JP6670029B1 - ノーフォークジャケット - Google Patents

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Abstract

【課題】伸縮性ニットメッシュ生地を用いて、ボックスプリーツの縦、横の範囲が小さくても腕を前方に伸ばしやすく、また、腕を戻せば確実に元の形状に確実に戻るノーフォークジャケットを提供する。【解決手段】両肩にボックスプリーツを備えたノーフォークジャケットにおいて、前記ボックスプリーツの縦の位置が肩甲骨の上端付近から下端付近までであり、また、前記ボックスプリーツの下側スーツ生地の奥襞近傍に伸縮性ニットメッシュ生地を縫着したことによって、腕を前に伸ばした際には、前記ボックスプリーツが伸び、また、腕を戻した際には、該伸縮性ニットメッシュ生地によって、前記ボックスプリーツが元の形状に戻ることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、伸縮生地によって腕が伸ばしやすくなっており、かつ、腕を戻した際に、元の形状に確実に戻って外観の見映えがよいノーフォークジャケットに関するものである。
従来、スーツやブレザーや制服は、洗練されていて外観の見映えがよいけれど、動き難いという問題があった。
そこで、従来、外観がよく動きやすいノーフォークジャケットがあり、その中で、例えば、楽に作業ができるワーキングウェアーとしてブルゾン形状のノーフォークジャケットの先行技術が開示されている(参考文献1)。
実用新案登録第3074858号公報
特許文献1の先行技術には、ノーフォーク部分の上端をそれぞれ斜め下方に向けて設け、また、ノーフォーク部分の見えない箇所に伸縮性ニットを縫着したことで伸縮性が増して作業がし易くなり、また、通気性がよくなった点で優れたワーキングウェアーであるが、ノーフォークの形状そのものが肩から腰まであって大きくて目立つのと、腕を前方に伸ばした後に、腕を戻した際にノーフォーク部分の戻りが悪くて、きちんと戻りきらないので、非常に見苦しい。よって、外観が大事なスーツの上着、ブレザー、制服の上着に用いることができないという問題があった。
本発明は、これらの問題を解決したものであって、伸縮性ニットメッシュ生地を用いて、ボックスプリーツの縦、横の範囲が小さくても腕を前方に伸ばしやすく、また、腕を戻せば確実に元の形状に確実に戻るノーフォークジャケットを提供するものである。
上記の目的を達成するために、本願発明の請求項1に係るノーフォークジャケットは、両肩にボックスプリーツを備えたノーフォークジャケットにおいて、前記ボックスプリーツが、上側スーツ生地と、該上側スーツ生地と一体となった中側スーツ生地と、下側スーツ生地と、伸縮性ニットメッシュ生地と、から構成され、また、前記ボックスプリーツと、前記中側スーツ生地と、前記伸縮メッシュ生地と、が肩甲骨の上端付近から下端付近までの間に位置し、また、前記ボックスプリーツの前記下側スーツ生地の奥襞近傍で、前記下側スーツ生地と前記中側スーツ生地との間前記伸縮性ニットメッシュ生地を縫着したことによって、腕を前に伸ばした際には、前記ボックスプリーツが伸び、また、腕を戻した際には、該伸縮性ニットメッシュ生地とボックスプリーツの長さの形状によって、前記ボックスプリーツが元の形状に戻ることを特徴とする。
本発明に係るノーフォークジャケットとは、スーツの上着、ブレザー、制服の上着をいう。また、本発明に係るノーフォークジャケットは、ボックスプリーツの縦の位置が、両肩の肩甲骨の上端付近から下端付近までと非常に短いので、ボックスプリーツが目立たない。また、ボックスプリーツの下側生地の奥襞の近傍に伸縮性のニットメッシュ生地を縫着している。これらによって、本願スーツ上着は、ボックスプリーツの折り畳まれた襞が伸びると共に、伸縮性ニットメッシュ生地そのものが伸びることによって、ストレスなく腕を前方に伸ばすことができる。よって、ボックスプリーツを肩口から腰辺りまで大きく伸ばさなくとも、腕の動きを阻害しない。また、腕を伸ばした際には、伸縮性ニットメッシュ生地がボックスプリーツ内から出てくるので、通気性がよく、特に夏用スーツの場合は裏地がないので、汗などの湿気をスーツの外に排出できる。
また、本願のノーフォークジャケットは、腕を元の位置に戻した(気をつけの姿勢のように、胸を張って肘を脇につける姿勢)際には、伸縮性ニットメッシュ生地の縮む作用と共にボックスプリーツの縦の長さが短いという形状によって、ボックスプリーツの伸びた襞が、襞が折れたボックスプリーツの形状に、確実に戻すことができる。よって、確実に元のスーツの形状に戻すことができるので、外観が非常に良く、ジャケット(スーツの上着、ブレザー、制服の上着)に用いるのに最適である。
また、伸縮性ニットメッシュ生地は、腕を前方に伸ばさなければ、ボックスプリーツの奥に位置しており、上側のスーツ生地に隠れているので、外観に全く違和感がない。
本願発明の請求項2に係るノーフォークジャケットは、請求項1に記載のノーフォークジャケットにおいて、前記ボックスプリーツを袖ぐり付近に備えたことを特徴とする。
この構成によって、ボックスプリーツは、縦の長さが肩甲骨の上端付近から下端付近で、また位置が袖ぐり付近なので、後姿は、袖ぐりのラインとボックスプリーツのラインとが一体に見える。よって、ボックスプリーツが全く目立たないので、背後から見た外観においてノーフォークジャケットとは認識されず、一般のスーツの外観と変わらない。よって、外観を重視するジャケット(スーツの上着、ブレザー、制服の上着)に用いても全く違和感がない。
また、本願発明の請求項3に係るノーフォークジャケットは、請求項1又は2に記載のノーフォークジャケットにおいて、前記伸縮性ニットメッシュ生地が前記スーツ生地と略同色であることを特徴とする。
この構成によって、伸縮性ニットメッシュ生地とスーツ生地が略同色なので、腕を伸ばした際にも、伸縮性ニットメッシュ生地が目立たない。よって、腕を伸ばした際にも、外観に違和感がない。
本発明に係る請求項1から3に記載のノーフォークジャケットによれば、腕を伸ばす際に、ボックスプリーツの襞と共に伸縮性ニットメッシュ生地によって、ストレスなく腕を伸ばすことができる。また、伸縮性ニットメッシュ生地によって通気性が良いので、夏用スーツに最適である。また、腕を戻した際に、伸縮性ニットメッシュ生地と共に縦の長さが短いボックスプリーツの形状によって、ボックスプリーツが確実に元の形状に戻るので、本願ノーフォークジャケットは、着崩れがない。また、ボックスプリーツが袖ぐり付近にあるので、外観上違和感が全くない。また、伸縮性ニットメッシュ生地は、スーツ生地と略同色なので、腕を伸ばした際にも、外観上全く違和感がない。前屈みの姿勢や腕を前に伸ばす姿勢になるタクシー、バス、電車の運転手の制服や、飛行機の操縦士の制服や、ホテルのポーターの制服に最適である。
本発明の実施するための形態に係るノーフォークジャケットの模式的背面図である。 本発明の実施するための形態に係るノーフォークジャケットの模式的正面図である。 本発明の実施するための形態に係るノーフォークジャケットであって、ボックスプリーツ部の模式的拡大背面図である。 本発明の実施するための形態に係るノーフォークジャケットであって、腕を伸ばした状態を示す模式的斜視図である。 本発明の実施するための形態に係るノーフォークジャケットであって、ボックスプリーツ部の模式的断面図である。
図1、図2に示すように、本発明に係るノーフォークジャケット1は、後身頃2−2の両肩甲骨辺りにボックスプリーツ2を備えている。
図3、図4、図5に示すように、ボックスプリーツ2は、上側スーツ生地2−2と、上側スーツ生地2−2を表側から裏側に折り返す表襞2−4と、表襞2−4から奥側に折り返された中側スーツ生地2−8と、中側スーツ生地2―8を裏側から表側に折り返す奥襞2−5と、奥襞2−5から表側に折り返されて中側スーツ生地2−8と縫合された伸縮性ニットメッシュ生地2−1と、伸縮性ニットメッシュ生地2−1と縫合されて連続する下側スーツ生地2−3と、から構成される。上側スーツ生地2−2と表襞2−4と中側スーツ生地2−8とは、一体のスーツ生地でできている。また、下側スーツ生地2−3は、肩から腰までの範囲で前身頃4と後身頃2−2の間の生地である。また、伸縮性ニットメッシュ生地2−1は、幅が1.5〜2.5cmである。
また、ボックスプリーツ2は、縦方向の位置が肩甲骨の上端付近から肩甲骨の下端辺りまでであって、通常のプリーツより非常に短い。また、横方向の位置は、袖ぐり3−1付近にあり、さらに、ボックスプリーツ2の横幅2−7の幅は、伸縮性ニットメッシュ生地2−1が隠れる幅であり、2.0〜3.5cmと短い。通常のノーフォークジャケットのボックスプリーツよりもかなり小さく目立たないが、腕をストレスなく前に伸ばすことができる。また、上側スーツ生地2−2と下側スーツ生地2−3とは、同じ生地であり、また、伸縮性ニットメッシュ生地2−1は、スーツ生地2−2、2−3と略同色であるので、目立たず、外観上の違和感がない。
次に、本発明に係るノーフォークジャケット1の使用方法の一例を図4を用いて説明する。まず、本発明に係るノーフォークジャケット1を、普通に着装する。そして、腕を前方に伸ばす際には、ボックスプリーツ2にある折り畳まれた表襞2−4、奥襞2−5が伸びるのと共に伸縮性ニットメッシュ生地2−1が伸びることによって、ストレスなく腕を前方に伸ばすことができる。また、伸縮性ニットメッシュ生地2−1は通気性が良く、さらに、腕を伸ばした際に、メッシュ穴が伸びて大きくなるのと共に、伸縮性ニットメッシュ生地2−1がボックスプリーツ2の外部に露出するので、汗などの湿気をスーツ1の外に排出しやすいので、夏用スーツに最適である。また、伸縮性ニットメッシュ生地2−1は、スーツ生地2−2、2−3、3、4と略同色なので目立たない。よって、外観上、全く違和感がない。
次に、腕を元の位置に戻すと、伸縮性ニットメッシュ生地2−1が縮んで元に戻る作用と共に縦の長さ2−6が短く、さらに幅2−7が2.0〜3.5cmと狭いボックスプリーツ2の形状によって、ボックスプリーツ2が確実に元の形状に戻るので、本願ノーフォークジャケット1は、ボックスプリーツ2が飛び出したままの状態にならず、着崩れがない。また、ボックスプリーツ2が袖ぐり3−1付近にあるのでボックスプリーツ2のプリーツが、袖ぐり3の縫い目に見えて目立たず、外観上違和感が全くない。
本発明に係るノーフォークジャケット1は、スーツの上着、ブレザー、制服の上着など、フォーマルで、かつ、腕を前方に伸ばす服に用いるのが好適である。
服飾の分野、特に外観を重視するフォーマルな上着の分野に広く利用することができる。
1:ノーフォークジャケット
2:ボックスプリーツ 2−1:伸縮性ニットメッシュ生地
2−2:上側スーツ生地(後身頃)2−3:下側スーツ生地
2−4:表襞 2−5:奥襞
2−6:ボックスプリーツ縦幅 2−7:ボックスプリーツ横幅
2−8:中側スーツ生地
3袖 3−1:袖ぐり
4:前身頃
10:着用者

Claims (3)

  1. 両肩にボックスプリーツを備えたノーフォークジャケットにおいて、前記ボックスプリーツが、上側スーツ生地と、該上側スーツ生地と一体となった中側スーツ生地と、下側スーツ生地と、伸縮性ニットメッシュ生地と、から構成され、また、前記ボックスプリーツと、前記中側スーツ生地と、前記伸縮メッシュ生地と、が肩甲骨の上端付近から下端付近までの間に位置し、また、前記ボックスプリーツの前記下側スーツ生地の奥襞近傍で、前記下側スーツ生地と前記中側スーツ生地との間前記伸縮性ニットメッシュ生地を縫着したことによって、腕を前に伸ばした際には、前記ボックスプリーツが伸び、また、腕を戻した際には、該伸縮性ニットメッシュ生地とボックスプリーツの長さの形状によって、前記ボックスプリーツが元の形状に戻ることを特徴とするノーフォークジャケット。
  2. 前記ボックスプリーツを袖ぐり付近に備えたことを特徴とする請求項1に記載のノーフォークジャケット。
  3. 前記伸縮性ニットメッシュ生地が前記スーツ生地と略同色であることを特徴とする請求項1又は2に記載のノーフォークジャケット。
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