JP5559578B2 - 目出し帽子 - Google Patents

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本発明は、人の頭部の全体を覆うための筒状の本体部に、目に対応する部分のみが開口された目出し帽子に関するものである。
目出し帽子は、スキー、登山等のスポーツを行う場合のみならず、スポーツ以外の一般用途として、冬季における防寒用としても使用される。そして、後者の一般用途の目出し帽子として、頭部全体を覆って当該頭部を防寒する本来の着用態様以外に、編成品である当該目出し帽子の伸縮性を利用することにより、複数の着用態様が可能なものとして、特許文献1,2に開示のものがある。
一方、スポーツ以外の一般用途の場合には、シャツの上にヴャンパー又はコートを覆った場合でも、前記シャツの首元の部分(胸上部)が開口している場合があり、目出し帽子のみでは、開口した首元の部分の防寒が十分になされないので、目出し帽子と併せてマフラー(ネックウォーマー)やスカーフをしていることが多い。特許文献1,2を含めて、従来の目出し帽子では、頭部のみ、或いはその伸縮性を利用して大きく縮ませることにより、マフラーやスカーフのようにして、首部のみを覆うことは可能であるが、前記シャツの開口した首元まで覆うことはできなかった。
特開2007−217851号公報 実用新案登録第3134068号公報
本発明は、冬季において、例えばオーバーコートの下にシャツの首元(人体から見ると胸上部)を開口させた状態においても、本来の用途である人の頭部全体を覆ったままで、前記開口を覆うことが可能な着用態様を含めて、4ないし5の異なる着用態様が可能な目出し帽子の提供を課題としている。
上記課題を解決するための請求項の発明は、人の頭部の全体を覆うための筒状の本体部に、目に対応する部分のみが開口されるように編成された目出し帽子であって、前記本体部の顔面側の人の鼻及び口に対応する部分に複数の小通気孔が設けられ、前記本体部の顔面側の中央部のみが上下方向に沿って天竺編みされて、残りの部分がリブ編みされ、前記複数の小通気孔は、天竺編みされる部分にメッシュ編みにより形成されていることを特徴としている。
請求項の発明によれば、人の目を開口させるための開口部の上下の各縁部がそれぞれ目の上方及び下方に配置されて、鼻及び口の部分が本体部により覆われた基本着用態様においても、本体部における顔面側の鼻及び口が覆われる部分には、複数の小通気孔が設けられているために、基本着用態様における鼻及び口による呼吸が容易となる。また、本体部のうち前記開口部よりも上方の頭部を覆う部分を背面側に垂れ下げて、前記開口部の下端縁を目の下方に配置して使用すると、頭部における目よりも上方の部分は、全く覆われずに、本体部における複数の小通気孔が設けられた部分は、鼻及び口を覆って、恰も「フェイスマスク」のように機能すると共に、シャツの首元の開口が胸上部覆い部により覆われると共に、首部の全体が本体部における前記開口部よりも下方の部分で覆われるという目出し帽子の「新たな着用態様」となる。
また、請求項の発明によれば、複数の小通気孔が設けられる部分が天竺編みされて、表面に凹凸部が存在しないので、複数の小通気孔の形成が容易になると共に、本体部の顔面側の中央部のみが上下方向に沿って天竺編みされて、残りの部分がリブ編みされているため、防寒性が増す。
本発明に係る目出し帽子は、人の目を開口させるための開口部の上下の各縁部がそれぞれ目の上方及び下方に配置されて、鼻及び口の部分が本体部により覆われた基本着用態様においても、本体部における顔面側の鼻及び口が覆われる部分には、複数の小通気孔が設けられているために、基本着用態様における鼻及び口による呼吸が容易となると共に、複数の小通気孔が設けられる部分が天竺編みされて、表面に凹凸部が存在しないので、複数の小通気孔の形成が容易になると共に、本体部の顔面側の中央部のみが上下方向に沿って天竺編みされて、残りの部分がリブ編みされているため、防寒性が増す。
本発明に係る目出し帽子Cの斜視図である。 同じく正面図である。 同じく変則側面図である。 図1のX−X線断面図である。 (a),(b)は、それぞれ目出し帽子Cの「基本着用態様」の正面図、及び側面図である。 (a),(b)は、それぞれ目出し帽子Cの「顔面のみを露出させた着用態様」の正面図、及び側面図である。 目出し帽子Cをフェイスマスク、及びネックウォーマーとして機能させた着用態様の側面図である。 目出し帽子Cをネックウォーマーとして着用する形態の側面図である。 (a),(b)は、それぞれ目出し帽子Cの下方本体部3を開口部1の部分で上方本体部2の外側に配置されるように反転させた状態、及び当該反転後に胸上部覆い部Dを折り曲げて上方及び下方の各開口部1の間に挿入した状態の図である。 目出し帽子Cを帽子として着用した形態の側面図である。
最初に、図1ないし図4を参照して、本発明に係るに目出し帽子Cについて説明し、その後、当該目出し帽子Cの複数の着用態様について説明する。図1は、本発明に係る目出し帽子Cの斜視図であり、図2は、同じく正面図であり、図3は、同じく変則側面図であり、図4は、図1のX−X線断面図である。ここで、目出し帽子Cの正面視とは、目出し帽子Cの表側と裏側とを重ね合わせた状態を、後述の開口部1が視認できる側から見ることを指し、変則側面視とは、開口部1が重なり合うように当該開口部1の中央部で目出し帽子Cを二枚重ねにしたものを、当該開口部1の半分が視認できる側から見たことを指す。
図1ないし図4において、目出し帽子Cは、編成品であって、頭頂部が閉塞された筒状となっていて、人の頭部全体を覆う本体部Bと、当該本体部Bにおける顔面側に延長して設けられて、人の胸の上部を覆う胸上部覆い部Dとから成り、本体部Bの顔面側における人の目に対応する部分には、横方向に沿った開口部1が形成されている。本体部Bに顔面側に開口部1が形成されることにより、本体部Bは、上方本体部2と下方本体部3とで形成され、下方本体部3における顔面側に前記胸上部覆い部Dが垂れ下がった状態で形成されている。胸上部覆い部Dは、図1ないし図3に表されているように、正面視において逆等脚台形状をなしていて、下端(開口部1から離れる側)に向かうに従って幅が狭くなっており、この結果、図3の側面視において重なり合って視認される胸上部覆い部Dの幅方向の形成端4は、下端に向けて幅が狭くなるように傾斜している。開口部1は、目出し帽子Cを円筒状に展開した状態で、中心角が130〜150°となるように形成される。
また、図5に示されるように、目出し帽子Cの本体部Bにより、人の頭部の全体を覆った状態で着用する基本着用態様において、本体部Bにおける人の鼻と口の位置に対応する部分には、複数の小通気孔5が形成されている。実施例では、複数の小通気孔5は、一辺が約6cmの正方形内に、30〜40個形成されている。これにより、従来の目出し帽子においては、人の口、及び鼻の部分を長時間に亘って覆ったままであると、編成糸の隙間のみからでは呼吸をしずらくなることがあったが、図5の基本着用態様、或いは図7の「フェイスマスク」のような使用態様においても、鼻、及び口の部分を下方本体部3により覆った場合でも、呼吸が容易となる。
本発明に係る目出し帽子Cは、編成品であって、図2で幅Wで示される本体部Bの顔面側の中央部のみが上下方向に沿って天竺編みされて、天竺部11となっていて、残りの部分がリブ編みされてリブ編部12となっている。従って、上記した複数の小通気孔5は、天竺編みされた中央部の幅W内に配置されている。
そして、本発明に係る目出し帽子Cは、編成糸である「1/7サイズ」のタクテルモール糸を、株式会社島精機製作所製の無縫製形式の横編機を用いて編成したものである。このため、編成された目出し帽子Cには、縫製部である縫い目が存在していないので、人の頭部及び首部を覆った場合において、着心地、及びフィット感が良好となる。また、タクテルモール糸は、肌触り感覚が良好であると共に、防寒性能が高いので、目出し帽子Cの編成糸として好適である。
次に、図5ないし図10を参照して、上記目出し帽子Cの種々の着用態様について説明する。図5は、目出し帽子Cの本体部Bにより、人の目のみが開口部1を通して出た状態で頭部21の全体を覆うと共に、下方本体部3に接続して設けられた胸上部覆い部Dの下端部を、シャツ22の開口23から内側に挿入して、胸の上部を覆った「基本着用態様」である。このため、シャツ22の開口23を目出し帽子Cの胸上部覆い部Dにより覆うことができるため、頭部21の全体の防寒に加えて、シャツ22の開口23により露出する胸の上部も覆うことができる。また、目出し帽子Cの顔面側(前面側)の天竺部11に形成された複数の小通気孔5が人の鼻と口の部分に配置されるため、頭部における目のみを露出させて、頭部の残りの部分を全て目出し帽子Cの本体部Bで覆った状態においても、複数の小通気孔5を通して呼吸が容易となる。
また、図6は、本体部Bに形成された開口部1の上端縁1aは、上記した「基本着用態様」とほぼ同一位置に配置されるが、開口部1を下方に向けて大きく拡げることにより、下端縁1bを顎の部分に引っ掛けて、顔面のみを露出させて、頭部の残りの部分を本体部Bで覆うと共に、胸の上部24を胸上部覆い部Dにより覆った着用態様である。目出し帽子Cが編成品であるために、開口部1を大きく拡げることが可能となる。
また、図7は、目出し帽子Cをフェイスマスク及びネックウォーマーとした着用態様を示す側面図である。本体部Bの開口部1がほぼ円形となるように大きく拡げると共に、上方本体部2を頭部の背面側に垂れ下げ、下方本体部3により人の首部を覆って着用する形態である。なお、胸上部覆い部Dは、他の着用態様と同様に、人の胸の上部に垂れ下がって、当該部分を覆う。本着用態様は、本発明の独自のものであって、下方本体部3の天竺部11に形成された複数の小通気孔5により鼻及び口による呼吸を容易にしていて、「フェイスマスク」として機能する点に着用態様の特徴がある。
また、図8は、目出し帽子Cをネックウォーマーとして着用する形態の側面図である。本体部Bの開口部1がほぼ円形となるように拡げて、ほぼ円形の開口部1により人の首部の部分にすっぽり巻き付けてネックウォーマーとして着用される。なお、胸上部覆い部Dは、シャツ22の開口23の部分に垂れ下がって、胸の上部24である当該開口23の部分を覆う。
また、図9(a),(b)は、それぞれ目出し帽子Cの下方本体部3を開口部1の部分で上方本体部2の外側に配置されるように反転させた状態、及び当該反転後に胸上部覆い部Dを折り曲げて上方及び下方の各開口部1の間に挿入した状態の図である。これにより、図10に示されるように、目出し帽子Cを通常の帽子のようにして着用することも可能となる。
また、上記実施例の目出し帽子Cは、本体部Bの頭頂部が閉塞されているために、防寒性が高まるが、本発明においては、本体部Bの頭頂部が閉塞されていることは、必要不可欠な要件ではないので、本体部の頭頂部に小さな開口が設けられている構成の目出し帽子も本発明の対象となる。
B:本体部
C:目出し帽子
D:胸上部覆い部
1:開口部
2:上方本体部
3:下方本体部
5:小通気孔
11:天竺部
12:リブ編部
21:頭部
23:シャツの開口
24:胸の上部

Claims (1)

  1. 人の頭部の全体を覆うための筒状の本体部に、目に対応する部分のみが開口されるように編成された目出し帽子であって、
    前記本体部の顔面側の人の鼻及び口に対応する部分に複数の小通気孔が設けられ、
    前記本体部の顔面側の中央部のみが上下方向に沿って天竺編みされて、残りの部分がリブ編みされ、前記複数の小通気孔は、天竺編みされる部分にメッシュ編みにより形成されていることを特徴とする目出し帽子。
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