貼り付けたときに、前記印刷パターンが印刷されている前記印刷媒体の部位によって覆われ且つ前記印刷パターンと重なる位置を示す第1の付加パターン、又は、前記印刷部によって前記印刷パターン及び前記付加パターンが印刷された前記印刷媒体を、前記部材の前記周方向に沿って前記部材に貼り付けたときに、前記部材に対して、前記印刷パターンが印刷されている前記印刷媒体の部位の位置の反対の位置を示す第2の付加パターンを、前記付加パターンが有するように、制御させる、
ことを特徴とするプログラム。
1…印刷装置、2…筐体、3…入力部、4…表示部、5…開閉蓋、6…ケーブル直径計測部、7…テープ繰出部、8…テープ収納部、11…サーマルヘッド、12…プラテンローラ、13…リボン巻取軸、15…カセット受部、16…テープ幅検出スイッチ、17…フルカット機構、18…ハーフカット機構、20…位置合わせ軸、21…テープカセット、22…カセットケース、23…テープコア、24…リボン供給コア、25…リボン巻取コア、27…ヘッド配置部、29…被係合部、31…テープ、35…インクリボン、40…制御部、41…ROM、42…RAM、43…無線部、45…テープ印刷機構、50…テープ印刷部、51…印刷手段駆動回路、52…搬送手段駆動回路、53…切断手動駆動回路、61…溝、61a、61b…側壁、62…計測ボタン、62a…当接面、101…印刷パターン取得部、102…サイズ取得部、103…サイズ決定部、104…印刷部、105…幅取得部、106…第1判別部、107…第2判別部、108…警告報知部、L…ケーブルの断面の周長、CB…ケーブル、PT…印刷パターン、P1…第1パターン、P2…第2パターン

Claims (7)

  1. 印刷媒体に印刷パターン及び付加パターンを印刷する印刷部と、
    前記付加パターンとして、前記印刷部により印刷された前記印刷媒体を部材に貼り付ける際に指標となる前記印刷パターンとは異なる第2の付加パターンを前記印刷パターンに追加し、前記印刷媒体が前記部材に貼り付けられた状態において、前記印刷パターンと前記第2の付加パターンとが、部材の反対側に位置するように、前記印刷パターンと前記第2の付加パターンとの印刷位置を決定し、前記印刷部に印刷させる制御部と、
    を備える、
    ことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記制御部は、前記付加パターンとして、前記印刷媒体を、前記部材の周方向に沿って前記部材に貼り付けた状態で、前記印刷パターンが印刷されている前記印刷媒体の部位によって覆われ且つ前記印刷パターンと重なる位置に第1の付加パターンを追加することが可能であり、前記印刷媒体に第1の付加パターンを追加する領域が存在しない場合には、前記第2の付加パターンを追加する処理を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記制御部は、前記印刷部を制御して、前記印刷媒体における前記印刷パターンの印刷位置を基準として前記印刷媒体の搬送方向と直交する短手方向において、前記部材の周長の半分の位置に前記第2の付加パターンを印刷させる、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷装置。
  4. 前記制御部は、前記印刷部を制御して、前記印刷パターンを前記印刷媒体の前記短手方向におけるいずれか一方側の端部に寄せて前記印刷媒体に印刷させる、
    ことを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
  5. 前記制御部は、前記印刷部を制御して、前記印刷媒体の前記短手方向における前記印刷パターンの長さを前記周長の半分以下の長さに設定する、
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の印刷装置。
  6. 部材に貼り付けて使用される印刷媒体に指定された印刷パターンを印刷する印刷方法であって、印刷媒体を部材に貼り付ける際に指標となる付加パターンとして、前記印刷パターンとは異なる第2の付加パターンを追加し、前記印刷媒体が前記部材に貼り付けられた状態において、前記印刷パターンと前記第2の付加パターンとが、部材の反対側に位置するように、前記印刷パターンと前記第2の付加パターンとの印刷位置を決定する
    ことを特徴とする印刷方法。
  7. コンピュータに、
    部材に貼り付けて使用される印刷媒体に指定された印刷パターンを印刷させるプログラムであって、
    印刷媒体を部材に貼り付ける際に指標となる付加パターンとして、前記印刷パターンとは異なる第2の付加パターンを追加し、前記印刷媒体が前記部材に貼り付けられた状態において、前記印刷パターンと前記第2の付加パターンとが、部材の反対側に位置するように、前記印刷パターンと前記第2の付加パターンとの印刷位置を決定させる
    ことを特徴とするプログラム。
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