JP6667136B2 - 機器ケース、電子機器および電子楽器 - Google Patents

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Description

この発明は、電子楽器や音響機器などの電子機器に用いられる機器ケース、電子機器および電子楽器に関する。
例えば、電子楽器の楽器ケースにおいては、特許文献1に記載されているように、上ケースと下ケースとを備え、上ケース内にスピーカの上部側を囲う上側ボックス枠状部が設けられ、下ケース内にスピーカの下部側を囲う下側ボックス枠状部が設けられ、これら上側ボックス枠状部と下側ボックス枠状部とによってスピーカボックス部を形成するように構成されたものが知られている。
特開平05−241574号公報
この場合、スピーカは、上ケース内における両側に位置した状態で、後部側に片寄った隅部に配置されている。このため、スピーカボックス部の上側ボックス枠状部は、スピーカが接近する上ケースの外周部と、上ケース内に設けられてスピーカの側部を囲う上仕切部とで構成されている。下側ボックス枠状部は、スピーカが接近する下ケースの外周部と、下ケース内に設けられてスピーカの側部を囲う下仕切部とで構成されている。
このような楽器ケースは、上ケースと下ケースとを重ね合わせた際に、上ケースの上側ボックス枠状部と下ケースの下側ボックス枠状部とが互いに対応して当接し、この状態で上ケースと下ケースとが相互に取り付けられることにより、スピーカボックス部が形成されるように構成されている。
しかしながら、このような楽器ケースでは、上ケースの外形と下ケースの外形とが異なった形状であると、上ケースと下ケースとを重ね合わせた際に、上ケースの外周部と下ケースの外周部とが対応しないため、上ケースの外周部と下ケースの外周部との間に隙間が生じ、スピーカを囲むスピーカボックス部を密閉することができないという問題がある。
この発明が解決しようとする課題は、共通して使用される下ケースに対して、それぞれ異なる形状を有する複数の上ケースのいずれも良好に連結する機器ケース、この機器ケースを備えた電子機器および電子楽器を提供することである。
この発明の一態様は、第1取付部が設けられた下ケースと、記第1取付部と対応した位置に第2取付部が設けられた上ケースと、記下ケースの外周部の少なくとも一部と前記上ケースの外周部内面の少なくとも一部を密着させることにより、前記下ケース及び前記上ケースによりスピーカを囲むスピーカボックスを形成するための密閉部と、前記第1取付部と第2取付部との間に配置された連結取付部とを有する連結部材と、前記第1取付部、前記連結取付部及び前記第2取付部を相互に固定する固定部材と、を備え機器ケースである。
この発明によれば、共通して使用される下ケースに対して、それぞれ異なる形状を有する上ケースのいずれも良好に連結することができる。
この発明を電子鍵盤楽器に適用した一実施形態を示した正面図である。 図1に示された電子鍵盤楽器において、センタパネルを取り外した状態を示した正面図である。 図2に示された電子鍵盤楽器において、上ケースおよび鍵盤部を取り外した状態の下ケースを示した斜視図である。 図2に示された電子鍵盤楽器における左右の上ケースを示した斜視図である。 図4に示された上ケースを上下反転させて示した拡大斜視図である。 図5に示された上ケースにおいて、スピーカ、ツイータ、バスレフポート、および連結部材を取り外した状態を示した拡大斜視図である。 図5に示されたスピーカを示し、(a)は図5のA−A矢視における要部の拡大断面図、(b)はそのスピーカを示した拡大裏面図、(c)は(a)に示されたスピーカ緩衝部材を示した拡大側面図である。 図5に示されたツイータを示し、(a)は図5のB−B矢視における要部の拡大断面図、(b)はそのツイータ取付部材を示した拡大平面図、(c)は(a)に示されたツイータ緩衝部材を示した拡大正面図である。 図5に示されたバスレフポートを示し、(a)はその拡大斜視図、(b)は図2のC−C矢視における要部の拡大断面図である。 図9に示されたバスレフポートを示し、(a)は図2のD−D矢視における要部の拡大断面図、(b)はポート緩衝部材を示した要部の拡大背面図である。 図5に示された連結部材を示し、(a)はその拡大斜視図、(b)は(a)のF−F矢視における要部の拡大断面図である。 (a)は図2に示された上ケースのE−E矢視における要部の拡大断面図、(b)は図2に示された電子鍵盤楽器の側面図である。 図2に示された電子鍵盤楽器のG−G矢視における要部の拡大断面図である。 図5に示された連結部材の変形例を示し、(a)はその拡大斜視図、(b)は(a)のF1−F1矢視における要部の拡大断面図、(c)は、この連結部材を用いた上ケースのE1−E1矢視における要部の拡大断面図である。
以下、図1〜図14を参照して、この発明を電子鍵盤楽器に適用した一実施形態について説明する。
この電子鍵盤楽器は、図1〜図3に示すように、楽器ケース1を備えている。この楽器ケース1は、下ケース2と上ケース3とセンタパネル4とを備え、これらの内部にスピーカボックス部1aが形成されるように構成されている。
下ケース2は、図3に示すように、上側が開放された左右方向に長い箱状に形成されている。この下ケース2内の前側部には、図1および図2に示すように、鍵盤部5を搭載する鍵盤搭載部2aが設けられている。鍵盤部5は、白鍵5aおよび黒鍵5bが下ケース2の長手方向に沿って配列された状態で鍵盤シャーシ(図示せず)上に配置され、この鍵盤シャーシが鍵盤搭載部2aに搭載されるように構成されている。
また、この下ケース2内の後側部における両側には、図3に示すように、スピーカボックス部1aの下部側を形成する下側ボックス枠状部としての第1ボックス枠状部6がそれぞれ設けられている。この下ケース2内の後側部における中間部には、電池収納部7が設けられている。この電池収納部7は、複数の電池(図示せず)を収納する部分である。
この場合、第1ボックス枠状部6は、図3に示すように、下ケース2の上辺側と左右の両側部とに位置する外周部6aおよび下側枠状リブとしての第1枠状リブ6bによって形成されている。第1枠状リブ6bは、鍵盤部5の境界部と電池収納部7の境界部とに連続して設けられている。この場合、下ケース2の外周部6aの上端部と第1枠状リブ6bの上端部には、パッキン8(図12参照)が全周に亘って設けられている。
上ケース3は、図2に点線で示すように、その外形が下ケース2の外形よりも少し大きく形成されている。この上ケース3は、図2〜図5に示すように、その内部にスピーカ10、ツイータ11、およびバスレフポート12が設けられて、下ケース2の上部両側に配置されるように構成されている。すなわち、この上ケース3は、下ケース2の第1ボックス枠状部6と、鍵盤部5の両側部とに対応して下ケース2上に取り付けられるように構成されている。
この場合、上ケース3は、図2〜図5に示すように、スピーカ10、ツイータ11、およびバスレフポート12が組み付けられるケース本体部13と、このケース本体部13から電池収納部7に向けて突出したボックス増設部14と、鍵盤部5の両側部を覆うカバー部15と、を備え、これらが合成樹脂によって一体に形成された構成になっている。
この上ケース3のケース本体部13は、図4に示すように、その上面がカバー部15の後端部から上ケース3の背面側に向けて高くなる傾斜面に形成されている。このケース本体部13の上面には、カバーパネル3aが設けられている。また、このケース本体部13には、図5および図6に示すように、スピーカボックス部1aの上部側を形成する第2ボックス枠状部9が第1ボックス枠状部6にほぼ対応して設けられ、その内部には、補強用のリブ3bが設けられている。
この第2ボックス枠状部9は、図5および図6に示すように、上辺側と左右方向の側部とに位置する外周部13a、および第2枠状リブ13bによって形成されている。第2枠状リブ13bは、上ケース3のカバー部15との境界部と電池収納部7の境界部とに連続して設けられ、下ケース2の第1枠状リブ6bに対応するように構成されている。
これにより、スピーカボックス部1aは、下ケース2と上ケース3とが重ね合わされた際に、第1ボックス枠状部6と第2ボックス枠状部9とが上下に対応し、この第1ボックス枠状部6と第2ボックス枠状部9とで囲われることにより、楽器ケース1内に形成されるように構成されている。
また、上ケース3におけるケース本体部13の上面には、図4および図6に示すように、スピーカ開口部16とツイータ開口部17とが設けられている。また、上ケース3の背面には、ポート開口部18が設けられている。この場合、上ケース3の内面におけるスピーカ開口部16の周縁部には、図6および図7(a)に示すように、スピーカ10を取り付けるための複数のスピーカ取付ボス16aが設けられている。
また、上ケース3の内面におけるツイータ開口部17の周縁部には、図6および図8(a)に示すように、ツイータ11を取り付けるための複数のツイータ取付ボス17aが設けられている。また、上ケース3の背面におけるポート開口部18の周縁部には、図6および図10(a)に示すように、バスレフポート12を取り付けるための複数のポート取付孔18aが設けられている。
この場合、スピーカ10の四隅には、図7(b)に示すように、取付孔10aが上ケース3のスピーカ取付ボス16aに対応して設けられている。このスピーカ10の取付孔10aには、図7(a)および図7(c)に示すように、リング状のスピーカ緩衝部材20が取り付けられている。このスピーカ緩衝部材20は、その中心にビス(図示せず)が挿入するビス挿入孔20bが設けられ、外周面に装着溝20aが環状に設けられている。
これにより、スピーカ10は、図7(a)〜図7(c)に示すように、スピーカ緩衝部材20を弾性変形させて取付孔10aに挿入させ、この挿入されたスピーカ緩衝部材20の装着溝20aに取付孔10aの縁部を装着させて挟むことにより、スピーカ緩衝部材20が取付孔10aに取り付けられるように構成されている。
また、このスピーカ10は、図7(a)に示すように、その上面をスピーカ開口部16に対応させて、取付孔10aに取り付けられたスピーカ緩衝部材20のビス挿入孔20bを上ケース3のスピーカ取付ボス16aに対応させ、この状態でビス(図示せず)をスピーカ緩衝部材20のビス挿入孔20bからスピーカ取付ボス16aに螺着させることにより、上ケース3の内面に取り付けられるように構成されている。
ツイータ11は、図8(a)に示すように、ツイータ取付部材21によって上ケース3の内面に取り付けられるように構成されている。すなわち、ツイータ取付部材21は、ツイータ11の下面に配置され、ツイータ11の側面に沿って上ケース3の内面に向けて延び、この延びた両端部が折り曲げられて、上ケース3の内面に設けられたツイータ取付ボス17aに対応し、この状態で上ケース3のツイータ取付ボス17aにビス止めによって取り付けられるように構成されている。
この場合、ツイータ取付部材21は、図8(b)に示すように、複数のツイータ取付ボス17aにそれぞれ対応する箇所に取付孔21aが設けられ、この取付孔21aがツイータ緩衝部材22を介してツイータ取付ボス17aに対応するように構成されている。ツイータ緩衝部材22は、リング状に形成され、その外周に取付片22aが設けられ、この取付片22aが複数のツイータ取付ボス17a間に配置され、この状態でツイータ11の上面における外周部に配置されるように構成されている。
これにより、ツイータ11は、図8(a)〜図8(c)に示すように、ツイータ緩衝部材22を上ケース3の内面におけるツイータ開口部17の周縁部に配置し、かつツイータ11をツイータ取付部材21で保持し、このツイータ取付部材21を上ケース3のツイータ取付ボス17aに対応させて、ツイータ緩衝部材22をツイータ11と上ケース3との間に挟み、この状態でビスがツイータ取付部材21の取付孔21aを通してツイータ取付ボス17aに螺着することにより、上ケース3の内面に取り付けられるように構成されている。
バスレフポート12は、図9(a)に示すように、ポート取付部23とポート部24とを備え、これらが合成樹脂で一体に形成されている。この場合、ポート部24は、楕円形の筒状に形成され、ポート取付部23の内面に一体に形成された状態で、外部に開放されるように構成されている。このポート部24は、ポート取付部23が上ケース3の背面に配置された際に、スピーカ10とツイータ11との間に配置されるように構成されている。
また、ポート取付部23は、図6、図9および図10(a)に示すように、上ケース3のポート開口部18に対応する板部23aを備え、この板部23aが上ケース3の背面に内側からポート緩衝部材25を介して配置され、上ケース3のポート取付孔18aにビス止めによって取り付けられるように構成されている。すなわち、ポート取付部23の板部23aには、上ケース3のポート取付孔18aに対応する複数のポート取付ボス23bが内面側に突出して設けられている。
この場合、ポート緩衝部材25は、図10(a)および図10(b)に示すように、ゴムなどの弾性シートであり、ポート取付部23の外面に配置されるように構成されている。このポート緩衝部材25には、楕円形状の開口部25aが上ケース3のポート開口部18に対応して設けられている。また、このポート緩衝部材25の開口部25aの上下部には、弾性部25bが設けられている。
一方、上ケース3内の上面に対向するポート取付部23の上端部(図9(a)では下端部)には、図6、図9および図10(a)に示すように、ポート取付部23を上ケース3のケース本体部13の内面に固定するためのポート固定片26が設けられている。このポート固定片26には、ケース本体部13内の上面に設けられた複数のポート取付ボス27に対応する複数の切欠き部26aが設けられている。
これにより、ポート取付部23は、図6、図9および図10(a)に示すように、ケース本体部13のポート取付ボス27にポート固定片26の切欠き部26aを対応させ、この切欠き部26aを通してビス(図示せず)をポート取付ボス27に螺合させて、ポート固定片26をポート取付ボス27にビス止めすることにより、上ケース3のケース本体部13に取り付けられるように構成されている。
また、下ケース2に対向するポート取付部23の下端部(図9では上端部)には、図6、図9および図10(a)に示すように、ポート連結部28が設けられている。このポート連結部28は、下ケース2の外周部6aの上端部が当接するポート当接部28aと、下ケース2の外周部6aの外面を上ケース3の外周部13aの内面に押し付けるポート押付リブ28bと、を備えている。
この場合、ポート当接部28aは、図6、図9および図10(a)に示すように、下ケース2と上ケース3とを重ね合わせた際に、下ケース2の外周部6aの外面と上ケース3の外周部13aの内面との間に生じる隙間を塞いだ状態で、下ケース2の外周部6aの上端部が当接するように構成されている。また、ポート押付リブ28bは、下ケース2と上ケース3とを重ね合わせた際に、下ケース2の外周部6aの外面を上ケース3の外周部13aの内面に押し付けるように構成されている。
これにより、ポート連結部28は、図6、図9および図10(a)に示すように、下ケース2と上ケース3とを重ね合わせた際に、下ケース2の外周部6aの上端部がパッキン8を介してポート当接部28aに当接すると共に、ポート押付リブ28bがパッキン8を介して下ケース2の外周部6aの外面を上ケース3の外周部13aの内面に向けて押し付けるように構成されている。このため、このポート取付部23のポート連結部28は、後述するボックス連結部材35とほぼ同じ機能を有するように構成されている。
ところで、上ケース3内の上面には、図5および図6に示すように、複数のスピーカボス部としての第2取付部30、複数の増設ボス部31、複数のカバーボス部32が設けられている。これら複数の第2取付部30の各先端部には、それぞれねじ穴30aが設けられている。また、複数の増設ボス部31の各先端部には、それぞれねじ穴31aが設けられており、複数のカバーボス部32各先端部には、それぞれねじ穴32aが設けられている。
一方、下ケース2内の底部には、図3に示すように、上ケース3の第2取付部30、増設ボス部31、およびカバーボス部32にそれぞれ対応する複数の下側ボス部としての第1取付部33が設けられている。これら複数の第1取付部33それぞれは、筒状に形成され、その下部が下ケース2の下面に開放され、上端部にビス挿入孔33aが設けられた構成になっている。この第1取付部33は、図12に示すように、下ケース2の下側からビス34が第1取付部33の内部に挿入されて上端部のビス挿入孔33aから上方に突出すように構成されている。
これにより、上ケース3に設けられた複数の第2取付部30、複数の増設ボス部31、複数のカバーボス部32は、図12に示すように、上ケース3を下ケース2上に重ねわせて配置した際に、下ケース2に設けられた複数の第1取付部33にそれぞれ対応し、この状態で下ケース2の下側から第1取付部33の内部にビス34が挿入され、この挿入されたビス34が上ケース3の第2取付部30、増設ボス部31、およびカバーボス部32の各ねじ穴30a、31a、32aに螺合されることにより、上ケース3を下ケース2上に取り付けるように構成されている。
この場合、下ケース2と上ケース3とは、図3および図5に示すように、その外形が異なる。このため、下ケース2の第1ボックス枠状部6と上ケース3の第2ボックス枠状部9とで囲われる領域をスピーカボックス部1aとして形成するために、上ケース3の外周部13a側に位置する複数の第2取付部30と、これに対応する下ケース2の第1取付部33との間には、ボックス連結部材35が配置されている。
このボックス連結部材35は、図5、図11、図12および図13に示すように、下ケース2の外周部6aと上ケース3の外周部13aとの間に配置され、下ケース2と上ケース3とを連結固定するためのものである。このボックス連結部材35は、下ケース2の第1取付部33と上ケース3の第2取付部30との間に配置されて、下ケースの外周部6aの上端がパッキン8を介して当接して、下ケース2の外周部6aの外面を上ケース3の外周部13aの内面に向けて押し付けるように構成されている。
すなわち、このボックス連結部材35は、図5、図11、図12および図13に示すように、上ケース3内に配置される連結本体部36と、下ケース2の外周部6aの上端部がパッキン8を介して当接するように、下ケース2の外周部6aと上ケース3の外周部内面との間の隙間を密閉するための密閉部37と、下ケース2の外周部6aの外面を上ケース3の外周部13aの内面に向けて押し付ける連結押付リブとしての連結押付部38と、下ケース2の第1取付部33と上ケース3の第2取付部30との間に配置される連結取付ボスとしての連結取付部39と、上ケース3の外周部13aの角部と下ケース2の外周部6aの角部との間に配置されるコーナ部40と、を備えている。
この密閉部37は、図5、図11、図12および図13に示すように、下ケース2の外周部の端部と面する第1面部37aと、下ケース2の外周部の端部と第1面部37aとが面している状態で、上ケース3の外周部内面と面する第2面部37bとを有している。
連結本体部36は、図5、図11、図12および図13に示すように、上ケース3の第2ボックス枠状部9内に位置した状態で、ケース本体部13の外周部13aの内面に沿って配置されるように構成されている。密閉部37の第1面部37aは、下ケース2の外周部6aにおける上端部に対応する状態で、連結本体部36にこれに沿って設けられている。
連結押付部38は、図5、図11、図12および図13に示すように、連結本体部36の所定箇所に設けられて、下ケース2の外周部6aの上端部が密閉部37の第1面部37aに当接する際に、下ケース2の外周部6aの外面と共に、密閉部37の第2面部37bが、上ケース3の外周部13aの内面に向けて押し付けるように構成されている。連結取付部39は、ほぼ角筒状に形成され、その下端部にビス挿入孔39aが上下に貫通して設けられた構成になっている。
この連結取付部39は、図5、図11および図12に示すように、その上部に上ケース3の第2取付部30の下端部が挿入し、下端面に下ケース2の第1取付部33が当接し、この下端部のビス挿入孔39aに第2取付部30のねじ穴30aが対応するように構成されている。
これにより、連結取付部39は、図11および図12に示すように、その上部に上ケース3の第2取付部30の下端部が挿入することにより、上ケース3に対してボックス連結部材35を位置規制するように構成されている。また、この連結取付部39は、その上部に上ケース3の第2取付部30の下端部が挿入し、下端面に下ケース2の第1取付部33が当接した状態で、ビス34にっよって下ケース2と上ケース3との間にボックス連結部材35を固定するように構成されている。
すなわち、この連結取付部39は、図11および図12に示すように、その上部に上ケース3の第2取付部30の下端部が挿入し、下端面に下ケース2の第1取付部33が当接した状態で、下ケース2の下側から下ケース2の第1取付部33内にビス34を挿入させ、このビス34の先端を連結取付部39のビス挿入孔39aに挿入させて第2取付部30のねじ穴30aに螺合させることにより、下ケース2と上ケース3との間にボックス連結部材35を固定して、下ケース2と上ケース3とを連結して固定するように構成されている。
コーナ部40は、図5および図11に示すように、その外形部40aが上ケース3の第2ボックス枠状部9における上辺部と側部との交差する外周部13aの角部と同じ円弧状に形成され、内形部40bが下ケース2の第1ボックス枠状部6における上辺部と側部との交差する外周部6aの角部と同じ円弧状に形成された構成になっている。
これにより、コーナ部40は、図5に示すように、ボックス連結部材35が下ケース2と上ケース3との間に配置された際に、外形部40aが上ケース3の第2ボックス枠状部9における外周部13aの角部に密接して配置され、内形部40bが下ケース2の第1ボックス枠状部6における外周部6aの角部に密接して配置されるように構成されている。
また、このコーナ部40は、図5に示すように、上ケース3の第2ボックス枠状部9における外周部13aの角部と、下ケース2の第1ボックス枠状部6における外周部6aの角部との間に配置された際に、第2ボックス枠状部9の外周部13aの角部と、第1ボックス枠状部6の外周部6aの角部との間の隙間を塞ぐように構成されている。
一方、上ケース3のボックス増設部14は、図4に示すように、その上面が下ケース2の鍵盤部5側から下ケース2の背面側に向けて次第に段差が低くなる階段状に形成され、これにより強度が確保されるように構成されている。このボックス増設部14の下面には、下ケース2の第1ボックス枠状部6における第1枠状リブ6bに対応する増設枠状リブ14aが設けられている。
これにより、ボックス増設部14は、図2〜図5に示すように、上ケース3が下ケース2上に重ね合わされた際に、増設枠状リブ14aが下ケース2の第1ボックス枠状部6に設けられた第1枠状リブ6bにパッキン8を介して当接すると共に、ボックス増設部14内の増設ボス部31が下ケース2の第1取付部33に対応し、この状態で下ケース2の第1取付部33に増設ボス部31がビス止めされるように構成されている。
また、上ケース3のカバー部15は、図4〜図6に示すように、鍵盤部5の左右両側に位置する白鍵5aおよび黒鍵5bの各後端部を覆う鍵盤カバー部15aと、鍵盤部5の両側部に位置する下ケース2の鍵盤搭載部2aの両側部を覆う搭載カバー部15bとを備えている。このカバー部15は、上ケース3が下ケース2上に重ね合わされた際に、カバーボス部32が下ケース2の第1取付部33に対応し、この状態で下ケース2の第1取付部33にカバーボス部32がビス止めされるように構成されている。
センタパネル4は、図1および図2に示すように、上面パネル部4aと背面パネル部4bとを備え、これらが合成樹脂で一体に形成されている。このセンタパネル4は、下ケース2の後部両側に配置された上ケース3におけるケース本体部13の間に配置されて取り付けられることにより、下ケース2の電池収納部7および上ケース3のボックス増設部14を覆うように構成されている。
次に、このような電子鍵盤楽器を組み立てる場合について説明する。
この場合には、予め、下ケース2の鍵盤搭載部2aに鍵盤部5を搭載すると共に、下ケース2の第1ボックス枠状部6の上端部、つまり下ケース2の上辺側と左右の両側部とに位置する外周部6aおよび第1枠状リブ6bの各上端部にパッキン8(図12参照)をその全周に亘って取り付ける。また、上ケース3内にスピーカ10、ツイータ11、およびバスレフポート12を取り付ける。
すなわち、スピーカ10を上ケース3のケース本体部13に取り付ける場合には、予め、スピーカ10の四隅に設けられた取付孔10aにスピーカ緩衝部材20を取り付ける。このときには、スピーカ緩衝部材20を弾性変形させてスピーカ10の取付孔10aに挿入させて、スピーカ緩衝部材20の装着溝20aに取付孔10aの縁部を装着させて挟む。
この状態で、スピーカ10の上面を上ケース3のケース本体部13の上面に設けられたスピーカ開口部16に対応させて、取付孔10aに取り付けられたスピーカ緩衝部材20のビス挿入孔20bを上ケース3のスピーカ取付ボス16aに対応させる。この状態で、ビス(図示せず)をスピーカ緩衝部材20のビス挿入孔20bからスピーカ取付ボス16aに螺着させる。これにより、上ケース3の内面にスピーカ緩衝部材20を介してスピーカ10が取り付けられる。このため、スピーカ緩衝部材20によってスピーカ10とスピーカ開口部16との間の密閉性が確保される。
また、ツイータ11を上ケース3のケース本体部13に取り付ける場合には、ツイータ緩衝部材22を上ケース3のケース本体部13に設けられたツイータ開口部17の周縁部に配置し、この状態でツイータ11をツイータ取付部材21で保持し、このツイータ取付部材21を上ケース3のツイータ取付ボス17aに対応させる。
この状態で、ツイータ緩衝部材22をツイータ11と上ケース3のケース本体部13との間に挟み、ツイータ取付部材21の取付孔21aをツイータ取付ボス17aに対応させる。そして、ツイータ取付部材21の取付孔21aを通してビス(図示せず)をツイータ取付ボス17aに螺着する。これにより、上ケース3の内面にツイータ11がツイータ緩衝部材22を介して取り付けられる。このため、ツイータ緩衝部材22によってツイータ11とツイータ開口部17との間の密閉性が確保される。
また、バスレフポート12を上ケース3に取り付ける場合には、バスレフポート12のポート取付部23を上ケース3におけるケース本体部13の背面に設けられたポート開口部18に対応させて、ポート部24をスピーカ10とツイータ11との間に配置する。このときには、ポート取付部23とケース本体部13の背面との間にポート緩衝部材25を配置する。
この状態で、ポート取付部23に設けられたポート取付ボス23bを上ケース3のケース本体部13に設けられたポート取付孔18aに対応させると共に、ポート取付部23の上端部に設けられたポート固定片26の切欠き部26aを上ケース3のケース本体部13に設けられたポート取付ボス27に対応させる。
そして、ケース本体部13のポート取付孔18aからポート取付部23のポート取付ボス23bにビス(図示せず)を螺合させる。これにより、ポート取付部23とケース本体部13の背面との間にポート緩衝部材25を挟んだ状態で、ポート取付部23がケース本体部13の背面に取り付けられる。
また、このときには、ポート固定片26の切欠き部26aを通してビス(図示せず)をポート取付ボス27に螺合させて、ポート固定片26をポート取付ボス27に固定する。これにより、バスレフポート12が上ケース3のケース本体部13にポート緩衝部材25を介して取り付けられる。このため、ポート緩衝部材25によってバスレフポート12とポート開口部18との間の密閉性が確保される。
そして、上ケース3のケース本体部13にボックス連結部材35を配置し、この状態で下ケース2に上ケース3を取り付ける。すなわち、上ケース3のケース本体部13にボックス連結部材35を配置する場合には、連結本体部36と密閉部37とをケース本体部13の第2ボックス枠状部9におけるケース本体部13の外周部13aの内面に沿って配置させる。
このときには、連結取付部39をケース本体部13の第2取付部30に対応させる。この状態で、連結取付部39の上部に上ケース3の第2取付部30の下端部を挿入させると、上ケース3に対してボックス連結部材35が位置規制される。このときには、コーナ部40の外形部40aが上ケース3のケース本体部13における外周部13aの角部に密接して配置される。これにより、ケース本体部13にボックス連結部材35が配置される。
この状態で、下ケース2の第1ボックス枠状部6上に上ケース3を対応させて重ね合わせる。このときには、上ケース3の第2ボックス枠状部9を下ケース2の第1ボックス枠状部6に対応させる。また、上ケース3のカバー部15の鍵盤カバー部15aを鍵盤部5の左右両側に位置する白鍵5aおよび黒鍵5bの各後端部に対応させ、このカバー部15の搭載カバー部15bを鍵盤部5の両側部に位置する下ケース2の鍵盤搭載部2aの両側部に対応させる。
これにより、下ケース2の第1ボックス枠状部6の一部である第1枠状リブ6bに、上ケース3の第2ボックス枠状部9の一部であるケース本体部13の第2枠状リブ13bとボックス増設部14の増設枠状リブ14aとが対応する。このときには、下ケース2の第1枠状リブ6bとケース本体部13の第2枠状リブ13bおよびボックス増設部14の増設枠状リブ14aとの間にパッキン8が挟まれる。
また、このときには、下ケース2の第1ボックス枠状部6の他の一部である上辺側と左右の両側部とに位置する外周部6aの上端部が、上ケース3内に配置されたボックス連結部材35の密閉部37、およびバスレフポート12のポート取付部23に設けられたポート当接部28aに、パッキン8を介して当接する。また、このときには、下ケース2に設けられた複数の第1取付部33に、上ケース3に設けられた複数の第2取付部30、複数の増設ボス部31、複数のカバーボス部32がそれぞれ対応する。
この場合、ボックス連結部材35の連結取付部39に上ケース3の第2取付部30が挿入されている。このため、上ケース3の第2取付部30と下ケース2の第1取付部33との間に連結取付部39が挟まれ、この状態で第2取付部30と第1取付部33とが対応する。このときには、ボックス連結部材35の連結押付部38が、下ケース2の外周部6aの外面を上ケース3のケース本体部13における外周部13aの内面にパッキン8を介して押し付ける。
また、このときには、ボックス連結部材35と同様、バスレフポート12のポート取付部23に設けられたポート押付リブ28bが、下ケース2の背面に位置する外周部6aの外面を上ケース3のケース本体部13の背面に位置する外周部13aの内面にパッキン8を介して押し付ける。
この状態で、下ケース2の下側から下ケース2の複数の第1取付部33内にそれぞれビス34を挿入し、これらビス34の各先端を第1取付部33のビス挿入孔33aから、上ケース3に設けられた複数の第2取付部30、複数の増設ボス部31、複数のカバーボス部32の各ねじ穴30a、31a、32aに螺合させて締め付ける。
この場合、ボックス連結部材35の連結取付部39に対応する下ケース2の第1取付部33と上ケース3の第2取付部30とは、ビス34の各先端が第1取付部33のビス挿入孔33aからボックス連結部材35の連結取付部39のビス挿入孔39aを通して上ケース3の第2取付部30に螺合されて締め付けられる。このため、ボックス連結部材35が下ケース2と上ケース3との間に挟まれた状態で固定される。
このときには、ボックス連結部材35に対応する下ケース2の外周部6aの上端部が、ボックス連結部材35の密閉部37にパッキン8を押し付けるので、この部分の密閉性が確保される。また、このときには、バスレフポート12に対応する下ケース2の外周部6aの上端部が、ポート取付部23のポート当接部28aにパッキン8を押し付けるので、この部分の密閉性も確保される。
さらに、このときには、ボックス連結部材35のコーナ部40が、これに対応する上ケース3のケース本体部13における外周部13aの角部と、これに対応する下ケース2の外周部6aの角部との間に配置され、このコーナ部40の外形部40aがケース本体部13の外周部13aの角部に密接し、コーナ部40の内形部40bが下ケース2の外周部6aの角部に密接する。これにより、上ケース3と下ケース2との各角部の密閉性が確保される。
また、このときには、下ケース2の第1ボックス枠状部6と上ケース3の第2ボックス枠状部9とが、パッキン8を挟み付ける。すなわち、下ケース2の第1ボックス枠状部6の一部である第1枠状リブ6bに、上ケース3の第2ボックス枠状部9の一部であるケース本体部13の第2枠状リブ13bとボックス増設部14の増設枠状リブ14aとが、パッキン8を押し付ける。
これにより、下ケース2の第1ボックス枠状部6と、これに対応する上ケース3の第2ボックス枠状部9とによって、密閉されたスピーカボックス部1aが楽器ケース1内に形成される。このスピーカボックス部1aは、大容量で高い音圧に十分に耐えられるように構成される。
そして、下ケース2の後部両側に配置された上ケース3のケース本体部13間にセンタパネル4を配置して取り付ける。これにより、下ケース2の電池収納部7および上ケース3のボックス増設部14がセンタパネル4で覆われる。このように、下ケース2と上ケース3とが重ね合わされて取り付けられると、これらの内部に密閉されたスピーカボックス部1aが形成される。これにより、楽器ケース1が組み立てられる。
図14は、上ケース3の外形がより大きい場合のボックス連結部材35の変形例を示す。図14(a)は、ボックス連結部材35の拡大斜視図であり、図14(b)はそのF1−F1矢視における要部の拡大断面図であり、図14(c)は、このボックス連結部材35を用いた上ケースのE1−E1矢視における要部の拡大断面図である。
この場合は、密閉部37は、下ケース2の外周部の端部と当接する第1面部37aに延長部材37cを設け、この延長部材の端面を上ケース3の外周部内面と面する第2面部37bとしている。この場合も、下ケース2の外周部6aの上端部を密閉部37の第1面部37aにパッキン8を介して当接させ、密閉部37の第2面部37bが、上ケース3の外周部13aの内面に向けて押し付けるように構成される。
このように、この電子鍵盤楽器の楽器ケース1によれば、下ケース2と、この下ケース2の外形よりも大きい外形の上ケース3と、下ケース2と上ケース3とが重ね合わされた際に、それらの内部に形成されるスピーカボックス部1aと、上ケース3内にスピーカボックス部1aと対応して配置され、下ケース2の外周部6aの端部が当接した状態で、下ケース2と上ケース3とを固定するボックス連結部材35と、を備えていることにより、重なり合う下ケース2と上ケース3との形状が異なっていても、スピーカボックス部1aを密閉することができると共に、大容量で高い音圧にも耐えられるものを得ることができる。
すなわち、この楽器ケース1では、上ケース3の外形が下ケース2の外形よりも大きく形成されていても、下ケース2の外周部6aと上ケース3の外周部13aとの間にボックス連結部材35を配置することにより、下ケース2の外周部と上ケース3の外周部内面との間の隙間を密閉させる。そして、この状態でボックス連結部材35によって下ケース2と上ケース3とを固定することができる。
このため、この楽器ケース1では、重なり合う下ケース2と上ケース3との形状が異なることによって、下ケース2の外周部6aと上ケース3の外周部13aとの間に隙間が生じても、その隙間をボックス連結部材35で確実にかつ良好に塞ぐことができるので、重なり合う下ケース2と上ケース3との形状が異なっていても、スピーカボックス部1aを確実にかつ良好に密閉することができる。これにより、大容量で高い音圧にも耐えられるものを得ることができると共に、上ケース3よりも外形の小さい下ケース2を異なる形状の楽器ケース1に兼用することができる。
この場合、ボックス連結部材35は、上ケース3内に配置される連結本体部36と、下ケース2の外周部6aの上端部が当接する密閉部37と、下ケース2の第1取付部33と上ケース3の第2取付部30との間に配置されて両者を連結して固定する連結取付部39と、を備えていることにより、下ケース2と上ケース3とを確実に固定して、下ケース2の外周部6aと上ケース3の外周部13aとの間に隙間を密閉することができる。
すなわち、このボックス連結部材35は、上ケース3のケース本体部13内に配置される際に、連結取付部39の上部に上ケース3の第2取付部30の下端部が挿入されることにより、上ケース3に対してボックス連結部材35を位置規制することができ、上ケース3が下ケース2に重ね合わされた際に、下ケース2の外周部6aの上端部を密閉部37に当接させることができ、これにより下ケース2の外周部6aと上ケース3の外周部13aとの間の隙間を密閉することができる。
この場合、ボックス連結部材35は、下ケース2の外周部6aの上端部が密閉部37に当接する際に、下ケース2の外周部6aの外面を上ケース3の外周部13aの内面に押し付ける連結押付部38を備えていることにより、上ケース3を下ケース2に重ね合わせた際に、連結押付部38によって下ケース2の外周部6aの外面を上ケース3の外周部13aの内面に確実に押し付けることができ、これによっても下ケース2の外周部6aと上ケース3の外周部13aとの間の隙間を密閉することができる。
また、ボックス連結部材35は、連結取付部39が下ケース2の第1取付部33と上ケース3の第2取付部30との間に配置された状態で、第1取付部33、連結取付部39、第2取付部30を貫通するねじ部材であるビス34によって相互に締め付けられていることにより、連結取付部39を挟んで下ケース2と上ケース3とを確実にかつ強固に固定することができる。これにより、下ケース2の外周部6aの上端部を密閉部37に確実に当接させることができると共に、連結押付部38によって下ケース2の外周部6aの外面を上ケース3の外周部13aの内面に確実に押し付けることができる。
この場合、ボックス連結部材35は、上ケース3の外周部13aの角部と下ケース2の外周部6aの角部との間に配置されるコーナ部40を備えていることにより、ボックス連結部材35が下ケース2の外周部6aの角部と上ケース3の外周部13aの角部との間に配置された際に、外形部40aを上ケース3の第2ボックス枠状部9における外周部13aの角部に密接させることができ、また内形部40bを下ケース2の第1ボックス枠状部6における外周部6aの角部に密接させることができ、これにより上ケース3の外周部13aの角部と下ケース2の外周部6aの角部との間を良好に密閉することができる。
また、この楽器ケース1では、スピーカボックス部1aが、下ケース2の外周部6aおよび下ケース2内に設けられた第1枠状リブ6bによって形成された第1ボックス枠状部6と、上ケース3に設けられた第2枠状リブ13bおよびボックス連結部材35によって形成された第2ボックス枠状部9とで、囲われているので、上ケース3と下ケース2とを重ね合わせることにより、密閉されたスピーカボックス部1aを簡単にかつ良好に形成することができる。
この場合、この楽器ケース1では、スピーカボックス部1aが、第1ボックス枠状部6と第2ボックス枠状部9との間に、これらの全周に亘ってパッキン8が配置されていることにより、下ケース2と上ケース3とを重ね合わせた際に、下ケース2の第1ボックス枠状部6と上ケース3の第2ボックス枠状部9と間にパッキン8を挟み付けることができるので、上ケース3と下ケース2とで囲われるスピーカボックス部1aを確実にかつ良好に密閉することができる。
すなわち、パッキン8は、下ケース2の第1ボックス枠状部6の全周に亘って設けられていることにより、下ケース2と上ケース3とを重ね合わせた際に、下ケース2の外周部6aおよびこの下ケース2内の第1枠状リブ6bと、上ケース3に設けられた第2枠状リブ13b、増設枠状リブ14a、およびボックス連結部材35の密閉部37との間に、パッキン8を確実にかつ良好に挟むことができるので、スピーカボックス部1aの密閉性を確保することができる。
この場合、ボックス連結部材35は、上ケース3が下ケース2に重ね合わされて下ケース2の外周部6aの上端部が密閉部37に当接する際に、パッキン8を密閉部37に押し当てることができると共に、連結押付部38によって下ケース2の外周部6aの外面が上ケース3の外周部13aの内面に押し付けられる際に、パッキン8を下ケース2の外周部6aの外面と上ケース3の外周部13aの内面との間に挟み付けることができ、これによりボックス連結部材35における密閉性を更に高めることができる。
また、この楽器ケース1のスピーカボックス部1aは、上ケース3に階段状に形成されたボックス増設部14を備えていることにより、スピーカボックスの容積を増大させることができ、これによりスピーカ10の音響効果を高めることができると共に、このボックス増設部14が階段状に形成されていることにより、ボックス増設部14を上ケース3に一体に形成しても、その強度を確保することができるので、これによっても音極効果を高めることができる。
また、この楽器ケース1では、下ケース2の外周部6aおよびこの下ケース2内に設けられた第1枠状リブ6bと、上ケース3の外周部13aおよびこの上ケース3に設けられた第2枠状リブ13b、増設枠状リブ14a、およびボックス連結部材35の密閉部37とによって、スピーカボックス部1aが形成され、このスピーカボックス部1a内における上ケース3の内面にスピーカ10、ツイータ11、およびバスレフポート12が取り付けられていることにより、スピーカ10、ツイータ11、およびバスレフポート12による音響効果を高めることができる。
この場合、バスレフポート12は、スピーカボックスに対応する上ケース3内における背面に、その背面に設けられたポート開口部18に対応して取り付けられていることにより、上ケース3の背面にポート開口部18に対応して取り付けられたバスレフポート12によっても、音極効果を高めることができる。
すなわち、このバスレフポート12は、上ケース3内の背面にポート開口部18に対応して取り付けられるポート取付部23と、このポート取付部23に一体に形成されてポート開口部18から上ケース3の外部に開放された筒状のポート部24とを備えていることにより、筒状のポート部24によって音極効果を良好に高めることができる。
また、バスレフポート12は、上ケース3内の背面とこれに対応するポート取付部23との間にポート緩衝部材25が、ポート開口部18に対応する箇所を除いて、設けられていることにより、ポート緩衝部材25がポート開口部18を塞ぐことがなく、ポート緩衝部材25によってポート取付部23を上ケース3内の背面に密閉性を保って確実にかつ良好に取り付けることができる。
また、このバスレフポート12のポート取付部23は、下ケース2に対応するポート取付部23の下端部にポート連結部28が形成されていることにより、ボックス連結部材35と同様、重なり合う下ケース2と上ケース3との形状が異なっていても、密閉性を確保することができる。
すなわち、このバスレフポート12のポート取付部23は、上ケース3の外形が下ケース2の外形よりも大きく形成されていても、下ケース2の外周部6aの端部をポート連結部28に当接させることができると共に、このポート連結部28によって下ケース2の外周部6aの外面を上ケース3の外周部13aの内面に押し付けることができる。
このため、このバスレフポート12のポート取付部23では、重なり合う下ケース2と上ケース3との形状が異なることによって、バスレフポート12に対応する下ケース2の外周部6aの外面と上ケース3の外周部13aの内面との間に隙間が生じても、その隙間をポート連結部28で確実にかつ良好に塞ぐことができるので、重なり合う下ケース2と上ケース3との形状が異なっていても、スピーカボックス部1aの密閉性を確保することができる。
また、このバスレフポート12のポート取付部23では、ポート当接部28aにポート押付リブ28bが設けられていることにより、上ケース3が下ケース2に重ね合わされて、下ケース2の外周部6aの上端部がポート取付部23に当接する際に、ポート押付リブ28bによって下ケース2の外周部6aの外面を上ケース3の外周部13aの内面に押し付けることができ、これによっても下ケース2の外周部6aと上ケース3の外周部13aとの間に隙間を密閉することができる。
この場合にも、スピーカボックス部1aは、第1ボックス枠状部6と第2ボックス枠状部9との間に、これらの全周に亘ってパッキン8が配置されていることにより、上ケース3が下ケース2に重ね合わされて下ケース2の外周部6aの上端部がバスレフポート12のポート取付部23のポート当接部28aに当接する際に、パッキン8をポート当接部28aに押し当てることができる。
また、このバスレフポート12では、ポート当接部28aにポート押付リブ28bが設けられていることにより、上ケース3が下ケース2に重ね合わされてポート押付リブ28bによって下ケース2の外周部6aの外面が上ケース3の外周部13aの内面に押し付けられる際に、パッキン8を下ケース2の外周部6aの外面と上ケース3の外周部13aの内面との間に挟み付けることができ、これによっても、ポート連結部28における密閉性を更に高めることができる。
なお、上述した実施形態では、スピーカボックス部1aにおける上ケース3の背面にバスレフポート12を設けた場合について述べたが、この発明は、必ずしもバスレフポート12を備えている必要はない。この場合には、上ケース3の背面における下ケース2の外周部6aと上ケース3の外周部13aとの間に、ボックス連結部材35を設ければ良い。
また、上述した実施形態では、電子鍵盤楽器に適用した場合について述べたが、必ずしも電子鍵盤楽器である必要はなく、例えば電子弦楽器などの電子楽器にも適用することができるほか、必ずしも電子楽器である必要はなく、スピーカを備えた音極機器などに広く適用することができる。
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明は、これに限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
請求項1に記載の発明は、第1取付部が設けられた下ケースと、前記第1取付部と対応した位置に第2取付部が設けられた上ケースと、前記上ケース内に配置され、前記下ケースの外周部と前記上ケースの外周部内面との間の隙間を密閉する密閉部と、前記第1取付部と第2取付部との間に配置された取付部とを有する連結部材と、前記第1取付部、前記取付部及び前記第2取付部を相互に固定する固定部材と、を備えた機器ケースである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の機器ケースにおいて、前記密閉部は、前記下ケースの外周部の端部と面する第1面部、及び前記上ケースの外周部内面と面する第2面部を有する、機器ケースである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の機器ケースにおいて、前記連結部材は、前記第1のケースの前記外周部の端部と前記密閉部の第1面部とが面する際に、前記第1のケースの前記外周部の外面を前記第2のケースの前記外周部の内面に押し付ける連結押付部をさらに有する機器ケースである。
請求項4に記載の発明は、請求項2または請求項3に記載の機器ケースにおいて、前記固定部材は、前記取付部が前記下ケースの前記第1取付部と前記上ケースの前記第2取付部との間に配置された状態で、前記第1取付部、前記取付部、前記第2取付部を貫通して相互に締め付けるねじ部材を有する、機器ケースである。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の機器ケースにおいて、前記下ケースの外周部の端部および前記下ケース内に設けられた第1枠状リブによって形成された第1ボックス枠状部と、前記上ケースに設けられた第2枠状リブおよび前記連結部材によって形成された第2ボックス枠状部と、をさらに有する機器ケースである。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の機器ケースにおいて、前記第1ボックス枠状部と前記第2ボックス枠状部との間に、これらの全周に亘ってパッキンが配置されている機器ケースである。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の機器ケースにおいて、前記第2ボックス枠状部は、前記上ケースに階段状に形成されたボックス増設部を備えている機器ケースである。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜請求項7のいずれかに記載の機器ケースにおいて、前記第1ボックス枠状部と前記第2ボックス枠状部とで囲われた内部に、スピーカ、ツイータ及びバスレフポートが設けられている機器ケースである。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の機器ケースにおいて、前記バスレフポートは、前記上ケース内における背面に、その背面に設けられた開口部に対応して取り付けられるポート取付部と、このポート取付部に一体に形成されて前記開口部から前記上ケースの外部に開放された筒状のポート部と、を備えている機器ケースである。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の機器ケースにおいて、前記バスレフポートは、前記上ケース内の背面とこれに対応する前記ポート取付部との間に緩衝部材が、前記開口部に対応する箇所を除いて設けられている機器ケースである。
請求項11に記載の発明は、請求項9および請求項10に記載の機器ケースにおいて、前記下ケースに対応する前記ポート取付部の端部には、前記下ケースと前記上ケースとが重なり合う際に、前記上ケースの前記外周部の端部が当接するポート連結部が設けられている機器ケースである。
請求項12に記載の発明は、請求項1〜請求項11のいずれかに記載された機器ケースを備えている電子楽器である。
請求項13に記載の発明は、第1取付部が設けられた下ケースと、前記第1取付部と対応した位置に第2取付部が設けられた上ケースと、を有する機器ケースに用いられる連結部材であって、前記上ケース内に配置され、前記下ケースの外周部と前記上ケースの外周部内面との間の隙間を密閉する密閉部と、前記第1取付部と第2取付部との間に配置され、固定部材によって前記第1取付部及び前記第2取付部とともに相互に固定される取付部と、を備える連結部材である。
1 楽器ケース
1a スピーカボックス部
2 下ケース
3 上ケース
4 センタパネル
5 鍵盤部
6 第1ボックス枠状部
6a 外周部
6b 第1枠状リブ
8 パッキン
9 第2ボックス枠状部
10 スピーカ
11 ツイータ
12 バスレフポート
13 ケース本体部
13a 外周部
13b 第2枠状リブ
14 ボックス増設部
14a 増設枠状リブ
15 カバー部
16 スピーカ開口部
17 ツイータ開口部
18 ポート開口部
23 ポート取付部
24 ポート部
25 ポート緩衝部材
26 ポート固定片
28 ポート連結部
28a ポート当接部
28b ポート押付リブ
30 第2取付部
30a ねじ穴
31 増設ボス部
32 カバーボス部
33 第1取付部
34 ビス
35 ボックス連結部材
36 連結本体部
37 密閉部
38 連結押付部
39 連結取付部
40 コーナ部

Claims (12)

  1. 第1取付部が設けられた下ケースと、
    前記第1取付部と対応した位置に第2取付部が設けられた上ケースと、
    記下ケースの外周部の少なくとも一部と前記上ケースの外周部内面の少なくとも一部を密着させることにより、前記下ケース及び前記上ケースによりスピーカを囲むスピーカボックスを形成するための密閉部と、前記第1取付部と第2取付部との間に配置された連結取付部とを有する連結部材と、
    前記第1取付部、前記連結取付部及び前記第2取付部を相互に固定する固定部材と、
    を備えた機器ケース。
  2. 請求項1に記載の機器ケースにおいて、前記密閉部は、前記下ケースの外周部の少なくとも一部の上端部と面する第1面部、及び前記上ケースの外周部内面側の少なくとも一部と面する第2面部を有する、機器ケース。
  3. 求項2に記載の機器ケースにおいて、前記連結部材は、前記ケースの前記上端部と前記密閉部の前記第1面部とが面している状態で、前記ケースの前記上端部側の外面を前記ケースの前記外周部内に押し付けるための連結押付部をさらに有する機器ケース。
  4. 請求項2または3に記載の機器ケースにおいて、前記下ケース側には前記上端部を含む第1ボックス枠状部と、前記上ケース側には前記第1ボックス枠状部に対応する第2ボックス枠状部と、をさらに有し、前記第1ボックス枠状部及び前記第2ボックス枠状部により前記スピーカが囲まれている機器ケース。
  5. 請求項に記載の機器ケースにおいて、前記第1ボックス枠状部と前記第2ボックス枠状部との間に、これらの全周に亘ってパッキンが配置されている機器ケース。
  6. 請求項4または5に記載の機器ケースにおいて、前記上ケース側の前記第2ボックス枠状部は、段状に形成されたボックス増設部を含む機器ケース。
  7. 請求項4〜請求項6のいずれかに記載の機器ケースにおいて、前記第1ボックス枠状部と前記第2ボックス枠状部とで囲われた内部に、ツイータ及びバスレフポートが設けられている機器ケース。
  8. 請求項に記載の機器ケースにおいて、前記上ケースの背面に開口部が設けられており、前記バスレフポートは、前記開口部に対応して取り付けられているポート取付部と、このポート取付部に一体に形成された筒状のポート部と、を備えている機器ケース。
  9. 請求項に記載の機器ケースにおいて、前記バスレフポートは、前記開口部と前記ポート取付部との間にポート緩衝部材が、前記開口部に対応する箇所を除いて設けられている機器ケース。
  10. 請求項8または9に記載の機器ケースにおいて、記ポート取付部の端部に、前記下ケースの端部側と当接するポート連結部が設けられている機器ケース。
  11. 請求項1〜請求項10のいずれかに記載された機器ケースを備えている電子機器
  12. 請求項1〜請求項10のいずれかに記載された機器ケースと、
    鍵盤と、
    を備えている電子楽器。
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