JP3851306B2 - 女性用下着の製造方法 - Google Patents

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Description

この発明は、女性用下着の製造方法に関するものである。
従来、高齢者の下着は、簡単に装着脱ができ、身体を締めつけたりしない素材やデザインが必要であり、かつ、好まれている。
そして、若いころに着用していた襟ぐりの開いた洋服を、着用しようとしても、高齢になると、首まわりをはじめ、肌が露出して見えるのは好ましくなく、着用を躊躇する場合もあった。昔より顔の老化は隠せても、首筋の老化は隠せないと言われているように、女性の高齢者になると首筋や胸元が露出することを極端に嫌う場合もある。
さらに、近年、建物の内部や交通機関の車両の中でも、冷房を強く効かせており、身体に悪い場合もあり、身体を冷えから保護する必要があった。
また、不意の来客に対してその上からアウターウェアを着ることにより、下着がブラウスシャツ感覚を呈するよう、下着に衿を付けたものは存在する。
特開平8−209401号公報
そこで、この発明は、襟ぐりの開いた洋服であっても、首筋を隠して着用でき、着用しやすく、煩雑でなく、しかも保温も保たれるパンティーストッキングを利用して製造する女性用下着の製造方法を開発することにある。
そして、この発明は、伸縮性素材の場合には、被ることにより、装着・脱が楽に行え、また、非伸縮性の素材では、前開きや肩先で開くよう構成し、それぞれジッパー等で装着・脱が簡単に行え、見た目にも体裁がよく、襟ぐりの開いた洋服であっても、高齢になっても着用できる女性用下着の製造方法である。
この発明によると、下着をハイネックにしたため、高齢者の首や首周りのシワを隠すことができ、また、若い頃に着用した襟のあいた洋服が再着用でき、保温効果もあるため、重ね着をする必要がなく、また、洋服の下になって見えないブラジャーを、下着に一体化して設けることにより、下着の装着とブラジャーの装着との手間を、一回に省く効果を奏するものであり、また、パンティーストッキングを利用してこの下着を製造することにより、素材を安易に利用でき、また、廃物を利用もできるものである。
次に、この発明の最良の形態を述べると、図1に示すように、着丈が首上よりの胸の下までの寸法(α)を有する下着本体(1)を設け、該下着本体(1)の首部は、ハイネック(2)に形成し、下着本体(1)の前身頃の下部付近にはブラジャー(3)を装備したことを特徴とする女性用下着の製造方法から構成されるものである。
この発明の一実施例を図2(a)に従って説明すると、伸縮性のある素材を用い、着丈が首上よりの胸の下までの寸法を有する下着本体(1)を設け、該下着本体(1)の首部は、ハイネック(2)に形成し、下着本体(1)の下部付近にはブラジャー(3)を装着することを特徴とする下着から構成され、頭から被って着用できるものであり、胸パット(3a)は、脇下の部分を少し厚めに形成すると、前身頃の下端左右の形がよくなる。
また、図3(b)に示すように、胸のあいた服(点線で示した部分)を着用しても、胸元が隠れるものである。
次に、この発明の他の実施例を図2(b)に従って説明すると、伸縮性のない素材を用い、着丈が首上よりの胸の下までの寸法を有する下着本体(1)を設け、該下着本体(1)の首部は、ハイネック(2)に形成し、下着本体(1)の下部付近にはブラジャー(3)を装着することを特徴とする下着から構成され、前開き(4)または肩開き(5)にすればよく、この場合、胸パット(3a)は不要であり、図3(a)に示すように、胸のあいた服(点線で示した部分)を着用しても、胸元が隠れるものである。
さらに、この発明の他の実施例を図2(c)に従って説明すると、伸縮性のない素材を用い、着丈が首上よりの胸の下までの寸法を有する下着本体(1)を設け、該下着本体(1)の首部は、ハイネック(2)に形成し、下着本体(1)の下部付近にはブラジャー(3)を装着することを特徴とする下着から構成され、衿に切替え線(6)を入れることにより首まわりが落ち着くものである。
また、この発明の他の実施例を図2(d)に従って説明すると、伸縮性のある素材を用い、着丈が首上より胸の下までの寸法を有する下着本体(1)を設け、該下着本体(1)の首部は、ハイネック(2)に形成し、下着本体(1)の下部付近にはブラジャー(3)を装着することを特徴とする下着から構成され、衿にスモッキングステッチ、シャーリング等の刺繍(7)や、フリル、タックを施すことにより華やかになる。
尚、下着本体(1)の素材としては、レース、メッシュ、ジョーゼット、ニット、フランネル、毛等を使用することにより、デザインを楽しむこともできる。
また、下着本体(1)の裾線(8)には、伸縮のきくものや、ゴムを使用する。
これらの下着本体(1)の素材は、伸縮性のある素材、あるいは、伸縮性のない素材を用いると述べたが、伸縮性のある素材には既存のパンティーストッキングを用いてもよいものである。
その具体的な製造方法を、図4に基づいて説明すると、パンティーストキングを用い、該パンティーストキングの股部(A)より両足部の足先にかけて所定の長さ寸法(β)位置でカットして、本体(1)と、両足部(B)(B)とにそれぞれ分離する工程と、分離された本体(1)を、カットされた両足部の内側(X)よりそれぞれ股部(A)にかけてカットする工程と、さらに股部(A)より前後に所定の点(C)まで、カットし、さらに、本体(1)の上端部から前後の中心線(D)(D′)に対して左右対象の斜めライン(E)にそれぞれカットして、そのカットした部分を縫着する工程と、その後、本体(1)を、本体(1)の前後の中心線(D)(D′)が左端・右端に来るよう本体(1)を折り畳む工程と、前記カットされた両足部(B)(B)を、それぞれ適宜な長さ寸法(θ)にカットした筒状体を、それぞれ縦方向にカットして、二枚の矩形状の素材とし、これらを本体(1)の側部に下端より上方にかけて縫着し、かつ、両足部(B)(B)の先端部(Ba)(Ba′)をそれぞれ斜めにカットして肩布部(F)にそれぞれ縫着する工程と、本体(1)の前面下方の裏面にブラジャー(3)を取り付ける工程との組み合わせからなることを特徴とする女性下着の製造方法から構成される。
尚、この製造に使用するパンティーストッキングは、新しいものであってもよく、また、使用済みのものであってもよい。
この発明は、これらの下着を製造することにより、また、既存のパンティーストッキングを利用することにより、被服の製造業の発展を確立し、かつ寄与する点で産業上の利用可能性を有する。
この発明の一実施例を示す説明図である。 この発明の具体的な実施例を示し、(a)、(b)、(c)、(d)はそれぞれ説明図である。 この発明の使用状態例を示し、(a)、(b)はそれぞれ説明図である。 この発明の他の実施例を示す説明図である。
符号の説明
1 下着本体
2 ハイネック
3 ブラジャー
3a 胸パット
4 前開き
5 肩開き
6 切替え線
7 刺繍
8 裾線
α 着丈が首上よりの胸の下までの寸法
β 両足部の足先にかけて所定の長さ寸法
θ 長さ寸法
A パンティーストキングの股部
B 両足部
Ba 両足部の先端
Ba′両足部の先端
X 両足部の内側
C 股部(A)より前後に所定の点
D 本体(1)の上端部から前後の中心線
D′本体(1)の上端部から前後の中心線
E 左右対象の斜めライン
F 肩布

Claims (1)

  1. パンティーストキングを利用して製造する女性用下着の製造方法において、パンティーストキングの股部(A)より両足部の足先にかけて所定の長さ寸法(β)位置でカットして、本体(1)と、両足部(B)(B)とにそれぞれ分離する工程と、分離された本体(1)を、カットされた両足部の内側(X)よりそれぞれ股部(A)にかけてカットする工程と、さらに股部(A)より前後に所定の点(C)まで、カットし、さらに、本体(1)の上端部から前後の中心線(D)(D′)に対して左右対象の斜めライン(E)にそれぞれカットして、そのカットした部分を縫着する工程と、その後、本体(1)を、本体(1)の前後の中心線(D)(D′)が左端・右端に来るよう本体(1)を折り畳む工程と、前記カットされた両足部(B)(B)を、それぞれ適宜な長さ寸法(β)にカットした筒状体を、それぞれ縦方向にカットして、二枚の矩形状の素材とし、これらを本体(1)の側部に下端より上方にかけて縫着し、かつ、両足部(B)(B)の先端部(Ba)(Ba′)をそれぞれ斜めにカットして肩布部(F)にそれぞれ縫着する工程と、本体(1)の前面下方の裏面にブラジャー(3)を取り付ける工程との組み合わせからなることを特徴とする女性下着の製造方法。
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