JP6675973B2 - マクロライド抗菌薬を調製するための集束的な方法 - Google Patents

マクロライド抗菌薬を調製するための集束的な方法 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、米国特許法119条(e)に基づき、参照により本明細書に組み込まれる2013年3月15日出願の米国特許仮出願第61/786,914号の利益および優先権を主張する。
技術分野
本明細書に記載の発明は、ケトライド抗菌薬を調製するための方法に関する。特に、本発明は、1,2,3−トリアゾール置換側鎖を含むケトライドを調製するための中間体および方法に関する。
背景および概要
様々な感染症のためにマクロライドを使用することは周知である。エリスロマイシンは、臨床診療に導入されたこの群の最初の化合物であった。それ以来、ケトライドを含む追加のマクロライドが、広範な病態を処置するその能力によって、大きな注意を集めている。特に、マクロライドは、細菌性、原虫、およびウイルス性感染症を処置するための治療の重要な構成要素である。加えて、マクロライドは、多くの場合に、ペニシリンに対してアレルギーを有する患者において使用される。
それらの幅広い範囲の使用の例として、マクロライド化合物は、広域の細菌および原虫病原体に起因する感染症の処置および予防に有効であることが判明している。これらはまた、呼吸器感染症および軟部組織感染症を処置するために有用である。マクロライド抗生物質は、β型溶血性連鎖球菌、肺炎球菌、ブドウ球菌、および腸球菌に対して有効であることが見出されている。これらはまた、マイコプラズマ、抗酸菌、一部のリケッチア、およびクラミジアに対して有効であることが見出されている。
マクロライド化合物は、クラジノースおよびデソサミンなどのデオキシ糖を含む1個または複数個の糖が結合していてもよい一般に14、15、または16員の大環状ラクトンである大きなラクトン環の存在によって特徴づけられる。例えば、エリスロマイシンは、2個の糖部分を含む14員のマクロライドである。スピラマイシンは、16員の環を含むマクロライド化合物の第二世代に属する。第三世代マクロライド化合物には、例えば、アジスロマイシンおよびクラリスロマイシンなどのエリスロマイシンAの半合成誘導体が含まれる。最後に、ケトライドは、その酸安定性によって、かつ最も重要なことに、他のマクロライドに対して耐性のある生体に対するその優れた活性によって、最近、大きな注目を集めているさらに新しい群のマクロライド抗生物質の代表である。エリスロマイシンと同様に、ケトライドは、C3位にあるケト基によって特徴づけられる14員の環マクロライド誘導体である(Curr. Med. Chem.、「Anti−Infective Agents」、1: 15〜34(2002))。ケトライド化合物も、現在、臨床的検討中である。
Liangらは、その内容が参照により本明細書に組み込まれる米国特許出願公開第2006/0100164号において、新たな一連のトリアゾール含有ケトライド化合物、およびその合成例を記載している。これらの新たな化合物は、現行の治療に対して既に耐性を示しているものを含む病原性生体に対して優れた活性を示す。しかしながら、本明細書において、Liangらによって開示された方法中に、除去が困難であり、収率を低下させる不純物をもたらす副反応が生じることが発見されている。加えて、出発物質不純物も、除去が困難である。これらの副反応は、所望の化合物の全体収率を低下させ、それらの副生成物および不純物は、所望の化合物の精製を複雑にし得る。商業的大規模では、そのような副反応の発生およびそのような不純物の存在が激化する。加えて、Liangらによって開示された方法は、アジド中間体を含み、このアジド中間体は、より大きな商業的製造規模では望ましくないか、または安全性の問題を示し得る。病原性生体を処置するために有益な治療の提供において使用するための、これらのトリアゾール含有ケトライド化合物の重要性によって、これらを調製するための代替方法および/または改善方法が必要とされている。
アジド中間体は、側鎖を無傷で組み込む方法によって回避することができる。しかしながら、無傷の側鎖の導入は、存在し得る方法ではないことも報告されている(Leeら、「Process Development of a Novel Azetidinyl Ketolide
Antibiotic」、Org. Process Res Dev 16:788〜797(2012)を参照されたい)。特に、無傷の側鎖の導入は、生成物の異性体混合物につながることが報告されている。加えて、無傷の側鎖の導入は、低収率(<20%)しかもたらさないことが報告されている。
予想外にも、本明細書において、トリアゾール含有側鎖は、生成物の異性体混合物をもたらさないことが発見された。また、予想外にも、本明細書において、トリアゾール含有側鎖は、高収率の反応をもたらすことが発見された。また、予想外にも、本明細書において、側鎖を、クラジノースを除去する前に導入すると、単一異性体が得られることが発見された。また、予想外にも、本明細書において、側鎖を、クラジノースを除去する前に導入すると、その方法は高い収率をもたらすことが発見された。
そのような副生成物を回避して式(I)の化合物を調製する際に有利であり得、かつ/またはより高いレベルの純度まで精製することができる新たな方法を本明細書において記載する。加えて、本明細書に記載の方法は、集束的な合成経路による進行によって、アジド中間体を回避する。
本発明の一例示的実施形態では、式(I)の化合物:
Figure 0006675973
ならびにその薬学的に許容されるその塩、溶媒和物、および水和物を調製するための方法および中間体を記載する[式中、
は、デソサミンまたはデソサミン誘導体であり;
Aは、−CH−、−C(O)−、−C(O)O−、−C(O)NH−、−S(O)−、−S(O)NH−、−C(O)NHS(O)−であり;
Bは、−(CH−であり、ここで、nは、0〜10の整数であるか;またはBは、飽和C〜C10であるか;またはBは、1個または複数個のアルケニルまたはアルキニル基を含有してもよい不飽和C〜C10であるか;または−A−B−は一緒になって、アルキレン、シクロアルキレン、またはアリーレンであり;
Cは、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アシル、アシルオキシ、スルホニル、ウレイル、およびカルバモイル、およびアルキル、アルコキシ、ヘテロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、およびヘテロアリールアルキル(それぞれ、置換されていてもよい)からそれぞれの場合に独立に選択される1または2個の置換基を表し;
Wは、水素、F、CI、Br、I、またはOHである]。
別の例示的実施形態では、OP−1068、CEM− 101、およびソリスロマイシンとしても知られている11−N−[[4−(3−アミノフェニル)−1,2,3−トリアゾール−1−イル]−ブチル]−5−デソサミニル−2−フルオロ−3−オキソエリスロノリドA、11,12−環式カルバメートを調製するための方法および中間体を本明細書において記載する。
式(I)の化合物の別の実施形態では、Rは、保護されていてもよい2’−ヒドロキシ基を含むデソサミンである。別の実施形態では、Rは、保護されている2’−ヒドロキシ基を含むデソサミンである。別の実施形態では、上記保護基は、アシル基である。別の実施形態では、上記保護基は、それぞれ置換されていてもよい分枝アルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、アリールアルキル、またはヘテロアリールアルキルアシル基などの立体障害アシル基である。別の実施形態では、上記保護基は、置換されていてもよいベンゾイル基である。別の実施形態では、上記保護基は、ベンゾイル基である。別の実施形態では、−A−B−は、アルキレン、シクロアルキレン、またはアリーレンである。別の実施形態では、−A−B−はアルキレンである。別の実施形態では、−A−B−はC〜Cアルキレンである。別の実施形態では、−A−B−はCアルキレンである。別の実施形態では、−A−B−は−(CH−である。別の実施形態では、Cは、置換されていてもよいアリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、またはヘテロアリールアルキルである。別の実施形態では、Cは、置換されていてもよいアリールまたはヘテロアリールアルキルである。別の実施形態では、Cは置換されていてもよいアリールである。別の実施形態では、Cは置換アリールである。別の実施形態では、Cはアミノ置換アリールである。別の実施形態では、Cはアミノ置換フェニルである。別の実施形態では、Cは3−アミノフェニルである。別の実施形態では、Wは、HまたはFである。別の実施形態では、WはFである。
上記および下記の実施形態のいずれもすべての組み合わせ、およびいずれもすべての選択、およびそれらの組み合わせが、本明細書において記載されていると理解されたい。例えば、別の実施形態では、Rは、保護されている2’−ヒドロキシ基を含み、その保護基がアシル基であるデソサミンであるか;またはRは、保護されている2’−ヒドロキシ基であり、その保護基が立体障害アシル基であるデソサミンであるか;またはRは、保護されている2’−ヒドロキシ基を含み、その保護基がベンゾイル基であるデソサミンであり、−A−B−がC〜Cアルキレンであるか;またはRは、保護されている2’−ヒドロキシ基を含み、その保護基がベンゾイル基であるデソサミンであり、−A−B−が−(CH−であるか;またはRは、保護されている2’−ヒドロキシ基を含み、その保護基がベンゾイル基でありデソサミンであり、−A−B−は−(CH−であり、Cは置換されていてもよいアリールであるか;またはRは、保護されている2’−ヒドロキシ基を含み、その保護基がベンゾイル基であるデソサミンであり、−A−B−は−(CH−であり、Cは3−アミノフェニルであるなどである。
本明細書に記載の方法は、有利に、単純かつ対費用効果の高いように行うことができることを理解されたい。さらに、本明細書に記載の方法は、大量生産バッチに合わせて調整することができることを理解されたい。さらに、本明細書に記載の方法は、従来の方法よりも少ないステップで行われることを理解されたい。さらに、本明細書に記載の方法は、従来の方法よりも集束的に行われ、かつ/または短い直線的なサブ方法しか必要としないことを理解されたい。さらに、本明細書に記載の方法は、既知の方法よりも少ないか、または別の副生成物を随伴してもたらし得ることを理解されたい。さらに、本明細書に記載の方法は、既知の方法よりも高い純度で本明細書に記載の化合物をもたらし得ることを理解されたい。
本発明のいくつかの例示的実施形態を、次に列挙する項目によって説明する:
1A.
本明細書に記載のとおりの式(I)の化合物を調製する方法であって、
(A)下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩[式中、R100は、ヒドロキシル保護基であり、Lは脱離基である]を下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩[式中、Cは、本明細書において定義するとおりであり、Cは、Cの保護された形態である]および塩基と接触させて、下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩を調製するステップか;または
(B)下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩を、1種または複数種の保護基形成剤と接触させて、下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩を調製するステップか;または
(C)下式の化合物
Figure 0006675973

またはその塩を酸と接触させて、下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩を調製するステップか;または
(D)下式の化合物を
Figure 0006675973
またはその塩を、1種または複数種の保護基形成剤と接触させて、下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩を調製するステップか;または
(E)下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩を酸化剤と接触させて、下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩を調製するステップか;または
(F)下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩を、ヒドロキシル化剤またはハロゲン化剤と接触させて、下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩を調製するステップか;または
(Gl)下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩をヒドロキシ保護剤と接触させて、下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩を調製するステップか;または
(G2)下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩を、1種または複数種の脱保護剤と接触させて、下式の対応する脱保護された化合物
Figure 0006675973
またはその塩を調製するステップか;または
上記の任意の組み合わせを含む方法。
1B.
ステップ(Gl)および(G2)を連続して、同時期に、または同時に行う、項目1Aに記載の方法。
1C.
ステップ(Gl)および(G2)を同時に行う、項目1Aに記載の方法。
1D.
上記脱保護剤および上記ヒドロキシ脱保護剤が同じである、項目1に記載の方法。
1E.
がN置換フェニルである、項目1に記載の方法。
2A.
本明細書に記載のとおりの式(I)の化合物を調製する方法であって、
(a)下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩[式中、R100はヒドロキシル保護基であり、Lは脱離基である]を、下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩[式中、Nは保護されたアミンである]および塩基と接触させて、下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩を調製するステップか;または
(b)下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩をアミン保護基形成剤と接触させて、下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩を調製するステップか;または
(c)下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩を酸と接触させて、下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩を調製するステップか;または
(d)下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩をアミン保護基形成剤と接触させて、下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩を調製するステップか;または
(e)下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩を酸化剤と接触させて、下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩を調製するステップか;または
(f)下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩をアミン脱保護剤と接触させて、下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩を調製するステップか;または
(g)下式の化合物
Figure 0006675973

またはその塩をフッ素化剤と接触させて、下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩を調製するステップか;または
(h1)下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩をヒドロキシ脱保護剤と接触させて、下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩を調製するステップか;または
(h2)下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩をアミン脱保護剤と接触させて、下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩を調製するステップか;または
上記の任意の組み合わせを含む方法。
2B.
ステップ(h1)および(h2)を連続して、同時期に、または同時に行う、項目2Aに記載の方法。
2C.
ステップ(h1)および(h2)を同時に行う、項目2Aに記載の方法。
3.
上記アミン保護基形成剤がアシル化剤またはアミド、カルバメート、もしくは尿素形成剤である、項目2に記載の方法。
4.
上記アミン脱保護剤および上記ヒドロキシル脱保護剤が、アンモニアまたは水酸化アンモニウムおよび溶媒など、同じである、項目2から3のいずれか一項目に記載の方法。
5.
がNHC(O)CFである、項目1〜4のいずれか1項目に記載の方法。
6A.
本明細書に記載のとおりの式(I)の化合物を調製するための方法であって、
(a’)下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩[式中、R100はヒドロキシル保護基であり、Lは脱離基である]を、下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩および塩基と接触させて、下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩を調製するステップか;または
(b’)下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩を酸と接触させて、下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩を調製するステップか;または
(c’)下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩を酸化剤と接触させて、下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩を調製するステップか;または
(d’)下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩をフッ素化剤と接触させて、下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩を調製するステップか;または
(e’)下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩をヒドロキシ脱保護剤と接触させて、下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩を調製するステップか;または
(f’)下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩を還元剤と接触させて、下式の化合物
Figure 0006675973
またはその塩を調製するステップか;または
上記の任意の組み合わせを含む方法。
6B.
ステップ(e’)および(f)を連続して、同時期に、または同時に行う、項目6Aに記載の方法。
6C.
ステップ(e’)および(f)を同時に行う、項目6Aに記載の方法。
7.
上記ヒドロキシ脱保護剤および上記還元剤が同じである、項目6に記載の方法。
8.
上記脱離基が、ハロ、ペンタフルオロフェノキシ、トリフレートなどのスルホネート、HOBtなどのヒドロキシアミノ、またはイミダゾール−1−イルである、項目1から7のいずれか一項目に記載の方法。
9.
上記脱離基がイミダゾール−1−イルである、項目1から8のいずれか一項目に記載の方法。
10.
上記塩基がDBUである、項目1から9のいずれか一項目に記載の方法。
11A.
上記酸が、場合によりケトン、例えばアセトンなどの有機補助溶媒を含む5%HClなどのHCl水溶液である、項目1から10のいずれか一項目に記載の方法。
11B.
上記酸が、アセトンなどのケトン、もしくはメタノールなどのアルコール、またはそれらの組み合わせなどの有機補助溶媒中の酸である、項目1から10のいずれか一項目に記載の方法。
12.
が、Bz−NH、CFC(O)−NH、Cbz−NH、Boc−NY、Fmoc−NY、BsMoc−NH、トリチル−NH、MeOトリチル−NHなどのアミドまたはカルバメートである、項目1から11のいずれか一項目に記載の方法。
13.
上記アミン保護基形成剤がTFAAである、項目1から12のいずれか一項目に記載の方法。
14.
上記アミン保護基形成剤が塩化ベンゾイルである、項目1から12のいずれか一項目に記載の方法。
15.
上記アミン保護基形成剤がBoc−無水物である、項目1から12のいずれか一項目に記載の方法。
16.
上記アミン保護基形成剤が塩化Fmocである、項目1から12のいずれか一項目に記載の方法。
17.
上記保護されたアミンを、TEAなどの塩基の存在下で形成する、項目1から12のいずれか一項目に記載の方法。
18.
上記酸化剤が、ピリジン中のトリフルオロ酢酸無水物、PCC、Jones酸化、TEMPO/NaOCl、Swern酸化、Dess−Martin試薬、またはCorey−Kim試薬である、項目1から17のいずれか一項目に記載の方法。
19.
上記酸化剤がN−クロロスクシンイミド(NCS)/DMSである、項目1から17のいずれか一項目に記載の方法。
20.
上記フッ素化剤が、NFSI、F−TEDA、またはSelectfluorである、項目1から19のいずれか一項目に記載の方法。
21.
上記アミン脱保護剤が、アミド加水分解剤、切断剤、または除去剤である、項目1から20のいずれか一項目に記載の方法。
22.
上記アミン脱保護剤が、水素ガス、またはギ酸、ギ酸アンモニウムなどの移動水素化剤および金属触媒によるような移動水素化などによってその場で生成された水素などの水素である、項目1から20のいずれか一項目に記載の方法。
23.
上記アミン脱保護剤が、アンモニア、アンモニア水溶液、またはアルコール、例えばメタノールなどの有機補助溶媒を含むアンモニアもしくはアンモニア水溶液である、項目1から20のいずれか一項目に記載の方法。
24.
上記アミン脱保護剤が、カルバメート加水分解剤、切断剤、または除去剤である、項目1から20のいずれか一項目に記載の方法。
25.
上記脱保護剤が、TFAなどの酸である、項目1から24のいずれか一項目に記載の方法。
26.
上記ヒドロキシ脱保護剤が、エステル加水分解剤、切断剤、または除去剤である、項目1から25のいずれか一項目に記載の方法。
27.
上記ヒドロキシ脱保護剤が、メタノールなどのアルコールである、項目1から25のいずれか一項目に記載の方法。
28.
上記還元剤が、水素ガス、またはギ酸、ギ酸アンモニウムなどの移動水素化剤および金属触媒によるような移動水素化などによってその場で生成された水素などの水素である、項目1から27のいずれか一項目に記載の方法。
29.
上記金属触媒が、5%Pd−C、5%Pt−C、10%Pd−C、10%Pd−C、Pearlman触媒、20%Pd(OH)2、ラネーNi、ニッケルスポンジ、鉄などである、項目28に記載の方法。
30.
Cが、それぞれ置換されていてもよいアリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、またはヘテロアリールアルキルである、項目1から29のいずれか一項目に記載の方法。
31.
AがCHである、項目1から30のいずれか一項目に記載の方法。
32.
Bが(CHである、項目1から31のいずれか一項目に記載の方法。
33.
Bが(CHであり、nが、2から6のあいだの整数である、項目1から31のいずれか一項目に記載の方法。
34.
Bが(CHであり、nが2から5の間の整数である、項目1から31のいずれか一項目に記載の方法。
35.
Bが(CHであり、nが3から6の間の整数である、項目1から31のいずれか一項目に記載の方法。
36.
Bが(CHであり、nが3から5の間の整数である、項目1から31のいずれか一項目に記載の方法。
37.
Bが(CHであり、nが3から4の間の整数である、項目1から31のいずれか一項目に記載の方法。
38.
Bが(CHであり、nが3である、項目1から31のいずれか一項目に記載の方法。
39.
100がアシルである、項目1から38のいずれか一項目に記載の方法。
40.
100が、アルキルカルボニルまたは置換されていてもよいベンゾイルである、項目1から38のいずれか一項目に記載の方法。
41.
100が、アセチルまたはベンゾイルであるか、またはR100がベンゾイルである、項目1から38のいずれか一項目に記載の方法。
42.
Wが、HまたはFである、項目1から41のいずれか一項目に記載の方法。
43.
WがFである、項目1から41のいずれか一項目に記載の方法。
別の例示的実施形態では、R100は、アシル基などのヒドロキシ保護基である。追加のヒドロキシル保護基は、その開示が参照により本明細書に組み込まれるGreene & Wuts、「Protective Groups in Organic Synthesis」、2nd Ed. John Wiley & Sons, Inc.に記載されている。別の実施形態では、R100は、そのような追加のヒドロキシル保護である。別の例示的実施形態では、R100は、立体障害アシル化剤R100−L[式中、R100は立体障害アシル基であり、Lは、脱離基、または対応する2’-アシル誘導体を形成する活性化基である]で形成される立体障害アシル基である。
例示的な立体障害アシルまたはジアシル誘導体には、これらだけに限定されないが、シクロヘキシルカルボニル、ベンゾイル、ネオペントイル、ピバロイルなどが含まれる。アシル誘導体を形成するための広範囲の様々な活性化基を使用して、これだけに限定されないが、無水物、塩化物、トリフレート、臭化物などを含む必要なアシル化剤を調製することができる。一態様では、上記立体障害アシル化剤は、2’位に、または2’および4’位の両方にベンゾイルエステルを形成することができる安息香酸無水物または同等の活性化ベンゾイル試薬である。別の実施形態では、R100は置換されていてもよいベンゾイル基であり、上記方法は、置換されていてもよいベンゾイルエステルを形成することができる置換されていてもよい安息香酸無水物または同等の活性化された置換されていてもよいベンゾイル化試薬を含む。
アシル化は一般に、溶媒および塩基の存在下で行う。例示的な溶媒には、これらだけに限定されないが、酢酸エチル、ジクロロメタン、アセトン、ピリジンなど、およびそれらの混合物が含まれる。例示的な塩基には、これらだけに限定されないが、ナトリウムおよびカリウムの炭酸水素塩および炭酸塩、ナトリウムおよびカリウムの水酸化物など、およびその混合物などの無機塩基;ならびにピリジン、ジメチルアミノピリジン(DMAP)、トリエチルアミン(TEA)、ジイソプロピルエチルアミン(DIPEA、Hiinigs塩基)、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)など、およびその混合物などのアミン塩基が含まれる。上記反応は、約0℃〜約60℃の範囲などの様々な温度、例示的には約10℃〜約30℃で行うことができる。
別の例示的実施形態では、下式の化合物
Figure 0006675973
およびその塩を調製するための方法を記載する。上記方法を一般に、極性プロトン性および極性非プロトン性溶媒、またはそれらの混合物を含む極性溶媒の存在下で行う。例示的な極性プロトン性溶媒の例には、これらだけに限定されないが、水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、n−プロパノール、n−ブタノール、イソ−ブチルアルコール、tert−ブチルアルコール、メトキシエタノール、エトキシエタノール、ペンタノール、neo−ペンチルアルコール、tert−ペンチルアルコール、シクロヘキサノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ベンジルアルコール、ホルムアミド、N−メチルアセトアミド、N−メチルホルムアミド、グリセロールなどのアルコール、およびそれらの混合物が含まれる。例示的な極性非プロトン性溶媒には、これらだけに限定されないが、ジメチルホルムアミド(DMF)、ジメチルアセトアミド(DMAC)、1,3−ジメチル−3,4,5,6−テトラヒドロ−2(1H)−ピリミジノン(DMPU)、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン(DMI)、N−メチルピロリジノン(NMP)、アセトニトリル、ジメチルスルホキシド(DMSO)、プロピオニトリル、ギ酸エチル、酢酸メチル、ヘキサクロロアセトン、HMPA、HMPT、アセトン、エチルメチルケトン、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸t−ブチル、スルホラン、Ν,Ν−ジメチルプロピオンアミド、ニトロメタン、ニトロベンゼン、テトラヒドロフラン(THF)、メチルテトラヒドロフラン、ジオキサン、ポリエーテルなど、およびそれらの混合物が含まれる。上記方法は、追加の塩基の存在下で行うこともできる。例示的な塩基には、これらだけに限定されないが、DBU、DABCO、TEA、DIPEA、ピペリジンなど、およびそれらの混合物が含まれる。
別の例示的実施形態では、下式の化合物
Figure 0006675973
およびその塩を調製するための方法を記載する。上記方法は一般に、酸の存在下で行う。例示的な酸には、これらだけに限定されないが、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸、過塩素酸、トリフルオロ酢酸、ギ酸、フッ化水素酸など、およびそれらの混合物が含まれる。一変形形態では、上記酸は塩酸である。上記方法は一般に、水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、n−プロパノール、tert−ブタノール、n−ブタノールなどのアルコールを含む極性有機溶媒、およびそれらの混合物などの溶媒中で行う。上記方法は、約0℃〜約70℃の範囲、例示的には約20℃〜約60℃の範囲の温度を含む広範囲の様々な温度で行うことができる。
別の例示的実施形態では、方法は、下式の化合物
Figure 0006675973
およびその塩を調製するためのものである。上記方法は一般に、酸化剤の存在下で行う。例示的な酸化試薬および条件には、これらだけに限定されないが、Corey−Kim酸化、例えば、硫化ジメチル/N−クロロスクシンイミド(DMS/NCS)、硫化ジ−n−ブチル/N−クロロスクシンイミド、Dess−Martin試薬、Pfitzner−Moffat法、およびその変更形態、Swern条件、例えば、DMSO/塩化オキサリル、DMSO/五酸化リン、DMSO/p−トルエンスルホニルクロリド、DMSO/無水酢酸、DMSO/トリフルオロ酢酸無水物、およびDMSO/塩化チオニル、マンガン、クロム、およびセレン試薬、第三級アミン酸化物、Ni(Ac)/次亜塩素酸塩、DMSO/EDAC−HCl/ピリジン.TFAなど、およびその変形形態、1種または複数種の相転移触媒を含むことによるものなどが含まれる。
別の例示的実施形態では、下式の化合物
Figure 0006675973
およびその塩を調製するための方法を記載する。上記方法は一般に、フッ素化剤の存在下で行う。例示的なフッ素化剤には、溶媒およびt−BuOKなどの塩基の存在下の(PhSON−F(NFSIまたはN−フルオロスルホン酸イミド)、F−TEDA、F−TEDA−BF、1−フルオロ−4−ヒドロキシ−1,4−ジアゾニアビシクロ[2.2.2]オクタンビス(テトラフルオロボレート)などが含まれる。
別の例示的実施形態では、銅触媒および塩基の存在下でのHuisgen環化によって、下式の化合物
Figure 0006675973
およびその塩を調製する方法を記載する。Huisgen環化は一般に、溶媒非含有で、水中で、またはアセトニトリルまたはトルエンなどの有機溶媒中で、塩基の存在下で行う。例示的な塩基には、これらだけに限定されないが、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、DABCO、ピリジン、ルチジンなどのアルキルおよびヘテロアリール塩基を含む有機塩基、ならびにNaOH、KOH、KCO、NaHCOなどの無機塩基が含まれる。上記塩基は、例示的には、ジイソプロピルエチルアミン(DIPEA)である。上記反応を、20℃〜80℃の範囲の温度で実施する。上記反応は、これだけに限定されないが、銅ハロゲン化物、例示的には、ヨウ化銅を含む触媒の使用で促進することもできる。Culとアジドの比は、例示的には、約0.01対1から約0.1対1である。代替一実施形態では、上記触媒は、フェノールフタレインなどの有機触媒である。追加の反応条件は、その開示内容が参照により本明細書に組み込まれるSharplessらによる米国特許出願公開第2005/0222427号、LiangらによるBioorg. Med. Chem. Lett. 15(2005)1307〜1310、およびRomeroらによるTetrahedron Letters 46(2005)1483〜1487において記載されている。
別の例示的実施形態では、下式の化合物
Figure 0006675973
およびその塩をアルコールで脱保護して、対応する脱保護された式(I)の化合物を調製する方法を記載する。例示的なアルコールには、これらだけに限定されないが、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、tert−ブタノール、n−ブタノール、またはそれらの混合物が含まれる。例示的には、上記アルコールはメタノールである。上記反応は、約0℃〜約100℃の温度で、または約20℃〜約70℃で行うことができる。上記反応は、HCl、HSOなど、およびそれらの混合物から選択される鉱酸などの鉱酸の存在下で行うこともできる。一例示的実施形態では、上記反応を、約55℃の温度で、メタノール中で実施する。
別の例示的実施形態では、下式の化合物
Figure 0006675973
およびその塩を還元する方法を記載する。上記方法は一般に、還元剤の存在下で行う。例示的な還元剤には、これらだけに限定されないが、水素ガス、鉄および酸、移動水素化剤、ラネーNi、ニッケルスポンジ、Pt、Pdなどの金属触媒などが含まれる。
別の例示的実施形態では、下式の化合物
Figure 0006675973
およびその塩を本明細書において記載する。
別の例示的実施形態では、下式の化合物
Figure 0006675973
およびその塩を本明細書において記載する。
別の例示的実施形態では、下式の化合物
Figure 0006675973
およびその塩を本明細書において記載する。
別の例示的実施形態では、下式の化合物
Figure 0006675973

およびその塩を本明細書において記載する。
別の例示的実施形態では、下式の化合物
Figure 0006675973
およびその塩を本明細書において記載する。別の実施形態では、Nは、Bz−NH、CFC(O)−NH、Cbz−NH、Boc−NY、Fmoc−NY、BsMoc−NH、トリチル−NH、MeOトリチル((4−メトキシフェニル)ジフェニルメチル)−NHなどのアミドまたはカルバメートである。
別の例示的な実施形態では、下式の化合物
Figure 0006675973
およびその塩を本明細書において記載する。
別の例示的実施形態では、下式の化合物
Figure 0006675973
およびその塩を本明細書において記載する。
上述の実施形態のそれぞれにおいて、それぞれの場合に、R100、N、A、B、C、C、W、およびLのそれぞれの選択は、本明細書に記載の種、亜属、および属のいずれからも独立に成されることを理解されたい。加えて、それらの種、それらの亜属、およびそれらの属のあらゆる組み合わせを含む、R100、N、A、B、C、C、W、およびLのそれらの選択のそれぞれのすべての組み合わせが本明細書において記載されていることを理解されたい。
上記の実施形態のそれぞれ、および下記の実施形態のそれぞれにおいて、上記式は、化合物のいずれもすべての結晶形、部分的結晶形、および非結晶質、ならびに/または非晶質形態を含み、それを表すことも理解されたい。
上述の実施形態のそれぞれおよび以下の実施形態のそれぞれにおいて、式は、その化合物のすべての薬学的に許容される塩のみを含み、表すだけでなく、その式の化合物のいずれもすべての水和物および/または溶媒和物も含むことも理解されたい。ヒドロキシ、アミノ基などの特定の官能基は、化合物の様々な物理的形態で、水および/または様々な溶媒と共に複合体および/または配位化合物を形成することは分かるであろう。したがって、上記式は、そのような水和物および/または薬学的に許容される溶媒和物を含む溶媒和物の記載であることを理解されたい。
本明細書で使用する場合、用語「溶媒和物」は、溶媒分子と錯体形成した本明細書に記載の化合物を指す。本明細書に記載の化合物は、当該化合物を溶媒と単純に混合するか、または当該化合物を溶媒に溶解させることによって、溶媒と共にそのような複合体を形成し得ることは分かるであろう。上記化合物を医薬品として使用すべき場合、そのような溶媒は薬学的に許容される溶媒であることは分かるであろう。上記化合物を医薬品として使用すべき場合、溶媒和物を形成する溶媒の相対量は、そのような医薬的使用について確立されたガイドライン未満、例えば、International Conference on Harmonization(ICH)Guidelines未満であるべきであることはさらに分かるであろう。溶媒和物は、蒸発、沈殿、および/または結晶化によって、過剰の溶媒から単離することができることを理解されたい。一部の実施形態では、上記溶媒和物は非晶質であり、他の実施形態では、上記溶媒和物は結晶質である。
本明細書で使用する場合、用語「アルキル」には、分枝していてもよい炭素原子の鎖が含まれる。本明細書で使用する場合、用語「アルケニル」および「アルキニル」はそれぞれ、分枝していてもよくそれぞれ少なくとも1個の二重結合または三重結合を含む炭素原子の鎖が含まれる。アルキニルはまた、1個または複数個の二重結合を含んでもよいことを理解されたい。ある種の実施形態では、アルキルは有利には、限られた長さのものであり、C〜C24、C〜C12、C〜C、C〜C、および〜C、およびC〜C24、C〜C12、C〜C、C〜C、およびC〜Cなどを含むことをさらに理解されたい。例示的には、C〜C、C〜C、およびC〜C、およびC〜C、C〜C、およびC〜Cなどを含む、そのような特に限られた長さのアルキル基を、低級アルキルと言及することもある。ある種の実施形態では、アルケニルおよび/またはアルキニルはそれぞれ、有利には、限られた長さのものであってよく、C〜C24、C〜C12、C〜C、C〜C、およびC〜C、およびC〜C24、C〜C12、C〜C、C〜C、およびC〜Cなどを含むことをさらに理解されたい。例示的には、C〜C、C〜C、およびC〜C、およびC〜C、C〜C、およびC〜Cなどを含む、そのような特に限られた長さのアルケニルおよび/またはアルキニル基を、低級アルケニルおよび/またはアルキニルと言及することもある。短いアルキル、アルケニル、および/またはアルキニル基ほど、低い親油性を上記化合物に付与し得、したがって、異なる薬物動態挙動を有するはずであることは、本明細書において分かるであろう。本明細書に記載の発明の実施形態では、それぞれの場合において、アルキルの列挙は、本明細書において定義するとおりのアルキル、および場合により低級アルキルを指すことを理解されたい。本明細書に記載の発明の実施形態では、それぞれの場合において、アルケニルの列挙は、本明細書において定義するとおりのアルケニル、および場合により低級アルケニルを指すことを理解されたい。本明細書に記載の発明の実施形態では、それぞれの場合において、アルキニルの列挙は、本明細書において定義するとおりのアルキニル、および場合により低級アルキニルを指すことを理解されたい。例示的なアルキル、アルケニル、およびアルキニル基は、これだけに限定されないが、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、2−ペンチル、3−ペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチルなど、および1個または複数個の二重および/または三重結合を含有する対応する基、またはその組み合わせである。
本明細書で使用する場合、用語「アルキレン」には、分枝していてもよい炭素原子の二価鎖が含まれる。本明細書で使用する場合、用語「アルケニレン」および「アルキニレン」には、分枝していてもよく、それぞれ少なくとも1個の二重結合または三重結合を含む炭素原子二価鎖が含まれる。アルキニレンはまた、1個または複数個の二重結合を含んでもよいことを理解されたい。ある種の実施形態では、アルキレンは、有利には、限られた長さのものであってよく、C〜C24、C〜C12、C〜C、C〜C、およびC〜C、およびC〜C24、C〜C12、C〜C、C〜C、およびC〜Cなどを含むことをさらに理解されたい。例示的には、C〜C、C〜C、およびC〜C、およびC〜C、C〜C、およびC〜Cなどを含むそのような特に限られた長さのアルキレン基を、低級アルキレンと言及することもある。ある種の実施形態では、アルケニレンおよび/またはアルキニレンはそれぞれ、有利には限られた長さのものであってよく、C〜C24、C〜C12、C〜C、C〜C、およびC〜C、およびC〜C24、C〜C12、C〜C、C〜C、およびC〜Cなどを含むことをさらに理解されたい。例示的には、C〜C、C〜C、およびC〜C、およびC〜C、C〜C、およびC〜Cなどを含むそのような特に限られた長さのアルケニレンおよび/またはアルキニレン基を、低級アルケニレンおよび/またはアルキニレンと言及することもある。短いアルキレン、アルケニレン、および/またはアルキニレン基ほど、低い親油性を上記化合物に付与し得、したがって、異なる薬物動態挙動を有するはずであることは、本明細書において分かるであろう。本明細書に記載の発明の実施形態では、それぞれの場合に、アルキレン、アルケニレン、およびアルキニレンの列挙は、本明細書において定義するとおりのアルキレン、アルケニレン、およびアルキニレン、場合により低級アルキレン、アルケニレン、およびアルキニレンを指すことを理解されたい。例示的なアルキル基は、これだけに限定されないが、メチレン、エチレン、n−プロピレン、イソプロピレン、n−ブチレン、イソブチレン、sec−ブチレン、ペンチレン、1,2−ペンチレン、1,3−ペンチレン、ヘキシレン、ヘプチレン、オクチレンなどである。
本明細書で使用する場合、用語「シクロアルキル」には、分枝していてもよく、少なくとも鎖の一部が環状である炭素原子の鎖が含まれる。シクロアルキルアルキルは、シクロアルキルのサブセットであることを理解されたい。シクロアルキルは多環式であってもよいことを理解されたい。例示的なシクロアルキルには、これらだけに限定されないが、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、2−メチルシクロプロピル、シクロペンチルエト−2−イル、アダマンチルなどが含まれる。本明細書で使用する場合、用語「シクロアルケニル」には、分枝していてもよく、少なくとも1個の二重結合を含み、少なくとも鎖の一部が環状である炭素原子の鎖を含む。1個または複数個の二重結合は、シクロアルケニルの環式部分および/またはシクロアルケニルの非環式部分にあってよいことを理解されたい。シクロアルケニルアルキルおよびシクロアルキルアルケニルはそれぞれ、シクロアルケニルのサブセットであることを理解されたい。シクロアルキルは多環式であってよいことを理解されたい。例示的なシクロアルケニルには、これらだけに限定されないが、シクロペンテニル、シクロヘキシルエテン−2−イル、シクロヘプテニルプロペニルなどが含まれる。シクロアルキルおよび/またはシクロアルケニルを形成する鎖は、有利には限られた長さのものであり、C〜C24、C〜C12、C〜C、C〜C、およびC〜Cを含むことをさらに理解されたい。それぞれシクロアルキルおよび/またはシクロアルケニルを形成するアルキルおよび/またはアルケニル鎖が短いほど、低い親油性を上記化合物に付与し得、したがって、異なる薬物動態挙動を有するはずであることは、本明細書において分かるであろう。
本明細書で使用する場合、用語「ヘテロアルキル」には、炭素および少なくとも1個のヘテロ原子の両方を含み、分枝していてもよい原子の鎖を含む。例示的なヘテロ原子には、窒素、酸素、および硫黄が含まれる。特定の変形形態では、例示的なヘテロ原子には、リンおよびセレンも含まれる。本明細書で使用する場合、ヘテロシクリルおよび複素環を含む用語「シクロヘテロアルキル」には、ヘテロアルキルなど、炭素および少なくとも1個のヘテロ原子の両方を含み、分枝していてもよく、その鎖の少なくとも一部が環状である原子の鎖が含まれる。例示的なヘテロ原子には、窒素、酸素、および硫黄が含まれる。特定の変形形態では、例示的なヘテロ原子には、リンおよびセレンも含まれる。例示的なシクロヘテロアルキルには、これらだけに限定されないが、テトラヒドロフリル、ピロリジニル、テトラヒドロピラニル、ピペリジニル、モルホリニル、ピペラジニル、ホモピペラジニル、キヌクリジニルなどが含まれる。
本明細書で使用する場合、用語「アリール」には、それぞれ置換されていてもよい単環式および多環式芳香族炭素環式基が含まれる。本明細書に記載の例示的な芳香族炭素環式基には、これらだけに限定されないが、フェニル、ナフチルなどが含まれる。本明細書で使用する場合、用語「ヘテロアリール」には、それぞれ置換されていてもよい芳香族複素環基が含まれる。例示的な芳香族複素環基には、これらだけに限定されないが、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、トリアジニル、テトラジニル、キノリニル、キナゾリニル、キノキサリニル、チエニル、ピラゾリル、イミダゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾイソチアゾリルなどが含まれる。
本明細書で使用する場合、用語「アミノ」には、基NH、アルキルアミノ、およびジアルキルアミノが含まれ、ここで、ジアルキルアミノ中の2個のアルキル基は、同じでも異なってもよく、すなわちアルキルアルキルアミノであってよい。例示的には、アミノには、メチルアミノ、エチルアミノ、ジメチルアミノ、メチルエチルアミノなどが含まれる。加えて、アミノアルキルまたはアシルアミノなど、アミノが別の用語を改変しているか、または別の用語によって改変されている場合、用語アミノの上記変形は、本明細書に含まれることを理解されたい。例示的には、アミノアルキルには、HN−アルキル、メチルアミノアルキル、エチルアミノアルキル、ジメチルアミノアルキル、メチルエチルアミノアルキルなどが含まれる。例示的には、アシルアミノには、アシルメチルアミノ、アシルエチルアミノなどが含まれる。
本明細書で使用する場合、用語「アミノおよびその誘導体」には、本明細書に記載のとおりのアミノ、およびそれぞれ置換されていてもよいアルキルアミノ、アルケニルアミノ、アルキニルアミノ、ヘテロアルキルアミノ、ヘテロアルケニルアミノ、ヘテロアルキニルアミノ、シクロアルキルアミノ、シクロアルケニルアミノ、シクロヘテロアルキルアミノ、シクロヘテロアルケニルアミノ、アリールアミノ、アリールアルキルアミノ、アリールアルケニルアミノ、アリールアルキニルアミノ、ヘテロアリールアミノ、ヘテロアリールアルキルアミノ、ヘテロアリールアルケニルアミノ、ヘテロアリールアルキニルアミノ、アシルアミノなどが含まれる。用語「アミノ誘導体」には、尿素、カルバメートも含まれる。
本明細書で使用する場合、用語「ヒドロキシおよびその誘導体」には、OH、およびそれぞれ置換されていてもよいアルキルオキシ、アルケニルオキシ、アルキニルオキシ、ヘテロアルキルオキシ、ヘテロアルケニルオキシ、ヘテロアルキニルオキシ、シクロアルキルオキシ、シクロアルケニルオキシ、シクロヘテロアルキルオキシ、シクロヘテロアルケニルオキシ、アリールオキシ、アリールアルキルオキシ、アリールアルケニルオキシ、アリールアルキニルオキシ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルキルオキシ、ヘテロアリールアルケニルオキシ、ヘテロアリールアルキニルオキシ、アシルオキシなどが含まれる。用語「ヒドロキシ誘導体」には、カルバメートも含まれる。
本明細書で使用する場合、用語「チオおよびその誘導体」には、SH、およびそれぞれ置換されていてもよいアルキルチオ、アルケニルチオ、アルキニルチオ、ヘテロアルキルチオ、ヘテロアルケニルチオ、ヘテロアルキニルチオ、シクロアルキルチオ、シクロアルケニルチオ、シクロヘテロアルキルチオ、シクロヘテロアルケニルチオ、アリールチオ、アリールアルキルチオ、アリールアルケニルチオ、アリールアルキニルチオ、ヘテロアリールチオ、ヘテロアリールアルキルチオ、ヘテロアリールアルケニルチオ、ヘテロアリールアルキニルチオ、アシルチオなどが含まれる。用語「チオ誘導体」には、チオカルバメートも含まれる。
本明細書で使用する場合、用語「アシル」には、それぞれ置換されていてもよいホルミル、およびアルキルカルボニル、アルケニルカルボニル、アルキニルカルボニル、ヘテロアルキルカルボニル、ヘテロアルケニルカルボニル、ヘテロアルキニルカルボニル、シクロアルキルカルボニル、シクロアルケニルカルボニル、シクロヘテロアルキルカルボニル、シクロヘテロアルケニルカルボニル、アリールカルボニル、アリールアルキルカルボニル、アリールアルケニルカルボニル、アリールアルキニルカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールアルキルカルボニル、ヘテロアリールアルケニルカルボニル、ヘテロアリールアルキニルカルボニル、アシルカルボニルなどが含まれる。
本明細書で使用する場合、用語「カルボニルおよびその誘導体」には、基C(O)、C(S)、C(NH)、およびその置換アミノ誘導体が含まれる。
本明細書で使用する場合、用語「カルボン酸およびその誘導体」には、基COHおよびその塩、ならびにそのエステルおよびアミド、ならびにCNが含まれる。
本明細書で使用する場合、用語「スルフィン酸またはその誘導体」には、SOHおよびその塩、ならびにそのエステルおよびアミドが含まれる。
本明細書で使用する場合、用語「スルホン酸またはその誘導体」には、SOHおよびその塩、ならびにそのエステルおよびアミドが含まれる。
本明細書で使用する場合、用語「スルホニル」には、それぞれ置換されていてもよいアルキルスルホニル、アルケニルスルホニル、アルキニルスルホニル、ヘテロアルキルスルホニル、ヘテロアルケニルスルホニル、ヘテロアルキニルスルホニル、シクロアルキルスルホニル、シクロアルケニルスルホニル、シクロヘテロアルキルスルホニル、シクロヘテロアルケニルスルホニル、アリールスルホニル、アリールアルキルスルホニル、アリールアルケニルスルホニル、アリールアルキニルスルホニル、ヘテロアリールスルホニル、ヘテロアリールアルキルスルホニル、ヘテロアリールアルケニルスルホニル、ヘテロアリールアルキニルスルホニル、アシルスルホニルなどが含まれる。
用語「置換されていてもよい」には、本明細書で使用する場合、置換されていてもよいラジカル上で、水素原子が、他の官能基で置き換えられていることが含まれる。そのような他の官能基には、例示的には、これらだけに限定されないが、アミノ、ヒドロキシル、ハロ、チオール、アルキル、ハロアルキル、ヘテロアルキル、アリール、アリールアルキル、アリールヘテロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールヘテロアルキル、ニトロ、スルホン酸およびその誘導体、カルボン酸およびその誘導体などが含まれる。例示的には、アミノ、ヒドロキシル、チオール、アルキル、ハロアルキル、ヘテロアルキル、アリール、アリールアルキル、アリールヘテロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールヘテロアルキル、および/またはスルホン酸のいずれも、置換されていてもよい。
本明細書で使用する場合、用語「置換されていてもよいアリール」および「置換されていてもよいヘテロアリール」には、置換されていてもよいアリールまたはヘテロアリール上で、水素原子が、他の官能基に置き換えられていることが含まれる。そのような他の官能基には、例示的には、これらだけに限定されないが、アミノ、ヒドロキシ、ハロ、チオ、アルキル、ハロアルキル、ヘテロアルキル、アリール、アリールアルキル、アリールヘテロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールヘテロアルキル、ニトロ、スルホン酸およびその誘導体、カルボン酸およびその誘導体などが含まれる。例示的には、アミノ、ヒドロキシ、チオ、アルキル、ハロアルキル、ヘテロアルキル、アリール、アリールアルキル、アリールヘテロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールヘテロアルキル、および/またはスルホン酸のいずれも、置換されていてもよい。
例示的な置換基には、これらだけに限定されないが、ラジカル−(CH(式中、xは、0〜6の整数であり、Zは、ハロゲン、ヒドロキシ、C〜Cアルカノイルオキシを含むアルカノイルオキシ、置換されていてもよいアロイルオキシ、C〜Cアルキルを含むアルキル、C〜Cアルコキシを含むアルコキシ、C〜Cシクロアルキルを含むシクロアルキル、C〜Cシクロアルコキシを含むシクロアルコキシ、C〜Cアルケニルを含むアルケニル、C〜Cアルキニルを含むアルキニル、C〜Cハロアルキルを含むハロアルキル、C〜Cハロアルコキシを含むハロアルコキシ、C〜Cハロシクロアルキルを含むハロシクロアルキル、C〜Cハロシクロアルコキシを含むハロシクロアルコキシ、アミノ、C〜Cアルキルアミノ、(C〜Cアルキル)(C〜Cアルキル)アミノ、アルキルカルボニルアミノ、N−(C〜Cアルキル)アルキルカルボニルアミノ、アミノアルキル、C〜Cアルキルアミノアルキル、(C〜Cアルキル)(C〜Cアルキル)アミノアルキル、アルキルカルボニルアミノアルキル、N−(C〜Cアルキル)アルキルカルボニルアミノアルキル、シアノ、およびニトロから選択されるか;またはZは、−COおよび−CONRから選択され、ここで、R、R、およびRは、存在するごとに、水素、C〜Cアルキル、アリール−C〜Cアルキル、およびヘテロアリール−C〜Cアルキルからそれぞれ独立に選択される)が含まれる。
例示的な複素環には、これらだけに限定されないが、ピロリジン、ピペリジン、オキサゾリジン、イソオキサゾリジン、チアゾリジン、イソチアゾリジン、ピロリジノン、ピペリジノン、オキサゾリジノン、イソキサゾリジノン、チアゾリジノン、イソチアゾリジノン、およびスクシンイミドが含まれる。
本明細書で使用する場合、用語「脱離基」は、原子上の求電子性部位に求核試薬が付加され得るように、脱離基が結合している原子上に求電子性部位を生成する反応性官能基を指す。例示的な脱離基には、これらだけに限定されないが、ハロゲン、置換されていてもよいフェノール、アシルオキシ基、スルホンオキシ基などが含まれる。そのような脱離基はアルキル、アシルなどの上にあり得ることを理解されたい。そのような脱離基を、本明細書において、脱離基がアシル上に存在する場合など、活性化基と称することもある。加えて、これだけに限定されないが、PyBop、BOP−C1、BOP、ペンタフルオロフェノール、イソブチルクロロホルメートなどの従来のペプチド、アミド、およびエステルカップリング剤は、カルボニル基上に本明細書において定義するとおりの脱離基を含む様々な中間体を形成する。
Markush群においてなど、メンバーが共通の手法で一緒にグループ分けされる場合、本発明は、列挙されている群全体を全体として含むだけでなく、その群の各メンバーを個別に、かつ主な群から可能なすべての亜群を包含することを理解されたい。したがって、すべての目的について、本発明は、主な群だけでなく、その群のメンバーのうちの1つまたは複数が存在しない主な群も包含する。本発明は、特許請求の範囲に記載の発明において、群のメンバーのうちのいずれか1つまたは複数の明確な除外も企図している。
別の実施形態では、次の方法ステップおよび化合物がそれぞれ個別に、本明細書において記載される。
Figure 0006675973
1つまたは複数のステップにおいて、CがCに置き換えられている対応する方法も、本明細書において記載される。
別の実施形態では、次の方法ステップおよび化合物がそれぞれ個別に、本明細書において記載される。
Figure 0006675973
[式中、Rは、アミノ、Nなどの保護されたアミノ誘導体、またはニトロである]。RがNである対応する方法も、本明細書において記載される。
別の実施形態では、次の方法ステップおよび化合物がそれぞれ個別に、本明細書において記載される。
Figure 0006675973
別の実施形態では、次の方法ステップおよび化合物がそれぞれ個別に、本明細書において記載される。
Figure 0006675973
本明細書に記載の方法および化合物を、次の実施例によってさらに例示する。次の実施例は、例示を意図したものであり、決して、限定的であると解釈または判断されるべきではない。
実施例
実施例。CEM−101を、次の方法に従って調製する。
Figure 0006675973
実施例。下式の化合物
Figure 0006675973
[式中、R100は、アセチル、ベンゾイルなどを含むアシル基などのヒドロキシ保護基である]を、これだけに限定されないが、その開示内容全体が参照により本明細書に組み込まれるPCT国際公開WO/2009/055557およびWO/2011/146829に記載されている方法などの従来の方法を使用して調製する。
実施例、ステージ1。
Figure 0006675973
2’,4”−ジ−O−ベンゾイル−6−O−メチルエリスロマイシンAの調製。酢酸エチル125mLを、クラリスロマイシンA25gに添加した。安息香酸無水物26.5g、4−ジメチルアミノピリジン5.7g、およびトリエチルアミン6.7gを、25℃〜35℃で反応混合物に添加した。反応混合物を周囲温度で約70時間にわたって撹拌した。反応が完了した後に、酢酸エチルを蒸留して、標題化合物を得た。
実施例、ステージ2.
Figure 0006675973
10,11−アンヒドロ−2’,4”−ジ−O−ベンゾイル−12−O−イミダゾリルカルボニル−6−0−メチルエリスロマイシンAの調製。ジメチルホルムアミド(DMF、100mL)を、25〜35℃で2’,4”−ジ−O−ベンゾイル−6−O−メチルエリスロマイシンAに添加し、次いで、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU6.4g)を反応混合物に添加し、周囲温度で撹拌した。1,1’−カルボニルジイミダゾール(CDI、17g)を反応物に添加し、これを、周囲温度で、完了するまで撹拌した。標題化合物を、水の添加および得られた沈殿物の収集によって単離した。
実施例。式(A)の化合物
Figure 0006675973
[式中、A、B、C、およびCは、本明細書に記載の実施形態のそれぞれにおいて本明細書において定義するとおりである]を、従来の方法を使用して調製する。同様に、式(A1)の化合物
Figure 0006675973
を、従来の方法を使用して調製する。同様に、式(A2)の化合物
Figure 0006675973
[式中、Nは、本明細書に記載の実施形態のそれぞれにおいて本明細書において定義するとおりである]を、従来の方法を使用して調製する。式(A2)の化合物のアミノフェニル基は、中間体3への付加の前に、保護されていてもよいことは分かる。アミノ保護されているアミド、カルバメート、および尿素誘導体も、従来の方法を使用して調製する。
実施例。例示的には、上述の化合物は、式(A1)の化合物のために例示されている次の方法によって調製することができる:
Figure 0006675973
上述の方法を使用して、そのアミノ保護誘導体を含む式(A)および/または(A)の化合物を、
Figure 0006675973
Figure 0006675973
Figure 0006675973
[式中、A、B、C、C、およびNは、本明細書に記載の実施形態のそれぞれにおいて本明細書において定義するとおりである]などの出発物質を適切に選択することによって調製することができることを理解されたい。
実施例、ステージ3。
Figure 0006675973
DMF3000mLに溶かしたステージ2の化合物の溶液(5.0v、M/C <1.0%)に0〜5℃で、DBUを、続いて、側鎖を少量ずつ滴下添加した。反応混合物を室温にし、36時間にわたって撹拌した。36時間後に記録されたHPLCは、<1%の未反応のステージ2の化合物を示した。
反応混合物を、氷冷水(6000mL)に注ぎ、2時間にわたって撹拌した。固体を濾過し、水(2500mL)で洗浄し、2時間にわたって吸引乾燥させて、HPLC純度85%で粗製生成物650gを得た。
粗製生成物を室温で、酢酸エチル(1500mL)および1N HC1水溶液(1500mL)の2相溶液に添加し、1時間にわたって撹拌した。固体を濾過し、酢酸エチル(600mL)で洗浄し、2時間にわたって吸引乾燥させた。固体を再び、酢酸エチル(1500mL)に懸濁させ、室温で1時間にわたって撹拌し、濾過した。濾過ケークを、含水量が3%未満になるまで、40〜45℃で真空オーブン内で乾燥させた。純粋な生成物が、収率88%(620g)および純度98%で白色の固体として得られた。
実施例、ステージ4。
Figure 0006675973
アセトン1800mL中のステージ3の化合物の溶液に0〜5℃で、HClメタノール溶液272mLをゆっくりと添加し、反応混合物を、同じ温度でさらに30分間にわたって撹拌した。次いで、反応物を室温に加温し、16時間撹拌した。
反応の完了の後に、反応混合物を減圧下で蒸留し、ゴム状の残渣として生成物を得た。粗製物を酢酸エチルと共に撹拌し、デカンテーションしてベンゾイルクラジノースおよび他の不純物を除去した。代替としては、ゴム状の残渣を水に溶かし、次いで、トルエンで抽出してベンゾイルクラジノースおよび他の不純物を除去した。次いで、水層を、10%水酸化ナトリウム水溶液を使用して塩基性にし、次いで、酢酸エチルで抽出して脱クラジノース生成物を得た。場合により、炭酸水素ナトリウム水溶液でpHを調整した後に、蒸留を行った。
懸濁液を濾過し、アセトン(200mL)で洗浄した。濾液のpHを、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を使用して5に調整し、溶媒のアセトンおよびメタノールを減圧下(40〜45℃未満)で蒸留した。残渣をジクロロメタン(3×200mL)で抽出し、合わせた有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ジクロロメタンを蒸留して、粗製生成物130gを得た。HPLCは、ベンゾイルクラジノースおよび所望の生成物を主なピークとして示した(一緒に、98面積%を示した)。
粗製生成物を、ヘキサン中の5%酢酸エチル(酢酸エチル40mLおよびヘキサン760mL)中で室温で2時間にわたって撹拌し、濾過した。濾過ケークをヘキサン中の5%酢酸エチル(酢酸エチル10mLおよびヘキサン190mL)で洗浄し、LODが1%以下であり、M/Cが0.5%以下になるまで、真空オーブン内、40〜45℃で乾燥させた。純粋なものが、収率86.6%(132g)およびHPLC純度92.0%で白色の固体として得られた。
実施例、ステージ5。
Figure 0006675973
−50℃のジクロロメタン1600mLに溶かしたN−クロロスクシンイミドの溶液に、−40から−35℃の間の温度を維持しながら、硫化ジメチルを30分間かけて添加した。反応混合物を60分間にわたって撹拌した後に、ジクロロメタン1400mL中のステージ4の化合物の溶液を、−40から−35℃の間の内部温度を維持しながら、2時間かけて添加した。反応混合物を−45℃でさらに90分間にわたって撹拌し(HPLCは、<1%の未反応の出発物質を示した)、N−ジイソプロピルエチルアミン177mLを、−45から−40℃の間の内部温度を維持しながら1時間かけて慎重に添加した。反応混合物を10℃に加温し、90分間にわたって撹拌した。
反応混合物に、水3000mLを添加し、反応物を室温(25〜30℃)に加温した。有機層を分離し、1N HC1水溶液(2000mL)、水(2000mL)、続いて、10%炭酸水素ナトリウム水溶液(2000mL)で連続的に洗浄した。次いで、有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、溶媒を減圧下で蒸留して、HPLC純度85%の粗製生成物190gを得た。
粗製生成物をMTBE400mLに懸濁させ、55℃で2時間にわたって加熱した。懸濁液を室温に冷却し、1時間にわたって撹拌した。固体を濾過し、40〜45℃で真空オーブン内で乾燥させて、1.0%以下のLODおよび0.5%以下のM/Cの純粋な生成物を得た。純粋なものを収率89.1%(178g)およびHPLC純度93.0%で白色の固体として得た。
実施例、ステージ6。
Figure 0006675973
−65℃〜−60℃のDMF:THFの9:1混合物(DMF1350mLおよびTHF150mL)に溶かしたステージ5の化合物の溶液に、KOBuを10等量のポーションで添加し、反応混合物を同じ温度で60分間にわたって撹拌した。DMF:THFの9:1混合物(DMF900mLおよびTHF100mL)に溶かしたNFSIの溶液を、−65℃から−60℃の間の内部温度を維持しながら、3〜4時間かけて反応混合物に添加した。内容物を同じ温度でさらに60分間にわたって撹拌した。
反応混合物を、0℃に維持した飽和NaHCO水溶液1000mLに注ぎ、30分間にわたって撹拌した。沈殿した固体を濾過し、水2×100mLで洗浄し、LODが3.0%以下、M/Cが3%以下になるまで、45〜50℃の真空オーブン内で乾燥させた。粗製生成物を、収率87.6%(90g)およびHPLC純度80〜90%で茶色の固体として得た。さらなる精製を、フルオリシル(fluorisil)でのカラムクロマトグラフィーを使用して行った。
実施例、ステージ7。
Figure 0006675973
メタノール765mLに溶かしたステージ6の化合物の溶液を、還流温度で12時間にわたって加熱した。12時間後のHPLCは、<1%の出発物質を示し、この段階で炭を添加し、還流温度でさらに2時間にわたって撹拌した。
懸濁液をセライト床で濾過し、濾液を減圧下(<45℃)で濃縮して、茶色のゴム状固体として粗製生成物を得た。
上記粗製生成物を、ヘキサン中の5%MTBE(MTBE14mLおよびヘキサン255mL)中で、室温で2時間にわたって撹拌した。固体を濾過し、精製を、ヘキサン中の5%MTBE(各回、MTBE14mLおよびヘキサン255mL)でさらに2回繰り返して、純度90.54%の淡茶色の固体として生成物73g(収率90%)を得た。
実施例、ステージ8。
Figure 0006675973
メタノール450mLに溶かしたステージ7の化合物の溶液に、1.0当量の酢酸、続いて、Pd−C3.3w/w%を添加した。懸濁液を水素圧40psi下、40℃で6時間にわたって撹拌すると、HPLCは、出発物質の変換率15%を示した。第2のロットのPd−C6.6%w/wを添加し、反応物を水素圧40psi下、40℃で24時間にわたって撹拌し続けた。この段階で、HPLCは、出発物質の変換率55%を示した。第3のロットのPd−C3.3%を反応混合物に添加し、12時間後に、未反応の出発物質<1%を観察した。
反応混合物を室温に冷却し、懸濁液をセライト床で濾過した。濾過ケークをメタノール200mLで洗浄し、合わせた濾液を、減圧下(温度45℃未満)で蒸留して、ゴム状固体を得た。このゴム状固体をジクロロメタン125mLに溶かし、アンモニア水溶液25mLで洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ジクロロメタンを蒸留して、HPLC純度80%で淡茶色の固体(21g)として粗製生成物を得た。
粗製生成物をIPA50mLに懸濁させ、55〜60℃で3日間にわたって撹拌した。懸濁液を室温に冷却し、濾過した。濾過ケークを冷IPA25mLで洗浄し、真空下、40〜45℃で乾燥させて、純度94%純度の生成物12.6g(収率52%)を得た。
実施例
CEM−101を、次の方法に従って調製した。
Figure 0006675973
実施例。中間体4。中間体4を、クラリスロマイシンからPCT国際公開WO/2009/055557およびWO/2011/146829において記載されているとおりに、かつ一般に、スキーム1に示されている方法に従って調製する。中間体1 62gをクラリスロマイシンから、収率80%で調製した。中間体2 15gを、中間体1から、収率93%で調製した。中間体2を環化して、収率86%で中間体3 6.6gを得た。中間体3ステップ4からクラジノースを除去して、収率85%で中間体4 4.4gを得た。生成物のアイデンティティを、質量分析法およびNMRによって確認した。
実施例。中間体5。トリフルオロ酢酸無水物(113mg、0.54mmol)を、0℃で無水DCM(9mL)中の中間体4(500mg、0.54mmol)の溶液に滴下で添加した。添加の後に、反応混合物を0℃で1時間にわたって撹拌した。反応混合物をDCMで希釈し、希NaHCO水溶液およびブラインで連続して洗浄し、無水MgSO上で乾燥させた。濾過の後に、濾液を乾燥するまで濃縮して、薄茶色の固体として粗製中間体5 450mgを得た。粗製中間体5の質量分析は、主成分として、所望の生成物ピークを示した。粗製中間体5のH−NMRスペクトルは、生成物の所望の構造に対応するピークを示した。H−NMRスペクトルは、未反応の中間体4の存在も示した。物質(純度約85%)を、さらに精製することなく使用した。
実施例。中間体6。無水DCM(3mL)中の中間体5(100mg、0.097mmol、純度約85%)の溶液に、デス−マーチンペルヨージナン(50mg、0.116mmol、1.2当量)を添加した。得られた反応混合物を室温で1.5時間にわたって撹拌した。反応混合物をDCMで希釈し、チオ硫酸ナトリウム水溶液およびブラインで連続的に洗浄し、無水MgSO上で乾燥させた。濾過の後に、濾液を乾燥するまで濃縮した。粗製生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:アセトン/DCM、20/80、v/v)に掛けて、収率72%で白色の固体として純粋な中間体6 55mgを得た。中間体6のH−NMRスペクトルによって、生成物の構造およびその良好な純度を確認した。
実施例。中間体7。DMF(1mL)中の中間体6(82mg、0.08mmol)の溶液を、−30℃に冷却した。DBU(14mg、0.088mmol)を添加し、得られた混合物を−30℃で20分間にわたって撹拌した。−30℃で撹拌されている反応混合物に、DMF(1mL)中のNSFI(25mg、0.08mmol)の溶液を滴下で添加した。添加の後に、反応混合物を−30℃で20分間にわたって撹拌した。反応混合物をNaHCOの希釈水溶液でクエンチし、DCMで抽出した。合わせたDCM抽出物をブラインで洗浄し、無水MgSO上で乾燥させた。濾過の後に、濾液を乾燥するまで濃縮した。粗製生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:アセトン/DCM、20/80、v/v)に掛けて、収率86%で白色の固体として純粋な中間体7 61mgを得た。中間体7のH−NMRスペクトルによって、生成物の所望の構造およびその良好な純度を確認した。
実施例。CEM−101。NHOH0.3mLを含有するメタノール(1mL)中の中間体7(60mg)の溶液を、室温で終夜にわたって撹拌した。反応混合物のアリコットの質量分光分析は、未反応の中間体7と一緒に、主成分としてのCEM−101に対応するMwを有するピークを示した。反応混合物をDCMで希釈し、水およびブラインで連続的に洗浄し、無水MgSO上で乾燥させた。濾過の後に、濾液を乾燥するまで濃縮した。粗製生成物をメタノール(10mL)に溶かし、1時間にわたって還流で加熱した。反応混合物を少ない体積まで濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:DCM/MeOH/NHOH、95/5/0.5(体積))に掛けて、CEM−101 40mgを得た。1H−NMRスペクトルによって、生成物の所望の構造を確認した。
実施例。中間体3aの合成
Figure 0006675973
中間体2(1.0g)、保護された側鎖HCl塩(1.3当量)、DBU(2.5当量)、およびDMFの混合物を、窒素下で撹拌しながら40〜70℃で加熱した。反応の進行をTLC、HPLC、およびMSによってモニターした。完了したら、混合物をDCMおよびブラインに分配し、水で洗浄し、無水MgSO上で乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣をHPLCによって精製して、標題化合物の収率≧90を得た。H NMRスペクトルおよび質量スペクトル(MW1292)は、標題化合物と一致した。
実施例。中間体3aの合成
Figure 0006675973
無水DCM(10mL)中の中間体3(650mg、0.544mmol)の溶液を、氷浴を用いて5℃に冷却した。これに、トリフルオロ酢酸無水物(172mg、0.82mmol、1.5当量)を添加し、得られた反応混合物を5℃で10分間にわたって撹拌し、その後、1.5時間かけて周囲温度に徐々に加温した。反応物を、氷冷希釈NaHCO水溶液でクエンチし、DCMで抽出した。合わせたDCM抽出物をブラインで洗浄し、無水MgSO上で乾燥させた。乾燥剤を濾過によって除去し、濾液を乾燥するまで濃縮した。粗製生成物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:DCM/MeOH/NH4OH=95/5/0.5(体積))によって精製して、収率77%で生成物540mgを得た。生成物のH−NMRスペクトルおよび質量スペクトルの両方が、中間体3aの所望の構造に一致するピークを示した。
実施例。中間体5の合成
Figure 0006675973
アセトン(3mL)中の中間体3a(150mg、0.116mmol)の溶液に、DBU(35mg、0.233mmol、2.0当量)を、続いて、濃HCl(300μl)を添加した。得られた反応混合物を、室温で5時間にわたって撹拌した。反応混合物のアリコットの質量分析は、きれいな反応プロファイルで反応の完了を示した。反応混合物を、DCMおよび氷水の混合物に注いだ。混合物を、希NHOHの添加によって塩基性にし、DCMで抽出した。合わせたDCM抽出物をブラインで洗浄し、無水MgSO上で乾燥させた。乾燥剤を濾過によって除去し、濾液を乾燥するまで濃縮した。粗製生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:DCM/MeOH/NH4OH=95/5/0.5(体積))によって精製して、収率86%で中間体5 103mgを得た。生成物のH−NMRスペクトルおよび質量スペクトルは、中間体5の所望の構造について予測されたものに対応するピークを良好な純度で示した。
実施例。中間体6aの合成
Figure 0006675973
メタノール(10mL)中の中間体6(1.0mmol)の溶液に、水酸化アンモニウム溶液(NHOH、30mmol)を添加する。得られた透明な溶液を周囲温度で終夜にわたって撹拌して、混濁した反応混合物を得る。この反応混合物を乾燥するまで濃縮し、DCMに溶かし、希NaHCO水溶液およびブラインで連続的に洗浄し、次いで、無水MgSO上で乾燥させる。乾燥剤を除去するための濾過の後に、濾液を乾燥するまで濃縮して、中間体6a0.8mmol(収率90%)を得る。1H−NMRスペクトルおよび質量スペクトルは、標題化合物と一致する。

Claims (22)

  1. 式(I)の化合物
    Figure 0006675973
    または薬学的に許容されるその塩
    [式中、
    は、デソサミンまたは2’−アシル−デソサミンであり;
    Aは、−CH−、−C(O)−、−C(O)O−、−C(O)NH−、−S(O)−、−S(O)NH−、−C(O)NHS(O)−であり;
    Bは、−(CH−であり、ここで、nは、0〜10の整数であるか;またはBは、C〜C10アルキレンであるか;またはBは、C〜C10アルケニレンであるか;またはBは、C〜C10アルキニレン;または−A−B−は一緒になって、アルキレン、シクロアルキレン、またはアリーレンであり;
    Cは、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、またはヘテロアリールアルキル(それぞれ、置換されていてもよい)であり;かつ
    Wは、水素、F、C、Br、I、またはOHである]を調製する方法であって、
    (A)下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩[式中、R100は、ヒドロキシル保護基であり、Lは脱離基である]を下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩[式中、Cは、Cの保護された形態である]および塩基と接触させて、下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩を調製するステップ、を含む方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記方法は、さらに、
    (B)下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩を、1種または複数種の保護基形成剤と接触させて、下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩を調製するステップか;または
    (C)下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩を酸と接触させて、下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩を調製するステップか;または
    (D)下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩を、1種または複数種の保護基形成剤と接触させて、下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩を調製するステップか;または
    (E)下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩を酸化剤と接触させて、下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩を調製するステップか;または
    (F)下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩を、ヒドロキシル化剤またはハロゲン化剤と接触させて、下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩を調製するステップか;または
    (Gl)下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩をヒドロキシ脱保護剤と接触させて、下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩を調製するステップか;または
    (G2)下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩を、1種または複数種の脱保護剤と接触させて、下式の対応する脱保護された化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩を調製するステップか;または
    前記の任意の組み合わせを含む方法。
  3. 下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩を調製する方法であって、前記方法は、
    (A)下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩[式中、R100はヒドロキシル保護基であり、Lは脱離基である]を、下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩および塩基と接触させるステップであって、
    式中、Aは、−CH−、−C(O)−、−C(O)O−、−C(O)NH−、−S(O)−、−S(O)−、−S(O)NH−または−C(O)NHS(O)−であり、
    Bは、−(CH−であって、ここで、nは0〜10の範囲の整数であるか、或いはBは、C−C10アルキレンであるか、或いはBは、C−C10アルケニレンであるか、或いはBは、C−C10アルキニレンであるか、または、
    AおよびBが一緒にアルキレン基、シクロアルキレン基またはアリーレン基となり、
    Cは、アリール基、ヘテロアリール基、アリールアルキル基、またはヘテロアリールアルキル基であり、各々が任意に置換され、かつ
    は、Cの保護された形態である、ステップを含む、方法。
  4. 請求項1の式(I)の化合物を調製する方法であって、前記方法は、
    (a)下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩[式中、R100はヒドロキシル保護基であり、Lは脱離基である]を、下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩[式中、Nは保護されたアミンである]および塩基と接触させて、下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩を調製するステップを含む、方法。
  5. (b)下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩をアミン保護基形成剤と接触させて、下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩を調製するステップか;または
    (c)下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩を酸と接触させて、下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩を調製するステップか;または
    (d)下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩をアミン保護基形成剤と接触させて、下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩を調製するステップか;または
    (e)下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩を酸化剤と接触させて、下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩を調製するステップか;または
    (f)下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩をアミン脱保護剤と接触させて、下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩を調製するステップか;または
    (g)下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩をフッ素化剤と接触させて、下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩を調製するステップか;または
    (h1)下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩をヒドロキシ脱保護剤と接触させて、下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩を調製するステップか;または
    (h2)下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩をアミン脱保護剤と接触させて、下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩を調製するステップか;または
    前記の任意の組み合わせを含む、請求項4に記載の方法。
  6. 以下の式
    Figure 0006675973
    の化合物またはその塩の調製方法であって、前記方法は、
    (a)以下の式
    Figure 0006675973
    の化合物またはその塩[式中、R100はヒドロキシル保護基であり、Lは脱離基である]を、下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩[Nが保護された形態のアミンである]および塩基と接触させるステップを含む、方法。
  7. がNHC(O)CFである、請求項6に記載の方法。
  8. (a’)下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩[式中、R100はヒドロキシル保護基であり、Lは脱離基である]を、下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩および塩基と接触させて、下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩を調製するステップを含む、請求項1の式(I)の化合物を調製する方法。
  9. (b’)下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩を酸と接触させて、下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩を調製するステップか;または
    (c’)下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩を酸化剤と接触させて、下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩を調製するステップか;または
    (d’)下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩をフッ素化剤と接触させて、下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩を調製するステップか;または
    (e’)下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩をヒドロキシ脱保護剤と接触させて、下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩を調製するステップか;または
    (f’)下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩を還元剤と接触させて、下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩を調製するステップか;または
    前記の任意の組み合わせを含む、請求項8に記載の方法。
  10. 以下の式
    Figure 0006675973
    の化合物またはその塩を調製する方法であって、前記方法は、
    (a’)下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩[式中、R100はヒドロキシル保護基であり、Lは脱離基である]を下式の化合物
    Figure 0006675973
    またはその塩および塩基と接触させるステップを含む、方法。
  11. 前記脱離基がイミダゾール−1−イルである、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記酸化剤が、クロロクロム酸ピリジニウム、ピリジン中のトリフルオロ酢酸無水物、三酸化クロム、TEMPO/NaOCl、スルホキシド、ジメチルスルホキシド/塩化オキサリル、ジメチルスルホキシド/五酸化リン、ジメチルスルホキシド/p−トルエンスルホニルクロリド、ジメチルスルホキシド/無水酢酸、ジメチルスルホキシド/トリフルオロ酢酸無水物、ジメチルスルホキシド/塩化チオニル、ジメチルスルホキシド/EDAC−HCl/ピリジン−TFA、Ni(Ac)2/次亜塩素酸塩、硫化ジメチル/N−クロロスクシンイミド、硫化ジ−n−ブチル/N−クロロスクシンイミド、Dess−Martin試薬、またはCorey−Kim試薬を含有する、請求項2、5または9のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記酸化剤が、スルホキシドおよび無水物またはアシル化剤、Dess−Martin試薬、またはCorey−Kim試薬を含む、請求項2、5または9に記載の方法。
  14. 前記フッ素化剤が、NFSI、F−TEDA、またはSelectfluorである、請求項5または9のいずれか1項に記載の方法。
  15. Cが、それぞれ置換されていてもよいアリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、またはヘテロアリールアルキルである、請求項1または2に記載の方法。
  16. AがCHである、請求項1または2に記載の方法。
  17. Bが(CHである、請求項1または2に記載の方法。
  18. WがFである、請求項1、2、4、5、8または9のいずれか1項に記載の方法。
  19. 前記式(I)の化合物が以下の式の化合物またはその塩である、請求項1、2、4、5、8、9、11または12に記載の方法。
    Figure 0006675973
  20. 前記式(I)の化合物が以下の式の化合物またはその塩である、請求項1、2、4、5、8、9、11または12に記載の方法。
    Figure 0006675973
  21. 前記式(I)の化合物が以下の式の化合物またはその塩である、請求項1、2、4、5、8、9、11、12または13に記載の方法。
    Figure 0006675973
  22. 前記式(I)の化合物が以下の式の化合物またはその塩である、請求項1、2、4、5、8、9、11、12または13に記載の方法。
    Figure 0006675973
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