JP5710362B2 - 射出成形機の樹脂漏れ検出方法および樹脂漏れ防止方法 - Google Patents

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本発明は、射出および計量中の樹脂圧力と金型へのノズルの押し付け力とを同一のグラフ上に表示する射出成型機の樹脂漏れ検出方法および樹脂漏れ防止方法に関する。
射出成形機において、射出装置を前進させて所定の押し付け力でノズルを金型に接触させる射出成形機では、溶融樹脂がノズルから金型内に射出される際、あるいは、シリンダ内に樹脂を計量する際の樹脂圧力に対してノズルの押し付け力が不足すると、ノズルが金型に接触した状態を維持できなくなり、ノズルから樹脂が漏れ出すことがある。このような漏れは成形不良の要因になるばかりではなく、ノズルに付着した樹脂を除去するという手間が増える問題がある。
特許文献1には、射出装置の移動量を検知する検出装置を設け、この移動量に基づいて樹脂漏れを検出する技術が開示されている。
特開平8−90596号公報
特許文献1に開示された技術では、樹脂漏れが発生したことを検知できるため、作業者はノズルの押し付け力や樹脂圧力の調整が必要であることがわかる。しかしながら、樹脂漏れが発生したタイミングと、そのタイミングでの樹脂圧力の値を確認することができないため、成形条件の変更を適切に行えないという問題点があった。
そこで本発明の目的は、樹脂漏れが発生したタイミングと、そのタイミングでの樹脂圧力の値を確認することが可能な、射出成形機の樹脂漏れ検出方法および樹脂漏れ防止方法を提供することである。
本願の請求項1に係る発明は、所定の押し付け力を発生させて金型とノズルを接触させて溶融樹脂を金型内に射出する射出成形機において、溶融樹脂の樹脂圧力を検出し、前記ノズルの押し付け力を検出し、射出開始からの経過時間に対応させて、前記検出された樹脂圧力と前記検出されたノズルの押し付け力をグラフ表示し前記表示されたノズルの押し付け力の上昇開始タイミングによってノズルからの樹脂漏れ発生タイミングを検出することを特徴とする射出成形機の樹脂漏れ検出方法である。
請求項2に係る発明は、所定の押し付け力を発生させて金型とノズルを接触させて溶融樹脂を金型内に射出する射出成形機において、溶融樹脂の樹脂圧力を検出し、前記ノズルの押し付け力を検出し、射出開始からの経過時間に対応させて、前記検出された樹脂圧力と前記検出されたノズルの押し付け力をグラフ表示し、前記表示されたノズルの押し付け力の上昇開始タイミングによってノズルからの樹脂漏れ発生タイミングを検出し、前記射出成形の射出中の樹脂圧力が、前記樹脂漏れ発生タイミングにおける樹脂圧力以下となるように成形条件を変更することを特徴とする射出成形機の樹脂漏れ防止方法である。
請求項3に係る発明は、所定の押し付け力を発生させて金型とノズルを接触させて溶融樹脂を金型内に射出する射出成形機において、溶融樹脂の樹脂圧力を検出し、前記ノズルの押し付け力を検出し、射出開始からのスクリュ位置に対応させて、前記検出された樹脂圧力と前記検出されたノズルの押し付け力をグラフ表示し前記表示されたノズルの押し付け力が上昇開始したスクリュ位置によってノズルからの樹脂漏れが開始したスクリュ位置を検出することを特徴とする射出成形機の樹脂漏れ検出方法である
請求項4に係る発明は、所定の押し付け力を発生させて金型とノズルを接触させて溶融樹脂を金型内に射出する射出成形機において、溶融樹脂の樹脂圧力を検出し、前記ノズルの押し付け力を検出し、射出開始からのスクリュ位置に対応させて、前記検出された樹脂圧力と前記検出されたノズルの押し付け力をグラフ表示し、前記表示されたノズルの押し付け力が上昇開始したスクリュ位置によってノズルからの樹脂漏れが開始したスクリュ位置を検出し、前記射出成形の射出中の樹脂圧力が、前記樹脂漏れ発生が発生したスクリュ位置における樹脂圧力以下となるように成形条件を変更することを特徴とする射出成形機の樹脂漏れ防止方法である。
本発明により、樹脂漏れが発生したタイミングと、そのタイミングでの樹脂圧力の値を確認することが可能な、射出成形機の樹脂漏れ検出方法および樹脂漏れ防止方法を提供できる。
本発明を適用する射出成形機の表示装置を説明するブロック図である。 樹脂圧力とノズル押し付け力の変化を記録したメモリを説明する図である。 射出開始からの経過時間に対応した樹脂圧力とノズル押し付け力の変化を表示するグラフである。 射出開始からのスクリュ位置に対応した樹脂圧力とノズル押し付け力の変化を表示するグラフである。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。
図1は本発明を適用する射出成形機の表示装置を説明するブロック図である。射出成形機Mは、機台Mb上に型締部Mcおよび射出部Miを備える。射出部Miは樹脂材料(ペレット)を加熱溶融し、当該溶融樹脂を金型31のキャビティ内に射出するものである。型締部Mcは主に金型31(可動側金型31a,固定側金型31b)の開閉を行うものである。
射出部Miを説明する。射出シリンダ1の先端にはノズル2が取り付けられている。射出シリンダ1内には、スクリュ3が挿通されている。スクリュ3には、スクリュ3に掛る圧力により樹脂圧力を検出するロードセル等を用いた樹脂圧力センサ5が設けられている。樹脂圧力センサ5から出力される樹脂圧力センサ出力信号は、A/D変換器16によりデジタル信号に変換されサーボCPU15に入力する。
スクリュ3は、スクリュ回転用サーボモータM2により、プーリ,ベルト等で構成される伝動機構6を介して回転させられる。また、スクリュ3は、スクリュ前後進用サーボモータM1によって、プーリ,ベルト,ボールネジ/ナット機構などの回転運動を直線運動に変換する機構を含む伝動機構7を介して駆動され、スクリュ3の軸方向に移動させられる。なお、符号P1はスクリュ前後進用サーボモータM1の位置,速度を検出することによって、スクリュ3の軸方向の位置,速度を検出する位置・速度検出器であり、符号P2はサーボモータM2の位置,速度を検出することによって、スクリュ3の軸周り回転位置,速度を検出する位置・速度検出器である。符号4は射出シリンダ1内に樹脂を供給するホッパである。
射出成形機Mは、固定側金型31bを取り付けた固定プラテン32にノズル2を圧接(ノズルタッチ)するために、射出部Miを型締部Mc側に前進させるためのノズルタッチ駆動装置を備えている。ノズルタッチ駆動装置は、機台Mbに取り付けられたノズル前後進用サーボモータM3、一端をノズル前後進用サーボモータM3の負荷軸に連結され,他端を固定プラテン32に回転自在に支持されたボールネジ34、該ボールネジ34に螺合されたナット33、射出部Miの筐体39に固定された第1の受圧板36、該ナットに取り付けられた第2の受圧板37、第1の受圧板36と第2の受圧板37の間に挿入されたバネ35、第1の受圧板36と第2の受圧板37の間隔を測定しバネの長さを検出するセンサ38からなる。ノズル前後進用サーボモータM3には位置・速度検出器P3が取り付けられている。位置・速度検出器P3の出力信号はサーボCPU15にフィードバックされ、ノズル前後進用サーボモータM3の制御に用いられる。
ノズルタッチ駆動装置は、ノズル前後進用サーボモータM3を回転させボールネジ34を回転させることによって、ナット33を固定プラテン32に対して前後進させる。ナット33の前後進によって第1の受圧板36と第2の受圧板37との間隔を調整し、バネ35の弾性力を調節する。図1に示されるバネ35のような弾性体を収縮させることによりノズル押し付け力を発生させる機構の場合では、弾性体の長さを測定することによりノズル2のノズル押し付け力を検出することができる。弾性体としてはバネの他にゴムを使用することができる。これにより、所望のノズル2の固定側金型31bへのノズル押し付け力(ノズルタッチ力)を設定することができる。
バネ35の長さを検出したセンサ38からの出力信号はインタフェース27を介してノズル2のノズル押し付け力としてRAM22に格納される。センサ38によるノズル2のノズル押し付け力の検出は所定の時間間隔毎(サンプリング間隔毎)に行う。
型締部Mcは、図示しない可動プラテン前後進モータによって可動プラテン30が固定プラテン32方向に前進し型閉じが行われ、可動側金型31aと固定側金型31bが接触した後もさらに可動プラテン30を固定プラテン32方向に前進させて所定の型締力を発生させる。そして、可動プラテンが後退することによって型開きが行われる。なお、図1において型締Mcは可動プラテン30、金型31a,31b、固定プラテン32のみを記載している。
射出成形機Mの制御装置は、数値制御用のマイクロプロセッサであるCNCCPU20、プログラマブルマシンコントローラ用のマイクロプロセッサであるPMCCPU17、及びサーボ制御用のマイクロプロセッサであるサーボCPU15を有し、バス26を介して相互の入出力を選択することにより各マイクロプロセッサ間で情報伝達が行えるように構成されている。
サーボCPU15には、位置ループ,速度ループ,電流ループの処理を行うサーボ制御専用の制御プログラムを格納したROM13およびデータの一時記憶に用いられるRAM14が接続されている。また、サーボCPU15は、A/D(アナログ/デジタル)変換器16を介して射出成形機Mに設けられた樹脂圧力センサ5から出力される圧力信号を検出できるように接続されている。
サーボCPU15には、サーボCPU15からの指令に基づいて、射出軸に接続された射出用サーボモータM1,スクリュ回転軸に接続されたスクリュ回転用サーボモータM2,ノズル前後進用サーボモータM3を駆動するサーボアンプ11,12,10が接続されている。また、各サーボモータM1,M2,M3に取り付けられた位置・速度検出器P1,P2,P3からの出力信号がサーボCPU15に帰還されるようになっている。各サーボモータM1,M2,M3の回転位置は、位置・速度検出器P1,P2,P3からの位置のフィードバック信号に基づいてサーボCPU15により算出され、各現在位置レジスタに更新記憶される。
PMCCPU17には射出成形機のシーケンス動作を制御するシーケンスプログラム等を記憶したROM18および演算データの一時記憶等に用いられるRAM19が接続され、CNCCPU20には、射出成形機を全体的に制御する自動運転プログラムなどの各種プログラムを記憶したROM21および演算データの一時記憶に用いられるRAM22が接続されている。
成形データ保存用RAM23は、不揮発性のメモリであって、射出成形作業に関する成形条件と各種設定値,パラメータ,マクロ変数等を記憶する成形データ保存用のメモリである。表示装置/MDI(手動データ入力装置)25はインタフェース(I/F)24を介してバス26に接続され、機能メニューの選択および各種データの入力操作等が行えるようになっている。また、数値データ入力用のテンキーおよび各種のファンクションキー等が設けられている。なお、表示装置としては、LCD(液晶表示装置)、CRT、その他の表示装置を用いたものでもよい。
以上の射出成形機Mの構成により、PMCCPU17が射出成形機全体のシーケンスを制御し、CNCCPU20がROM21の運転プログラムや成形データ保存用RAM23に格納された成形条件等に基づいて各軸のサーボモータに対して移動指令の分配を行い、サーボCPU15は各軸に対して分配された移動指令と位置・速度検出器P1,P2,P3で検出された位置および速度のフィードバック信号等に基づいて、ディジタルサーボ処理を実行し、サーボモータM1,M2,M3を駆動制御する。
上記射出成形機Mを用いた成形動作を説明する。
まず、ノズル2のノズル押し付け力の設定を説明する。サーボCPU15は、インタフェース27を介して取得されるセンサ38の検出信号を基にバネ35の長さを計測し、ノズル2のノズル押し付け力を求める。サーボCPU15は、所望のノズル押し付け力となるようにサーボアンプ10を介してノズル前後進用サーボモータM3を駆動制御する。
次に、型閉・型締・型開を説明する。型締部Mcの図示しない可動プラテン前後進モータを正方向に回転させると、ボールねじ軸が正方向に回転させられ、ボールねじ軸に螺合したクロスヘッドが前進させられ、トグル機構が作動させられると、可動プラテン30が固定プラテン32方向へ前進させられる。可動プラテン30に取り付けられた可動側金型31aが固定側金型31bと接触すると(型閉状態)、型締工程に移行する。型締工程では、可動プラテン前後進モータを更に正方向に駆動することで、トグル機構が伸長することによって金型31に型締力が発生する。
そして、射出部Miに設けられたスクリュ前後進用サーボモータM1が駆動されてスクリュ3の軸方向に前進することにより、金型31内に形成されたキャビティ空間に溶融樹脂が充填される。計量工程の後、型開きを行う場合、可動プラテン前後進モータを逆方向に駆動すると、ボールねじ軸が逆方向に回転させられる。それに伴って、クロスヘッドが後退し、トグル機構が屈曲する方向に作動し、可動プラテン30が図示しないリアプラテンの方向に後退する。
本発明の実施形態では、溶融樹脂を金型31のキャビティ内に射出している間の樹脂圧力の変化とノズル押し付け力の変化を射出成形機Mの表示装置/MDI25の表示装置の表示画面上にグラフ表示して、樹脂漏れ発生のタイミングが簡単にわかるようにし、さらに樹脂漏れが発生したタイミングでの樹脂圧力をグラフから読み取ることにより、樹脂漏れが発生しない最大樹脂圧力の確認を可能にする。
グラフ表示に必要なデータを取得するため、金型31内へ溶融樹脂の射出が始まると、射出成形機Mは検出された樹脂圧力、ノズル押し付け力およびスクリュ位置をそれぞれサンプリング周期毎に記憶していく。図2は樹脂圧力とノズル押し付け力の変化を記録したメモリを説明する図である。図2に示されるように、サンプリング周期毎に取得するデータは、射出開始からの経過時間T,樹脂圧力P,ノズル押し付け力F,スクリュ位置Sである。経過時間Tは射出成形機Mを制御する制御装置に内蔵される計時機能により取得できる。樹脂圧力Pは樹脂圧力センサ5により検出され、ノズル押し付け力Fはセンサ38により検出され、スクリュ位置Sは位置・速度検出器P3により検出される。なお、インデックスはサンプリング周期毎に取得されるデータの順番を表している。
射出開始からサンプリングを開始し計量が終了するとサンプリングを終了する。サンプリングにより得られたデータを基に射出からの経過時間に対応させて、記憶された樹脂圧力とノズル押し付け力をグラフに表示する。なお、グラフは射出開始からの経過時間に対応させて溶融樹脂の圧力とノズル押し付け力を表示してもよいし(図3参照)、スクリュの位置に対応させて溶融樹脂の圧力とノズル押し付け力を表示してもよい(図4参照)。
図3は射出からの経過時間に対応させて、溶融樹脂の樹脂圧力とノズル押し付け力を同一グラフ上に表示した例である。この例では射出中に樹脂圧力がピークを迎えるタイミングでノズル押し付け力が上昇しているので、このタイミングで樹脂漏れが発生していると判断できる。また、グラフからノズル押し付け力が上昇開始時のタイミング、すなわち樹脂漏れが発生し始めたタイミングでの樹脂圧力がわかるため、射出中の樹脂圧力が、樹脂漏れが発生し始めたタイミングの樹脂圧力以下となるように成形条件の変更を行えば樹脂漏れを防止できることがわかる。樹脂圧力の曲線上の符合bはノズル2の押し付け力が上昇開始時の樹脂圧力,符号cは最大の樹脂圧力,符号dはノズル2の押し付け力が元に戻った時の樹脂圧力を示す。
図4は射出開始からのスクリュ位置に対応させて溶融樹脂の樹脂圧力とノズル2のノズル押し付け力を同一のグラフ上に表示した例である。この例では射出中にスクリュ3が最も前進した位置で樹脂圧力がピークを迎え、この位置の前後でノズル押し付け力が上昇し樹脂漏れが発生していることが判別できる。そして、ノズル押し付け力が上昇開始時のタイミング、すなわち樹脂漏れが発生し始めた位置での樹脂圧力をグラフから読み取り、射出中の樹脂圧力が、樹脂漏れが発生し始めたスクリュ位置での樹脂圧力以下となるように、成形条件の変更を行えば樹脂漏れを防止できることがわかる。なお、樹脂圧力の曲線上の符号a,b,c,d,eは、図3の符号a,b,c,d,eに対応する。
射出成形機Mの条件設定では、射出工程と計量工程の設定が明確に分離している。このため、射出開始を起点としたグラフ表示方法以外に、計量開始を起点としたグラフを表示すれば、射出工程と計量工程に分けて樹脂圧力とノズル押し付け力との関係を把握できるためより明確に樹脂漏れ発生のタイミングとその時点における樹脂圧力を把握することができる。
以上のように射出から計量までのいずれかのタイミングで樹脂漏れが発生すると、樹脂漏れが発生したタイミングがグラフ上のノズル押し付け力の変化となって現れるので、簡単にそのタイミングを確認することができる。樹脂漏れが発生したタイミングと樹脂漏れが発生する樹脂圧力が明確になるため、成形技術者は、樹脂漏れが発生しない樹脂圧力になるように射出・保圧・計量工程の圧力設定を調整することで、樹脂漏れに対する対策を適切に行うことができる。
33 ナット
34 ボールネジ
35 バネ
36 第1の受圧板
37 第2の受圧板
38 センサ
39 筐体

Claims (4)

  1. 所定の押し付け力を発生させて金型とノズルを接触させて溶融樹脂を金型内に射出する射出成形機において
    溶融樹脂の樹脂圧力を検出し
    前記ノズルの押し付け力を検出し
    射出開始からの経過時間に対応させて、前記検出された樹脂圧力と前記検出されたノズルの押し付け力をグラフ表示し
    前記表示されたノズルの押し付け力の上昇開始タイミングによってノズルからの樹脂漏れ発生タイミングを検出することを特徴とする射出成形機の樹脂漏れ検出方法。
  2. 所定の押し付け力を発生させて金型とノズルを接触させて溶融樹脂を金型内に射出する射出成形機において、
    溶融樹脂の樹脂圧力を検出し、
    前記ノズルの押し付け力を検出し、
    射出開始からの経過時間に対応させて、前記検出された樹脂圧力と前記検出されたノズルの押し付け力をグラフ表示し、
    前記表示されたノズルの押し付け力の上昇開始タイミングによってノズルからの樹脂漏れ発生タイミングを検出し、
    前記射出成形の射出中の樹脂圧力が、前記樹脂漏れ発生タイミングにおける樹脂圧力以下となるように成形条件を変更することを特徴とする射出成形機の樹脂漏れ防止方法。
  3. 所定の押し付け力を発生させて金型とノズルを接触させて溶融樹脂を金型内に射出する射出成形機において
    溶融樹脂の樹脂圧力を検出し
    前記ノズルの押し付け力を検出し
    射出開始からのスクリュ位置に対応させて、前記検出された樹脂圧力と前記検出されたノズルの押し付け力をグラフ表示し
    前記表示されたノズルの押し付け力が上昇開始したスクリュ位置によってノズルからの樹脂漏れが開始したスクリュ位置を検出することを特徴とする射出成形機の樹脂漏れ検出方法
  4. 所定の押し付け力を発生させて金型とノズルを接触させて溶融樹脂を金型内に射出する射出成形機において、
    溶融樹脂の樹脂圧力を検出し、
    前記ノズルの押し付け力を検出し、
    射出開始からのスクリュ位置に対応させて、前記検出された樹脂圧力と前記検出されたノズルの押し付け力をグラフ表示し、
    前記表示されたノズルの押し付け力が上昇開始したスクリュ位置によってノズルからの樹脂漏れが開始したスクリュ位置を検出し、
    前記射出成形の射出中の樹脂圧力が、前記樹脂漏れ発生が発生したスクリュ位置における樹脂圧力以下となるように成形条件を変更することを特徴とする射出成形機の樹脂漏れ防止方法。
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