JP6671510B2 - 車両用前照灯 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用の前照灯に関する。
従来、いわゆる「ADB(Adaptive Driving Beam)」、「AHS(Adaptive Hi−beam System)」又は「AFS(Adaptive Front−Lighting System)」などの配光可変型前照灯が開発されている。ADB又はAHSは、先行車両の搭乗者、対向車両の搭乗者、又は歩行者に照射される光を抑制して、これらの者が眩惑されるのを防ぐものである。AFSは、自車両の操舵角に応じて自車両の進行方向に光を照射するものである。
例えば、特許文献1の車両用前照灯は、複数個の光源モジュール(ADBランプユニット41R,42R,43R)を有している。複数個の光源モジュールは、車両(車両C)に対する左右方向に沿って配列されており、かつ、ADB用の配光パターンを分割してなる複数個の部分配光パターン(ADB配光パターンRSP1,RSP2,RSP3)と一対一に対応している。特許文献1の車両用前照灯は、複数個の光源モジュールを個別に点灯又は消灯することによりADBを実現するものである。
特開2015−112969号公報
特許文献1の車両用前照灯は、複数個の光源モジュールの光軸(光軸Z3R,Z4R,Z5R)を互いに非平行に配置することにより、各光源モジュールを各部分配光パターンに対応させている(特許文献1の図2等参照)。このため、互いに隣接する光源モジュール間の間隔が大きくなり、光源モジュールの配列方向、すなわち車両の左右方向に対する前照灯のサイズが大きくなる問題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、複数個の光源モジュールを用いて配光可変型前照灯用の配光パターンを形成する車両用前照灯において、当該前照灯を小型にすることを目的とする。
本発明の車両用前照灯は、複数個の部分配光パターンの組み合わせにより配光可変型前照灯用の配光パターンを形成自在な車両用前照灯であって、複数個の部分配光パターンに対応しており、かつ、互いに平行な投光方向を有する複数個の第1光源モジュールと、複数個の第1光源モジュールの投光方向に対して平行な投光方向を有する第2光源モジュールと、複数個の第1光源モジュールと対向配置されており、かつ、複数個の第1光源モジュールに対応する複数個の第1入射面部と、第2光源モジュールと対向配置されており、かつ、第2光源モジュールに対応する第2入射面部と、複数個の第1入射面部と対向配置されており、かつ、複数個の第1光源モジュール及び第2光源モジュールによる共用の出射面部とを有し、複数個の第1入射面部は出射面部に対する傾斜角が互いに異なる値に設定され、第2入射面部は出射面部に対して平行に設けられ、複数個の第1光源モジュールが投射した光を偏向することにより第1配光パターンを形成し、第2光源モジュールが投射した光を偏向することにより第2配光パターンを形成する導光部材とを備えるものである。
本発明によれば、複数個の光源モジュールを用いて配光可変型前照灯用の配光パターンを形成する車両用前照灯において、当該前照灯を小型にすることができる。
本発明の実施の形態1に係る光源モジュールの要部を示す説明図である。 図1に示す光源モジュールにおける光路等を示す説明図である。 図3Aは、図1に示す光源モジュールが有する光源の発光面の形状を示す説明図である。図3Bは、図1に示す光源モジュールにより形成される配光パターンの形状を示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係る他の光源モジュールの要部を示す説明図である。 図4に示す光源モジュールにおける光路などを示す説明図である。 図6Aは、図4に示す光源モジュールが有する絞りの貫通孔の形状を示す説明図である。図6Bは、図4に示す光源モジュールにより形成される配光パターンの形状を示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係る前照灯の要部を示す説明図である。 図7に示す左前照灯における主光路等を示す説明図である。 図7に示す右前照灯における主光路等を示す説明図である。 図7に示す前照灯が形成する配光パターンを示す説明図である。 図7に示す前照灯が形成する他の配光パターンを示す説明図である。 図7に示す前照灯が形成する他の配光パターンを示す説明図である。 本発明の実施の形態2に係る前照灯の要部を示す説明図である。 図12に示す左前照灯における主光路等を示す説明図である。 図12に示す右前照灯における主光路等を示す説明図である。 本発明の実施の形態3に係る前照灯の要部を示す説明図である。 図14に示す左前照灯における主光路等を示す説明図である。 図14に示す右前照灯における主光路等を示す説明図である。 本発明の実施の形態4に係る前照灯の要部を示す説明図である。 図16に示す左前照灯における主光路等を示す説明図である。 図16に示す右前照灯における主光路等を示す説明図である。 本発明の実施の形態5に係る前照灯の要部を示す説明図である。 図18に示す左前照灯における主光路等を示す説明図である。 図18に示す右前照灯における主光路等を示す説明図である。 本発明の実施の形態6に係る前照灯の要部を示す説明図である。 図20に示す左前照灯における主光路等を示す説明図である。 図20に示す右前照灯における主光路等を示す説明図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る光源モジュールの要部を示す説明図である。図2は、図1に示す光源モジュールにおける光路等を示す説明図である。図3Aは、図1に示す光源モジュールが有する光源の発光面の形状を示す説明図である。図3Bは、図1に示す光源モジュールにより形成される配光パターンの形状を示す説明図である。図1〜図3を参照して、実施の形態1の光源モジュール10について説明する。
図1に示す如く、略有底筒状の筐体1内に光源2が収容されており、筐体1の開口部に第1光学系3が設けられている。光源2は発光面4を有しており、この発光面4が第1光学系3と対向している。筐体1は、光源2の発熱に対するヒートシンクの機能を果たすものである。筐体1、光源2及び第1光学系3により、光源モジュール10の要部が構成されている。
光源2は、例えば、発光ダイオード(Light Emitting Diode,LED)又は半導体レーザーを用いたものである。より具体的には、例えば、光源2は、青色LEDと黄色蛍光体との組み合わせ、紫外LEDとRGB(Red Green Blue)蛍光体との組み合わせ、青色レーザーと黄色蛍光体との組み合わせ、又はRGBレーザーにより構成されている。光源2は、発光面4から白色光を放射するものである。
第1光学系3は、例えば、1枚以上の凸レンズ、1枚以上の凹面ミラー、又はこれらの組み合わせにより構成されている。図1に示す例において、第1光学系3は1枚の凸レンズにより構成されている。第1光学系3の全体による屈折力(いわゆる「パワー」。焦点距離の逆数により表される。)の値は、正の値に設定されている。第1光学系3は、屈折又は反射などの光学的作用により、発光面4から放射された光を所定の方向に投射するものである。
ここで、図1に示すA1は、第1光学系3の光軸、すなわち光源モジュール10の光軸を示している。第1光学系3が光を投射する方向、すなわち光源モジュール10が光を投射する方向(以下「投光方向」という。)は、光軸A1に沿う方向となる。光源モジュール10により投射された光は、投光方向に対する所定の角度強度分布を有している。
図2に示す二点鎖線は、発光面4から放射された光のうちの一部に対応する光路、及び第1光学系3により投射された光のうちの一部に対応する光路を示している。図2に示す如く、第1光学系3により投射された光は、光源モジュール10に対する遠方の位置にて結像する。これにより、配光パターンP1が形成される。
配光パターンP1の形状は、発光面4の形状に応じた形状となる。より具体的には、配光パターンP1の形状は、発光面4の形状を光軸A1に対して反転してなる形状に対する相似形状となる。例えば、発光面4の形状が図3Aに示す如く略正方形状である場合、配光パターンP1の形状は、図3Bに示す如く、図3Aに示す略正方形よりも大きい略正方形状となる。
図4は、本発明の実施の形態1に係る他の光源モジュールの要部を示す説明図である。図5は、図4に示す光源モジュールにおける光路等を示す説明図である。図6Aは、図4に示す光源モジュールが有する絞りの貫通孔の形状を示す説明図である。図6Bは、図4に示す光源モジュールにより形成される配光パターンの形状を示す説明図である。図4〜図6を参照して、実施の形態1に係る他の光源モジュール10aについて説明する。なお、図1〜図3に示す光源モジュール10と同様の構成部材には同一符号を付して説明を省略する。
図4に示す如く、光源2と第1光学系3間に第2光学系5が設けられており、かつ、第1光学系3と第2光学系5間に絞り6が設けられている。絞り6は略枠状であり、貫通孔7を有している。筐体1、光源2、第1光学系3、第2光学系5及び絞り6により、光源モジュール10aの要部が構成されている。
第2光学系5は、1枚以上の凸レンズ、1枚以上の凹面ミラー、又はこれらの組み合わせにより構成されている。図4に示す例において、第2光学系5は1枚の凸レンズにより構成されている。第2光学系5の全体による屈折力の値は、正の値に設定されている。第2光学系5は、屈折又は反射などの光学的作用により、発光面4から放射された光を絞り6に向けて投射するものである。第1光学系3は、絞り6を通過した光を所定の方向に投射するようになっている。
ここで、図4に示すA2は、第1光学系3及び第2光学系5の光軸、すなわち光源モジュール10aの光軸を示している。第1光学系3が光を投射する方向、すなわち光源モジュール10aの投光方向は、光軸A2に沿う方向となる。光源モジュール10aにより投射された光は、投光方向に対する所定の角度強度分布を有している。
図5に示す二点鎖線は、発光面4から放射された光のうちの一部に対応する光路、第2光学系5により投射された光のうちの一部に対応する光路、及び第1光学系3により投射された光のうちの一部に対応する光路を示している。図5に示す如く、第2光学系5により投射された光は、絞り6の近傍の位置にて結像する。さらに、第1光学系3により投射された光は、光源モジュール10aに対する遠方の位置にて再び結像する。これにより、配光パターンP2が形成される。
配光パターンP2の形状は、貫通孔7の形状に応じた形状となる。より具体的には、配光パターンP2の形状は、貫通孔7の形状を光軸A2に対して反転してなる形状に対する相似形状となる。例えば、貫通孔7の形状が図6Aに示す如く正方形の右下隅部を切り欠いてなる形状である場合、配光パターンP2の形状は、図6Bに示す如く、図6Aに示す正方形よりも大きい正方形の左上隅部を切り欠いてなる形状となる。
図7は、本発明の実施の形態1に係る前照灯の要部を示す説明図である。図8Aは、図7に示す左前照灯における主光路等を示す説明図である。図8Bは、図7に示す右前照灯における主光路等を示す説明図である。図7及び図8を参照して、実施の形態1の前照灯100について説明する。
図7に示す如く、前照灯100は、左前照灯100L及び右前照灯100Rにより構成されている。左前照灯100Lは、図示しない車両(以下、単に「車両」という。)の前端部のうちの左端部に搭載されるものであり、右前照灯100Rは、当該車両の前端部のうちの右端部に搭載されるものである。図中、X軸は車両に対する左右方向に沿う軸であり、Y軸は車両に対する前後方向に沿う軸であり、Z軸は車両に対する上下方向に沿う軸である。
まず、左前照灯100Lについて説明する。図中、11Lは本体ケースである。本体ケース11Lは前面開口部を有しており、この前面開口部がカバーレンズ12Lにより塞がれている。
本体ケース11L内に、3個の第1光源モジュール13L,14L,15Lが収容されている。第1光源モジュール13L,14L,15Lの各々は、図1及び図2に示す光源モジュール10と同様の構造、又は図4及び図5に示す光源モジュール10aと同様の構造を有している。図7に示す例において、第1光源モジュール13L,14L,15Lは、車両に対する左右方向に沿って配列されている。すなわち、車両の内側から外側に向かうにつれて、第1光源モジュール13L、第1光源モジュール14L、第1光源モジュール15Lが順次配置されている。
第1光源モジュール13L,14L,15Lの光軸A1L,A2L,A3Lは、互いに略平行に設けられている。これにより、第1光源モジュール13L,14L,15Lは、互いに略平行な投光方向を有している。図7に示す例において、第1光源モジュール13L,14L,15Lの光軸A1L,A2L,A3Lは、車両に対する前後方向に沿う向きに設けられている。これにより、第1光源モジュール13L,14L,15Lの各々は、車両に対する前方に向けて光を投射するようになっている。
第1光源モジュール13L,14L,15Lは、配光可変型前照灯用の配光パターン(以下「第1配光パターン」という。)PLの形成に用いられるものである。第1配光パターンPLは、例えばADB用の配光パターンであり、3個の部分配光パターンP1L,P2L,P3Lの組み合わせにより形成されるものである。第1光源モジュール13L,14L,15Lは、部分配光パターンP1L,P2L,P3Lと一対一に対応している。第1配光パターンPL及び部分配光パターンP1L,P2L,P3Lの具体例については、図9〜図11を参照して後述する。
第1光源モジュール13L,14L,15Lとカバーレンズ12L間に、導光部材16Lが設けられている。導光部材16Lは、アクリル若しくはポリカーボネートなどのプラスチック又はガラスなどの透明な材料により構成されている。導光部材16Lは、当該プラスチックの成型、又は当該ガラスの切削及び研磨などにより製造することができる。
導光部材16Lは、3個の第1入射面部17L,18L,19Lを有している。第1入射面部17L,18L,19Lは、第1光源モジュール13L,14L,15Lと一対一に対応するものである。第1入射面部17L,18L,19Lの各々は、対応する第1光源モジュール13L,14L,15Lと対向配置されている。図7に示す例において、第1入射面部17L,18L,19Lの各々は平面状である。
導光部材16Lは、1個の出射面部20Lを有している。出射面部20Lは、すべての第1光源モジュール13L,14L,15Lにより共用されるものであり、すべての第1入射面部17L,18L,19Lと対向配置されている。出射面部20Lは、第1入射面部17L,18L,19Lの配列方向、すなわち第1光源モジュール13L,14L,15Lの配列方向に沿う長手方向を有する形状である。図7に示す例において、出射面部20Lの一端部21Lは車両に対する内側に配置され、出射面部20Lの他端部22Lは車両に対する外側に配置されている。また、図7に示す例において、出射面部20Lは平面状である。
本体ケース11L、カバーレンズ12L、第1光源モジュール13L,14L,15L及び導光部材16Lにより、左前照灯100Lの要部が構成されている。
ここで、図8Aに示す如く、出射面部20Lに対する第1入射面部17L,18L,19Lの角度(以下「傾斜角」という。)θ1L,θ2L,θ3Lは、互いに異なる値に設定されている。図8Aに示す例において、傾斜角θ1L,θ2L,θ3Lは、出射面部20Lの一端部21Lから他端部22Lに向かうにつれて、すなわち車両の内側から外側に向かうにつれて次第に大きくなる値に設定されている。
第1光源モジュール13L,14L,15Lにより投射された光は、対応する第1入射面部17L,18L,19Lにそれぞれ入射する。このとき、第1入射面部17L,18L,19Lにて各光が偏向される。その後、導光部材16L内を通過した各光は、出射面部20Lから出射される。このとき、出射面部20Lにて各光が再び偏向される。
図8Aに二点鎖線の矢印で示すC1Lは、第1光源モジュール13Lにより投射された光のうちの強度が最も高い部位に対応する光路(以下「主光路」という。)を示している。同様に、C2Lは第1光源モジュール14Lにより投射された光に対応する主光路を示しており、C3Lは第1光源モジュール15Lにより投射された光に対応する主光路を示している。以下、主光路C1L,C2L,C3Lのうちの出射面部20Lから出射された光に対応する部位に沿う方向を「出射方向」という。
傾斜角θ1L,θ2L,θ3Lが互いに異なる値に設定されているため、投光方向に対する出射方向の角度(以下「出射角」という。)φ1L,φ2L,φ3Lは、個々の第1光源モジュール13L,14L,15Lごとに異なる値となる。図8Aに示す例において、出射角φ1L,φ2L,φ3Lは、出射面部20Lの一端部21Lから他端部22Lに向かうにつれて、すなわち車両の内側から外側に向かうにつれて次第に大きくなる値となっている。
なお、図8Aに示す例において、導光部材16Lのうちの第1入射面部17L,18L,19Lの各々に対応する部位は、一端部21L側の肉厚に対して他端部22L側の肉厚が大きい値に設定されている。このため、傾斜角θ1L,θ2L,θ3Lの各々は、図中Z軸に対する反時計周り方向の角度に設定されている。また、出射角φ1L,φ2L,φ3Lの各々は、図中Z軸に対する反時計周り方向の角度となっている。
第1入射面部17L,18L,19Lにおける偏向量は、空気の屈折率(通常は略1である。)に対する導光部材16Lの屈折率の値、及び第1入射面部17L,18L,19Lに対する光の入射角に基づき、いわゆる「スネルの法則」により定まる。同様に、出射面部20Lにおける偏向量は、導光部材16Lの屈折率に対する空気の屈折率の値、及び出射面部20Lに対する光の入射角に基づき、スネルの法則により定まる。第1入射面部17L,18L,19L及び出射面部20Lに対する光の入射角は、傾斜角θ1L,θ2L,θ3Lに応じた値となる。したがって、傾斜角θ1L,θ2L,θ3Lを適切な値に設定することにより、所望の出射角φ1L,φ2L,φ3Lを得ることができる。
次に、右前照灯100Rについて説明する。図7に示す如く、右前照灯100Rは左前照灯100Lを左右反転してなる構造を有している。すなわち、本体ケース11Rは前面開口部を有しており、この前面開口部がカバーレンズ12Rにより塞がれている。
本体ケース11R内に、3個の第1光源モジュール13R,14R,15Rが収容されている。第1光源モジュール13R,14R,15Rの各々は、図1及び図2に示す光源モジュール10と同様の構造、又は図4及び図5に示す光源モジュール10aと同様の構造を有している。第1光源モジュール13R,14R,15Rは、車両に対する左右方向に沿って配列されている。第1光源モジュール13R,14R,15Rの光軸A1R,A2R,A3Rは、互いに略平行に設けられている。
第1光源モジュール13R,14R,15Rは、配光可変型前照灯用の配光パターン(以下「第1配光パターン」という。)PRの形成に用いられるものである。第1配光パターンPRは、例えばADB用の配光パターンであり、3個の部分配光パターンP1R,P2R,P3Rの組み合わせにより形成されるものである。第1光源モジュール13R,14R,15Rは、部分配光パターンP1R,P2R,P3Rと一対一に対応している。第1配光パターンPR及び部分配光パターンP1R,P2R,P3Rの具体例については、図9〜図11を参照して後述する。
第1光源モジュール13R,14R,15Rとカバーレンズ12R間に、導光部材16Rが設けられている。導光部材16Rは、第1光源モジュール13R,14R,15Rと一対一に対応する3個の第1入射面部17R,18R,19Rを有しており、かつ、第1光源モジュール13R,14R,15Rにより共用される1個の出射面部20Rを有している。出射面部20Rの一端部21Rは車両に対する内側に配置され、出射面部20Rの他端部22Rは車両に対する外側に配置されている。
本体ケース11R、カバーレンズ12R、第1光源モジュール13R,14R,15R及び導光部材16Rにより、右前照灯100Rの要部が構成されている。
図8Bに示す如く、導光部材16Rにおいて、傾斜角θ1R,θ2R,θ3Rは互いに異なる値に設定されている。図8Bに示すC1R,C2R,C3Rは、第1光源モジュール13R,14R,15Rにより投射された光に対応する主光路をそれぞれ示している。出射角φ1R,φ2R,φ3Rは、個々の第1光源モジュール13R,14R,15Rごとに異なる値となる。傾斜角θ1R,θ2R,θ3Rを適切な値に設定することにより、所望の出射角φ1R,φ2R,φ3Rを得ることができる。
次に、図9〜図11を参照して、第1配光パターンPL,PR及び部分配光パターンP1L,P2L,P3L,P1R,P2R,P3Rの具体例について説明する。
図9は、第1配光パターンPL,PRの一例を示している。図9に示す如く、車両に対する左半部の第1配光パターンPLは3個の部分配光パターンP1L,P2L,P3Lの組み合わせにより形成されるものであり、かつ、車両に対する右半部の第1配光パターンPRは3個の部分配光パターンP1R,P2R,P3Rの組み合わせにより形成されるものである。図9に示す例において、部分配光パターンP1L,P2L,P3L,P1R,P2R,P3Rの各々の形状は略正方形状である。
部分配光パターンP1L,P2L,P3L,P1R,P2R,P3Rは、車両に対する左右方向に沿って配列されている。部分配光パターンP1L,P2L,P3L,P1R,P2R,P3Rは、第1光源モジュール13L,14L,15L,13R,14R,15Rと一対一に対応している。先行車両の有無、対向車両の有無、及び歩行者の有無などに応じて第1光源モジュール13L,14L,15L,13R,14R,15Rを個別に点灯又は消灯することにより、ADBを実現することができる。
なお、左半部の第1配光パターンPLを形成する部分配光パターンP1L,P2L,P3Lは、左前照灯100Lに設けられた第1光源モジュール13L,14L,15Lと一対一に対応している。第1配光パターンPLにおける部分配光パターンP1L,P2L,P3Lの並び順は、左前照灯100Lにおける第1光源モジュール13L,14L,15Lの並び順と一致している。また、右半部の第1配光パターンPRを形成する部分配光パターンP1R,P2R,P3Rは、右前照灯100Rに設けられた第1光源モジュール13R,14R,15Rと一対一に対応している。第1配光パターンPRにおける部分配光パターンP1R,P2R,P3Rの並び順は、右前照灯100Rにおける第1光源モジュール13R,14R,15Rの並び順と一致している。
図9に示す第1配光パターンPL,PRは、6個の部分配光パターンP1L,P2L,P3L,P1R,P2R,P3Rのうちの互いに隣接する部分配光パターン同士が非重畳に配置されている。これに対して、図10に示す如く、6個の部分配光パターンP1L,P2L,P3L,P1R,P2R,P3Rのうちの互いに隣接する部分配光パターンの縁部同士が重畳して配置されたものであっても良い。個々の第1光源モジュール13L,14L,15L,13R,14R,15Rにおける光学的特性などに応じて、対応する部分配光パターンの縁部が当該部分配光パターンの中央部よりも暗くなる場合、縁部同士の重畳により第1配光パターンPL,PR全体における明るさのムラを低減することができる。
また、図11に示す如く、第1配光パターンPLのうちの車両に対して最も内側に配置された部分配光パターンP1Lの略全体と、第1配光パターンPRのうちの車両に対して最も内側に配置された部分配光パターンP1Rの略全体とが互いに重畳して配置されたものであっても良い。これにより、車両に対する正面の領域が明るくなり、より遠方に対して光を照射可能な前照灯100を実現することできる。
次に、前照灯100の効果について説明する。左前照灯100Lは、偏向用の導光部材16Lを設けたことにより、第1光源モジュール13L,14L,15Lを部分配光パターンP1L,P2L,P3Lに対応させつつ、光軸A1L,A2L,A3Lを互いに略平行に配置することができる。この結果、特許文献1に示す如く光軸を互いに非平行に配置した車両用前照灯と比較して、第1光源モジュール13L,14L,15Lの配列方向、すなわち車両の左右方向に対する左前照灯100Lのサイズを小さくすることができる。
同様に、右前照灯100Rは、偏向用の導光部材16Rを設けたことにより、第1光源モジュール13R,14R,15Rを部分配光パターンP1R,P2R,P3Rに対応させつつ、光軸A1R,A2R,A3Rを互いに略平行に配置することができる。この結果、第1光源モジュール13R,14R,15Rの配列方向、すなわち車両の左右方向に対する右前照灯100Rのサイズを小さくすることができる。
また、前照灯100は、第1光源モジュール13L,14L,15Lが部分配光パターンP1L,P2L,P3Lと一対一に対応し、かつ、第1光源モジュール13R,14R,15Rが部分配光パターンP1R,P2R,P3Rと一対一に対応する構造である。これにより、第1光源モジュール13L,14L,15L,13R,14R,15Rの各々に含まれる光源2の放熱を容易にすることができる。
仮に、左前照灯100Lに1個の光源モジュール10を設けるとともに、この光源モジュール10の筐体1内に複数個の光源2を設けて、当該複数個の光源2が部分配光パターンP1L,P2L,P3Lと一対一に対応する構造を採用した場合、光源2の密集により放熱が困難となる。この結果、光源2が熱により破損したり、十分な明るさの第1配光パターンPLを得ることができなくなったりする問題が生ずる。また、右前照灯100Rにおいても同様の問題が生ずる。これに対して、実施の形態1の前照灯100は、複数個の第1光源モジュール13L,14L,15Lが部分配光パターンP1L,P2L,P3Lと一対一に対応し、かつ、複数個の第1光源モジュール13R,14R,15Rが部分配光パターンP1R,P2R,P3Rと一対一に対応する構造である。これにより、光源2の密集を回避して、光源2の放熱を容易にすることができる。
なお、図7及び図8に示す例において、光軸A1L,A2L,A3L,A1R,A2R,A3Rは車両の前後方向に沿うように設けられているが、光軸A1L,A2L,A3L,A1R,A2R,A3Rは車両の前後方向に対して傾けて設けられたものであっても良い。
また、第1配光パターンPLを形成する部分配光パターンの個数は3個に限定されるものではなく、左前照灯100Lに含まれる第1光源モジュールの個数は3個に限定されるものではない。左前照灯100Lは、複数個の部分配光パターンに対応する複数個の第1光源モジュールを有するものであれば良い。同様に、右前照灯100Rは、複数個の部分配光パターンに対応する複数個の第1光源モジュールを有するものであれば良い。
また、第1光源モジュール13L,14L,15Lの投光方向は互いに略平行な状態であれば良く、完全に平行な状態でなくとも良い。同様に、第1光源モジュール13R,14R,15Rの投光方向は互いに略平行な状態であれば良く、完全に平行な状態でなくとも良い。本願の請求の範囲に記載された「平行」の用語の意義は、完全に平行な状態に限定されるものではなく、略平行な状態も包含するものである。
また、前照灯100が形成する第1配光パターンPL,PRは、配光可変型前照灯用の配光パターンであれば良く、図9〜図11に示すADB用の配光パターンに限定されるものではない。第1配光パターンPL,PRは、例えば、AFS用の配光パターンであっても良い。
また、導光部材16Lは、第1光源モジュール13L,14L,15Lの各々が投射した光を偏向することにより第1配光パターンPLを形成するものであれば良く、この原理は傾斜角θ1L,θ2L,θ3Lを互いに異なる値に設定することに限定されるものではない。例えば、導光部材16Lは、第1光源モジュール13Lにより投射された光が通る部位(すなわち第1入射面部17Lを含む部位)と、第1光源モジュール14Lにより投射された光が通る部位(すなわち第1入射面部18Lを含む部位)と、第1光源モジュール15Lにより投射された光が通る部位(すなわち第1入射面部19Lを含む部位)とに互いに異なる材料を用いて、これらの部位の屈折率を互いに異なる値に設定したものであっても良い。これにより、導光部材16Lは、傾斜角θ1L,θ2L,θ3Lを互いに略同等の値に設定しつつ、第1光源モジュール13L,14L,15Lの各々が投射した光を偏向して第1配光パターンPLを形成するものであっても良い。また、導光部材16Rも同様である。
以上のように、実施の形態1の左前照灯100Lは、複数個の部分配光パターンP1L,P2L,P3Lの組み合わせにより配光可変型前照灯用の第1配光パターンPLを形成自在な左前照灯100Lであって、複数個の部分配光パターンP1L,P2L,P3Lに対応しており、かつ、互いに平行な投光方向を有する複数個の第1光源モジュール13L,14L,15Lと、複数個の第1光源モジュール13L,14L,15Lと対向配置されており、かつ、複数個の第1光源モジュール13L,14L,15Lに対応する複数個の第1入射面部17L,18L,19Lと、複数個の第1入射面部17L,18L,19Lと対向配置されており、かつ、複数個の第1光源モジュール13L,14L,15Lによる共用の出射面部20Lとを有し、複数個の第1光源モジュール13L,14L,15Lが投射した光を偏向することにより第1配光パターンPLを形成する導光部材16Lとを備える。これにより、第1光源モジュール13L,14L,15L間の間隔を小さくして、左前照灯100Lを小型にすることができる。また、第1光源モジュール13L,14L,15Lの各々に含まれる光源2の放熱を容易にすることができる。右前照灯100Rも同様である。
また、複数個の第1入射面部17L,18L,19Lは、出射面部20Lに対する傾斜角θ1L,θ2L,θ3Lが互いに異なる値に設定されている。これにより、導光部材16Lは、複数個の第1光源モジュール13L,14L,15Lが投射した光を偏向して第1配光パターンPLを形成することができる。また、傾斜角θ1L,θ2L,θ3Lを適切な値に設定することにより、所望の出射角φ1L,φ2L,φ3Lを得ることができる。右前照灯100Rも同様である。
また、複数個の第1入射面部17L,18L,19Lは、出射面部20Lの長手方向に沿って配列されており、出射面部20Lに対する複数個の第1入射面部17L,18L,19Lの傾斜角θ1L,θ2L,θ3Lは、出射面部20Lの一端部21Lから他端部22Lに向かうにつれて次第に大きくなる値に設定されている。これにより、出射角φ1L,φ2L,φ3Lは、出射面部20Lの一端部21Lから他端部22Lに向かうにつれて次第に大きくなる値となる。この結果、左前照灯100Lにおける第1光源モジュール13L,14L,15Lの並び順と、第1配光パターンPLにおける部分配光パターンP1L,P2L,P3Lの並び順とを一致させることができる。右前照灯100Rも同様である。
実施の形態2.
図12は、本発明の実施の形態2に係る前照灯の要部を示す説明図である。図13Aは、図12に示す左前照灯における主光路等を示す説明図である。図13Bは、図12に示す右前照灯における主光路等を示す説明図である。図12及び図13を参照して、実施の形態2の前照灯100aについて説明する。なお、図7及び図8に示す実施の形態1の前照灯100と同様の構成部材等については同一符号を付して説明を省略する。
導光部材16Lは、互いに隣接する第1入射面部17L,18L間に段差面部31Lが形成されており、かつ、互いに隣接する第1入射面部18L,19L間に段差面部32Lが形成されている。これにより、導光部材16Lは、主光路C1L,C2L,C3Lが通る部位の肉厚T1L,T2L,T3Lが互いに略同等の値に設定されている。
図13Aに示す例において、主光路C1Lは第1入射面部17Lの中央部を通り、主光路C2Lは第1入射面部18Lの中央部を通り、主光路C3Lは第1入射面部19Lの中央部を通るものである。このため、図13Aに示す導光部材16Lは、第1入射面部17Lの中央部に対応する部位の肉厚T1Lと、第1入射面部18Lの中央部に対応する部位の肉厚T2Lと、第1入射面部19Lの中央部に対応する部位の肉厚T3Lとが互いに略同等の値に設定されている。ここで、「中央部」とは、車両の左右方向(図中X軸に沿う方向)に対する中央部であり、かつ、車両の上下方向(図中Z軸に沿う方向)に対する中央部である。
段差面部31L,32Lを設けることにより、導光部材16Lを薄肉にすることができる。この結果、左前照灯100Lを軽量にすることができる。また、肉厚T1L,T2L,T3Lを互いに略同等の値に設定することにより、主光路C1L,C2L,C3Lにおける導光部材16L内の光路長OP1L,OP2L,OP3Lを互いに略同等の値にすることができる。この結果、部分配光パターンP1L,P2L,P3Lの各々に対応する光の光学的特性の差異を小さくして、第1配光パターンPLの品質を向上することができる。第1配光パターンPL及び部分配光パターンP1L,P2L,P3Lの具体例は、実施の形態1にて図9〜図11を参照して説明したものと同様であるため、図示及び説明を省略する。
導光部材16Rは、導光部材16Lと同様の形状を有している。すなわち、導光部材16Rは、第1入射面部17R,18R間に段差面部31Rが形成されており、かつ、第1入射面部18R,19R間に段差面部32Rが形成されている。段差面部31R,32Rにより、肉厚T1R,T2R,T3Rが互いに略同等の値に設定されている。これにより、導光部材16Rを薄肉にして、右前照灯100Rを軽量にすることができる。また、主光路C1R,C2R,C3Rにおける導光部材16R内の光路長OP1R,OP2R,OP3Rを互いに略同等の値にして、第1配光パターンPRの品質を向上することができる。第1配光パターンPR及び部分配光パターンP1R,P2R,P3Rの具体例は、実施の形態1にて図9〜図11を参照して説明したものと同様であるため、図示及び説明を省略する。
なお、肉厚T1L,T2L,T3Lは互いに略同等の値であれば良く、完全に同等の値でなくとも良い。同様に、肉厚T1R,T2R,T3Rは互いに略同等の値であれば良く、完全に同等の値でなくとも良い。本願の請求の範囲に記載された「同等」の用語の意義は、完全に同等な状態に限定されるものではなく、略同等な状態も包含するものである。
また、実施の形態2の前照灯100aは、実施の形態1にて説明したものと同様の種々の変形例を採用することができる。例えば、左前照灯100Lにおける第1光源モジュールの個数は3個に限定されるものではなく、右前照灯100Rにおける第1光源モジュールの個数は3個に限定されるものではない。
以上のように、実施の形態2の左前照灯100Lにおいて、導光部材16Lは、複数個の第1光源モジュール13L,14L,15Lに対応する複数本の主光路C1L,C2L,C3Lが通る部位の肉厚T1L,T2L,T3Lが互いに同等の値に設定されている。これにより、左前照灯100Lを軽量にすることができ、かつ、第1配光パターンPLの品質を向上することができる。右前照灯100Rも同様である。
実施の形態3.
図14は、本発明の実施の形態3に係る前照灯の要部を示す説明図である。図15Aは、図14に示す左前照灯における主光路等を示す説明図である。図15Bは、図14に示す右前照灯における主光路等を示す説明図である。図14及び図15を参照して、実施の形態3の前照灯100bについて説明する。なお、図12及び図13に示す実施の形態2の前照灯100aと同様の構成部材等については同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態2の導光部材16Lは、図13Aに示す如く、第1入射面部17L,18L,19Lの各々が平面状であり、かつ、出射面部20Lが平面状であった。これに対して、実施の形態3の導光部材16Lは、図15Aに示す如く、第1入射面部17L,18L,19Lの各々が曲面状であり、かつ、出射面部20Lが曲面状である。図15Aに示す例において、第1入射面部17L,18L,19Lは互いに略同等の曲率を有しており、かつ、出射面部20Lは第1入射面部17L,18L,19Lと略同等の曲率を有している。
導光部材16Lの外形に曲面を用いることにより、左前照灯100Lに曲面主体のデザインを採用するのが容易となる。この結果、左前照灯100Lのデザインの自由度を向上することができる。
導光部材16Rは、導光部材16Lと同様の形状を有している。すなわち、実施の形態3の導光部材16Rは、図15Bに示す如く、第1入射面部17R,18R,19Rの各々が曲面状であり、かつ、出射面部20Rが曲面状である。図15Bに示す例において、第1入射面部17R,18R,19Rは互いに略同等の曲率を有しており、かつ、出射面部20Rは第1入射面部17R,18R,19Rと略同等の曲率を有している。これにより、右前照灯100Rのデザインの自由度を向上することができる。
なお、実施の形態3の前照灯100bは、実施の形態1,2にて説明したものと同様の種々の変形例を採用することができる。例えば、左前照灯100Lにおける第1光源モジュールの個数は3個に限定されるものではなく、右前照灯100Rにおける第1光源モジュールの個数は3個に限定されるものではない。
以上のように、実施の形態3の左前照灯100Lは、複数個の第1入射面部17L,18L,19L及び出射面部20Lが曲面状である。これにより、左前照灯100Lのデザインの自由度を向上することができる。右前照灯100Rも同様である。
実施の形態4.
図16は、本発明の実施の形態4に係る前照灯の要部を示す説明図である。図17Aは、図16に示す左前照灯における主光路等を示す説明図である。図17Bは、図16に示す右前照灯における主光路等を示す説明図である。図16及び図17を参照して、実施の形態4の前照灯100cについて説明する。なお、図12及び図13に示す実施の形態2の前照灯100aと同様の構成部材等については同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態2の導光部材16Lは、図13Aに示す如く、傾斜角θ1L,θ2L,θ3Lが出射面部20Lの一端部21Lから他端部22Lに向かうにつれて、すなわち車両の内側から外側に向かうにつれて次第に大きくなる値に設定されていた。このため、出射角φ1L,φ2L,φ3Lが出射面部20Lの一端部21Lから他端部22Lに向かうにつれて、すなわち車両の内側から外側に向かうにつれて次第に大きくなる値となっていた。
これに対して、実施の形態4の導光部材16Lは、図17Aに示す如く、傾斜角θ1L,θ2L,θ3Lが出射面部20Lの一端部21Lから他端部22Lに向かうにつれて、すなわち車両の内側から外側に向かうにつれて次第に小さくなる値に設定されている。このため、出射角φ1L,φ2L,φ3Lが出射面部20Lの一端部21Lから他端部22Lに向かうにつれて、すなわち車両の内側から外側に向かうにつれて次第に小さくなる値となっている。
これにより、実施の形態4の左前照灯100Lは、実施の形態2の左前照灯100Lに対して、第1光源モジュール13L,14L,15Lと部分配光パターンP1L,P2L,P3Lとの対応関係が異なるものとなる。すなわち、図9〜図11に示す第1配光パターンPLにおいて、車両に対する内側に配置された第1光源モジュール13が車両に対する外側に配置された部分配光パターンP3Lに対応し、車両に対する外側に配置された第1光源モジュール15が車両に対する内側に配置された部分配光パターンP1Lに対応し、第1光源モジュール13,15間に配置された第1光源モジュール14が部分配光パターンP3L,P1L間に配置された部分配光パターンP2Lに対応するようになっている。
このように、傾斜角θ1L,θ2L,θ3Lの大小関係に応じて、第1光源モジュール13L,14L,15Lと部分配光パターンP1L,P2L,P3Lとの対応関係を任意に設定することができる。この結果、左前照灯100Lの設計自由度を向上することができる。また、傾斜角θ1L,θ2L,θ3Lの大小関係に応じて、導光部材16Lの有する光学的作用が異なるものとなるため、第1光源モジュール13L,14L,15Lの点灯中及び消灯中の各々における左前照灯100Lの外観を異ならしめることができる。この結果、外観のバリエーションが豊富な左前照灯100Lを得ることができる。
なお、傾斜角θ1L,θ2L,θ3Lの大小関係は、実施の形態2に係るθ1L<θ2L<θ3Lの関係、及び実施の形態4に係るθ1L>θ2L>θ3Lの関係に限定されるものではない。左前照灯100Lに3個の第1光源モジュール13L,14L,15Lが設けられている場合、3個の傾斜角θ1L,θ2L,θ3Lの大小関係は、合計6通りの大小関係のうちのいずれに設定されたものであっても良い。
例えば、傾斜角θ1L,θ2L,θ3Lの大小関係は、θ2L>θ1L>θ3L、θ2L>θ3L>θ1L、θ1L>θ3L>θ2L、又はθ3L>θ1L>θ2Lに設定されたものであっても良い。この場合、傾斜角θ1L,θ2L,θ3Lは、出射面部20Lの一端部21Lから他端部22Lに向かうにつれて、すなわち車両の内側から外側に向かうにつれて不規則に変化する値に設定されたものとなる。
導光部材16Rは、導光部材16Lと同様の形状を有している。すなわち、実施の形態4の右前照灯100Rは、図17Bに示す如く、傾斜角θ1R,θ2R,θ3Rが出射面部20Rの一端部21Rから他端部22Rに向かうにつれて、すなわち車両の内側から外側に向かうにつれて次第に小さくなる値に設定されている。これにより、実施の形態4の右前照灯100Rは、図9〜図11に示す第1配光パターンPRにおいて、車両に対する内側に配置された第1光源モジュール13Rが車両に対する外側に配置された部分配光パターンP3Rに対応し、車両に対する外側に配置された第1光源モジュール15Rが車両に対する内側に配置された部分配光パターンP1Rに対応し、第1光源モジュール13R,15R間に配置された第1光源モジュール14Rが部分配光パターンP3R,P1R間に配置された部分配光パターンP2Rに対応するようになっている。
このように、傾斜角θ1R,θ2R,θ3Rの大小関係に応じて、第1光源モジュール13R,14R,15Rと部分配光パターンP1R,P2R,P3Rとの対応関係を任意に設定することができる。この結果、右前照灯100Rの設計自由度を向上することができる。また、傾斜角θ1R,θ2R,θ3Rの大小関係に応じて、導光部材16Rの有する光学的作用が異なるものとなるため、第1光源モジュール13R,14R,15Rの点灯中及び消灯中の各々における右前照灯100Rの外観を異ならしめることができる。この結果、外観のバリエーションが豊富な右前照灯100Rを得ることができる。
なお、傾斜角θ1R,θ2R,θ3Rの大小関係は、実施の形態2に係るθ1R<θ2R<θ3Rの関係、及び実施の形態4に係るθ1R>θ2R>θ3Rの関係に限定されるものではない。例えば、傾斜角θ1R,θ2R,θ3Rの大小関係は、θ2R>θ1R>θ3R、θ2R>θ3R>θ1R、θ1R>θ3R>θ2R、又はθ3R>θ1R>θ2Rに設定されたものであっても良い。この場合、傾斜角θ1R,θ2R,θ3Rは、出射面部20Rの一端部21Rから他端部22Rに向かうにつれて、すなわち車両の内側から外側に向かうにつれて不規則に変化する値に設定されたものとなる。
また、実施の形態4の前照灯100cは、実施の形態1〜3にて説明したものと同様の種々の変形例を採用することができる。例えば、左前照灯100Lにおける第1光源モジュールの個数は3個に限定されるものではなく、右前照灯100Rにおける第1光源モジュールの個数は3個に限定されるものではない。導光部材16Lは、第1入射面部17L,18L,19L及び出射面部20Lが曲面状であっても良く、導光部材16Rは、第1入射面部17R,18R,19R及び出射面部20Rが曲面状であっても良い。
以上のように、実施の形態4の左前照灯100Lにおいて、複数個の第1入射面部17L,18L,19Lは、出射面部20Lの長手方向に沿って配列されており、出射面部20Lに対する複数個の第1入射面部17L,18L,19Lの傾斜角θ1L,θ2L,θ3Lは、出射面部20Lの一端部21Lから他端部22Lに向かうにつれて次第に小さくなる値に設定されている。傾斜角θ1L,θ2L,θ3Lの大小関係に応じて、第1光源モジュール13L,14L,15Lと部分配光パターンP1L,P2L,P3Lとの対応関係を任意に設定することができるため、左前照灯100Lの設計自由度を向上することができる。また、傾斜角θ1L,θ2L,θ3Lの大小関係に応じて、導光部材16Lの有する光学的作用が異なるものとなるため、外観のバリエーションが豊富な左前照灯100Lを得ることができる。右前照灯100Rも同様である。
または、実施の形態4の左前照灯100Lにおいて、複数個の第1入射面部17L,18L,19Lは、出射面部20Lの長手方向に沿って配列されており、出射面部20Lに対する複数個の第1入射面部17L,18L,19Lの傾斜角θ1L,θ2L,θ3Lは、出射面部20Lの一端部21Lから他端部22Lに向かうにつれて不規則に変化する値に設定されている。傾斜角θ1L,θ2L,θ3Lの大小関係に応じて、第1光源モジュール13L,14L,15Lと部分配光パターンP1L,P2L,P3Lとの対応関係を任意に設定することができるため、左前照灯100Lの設計自由度を向上することができる。また、傾斜角θ1L,θ2L,θ3Lの大小関係に応じて、導光部材16Lの有する光学的作用が異なるものとなるため、外観のバリエーションが豊富な左前照灯100Lを得ることができる。右前照灯100Rも同様である。
実施の形態5.
図18は、本発明の実施の形態5に係る前照灯の要部を示す説明図である。図19Aは、図18に示す左前照灯における主光路等を示す説明図である。図19Bは、図18に示す右前照灯における主光路等を示す説明図である。図18及び図19を参照して、実施の形態5の前照灯100dについて説明する。なお、図12及び図13に示す実施の形態2の前照灯100aと同様の構成部材等については同一符号を付して説明を省略する。
図13Aに示す如く、実施の形態2に係る導光部材16Lのうちの第1入射面部17L,18L,19Lの各々に対応する部位は、一端部21L側の肉厚に対して他端部22L側の肉厚が大きい値に設定されていた。このため、傾斜角θ1L,θ2L,θ3Lの各々が図中Z軸に対する反時計回り方向の角度に設定されており、かつ、出射角φ1L,φ2L,φ3Lの各々が図中Z軸に対する反時計回り方向の角度となっていた。
これに対して、図19Aに示す如く、実施の形態5に係る導光部材16Lのうちの第1入射面部17L,18L,19Lの各々に対応する部位は、一端部21L側の肉厚に対して他端部22L側の肉厚が小さい値に設定されている。すなわち、当該各部位は、車両に対する内側の肉厚よりも車両に対する外側の肉厚が小さい値に設定されている。このため、傾斜角θ1L,θ2L,θ3Lの各々が図中Z軸に対する時計回り方向の角度に設定されており、かつ、出射角φ1L,φ2L,φ3Lの各々が図中Z軸に対する時計回り方向の角度となっている。この結果、実施の形態5の左前照灯100Lは、車両に対する右半部の第1配光パターンPRを形成するものである。
図19Aに示す例において、傾斜角θ1L,θ2L,θ3Lは、出射面部20Lの一端部21Lから他端部22Lに向かうにつれて、すなわち車両の内側から外側に向かうにつれて次第に大きくなる値に設定されている。このため、出射角φ1L,φ2L,φ3Lは、出射面部20Lの一端部21Lから他端部22Lに向かうにつれて、すなわち車両の内側から外側に向かうにつれて次第に大きくなる値に設定されている。したがって、図9〜図11に示す第1配光パターンPRにおいて、車両に対する内側に配置された第1光源モジュール13Lが車両に対する内側に配置された部分配光パターンP1Rに対応し、車両に対する外側に配置された第1光源モジュール15Lが車両に対する外側に配置された部分配光パターンP3Rに対応し、第1光源モジュール13L,15L間に配置された第1光源モジュール14Lが部分配光パターンP1R,P3R間に配置された部分配光パターンP2Rに対応するようになっている。
このように、傾斜角θ1L,θ2L,θ3Lの方向に応じて、左前照灯100Lと第1配光パターンPL,PRとの対応関係を任意に設定することができる。この結果、左前照灯100Lの設計自由度を向上することができる。また、傾斜角θ1L,θ2L,θ3Lの方向に応じて、導光部材16Lの有する光学的作用が異なるものとなるため、第1光源モジュール13L,14L,15Lの点灯中及び消灯中の各々における左前照灯100Lの外観を異ならしめることができる。この結果、外観のバリエーションが豊富な左前照灯100Lを得ることができる。
導光部材16Rは、導光部材16Lと同様の形状を有している。すなわち、図19Bに示す如く、実施の形態5に係る導光部材16Rのうちの第1入射面部17R,18R,19Rの各々に対応する部位は、一端部21R側の肉厚に対して他端部22R側の肉厚が小さい値に設定されている。これにより、出射角φ1R,φ2R,φ3Rの各々は、図中Z軸に対する時計回り方向の角度となっている。この結果、実施の形態5の右前照灯100Rは、車両に対する左半部の第1配光パターンPLを形成するものである。
図19Bに示す例において、傾斜角θ1R,θ2R,θ3Rは、出射面部20Rの一端部21Rから他端部22Rに向かうにつれて、すなわち車両の内側から外側に向かうにつれて次第に大きくなる値に設定されている。このため、出射角φ1R,φ2R,φ3Rは、出射面部20Rの一端部21Rから他端部22Rに向かうにつれて、すなわち車両の内側から外側に向かうにつれて次第に大きくなる値に設定されている。したがって、図9〜図11に示す第1配光パターンPLにおいて、車両に対する内側に配置された第1光源モジュール13Rが車両に対する内側に配置された部分配光パターンP1Lに対応し、車両に対する外側に配置された第1光源モジュール15Rが車両に対する外側に配置された部分配光パターンP3Lに対応し、第1光源モジュール13R,15R間に配置された第1光源モジュール14Rが部分配光パターンP1L,P3L間に配置された部分配光パターンP2Lに対応するようになっている。
このように、傾斜角θ1R,θ2R,θ3Rの方向に応じて、右前照灯100Rと第1配光パターンPL,PRとの対応関係を任意に設定することができる。この結果、右前照灯100Rの設計自由度を向上することができる。また、傾斜角θ1R,θ2R,θ3Rの方向に応じて、導光部材16Rの有する光学的作用が異なるものとなるため、第1光源モジュール13R,14R,15Rの点灯中及び消灯中の各々における右前照灯100Rの外観を異ならしめることができる。この結果、外観のバリエーションが豊富な右前照灯100Rを得ることができる。
なお、実施の形態5の前照灯100dは、実施の形態1〜4にて説明したものと同様の種々の変形例を採用することができる。例えば、左前照灯100Lにおける第1光源モジュールの個数は3個に限定されるものではなく、右前照灯100Rにおける第1光源モジュールの個数は3個に限定されるものではない。導光部材16Lは、第1入射面部17L,18L,19L及び出射面部20Lが曲面状であっても良く、導光部材16Rは、第1入射面部17R,18R,19R及び出射面部20Rが曲面状であっても良い。傾斜角θ1L,θ2L,θ3Lの大小関係は、図19Aに示すθ1L<θ2L<θ3Lの関係に限定されるものではなく、傾斜角θ1R,θ2R,θ3Rの大小関係は、図19Bに示すθ1R<θ2R<θ3Rの関係に限定されるものではない。
以上のように、実施の形態5の左前照灯100Lにおいて、複数個の第1入射面部17L,18L,19Lは、出射面部20Lの長手方向に沿って配列されており、導光部材16Lのうちの複数個の第1入射面部17L,18L,19Lの各々に対応する部位は、出射面部20Lの一端部21L側の肉厚に対して出射面部20Lの他端部22L側の肉厚が小さい値に設定されている。当該肉厚に応じて傾斜角θ1L,θ2L,θ3Lの方向が異なるものとなり、傾斜角θ1L,θ2L,θ3Lの方向に応じて左前照灯100Lと第1配光パターンPL,PRとの対応関係を任意に設定することができる。この結果、左前照灯100Lの設計自由度を向上することができる。また、傾斜角θ1L,θ2L,θ3Lの方向に応じて、導光部材16Lの有する光学的作用が異なるものとなるため、外観のバリエーションが豊富な左前照灯100Lを得ることができる。右前照灯100Rも同様である。
実施の形態6.
図20は、本発明の実施の形態6に係る前照灯の要部を示す説明図である。図21Aは、図20に示す左前照灯における主光路等を示す説明図である。図21Bは、図20に示す右前照灯における主光路等を示す説明図である。図20及び図21を参照して、実施の形態6の前照灯100eについて説明する。なお、図7及び図8に示す実施の形態1の前照灯100と同様の構成部材等については同一符号を付して説明を省略する。
まず、左前照灯100Lについて説明する。互いに隣接する第1光源モジュール13L,14L間に、1個の第2光源モジュール41Lが設けられている。また、互いに隣接する第1光源モジュール14L,15L間に、1個の第2光源モジュール42Lが設けられている。第2光源モジュール41L,42Lの各々は、図1及び図2に示す光源モジュール10と同様の構造、又は図4及び図5に示す光源モジュール10aと同様の構造を有している。
第2光源モジュール41L,42Lの光軸A11L,A12Lは、第1光源モジュール13L,14L,15Lの光軸A1L,A2L,A3Lに対して略平行に設けられている。これにより、第2光源モジュール41L,42Lは、第1光源モジュール13L,14L,15Lの投光方向に対して略平行な投光方向を有している。
第2光源モジュール41L,42Lは、第1配光パターンPL,PRと異なる他の配光パターン(以下「第2配光パターン」という。)の形成に用いられるものである。第2配光パターンは、例えば、すれ違い用前照灯(いわゆる「ロービーム」)用の配光パターン及び走行用前照灯(いわゆる「ハイビーム」)用の配光パターンである。この場合、例えば、2個の第2光源モジュール41L,42Lのうちの一方の第2光源モジュール41Lがロービーム用の配光パターンに対応し、かつ、他方の第2光源モジュール42Lがハイビーム用の配光パターンに対応するものであっても良い。
導光部材16Lは、互いに隣接する第1入射面部17L,18L間に1個の第2入射面部43Lが設けられており、かつ、互いに隣接する第1入射面部18L,19L間に1個の第2入射面部44Lが設けられている。第2入射面部43L,44Lは、第2光源モジュール41L,42Lと一対一に対応するものである。第2入射面部43L,44Lの各々は、対応する第2光源モジュール41L,42Lと対向配置されている。
導光部材16Lの出射面部20Lは、すべての第1光源モジュール13L,14L,15L及びすべての第2光源モジュール41L,42Lにより共用されるものであり、すべての第1入射面部17L,18L,19L及びすべての第2光源モジュール41L,42Lと対向配置されている。
第2入射面部43L,44Lの各々は、出射面部20Lに対して略平行に設けられている。このため、第2光源モジュール41L,42Lの各々が投射した光に対応する出射角(不図示)は略0度となる。すなわち、出射方向が投光方向に対して略平行となる。
ここで、導光部材16Lは、互いに隣接する第1入射面部17Lと第2入射面部43L間に段差面部45Lが形成されている。同様に、互いに隣接する第2入射面部43Lと第1入射面部18L間に段差面部46Lが形成され、互いに隣接する第1入射面部18Lと第2入射面部44L間に段差面部47Lが形成され、互いに隣接する第2入射面部44Lと第1入射面部19L間に段差面部48Lが形成されている。段差面部45L,46L,47L,48Lを設けることにより、導光部材16Lを薄肉にすることができる。この結果、左前照灯100Lを軽量にすることができる。
第1配光パターンPLに対応する第1光源モジュール13L,14L,15Lに加えて、第2配光パターンに対応する第2光源モジュール41L,42Lが出射面部20Lを共用する構造により、左前照灯100Lの部品点数を削減して、左前照灯100Lを小型にすることができる。
また、第2光源モジュール41L,42Lを含む左前照灯100L全体における耐振性能、配向性能の安定性、重心位置、放熱特性、及び部品間の干渉などを考慮するとともに、第1配光パターンPL及び第2配光パターンの各々の配光パターンによる点灯中及び消灯中における左前照灯100Lの外観などを考慮して、第1光源モジュール13L,14L,15L及び第2光源モジュール41L,42Lの配置を決定することができる。この結果、第1光源モジュール13L,14L,15L及び第2光源モジュール41L,42Lの配置自由度を向上することができ、左前照灯100Lのデザインの自由度を向上することができ、かつ、高性能な左前照灯100Lを得ることができる。
次に、右前照灯100Rについて説明する。右前照灯100Rは、左前照灯100Lを左右反転してなる構造を有している。すなわち、第1光源モジュール13R,14R間に第2光源モジュール41Rが設けられており、かつ、第1光源モジュール14R,15R間に第2光源モジュール42Rが設けられている。第2光源モジュール41R,42Rの各々は、図1及び図2に示す光源モジュール10と同様の構造、又は図4及び図5に示す光源モジュール10aと同様の構造を有している。第2光源モジュール41R,42Rの光軸A11R,A12Rは、第1光源モジュール13R,14R,15Rの光軸A1R,A2R,A3Rに対して略平行に設けられている。
第2光源モジュール41R,42Rは、第1配光パターンPRと異なる他の配光パターン(以下「第2配光パターン」という。)の形成に用いられるものである。第2配光パターンは、例えば、ロービーム用の配光パターン及びハイビーム用の配光パターンである。
導光部材16Rは、第1入射面部17R,18R間に第2入射面部43Rが設けられており、かつ、第1入射面部18R,19R間に第2入射面部44Rが設けられている。第2入射面部43R,44Rは、第2光源モジュール41R,42Rと一対一に対応するものである。第2入射面部43R,44Rの各々は、対応する第2光源モジュール41R,42Rと対向配置されている。
導光部材16Rの出射面部20Rは、すべての第1光源モジュール13R,14R,15R及びすべての第2光源モジュール41R,42Rにより共用されるものであり、すべての第1入射面部17R,18R,19R及びすべての第2入射面部43R,44Rと対向配置されている。第2入射面部43R,44Rの各々は、出射面部20Rに対して略平行に設けられている。
ここで、導光部材16Rは、第1入射面部17Rと第2入射面部43R間に段差面部45Rが形成され、第2入射面部43Rと第1入射面部18R間に段差面部46Rが形成され、第1入射面部18Rと第2入射面部44R間に段差面部47Rが形成され、第2入射面部44Rと第1入射面部19R間に段差面部48Rが形成されている。段差面部45R,46R,47R,48Rを設けることにより、導光部材16Rを薄肉にすることができ。この結果、右前照灯100Rを軽量にすることができる。
第1配光パターンPRに対応する第1光源モジュール13R,14R,15Rに加えて、第2配光パターンに対応する第2光源モジュール41R,42Rが出射面部20Rを共用する構造により、右前照灯100Rの部品点数を削減して、右前照灯100Rを小型にすることができる。
また、第2光源モジュール41R,42Rを含む右前照灯100R全体における耐振性能、配向性能の安定性、重心位置、放熱特性、及び部品間の干渉などを考慮するとともに、第1配光パターンPR及び第2配光パターンの各々の配光パターンによる点灯中及び消灯中における右前照灯100Rの外観などを考慮して、第1光源モジュール13R,14R,15R及び第2光源モジュール41R,42Rの配置を決定することができる。この結果、第1光源モジュール13R,14R,15R及び第2光源モジュール41R,42Rの配置自由度を向上することができ、右前照灯100Rのデザインの自由度を向上することができ、かつ、高性能な右前照灯100Rを得ることができる。
なお、第2光源モジュール41L,42Lの投光方向は第1光源モジュール13L,14L,15Lの投光方向に対して略平行な状態であれば良く、完全に平行な状態でなくとも良い。同様に、第2光源モジュール41R,42Rの投光方向は第1光源モジュール13R,14R,15Rの投光方向に対して略平行な状態であれば良く、完全に平行な状態でなくとも良い。本願の請求の範囲に記載された「平行」の用語の意義は、完全に平行な状態に限定されるものではなく、略平行な状態も包含するものである。
また、図21Aに示す例において、第2入射面部43L,44Lは出射面部20Lに対して略平行な状態であれば良く、完全に平行な状態でなくとも良い。同様に、図21Bに示す例において、第2入射面部43R,44Rは出射面部20Rに対して略平行な状態であれば良く、完全に平行な状態でなくとも良い。本願の請求の範囲に記載された「平行」の用語の意義は、完全に平行な状態に限定されるものではなく、略平行な状態も包含するものである。
また、第2入射面部43L,44Lは、出射面部20Lに対して非平行に設けられたもの、すなわち所定の傾斜角(不図示)を有するものであっても良い。同様に、第2入射面部43R,44Rは、出射面部20Rに対して非平行に設けられたもの、すなわち所定の傾斜角(不図示)を有するものであっても良い。
また、左前照灯100Lにおける第2光源モジュール41L,42Lの配置位置は、第1光源モジュール13L,14L,15L間に限定されるものではない。第2光源モジュール41L,42Lは、例えば、第1光源モジュール13Lよりも車両の内側、又は第1光源モジュール15Lよりも車両の外側に配置されたものであっても良い。右前照灯100Rも同様である。


また、左前照灯100Lにおける第2光源モジュールの個数は、2個に限定されるものではない。左前照灯100Lは、1個以上の如何なる個数の第2光源モジュールを有するものであっても良い。右前照灯100Rも同様である。
また、実施の形態6の前照灯100eは、実施の形態1〜5にて説明したものと同様の種々の変形例を採用することができる。例えば、左前照灯100Lにおける第1光源モジュールの個数は3個に限定されるものではなく、右前照灯100Rにおける第1光源モジュールの個数は3個に限定されるものではない。導光部材16Lは、第1入射面部17L,18L,19L及び出射面部20Lが曲面状であっても良く、導光部材16Rは、第1入射面部17R,18R,19R及び出射面部20Rが曲面状であっても良い。傾斜角θ1L,θ2L,θ3Lの大小関係は、図21Aに示すθ1L<θ2L<θ3Lの関係に限定されるものではなく、傾斜角θ1R,θ2R,θ3Rの大小関係は、図21Bに示すθ1R<θ2R<θ3Rの関係に限定されるものではない。左前照灯100Lは、右半部の第1配光パターンPRを形成するものであっても良く、右前照灯100Rは、左半部の第1配光パターンPLを形成するものであっても良い。
以上のように、実施の形態6の左前照灯100Lは、複数個の第1光源モジュール13L,14L,15Lの投光方向に対して平行な投光方向を有する第2光源モジュール41L,42Lを備える。導光部材16Lは、第2光源モジュール41L,42Lと対向配置されており、かつ、第2光源モジュール41L,42Lに対応する第2入射面部43L,44Lと、複数個の第1入射面部17L,18L,19L及び第2入射面部43L,44Lと対向配置されており、かつ、複数個の第1光源モジュール13L,14L,15L及び第2光源モジュール41L,42Lによる共用の出射面部20Lとを有し、第2入射面部43L,44Lは、出射面部20Lに対して平行に設けられている。これにより、小型であり、高性能であり、第1光源モジュール13L,14L,15L及び第2光源モジュール41L,42Lの配置自由度が高く、かつ、デザインの自由度が高い左前照灯100Lを得ることができる。右前照灯100Rも同様である。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
本発明の前照灯は、自動車などの車両に応用することができる。
1 筐体、2 光源、3 第1光学系、4 発光面、5 第2光学系、6 絞り、7 貫通孔、10,10a 光源モジュール、11L,11R 本体ケース、12L,12R カバーレンズ、13L,13R 第1光源モジュール、14L,14R 第1光源モジュール、15L,15R 第1光源モジュール、16L,16R 導光部材、17L,17R 第1入射面部、18L,18R 第1入射面部、19L,19R 第1入射面部、20L,20R 出射面部、21L,21R 一端部、22L,22R 他端部、31L,31R 段差面部、32L,32R 段差面部、41L,41R 第2光源モジュール、42L,42R 第2光源モジュール、43L,43R 第2入射面部、44L,44R 第2入射面部、45L,45R 段差面部、46L,46R 段差面部、47L,47R 段差面部、48L,48R 段差面部、100L 左前照灯、100R 右前照灯、100,100a,100b,100c,100d,100e 前照灯。

Claims (6)

  1. 複数個の部分配光パターンの組み合わせにより配光可変型前照灯用の配光パターンを形成自在な車両用前照灯であって、
    前記複数個の部分配光パターンに対応しており、かつ、互いに平行な投光方向を有する複数個の第1光源モジュールと、
    前記複数個の第1光源モジュールの投光方向に対して平行な投光方向を有する第2光源モジュールと、
    前記複数個の第1光源モジュールと対向配置されており、かつ、前記複数個の第1光源モジュールに対応する複数個の第1入射面部と、前記第2光源モジュールと対向配置されており、かつ、前記第2光源モジュールに対応する第2入射面部と、前記複数個の第1入射面部及び前記第2入射面部と対向配置されており、かつ、前記複数個の第1光源モジュール及び前記第2光源モジュールによる共用の出射面部と、を有し、前記複数個の第1入射面部は前記出射面部に対する傾斜角が互いに異なる値に設定され、前記第2入射面部は前記出射面部に対して平行に設けられ、前記複数個の第1光源モジュールが投射した光を偏向することにより第1配光パターンを形成し、前記第2光源モジュールが投射した光を偏向することにより第2配光パターンを形成する導光部材と、
    を備えることを特徴とする車両用前照灯。
  2. 前記複数個の第1入射面部は、前記出射面部の長手方向に沿って配列されており、
    前記出射面部に対する前記複数個の第1入射面部の傾斜角は、前記出射面部の一端部から他端部に向かうにつれて次第に大きくなる値、又は前記出射面部の一端部から他端部に向かうにつれて次第に小さくなる値に設定されている
    ことを特徴とする請求項記載の車両用前照灯。
  3. 前記導光部材は、前記複数個の第1光源モジュールに対応する複数本の主光路が通る部位の肉厚が互いに同等の値に設定されていること
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両用前照灯。
  4. 前記複数個の第1入射面部及び前記出射面部が曲面状であることを
    特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両用前照灯。
  5. 前記複数個の第1入射面部は、前記出射面部の長手方向に沿って配列されており、
    前記導光部材のうちの前記複数個の第1入射面部の各々に対応する部位は、前記出射面部の一端部側の肉厚に対して前記出射面部の他端部側の肉厚が小さい値に設定されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両用前照灯。
  6. 前記複数個の第1入射面部は、前記出射面部の長手方向に沿って配列されており、
    前記出射面部に対する前記複数個の第1入射面部の傾斜角は、前記出射面部の一端部から他端部に向かうにつれて不規則に変化する値に設定されている
    ことを特徴とする請求項記載の車両用前照灯。
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