JP6672702B2 - 制御装置、工作機械、制御方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

制御装置、工作機械、制御方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、工具を装着する主軸の移動を制御する制御装置、工作機械、制御方法及びコンピュータプログラムに関する。
工作機械は、工具を装着する主軸の移動を制御する制御装置を備える。制御装置は、主軸の位置を指示する複数の指令点を設定し、加工経路を設定する。主軸に装着した工具が3次元の曲面をワークに形成する場合、制御装置は指令点間の微小線分が連続した複数の曲線を演算し、生成する。
例えば前後方向及び左右方向に平行な面(水平面)上に複数の曲線を生成する。複数の曲線は前後方向又は左右方向に並ぶ。制御装置は各曲線に上下方向の位置を設定する。また制御装置は、微小線分の繋ぎ目にて尖った部分が表れるので、スプライン曲線、ベジェ曲線等の滑らかな曲線に基づいて、生成した曲線を補間する。設定された各上下位置にて、補間した曲線に沿って主軸は移動し、ワークを加工する(例えば特許文献1参照)。
特許第3466111号公報
しかし上述した補間を行っても、隣り合う曲線の傾きの差、制御装置での演算にて発生する量子化誤差等によって、ワーク表面に鱗状の模様が表れる。特許文献1は指令点を修正することなく、指令点間に滑らかな線となるように指令点を挿入している。従って、指令点そのものが誤っているにも関わらず、指令点を通ることになり、上述したワーク表面に鱗状の模様が表れるという問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、ワークに滑らかな曲面を形成することができる制御装置、工作機械、制御方法及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る制御装置は、主軸の位置を指示する複数の指令点及び該複数の指令点の間に設定される少なくとも一つの補間点に基づいた加工経路を設定し、前記加工経路に基づいて、前記主軸の移動を制御する制御装置であって、隣り合う二つの前記指令点の間、隣り合う前記指令点及び補間点の間又は隣り合う二つの補間点の間の距離が閾値以下であるか否かを判定する判定部と、該判定部にて、前記距離が前記閾値以下でないと判定した場合、隣り合う二つの前記指令点の間、隣り合う前記指令点及び補間点の間又は隣り合う二つの補間点の間に前記補間点を設定する補間点設定部と、前記加工経路に交差する評価断面を設定する評価断面設定部と、該評価断面設定部が設定した評価断面及び前記加工経路の交点を演算する演算部と、該演算部が演算した交点の位置を修正する第1修正部と、該第1修正部が修正した交点に基づいて、前記加工経路に交差する方向における前記指令点及び補間点の位置を修正する第2修正部とを備えることを特徴とする。
本発明に係る制御装置は、前記補間点設定部は、隣り合う二つの前記指令点の間、隣り合う前記指令点及び補間点の間又は隣り合う二つの補間点の間の中央に前記補間点を設定する中央設定部を備えることを特徴とする。
本発明に係る制御装置は、前記補間点設定部は、前記指令点又は補間点から前記閾値離隔した位置に前記補間点を設定する離隔位置設定部を備えることを特徴とする。
本発明に係る制御装置は、前記第2修正部にて修正された補間点と前記第2修正部にて修正される前の補間点との間の第2距離が第2閾値以下であるか否かを判定する第2判定部と、該第2判定部にて、前記第2距離が前記第2閾値以下であると判定された場合、前記第2修正部にて修正された後の補間点を削除する補間点削除部とを備えることを特徴とする。
本発明に係る制御装置は、前記第2修正部にて修正された隣り合う二つの前記指令点を結ぶ線分と、前記第2修正部にて修正された隣り合う二つの前記指令点の間に位置し、前記第2修正部にて修正された補間点との間の第3距離が第3閾値以下であるか否かを判定する第3判定部と、該第3判定部にて、前記第3距離が前記第3閾値以下であると判定された場合、前記第2修正部にて修正された補間点を削除する第2補間点削除部とを備えることを特徴とする。
本発明に係る工作機械は、前述したいずれかの制御装置と、前記主軸とを備えることを特徴とする。
本発明に係る制御方法は、主軸の位置を指示する複数の指令点及び該複数の指令点の間に設定される少なくとも一つの補間点に基づいた加工経路を設定し、前記加工経路に基づいて、前記主軸の移動を制御する制御方法であって、隣り合う二つの前記指令点の間、隣り合う前記指令点及び補間点の間又は隣り合う二つの補間点の間の距離が閾値以下であるか否かを判定し、前記距離が前記閾値以下であると判定した場合、隣り合う二つの前記指令点の間、隣り合う前記指令点及び補間点の間又は隣り合う二つの補間点の間に前記補間点を設定し、前記加工経路に交差する評価断面を設定し、設定した評価断面及び前記加工経路の交点を演算し、演算した交点の位置を修正し、修正した交点に基づいて、前記加工経路に交差する方向における前記指令点及び補間点の位置を修正することを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムは、加工プログラムに従って、主軸の位置を指示する複数の指令点及び該複数の指令点の間に設定される少なくとも一つの補間点に基づいた加工経路を設定し、前記加工経路に基づいて、前記主軸の移動を制御する制御装置で実行可能なコンピュータプログラムであって、前記制御装置を、隣り合う二つの前記指令点の間、隣り合う前記指令点及び補間点の間又は隣り合う二つの補間点の間の距離が閾値以下であるか否かを判定する判定部、該判定部にて、前記距離が前記閾値以下であると判定した場合、隣り合う二つの前記指令点の間、隣り合う前記指令点及び補間点の間又は隣り合う二つの補間点の間に前記補間点を設定する補間点設定部、前記加工経路に交差する評価断面を設定する評価断面設定部、該評価断面設定部が設定した評価断面及び前記加工経路の交点を演算する演算部、該演算部が演算した交点の位置を修正する第1修正部、及び該第1修正部が修正した交点に基づいて、前記加工経路に交差する方向における前記指令点及び補間点の位置を修正する第2修正部として機能させることを特徴とする。
本発明においては、複数の指令点の間に補間点を設定し、指令点及び補間点に基づいて、加工経路を設定する。加工経路に交差する評価断面を設定し、評価断面と加工経路の交点の位置を修正し、修正した交点の位置に基づいて、前記加工経路に交差する方向における指令点及び補間点の位置を修正する。
本発明においては、隣り合う二つの指令点の間、隣り合う指令点及び補間点の間又は隣り合う二つの補間点の間の中央に、補間点を設定し、加工経路の設定を行う。
本発明においては、指令点又は補間点から閾値に相当する距離離隔した位置に補間点を設定し、加工経路の設定を行う。
本発明においては、修正前後の二つの補間点の間の第2距離が第2閾値よりも小さい場合に、修正後の補間点を削除する。補間点の削除により、加工時間及び加工プログラムの容量の増加を抑制する。
本発明においては、修正後の隣り合う二つの指令点を結ぶ線分と、前記二つの指令点の間に位置する修正後の補間点との間の第3距離が第3閾値よりも小さい場合に、修正後の補間点を削除する。補間点の削除により、加工時間及び加工プログラムの容量の増加を抑制する。
本発明に係る制御装置、工作機械、制御方法及びコンピュータプログラムにあっては、複数の指令点の間に補間点を設定し、指令点及び補間点に基づいて、加工経路を設定する。加工経路に交差する評価断面を設定し、評価断面と加工経路の交点の位置を修正し、修正した交点の位置に基づいて、前記加工経路に交差する方向における指令点及び補間点の位置を修正する。加工経路に交差する方向においても、指令点及び補間点の位置を修正することができるので、滑らかな曲面をワークに形成することができる。また指令点のみならず、指令点の間に設定した補間点をも加工経路の設定に使用するので、加工経路の精度が向上する。
実施の形態に係る工作機械を略示する斜視図である。 制御装置の構成を略示するブロック図である。 ワークに対する加工経路及び評価断面を略示する平面図である。 ワークに対する評価断面を略示する斜視図である。 制御装置による加工経路設定処理を説明するフローチャートである。 指令点、補間点及び加工経路を略示する模式図である。 第1の補間方法による補間点設定処理を説明するフローチャートである。 第2の補間方法による補間点設定処理を説明するフローチャートである。 指令点と、補間点と、評価断面及び加工経路の交点とを略示する模式図である。 指令点及び補間点に共通識別子を割り当てた後の指令点と、補間点と、評価断面及び加工経路の交点とを略示する模式図である。 交点テーブルの一例を示す概念図である。 評価断面上における交点位置の第1の修正方法を説明する説明図である。 評価断面上における交点位置の第2の修正方法を説明する説明図である。 指令点及び補間点の修正方法を説明する説明図である。 制御装置による指令点/補間点修正処理を説明するフローチャートである。 補間点の第1の削除方法を説明する説明図である。 第1の削除方法による補間点削除処理を説明するフローチャートである。 補間点の第2の削除方法を説明する説明図である。 第2の削除方法による補間点削除処理を説明するフローチャートである。 変更例におけるワークに対する加工経路及び評価断面を略示する平面図である。
以下本発明を実施の形態に係る工作機械を示す図面に基づいて説明する。以下の説明では図において矢印で示す上下、左右及び前後を使用する。図1は工作機械を略示する斜視図である。
工作機械100は前後に延びた矩形の基台1を備える。基台1上部の前側にワークを保持するワーク保持部3が設けてある。ワーク保持部3は左右方向を軸方向としたA軸及び上下方向を軸方向としたC軸回りに回転可能である。
基台1上部の後側に後述するコラム4を支持する為の支持台2が設けてある。支持台2上部に、前後方向に移動するY軸方向移動機構10が設けてある。Y軸方向移動機構10は、前後に延びた二つのレール11と、Y軸螺子軸12と、Y軸モータ13と、ベアリング14とを備える。
レール11は支持台2上部の左右夫々に設けてある。Y軸螺子軸12は前後に延び、二つのレール11の間に設けてある。Y軸螺子軸12の前端部及び中途部夫々にベアリング14が設けてある。なお中途部に設けたベアリングの図示は省略する。Y軸モータ13はY軸螺子軸12の後端部に連結している。
Y軸螺子軸12には転動体(図示略)を介してナット(図示略)が螺合している。転動体は例えばボールである。各レール11に複数の摺動子15が摺動可能に設けてある。ナット及び摺動子15の上部に移動板16が連結している。移動板16は水平方向に延びる。Y軸モータ13の回転によってY軸螺子軸12は回転し、ナットは前後方向に移動し、移動板16は前後方向に移動する。
移動板16上面に左右方向に移動するX軸方向移動機構20が設けてある。X軸方向移動機構20は、左右に延びた二つのレール21と、X軸螺子軸22と、X軸モータ23(図2参照)と、ベアリング24とを備える。
レール21は移動板16上面の前後夫々に設けてある。X軸螺子軸22は左右に延び、二つのレール21の間に設けてある。X軸螺子軸22の左端部及び中途部夫々にベアリング24が設けてある。なおX軸螺子軸22の中途部に設けたベアリングの記載は省略する。X軸モータ23はX軸螺子軸22の後端部に連結している。
X軸螺子軸22には転動体(図示略)を介してナット(図示略)が螺合している。X軸螺子軸22にグリスが塗布してある。各レール21に複数の摺動子26が摺動可能に設けてある。ナット及び摺動子26の上部にコラム4が連結している。コラム4は柱状をなす。X軸モータ23の回転によってX軸螺子軸22は回転し、ナットは左右方向に移動し、コラム4は左右方向に移動する。
コラム4の前面に上下方向に移動するZ軸方向移動機構30が設けてある。Z軸方向移動機構30は、上下に延びた二つのレール31と、Z軸螺子軸32と、Z軸モータ33と、ベアリング34とを備える。
レール31はコラム4前面の左右夫々に設けてある。Z軸螺子軸32は上下に延び、二つのレール31の間に設けてある。Z軸螺子軸32の下端部及び中途部夫々にベアリング34が設けてある。なお中途部に設けたベアリングの図示は省略する。Z軸モータ33はZ軸螺子軸32の上端部に連結している。
Z軸螺子軸32には転動体(図示略)を介してナット(図示略)が螺合している。Z軸螺子軸32にグリスが塗布してある。各レール31に複数の摺動子35が摺動可能に設けてある。ナット及び摺動子35の前部に主軸ヘッド5が連結している。Z軸モータ33の回転によってZ軸螺子軸32は回転し、ナットは上下方向に移動し、主軸ヘッド5は上下方向に移動する。Z軸モータ33、Z軸螺子軸32、ナット及び転動体はボールねじ機構を構成する。
上下に延びた主軸5aが主軸ヘッド5内に設けてある。主軸5aは軸回りに回転する。主軸ヘッド5の上端部に主軸モータ6が設けてある。主軸5aの下端部は工具を装着する。主軸モータ6の回転によって主軸5aが回転し、工具が回転する。回転した工具は、ワーク保持部3に保持したワークを加工する。
工作機械100は工具を交換する工具交換装置(図示略)を備える。工具交換装置は工具マガジン(図示略)に収容した工具と主軸5aに装着した工具を交換する。
図2は制御装置50の構成を略示するブロック図である。制御装置50は、CPU51、記憶部52、RAM53及び入出力インタフェース54を備える。記憶部52は書き換え可能なメモリであり、例えばEPROM、EEPROM等である。記憶部52は後述する交点テーブル、経路番号i、補間点Hj 、指令点Pk、共通識別子Fm 、交点Si d、jの最終番号、kの最終番号、閾値L、閾値L2(第2閾値)、閾値L3(第3閾値)、mの最終番号、変数S等を記憶する(d、i、j、k、mは自然数)。
作業者が操作部7を操作した場合、操作部7から入出力インタフェース54に信号が入力する。操作部7は例えばキーボード、ボタン、タッチパネル等である。入出力インタフェース54は表示部8に信号を出力する。表示部8は文字、図形、記号等を表示する。表示部8は例えば液晶表示パネルである。
制御装置50は、X軸モータ23に対応したX軸制御回路55、サーボアンプ55a及び微分器23bを備える。X軸モータ23はエンコーダ23aを備える。X軸制御回路55はCPU51からの指令に基づいて、電流量を示す命令をサーボアンプ55aに出力する。サーボアンプ55aは前記命令を受け、X軸モータ23に駆動電流を出力する。
エンコーダ23aはX軸制御回路55に位置フィードバック信号を出力する。X軸制御回路55は位置フィードバック信号に基づいて、位置のフィードバック制御を実行する。
エンコーダ23aは微分器23bに位置フィードバック信号を出力し、微分器23bは位置フィードバック信号を速度フィードバック信号に変換して、X軸制御回路55に出力する。X軸制御回路55は、速度フィードバック信号に基づいて、速度のフィードバック制御を実行する。
サーボアンプ55aが出力した駆動電流の値を電流検出器55bが検出する。電流検出器55bは駆動電流の値をX軸制御回路55にフィードバックする。X軸制御回路55は駆動電流の値に基づいて、電流制御を実行する。一般にX軸モータ23に流れる駆動電流とX軸モータ23に作用する負荷トルクは略一致する。故に電流検出器55bはX軸モータ23に作用する負荷トルクを検出する。
制御装置50は、Y軸モータ13に対応したY軸制御回路56、サーボアンプ56a及び微分器13bを備える。Y軸モータ13はエンコーダ13aを備える。Y軸制御回路56はCPU51からの指令に基づいて、電流量を示す命令をサーボアンプ56aに出力する。サーボアンプ56aは前記命令を受け、Y軸モータ13に駆動電流を出力する。
エンコーダ13aはY軸制御回路56に位置フィードバック信号を出力する。Y軸制御回路56は位置フィードバック信号に基づいて、位置のフィードバック制御を実行する。
エンコーダ13aは微分器13bに位置フィードバック信号を出力し、微分器13bは位置フィードバック信号を速度フィードバック信号に変換して、Y軸制御回路56に出力する。Y軸制御回路56は、速度フィードバック信号に基づいて、速度のフィードバック制御を実行する。
サーボアンプ56aが出力した駆動電流の値を電流検出器56bが検出する。電流検出器56bは駆動電流の値をY軸制御回路56にフィードバックする。Y軸制御回路56は駆動電流の値に基づいて、電流制御を実行する。一般にY軸モータ13に流れる駆動電流とY軸モータ13に作用する負荷トルクは略一致する。故に電流検出器56bはY軸モータ13に作用する負荷トルクを検出する。
制御装置50は、Z軸モータ33に対応したZ軸制御回路57、サーボアンプ57a及び微分器33bを備える。Z軸モータ33はエンコーダ33aを備える。Z軸制御回路57はCPU51からの指令に基づいて、電流量を示す命令をサーボアンプ57aに出力する。サーボアンプ57aは前記命令を受け、Z軸モータ33に駆動電流を出力する。
エンコーダ33aはZ軸制御回路57に位置フィードバック信号を出力する。Z軸制御回路57は位置フィードバック信号に基づいて、位置のフィードバック制御を実行する。
エンコーダ33aは微分器33bに位置フィードバック信号を出力し、微分器33bは位置フィードバック信号を速度フィードバック信号に変換して、Z軸制御回路57に出力する。Z軸制御回路57は、速度フィードバック信号に基づいて、速度のフィードバック制御を実行する。
サーボアンプ57aが出力した駆動電流の値を電流検出器57bが検出する。電流検出器57bは駆動電流の値をZ軸制御回路57にフィードバックする。Z軸制御回路57は駆動電流の値に基づいて、電流制御を実行する。一般にZ軸モータ33に流れる駆動電流とZ軸モータ33に作用する負荷トルクは略一致する。故に電流検出器57bはZ軸モータ33に作用する負荷トルクを検出する。
制御装置50は主軸モータ6に対しても、X〜Z軸モータ23、13、33と同様なフィードバック制御を実行する。
工作機械100はマガジンモータ60と、マガジン制御回路58とを備える。マガジンモータ60の回転によって工具マガジンが駆動する。マガジン制御回路58はマガジンモータ60の回転を制御する。
記憶部52はワークを加工する加工プログラムを格納する。加工プログラムは、主軸5aの位置を指示する複数の指令点Pk を有する。kは加工プログラムを構成する命令の順番を示す。主軸5aは複数の指令点Pk を順次移動し、主軸5aに装着した工具はワークを加工する。
記憶部52は指令点Pk を予め記憶している。制御装置50は、必要に応じて複数の指令点Pk の間に補間点を設定し、指令点Pk 及び補間点に基づいて、主軸5aが移動する経路(加工経路)を設定する。制御装置50は加工経路に基づいて、主軸5aの移動を実行する。
加工経路の設定方法について説明する。図3はワークに対する加工経路及び評価断面を略示する平面図、図4はワークに対する評価断面を略示する斜視図である。なお図中X方向は左右方向を示し、Y方向は前後方向を示し、Z方向は上下方向を示す。また図3及び図4におけるワークの形状は加工後の形状を示している。
制御装置50は、ワークに対して評価断面Dd (dは断面番号を示し、自然数である)を設定する。図3に示すように、主軸5aはX方向に沿って大部分が往復移動する場合、加工経路はX方向に沿った経路となる。図3に示す如く、制御装置50は加工経路に略直交する方向に沿った評価断面Dd を複数設定する。複数の評価断面はX方向に並ぶ。尚、作業者は、加工経路がX方向であることを予め指示する。
開始信号の入力後、制御装置50は加工経路設定処理を実行する。例えば、ユーザは操作部7を操作して、開始信号を制御装置に入力する。図5は、制御装置50による加工経路設定処理を説明するフローチャートである。制御装置50のCPU51は、補間点設定処理を実行し(ステップS1)、指令点/補間点修正処理を実行して(ステップS2)、補間点削除処理を実行する(ステップS3)。補間点設定処理、指令点/補間点修正処理及び補間点削除処理の詳細は後述する。
補間点設定処理について説明する。図6は、指令点Pk 、補間点Hj 及び加工経路を略示する模式図である。図6において、「i」(iは自然数)は主軸5aのX方向移動における経路番号を示す。図6に示すように、例えば経路番号1(i=1)の経路は、左から右に移動する経路を示し、経路番号2(i=2)の経路は経路番号1の経路を右端で折り返して、右から左に移動する経路を示す。経路番号3以下も同様である。主軸5aは経路番号順に移動する。●は指令点を示し、○内に×が有る箇所は補間点を示す。矢印は加工経路の進行方向を示す。
「j」(jは自然数)は補間点の番号を示す。隣り合う二点間(隣り合う二つの指令点の間、隣り合う指令点及び補間点の間又は隣り合う二つの補間点の間)の距離Dが閾値Lよりも大きい場合、CPU51は二点間に補間点を設定する。CPU51は、例えば第1の補間方法で補間点を設定する。
図7は、第1の補間方法による補間点設定処理を説明するフローチャートである。CPU51は、j及びkに1を設定し(ステップS11)、指令点Pk 及び指令点Pk+1 を読み込む(ステップS12)。CPU51は、指令点Pk 及び指令点Pk+1 の間の距離Dと閾値Lとを比較し、距離Dが閾値L以下であるか否かを判定する(ステップS13)。
距離Dが閾値L以下である場合(ステップS13:YES)、CPU51は、後述するステップS18に処理を進める。距離Dが閾値L以下でない場合(ステップS13:NO)、CPU51は、隣り合う二点間の中央に補間点Hj を設定する(ステップS14)。ここで、隣り合う二点は隣り合う二つの指令点Pk 及び指令点Pk+1 とする。ただし、一又は複数の補間点を設定した後は、隣り合う二点は、隣り合う指令点及び補間点又は隣り合う二つの補間点となる場合がある。
CPU51は、補間点Hj の位置情報を、指令点Pk 及び指令点Pk+1 の位置情報に関連付けて記憶部52に記憶する(ステップS15)。
CPU51は、全ての隣り合う二点間の距離が閾値L以下であるか否かを判定する(ステップS16)。ここで、全ての隣り合う二点間の距離は、指令点Pk 及び補間点Hj の間の距離、並びに補間点Hj 及び指令点Pk+1 の間の距離である。ただし、複数の補間点を設定した後は、全ての隣り合う二点には、隣り合う指令点及び補間点又は隣り合う二つの補間点が含まれる場合がある。
全ての隣り合う二点間の距離が閾値L以下でない場合(ステップS16:NO)、CPU51は、jを一つインクリメントし(ステップS17)、ステップS14に処理を戻す。
全ての隣り合う二点間の距離が閾値L以下である場合(ステップS16:YES)、CPU51は、指令点Pk+1 が最終の指令点であるか否かを判定する(ステップS18)。例えば、CPU51は、kが、記憶部52に記憶した最終番号以上であるか否かを判定し、最終番号以上である場合、指令点Pk+1 が最終の指令点であると判定し、最終番号以上でない場合、指令点Pk+1 が最終の指令点でないと判定する。
指令点Pk+1 が最終の指令点でない場合(ステップS18:NO)、CPU51は、kを一つインクリメントし(ステップS19)、ステップS12に処理を戻す。
指令点Pk+1 が最終の指令点である場合(ステップS18:YES)、CPU51は、処理を指令点/補間点修正処理に戻す(ステップS2、図5参照)。
図6に示す経路番号5(i=5)の加工経路を用いて、上述した第1の補間方法による補間点設定処理を具体的に説明する。なお指令点P15及び指令点P16の間の距離は、閾値Lを超過しているものとする。また補間点Hj の番号は、経路番号5の上側に表示されている番号を使用する。
CPU51は、指令点P15及び指令点P16の間の中央に、補間点H4 を設定する。なお指令点P15及び補間点H4 の間の距離、並びに補間点H4 及び指令点P1の間の距離は閾値Lを超過しているものとする。
CPU51は、指令点P15及び補間点H4 の間の中央に、補間点H5 を設定する。なお指令点P15及び補間点H5 の間の距離、並びに二つの補間点H4 、H5 の間の距離は、閾値Lを超過しているものとする。
CPU51は、指令点P15及び補間点H5 の間の中央に、補間点H6 を設定する。なお指令点P15及び補間点H6 の間の距離、並びに二つの補間点H6 、H5 の間の距離は、閾値L以下であるとする。
CPU51は、二つの補間点H5 、H4 の間の中央に補間点H7 を設定する。なお二つの補間点H5 、H7 の間の距離、並びに二つの補間点H7 、H4 の間の距離は、閾値L以下であるとする。
同様に、CPU51は、補間点H4 及び指令点P16の間に、補間点H8 、H9 、H10を設定する。なお二つの補間点H4 、H9の間の距離、二つの補間点H9 、H8の間の距離、二つの補間点H8 、H10の間の距離、並びに補間点H10及び指令点P16の間の距離は、閾値L以下であるとする。
CPU51は、例えば第2の補間方法で補間点を設定する。図8は、第2の補間方法による補間点設定処理を説明するフローチャートである。
CPU51は、j及びkに1を設定し(ステップS21)、指令点Pk 及び指令点Pk+1 を読み込む(ステップS22)。CPU51は、指令点Pk 及び指令点Pk+1 の間の距離Dと閾値Lとを比較し、距離Dが閾値L以下であるか否かを判定する(ステップS23)。
距離Dが閾値L以下である場合(ステップS23:YES)、CPU51は、後述するステップS29に処理を進める。距離Dが閾値L以下でない場合(ステップS23:NO)、CPU51は、変数Sに指令点Pk の位置情報を格納する(ステップS24)。
CPU51は、変数Sに格納した位置から、指令点Pk+1 側に閾値L離隔した位置に、補間点Hj を設定する(ステップS25)。CPU51は、補間点Hj の位置情報を、指令点Pk 及び指令点Pk+1 の位置情報に関連付けて記憶部52に記憶する(ステップS26)。
CPU51は、補間点Hj 及び指令点Pk+1 の間の距離が閾値L以下であるか否かを判定する(ステップS27)。補間点Hj 及び指令点Pk+1 の間の距離が閾値L以下でない場合(ステップS27:NO)、CPU51は、jを一つインクリメントし、変数Sに補間点Hj の位置情報を格納して(ステップS28)、ステップS25に処理を戻す。
補間点Hj 及び指令点Pk+1 の間の距離が閾値L以下である場合(ステップS27:YES)、CPU51は、指令点Pk+1 が最終の指令点であるか否かを判定する(ステップS29)。
指令点Pk+1 が最終の指令点でない場合(ステップS29:NO)、CPU51は、kを一つインクリメントし(ステップS30)、ステップS22に処理を戻す。
指令点Pk+1 が最終の指令点である場合(ステップS29:YES)、CPU51は、処理を指令点/補間点修正処理に進める(ステップS2、図5参照)。
図6に示す経路番号5(i=5)の加工経路を用いて、上述した第2の補間方法による補間点設定処理を具体的に説明する。なお指令点P15及び指令点P16の間の距離は、閾値Lを超過しているものとする。また補間点Hj の番号は、経路番号5の下側にて括弧内に表示されている番号を使用する。
CPU51は、指令点P16側に、指令点P15から閾値L離隔した位置に補間点(H4 )を設定する。なお補間点(H4 )と指令点P16の間の距離は、閾値Lを超過しているものとする。
CPU51は、補間点(H4 )から、指令点P16側に閾値L離隔した位置に補間点(H5 )を設定する。なお補間点(H5 )と指令点P16の間の距離は、閾値Lを超過しているものとする。
同様に、CPU51は、補間点(H5 )よりも指令点P16側において、閾値Lの距離を設けて補間点(H6 )〜(H10)を順に設定する。なお補間点(H10)と指令点P16の間の距離は、閾値L以下であるとする。
次に指令点/補間点修正処理について説明する。図9は指令点Pk と、補間点Hj と、評価断面Dd 及び加工経路の交点とを略示する模式図、図10は、指令点Pk 及び補間点Hj に共通識別子Fm (mは自然数)を割り当てた後の指令点と、補間点と、評価断面Dd 及び加工経路の交点とを略示する模式図である。CPU51は、指令点及び補間点に識別子Fm を割り当てる。このとき、CPU51は、指令点Pk 及び補間点Hj に関連付けて識別子Fm を記憶部52に記憶する。
図11は、交点テーブルの一例を示す概念図である。図11に示すように、制御装置50は、各評価断面Dd において、移動経路Fm −Fm+1 との交点Si dを演算し、経路番号i、交点座標Si d及び移動経路Fm −Fm+1 を関連けて、交点テーブルに記憶する。なお前述したように、「i」(iは自然数)は主軸5aのX方向移動における経路番号を示す。
制御装置50は、評価断面Dd 上における交点位置を例えば第1の修正方法で修正する。図12は評価断面Dd 上における交点位置の第1の修正方法を説明する説明図である。制御装置50は、例えばZ方向の座標を漸次変更するように修正する。修正の対象となる交点座標Si dに対し、前後各二点の交点座標si-2 d、si-1 d、si+1 d、si+2 dを使用して修正点ti dを決定する。
四つの交点座標si-2 d、si-1 d、si+1 d、si+2 dの各Z座標値をzi-2 、zi-1 、zi+1 、zi+2 とし、修正点ti dのZ座標値をzi′とし、Z座標値の差分をd1 =zi-2 −zi-1、d2 =zi-1 −zi′、d3 =zi ′−zi+1、d4 =zi+1 −zi+2とし、Z座標値の二回差分d12′、d23′、d34′(Z座標値の差分d1 、d2 、d3 、d4 の差分)が線形に変化するようなzi′を演算する。
Z座標値の二回差分d12′、d23′、d34′は次式で求まる。
d12′=d2 −d1 =(zi-1 −zi ′)−(zi-2 −zi-1)=2zi-1 −zi ′−zi-2 ・・・(1)
d23′=d3 −d2 =(zi ′−zi+1)−(zi-1 −zi ′)=2zi ′−zi+1 −zi-1 ・・・(2)
d34′=d4 −d3 =(zi+1 −zi+2 )−(zi ′−zi+1 )=2zi+1 −zi+2 −zi ・・(3)
これらが線形に変化することから、
d23′=(d12′+d34′)/2 ・・・(4)
を満たす。
式(1)〜(4)に基づき、zi ′を解くと、
zi ′=(−zi-2 +4zi-1 +4zi+1 −zi+2 )/6
となる。
評価断面Dd 上における全ての交点Si dに対して上記修正を行う。なおZ座標値が他の交点のZ座標値と比較して、大きく離れた交点のみを修正してもよい。
制御装置50は、評価断面Dd 上における交点位置を例えば第2の修正方法で修正する。図13は評価断面Dd 上における交点位置の第2の修正方法を説明する説明図である。図13において、uはXY座標に相当し、vはZ座標に相当する。制御装置50は、例えば修正の対象となる交点Si dの周囲にある他の複数の交点を使用して、滑らかな曲線(スプライン曲線、ベジェ曲線、NURBS曲線等)を作成し、該曲線上に修正の対象となる交点Si dを投影する。
滑らかな曲線として四つの交点si-2 d、si-1 d、si+1 d、si+2 dを使用する場合、評価断面Dd (uv平面)上における区間si-2 d〜si-1 d、区間si-1 d〜si+1 d、区間si+1 d〜si+2 dの夫々の曲線式v1(u)、v2(u)、v3(u)は、以下の式となる。
j(u)=aj (u-uj )3 +bj (u-uj )2 +cj (u-uj )+dj
(j=1、2、3)
交点si-2 d、si-1 d、si+1 d、si+2 dを通り、且つ境界点における一次導関数及び二次導関数が連続であることに基づいて、制御装置50はaj 〜dj を決定することができる。
四つの交点の選択は、上述したように、交点Si dの両隣に位置する連続した二点を使用する場合に限らない。例えば交点si-3 d、si-1 d、si+1 d、si+3 dのように、二点毎に不連続に交点を選択してもよい。
図13に示すように、修正点ti d位置は、滑らかな曲線上において、修正の対象となる交点Si dからの距離が最小となる位置である。
d番目の評価断面Dd 上に存在する修正後の交点群Sd をTd とする。
d ={ti d|d:断面番号、i:経路番号}
制御装置50は、交点群をTd を使用して、指令点及び補間点の位置を修正する。図14は指令点及び補間点の修正方法を説明する説明図である。図14において、Fa 〜Ff は指令点又は補間点を示す。
例えば指令点又は補間点Fc が修正対象である場合、図14Aに示す如く、指令点又は補間点Fc は断面Dd-1 と断面Dd の間に位置し、経路番号はiである。制御装置50は前述した交点テーブルを参照し、指令点又は補間点Fc に関する断面位置及び経路番号を取得する。
図14Bに示す如く、制御装置50は指令点又は補間点Fc の周囲にある交点、例えば加工経路上に並んだ四つの交点ti d+1、ti d、ti d-1、ti d-2を探索する。制御装置50は四つの交点ti d+1、ti d、ti d-1、ti d-2から滑らかな曲線(スプライン曲線、ベジェ曲線、NURBS曲線等)を作成し、該曲線上に指令点又は補間点Fc を投影し、修正点Fc ′を決定する。制御装置50は、滑らかな曲線を前述した第2の修正方法と同様な方法で求める。修正点Fc ′の位置は、滑らかな曲線上において、指令点又は補間点Fc からの距離が最小となる位置である。制御装置50は他の指令点又は補間点の位置を同様に修正する。
図15は、制御装置50による指令点/補間点修正処理を説明するフローチャートである。CPU51は、評価断面Dd を設定し(ステップS41)、指令点Pk 及び補間点Hj に共通識別子Fm (mは自然数)を割り当てる(ステップS42、図9及び図10参照)。次にCPU51は交点テーブル作成する(図11参照)。具体的には、CPU51は往復動作の経路番号を示す変数i及び変数mに「1」を設定する(ステップS43)。なお変数mは、加工プログラムを構成する命令の順番を示す。そしてCPU51は移動経路Fm −Fm+1 を読み込む(ステップS44)。CPU51は移動経路Fm −Fm+1 が評価断面Dd と交差するか否かを判定する(ステップS45)。移動経路Fm −Fm+1 が評価断面Dd と交差しない場合(ステップS45:NO)、CPU51はmを一つインクリメントする(ステップS49)。
移動経路Fm −Fm+1 が評価断面Dd と交差する場合(ステップS45:YES)、CPU51は、評価断面Dd と移動経路Fm −Fm+1 との交点Si dが既に存在しているか否かを判定する(ステップS46)。
評価断面Dd と移動経路Fm −Fm+1 との交点Si dが既に存在していない場合(ステップS46:NO)、CPU51は記憶部52の交点テーブル(図11参照)に、経路番号i、交点座標Si d及び移動経路Fm −Fm+1 を関連付けて記憶する(ステップS48)。
評価断面Dd と移動経路Fm −Fm+1 との交点Si dが既に存在している場合(ステップS46:YES)、CPU51はiを一つインクリメントし(ステップS47)、CPU51は記憶部52の交点テーブルに、経路番号i、交点座標Si d及び移動経路Fm −Fm+1 を関連付けて記憶し(ステップS48)、mをインクリメントする(ステップS49)。ステップS43〜S49は演算部を構成する。
mをインクリメントした後、CPU51はmが最終番号であるか否かを判定する(ステップS50)。mが最終番号でない場合(ステップS50:NO)、CPU51はステップS44に処理を戻す。mが最終番号である場合(ステップS50:YES)、CPU51は、上述したように、交点の位置を修正する(ステップS51、式(1)〜式(4)、図12及び図13参照)。
CPU51は、上述したように、指令点の周囲にある交点を探索し(ステップS52)、指令点の位置を修正し(ステップS53、図14A及び図14B参照)、処理を補間点削除処理に進める(ステップS3、図5参照)。
次に補間点削除処理について説明する。制御装置50は補間点を、例えば第1の削除方法で削除する。図16は、補間点の第1の削除方法を説明する説明図である。図16において、指令点/補間点修正処理による修正前の指令点をPk 及びPk+1 とし、修正後の指令点をPk ′及びPk+1 ′としている。また指令点/補間点修正処理による修正前の補間点をHj 及びHj+1 とし、修正後の補間点をHj ′及びHj+1 ′としている。なおCPU51は、共通識別子Fm と修正後の指令点及び補間点とを関連付けて記憶部52に記憶する。
制御装置は、修正前の補間点Hj と修正後の補間点Hj ′との間の距離D2(第2距離)が閾値L2以下であるか否かを判定し、閾値L2以下である場合、修正後の補間点Hj ′を削除する。距離D2が閾値L2以下である場合、修正前の補間点Hj と修正後の補間点Hj ′との間の差分は小さい。そのため補間点Hj ′を削除し、指令点Pk ′から補間点Hj+1 ′に主軸5aが直接移動したとしても、ワークの表面形状に与える影響は小さく、ワーク表面に鱗状の模様が表れる可能性は低い。一方、補間点を削除することによって、加工時間及び加工プログラムの容量の増加を抑制することができる。なお修正後の補間点が全て削除された場合、主軸5aは指令点Pk ′から指令点Pk+1 ′に直接移動する。
図17は、第1の削除方法による補間点削除処理を説明するフローチャートである。CPU51は、jに1を設定し(ステップS61)、修正前の補間点Hj 及び修正後の補間点Hj ′を読み込む(ステップS62)。
CPU51は、補間点Hj 及びHj ′間の距離D2が閾値L2以下であるか否かを判定する(ステップS63)。距離D2が閾値L2以下でない場合(ステッS63:NO)、CPU51は、後述するステップS65に処理を進める。
距離D2が閾値L2以下である場合(ステッS63:YES)、CPU51は、補間点Hj ′を削除し(ステップS64)、補間点Hj ′が最終の補間点であるか否かを判定する(ステップS65)。
例えば、CPU51は、jが、記憶部52に記憶した最終番号以上であるか否かを判定し、最終番号以上である場合、補間点Hj ′が最終の補間点であると判定し、最終番号以上でない場合、補間点Hj ′が最終の補間点でないと判定する。
補間点Hj ′が最終の補間点でない場合(ステップS65:NO)、CPU51は、jを一つインクリメントし(ステップS66)、ステップS62に処理を戻す。
補間点Hj ′が最終の補間点である場合(ステップS65:YES)、CPU51は処理を終了する。
制御装置50は補間点を、例えば第2の削除方法で削除する。図18は、補間点の第2の削除方法を説明する説明図である。指令点/補間点修正処理による修正前の指令点をPk 及びPk+1 とし、指令点/補間点修正処理による修正前の補間点をHj 及びHj+1 とする。図18において、指令点/補間点修正処理による修正後の指令点をPk ′及びPk+1 ′としている。また指令点/補間点修正処理による修正後の補間点をHj ′及びHj+1 ′としている。なおCPU51は、共通識別子Fm と修正後の指令点及び補間点とを関連付けて記憶部52に記憶する。
制御装置は、修正後の指令点Pk ′及びPk+1 ′を結ぶ線分と、修正後の補間点Hj ′との間の距離D3(第3距離)が閾値L3以下であるか否かを判定し、閾値L3以下である場合、修正後の補間点Hj ′を削除する。なお距離D3は、例えば、前記線分と修正後の補間点Hj ′との間の最短距離である。
距離D3が閾値L3以下である場合、修正前の補間点Hj と修正後の補間点Hj ′との間の差分は小さい。そのため補間点Hj ′を削除し、指令点Pk ′から補間点Hj+1 ′に主軸5aが直接移動したとしても、ワークの表面形状に与える影響は小さく、ワーク表面に鱗状の模様が表れる可能性は低い。一方、補間点を削除することによって、加工時間及び加工プログラムの容量の増加を抑制することができる。なお修正後の補間点が全て削除された場合、主軸5aは指令点Pk ′から指令点Pk+1 ′に直接移動する。
図19は、第2の削除方法による補間点削除処理を説明するフローチャートである。CPU51は、j及びkに1を設定し(ステップS71)、修正後の指令点Pk ′及びPk+1′を読み込み(ステップS72)、線分Pk ′Pk+1 ′を設定する(ステップS73)。
CPU51は、修正後の補間点Hj ′を読み込み(ステップS74)、線分Pk ′Pk+1 ′と補間点Hj ′との間の距離D3が閾値L3以下であるか否かを判定する(ステップS75)。距離D3が閾値L3以下でない場合(ステップS75:NO)、CPU51は、加工経路Pk ′−Pk+1 ′において、補間点Hj ′が最終の補間点であるか否かを判定する(ステップS77)。なお記憶部52は、加工経路毎に、jの最終番号を記憶しているものとする。
距離D3が閾値L3以下である場合(ステップS75:YES)、CPU51は補間点Hj ′を削除し(ステップS76)、加工経路Pk ′−Pk+1 ′において、補間点Hj ′が最終の補間点であるか否かを判定する(ステップS77)。
加工経路Pk ′−Pk+1 ′において、補間点Hj ′が最終の補間点でない場合(ステップS77:NO)、CPU51はjを一つインクリメントし(ステップS78)、ステップS74に処理を戻す。
加工経路Pk ′−Pk+1 ′において、補間点Hj ′が最終の補間点である場合(ステップS77:YES)CPU51は、指令点Pk+1 ′が最終の指令点であるか否かを判定する(ステップS79)。
指令点Pk+1 ′が最終の指令点でない場合(ステップS79:NO)、CPU51は、kを一つインクリメントし(ステップS80)、ステップS72に処理を戻す。
指令点Pk+1 ′が最終の指令点である場合(ステップS79:YES)、CPU51は処理を終了する。
実施の形態にあっては、複数の指令点Pk の間に補間点Hj を設定し、指令点Pk び補間点Hj に基づいて、加工経路を設定する。加工経路に交差する評価断面Dd を設定し、評価断面Dd 加工経路の交点Si dの位置を修正し、修正した交点Si dの位置に基づいて、前記加工経路に交差する方向における指令点Pk び補間点Hj 位置を修正する。加工経路に交差する方向においても、指令点Pk び補間点Hj 位置を修正することができるので、滑らかな曲面をワークに形成することができる。また指令点のみならず、指令点Pk 間に設定した補間点Hj も加工経路の設定に使用するので、加工経路の精度が向上する。
また隣り合う二つの指令点の間、隣り合う指令点及び補間点の間又は隣り合う二つの補間点の間の中央に、補間点を設定し、加工経路の設定を行う。又は指令点又は補間点から閾値Lに相当する距離離隔した位置に補間点を設定し、加工経路の設定を行う。
また修正前後の二つの補間点の間の距離D2(第2距離)が閾値L2(第2閾値)よりも小さい場合に、修正後の補間点を削除する。又は修正後の隣り合う二つの指令点を結ぶ線分と、前記二つの指令点の間に位置する修正後の補間点との間の距離D3(第3距離)が閾値L3(第3閾値)よりも小さい場合に、修正後の補間点を削除する。補間点の削除により、加工時間及び加工プログラムの容量の増加を抑制する。
上述した実施の形態においては、補間点設定処理、指令点/補間点修正処理及び補間点削除処理を全て実行しているが、補間点設定処理及び指令点/補間点修正処理のみを実行してもよい。
図20は変更例におけるワークに対する加工経路及び評価断面を略示する平面図である。図20に示す如く、加工経路が渦巻き状をなす場合、制御装置50は渦巻きの中心及び該中心周りの角度を設定し、渦巻きの中心を基準として放射状に複数の評価断面を設定する。
5a 主軸
50 制御装置
51 CPU
52 記憶部
53 RAM
100 工作機械

Claims (9)

  1. 主軸の位置を指示する複数の指令点及び該複数の指令点の間に設定される少なくとも一つの補間点に基づいた加工経路を設定し、前記加工経路に基づいて、前記主軸の移動を制御する制御装置であって、
    隣り合う二つの前記指令点の間、隣り合う前記指令点及び補間点の間又は隣り合う二つの補間点の間の距離が閾値以下であるか否かを判定する判定部と、
    該判定部にて、前記距離が前記閾値以下でないと判定した場合、隣り合う二つの前記指令点の間、隣り合う前記指令点及び補間点の間又は隣り合う二つの補間点の間に前記補間点を設定する補間点設定部と、
    前記加工経路に交差する評価断面を設定する評価断面設定部と、
    該評価断面設定部が設定した評価断面及び前記加工経路の複数の交点を演算する演算部と、
    該演算部が演算した前記複数の交点の位置を修正する第1修正部と、
    該第1修正部が修正した交点に基づいて、前記加工経路に交差する方向における前記指令点及び補間点の位置を修正する第2修正部と
    該第2修正部にて修正された補間点と前記第2修正部にて修正される前の補間点との間の第2距離が第2閾値以下であるか否かを判定する第2判定部と、
    該第2判定部にて、前記第2距離が前記第2閾値以下であると判定された場合、前記第2修正部にて修正された後の補間点を削除する補間点削除部と
    を備え、
    前記第1修正部は、修正の対象である第一の交点の位置を、前記第一の交点の周囲にある複数の第二の交点を用いて修正することを特徴とする制御装置。
  2. 主軸の位置を指示する複数の指令点及び該複数の指令点の間に設定される少なくとも一つの補間点に基づいた加工経路を設定し、前記加工経路に基づいて、前記主軸の移動を制御する制御装置であって、
    隣り合う二つの前記指令点の間、隣り合う前記指令点及び補間点の間又は隣り合う二つの補間点の間の距離が閾値以下であるか否かを判定する判定部と、
    該判定部にて、前記距離が前記閾値以下でないと判定した場合、隣り合う二つの前記指令点の間、隣り合う前記指令点及び補間点の間又は隣り合う二つの補間点の間に前記補間点を設定する補間点設定部と、
    前記加工経路に交差する評価断面を設定する評価断面設定部と、
    該評価断面設定部が設定した評価断面及び前記加工経路の複数の交点を演算する演算部と、
    該演算部が演算した前記複数の交点の位置を修正する第1修正部と、
    該第1修正部が修正した交点に基づいて、前記加工経路に交差する方向における前記指令点及び補間点の位置を修正する第2修正部と、
    前記第2修正部にて修正された隣り合う二つの前記指令点を結ぶ線分と、前記第2修正部にて修正された隣り合う二つの前記指令点の間に位置し、前記第2修正部にて修正された補間点との間の第3距離が第3閾値以下であるか否かを判定する第3判定部と、
    該第3判定部にて、前記第3距離が前記第3閾値以下であると判定された場合、前記第2修正部にて修正された補間点を削除する第2補間点削除部と
    を備え、
    前記第1修正部は、修正の対象である第一の交点の位置を、前記第一の交点の周囲にある複数の第二の交点を用いて修正することを特徴とする制御装置。
  3. 前記補間点設定部は、
    隣り合う二つの前記指令点の間、隣り合う前記指令点及び補間点の間又は隣り合う二つの補間点の間の中央に前記補間点を設定する中央設定部を備えること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 前記補間点設定部は、
    前記指令点又は補間点から前記閾値の距離分離れた位置に前記補間点を設定する離隔位置設定部を備えること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の制御装置。
  5. 請求項1からの何れか一つに記載の制御装置と、
    前記主軸と
    を備えることを特徴とする工作機械。
  6. 主軸の位置を指示する複数の指令点及び該複数の指令点の間に設定される少なくとも一つの補間点に基づいた加工経路を設定し、前記加工経路に基づいて、前記主軸の移動を制御する制御方法であって、
    隣り合う二つの前記指令点の間、隣り合う前記指令点及び補間点の間又は隣り合う二つの補間点の間の距離が閾値以下であるか否かを判定し、
    前記距離が前記閾値以下であると判定した場合、隣り合う二つの前記指令点の間、隣り合う前記指令点及び補間点の間又は隣り合う二つの補間点の間に前記補間点を設定し、
    前記加工経路に交差する評価断面を設定し、
    設定した評価断面及び前記加工経路の複数の交点を演算し、
    演算した前記複数の交点の位置を修正し、
    修正した交点に基づいて、前記加工経路に交差する方向における前記指令点及び補間点の位置を修正し、
    修正された補間点と修正される前の補間点との間の第2距離が第2閾値以下であるか否かを判定し、
    前記第2距離が前記第2閾値以下であると判定された場合、修正された後の補間点を削除し、
    前記複数の交点の位置の修正にて、修正の対象である第一の交点の位置を、前記第一の交点の周囲にある複数の第二の交点を用いて修正すること
    を特徴とする制御方法。
  7. 主軸の位置を指示する複数の指令点及び該複数の指令点の間に設定される少なくとも一つの補間点に基づいた加工経路を設定し、前記加工経路に基づいて、前記主軸の移動を制御する制御方法であって、
    隣り合う二つの前記指令点の間、隣り合う前記指令点及び補間点の間又は隣り合う二つの補間点の間の距離が閾値以下であるか否かを判定し、
    前記距離が前記閾値以下であると判定した場合、隣り合う二つの前記指令点の間、隣り合う前記指令点及び補間点の間又は隣り合う二つの補間点の間に前記補間点を設定し、
    前記加工経路に交差する評価断面を設定し、
    設定した評価断面及び前記加工経路の複数の交点を演算し、
    演算した前記複数の交点の位置を修正し、
    修正した交点に基づいて、前記加工経路に交差する方向における前記指令点及び補間点の位置を修正し、
    修正された隣り合う二つの前記指令点を結ぶ線分と、修正された隣り合う二つの前記指令点の間に位置し、修正された補間点との間の第3距離が第3閾値以下であるか否かを判定し、
    前記第3距離が前記第3閾値以下であると判定された場合、修正された補間点を削除し、
    修正の対象である第一の交点の位置を、前記第一の交点の周囲にある複数の第二の交点を用いて修正すること
    を特徴とする制御方法。
  8. 加工プログラムに従って、主軸の位置を指示する複数の指令点及び該複数の指令点の間に設定される少なくとも一つの補間点に基づいた加工経路を設定し、前記加工経路に基づいて、前記主軸の移動を制御する制御装置で実行可能なコンピュータプログラムであって、
    前記制御装置を、
    隣り合う二つの前記指令点の間、隣り合う前記指令点及び補間点の間又は隣り合う二つ
    の補間点の間の距離が閾値以下であるか否かを判定する判定部、
    該判定部にて、前記距離が前記閾値以下であると判定した場合、隣り合う二つの前記指令点の間、隣り合う前記指令点及び補間点の間又は隣り合う二つの補間点の間に前記補間点を設定する補間点設定部、
    前記加工経路に交差する評価断面を設定する評価断面設定部、
    該評価断面設定部が設定した評価断面及び前記加工経路の複数の交点を演算する演算部、
    該演算部が演算した前記複数の交点の位置を修正する第1修正部
    該第1修正部が修正した交点に基づいて、前記加工経路に交差する方向における前記指令点及び補間点の位置を修正する第2修正部
    該第2修正部にて修正された補間点と前記第2修正部にて修正される前の補間点との間の第2距離が第2閾値以下であるか否かを判定する第2判定部、及び
    該第2判定部にて、前記第2距離が前記第2閾値以下であると判定された場合、前記第2修正部にて修正された後の補間点を削除する補間点削除部
    として機能させ、
    前記第1修正部は、修正の対象である第一の交点の位置を、前記第一の交点の周囲にある複数の第二の交点を用いて修正すること
    を特徴とするコンピュータプログラム。
  9. 加工プログラムに従って、主軸の位置を指示する複数の指令点及び該複数の指令点の間に設定される少なくとも一つの補間点に基づいた加工経路を設定し、前記加工経路に基づいて、前記主軸の移動を制御する制御装置で実行可能なコンピュータプログラムであって、
    前記制御装置を、
    隣り合う二つの前記指令点の間、隣り合う前記指令点及び補間点の間又は隣り合う二つ
    の補間点の間の距離が閾値以下であるか否かを判定する判定部、
    該判定部にて、前記距離が前記閾値以下であると判定した場合、隣り合う二つの前記指令点の間、隣り合う前記指令点及び補間点の間又は隣り合う二つの補間点の間に前記補間点を設定する補間点設定部、
    前記加工経路に交差する評価断面を設定する評価断面設定部、
    該評価断面設定部が設定した評価断面及び前記加工経路の複数の交点を演算する演算部、
    該演算部が演算した前記複数の交点の位置を修正する第1修正部、
    該第1修正部が修正した交点に基づいて、前記加工経路に交差する方向における前記指令点及び補間点の位置を修正する第2修正部、
    前記第2修正部にて修正された隣り合う二つの前記指令点を結ぶ線分と、前記第2修正部にて修正された隣り合う二つの前記指令点の間に位置し、前記第2修正部にて修正された補間点との間の第3距離が第3閾値以下であるか否かを判定する第3判定部、及び
    該第3判定部にて、前記第3距離が前記第3閾値以下であると判定された場合、前記第2修正部にて修正された補間点を削除する第2補間点削除部
    として機能させ、
    前記第1修正部は、修正の対象である第一の交点の位置を、前記第一の交点の周囲にある複数の第二の交点を用いて修正すること
    を特徴とするコンピュータプログラム。
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