JP3180262U - 衣料用補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】Yシャツ等の衣料のボタンにつけられて当該衣料の通気性を向上することができる衣料用補助具を提供する。
【解決手段】ボタン付衣料のボタンと当該ボタンに対応して形成されたボタン孔とに取り付けられる衣料用補助具10は、ストリップ形状を有する本体と、当該本体の一端近傍に形成されて当該衣料のボタンに係合する孔と、前記本体の他端近傍に設けられて前記ボタンと同じまたは類似の形状を有し且つ前記ボタン孔に係合する補助ボタン16とから形成する。使用時には、Yシャツの第2ボタン孔25と補助ボタン16を係合させ、Yシャツの上前28と下前30の間に空間を形成する。
【選択図】図3

Description

本考案は衣料の通気性を向上するための補助具に関し、特にYシャツ等の衣料のボタンにつけられて当該衣料の通気性を向上することができる衣料用補助具に関する。
近年、省エネルギー等の観点から、所謂クールビズと称される服装が市民権を得てきている。クールビズは、ネクタイをせずに、Yシャツの第1ボタンを外すというスタイルが一般的であるが、それだけでは涼しさを感ずることができない場合が多いので、着ていて涼しいYシャツやジャケット等の提案が種々なされている。例えば、特許文献1には、首のまわりを冷やすことができる装具が提案されている。これは、保冷性のある材質を利用した装具を、衣類の襟の折り返しの内側に取り付けるというものである。
また、Yシャツの肩のヨーク部分をメッシュ素材にすることにより、Yシャツと当該Yシャツを着る人の体との間に空気の逃げ道を形成するという提案もされている(特許文献2)。このメッシュ素材はYシャツと同質の柄、色合いの生地を細かい網目状に加工したものである。
特開2007−111236号公報 実用新案登録第3090193号公報
前記特許文献1は、Yシャツ等の首まわりを冷たくするという提案であり、前記特許文献2はYシャツ等の肩まわりの通気性を向上するという提案である。よって、上記において説明したクールビズ用の発明・考案はYシャツ等の衣服のボタン部分(あるいは、ボタン近傍)の通気性を向上するものではない。
本考案は上記の如き事情を鑑みてなされたものであって、Yシャツ等のボタン付きの衣料において、ボタン近傍の通気性を向上することができる衣料用補助具を提供することを目的としている。
本考案によれば、ボタン付衣料のボタンと当該ボタンに対応して形成されたボタン孔との間に取り付けられる衣料用補助具であって、所定形状を有する本体と、当該本体に形成されて当該衣料のボタンに係合する孔と、前記本体の他の部位に設けられて前記ボタンと同じまたは類似の形状を有し且つ前記ボタン孔に係合する補助ボタンとからなることを特徴とする衣料用補助具が提供される。
好ましくは、前記本体はストリップ(細長い片)状を呈している。また、好ましくは、前記孔は前記ストリップ状本体の一端近傍に形成され、前記補助ボタンは前記ストリップ状本体の他端近傍に設けられる。尚、前記補助ボタンは複数設けられてもよい。
前記衣料補助具が衣料に装着された際に、前記本体が通気性を確保できる形状を維持できるようにするために、前記本体の材質は形状記憶が可能な材質であってよい。あるいは、適切な補強材を本体に含有または付設してもよい。
前記本体はストリップ状ではなく円環状を呈してもよい。
本考案の衣料用補助具の孔は、Yシャツ等のボタン付衣料のボタンに係合する。前記衣料のボタン孔には、前記衣料補助具の補助ボタンが係合する。よって、Yシャツ等のボタン付衣料を着た場合、前記衣料用補助具の本体が前記ボタンと前記ボタン孔の間に位置することになる。前記本体により、前記ボタンと前記ボタン孔の間に通気部が形成されるので、前記衣料用補助具近傍においてボタン付衣料の通気性が向上する。衣料の通気性(冷却性)を向上する前記衣料用補助具の本体は衣料のボタンと補助ボタンとの間に延びているように見えるので、本考案の衣料用補助具をクーリングボタンtoボタンと称することもできる。
図1は本考案の第1実施例に係る衣料用補助具の上面図である。 図2は図1の衣料用補助具の本体がU字状に曲げられた場合の側面図である。 図3は図1の衣料用補助具がYシャツの第2ボタンに取り付けられた状態を示す図である。 図4は図3のA部の拡大図である。 図5は図4の状態から本考案の衣料用補助具の補助ボタンがYシャツの第2ボタン孔に係合し、Yシャツの第3ボタンが第3ボタン孔に係合した状態を示す図である。 図6は図5の状態のYシャツの側面図である。 図7は第1実施例の変形例を示す図である。 図8は本考案の第2実施例を示す図である。 図9は本考案の第3実施例を示す図である。 図10は図6と同じような側面図であり、図9の衣料用補助具がYシャツに取り付けられた状態を示す図である。 図11は第1実施例の変形例を示す斜視図である。
以下に本考案の衣料用補助具の第1実施例を図1〜図6に基づいて説明する。本実施例においては、衣料の例として男性用Yシャツを用いて説明をする。
図1に示されているように、衣料用補助具10はストリップ状の本体12を有する。本体12は可撓性を有する材質からなる。本体12の色は、衣料用補助具10が使用されるYシャツの色と同じである。前記本体12の一端(図中、左端)近傍には孔14が形成されている。孔14はボタン孔である。孔14は、衣料用補助具10が使用される衣料(Yシャツ)に形成されているボタン孔と同じまたは類似の形状の孔である。前記本体12の他端近傍には補助ボタン16が設けられている。補助ボタン16は本体12に糸18により縫い付けられている。補助ボタン16は、衣料用補助具10が使用されるYシャツのボタンと同じまたは類似のボタンである。
図2は図1の衣料用補助具10の本体12がU字状に曲げられた状態を示している。本体12は可撓性を有しているので、図2のような形状を呈することができる。尚、図2において補助ボタン16と本体12の間にある糸18は省略されている。
図3には、図2の状態の衣料用補助具10がYシャツ20の第2ボタンに取り付けられた状態が示されている。図3において、符号21がYシャツ20の第1ボタンであり、符号23が第3ボタンであり、符号29が第4ボタンである。また、符号24が第1ボタン21に係合する第1ボタン孔であり、符号26が第3ボタン23に係合する第3ボタン孔である。符号25は第2ボタン孔である。本実施例のYシャツ20は男性用であり、ボタン孔24、25、26は上前28に形成されており、ボタン21、23、29は下前30に取り付けられている。図3の破線で囲んだ部分Aの拡大図が図4に示されている。図4から分かるように、本体12は逆U字状でYシャツ20の第2ボタン22に取り付けられる。衣料用補助具10の補助ボタン16がYシャツ20の表面から所定距離(例えば、1cm程度)のところに位置する。第2ボタン孔25は当初Yシャツ20の第2ボタン22に係合するように作られているが、本考案の第1実施例にあっては、衣料用補助具10の補助ボタン16に係合することになる。第2ボタン22と補助ボタン16は同一形状であり、同一の材質からできている。
図5は第2ボタン孔25に補助ボタン16が係合した様子を示している。衣料用補助具10の本体12はYシャツ20の上前28に隠れるので破線で示している。Yシャツの第3ボタン23は第3ボタン孔26に係合している。衣料用補助具10の本体12はYシャツ20の上前28に隠れるので、Yシャツ20を着ている人を正面から見る人には、衣料用補助具10は見えない。
図6は図5の状態の側面図である。図6に示されているように、衣料用補助具10はU字状を呈した状態でYシャツ20の上前28と下前30の間に位置する。第2ボタン22は上前28の下に位置するので、Yシャツを外からみると、第2ボタン22は見えない。衣料用補助具10によって、上前28と下前30との間に空間(間隙)32が形成される。第3ボタン23は第3ボタン孔26に係合している。
補助ボタン16と第2ボタン22は同じまたは類似のボタンである(材質、色、形状が同じまたは類似)ので、図3のYシャツ20を着ている人を見た場合(ボタンを閉めた状態で)、衣料用補助具10の存在はほとんど認識できない。
衣料用補助具10の本体12の材質は、Yシャツ20の材質と同じでもよいし、異なってもよい。本体12の材質がYシャツ20の材質と異なる場合、本体12が図6に示すようなU字形状を維持するために、本体12は例えば、形状記憶が可能な材質から作られる。あるいは、強度のある素材(樹脂、繊維、ファイバ等)等を本体12に予め含有させてもよいし、本体12に所定の弾性を付与するための材料を本体12に含有させてもよい。また、本体12を当初からU字状の部材として製造してもよい。
本体12を当初からU字状の部材として製造する場合、本体12は金具(金属)または樹脂で構成してもよい。その場合には、孔14の部分をフック形状としてもよい。
本体12の材質がYシャツ20の材質と同じ場合には、本体12が図6に示すようなU字形状を必ずしも呈するとは言えないが、Yシャツの素材や着方によっては、あるいは、Yシャツを着る人の体形によっては、図6に示したような空間32が上前28と下前30の間に形成される。また、本体12の素材(Yシャツ20の素材)は本来ある程度の強度及び弾性をしているので、図4のように本体12が逆U字状に取り付けられると、本体12が完全に潰される可能性は少ない。よって、いくらかの空隙がYシャツの上前28と下前30の間に形成される。
尚、上前28と下前30の間に所定の隙間32が必ず形成されるようにするために、図7に示すような突起36を本体12に設けてもよい。このようにすると、突起36が本体12の裏面に当接するので、突起36の高さに相当する隙間32が補助ボタン16近傍に形成されることになる。
上記説明及び図面から分かるように、本考案の衣料用補助具10をYシャツ20に装着してYシャツ20を着ると、第2ボタン22近傍に通気用の隙間32が形成されるので、Yシャツ20の前面における通気性が向上する。また、衣料用補助具10によって、Yシャツ20内部で煙突効果による空気流が発生することも期待できるので、Yシャツ20を着ている人にとって大きな清涼感を与えることができる。
Yシャツの前面における通気性が向上すると、今までにないタイプのクールビススタイルが可能になる。即ち、本考案の衣料用補助具10をYシャツ20に装着すれば、第2ボタンン近傍の通気性が向上するので、たとえ第1ボタン21を閉めたとしても、Yシャツ20を着ている人は清涼感を感ずることができる。Yシャツ20を着てネクタイを付けた場合、第2ボタン近傍の膨らみはネクタイによって隠されるので、見た目の不自然さはない。ネクタイの下では衣料用補助具10によって通気が確保されている。これにより、ネクタイをしたクールビス、という新しい形のクールビスを提唱することができる。
本考案の衣料用補助具10はYシャツ20に簡単に取り付け及び取り外すことができる。よって、衣料用補助具10が必要な場合に素早く、Yシャツ20に衣料用補助具10を装着することができる。さらに、本考案の衣料用補助具10は小さくて軽いので、携帯する際にも便利である。
Yシャツ20の通気性(冷却性)を向上する衣料用補助具10の本体12はYシャツ20のボタン22と補助ボタン16との間に延びているように見えるので、本考案の衣料用補助具10をクーリングボタンtoボタンと称することもできる。
尚、上記実施例においては、衣料用補助具10をYシャツの第2ボタン22に取り付けるとしたが、本考案の使用はこれに限定されない。例えば、第1ボタンに衣料用補助具10を取り付けてもよいし、第3ボタン23その他のボタンに取り付けてもよい。また、2つ以上の衣料用補助具10をYシャツ20に取り付けてもよい。例えば、1つ目の衣料用補助具10を第2ボタン22に取り付けて、さらに、2つ目の衣料用補助具10を第3ボタン23に取り付けてもよい。このように、2つの衣料用補助具10をYシャツ20に取り付けると、1つの衣料用補助具10のみが取り付けられた場合と比較して、Yシャツ20内部の煙突効果が向上する。
また、上記実施例において本体12の形状がストリップ状であるとしたが、本体12の形状は円環状であってもよい。本体12を円環状とした場合が図11に示されている。本体12が円環状であると、衣料用補助具10をYシャツ20に取り付けたときに、本体12の形状が図11の形状から潰れる可能性が低くなる。つまり本体12の剛性が増大するので、本体12が形状記憶材料で作られていなくても、所定の隙間32がYシャツ20の上前28と下前30の間に形成されると考えられる。もちろん、円環状の本体12を形状記憶材料から作ってもよいし、本体12を補強する材料を本体12に含有させたり本体12に付設してもよい。
上記実施例においては、衣料の例としてYシャツ20を用いて本考案の衣料用補助具の説明をしたが、本考案の衣料用補助具はYシャツ以外の衣料(例えば、ジャケット)にも用いることができる。この場合、孔14はジャケットのボタン孔と同じまたは類似の孔とされ、補助ボタン16はジャケットのボタンと同じまたは類似のボタンとされる。
上記実施例においては、衣料用補助具10はYシャツ20に取り外し自在であるとしたが、Yシャツ20に衣料用補助具10を縫い付けてもよい。
次に、本考案の他の実施例を説明する。
図8は本考案の第2実施例に係る衣料用補助具40の上面図である。図8の構成は、図1の構成(第1実施例)と比較すると、本体12に補助ボタンが2つ設けられている点が異なる。第1補助ボタン42と第2補助ボタン44が本体12の長手方向に並んで設けられている。第1補助ボタン42と孔14との間の距離は、第2補助ボタン44と孔14との間の距離より小さい。その他の構成は第1実施例と同じであり、第1実施例と同じ符号を用いている。第1ボタン42と第2ボタン44は同じまたは類似の形状、色、材質で作られている。
図8の衣料用補助具40は2つの補助ボタンを有するので、使用者の意思により、どちらか1つの補助ボタンを使用することになる。例えば、衣料用補助具40によって大きな隙間をYシャツ20(図3)の上前28と下前30の間に形成したいならば、第2補助ボタン44を使用する。それより小さな隙間を第2ボタン近傍に形成したいならば、第1補助ボタン42を使用する。よって、使用者の意思によってYシャツの通気性を調節することができる。
尚、本体12に取り付けられる補助ボタンの数は2個に限定されず、3個以上でもよい。
図9は本考案の第3実施例に係る衣料用補助具50を示している。
図9に示されているように、衣料用補助具50は長いストリップ状の本体52を有する。前記本体52の一端(図9における左側端)近傍には第1孔53が形成されている。第1孔53はボタン孔である。第1孔53は、衣料用補助具50が使用される衣料(Yシャツ)に形成されているボタン孔と同じまたは類似の孔である。前記本体52の他端(図中、右側端)近傍には第2孔54が形成されている。第2孔54もボタン孔である。
本体52の第1孔53から右側に所定距離(例えば、数cm程度)離れた位置に第1補助ボタン56が設けられている。第1補助ボタン56は本体52に糸により縫い付けられている。第1補助ボタン56は、衣料用補助具50が使用されるYシャツのボタンと同じまたは類似のボタンである。また、本体52の第2孔54から左側に所定距離離れた位置に第2補助ボタン57が設けられている。第2補助ボタン57も本体52に糸により縫い付けられている。第2補助ボタン56も、衣料用補助具50が使用されるYシャツのボタンと同じまたは類似のボタンである。第1補助ボタン56と第2補助ボタン57の間の距離は、例えば、Yシャツ20(図3)の第2ボタン22と第3ボタン23の間の距離に等しい。
本体52は可撓性を有する材質からなる。本体52の色は、衣料用補助具50が使用されるYシャツの色と同じである。
図10は図9の衣料用補助具50がYシャツ20(図3)に装着された様子を示している。Yシャツ20の第2ボタン22に衣料用補助具50の第1孔53が係合し、Yシャツの第2ボタン孔25に衣料用補助具50の第1補助ボタン56が係合し、Yシャツの第3ボタン23に衣料用補助具50の第2孔54が係合し、Yシャツの第3ボタン孔26に衣料用補助具50の第2補助ボタン57が係合している。尚、図10は図6と同様な側面図であるので、共通部分には同じ参照符号を用いている。
衣料用補助具50の本体52はYシャツ20の上前28に隠れるので、Yシャツ20を着ている人を正面から見る人には、衣料用補助具50は見えない。衣料用補助具50はC字状を呈した状態でYシャツ20の上前28と下前30の間に位置する。第2ボタン22は上前28の下に位置するので、Yシャツを外からみると、第2ボタン22は見えない。第3ボタン23も上前28の下に位置するので、Yシャツを外からみると、第3ボタン23は見えない。衣料用補助具50によって、上前28と下前30との間に空間(間隙)62が形成される。
第1補助ボタン56と第2ボタン22は同じまたは類似のボタンであり(材質、色、形状が同じまたは類似)、第2補助ボタン57と第3ボタン23は同じまたは類似のボタンであるので、Yシャツ20を着ている人を見た場合(ボタンを閉めた状態で)、衣料用補助具50の存在はほとんど認識できない。
衣料用補助具50の本体52の材質は、Yシャツ20の材質と同じでもよいし、異なってもよい。本体52の材質がYシャツ20の材質と異なる場合、本体52が図10に示すようなC字形状を維持するために、本体52は例えば、形状記憶が可能な材質から作られる。あるいは、強度のある素材(樹脂、繊維、ファイバ等)等を本体12に予め含有させてもよいし、本体12を当初からC字状の部材として製造してもよい。
本体52の材質がYシャツ20の材質と同じ場合には、本体52が図10に示すようなC字形状を必ずしも呈するとは言えないが、Yシャツの素材や着方によっては、あるいは、Yシャツを着る人の体形によっては、図10に示したような空間62が上前28と下前30の間に形成される。Yシャツの素材にはいくらかの形状維持能力(強度と弾性)が本来的に備わっているので、ある程度の空隙62がYシャツの上前28と下前30の間に形成されると考えられる。
尚、上前28と下前30の間に所定の隙間が必ず形成されるようにするために、図7に示すような突起36を本実施例の本体52に設けてもよい。本実施例に突起36を設ける場合、1つまたは2つの突起36が本体52に取り付けられる。また、本体52を図11のような円環状にしてもよい。その場合には、本体52に突起36を1つ、2つまたは3つ以上設けてもよい。
上記説明及び図面から分かるように、本考案の衣料用補助具50をYシャツ20に装着してYシャツ20を着ると、第2ボタン22近傍から第3ボタン23近傍に亘って通気用の大きな隙間62が形成されるので、Yシャツ20の前面における通気性が格段に向上する。また、Yシャツ20内部で煙突効果による空気流が発生することも期待できる。
Yシャツ20の前面における通気性が向上すると、たとえ第1ボタン21を閉めたとしても、Yシャツ20を着ている人は清涼感を感ずることができる。Yシャツ20を着てネクタイを付けた場合、第2ボタン22及び第3ボタン23近傍の膨らみはネクタイによって隠されるので、見た目の不自然さはない。これにより、ネクタイをしたクールビス、という新しい形のクールビスを提唱することもできる。
本考案の衣料用補助具50はYシャツ20に簡単に取り付け及び取り外すことができる。また、本考案の衣料用補助具50は小さくて軽いので、携帯する際にも便利である。
尚、上記実施例においては、衣料用補助具50をYシャツの第2ボタン22及び第3ボタン23に取り付けるとしたが、本考案の使用はこれに限定されない。例えば、第1ボタン21及び第2ボタン22に衣料用補助具50を取り付けてもよいし、第3ボタン23と第4ボタン29に取り付けてもよい。また、2つ以上の衣料用補助具50をYシャツ20に取り付けてもよい。例えば、1つ目の衣料用補助具50を第1ボタン21と第2ボタン22に取り付けて、さらに、2つ目の衣料用補助具50を第3ボタン23と第4ボタン29に取り付けてもよい。
10、40、50 衣料用補助具
12、52 本体
14 孔
16 補助ボタン
20 Yシャツ
28 上前
30 下前
32、62 空間(間隙)
36 突起
42、56 第1補助ボタン
44、57 第2補助ボタン
53 第1孔
54 第2孔

Claims (7)

  1. ボタン付衣料のボタンと当該ボタンに対応して形成されたボタン孔とに取り付けられる衣料用補助具であって、所定形状を有する本体と、当該本体に形成されて当該衣料のボタンに係合する孔と、前記本体の他の部位に設けられて前記ボタンと同じまたは類似の形状を有し且つ前記ボタン孔に係合する補助ボタンとからなることを特徴とする衣料用補助具。
  2. 前記本体はストリップ状を呈し、前記孔は前記ストリップ状本体の一端近傍に形成され、前記補助ボタンは前記ストリップ状本体の他端近傍に設けられることを特徴とする請求項1記載の衣料用補助具。
  3. 前記補助ボタンが前記に本体に複数設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の衣料用補助具。
  4. 前記本体が形状記憶材料から作られていることを特徴とする請求項1、2または3記載の衣料用補助具。
  5. 前記本体が円環状を呈していることを特徴とする請求項1、3または4記載の衣料用補助具。
  6. 前記本体に突起物を設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の衣料用補助具。
  7. 前記複数の補助ボタン同士の間隔が前記ボタン付衣料の複数のボタン同士の間隔に等しいことを特徴とする請求項3、4、5または6記載の衣料用補助具。
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