JP6659452B2 - 射出成形機 - Google Patents

射出成形機 Download PDF

Info

Publication number
JP6659452B2
JP6659452B2 JP2016096071A JP2016096071A JP6659452B2 JP 6659452 B2 JP6659452 B2 JP 6659452B2 JP 2016096071 A JP2016096071 A JP 2016096071A JP 2016096071 A JP2016096071 A JP 2016096071A JP 6659452 B2 JP6659452 B2 JP 6659452B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molding machine
injection molding
movable
operation panel
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016096071A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017202637A (ja
Inventor
内山 辰宏
辰宏 内山
哲陽 漆崎
哲陽 漆崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FANUC Corp
Original Assignee
FANUC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FANUC Corp filed Critical FANUC Corp
Priority to JP2016096071A priority Critical patent/JP6659452B2/ja
Publication of JP2017202637A publication Critical patent/JP2017202637A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6659452B2 publication Critical patent/JP6659452B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

本発明は、操作盤を着脱可能にした射出成形機に関する。
従来、射出成形機の操作盤は、射出成形機の略中央部分に固定されていた。この操作盤を作業者が操作することで、射出成形機を運転させることができる。しかし、操作盤を射出成形機に固定してしまうと、操作盤を操作する際には、射出成形機に固定された操作盤まで作業者が行かなければならず、作業性が悪化していた。
下記に示す特許文献1には、そのような問題を解決するために、表示部とキー入力部とを備える遠隔制御装置(以下、操作盤と呼ぶ)を用いて、運転条件の変更、射出成形機の運転のスタート/ストップ、および、射出成形機の監視などを行う遠隔制御方法が開示されている。
特開平7−46675号公報
上記特許文献1によれば、操作盤によって射出成形機を遠隔操作することができるので、操作盤が射出成形機に固定されている従来のものに比べ、作業性が向上する。しかしながら、作業者は操作盤を持ちながら自由に行動することができるため、作業者が射出成形機の可動部に近づいてしまうと、作業者と可動部とが接触する虞があり、作業者の安全を確保することができない。
そこで、本発明は、作業者の安全と遠隔操作との利便性とを両立させる射出成形機を提供することを目的とする。
第1の本発明は、射出成形機であって、可動部と前記可動部を動作させる駆動部とを有する射出成形機本体と、前記射出成形機本体に着脱可能であって、前記可動部を動作させるために作業者によって操作される操作盤と、前記操作盤が前記射出成形機本体に装着されているか否かを検出する着脱検出部と、前記着脱検出部によって前記操作盤が前記射出成形機本体に装着されていないことが検出された場合は、前記駆動部を制御して予め設定されている設定速度またはそれ以下の速度で前記可動部を動作させる駆動制御部と、を備える。
この構成により、作業者が操作盤を射出成形機本体から取り外して、遠隔地から操作して、射出成形機本体の可動部を動作させる場合であっても、操作盤を操作する作業者が安全に作業(可動部の動作確認、保守、点検などの作業)をすることができる。また、遠隔地から射出成形機本体の可動部を動作させることができるので、可動部の動作確認および保守・点検などの作業性およびメンテナンス性などが向上する。したがって、作業者の安全と遠隔操作との利便性とを両立させた射出成形機を提供することができる。
第1の本発明は、前記射出成形機であって、前記設定速度は、前記可動部が動作しても作業者が前記可動部から退避することができる速度である。これにより、作業者が射出成形機本体から取り外して操作盤を操作して可動部を動作させる場合であっても、安全に作業することができる。
第1の本発明は、前記射出成形機であって、前記操作盤は、前記射出成形機本体の所定の取り付け位置に装着され、前記着脱検出部は、前記所定の取り付け位置に設けられてもよい。これにより、着脱検出部は、射出成形機本体の所定の取り付け位置に操作盤が装着されているか否かを精度よく検出することができる。
第2の本発明は、射出成形機であって、可動部と前記可動部を動作させる駆動部とを有する射出成形機本体と、前記射出成形機本体に着脱可能であって、前記可動部を動作させるために作業者によって操作される操作盤と、前記可動部の速度を検出する速度検出部と、前記操作盤が前記射出成形機本体に装着されているか否かを検出する着脱検出部と、前記着脱検出部によって前記操作盤が前記射出成形機本体に装着されていないことが検出され、且つ、前記速度検出部が検出した速度が予め設定されている設定速度を超えた場合は、前記駆動部を制御して前記可動部を停止させる駆動制御部と、を備える。
この構成により、作業者が操作盤を射出成形機本体から取り外して、遠隔地から操作して、射出成形機本体の可動部を動作させる場合であっても、操作盤を操作する作業者が安全に作業(可動部の動作確認、保守、点検などの作業)をすることができる。また、遠隔地から射出成形機本体の可動部を動作させることができるので、可動部の動作確認および保守・点検などの作業性およびメンテナンス性などが向上する。したがって、作業者の安全と遠隔操作との利便性とを両立させた射出成形機を提供することができる。
第2の本発明は、前記射出成形機であって、前記設定速度は、前記可動部が動作しても作業者が前記可動部から退避することができる速度である。これにより、作業者が射出成形機本体から取り外して操作盤を操作して可動部を動作させる場合であっても、安全に作業することができる。
第2の本発明は、前記射出成形機であって、前記操作盤は、前記射出成形機本体の所定の取り付け位置に装着され、前記着脱検出部は、前記所定の取り付け位置に設けられてもよい。これにより、着脱検出部は、射出成形機本体の所定の取り付け位置に操作盤が装着されているか否かを精度よく検出することができる。
本発明によれば、作業者が操作盤を射出成形機本体から取り外して、遠隔地から操作して、射出成形機本体の可動部を動作させる場合であっても、操作盤を操作する作業者が安全に作業(可動部の動作確認、保守、点検などの作業)をすることができる。また、遠隔地から射出成形機本体の可動部を動作させることができるので、可動部の動作確認および保守・点検などの作業性およびメンテナンス性などが向上する。したがって、作業者の安全と遠隔操作との利便性とを両立させた射出成形機を提供することができる。
実施の形態における射出成形機の概略的な外観構成を示す図である。 射出成形機本体および射出成形機本体を制御する制御装置の具体的な構成を示す図である。 実施の形態における制御装置の動作を示すフローチャートである。 変形例における制御装置の動作を示すフローチャートである。
本発明に係る射出成形機について、好適な実施の形態を掲げ、添付の図面を参照しながら以下、詳細に説明する。
図1は、射出成形機10の概略的な外観構成を示す図である。射出成形機10は、射出成形機本体12と、射出成形機本体12に着脱可能な操作盤14とを有する。射出成形機本体12は、機台16と、機台16上に設置された射出部18および型締部20とを備える。射出部18の少なくとも一部はカバー部材22によって覆われており、型締部20の少なくとも一部は、開閉可能な扉24aを有するカバー部材24によって覆われている。型締部20は、後述する固定金型26aと可動金型26bとからなる金型26を有し(図2参照)、射出部18は、射出シリンダ28から樹脂材料を金型26のキャビティ(固定金型26aと可動金型26bで形成されるキャビティ)内に送り込む。これによって、成形品の成形が行なわれる。操作盤14は、射出成形機本体12のカバー部材24に取り付け可能となっている。操作盤14は、カバー部材24の所定の取り付け位置24b(斜線で示す領域)に着脱可能となっている。この操作盤14の取り付け位置24bは、カバー部材24の射出部18側の位置、つまり、射出部18と型締部20とが並ぶ方向の略中央位置となっている。操作盤14が所定の取り付け位置24bに装着された場合は、操作盤14の前に立った作業者が射出成形機本体12の可動部に触れることができないようにカバー部材22、24が設けられている。
この操作盤14は、液晶表示装置LCDおよび手動入力装置MDIを有する。この操作盤14の手動入力装置MDIを作業者(オペレータ)が操作することで、射出成形機10(射出成形機本体12)の運転条件の変更などの各種設定および自動運転のスタート/ストップなどの各操作を行うことができる。また、操作盤14の液晶表示装置LCDは、設定画面および射出成形機10(射出成形機本体12)の監視情報などの必要な情報を表示画面に表示する。手動入力装置MDIとしては、例えば、数値データ入力用のテンキー、各種ファンクションキー、および、キーボードによって構成される。また、手動入力装置MDIは、液晶表示装置LCDの表示画面に設けられるタッチパネルを有してもよい。
図2は、射出成形機本体12および射出成形機本体12を制御する制御装置30の具体的な構成を示す図である。まず、型締部20について説明した後、射出部18について説明し、その後、射出成形機10(射出成形機本体12)の制御装置30について説明する。
型締部20は、固定プラテン32、リアプラテン34、および、固定プラテン32とリアプラテン34とを連結する複数のダイバー36とを有する。固定プラテン32とリアプラテン34との間には、可動プラテン38が設けられており、可動プラテン38は、複数のダイバー36に沿ってダイバー36の軸方向に移動可能となっている。固定金型26aは、固定プラテン32の可動プラテン38側に取り付けられており、可動金型26bは、可動プラテン38の固定プラテン32側に取り付けられている。
リアプラテン34と可動プラテン38との間には、トグル機構40が設けられている。トグル機構40に設けられたナット40aが、リアプラテン34に回転自在で軸方向への移動が不能に取り付けられたボールねじ42と螺合している。ボールねじ42に設けられたプーリ44と型開閉用サーボモータ46の出力軸に設けられたプーリ48とは環状のベルト50によって接続されている。
型開閉用サーボモータ46(駆動部M)の駆動により、プーリ48、ベルト50、および、プーリ44などからなる動力伝達機構を介してボールねじ42が回転(正転、逆転)することで、トグル機構40が前進、後進(図2において右方向、左方向)して、可動プラテン38が複数のダイバー36に沿って移動する。トグル機構40(可動プラテン38)が前進すると可動金型26b(可動部MP)が右方向に移動して金型26が閉じ、トグル機構40(可動プラテン38)が後進すると可動金型26b(可動部MP)が左方向に移動して金型26が開く。
型開閉用サーボモータ46には、型開閉用サーボモータ46の回転位置を検出するエンコーダなどの回転検出部52が取り付けられている。回転検出部52が検出した回転位置に基づいて可動金型26bの移動速度も求めることができる。したがって、回転検出部52は、速度検出部SDとしても機能する。
また、型締部20には、可動プラテン38に設けられた可動金型26bから成形品を取り出すためのエジェクタ装置54が設けられている。エジェクタ装置54は、エジェクタ用サーボモータ56(駆動部M)の回転力を、プーリ58、環状のベルト60、および、プーリ62などからなる動力伝達機構を介してボールねじ64に伝達することで、図示しないエジェクタピン(可動部MP)を可動金型26b内に突出させて成形品を可動金型26bから突き出すものである。なお、前記エジェクタピンに設けられたナット(図示略)がボールねじ64と螺合しており、これにより、ボールねじ64に伝達された回転力が直進運動の力に変換されて前記エジェクタピンが前進、後進可能となる。
エジェクタ用サーボモータ56には、エジェクタ用サーボモータ56の回転位置を検出するエンコーダなどの回転検出部66が取り付けられている。回転検出部66が検出した回転位置に基づいて前記エジェクタピンの移動速度も求めることができる。したがって、回転検出部66は、速度検出部SDとしても機能する。
次に、射出部18について説明する。射出シリンダ28内に樹脂材料を供給するために、ホッパ70が射出シリンダ28の上部に設けられている。射出シリンダ28の先端にはノズル部72が設けられており、射出シリンダ28内には、射出スクリュー74が挿通されている。射出部18には、射出シリンダ28内の溶融樹脂の圧力を検出するロードセルなどの図示しない圧力センサが設けられている。なお、射出シリンダ28は、図示しないヒータなどによって加熱されている。ホッパ70から供給された樹脂材料がペレット状の場合は射出シリンダ28内で溶融する。また、ホッパ70から射出シリンダ28内に供給される樹脂材料は溶融した樹脂(溶融樹脂)であってもよい。
スクリュー回転用サーボモータ76(駆動部M)の回転力が、プーリ78、環状のベルト80、および、プーリ82などからなる動力伝達機構を介して射出スクリュー74に伝達されて、射出スクリュー74(可動部MP)が回転する。また、射出用サーボモータ84(駆動部M)の駆動力が、プーリ86、環状のベルト88、プーリ90、および、ボールねじ92などからなる動力伝達機構を介して、射出スクリュー74に伝達されて、射出スクリュー74(可動部MP)が射出シリンダ28の軸方向に沿って前進、後進(図2において左方向、右方向)する。プーリ86および環状のベルト88は、プーリ90に射出用サーボモータ84の回転力を伝達する機構であり、ボールねじ92およびボールねじ92に螺合したプーリ90は、プーリ90に伝達された回転力を直進運動に変換する変換機構である。なお、射出スクリュー74は、ボールねじ92に連結されている。
スクリュー回転用サーボモータ76には、スクリュー回転用サーボモータ76の回転位置を検出するエンコーダなどの回転検出部94が取り付けられている。射出用サーボモータ84には、射出用サーボモータ84の回転位置を検出するエンコーダなどの回転検出部96が取り付けられている。また、回転検出部94が検出した回転位置に基づいて射出スクリュー74の回転速度も求めることができ、回転検出部96が検出した回転位置に基づいて射出スクリュー74の軸方向への移動速度も求めることができる。したがって、回転検出部94、96は、速度検出部SDとしても機能する。
射出シリンダ28内の溶融樹脂を金型26内の前記キャビティに送り込む場合は、スクリュー回転用サーボモータ76および射出用サーボモータ84を駆動させて、射出スクリュー74を回転させながら前進(図2において左方向)させる。
次に、制御装置30について説明する。制御装置30は、数値制御用のマイクロプロセッサであるCNC−CPU100、プログラマブルコントローラ用のマイクロプロセッサであるPMC−CPU102、および、サーボ制御用のマイクロプロセッサであるサーボCPU104を有する。これらのマイクロプロセッサは、バス106を介して相互の入出力を選択することにより、各マイクロプロセッサ間での情報伝達を行う。
サーボCPU104には、位置ループ、速度ループ、および、電流ループの処理を行うサーボ制御専用の制御プログラムを格納したROM108およびデータの一時記憶に用いられるRAM110が接続されている。また、サーボCPU104には、射出シリンダ28内の溶融樹脂の圧力を検出する前記した圧力センサの検出信号が入力される。サーボCPU104には、サーボアンプ112、114、116、118が接続されている。サーボアンプ112は、サーボCPU104からの指令に基づいて型開閉用サーボモータ46を駆動させて、金型26の開閉を行う(可動金型26bを移動させる)。サーボアンプ114は、サーボCPU104からの指令に基づいてエジェクタ用サーボモータ56を駆動させて、金型26が開いたときに、可動金型26bから成形品を取り出す(前記エジェクタピンを移動させる)。サーボアンプ116は、サーボCPU104からの指令に基づいてスクリュー回転用サーボモータ76を駆動させて、射出スクリュー74を回転させる。サーボアンプ118は、サーボCPU104からの指令に基づいて射出用サーボモータ84を駆動させて、射出スクリュー74を前進または後進させる。
このとき、サーボCPU104は、複数の回転検出部52、66、94、96の各々が検出した回転位置に基づいて、各軸のサーボモータ(型開閉用サーボモータ46、エジェクタ用サーボモータ56、スクリュー回転用サーボモータ76、および、射出用サーボモータ84の各々)をフィードバック制御する。
PMC−CPU102は、射出成形機10(射出成形機本体12)のシーケンス動作を制御するシーケンスプログラムなどを記憶したROM120およびデータの一時記憶に用いられるRAM122が接続されている。CNC−CPU100には、射出成形機10(射出成形機本体12)を全体的に制御する自動運転プログラムおよび各種プログラムなどを記憶したROM124およびデータの一時記憶に用いられるRAM126が接続されている。
不揮発性メモリで構成される成形データ保存用RAM128は、射出成形作業に関する成形条件、各種設定値、パラメータ、および、マクロ変数などの形成データを保存するためのメモリである。操作盤14および着脱センサ130は、I/Oポート132を介してバス106に接続されている。着脱センサ(着脱検出部)130は、射出成形機本体12への取り付け位置(カバー部材24に設けられた設置位置)24bに操作盤14が装着されているか否かを検出する。
作業者によって操作盤14が操作されると、その操作信号がI/Oポート132およびバス106を介して、CNC−CPU100(またはサーボCPU104)に送られる。作業者によって可動部を動作させる操作が行なわれると、CNC−CPU100(またはサーボCPU104)は、駆動部を制御して可動部を動作させる。なお、型開閉用サーボモータ46、エジェクタ用サーボモータ56、スクリュー回転用サーボモータ76、および、射出用サーボモータ84などのサーボモータを単に駆動部Mと呼ぶ場合がある。また、型開閉用サーボモータ46、エジェクタ用サーボモータ56、スクリュー回転用サーボモータ76、および、射出用サーボモータ84などのサーボモータによって可動する可動金型26b、前記エジェクタピン、および、射出スクリュー74などを単に可動部MPと呼ぶ場合がある。また、型開閉用サーボモータ46、エジェクタ用サーボモータ56、スクリュー回転用サーボモータ76、および、射出用サーボモータ84などのサーボモータに設けられた回転検出部52、66、94、96を単に速度検出部SDと呼ぶ場合がある。
着脱センサ130は、操作盤14の射出成形機10(射出成形機本体12)への取り付け位置24bに設けられている。着脱センサ130は、図示しないスイッチを有し、操作盤14が射出成形機10(射出成形機本体12)の取り付け位置24bに取り付けられるとこのスイッチがオンになり、操作盤14が射出成形機10(射出成形機本体12)から取り外されるとこのスイッチがオフになる。したがって、着脱センサ130は、スイッチのオン/オフによって、操作盤14が装着されているか取り外されているかを検出することができる。なお、着脱センサ130は、光学的に操作盤14が装着されたか否かを検出してもよいし、それ以外の方法によって操作盤14が装着されているか否かを検出してもよい。
以上の構成により、PMC−CPU102が、射出成形機10全体のシーケンス動作を制御し、CNC−CPU100がROM124に記憶された自動運転プログラムや成形データ保存用RAM128に格納された成形条件などに基づいて各軸のサーボモータに対して移動指令の分配を行う。そして、サーボCPU104は、各軸に対して分配された移動指令と、複数の回転検出部52、66、94、96の各々が検出した回転位置とに基づいて、位置ループ制御、速度ループ制御、および、電流ループ制御などのサーボ制御を行うという、いわゆるデジタルサーボ処理を実行し、型開閉用サーボモータ46、エジェクタ用サーボモータ56、スクリュー回転用サーボモータ76、および、射出用サーボモータ84を駆動制御する。なお、CNC−CPU100およびサーボCPU104は、駆動制御部DCを構成する。
このとき、CNC−CPU(駆動制御部DC)100は、着脱センサ130によって操作盤14が射出成形機本体12に装着されていないことが検出された場合は、型開閉用サーボモータ46、エジェクタ用サーボモータ56、スクリュー回転用サーボモータ76、および、射出用サーボモータ84などの駆動部Mを制御して、可動金型26b、前記エジェクタピン、射出スクリュー74などの可動部MPを予め設定された設定速度またはそれ以下で動作させる。
操作盤14が射出成形機本体12から取り外された場合は、作業者は、操作盤14を持って自由に移動し可動部MPを動作させることができる。そのため、作業者は、駆動部Mおよび可動部MPを保守する場合には、カバー部材22、24を外して、または、カバー部材22、24で覆われていない方向から可動部MPの近くまで移動し、操作盤14を操作して駆動部Mを駆動させて可動部MPの動作を見ながら異常がないかを詳細に確認することができる。したがって、利便性が高まるというメリットを有する反面、作業者が可動部MPに触れて怪我をする危険性が高まるというデメリットもある。そこで、操作盤14が射出成形機本体12に装着されていない場合は、可動部MPを設定速度またはそれ以下の速度に制限して動作させる。この設定速度は、可動部MPが動作しても作業者が可動部MPから退避することができる速度であり、成形データ保存用RAM128に記憶されている。つまり、CNC−CPU100は、着脱センサ130によって操作盤14が射出成形機本体12に装着されていないことが検出された場合は、成形データ保存用RAM128から設定速度を読み出し、読み出した設定速度またはそれ以下の速度で可動部MPが動作するように、駆動部Mを制御する。
なお、CNC−CPU100が、設定速度またはそれ以下の速度で可動部MPが動作するように駆動部Mを制御するようにしたが、サーボCPU104(駆動制御部DC)が行なってもよい。つまり、着脱センサ130によって操作盤14が射出成形機本体12に装着されていないことが検出された場合は、サーボCPU104が、成形データ保存用RAM128から設定速度を読み出し、読み出した設定速度またはそれ以下の速度で可動部MPが動作するように、駆動部Mを制御してもよい。
本実施の形態の制御装置30の動作を、図3に示すフローチャートにしたがって説明する。ステップS1で、CNC−CPU100(またはサーボCPU104)は、可動部MPを動作させるための操作が作業者によって行われたか否かを判断する。具体的には、CNC−CPU100(またはサーボCPU104)は、操作盤14から送られてきた操作信号に基づいてこの判断を行う。
ステップS1で、可動部MPを動作させるための操作が作業者によって行われたと判断すると、ステップS2に進み、CNC−CPU100(またはサーボCPU104)は、操作盤14が射出成形機本体12に装着されているか否かを判断する。具体的には、CNC−CPU100(またはサーボCPU104)は、着脱センサ130の検出結果に基づいて、この判断を行う。
ステップS2で、操作盤14が射出成形機本体12に装着されていると判断すると、ステップS3に進み、CNC−CPU100(またはサーボCPU104)は、作業者による操作盤14の操作によって任意に設定された速度で可動部MPを動作させる。つまり、作業者が設定した速度で可動部MPを動作させる。なお、CNC−CPU100(またはサーボCPU104)は、プログラムによって決められた速度で可動部MPを動作させてもよい。
一方、ステップS2で、操作盤14が射出成形機本体12に装着されていないと判断すると、ステップS4に進み、CNC−CPU100(またはサーボCPU104)は、予め設定された成形データ保存用RAM128に記憶されている設定速度で可動部MPを動作させる。このとき、作業者による操作盤14の操作によって任意に設定された速度が設定速度よりも遅い場合は、作業者によって任意に設定された速度で可動部MPを動作させてもよい。
このように、本実施の形態の射出成形機10は、可動部MPと可動部MPを動作させる駆動部Mとを有する射出成形機本体12と、射出成形機本体12に着脱可能であって、可動部MPを動作させるために作業者によって操作される操作盤14と、操作盤14が射出成形機本体12に装着されているかを検出する着脱センサ130と、着脱センサ130によって操作盤14が射出成形機本体12に装着されていないことが検出された場合は、駆動部Mを制御して予め設定されている設定速度またはそれ以下の速度で可動部MPを動作させる駆動制御部DCとを備える。駆動部Mは、型開閉用サーボモータ46、エジェクタ用サーボモータ56、スクリュー回転用サーボモータ76、および、射出用サーボモータ84の少なくとも1つである。また、可動部MPは、駆動部Mによって可動する可動金型26b、前記エジェクタピン、および、射出スクリュー74の少なくとも1つである。また、駆動制御部DCは、CNC−CPU100およびサーボCPU104で構成される。
これにより、作業者が操作盤14を射出成形機本体12から取り外して、遠隔地から操作して、射出成形機本体12の可動部MPを動作させる場合であっても、操作盤14を操作する作業者が安全に作業(可動部MPの動作確認、保守、点検などの作業)をすることができる。また、遠隔地から射出成形機本体12の可動部MPを動作させることができるので、可動部MPの動作確認および保守・点検などの作業性およびメンテナンス性などが向上する。したがって、作業者の安全と遠隔操作との利便性とを両立させた射出成形機10を提供することができる。
設定速度は、可動部MPが動作しても作業者が可動部MPから退避することができる速度であるので、作業者が射出成形機本体12から取り外して操作盤14を操作して可動部MPを動作させる場合であっても、安全に作業することができる。
操作盤14は、射出成形機本体12の所定の取り付け位置24bに装着され、着脱センサ130は、取り付け位置24bに設けられるので、着脱センサ130は、射出成形機本体12の所定の取り付け位置24bに操作盤14が装着されているか否かを精度よく検出することができる。
なお、図2では、操作盤14と射出成形機本体12(バス106)とを有線で接続した例を示したが、操作盤14と射出成形機本体12(バス106)とを無線で接続してもよい。有線通信の場合は、操作盤14と射出成形機本体12(バス106)とを接続するケーブルの長さによって作業者の行動範囲が規制されるが、無線通信にすれば電波の届く範囲内なら作業者は自由に移動することができ、可動部MPの動作確認および保守・点検などのメンテナンス性などが向上する。
[変形例]
上記実施の形態は、以下のように変形可能である。
本変形例では、CNC−CPU(駆動制御部DC)100は、着脱センサ130によって操作盤14が射出成形機本体12に装着されていないことが検出された場合であって、可動部MPの速度が成形データ保存用RAM128に記憶されている設定速度を超えた場合は、駆動部Mを制御して可動部MPを停止させるというものである。可動部MPの速度は、速度検出部SDである回転検出部52、66、94、96によって検出可能である。この回転検出部52、66、94、96が検出した速度は、サーボCPU104およびバス106を介してCNC−CPU100に送られる。
なお、CNC−CPU100が、可動部MPが停止するように駆動部Mを制御するようにしたが、サーボCPU104(駆動制御部DC)が行なってもよい。つまり、サーボCPU104が、着脱センサ130によって操作盤14が射出成形機本体12に装着されていないことが検出され、且つ、可動部MPの速度が成形データ保存用RAM128から読み出した設定速度を超えた場合は、駆動部Mを制御して可動部MPを停止させてもよい。
本変形例の制御装置30の動作を、図4に示すフローチャートにしたがって説明する。ステップS11で、CNC−CPU100(またはサーボCPU104)は、可動部MPを動作させるための操作が作業者によって行われたか否かを判断する。具体的には、CNC−CPU100(またはサーボCPU104)は、操作盤14から送られてきた操作信号に基づいてこの判断を行う。
ステップS11で、可動部MPを動作させるための操作が作業者によって行われたと判断すると、ステップS12に進み、CNC−CPU100(またはサーボCPU104)は、作業者による操作盤14の操作によって任意に設定された速度で可動部MPを動作させる。つまり、作業者が設定した速度で可動部MPを動作させる。なお、CNC−CPU100(またはサーボCPU104)は、プログラムによって決められた速度で可動部MPを動作させてもよい。
次いで、ステップS13で、CNC−CPU100(またはサーボCPU104)は、操作盤14が射出成形機本体12に装着されているか否かを判断する。具体的には、CNC−CPU100(またはサーボCPU104)は、着脱センサ130の検出結果に基づいて、この判断を行う。
ステップS13で、操作盤14が射出成形機本体12に装着されていないと判断すると、ステップS14に進み、CNC−CPU100(またはサーボCPU104)は、可動部MPの速度が予め設定された設定速度を超えたか否かを判断する。具体的には、CNC−CPU100(またはサーボCPU104)は、速度検出部SDによって検出された可動部MPの速度と、成形データ保存用RAM128に記憶されている設定速度とに基づいてこの判断を行う。
ステップS14で、可動部MPの速度が予め設定された設定速度を超えたと判断すると、ステップS15に進み、CNC−CPU100(またはサーボCPU104)は、駆動部Mを制御して可動部MPを停止させる。
このように、本変形例の射出成形機10は、可動部MPと可動部MPを動作させる駆動部Mとを有する射出成形機本体12と、射出成形機本体12に着脱可能であって、可動部MPを動作させるために作業者によって操作される操作盤14と、可動部MPの速度を検出する速度検出部SDと、操作盤14が射出成形機本体12に装着されているかを検出する着脱センサ130と、着脱センサ130によって操作盤14が射出成形機本体12に装着されていないことが検出され、且つ、速度検出部SDが検出した速度が予め設定されている設定速度を超えた場合は、駆動部Mを制御して可動部MPを停止させる駆動制御部DCとを備える。
これにより、作業者が操作盤14を射出成形機本体12から取り外して、遠隔地から操作して、射出成形機10(射出成形機本体12)の可動部MPを動作させる場合であっても、操作盤14を操作する作業者が安全に作業(可動部MPの動作確認、保守、点検などの作業)をすることができる。また、遠隔地から射出成形機10(射出成形機本体12)の可動部MPを動作させることができるので、可動部MPの動作確認および保守・点検などの作業性およびメンテナンス性などが向上する。したがって、作業者の安全と遠隔操作との利便性とを両立させた射出成形機10を提供することができる。
なお、上記各実施の形態では、説明をわかり易くするため、可動部MPを、可動金型26b、前記エジェクタピン、および、射出スクリュー74としたが、可動部MPは、駆動部Mによって駆動する部材、構成であればよい。したがって、可動部MPは、ベルト50、60、80、88であってもよく、プーリ44、48、58、62、78、82、86、90であってもよい。この場合であっても、可動部MPの速度を、回転検出部52、66、94、96が検出した回転位置に基づいて求めることができる。
また、従来のような着脱不可能な操作盤を、射出成形機本体12に取り付けてもよい。この場合は、射出成形機10は、着脱不可能に射出成形機本体12に取り付けられた操作盤と、上記各実施の形態で説明した着脱可能な操作盤14とを有することになる。
10…射出成形機 12…射出成形機本体
14…操作盤 16…機台
18…射出部 20…型締部
22、24…カバー部材 26…金型
26a…固定金型 26b…可動金型
28…射出シリンダ 30…制御装置
46…型開閉用サーボモータ 52、66、94、96…回転検出部
56…エジェクタ用サーボモータ 74…射出スクリュー
76…スクリュー回転用サーボモータ 84…射出用サーボモータ
100…CNC−CPU 102…PMC−CPU
104…サーボCPU 106…バス
112、114、116、118…サーボアンプ
128…成形データ保存用RAM 130…着脱センサ
DC…駆動制御部 M…駆動部
MP…可動部 SD…速度検出部

Claims (6)

  1. 可動部と前記可動部を動作させる駆動部とを有する射出成形機本体と、
    前記射出成形機本体に着脱可能であって、前記可動部を動作させるために作業者によって操作され、且つ、前記作業者が持って移動可能な操作盤と、
    前記操作盤が前記射出成形機本体に装着されているか否かを検出する着脱検出部と、
    前記着脱検出部によって前記操作盤が前記射出成形機本体に装着されていないことが検出された場合は、前記駆動部を制御して予め設定されている設定速度またはそれ以下の速度で前記可動部を動作させる駆動制御部と、
    を備えることを特徴とする射出成形機。
  2. 請求項1に記載の射出成形機であって、
    前記設定速度は、前記可動部が動作しても作業者が前記可動部から退避することができる速度である
    ことを特徴とする射出成形機。
  3. 請求項1または2に記載の射出成形機であって、
    前記操作盤は、前記射出成形機本体の所定の取り付け位置に装着され、
    前記着脱検出部は、前記所定の取り付け位置に設けられている
    ことを特徴とする射出成形機。
  4. 可動部と前記可動部を動作させる駆動部とを有する射出成形機本体と、
    前記射出成形機本体に着脱可能であって、前記可動部を動作させるために作業者によって操作される操作盤と、
    前記可動部の速度を検出する速度検出部と、
    前記操作盤が前記射出成形機本体に装着されているか否かを検出する着脱検出部と、
    前記着脱検出部によって前記操作盤が前記射出成形機本体に装着されていないことが検出され、且つ、前記速度検出部が検出した速度が予め設定されている設定速度を超えた場合は、前記駆動部を制御して前記可動部を停止させる駆動制御部と、
    を備えることを特徴とする射出成形機。
  5. 請求項4に記載の射出成形機であって、
    前記設定速度は、前記可動部が動作しても作業者が前記可動部から退避することができる速度である
    ことを特徴とする射出成形機。
  6. 請求項4または5に記載の射出成形機であって、
    前記操作盤は、前記射出成形機本体の所定の取り付け位置に装着され、
    前記着脱検出部は、前記所定の取り付け位置に設けられている
    ことを特徴とする射出成形機。
JP2016096071A 2016-05-12 2016-05-12 射出成形機 Active JP6659452B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016096071A JP6659452B2 (ja) 2016-05-12 2016-05-12 射出成形機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016096071A JP6659452B2 (ja) 2016-05-12 2016-05-12 射出成形機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017202637A JP2017202637A (ja) 2017-11-16
JP6659452B2 true JP6659452B2 (ja) 2020-03-04

Family

ID=60321426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016096071A Active JP6659452B2 (ja) 2016-05-12 2016-05-12 射出成形機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6659452B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61175014A (ja) * 1985-01-31 1986-08-06 Toyoda Gosei Co Ltd 分離型制御装置付成形機
JP2700989B2 (ja) * 1993-08-11 1998-01-21 日精樹脂工業株式会社 油圧式射出成形機の安全装置
JP3559102B2 (ja) * 1995-06-19 2004-08-25 東芝機械株式会社 射出成形機の操作盤
JP3616322B2 (ja) * 2000-10-23 2005-02-02 株式会社スター精機 成型品取出機の制御装置
JP5594950B2 (ja) * 2008-10-31 2014-09-24 三菱重工プラスチックテクノロジー株式会社 産業機械の保守支援装置及び産業機械
JP3161602U (ja) * 2010-05-24 2010-08-05 株式会社名機製作所 成形システムおよび射出成形システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017202637A (ja) 2017-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9254601B2 (en) Temperature monitoring device for injection molding machine
JP4168036B2 (ja) 射出成形機の圧力異常検出装置
US9127810B2 (en) Injection molding machine with motor power interruption function
EP0281637B1 (en) Straight-acting mold-clamping device in an injection molding machine
JP4829522B2 (ja) 射出成形機の制御装置
JP4676242B2 (ja) 射出成形機の制御装置
JP2016063580A (ja) 動力伝達手段の異常検出装置、成形装置及び動力伝達手段の異常検出方法
US8229591B2 (en) Method for sequence programming of an injection molding cycle of an injection molding machine
JP2006289911A (ja) 射出成形機の制御装置
JP5289528B2 (ja) 射出成形機のノズルタッチ制御装置
KR100347989B1 (ko) 위치 제어 장치
JP6659452B2 (ja) 射出成形機
EP0277242B1 (en) Straight-acting mold clamping device of an injection molding machine
JP5113928B2 (ja) 射出成形機のノズルタッチ制御装置
JP2002326265A (ja) 電動式射出成形機における型開放力監視方法
JP2006305933A (ja) 射出成形機の制御装置
JP6523382B2 (ja) 射出成形機のブレーキ制御装置および射出成形機のブレーキ制御方法
JP3595986B2 (ja) 射出成形機の制御装置
JP5570581B2 (ja) 電動射出成形機のモータ動力遮断装置
JP5118239B1 (ja) 射出成形機のノズル前後進用モータの制御装置
JP5710362B2 (ja) 射出成形機の樹脂漏れ検出方法および樹脂漏れ防止方法
JP5079362B2 (ja) 成形機
JP2016221710A (ja) 産業機械
JPH08244083A (ja) トグル式型締装置の型締選択方法およびその装置
JP2002321261A (ja) 射出成形機の制御方法と制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180718

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190611

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190716

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6659452

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150