JP3074858U - ノーフォークジャケット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノーフォークジャケットであって、動き易
く、また、動いた際に通気性もよいジャケットを開発す
ることにある。 【解決手段】 ジャケット１の背面部２の左右に設けた
ノーフォーク部分３において、ノーフォーク部の上端Ｙ
を、両方の肩部からそれぞれ背面中央に向けて所定幅程
斜め下に向けて設け、襞によって隠れる部分であって該
ノーフォークの横幅より狭く、表面から見えない部分に
伸縮性ニット材４を縫着したことを特徴とするノーフォ
ークジャケット。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、ノーフォークジャケットに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、ワーキングウェアーは、仕事上で着用するものであり、着衣が汚れるの を防止するとともに、種々の作業を行う際に、着たままで動きやすく作られてい ることが必要であり、そのため、背面や後ろ肩口にノーフォークを設けたノーフ ォークジャケットが種々販売されている。

【０００３】 しかし、従来のワーキングウェアーは、図４に示すようにノーフォーク部の上 端が、肩部中央から横方向に向けて設けてあり、該上端より下方に、ノーフォー ク部がそれぞれ左右に設けられていた。また、ワーキングウェアーは、特に夏期 には、作業中に汗をかき易いため、ワーキングウェアーに通気性が求められてい る。

【０００４】 しかし、物を持ち上げたり、手を上げたりする作業では、一番動きが激しいの は肩甲骨付近の運きが前後方向に大きく、従って、楽に作業できるワーキングウ ェアーが求めされている。

【考案が解決しようとする課題】

そこで本考案は、ノーフォークジャケットであって、動き易く、また、動いた 際に通気性もよいジャケットを開発することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

そこで本考案は、ジャケットの背面に設けたノーフォーク部分であって、ノー フォーク部分の上端を、それぞれ斜め下方に向けて設け、該ノーフォーク部分の 重なりあった部分の背面に、伸縮性ニットを縫着したことを特徴とするノーフォ ークジャケットより構成される。

【０００６】

【考案の実施の形態】

本考案は、ジャケットの背面において、ノーフォーク部の上端を、両方の肩部か らそれぞれ背面中央に向けて所定幅程斜め下方に向け設け、ノーフォーク部分の 表面から見えない部分に、伸縮性ニットを縫着したことを特徴とするノーフォー クジャケットより構成される。

【０００７】

【実施例】

次に本考案の一実施例を図面に従って説明すると、ジャケット（１）の背面部 （２）において、ノーフォーク部の上端（Ｙ）を、両方の肩部からそれぞれ背面 中央に向けて所定幅程斜め下方に向けて設け、該背面部（２）の左右に設けたノ ーフォーク部分（３）（３）であって、襞（Ｘ）によって表面から見えない部分 に、伸縮性ニット材（４）を縫着したことを特徴とするノーフォークジャケット より構成される。

【０００８】 尚、伸縮性ニット材（４）は、通気性と伸縮性を有しているものである。

【０００９】

【考案の効果】

本考案によると、ジャケットのノーフォーク部分であって、ノーフォーク部の 上端（Ｙ）を、両方の肩部からそれぞれ背面中央に向けて所定幅程斜め下方に向 け設けたため、横方向の伸縮性が増し、作業がし易く、また、表面から見えない 部分に伸縮性ニット材（４）を縫着したことにより、見た目に体裁がよく、しか も、伸縮性ニット材（４）の部分が通気性を有し、また、ニット部材が伸縮性を 有するするため、動きやすい等極めて有益なる効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例を示す一部欠截背面図であ
る。

【図２】本考案の一実施例を示す一部欠截要部拡大背面
図である。

【図３】本考案の一実施例を示す一部欠截要部拡大断面
図である。

【図４】従来品の一実施例を示す一部欠截背面図であ
る。

【符号の説明】

１ ジャケット ２ 背面部 ３ ノーフォーク部分 ４ 伸縮性ニット材 Ｘ 襞 Ｙ ノーフォーク部の上端

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ジャケットの背面部の左右に設けたノー
   フォーク部分において、ノーフォーク部の上端を、両方
   の肩部からそれぞれ背面中央に向けて所定幅程斜め下方
   に向けて設け、該ノーフォーク部の襞によって隠れる部
   分であって該ノーフォークの横幅より狭く、表面から見
   えない部分に伸縮性ニット材を縫着したことを特徴とす
   るノーフォークジャケット。