JP4880322B2 - 泡噴出器 - Google Patents

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Description

本発明は、シャンプー、ボディソープ、ハンドソープ、洗顔料等の各種液体洗浄剤やセットローション等の整髪剤あるいは家庭用洗剤等をきめの細かい泡にして噴出させるのに好適な化粧品、トイレタリー、食品その他の各種分野に適用し得る泡噴出器に関するものである。
シャンプー、ボディソープ、ハンドソープ、洗顔料などの各種液体洗浄剤やセットローション等の整髪剤あるいは家庭用洗剤等を充填した容器では、内容物の泡立て動作を省略して簡便な利用を図る観点からノズルヘッドを押し込む排出操作を行うだけで内容物を泡状にして噴出させることができる泡噴出器が装着されたものが存在する。
かかる泡噴出器は、容器の口部に固定保持されるベースキャップに、内容物の吸引、加圧、排出を行うピストンと、空気の吸引、加圧、排出を行うピストンをそれぞれ同心の直列配置にして組み入れた単一のシリンダーからなるポンプが設けられており、該ベースキャップに設置されたノズルヘッドの押し込みによりポンプを作動させ、内容物と空気をそれぞれ各シリンダー内で吸引、加圧してポンプ出側の合流空間で相互に混合し、メッシュリング等の発泡部材を通過させることで内容物を泡状にして外部に噴出させる構造になっている(例えば特許文献1参照)。
特開平7−315463号公報。
ところで、従来の泡噴出器は、ノズルヘッドの押し込みに際しては比較的大きな力を必要とするわりには、泡の噴出量が小さく(エアーの供給量が13ml程度、液の供給量が1.0ml程度で、内容物の流路は直径で2.2mm程度、エアー流路の断面積3mm程度)、小容量の内容物を噴出させるハンディタイプの泡噴出器としては適していたものの、例えばシャンプー、ボディソープ等のように消費者によって使用量が多い内容物に対しては使い勝手がよいとは言えず、また、使用量の増大を図るべく、泡噴出器による一回当たりの操作での噴出量を多くすることが考えられるが、そのためには泡を生成するためのエアーと液との混合室容量が大きくなって、液とエアーとのバランスがとりづらくなり、押圧が重くなったり噴出精度が低下するなどの傾向が見られた。さらには、混合室容量の増大化に起因して、内部に組み込まれた逆止弁移動量が大きくなり(従来の泡噴出器構造においては、移動量が0.35mm程度になる)、該逆止弁がピストンガイドと弁座との間に乗り上げて内容物の吐出不良をきたすおそれなどもあった。
本発明の課題は、上掲の問題点を解決し、比較的小さな押圧力と短いストロークでもって一度の操作で多量の泡を精度よく安定して噴出させることができる新規な泡噴出器を提案するところにある。
本発明は、天面壁の上面にて起立する中空頸部を有し容器の口部に着脱自在に固定保持されるベースキャップと、このベースキャップの下面にて垂下保持され容器内の内容物とエアーとをそれぞれ個別に吸引、加圧して排出する2つの排出経路を有するポンプと、ベースキャップの中空頸部をガイドにした押込みとその解除による復帰動作にてポンプを作動させ、前記2つの排出経路を経てそれぞれ排出させた内容物及びエアーを混合室において相互に混合、泡状にして出側開口を経て外界に向けて噴出させるノズルヘッドとを備えた泡噴出器であって、
前記ポンプは、ノズルヘッドの押圧動作でエアーを供給するエアーシリンダーと、該ノズルヘッドの押圧動作に連動させて内容物を供給する内容物供給シリンダーの2つを備え
前記混合室は、内容物及びエアーを混合する内部空間を形成する環状壁と、内容物の排出経路につながる入側開口と、エアーの排出経路につながるエアー導入口と、混合物を外界へ向けて噴出させる出側開口と、内部空間内で弁座上に配置される弁体を有し該弁座からの離間によって入側開口を開として内容物を混合室内に導入する逆止弁からなり、
前記混合室の前記環状壁は、その内壁に、離間にかかわる弁体との接触によって該弁体を初期位置へ向けて強制的に復帰させる複数の縦リブを有する、ことを特徴とする泡噴出器である。
なおここで、エアーシリンダーは、ノズルヘッドの一回当たりの押圧動作で24〜56mlのエアーを供給するものであり、内容物供給シリンダーは、該ノズルヘッドの押圧動作に連動させて1.5〜2.0mlの内容物を供給して該エアーと内容物との混合比を15〜35:1に設定するものであることが好ましい。
上記の構成になる泡噴出器においては、前記混合室と弁体との容積比を12〜15:1に設定するのが好ましい。
上記の構成になる泡噴出器においては、内容物を排出する排出経路を3〜5mmの径に、また、エアーを排出する排出経路は10〜16mmの断面積とするのが好ましい。
また、複数の縦リブを設けるかわりに、前記弁座に、環状壁に向けて延長させて離間にかかわる弁体を初期位置に確実に復帰させる延長座面を形成することもできる。
さらには、前記混合室の入側開口より軸線上に垂下する突起が配される形状とするか、あるいは、前記混合室の入側開口を形成する部位高さを周方向において変化させた形状として形成することもできる。
内容物については、液体洗浄剤、液体化粧料あるいは液状食品を泡噴出器に収容して用いるのが好ましい。
一回の操作でエアーを24〜56ml程度、内容物を1.5〜2.0ml程度(混合比15〜35:1)供給でき、比較的大量の泡を噴出させることができる。
混合室と弁体との容積比を12〜15:1に設定することで、弁体の自由移動可能空間を確保し、液とエアーとを十分に攪拌することが可能となることから液とエアーとのバランスがとり易くなり、適度の押圧で精度のよい泡を噴出させることができる。
内容物を排出する排出経路の径を3〜5mmとし、エアーを排出する排出経路を10〜16mmの断面積とすることでノズルヘッドを押し込むときの力は低減されかつ、均質な泡を安定して噴出させることが可能となる。
また、環状壁の内壁には、離間にかかわる弁体との接触によって該弁体を初期位置へ向けて強制的に復帰させる複数の縦リブを設けるか、若しくは、弁座に、環状壁に向けて延長させて離間にかかわる弁体を初期位置に確実に復帰させる延長座面を形成することにより、弁体が確実に動作することになり、内容物(液体)とエアーとを十分に撹拌、混合し、泡噴出器を安定して噴出作動させることが可能となる。
さらには、混合室の入側開口より軸線上に垂下する突起が配される形状とするか、あるいは、該入側開口を形成する部位高さを周方向において変化させた形状とすることにより、噴出に際し弁体を混合室内で強制的に可動させ、液とエアーとを十分に攪拌、混合することが可能となる。
内容物については、液体洗浄剤、液体化粧料あるいは液状食品などを泡噴出器に収容して用いれば、少ない押圧操作回数で十分な噴出量を得ることができ、利便性の向上が可能となる。なお、収容される内容物の具体的な組成については、目的とする内容物の性状に合わせて適宜設定することができる。
以下、図面を用いて本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明に従う泡噴出器の実施の形態を断面で示したものであり、図2は図1の要部を拡大して示した図である。
図における1は容器の口部にねじ部(アンダーカットによる係合でもよい)に着脱自在に固定保持されるベースキャップである。このベースキャップ1は天面壁1aの上面にて起立する中空頚部1bを有しており、該中空頚部1bの内壁には、その上方端部に至る外気導入用のリブが複数形成されている。
また、2はベースキャップ1の下面にて垂下保持され容器内の内容物とエアーとをそれぞれ個別に吸引、加圧して排出するポンプである。このポンプ2は、容器内の内容物を吸引する吸引管3に連結する開口hが形成された小径筒部2aと、この小径筒部2aに直列につながる大径筒部2bとを一体的に組み合わせた単一の部材を備えており、該小径筒部2aが内容物供給シリンダーを構成し、大径筒部2bがエアーシリンダーを構成する。
小径筒部2aには、その内部で摺動可能なピストン2cと、このピストン2cを弾性支持するスプリング2dと、先端に弁体を有するポペット2eと、このポペット2eの弁体に係合する弁座を有しその先端でピストン2cを押圧する中空ステム2fが配置されている。
また、大径筒部2bには中空ステム2fの移動開始と若干の時間差をもって移動を開始するとともに該中空ステム2fの移動に合わせてその内部で移動可能なピストン2gが配置されている。
4は内容物の排出経路、5はエアーの排出経路、6は混合室である。この混合室6は後述するノズルヘッドの中空ロッド内に設けられており、内容物及びエアーを混合する内部空間を形成する環状壁6a(中空ステム2fと一体の例で表示)と、内容物の排出経路4につながる入側開口6bと、エアーの排出経路5につながるエアー導入口6cと、混合物を外界へ向けて噴出させる出側開口6dと、逆止弁6eからなる。
逆止弁6eは混合室6内に形成された弁座6eとそれに配置される弁体(ボール)6eを有し、該弁座6eからの離間によって入側開口6bを開として内容物を混合室6内に導入するようになっており、環状壁6aの内壁には、離間にかかわる弁体6eとの接触によりそれを初期位置へ向けて強制的に復帰させる複数の縦リブ6aが形成されている。
混合室6については大量の泡を噴出するため、その空間を広く構成しており、弁体(ボール)6eが自由に移動可能な攪拌空間として構成しているが、該空間容積に加え、混合室6内における内容物とエアーとのバランスを考慮し、混合室6と弁体(ボール)6eとの容積比を14:1となるように設定している。このように構成することで、適度の押圧で精度のよい泡を噴出させることが可能となる。
また、7はピストン2gに設けられ該ピストン2gの吸気のときにのみ開放する弁、8はノズルヘッドである。なお、前記弁7は、図3に示すとおり、ノズルヘッド8の押し込みに伴い中空ロッド8a下端がピストン2gの外気導入用開口をシールする構造を採用することにより、省略して構成することも可能である。図3において中心線を境とする左側半分はノズルヘッド8を押し込む前の状態を示したものであり、右側半分はノズルヘッド8を押し込んだ後の状態を示したものである。かかる構成においては、図示の如く、ピストン2gの外気導入用開口の外周を囲むように立ち上り部2gを形成するのが好ましい。
ノズルヘッド8はその押し込みにより中空ステム2f、ピストン2c、ポペット2e及びピストン2gを押圧することができるようになっていて、ノズルnと中空ステム2fを相互につなぐ通路を形成する中空ロッド8aを備え、その中空ロッド8aの外側には、ベースキャップ1の中空頚部1bを取り囲み下方へ向けて開放されたカバー8bが設けられている。
また、9はノズルヘッド8の通路内に配置されるジェットリング、10はジェットリング9に隣接配置されエアーを混在させた内容物をきめの細かい泡にするメッシュリングであり、該メッシュリング10の両端部には内容物に応じたメッシュが選択的に配置、貼着されている。なお、メッシュリング10に配置、貼着されたメッシュは、必ずしも両端部に設けられる必要はなく、片側のみに設けて構成することも可能である。
ノズルヘッド8の押圧動作によって小径筒部2aにて吸引、加圧された内容物は図2の矢印Aの如く排出経路4を経て混合室6へ排出される一方、大径筒部2bにて吸引、加圧されたエアーは図2の矢印Bの如く排出経路5を経て混合室6へ排出される。ここに、ノズルヘッドの一回当たりの押圧動作でエアーについては24〜56ml程度、内容物については1.5〜2.0ml程度の吸引、加圧がそれぞれ可能となり、エアーと内容物との混合比は15〜35:1程度となる。
エアーと内容物との混合比は15:1を下回ると、供給されるエアー量が不足し泡質がウェットな泡となってしまい、35:1を超えるとエアー量が多くなりすぎ押圧が重くなってしまうとともに泡質もドライな泡となってしまう。なお、エアーと内容物との混合比については、18〜22:1とするのが更に好ましく、この場合、供給されるエアーについては28〜36 ml程度の供給量が好ましい。
また、泡の噴出量が大きくなると、ノズルヘッド8を押圧する際には大きな力が必要になるが、内容物を排出する排出経路4の径を3〜5mmに、また、エアーを排出する排出経路5のを10〜16mmの断面積に設定することによって押圧力の軽減が可能となる。
図4の右側半分は本発明に従う泡噴出器の他の実施の形態を要部について示した図であり、左側半分は従来構造の泡噴出器の要部を示したものである。
弁座6eの厚さtを環状壁6aに向けて厚くし延長座面Pを確保することで離間にかかわる弁体6eが弁座6eと環状壁6aとの間に乗り上がることがなくなり初期位置へ確実に復帰させることができ、これにより内容物の安定した吐出が可能となる。
ノズルヘッド8を押し込んだのち、それに付加した力を解除すると、スプリング2dの復元力によりピストン2c、中空ステム2f、押圧ヘッド5、ピストン2gがそれぞれ押し戻され、この時、小径筒部2a内は負圧になるため吸引管3及び開口hを通して該小径筒部2a内に内容物が吸引される一方、大径筒部2bには吸気経路を通してその内部に空気が導入される。
ノズルヘッド8を初期姿勢に復帰させたのち、再度、該ノズルヘッド8を押し込むと、ポペット2eの下端が小径筒部2a下部内面に接触、シールされ、小径筒部2a内は加圧され、さらなる押し込み動作によりピストン2cの組付き内壁上端でシールされているポペット2eの弁体が開となり内容物が排出経路4を通りポンプ2の出側における混合室6へと排出される。この時、大径筒部2b内の空気については排出経路5を通ってやはり混合室6へと排出されて気液混合状態でジェットリング9、メッシュ及びメッシュリング10を通り内容物が泡となってノズルnから外部へと噴出され、このようなノズルヘッド8の押込みと復帰動作を繰り返すことにより内容物は泡となって連続的に噴出する。
図5、図6は本発明に従う泡噴出器の他の実施の形態の要部を拡大して示した図である。
図5は混合室6の出側開口6dより軸線上に垂下する突起11を設けた例であり、図6は混合室6の出側開口6dを形成する壁部12の高さを周方向において変化させた例である。このような構成を採用すると内容物を噴出するためノズルヘッド8を押し込んだ際、内容物により押し上げられた弁体(ボール)6eが、図5に示す突起11または図6に示す高さの異なる壁部12に当接して強制的に可動させられることになり、内容物とエアーとを十分に攪拌、混合することができる。
本発明の泡噴出器に用いられる内容物については、シャンプー、ボディソープ、ハンドソープ、洗顔料等の各種液体洗浄剤、セットローション等の整髪剤のような液体化粧料あるいは各種液状食品などを泡噴出器に収容することができ、このような内容物を本発明の泡噴出器に用いることで少ない押圧操作回数で十分な噴出量を得ることができ、利便性の向上が可能となる。なお、収容される内容物の具体的な組成については、目的とする内容物の性状に合わせて適宜設定することができる。
大きな力を要することなく均質な泡を大量かつ安定して噴出させることができる泡噴出器が提供できる。
本発明に従う泡噴出器の実施の形態を示した図である。 (a)(b)は図1に示した泡噴出器の要部拡大図である。 本発明に従う泡噴出器の他の実施の形態の要部拡大図である。 (a)(b)は本発明に従う泡噴出器の他の実施の形態(右側半分)を要部について示した図である。 本発明に従う泡噴出器の他の実施の形態の要部拡大図である。 本発明に従う泡噴出器の他の実施の形態の要部拡大図である。
符号の説明
1 ベースキャップ
1a 天面壁
1b 中空頚部
2 ポンプ
2a 小径筒部
2b 大径筒部
2c ピストン
2d スプリング
2e ポペット
2f 中空ステム
2g ピストン
2g 立ち上り部
3 吸引管
4 排出経路
5 排出経路
6 混合室
6a 環状壁
6b 入側開口
6c エアー導入口
6d 出側開口
6e 逆止弁
7 弁
8 ノズルヘッド
8a 中空ロッド
8b カバー
9 ジェットリング
10 メッシュリング(発泡部材)
11 突起
12 壁部
n ノズル

Claims (11)

  1. 天面壁の上面にて起立する中空頸部を有し容器の口部に着脱自在に固定保持されるベースキャップと、このベースキャップの下面にて垂下保持され容器内の内容物とエアーとをそれぞれ個別に吸引、加圧して排出する2つの排出経路を有するポンプと、ベースキャップの中空頸部をガイドにした押込みとその解除による復帰動作にてポンプを作動させ、前記2つの排出経路を経てそれぞれ排出させた内容物及びエアーを混合室において相互に混合、泡状にして出側開口を経て外界に噴出させるノズルヘッドとを備えた泡噴出器であって、
    前記ポンプは、ノズルヘッドの押圧動作でエアーを供給するエアーシリンダーと、該ノズルヘッドの押圧動作に連動させて内容物を供給する内容物供給シリンダーの2つを備え
    前記混合室は、内容物及びエアーを混合する内部空間を形成する環状壁と、内容物の排出経路につながる入側開口と、エアーの排出経路につながるエアー導入口と、混合物を外界へ向けて噴出させる出側開口と、内部空間内で弁座上に配置される弁体を有し該弁座からの離間によって入側開口を開として内容物を混合室内に導入する逆止弁からなり、
    前記混合室の前記環状壁は、その内壁に、離間にかかわる弁体との接触によって該弁体を初期位置へ向けて強制的に復帰させる複数の縦リブを有する、ことを特徴とする泡噴出器。
  2. 天面壁の上面にて起立する中空頸部を有し容器の口部に着脱自在に固定保持されるベースキャップと、このベースキャップの下面にて垂下保持され容器内の内容物とエアーとをそれぞれ個別に吸引、加圧して排出する2つの排出経路を有するポンプと、ベースキャップの中空頸部をガイドにした押込みとその解除による復帰動作にてポンプを作動させ、前記2つの排出経路を経てそれぞれ排出させた内容物及びエアーを混合室において相互に混合、泡状にして出側開口を経て外界に噴出させるノズルヘッドとを備えた泡噴出器であって、
    前記ポンプは、ノズルヘッドの押圧動作でエアーを供給するエアーシリンダーと、該ノズルヘッドの押圧動作に連動させて内容物を供給する内容物供給シリンダーの2つを備え、
    前記混合室は、内容物及びエアーを混合する内部空間を形成する環状壁と、内容物の排出経路につながる入側開口と、エアーの排出経路につながるエアー導入口と、混合物を外界へ向けて噴出させる出側開口と、内部空間内で弁座上に配置される弁体を有し該弁座からの離間によって入側開口を開として内容物を混合室内に導入する逆止弁からなり、
    前記混合室の前記弁座は、環状壁に向けて延長させて離間にかかわる弁体を初期位置に確実に復帰させる延長座面を有する、ことを特徴とする泡噴出器。
  3. 天面壁の上面にて起立する中空頸部を有し容器の口部に着脱自在に固定保持されるベースキャップと、このベースキャップの下面にて垂下保持され容器内の内容物とエアーとをそれぞれ個別に吸引、加圧して排出する2つの排出経路を有するポンプと、ベースキャップの中空頸部をガイドにした押込みとその解除による復帰動作にてポンプを作動させ、前記2つの排出経路を経てそれぞれ排出させた内容物及びエアーを混合室において相互に混合、泡状にして出側開口を経て外界に噴出させるノズルヘッドとを備えた泡噴出器であって、
    前記ポンプは、ノズルヘッドの押圧動作でエアーを供給するエアーシリンダーと、該ノズルヘッドの押圧動作に連動させて内容物を供給する内容物供給シリンダーの2つを備え、
    前記混合室は、内容物及びエアーを混合する内部空間を形成する環状壁と、内容物の排出経路につながる入側開口と、エアーの排出経路につながるエアー導入口と、混合物を外界へ向けて噴出させる出側開口と、内部空間内で弁座上に配置される弁体を有し該弁座からの離間によって入側開口を開として内容物を混合室内に導入する逆止弁からなり、
    前記混合室の出側開口より軸線上に垂下する突起が配される、ことを特徴とする泡噴出器。
  4. 天面壁の上面にて起立する中空頸部を有し容器の口部に着脱自在に固定保持されるベースキャップと、このベースキャップの下面にて垂下保持され容器内の内容物とエアーとをそれぞれ個別に吸引、加圧して排出する2つの排出経路を有するポンプと、ベースキャップの中空頸部をガイドにした押込みとその解除による復帰動作にてポンプを作動させ、前記2つの排出経路を経てそれぞれ排出させた内容物及びエアーを混合室において相互に混合、泡状にして出側開口を経て外界に噴出させるノズルヘッドとを備えた泡噴出器であって、
    前記ポンプは、ノズルヘッドの押圧動作でエアーを供給するエアーシリンダーと、該ノズルヘッドの押圧動作に連動させて内容物を供給する内容物供給シリンダーの2つを備え、
    前記混合室は、内容物及びエアーを混合する内部空間を形成する環状壁と、内容物の排出経路につながる入側開口と、エアーの排出経路につながるエアー導入口と、混合物を外界へ向けて噴出させる出側開口と、内部空間内で弁座上に配置される弁体を有し該弁座からの離間によって入側開口を開として内容物を混合室内に導入する逆止弁からなり、
    前記混合室の出側開口を形成する部位高さを周方向において変化させた、ことを特徴とする泡噴出器。
  5. 天面壁の上面にて起立する中空頸部を有し容器の口部に着脱自在に固定保持されるベースキャップと、このベースキャップの下面にて垂下保持され容器内の内容物とエアーとをそれぞれ個別に吸引、加圧して排出する2つの排出経路を有するポンプと、ベースキャップの中空頸部をガイドにした押込みとその解除による復帰動作にてポンプを作動させ、前記2つの排出経路を経てそれぞれ排出させた内容物及びエアーを混合室において相互に混合、泡状にして出側開口を経て外界に噴出させるノズルヘッドとを備えた泡噴出器であって、
    前記ポンプは、ノズルヘッドの一回当たりの押圧動作で24〜56mlのエアーを供給するエアーシリンダーと、該ノズルヘッドの押圧動作に連動させて1.5〜2.0mlの内容物を供給して該エアーと内容物との混合比を15〜35:1に設定する内容物供給シリンダーの2つを備え、
    前記混合室は、内容物及びエアーを混合する内部空間を形成する環状壁と、内容物の排出経路につながる入側開口と、エアーの排出経路につながるエアー導入口と、混合物を外界へ向けて噴出させる出側開口と、内部空間内で弁座上に配置される弁体を有し該弁座からの離間によって入側開口を開として内容物を混合室内に導入する逆止弁からなり、
    前記混合室の前記環状壁は、その内壁に、離間にかかわる弁体との接触によって該弁体を初期位置へ向けて強制的に復帰させる複数の縦リブを有する、ことを特徴とする泡噴出器。
  6. 天面壁の上面にて起立する中空頸部を有し容器の口部に着脱自在に固定保持されるベースキャップと、このベースキャップの下面にて垂下保持され容器内の内容物とエアーとをそれぞれ個別に吸引、加圧して排出する2つの排出経路を有するポンプと、ベースキャップの中空頸部をガイドにした押込みとその解除による復帰動作にてポンプを作動させ、前記2つの排出経路を経てそれぞれ排出させた内容物及びエアーを混合室において相互に混合、泡状にして出側開口を経て外界に噴出させるノズルヘッドとを備えた泡噴出器であって、
    前記ポンプは、ノズルヘッドの一回当たりの押圧動作で24〜56mlのエアーを供給するエアーシリンダーと、該ノズルヘッドの押圧動作に連動させて1.5〜2.0mlの内容物を供給して該エアーと内容物との混合比を15〜35:1に設定する内容物供給シリンダーの2つを備え、
    前記混合室は、内容物及びエアーを混合する内部空間を形成する環状壁と、内容物の排出経路につながる入側開口と、エアーの排出経路につながるエアー導入口と、混合物を外界へ向けて噴出させる出側開口と、内部空間内で弁座上に配置される弁体を有し該弁座からの離間によって入側開口を開として内容物を混合室内に導入する逆止弁からなり、
    前記混合室の前記弁座は、環状壁に向けて延長させて離間にかかわる弁体を初期位置に確実に復帰させる延長座面を有する、ことを特徴とする泡噴出器。
  7. 天面壁の上面にて起立する中空頸部を有し容器の口部に着脱自在に固定保持されるベースキャップと、このベースキャップの下面にて垂下保持され容器内の内容物とエアーとをそれぞれ個別に吸引、加圧して排出する2つの排出経路を有するポンプと、ベースキャップの中空頸部をガイドにした押込みとその解除による復帰動作にてポンプを作動させ、前記2つの排出経路を経てそれぞれ排出させた内容物及びエアーを混合室において相互に混合、泡状にして出側開口を経て外界に噴出させるノズルヘッドとを備えた泡噴出器であって、
    前記ポンプは、ノズルヘッドの一回当たりの押圧動作で24〜56mlのエアーを供給するエアーシリンダーと、該ノズルヘッドの押圧動作に連動させて1.5〜2.0mlの内容物を供給して該エアーと内容物との混合比を15〜35:1に設定する内容物供給シリンダーの2つを備え、
    前記混合室は、内容物及びエアーを混合する内部空間を形成する環状壁と、内容物の排出経路につながる入側開口と、エアーの排出経路につながるエアー導入口と、混合物を外界へ向けて噴出させる出側開口と、内部空間内で弁座上に配置される弁体を有し該弁座からの離間によって入側開口を開として内容物を混合室内に導入する逆止弁からなり、
    前記混合室の出側開口より軸線上に垂下する突起が配される、ことを特徴とする泡噴出器。
  8. 天面壁の上面にて起立する中空頸部を有し容器の口部に着脱自在に固定保持されるベースキャップと、このベースキャップの下面にて垂下保持され容器内の内容物とエアーとをそれぞれ個別に吸引、加圧して排出する2つの排出経路を有するポンプと、ベースキャップの中空頸部をガイドにした押込みとその解除による復帰動作にてポンプを作動させ、前記2つの排出経路を経てそれぞれ排出させた内容物及びエアーを混合室において相互に混合、泡状にして出側開口を経て外界に噴出させるノズルヘッドとを備えた泡噴出器であって、
    前記ポンプは、ノズルヘッドの一回当たりの押圧動作で24〜56mlのエアーを供給するエアーシリンダーと、該ノズルヘッドの押圧動作に連動させて1.5〜2.0mlの内容物を供給して該エアーと内容物との混合比を15〜35:1に設定する内容物供給シリンダーの2つを備え、
    前記混合室は、内容物及びエアーを混合する内部空間を形成する環状壁と、内容物の排出経路につながる入側開口と、エアーの排出経路につながるエアー導入口と、混合物を外界へ向けて噴出させる出側開口と、内部空間内で弁座上に配置される弁体を有し該弁座からの離間によって入側開口を開として内容物を混合室内に導入する逆止弁からなり、
    前記混合室の出側開口を形成する部位高さを周方向において変化させた、ことを特徴とする泡噴出器。
  9. 前記混合室と弁体との容積比を12〜15:1に設定した、請求項5〜8の何れかに記載の泡噴出器。
  10. 内容物を排出する排出経路は3〜5mmの径を有し、エアーを排出する排出経路は10〜16mm 2 の断面積を有する、請求項5〜9の何れかに記載の泡噴出器。
  11. 内容物が液体洗浄剤、液体化粧料、液状食品の何れかであることを特徴とする、請求項5〜10の何れかに記載の泡噴出器。
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