JP6671142B2 - 泡吐出容器 - Google Patents

泡吐出容器 Download PDF

Info

Publication number
JP6671142B2
JP6671142B2 JP2015207583A JP2015207583A JP6671142B2 JP 6671142 B2 JP6671142 B2 JP 6671142B2 JP 2015207583 A JP2015207583 A JP 2015207583A JP 2015207583 A JP2015207583 A JP 2015207583A JP 6671142 B2 JP6671142 B2 JP 6671142B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foam
discharge
container
liquid
bubble
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015207583A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017077920A (ja
Inventor
淳一 網田
淳一 網田
大西 洋
洋 大西
藤田 実智昭
実智昭 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2015207583A priority Critical patent/JP6671142B2/ja
Publication of JP2017077920A publication Critical patent/JP2017077920A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6671142B2 publication Critical patent/JP6671142B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B1/00Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means
    • B05B1/02Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means designed to produce a jet, spray, or other discharge of particular shape or nature, e.g. in single drops, or having an outlet of particular shape
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B7/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
    • B05B7/0018Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with devices for making foam
    • B05B7/0025Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with devices for making foam with a compressed gas supply
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1087Combination of liquid and air pumps

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)
  • Nozzles (AREA)

Description

本発明は泡吐出容器に関する。
泡吐出容器として、特許文献1に記載の如く、液剤を収容する容器本体に、泡吐出ヘッドと泡吐出ポンプを設けてなるものがある。泡吐出ヘッドは、容器本体に対し上下動可能に設けられ、容器本体から送出される液剤を泡状に吐出する吐出口を備える。泡吐出ポンプは、容器本体に設けられるとともに、泡吐出ヘッドが接続され、容器本体に収容されている液剤を泡状に生成する泡生成部を備え、泡状に生成した液剤を吐出口に送出する。
この特許文献1に記載の泡吐出容器は、泡吐出ヘッドに複数の吐出口を設け、各吐出口の位置及び口径の設定により、各吐出口から使用者の手の上に吐出された液体が小熊のキャラクタを模した如くの目的形状の泡造形物に成形されるようにしたものである。
また、内容液の吐出容器として、特許文献2に記載の如く、内容液を収容する容器本体に、内容液を吐出するノズルヘッドを具備するポンプを組み付けてなるものがある。
この特許文献2に記載の吐出容器は、片手での吐出操作を容易に実施可能にするため、容器本体の開口部に固定されていて吐出ヘッドが上下動可能に挿入されているキャップに、吐出ヘッドの押下げ操作時に指掛け機能を発揮する補助部材を設けている。この吐出容器では、使用者の掌が上向きになるようにして親指以外の指先をそろえ、人差し指と中指を補助部材に下方から当て、親指で吐出ヘッドを押下げることにより、該吐出ヘッドの吐出口から吐出される液剤を掌の上に吐出でき、片手での吐出操作を実施できる。
特開2010-149060号公報 特開2010-155623号公報
特許文献1に記載の泡吐出容器は、一方の手で吐出ヘッドを押下げ、これによって吐出される泡状の液剤を他方の手の上に受けて泡造形物を成形するものになる。従って、片手だけの泡吐出操作で手等の被吐出体に泡状の液剤を吐出できない。また、泡吐出ヘッドから吐出された泡状の液剤を手等の被吐出体の上に受けて泡造形物を成形する場合に、泡吐出ヘッドから被吐出体までの距離が変化し易く、泡造形物の成形安定性に課題を有する。
特許文献2に記載の吐出容器は、片手で吐出操作できるといっても、人差し指と中指を補助部材に下方から当て、親指で吐出ヘッドを押下げるものであり、煩雑さを伴う。また、親指で吐出ヘッドを押下げるとき、補助部材に下方から当てた人差し指と中指で容器本体を支持するものになるが、吐出容器に対する親指や人差し指と中指の作用点が容器本体の中心軸上に位置せず、吐出ヘッドの上下動に安定を欠く。
本発明の課題は、片手でも安定的に泡吐出操作できるようにすることにある。
請求項1に係る発明は、液剤を収容する容器本体と、前記容器本体に対し上下動可能に設けられ、前記容器本体から送出される前記液剤を泡状に吐出する吐出口を備え、泡状に吐出された液剤が目的形状に成形されるように構成された泡吐出ヘッドとを有する泡吐出容器であって、前記容器本体に設けられるとともに、前記泡吐出ヘッドが接続され、前記容器本体に収容されている前記液剤を泡状に生成する泡生成部を備え、泡状に生成した前記液剤を前記吐出口に送出する泡吐出ポンプを有し、前記泡吐出ヘッドが前記容器本体の中心軸上に配置され、該泡吐出ヘッドの吐出口が下向きに開口された状態で、該泡吐出ヘッドから一定距離Kだけ下方、且つ前記容器本体の開口部の上方に、被吐出体が載置されて前記泡吐出ヘッドの上下動とともに上下動する泡受部が設けられてなるようにしたものである。
本発明の泡吐出容器によれば、片手でも安定的に泡吐出操作できる。
図1は泡吐出容器を示す下向き斜視図である。 図2は泡吐出容器の中心軸を含む断面図である。 図3は泡吐出ヘッドを示す上向き斜視図である。 図4は泡造形物の一例を示す模式図である。 図5は泡吐出容器の参考例を示す下向き斜視図である。
泡吐出容器100は、液剤を収容する容器本体10を有し、この容器本体10に泡吐出ヘッド20と泡吐出ポンプ30を設けている。尚、本明細書では、容器本体10を正立させた状態で容器本体10に対して泡吐出ヘッド20が位置する側を上方又は上側と呼称し、反対側を下方又は下側と呼称する。これらの上下方向は、必ずしも鉛直方向の上下と一致している必要はない。
泡吐出容器100は、容器本体10に貯留された液状の液剤Lを泡状に変えて吐出する容器である。液剤Lとしてはハンドソープを代表的に例示するが、これに限られず、洗顔料、クレンジング剤、食器用洗剤、整髪料、ボディソープ、髭剃り用クリーム、ファンデーション等の肌用化粧料、染毛剤等、泡状で用いられる種々のものを例示することができる。
容器本体10は、開口部10Aにキャップ11の取付部11Aを螺着して固定する。キャップ11の取付部11Aの内側部には泡吐出ポンプ20の後述する空気用シリンダ32の上端部が突き当てられ、空気用シリンダ32の上端部はパッキンを介してキャップ11の取付部11Aと容器本体10の開口部10Aとの間に挟圧固定される。
泡吐出ヘッド20は、送液管21と泡吐出用ノズル40を備える。泡吐出ヘッド20は、キャップ11の上部であるガイド部11Bに上下方向に往復動可能に送液管21の下端部を挿入し、送液管21の上端部に泡吐出用ノズル40を着脱可能に嵌合し、又は一体に成形されて構成される。泡吐出ヘッド20は、キャップ11に対して上下動可能に設けられ、この泡吐出ヘッド20又は後述する泡受部50に加える押下げ操作によって泡吐出ポンプ30を後述する如くに駆動し、泡吐出ポンプ30によって後述する如くに生成されて容器本体10の内部から送出される泡状の液剤を送液管21によって泡吐出用ノズル40に導き、この泡状の液剤を泡吐出用ノズル40に備えた吐出口41から外方に吐出する。
泡吐出ポンプ30は、容器本体10に内蔵して設けられる。泡吐出ポンプ30は、従来公知のポンプを用いることができる。例えば、空気用ピストン31が摺動する空気用シリンダ32と、液用ピストン33が摺動する液用シリンダ34と、泡吐出ヘッド20の送液管21の下端部に接続されて、この送液管21とともにコイルスプリング35により上方に付勢された状態の液用ピストン33及び空気用ピストン31を一体的に押下げる筒状のピストンガイド36を備える。泡吐出ポンプ30は、空気用シリンダ32の内部を空気用ピストン31によって加圧される空気室32Aとし、液用シリンダ34の内部を液用ピストン33によって加圧される液室34Aとする。液用シリンダ34にはディップチューブ34Tが嵌合し、このディップチューブ34Tは容器本体10の内部に挿入される。空気室32Aの上端部にはチェック弁VCが配置され、液室34Aの上端部には液室34Aの圧力によって開くボール弁V1が配置され、液室34Aの下端部には液室34Aの圧力によって閉じるポペット弁V2が配置される。泡吐出ポンプ30は、容器本体10の内部から吸引されて液室34Aから供給される液剤L(内容液)と、空気室32Aから供給される空気Aとが混合される混合室37と、送液管21と混合室37との間の流路に配置されたメッシュリングからなる泡生成部38を備える。
そして、この泡吐出ポンプ30では、泡吐出ヘッド20又は後述する泡受部50を押圧操作し、送液管21及びピストンガイド36とともに、空気用ピストン31及び液用ピストン33をコイルスプリング35の付勢力に抗して押下げることにより、空気室32Aと液室34Aから混合室37に供給されて混合される空気と液剤を泡生成部38において発泡させながら、この泡状の液剤(以下、泡体という)をピストンガイド36及び送液管21に通して泡吐出用ノズル40の側へ圧送し、泡吐出用ノズル40の吐出口41から吐出させる。
泡吐出ヘッド20は、泡吐出用ノズル40により、泡吐出ヘッド20又は泡受部50の1回の押圧操作で定量吐出される泡体から、ある形態をもった目的形状の泡造形物FBを成形するように構成されている。ここで、目的形状は、例えば、文字、図形又は記号等を模した形状とすることができる。このうち図形としては、動物、植物、人間、アニメのキャラクタ、幾何学的な図形等が挙げられる。
泡吐出ヘッド20は、前述した通り、泡吐出ポンプ30の泡生成部38で生成された泡体を泡吐出用ノズル40に設けた吐出口41に導く送液管21を有し、送液管21の上端部に泡吐出用ノズル40を備え、吐出口41を下向きに開口する。
泡吐出ヘッド20において、送液管21は、キャップ11のガイド部11Bに挿入されるとともに、ピストンガイド36が接続される下端部を上下方向に延びる第1管部21Aとし、第1管部21Aの上端側に連続するように接続される中間部を横方向に延びる第2管部21Bとし、第2管部21Bの上端側に連続するように接続される中間部を上下方向に延びる第3管部21Cとし、第3管部21Cの上端側に連続するように接続される上端部を横方向に延びる第4管部21Dとする。送液管21は、キャップ11のガイド部11Bに挿入される第1管部21Aを容器本体10の中心軸上に配置し、第2管部21B〜第4管部21Dを容器本体10の中心軸よりも側方にずれたコの字状湾曲部22としている。この湾曲部22の中に後述する泡受部50が配置される。
尚、本明細書において、湾曲部22は、図2、図3に示す如く、部分的に直線状となっている場合も含み、第2管部21Bから第3管部21Cへ、また第3管部21Cから第4管部21Dへ直角に延びている場合も含む。また、泡吐出ヘッド20の送液管21が備える湾曲部22は、上述の第2管部21B〜第4管部21Dからなるコの字状湾曲部22に限らず、例えば第3管部21C自体も円弧状等に湾曲させてなるものでも良い。
泡吐出ヘッド20は、図2、図3に示す如く、送液管21の横方向に延びる第4管部21Dの先端部に、泡吐出用ノズル40の嵌合部42を着脱自在に嵌合可能にし、又は泡吐出用ノズル40を一体成形されて備える。泡吐出用ノズル40は、送液管21から送出された液剤の流速を減速させて貯留する空洞状の貯留部43を備え、この貯留部43によって液剤を吐出口41の全体により均等に分配する。
泡吐出ヘッド20は、泡吐出用ノズル40の上面にパターン表示部44を備える。このパターン表示部44は、吐出された泡体により成形される泡造形物FB(図4参照)を平面視した形状と対応するパターン形状を表示している。本実施形態では泡造形物FBの目的形状の一例として、音符記号(八分音符)を例示する。ユーザーは、パターン表示部44を目視することにより、泡造形物FBの形状を予め知ることができる。
泡吐出ヘッド20において、泡吐出用ノズル40が備える吐出口41は、当該泡吐出用ノズル40が成形しようとする目的形状の泡造形物FBに対応する開口部を有し、一例として、ライン状(直線状又は曲線状)の細幅開口部41Aと、この細幅開口部41Aよりも太幅の太幅開口部41Bとを有している。太幅開口部41Bは、細幅開口部41Aに連続して形成されている。細幅開口部41Aは、一続きの長尺形状の開口により構成されていても良いし、又は間欠的に線状に並んで配置された複数の開口により構成されていても良い。
より具体的には、細幅開口部41Aaは直線状に形成され、八分音符の符幹(棒)に対応している。細幅開口部41Abは、八分音符の符尾(旗)に対応している。一方、太幅開口部41Bは、例えば、細幅開口部41Aの幅寸法よりも大径の略円形をなしており、八分音符の符頭(玉)に対応している。これにより、図4(A)に示したように音符記号(八分音符)を模した目的形状の泡造形物FBを成形することが可能である。細幅開口部41A(41Aa、41Ab)から吐出された泡体は泡造形物FBの細幅部NPを形成し、太幅開口部41Bから吐出された泡体は泡造形物FBの太幅泡部WPを形成する(図4(B))。
尚、泡吐出用ノズル40が送液管21に対して着脱可能であるとき、目的形状の泡造形物FBを異にする複数種類の泡吐出用ノズル40を送液管21に対して選択的に着脱して用いることができる。複数種類の泡吐出用ノズル40のうち所望の泡造形物FBを成形し得る泡吐出用ノズル40を送液管21に装着して使用することができる。よって、容器本体10と、泡吐出ヘッド20における泡吐出用ノズル40を除く部分と、泡吐出ポンプ30とを共用しつつ、複数種類の目的形状の泡造形物FBを成形することができる。
しかるに、泡吐出容器100にあっては、泡吐出ヘッド20の下方、かつ容器本体10の開口部10Aの上方に、泡吐出ヘッド20の上下動とともに上下動する泡受部50が設けられる。泡吐出ヘッド20における泡吐出用ノズル40の吐出口41から泡受部50の上面までの距離Kは、泡吐出ヘッド20及び泡受部50の上下動に関係なく、常に一定に保持される。
ここで、容器本体10の開口部10Aは、容器本体10の中心軸を横切る領域を含むことが好ましい。そして、泡吐出ヘッド20の上下動を安定して行なう観点から、泡受部50の領域(面積)(又は重心)は、容器本体10の中心軸上に位置することが好ましい。また、同様観点から、泡吐出ヘッド20は、容器本体10の中心軸上に配置されていることが好ましく、また、泡吐出ヘッド20の吐出口41は、平面視で泡受部50の領域に収まることが好ましく、容器本体10の開口部10Aの上方に位置することが好ましい。容器本体10の開口部10A、泡受部50、及び泡吐出ヘッド20の吐出口41が容器本体10の中心軸上に並ぶのが最も好ましい。尚、容器本体10の中心軸は、容器本体10の開口部10A及び底部を貫く方向に延びており、本実施形態においては、容器本体10の中心軸と開口部10Aの中心軸は共通している。
泡受部50の上に使用者の手、スポンジ、ブラシ等の被吐出体Hが載置された状態で、泡吐出用ノズル40の吐出口41から被吐出体Hに対して泡体が吐出されることにより、被吐出体Hの上に目的形状の泡造形物FBが成形される。
尚、泡吐出容器100にあっては、泡吐出ヘッド20の押下げ操作によって泡吐出ポンプ30を駆動するだけでなく、泡受部50に加える押下げ操作によっても泡吐出ポンプ30を駆動し、泡吐出用ノズル40の吐出口41から泡体を吐出させることができる。
本実施形態において、泡受部50は、泡吐出ヘッド20における送液管21の前述した湾曲部22の中に配置され、具体的には送液管21の横方向に延びた中間部である第2管部21Bの上部に配置される。泡受部50は、例えば平板状をなし、送液管21の第2管部21Bと一体成形されても良いし、送液管21の第2管部21Bに取着されるものでも良い。泡受部50の平面形状は、特に限定されない。図1に示す例では、泡受部50は平面視矩形状に形成されているが、円形状、楕円形状、長円形状等であっても良いし、多角形状であっても良い。泡受部50の上面は、平坦に形成されていても良いし、凹曲面状、凸曲面状等に形成されていても良い。例えば、泡受部50は、平坦な平板状に形成されている。
本実施形態において、泡受部50の領域の少なくとも一部は、泡吐出容器100の平面視で泡吐出用ノズル40における吐出口41の泡吐出領域に重なり合うように配置される。これにより、泡吐出用ノズル40の吐出口41から吐出された泡体が必ず、泡受部50の上に載置された被吐出体Hの上に吐出されるものになる。
本実施形態において、泡吐出ポンプ30の空気用ピストン31、空気用シリンダ32、液用ピストン33、液用シリンダ34、ピストンガイド36、泡生成部38等は、泡受部50の下方に配置される。
従って、泡吐出容器100にあっては、泡吐出ヘッド20の下方に一定距離Kを介し、かつ容器本体10の開口部10Aの上方に、泡吐出ヘッド20の上下動とともに上下動する泡受部50が設けられた。これにより、例えば、片手の掌を泡吐出用ノズル40に向けて泡受部50に載せ、泡受部50に載せた片手の甲で該泡受部50を押下げ、この泡受部50とともに下方に移動する泡吐出ヘッド20(泡吐出用ノズル40)から吐出される泡状の液剤を当該片手の掌に受けることができる。このように、片手の甲で泡受部50を押下げるだけの単純操作で簡易に泡吐出操作できる。
但し、本発明の泡吐出容器100にあっては、一方の手を泡受部50に載せ、他方の手で泡吐出ヘッド20を押下げることにより、泡吐出ヘッド20から吐出される泡状の液剤を泡受部50の上にある一方の手の掌に受ける等もできる。
また、泡受部50は容器本体10の開口部10Aの上方に設けられ、換言すれば、容器本体10の中心軸上に配置される。これにより、泡受部50を手の甲で押下げるとき、手の甲の泡吐出容器100に対する押下げ力の作用点は容器本体10の中心軸上に位置するものになり、容器本体10を上記押下げ力の作用下でぐらつかせず、泡受部50及び泡吐出ヘッド20の上下動を安定して行なうことができる。
また、泡受部50に載せた掌等の被吐出体Hの上に泡状の液剤を吐出して目的形状の泡造形物FBを成形しようとするとき、液剤を被吐出体Hの中央等の任意の位置に簡易かつ確実に吐出できる。
また、泡受部50に載せる手等の被吐出体Hが泡吐出ヘッド20の上下動とともに上下動する。従って、泡吐出ヘッド20から吐出された泡状の液剤を被吐出体Hの上に受けて泡造形物FBを成形する過程で、泡吐出ヘッド20から被吐出体Hまでの距離が一定になり、結果として、泡造形物FBの成形安定性は良好になり、きれいな泡造形物FBを繰り返し成形できる。
即ち、泡吐出ヘッド20又は泡受部50に加える1回の押圧操作により、泡吐出用ノズル40の吐出口41から一定距離Kだけ下方の位置に配置された泡受部50の上の被吐出体Hに一定料の泡体が吐出され、被吐出体Hの上に目的形状の泡造形物FBが形成されるように、吐出口41の幅(開口幅)及び形状が設定されている。一定距離Kは、例えば、10mm以上60mm以下が好ましく、20mm以上50mm以下が一層好ましい。
また、泡造形物FBの形状保持性を高める観点から、吐出口41から吐出される泡体は、空気と液剤との体積比、即ち、気液比(空気の体積:液剤の体積)を、好ましくは5:1から100:1とすることができ、更に好ましくは10:1から50:1とすることができる。斯かる気液比の泡体は、泡生成部38に送られる気体と液剤との速度や速度比を調整したり、液剤の粘度を調整したりすることによって得ることができる。
ここで、泡吐出容器100にあっては、泡吐出ヘッド20又は泡受部50に加える1回毎の押下げ操作により吐出口41から所定量の泡体が吐出される。この所定量は、空気用ピストン31及び液用ピストン33の往復動のストローク等のパラメータによって設定される。1回の操作により吐出される泡体の体積は、特に限定されないが、例えば、人の手に載る程度の量である1cm以上50cm以下とすることができる。
また、泡吐出ヘッド20は、送液管21の上端部であって横方向に延在している第4管部21Dの先端部に備えた泡吐出用ノズル40の下向き面に、吐出口41を下向きに開口して形成している。吐出口41から吐出される泡体の吐出方向は下向きである。泡体は、吐出口41から吐出されて大気圧に開放されることで、全体的には吐出口41の形状を維持しながら膨張する。これにより、被吐出体Hの上で、泡体は目的形状の泡造形物FBとなる。
尚、泡吐出用ノズル40の吐出口41は、1つの開口を有しているものに限らず、複数の開口を有していても良い。後者の場合、複数の開口から吐出された泡体が互いにくっついて1つの泡造形物FBが形成されても良いし、互いに離間した複数の泡体により1つの泡造形物FBが形成されても良い。
また、泡体を目的形状の泡造形物FBに成形するために必要な泡吐出ヘッド20又は泡受部50に加える押下げ操作の回数は、1回であっても良いし、泡吐出ヘッド20又は泡受部50を立て続けに複数回押下げ操作することによって、目的形状の1つの泡造形物FBが成形されるようになっていても良い。
また、泡吐出容器100にあっては、泡吐出ポンプ30の泡生成部38で生成された泡状の液剤を泡吐出ヘッド20の吐出口41に導く送液管21の一部が容器本体10の中心軸に対する側方にずれた湾曲部22を備え、この湾曲部22の中に泡受部50が配置される。これにより、泡受部50を確実に容器本体10の中心軸上に配置し、泡受部50及び泡吐出ヘッド20に押下げ力を作用させる状態下で容器本体10をぐらつかせず、泡受部50及び泡吐出ヘッド20の上下動を一層安定して行なうことができる。
また、泡吐出容器100にあっては、泡受部50の下方に泡吐出ポンプ30の泡生成部38を配置することにより、泡吐出容器100の構造を簡素化できる。また、泡吐出容器100の重心位置を泡受部50よりも下方レベルに下げることができ、泡受部50及び泡吐出ヘッド20の上下動の安定性を向上できる。
図5に示した泡吐出容器100Aが図1、図2に示した泡吐出容器100と異なる点は、泡吐出ヘッド20に備えた送液管21における第4管部21Dの先端部に、泡吐出用ノズル40に代わるノズル60を連設したものである。ノズル60は容器本体10の中心軸上に配置された下向き吐出口61を備える。
また、本発明の泡吐出容器にあっては、泡吐出ポンプを容器本体に内蔵することを必須としない。
本発明の泡吐出容器によれば、片手でも安定的に泡吐出操作できる。
また、本発明の泡吐出容器によれば、手等の被吐出体の上にきれいな泡造形物を繰り返し成形できる。
10 容器本体
10A 開口部
20 泡吐出ヘッド
21 送液管
22 湾曲部
30 泡吐出ポンプ
38 泡成形部
41 吐出口
50 泡受部
100 泡吐出容器

Claims (4)

  1. 液剤を収容する容器本体と、
    前記容器本体に対し上下動可能に設けられ、前記容器本体から送出される前記液剤を泡状に吐出する吐出口を備え、泡状に吐出された液剤が目的形状に成形されるように構成された泡吐出ヘッドとを有する泡吐出容器であって、
    前記容器本体に設けられるとともに、前記泡吐出ヘッドが接続され、前記容器本体に収容されている前記液剤を泡状に生成する泡生成部を備え、泡状に生成した前記液剤を前記吐出口に送出する泡吐出ポンプを有し、
    前記泡吐出ヘッドが前記容器本体の中心軸上に配置され、該泡吐出ヘッドの吐出口が下向きに開口された状態で、該泡吐出ヘッドから一定距離Kだけ下方、且つ前記容器本体の開口部の上方に、被吐出体が載置されて前記泡吐出ヘッドの上下動とともに上下動する泡受部が設けられてなる泡吐出容器。
  2. 前記泡受部が前記泡吐出ヘッドから10mm以上60mm以下の一定距離Kだけ下方の位置に配置される請求項1に記載の泡吐出容器。
  3. 前記泡吐出ポンプの前記泡生成部が前記泡受部の下方に配置されてなる請求項1又は2に記載の泡吐出容器。
  4. 前記泡吐出ポンプの前記泡生成部で生成された泡状の前記液剤を前記泡吐出ヘッドの前記吐出口に導く送液管の一部が前記容器本体の中心軸よりも側方にずれた湾曲部とされ、この湾曲部の中に前記泡受部が配置されてなる請求項1〜3のいずれかに記載の泡吐出容器。
JP2015207583A 2015-10-21 2015-10-21 泡吐出容器 Active JP6671142B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015207583A JP6671142B2 (ja) 2015-10-21 2015-10-21 泡吐出容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015207583A JP6671142B2 (ja) 2015-10-21 2015-10-21 泡吐出容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017077920A JP2017077920A (ja) 2017-04-27
JP6671142B2 true JP6671142B2 (ja) 2020-03-25

Family

ID=58665193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015207583A Active JP6671142B2 (ja) 2015-10-21 2015-10-21 泡吐出容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6671142B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001106247A (ja) * 1999-10-05 2001-04-17 Tetsuo Taira 液体受取方法とポンプ押し具
JP4614069B2 (ja) * 2005-02-09 2011-01-19 東京ライト工業株式会社 充填液の吐出具
JP4766519B2 (ja) * 2006-04-04 2011-09-07 ピジョン株式会社 泡用ポンプの吐出ヘッド
JP5412106B2 (ja) * 2008-12-25 2014-02-12 ライオン株式会社 泡吐出用アダプタ及び泡ポンプ付き容器
JP2010269233A (ja) * 2009-05-20 2010-12-02 Lion Corp 泡吐出用アダプタ及び泡吐出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017077920A (ja) 2017-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6975753B2 (ja) 泡吐出容器
JP6587662B2 (ja) 泡吐出容器
JP6467299B2 (ja) 泡吐出容器
JP6632369B2 (ja) 泡吐出器
JP6186490B2 (ja) 液剤吐出容器
JP2019172313A (ja) 液体吐出容器
WO2017179684A1 (ja) 泡吐出装置
JP6671142B2 (ja) 泡吐出容器
JP6242368B2 (ja) 泡吐出容器
WO2016084955A1 (ja) 泡吐出容器
JP4880322B2 (ja) 泡噴出器
JP7193999B2 (ja) 泡吐出器
JP6674299B2 (ja) 泡吐出器
JP2017193374A (ja) 泡吐出装置
JP6681174B2 (ja) 複数液吐出容器
JP6431337B2 (ja) 泡吐出器
JP6539323B2 (ja) 泡吐出容器
JP7057158B2 (ja) 泡吐出器
JP6622246B2 (ja) 泡吐出装置
JP2017094308A (ja) ディスペンサ
JP2021095198A (ja) 吐出容器
JP6680598B2 (ja) 液剤吐出容器
JP2019210015A (ja) 吐出部材および吐出製品
JP7189738B2 (ja) 泡吐出器
JP2018167887A (ja) スクイズフォーマー容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180906

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190625

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200303

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6671142

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250