JP2002321261A - 射出成形機の制御方法と制御装置 - Google Patents

射出成形機の制御方法と制御装置

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JP2002321261A
JP2002321261A JP2001128759A JP2001128759A JP2002321261A JP 2002321261 A JP2002321261 A JP 2002321261A JP 2001128759 A JP2001128759 A JP 2001128759A JP 2001128759 A JP2001128759 A JP 2001128759A JP 2002321261 A JP2002321261 A JP 2002321261A
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JP
Japan
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injection molding
molding machine
moving member
signal
servo
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JP2001128759A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Osawa
一行 大沢
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Meiki Seisakusho KK
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Meiki Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全扉を開放したときでも型開き作動を実行
するような場合ではサーボモータはサーボONのままで
あり、サーボアンプへ伝送・入力される制御信号がノイ
ズや機器の故障によって変化したり、サーボアンプ自体
の故障によってサーボモータが暴走する危険がある。 【解決手段】 射出成形機の移動部材に設けたセンサ
が、移動部材の所定加速度値を越えて移動したかまたは
指令値とは逆方向に移動した信号を発信したときに、移
動部材を駆動するサーボモータへの通電を停止するよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】射出成形機の可動盤等の移動
部材が誤作動したときの安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】射出成形機には、可動金型を取付け可動
金型を固定金型に近接・離隔させる可動盤、金型キャビ
ティに溶融樹脂を充填するスクリュを前後動させる射出
装置、射出装置全体を固定盤に近接・離隔させるシフト
装置等の移動部材がある。これら移動部材のうち可動盤
については、成形品の取出しや保守点検のために金型に
手を触れる機会が多く、その作動に対する安全性が特に
問われるのである。そのため可動盤の作動領域には金型
へのアクセスを防止するための安全扉が設けられてお
り、安全扉が開放されたときには可動盤を開閉駆動する
サーボモータへの通電が停止される所謂サーボOFFの
状態にする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、型開き作動
は安全扉が開放されたときでも実行するのが効率的な場
合がある。しかしながらそのような状況ではサーボモー
タはサーボONのままであり、サーボアンプへ伝送・入
力される制御信号がノイズや機器の故障によって変化し
たり、サーボアンプ自体の故障によってサーボモータが
暴走する危険がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、射出成形機の移
動部材に設けたセンサが、移動部材の所定加速度値を越
えて移動したかまたは指令値とは逆方向に移動した信号
を発信したときに、移動部材を駆動するサーボモータへ
の通電を停止するようにして、安全を確保するのであ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】図面に基づいて、本発明の実施の
形態を詳細に説明する。図1は本発明を実施する射出成
形機とその制御装置のブロック図である。1は射出成形
機であり、可動盤、固定盤、射出装置等からなる。2は
サーボモータであり、可動盤や射出装置のスクリュ等を
前後動駆動する。3はエンコーダであり、サーボモータ
2の軸に直結されている。
【0006】4はセンサであり、可動盤等の移動部材に
取付けて移動部材の加速度や移動方向を検出する。セン
サ4は、移動部材の制御のために移動部材の位置や速度
を検出する位置検出器と兼用することも可能であるが、
位置検出器とは別に設けることが安全装置として好まし
い。センサ4の具体例としては、重錘と圧電素子からな
る圧電型加速度センサ(富士セラミックス社製)があ
り、その他にジャイロセンサ等もある。
【0007】5はシーケンサであり、射出成形機1の全
移動部材の制御を実行する。シーケンサ5は、射出成形
機1の成形条件に応じて設定した指令値に対して、エン
コーダ3の検出した実測値が指令値と一致するようにサ
ーボモータ2を制御する制御信号8をサーボアンプ6へ
出力する。サーボアンプ6は、制御信号8に一致させて
サーボモータ2を駆動する公知のアンプであり、制御信
号8とエンコーダ3の位置信号を突合わせた後電力増幅
し、電流帰還させてサーボモータ2へ駆動電流を供給す
る。スイッチ7は、サーボアンプ6の出力をサーボモー
タ2に供給する(サーボON)か遮断する(サーボOF
F)かをシーケンサ5からの処理信号9に基づいて選択
的に制御する。
【0008】次に本発明に係わる作動について説明す
る。制御信号8に基づき移動部材がサーボモータ2によ
って駆動され、その移動時の加速度はセンサ4の電気信
号の大きさとして検出される。また移動部材の移動方向
はセンサ4の電気信号の極性により判別される。したが
って、制御信号8の値がノイズやシーケンサ5等の機器
の故障により変化して、移動部材がシーケンサ5に設定
された所定加速度値を越えて暴走したり、移動部材が制
御信号8で指令された方向とは逆の方向に移動したとき
には、シーケンサ5はその演算機能により異常を検出し
て処理信号9を出力する。処理信号9がサーボアンプ6
に入力されたときにはスイッチ7が解磁され、サーボモ
ータ2の駆動電流がOFFされて、サーボモータ2は停
止する。
【0009】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、ノイズや故障に起因するサーボモータの暴走を瞬時
に検出してサーボモータを停止させるので、作業員を危
険から守り、金型等の機器の損傷を防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する射出成形機とその制御装置の
ブロック図である。
【符号の説明】
1 ……… 射出成形機 2 ……… サーボモータ 3 ……… エンコーダ 4 ……… センサ 5 ……… シーケンサ 6 ……… サーボアンプ 7 ……… スイッチ 8 ……… 制御信号 9 ……… 処理信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形機の移動部材に設けたセンサ
    が、移動部材の所定加速度値を越えて移動したかまたは
    指令値とは逆方向に移動した信号を発信したときに、移
    動部材を駆動するサーボモータへの通電を停止すること
    を特徴とする射出成形機の制御方法。
  2. 【請求項2】 サーボモータにより駆動される射出成形
    機の移動部材に設けたセンサと、センサの信号を取込ん
    で移動部材が所定加速度値を越えて移動したかまたは指
    令値とは逆方向に移動したことを演算処理して検出する
    シーケンサと、シーケンサからの処理信号に基づいてサ
    ーボモータへの通電を遮断するスイッチとからなること
    を特徴とする射出成形機の制御装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019150998A (ja) * 2018-03-02 2019-09-12 住友重機械工業株式会社 射出成形機及び産業機械用モータ駆動装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019150998A (ja) * 2018-03-02 2019-09-12 住友重機械工業株式会社 射出成形機及び産業機械用モータ駆動装置
JP7050529B2 (ja) 2018-03-02 2022-04-08 住友重機械工業株式会社 射出成形機及び産業機械用モータ駆動装置

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