JP6657781B2 - 投射光学系及びプロジェクター - Google Patents

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Description

本発明は、画像表示素子の画像を拡大投影するプロジェクターへの組み込みに適した投射光学系及びプロジェクターに関する。
プロジェクターやプロジェクターへの組み込みに適した投射光学系として、例えば、近距離から広画角で投射(近距離投射)するために、例えば固定レンズ部と可動レンズ部と凹面鏡とを用いて斜め投射における斜め光束の光軸に対する傾きを小さくしつつ、鏡筒による結像光束のケラレを有効に防止するものが知られている(特許文献1参照)。
一般に、近距離投射を行うプロジェクターに適用される投射光学系では、機構的制約からレンズの移動に制限がある一方で、非球面レンズ等を使用すること等のため製造誤差が発生しやすく、例えば製造過程においてフォーカスのためのレンズの位置調整が必須となるものの必ずしも容易かつ的確に調整が行えるとは限らない、という課題がある。
特開2011−85922号公報
本発明は、上記背景に鑑みてなされたものであり、例えば近距離投射を行うプロジェクターへの適用に際して、レンズの位置調整(特に、製造過程におけるフォーカス位置調整)を容易にすることが可能な投射光学系及び当該投射光学系を用いたプロジェクターを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る投射光学系は、レンズ群を収納する鏡筒ガイド筒と、鏡筒ガイド筒に収納されるレンズ群の位置調整のための位置調整カム筒と、鏡筒ガイド筒と位置調整カム筒とにおけるカムの回転範囲を規制可能な回転規制部とを備える。
上記投射光学系では、鏡筒ガイド筒と位置調整カム筒とにおけるカムの回転動作によってフォーカス位置調整等のレンズ間の位置調整を行うに際して、カムの回転範囲を規制可能な回転規制部を設けている。これにより、近距離投射を行うプロジェクターへの適用に際して、特に製造過程におけるフォーカス位置調整といったレンズの位置調整を容易にすることが可能となる。
本発明の具体的な側面によれば、鏡筒ガイド筒と位置調整カム筒との間でのカムによる相対的な位置関係を固定可能な回転固定部をさらに備える。この場合、例えばレンズの配置を所定の状態で固定維持できる。
本発明の別の側面によれば、回転規制部と回転固定部とは、治具を使用することによりそれぞれ回転規制あるいは回転固定可能となる。この場合、例えば製造工程において治具の利用により所望の調整を行うことができる。
本発明のさらに別の側面によれば、回転規制部と回転固定部とは、並んで配置され、同一の治具を差し替えることによりそれぞれ回転規制あるいは回転固定可能となる。この場合、回転規制時と回転固定時とで、1つの治具を差し替えて共通に使用する、すなわち兼用することができ、かつ、回転規制部と回転固定部とが並んで配置されているので治具の差し替えを迅速かつ的確に行うことができる。
本発明のさらに別の側面によれば、回転規制部は、鏡筒ガイド筒に設けた凹部又は孔部を形成する第1規制部と、位置調整カム筒に設けた孔部又は切欠き部を形成する第2規制部とを有し、第1規制部と第2規制部とのうち一方は、鏡筒ガイド筒の円周方向に沿って延びている。この場合、第1規制部又は第2規制部のうちいずれかについて円周方向に沿って延びる範囲を規定することで、回転規制部における規制範囲(裏を返せば回転を許容する範囲)を画定されることができる。
本発明のさらに別の側面によれば、位置調整カム筒は、回転規制部による規制下において、フォーカス位置を調整する。この場合、例えば近距離投射の光学系において特に問題となりやすい製造過程におけるフォーカスのための位置調整を簡単、確実に調べることができる。
本発明のさらに別の側面によれば、回転規制部は、フォーカス位置の調整のための回転範囲を、所定範囲の画面サイズにおいてフォーカス調整可能とするレンズ群の回転範囲のマージン以下の範囲内で規制する。この場合、回転規制部において回転範囲を規制することで、所望の画面サイズ変更を維持させつつ、フォーカスのための位置調整を行うことができる。
本発明のさらに別の側面によれば、レンズ群を構成する複数のレンズのうち少なくとも1つのレンズの姿勢を調整するレンズ姿勢調整機構をさらに備える。この場合、レンズ姿勢調整機構により、構成レンズの姿勢調整が可能になる。
本発明のさらに別の側面によれば、レンズ群の光路後段に配置された曲面ミラーと、当該曲面ミラーの姿勢を調整するミラー姿勢調整機構とをさらに備える。この場合、ミラー姿勢調整機構により、曲面ミラーの姿勢調整が可能になる。
上記目的を達成するため、本発明に係るプロジェクターは、光源からの光を変調して画像光を形成する光変調素子と、光変調素子からの画像光を投射する上記いずれかの投射光学系とを備える。この場合、上記いずれかの投射光学系を備えることで、近距離投射を行うに際して、特に製造過程におけるフォーカス位置調整といったレンズの位置調整を容易にすることが可能となる。
実施形態の投射光学系を組み込んだプロジェクターの概略構成を示す図である。 投射光学系の一例を示す斜視図である。 投射光学系の一例を示す別の角度の斜視図である。 投射光学系を分解した状態で示す斜視図である。 図4のうち、レンズを収納する鏡筒部について示す斜視図である。 投射光学系の一例を示す断面図である。 投射光学系における物体面から投射面までの構成および光線図の一例である。 図7のうち、物体面から凹面反射ミラーまでの一部拡大図である。 (A)〜(C)は、一変形例の回転規制部について説明するための概念的な図であり、(D)〜(F)は、別の一変形例の回転規制部について説明するための概念的な図である。
以下に図面を参照して、本発明の実施形態に係る投射光学系について詳細に説明する。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る投射光学系を組み込んだプロジェクター2は、画像光を投射する光学系部分50と、光学系部分50の動作を制御する回路装置80とを備える。
光学系部分50において、光源10は、例えば超高圧水銀ランプであって、R光、G光、及びB光を含む光を射出する。ここで、光源10は、超高圧水銀ランプ以外の放電光源であってもよいし、LEDやレーザーのような固体光源であってもよい。第1インテグレーターレンズ11及び第2インテグレーターレンズ12は、アレイ状に配列された複数のレンズ素子を有する。第1インテグレーターレンズ11は、光源10からの光束を複数に分割する。第1インテグレーターレンズ11の各レンズ素子は、光源10からの光束を第2インテグレーターレンズ12のレンズ素子近傍にて集光させる。第2インテグレーターレンズ12のレンズ素子は、重畳レンズ14と協働して、第1インテグレーターレンズ11のレンズ素子の像を液晶パネル18R、18G、18Bに形成する。このような構成により、光源10からの光が液晶パネル18R、18G、18Bの表示領域の全体を略均一な明るさで照明する。
偏光変換素子13は、第2インテグレーターレンズ12からの光を所定の直線偏光に変換させる。重畳レンズ14は、第1インテグレーターレンズ11の各レンズ素子の像を、第2インテグレーターレンズ12を介して液晶パネル18R、18G、18Bの表示領域上で重畳させる。
第1ダイクロイックミラー15は、重畳レンズ14から入射したR光を反射させ、G光及びB光を透過させる。第1ダイクロイックミラー15で反射されたR光は、反射ミラー16及びフィールドレンズ17Rを経て、光変調素子である液晶パネル18Rへ入射する。液晶パネル18Rは、R光を画像信号に応じて変調することにより、R色の画像を形成する。
第2ダイクロイックミラー21は、第1ダイクロイックミラー15からのG光を反射させ、B光を透過させる。第2ダイクロイックミラー21で反射されたG光は、フィールドレンズ17Gを経て、光変調素子である液晶パネル18Gへ入射する。液晶パネル18Gは、G光を画像信号に応じて変調することにより、G色の画像を形成する。第2ダイクロイックミラー21を透過したB光は、リレーレンズ22、24、反射ミラー23、25、及びフィールドレンズ17Bを経て、光変調素子である液晶パネル18Bへ入射する。液晶パネル18Bは、B光を画像信号に応じて変調することにより、B色の画像を形成する。
クロスダイクロイックプリズム19は、光合成用のプリズムであり、各液晶パネル18R、18G、18Bで形成されたR色の画像とG色の画像とB色の画像とを合成して画像光とし、投射光学系40へ進行させる。
投射光学系40は、クロスダイクロイックプリズム19で形成された画像光を不図示のスクリーン上に拡大投射する投射用ズームレンズである。ここでは、一例として、既定の投射距離から74インチの画面サイズでの投射を基準として60〜100インチの範囲で調整可能であることを保証するように設計されているものとする。
回路装置80は、ビデオ信号等の外部画像信号が入力される画像処理部81と、画像処理部81の出力に基づいて光学系部分50に設けた液晶パネル18G,18R,18Bを駆動する表示駆動部82と、投射光学系40に設けた駆動機構(不図示)を動作させて投射光学系40の状態を調整するレンズ駆動部83と、これらの回路部分81,82,83等の動作を統括的に制御する主制御部88とを備える。
画像処理部81は、入力された外部画像信号を各色の諧調等を含む画像信号に変換する。なお、画像処理部81は、外部画像信号に対して歪補正や色補正等の各種画像処理を行うこともできる。
表示駆動部82は、画像処理部81から出力された画像信号に基づいて液晶パネル18G,18R,18Bを動作させることができ、当該画像信号に対応した画像又はこれに画像処理を施したものに対応する画像を液晶パネル18G,18R,18Bに形成させることができる。
レンズ駆動部83は、主制御部88の制御下で動作し、投射光学系40を構成する一部の光学要素をアクチュエーターAC(及びアクチュエーターACによる駆動されるレバー部LV)を介して光軸OAに沿って適宜移動させることにより、投射光学系40によるスクリーン上への画像の投射において、投射距離を変更した時のフォーカス調整を行うことができる。なお、レンズ駆動部83は、投射光学系40全体を光軸OAに垂直な上下方向に移動させるアオリの調整により、スクリーン上に投射される画像の縦位置を変化させることもできる。
以下、図2等を参照して、実施形態の投射光学系40の構造について具体的に説明する。なお、図2等で例示した投射光学系40は、後述する一例(図7,8参照)のような投射を行う構成となっている。
図2〜図6に示すように、投射光学系40は、複数の屈折レンズやミラーレンズで構成される光学系部分(光学的作用を及ぼす主要部分)のほか、レンズ等の各光学部材を収納するための複数の円筒型の枠構造体で構成される鏡筒部39と、プロジェクター2(図1参照)の本体部分へ取り付けるための取付部38と、レンズやミラーを保護するための光透過性のカバー部材CVと、鏡筒部39の一部を鏡筒の円周方向に沿って回転させるためのレバー部LVとを有する。なお、製造過程においては、レバー部LVは、アクチュエーターAC(図1参照)とは接続しておらず、位置調整を行う者の手動によって回転する。
例えば図6に示すように、投射光学系40の光学系部分は、15枚のレンズL1〜L15で構成される第1光学群40aと、1枚の凹面非球面形状の反射面を有するミラーMR(非球面ミラー)で構成される第2光学群40bとからなる。以上のような構成により、投射光学系40は、例えば図7及び図8に示すように、液晶パネル18G(18R,18B)の表示領域に形成された画像を不図示のスクリーン上に超短焦点での投射をすることが可能になっている。
図6に戻って、鏡筒部39は、第1光学群(レンズ群)40aを構成する15枚のレンズL1〜L15を収納する鏡筒ガイド筒39aと、鏡筒ガイド筒39aに収納される第1光学群(レンズ群)40aの位置調整のための位置調整カム筒39bと、第2光学群40bを構成するミラーMRを収納するミラー筒39cとで構成されている。
鏡筒部39のうち、鏡筒ガイド筒39aは、例えば図4〜図6に示すように、複数の枠体等で構成され、ミラー筒39cに対してネジ止め固定されている。具体的な構造の詳細説明は省略するが、鏡筒ガイド筒39aは、例えば二重枠構造等の複数の枠体を組み合わせ、また、ヘリコイド構造等を有して構成されている。特に、図4又は図5に示すように、鏡筒ガイド筒39aには、例えば単数又は複数のレンズがそれぞれユニット化されて内部に収納された複数の枠体から外表面に向かって延びる突起部TPが設けられており、これらが光軸方向に沿って移動されるものとなっている。また、例えば二重枠構造やヘリコイド構造等を有することで、収納されているレンズ(図6のレンズL1〜L15参照)は、投射光学系40の製造時におけるバックフォーカスの調整や、フォーカスのためのレンズ間の位置調整等が可能になっている。このほか、製品となった後のズームのための位置調整に際してのレンズ間距離の移動(光軸方向に沿った方向への移動)も可能にしている。なお、この他の構造として、図5に示すように、鏡筒ガイド筒39aは、最もミラーMR(第2光学群40b)に近いレンズL15の姿勢を調整するためのレンズ姿勢調整機構Paを有している。
位置調整カム筒39bは、図4又は図5に示すように、鏡筒ガイド筒39aの外表面において延びる突起部TPに対応して、内面にカム機構CAを有し、取り付けられているレバー部LVを回転させることで鏡筒ガイド筒39aに対して回転可能となっている。すなわち、位置調整カム筒39bは、図2又は図3等に示す位置調整カム筒39bと組み付けられた状態において、回転動作(図5に示す円周方向R1)に伴ってカム機構CAにより突起部TP(すなわち鏡筒ガイド筒39aの内部に収納されるレンズ群)を光軸方向に沿って動かしている。なお、カム機構CAと突起部TPとによる上記構造を単にカムとも言うものとする。
以上について改めて記載すると、鏡筒部39において、鏡筒ガイド筒39aと位置調整カム筒39bとが協働することで、フォーカス調整に際して可動な可動レンズ群を構成するレンズを、フォーカス調整の際に独立して光軸に沿って移動させることが可能となっている。なお、鏡筒ガイド筒39aの各レンズ群(すなわち各枠体)の移動のさせ方については、フォーカス調整のさせ方により種々の態様が可能であり、例えば上述した位置調整カム筒39bのカム機構CAを利用して独立して動くもの同士が連動して動いてもよい。また、製品となった後の状態では動かない固定レンズ群についても、製造時には光軸方向に沿っての位置調整や光軸方向以外の方向に関する姿勢調整が可能となっている。
ミラー筒39cは、ミラーMR(第2光学群40b)を収納するとともに、鏡筒ガイド筒39a及び位置調整カム筒39bに組付けられて、第1光学群40aに対する第2光学群40bの位置決めを行うとともに、投射光学系40全体の外観の一部を形成している。なお、図6に示すように、ミラー筒39cは、ミラーMR(第2光学群40b)の姿勢を調整するための空間やばね部材等を設けたミラー姿勢調整機構Pbを有している。
ここで、本実施形態では、例えば図2,3等に示すように、鏡筒ガイド筒39aと位置調整カム筒39bとの間に、レンズの位置調整において鏡筒部39での回転動作を規制する種々の機構が設けられている。具体的には、レンズの位置調整後に所定の投射距離においてフォーカス調整範囲が適正な範囲であることを確認するための回転範囲を規制する回転規制部61と、レンズの位置調整の際に鏡筒ガイド筒39aと位置調整カム筒39bとの相対的な位置関係を所定の状態(例えば鏡筒ガイド筒39aと位置調整カム筒39bの可動範囲の略中心となる位置)で固定させたまま維持させる回転固定部62と、フォーカスのための位置調整後(製品となった状態)において、ズーム動作(例えば、投射距離を変更することによる投射サイズの変更動作)時のフォーカスを調整の回転範囲を規制するためのズーム調整機構70とを有している。これらのうち、回転規制部61と回転固定部62とは、製造工程のうちの一工程であるレンズの位置調整に用いられる。一方、ズーム調整機構70は、製造完了後、装置の設置時や使用時にズームに伴うフォーカス調整に用いられる。図示の例では、これらの回転規制部61、回転固定部62及びズーム調整機構70は、鏡筒部39において光軸方向に沿って並んで配置されている。さらに、回転規制部61と回転固定部62とについては、後述する棒状の治具JG(例えば棒状のピン)を共通に使用する(治具JGを兼用している)。すなわち、同一の治具JGを差し替えることにより回転規制部61にも回転固定部62にも使用するものとなっている。
まず、回転規制部61は、図5等に示すように、鏡筒ガイド筒39aに設けられる第1規制部61aと、位置調整カム筒39bに設けられる第2規制部61bとで構成され、図2等に示す鏡筒ガイド筒39aと位置調整カム筒39bとが組み付けられた状態において第1規制部61aと第2規制部61bとが重なり合い、重なった箇所に図4又は図5に示す棒状の治具JGを差し込んで使用することにより、円周方向R1についてカムでの回転転規制を可能にしている。より具体的に説明すると、まず、第1規制部61aは、鏡筒ガイド筒39aの外表面において円周方向R1に沿って延びる凹部又は孔部で構成されている。ここでは、一例として、第1規制部61aは、鏡筒ガイド筒39aの外表面に設けられた溝(凹部)であり、円周方向R1について両端Ea,Ebの間にある程度の幅P1を有している。これに対して、第2規制部61bは、棒状の治具JGがちょうど差込可能な程度の大きさの孔(貫通孔)を有する孔部で構成されている。これにより、治具JGが位置調整カム筒39bの第2規制部61bを貫通して鏡筒ガイド筒39aの第1規制部61aに達し、第1規制部61aの両端Ea,Ebの間の幅P1において、治具JGの先端が移動可能となる。見方を変えると、上記のような構成となった回転規制部61がカムでの回転範囲を規制する範囲を一端Eaから他端Ebまでの間となるように定めている。ここでは、この規制範囲内であれば、製造時にフォーカスのための位置調整として許容されるものとなっている(これ以上の調整が必要なものはズレが大きすぎる不良品と判断される。)。調整を行う者は、両端Ea,Ebのいずれか一方に治具JGが当たったことを手触りによって感じることで、規制可能な範囲の限界に到達したことを認知できる。
次に、回転固定部62は、図5等に示すように、鏡筒ガイド筒39aに設けられる第1固定部62aと、位置調整カム筒39bに設けられる第2固定部62bとで構成され、図2等に示す鏡筒ガイド筒39aと位置調整カム筒39bとが組み付けられた状態において第1固定部62aと第2固定部62bとが重なり合い、重なった箇所に棒状の治具JGを差し込んで使用することにより、円周方向R1について鏡筒ガイド筒39aと位置調整カム筒39bとの間におけるカムでの回転固定を可能にしている。より具体的に説明すると、まず、第1固定部62aは、鏡筒ガイド筒39aの外表面において棒状の治具JGがちょうど差込可能な程度の大きさの凹部又は孔部で構成されている。これに対して、第2固定部62bは第1固定部62aと同じ程度の大きさの孔(貫通孔)を有する孔部で構成されている。これにより、治具JGが回転固定部62に差し込まれた状態では、鏡筒ガイド筒39aと位置調整カム筒39bとは、常に一体になった状態となる。言い換えると、回転固定部62は、両者の相対的な位置関係を固定させたまま維持させる。製造工程におけるレンズの位置調整にあたっては、回転固定部62に治具JGを差し込んでおくことで、レンズの配置を所定の状態で固定維持できる。ここでは、上記の回転規制部61によるフォーカスのための位置調整の前段として、回転固定部62により、第1光学群40aがフォーカス調整における回転範囲の略中心である所定の状態に維持されるものとなっている。
最後に、ズーム調整機構70は、図5等に示すように、鏡筒ガイド筒39aに設けられるズーム用ガイド溝70aと、位置調整カム筒39bに設けられるストッパー70bとで構成され、図2等に示す鏡筒ガイド筒39aと位置調整カム筒39bとが組み付けられた状態においてズーム用ガイド溝70aとストッパー70bとが重なり合い、ストッパー70bがズーム用ガイド溝70aの両端Ta,Tbの間の幅P2において移動可能となる。
ここで、ズーム調整機構70におけるストッパー70bのズーム用ガイド溝70aでの移動範囲(すなわち、両端Ta,Tbの間の幅P2)については、投射光学系40における製造誤差を見越して、必要とされる性能(例えば60〜100インチの投射画像範囲においてフォーカス調整可能な機能)以上にある程度のマージンが設けられている。上述した回転規制部61による規制の回転範囲(すなわち、両端Ea,Ebの間の幅P1)内において、フォーカスがあっていれば、上記必要とされる性能(ズーム機能)が維持される。一方、上記範囲内でフォーカスを合わせることができない場合には、当該投射光学系40は、調整不能の不良品として扱われることになる。すなわち、回転規制部61は、フォーカス位置の調整のための回転範囲を、上記画面サイズを変更可能にするための回転範囲のマージン以下の範囲内で規制している。
一般に、近距離から広画角で投射(近距離投射)する投射光学系では(例えば図7参照)、機構的制約から投射光学系を構成するレンズ間の距離が狭くなりやすく、レンズの移動に制限がある。その一方で、光学系を構成するレンズに非球面レンズやミラーを使用したり、構成要素の数も多くなったりする傾向にある。このため投射光学系の製造において精度のバラツキすなわち製造誤差が発生しやすい。したがって、例えば製造工程でのフォーカスの調整のためにレンズの位置調整を都度行うことが重要となるものの、必ずしも上記機構的制約から容易かつ的確に調整が行えるとは限らない。この上で、さらに、製造後においては、例えばズーム機能のためにある程度のレンズの移動を許容させられるようにしておきたいといった要請があり、レンズの位置調整についてはさらに厳しい要請が課される可能性がある。
以上に対して、本実施形態の投射光学系40では、回転規制部61が上記のような構成を有することにより、鏡筒ガイド筒39aと位置調整カム筒39bとにおけるカムの回転範囲を規制することで、製品として要求される投射光学系40の性能(例えばズーム機能)を維持していることを製造工程において簡易かつ確実に調べることができる。
以下、上記構成を有する投射光学系40の製造工程のうち、回転規制部61等を用いたフォーカスのための位置調整工程に関する各工程の一例を説明する。
まず、治具JGを回転固定部62側に差し込んだ標準設計の状態で投射光学系40を組付ける。この状態で、例えば取付部38側にレンズの位置調整のための仮の液晶パネル(図示略)を取り付けて標準距離での投射を行い標準状態の画像(74インチ)を形成させる。この投射状態を確認しつつ、まず、光学系の各部の姿勢調整が行われる。すなわち、鏡筒ガイド筒39aにおけるバックフォーカスの調整等の各種姿勢調整を行う。この際、例えば鏡筒ガイド筒39aにおいて、第1光学群40aのうち最もミラーMRに近いレンズL15の姿勢をレンズ姿勢調整機構Paにより調整してもよい。具体的には、レンズ姿勢調整機構Paは、水平方向(x方向)について治具が差込可能な第1孔部HLa(図5参照)と、垂直方向(y方向)について治具が差込可能な第2孔部HLb(図5参照)とを有するとともにそれぞれに対応して反対側に設けられたばね部材等の弾性部材(図示略)を有しており、光軸方向に垂直なxy面内についての姿勢の調整が可能となっている。
鏡筒ガイド筒39aにおける上記姿勢調整の後、回転規制部61を用いたフォーカスのための位置調整を行う。具体的には、まず、回転固定部62側に差し込まれていた治具JGを回転規制部61側に差し替える。これにより、既述のように、回転規制部61による規制の範囲内で鏡筒ガイド筒39aと位置調整カム筒39bとにおけるカムの回転によるフォーカスのための位置調整(微調整)がなされる。この場合、位置調整カム筒39bは、回転規制部61による規制下において、フォーカス位置を調整するフォーカス位置調整カム筒として機能することになる。設計理論上では、標準設計の状態がベストであり、上記レンズの位置調整後は当該微調整が不要であるはずだが、既述のように、特に近接当社の光学系の場合、実物のレンズ形状や組付け状態等が製造誤差により設計理論値からずれていることが多い。このため、フォーカス位置調整カム筒としての位置調整カム筒39bによる調整(微調整)が必要となる。ここでの調整により、回転規制部61による規制の回転範囲内でフォーカスのための最適な位置への調整が可能であれば、当該位置に調整されたところで、鏡筒ガイド筒39aと位置調整カム筒39bとにマーカーをする。これにより、ここで調整した状態の位置関係が、その後の各種製造工程で分からなくならないようにできる。例えばフォーカスのための位置調整後、各種検査の工程を経た後、プロジェクター2を構成する液晶パネル18G等(図1参照)に位置調整しつつ取り付ける場合に、上記マーカーを利用することが考えられる。なお、上述した回転規制部61による規制の回転範囲内ではフォーカスのための位置調整ができないと判断された場合には、調整不能の不良品として扱われることになる。
以上のほか、例えば最終前の工程として、ミラー筒39cにおいて、ミラーMR(第2光学群40b)の姿勢をミラー姿勢調整機構Pbにより調整してもよい。具体的には、ミラー姿勢調整機構Pbとして設けたミラー筒39c内の空間やばね部材等によりミラーMRの姿勢を変化させることで、台形補正等を行うことができる。
以上のように、本実施形態に係る投射光学系40では、鏡筒ガイド筒39aと位置調整カム筒39bとにおけるカムの回転動作によって製造工程時のフォーカス位置調整(レンズ間の位置調整)に際して、カムの回転範囲を規制可能な回転規制部61を設けている。これにより、特に、近距離投射を行うプロジェクターへの適用に際して、特に製造過程におけるフォーカス位置調整といった制限が厳しくなる傾向にあるレンズの位置調整であっても、容易かつ的確に行うことが可能となる。
なお、上記では、製造過程において、調整後固定させる光学系に(レンズ、ミラーともに)、例えば調整時に光硬化性樹脂を予め塗布しておき、調整後(固定位置確定後)、UV光を照射することで位置決め固定される。
以下、図6〜図8を参照して、上記実施形態の投射光学系40の光学系の構成例について具体的に説明する。
投射光学系40は、縮小側から順に、第1光学群40aを構成する第1−1レンズ群41及び第1−2レンズ群42と、第2光学群40bとからなる。さらに、図8に示すように、第1−1レンズ群41は、開口絞りSTよりも縮小側のレンズ群E1(レンズL1〜L7)と、開口絞りSTよりも拡大側のレンズ群E2(レンズL8,L9)とからなる。レンズL6は、ガラス製の非球面形状のレンズであり、他のレンズは、ガラス製の球面形状のレンズである。なお、正レンズであるレンズL2と負レンズであるレンズL3とが接合レンズとなっており、また、レンズL4とレンズL5とが接合レンズとなっている。
第1−2レンズ群42は、縮小側から順に、3枚のレンズ(レンズL10〜L12)からなる正の第1可動レンズ群F1と、2枚のレンズ(レンズL13,L14)からなる第2可動レンズ群F2と、1枚の負レンズ(レンズL15)からなる第3可動レンズ群F3との3つのレンズ群を有する。これらのレンズ群F1〜F3は、鏡筒部39を構成する複数の枠体にそれぞれ収納されている。フォーカス合わせをするときは、レバー部LVにより、当該枠体ごとに互いに独立して光軸方向(光軸OAに沿った方向A1)に移動させるものとなっている。なお、レンズL15は、負のパワーを有する両面に非球面が施された樹脂レンズ(非球面レンズ)である。円形の非球面レンズのうち、光線が通過しない部分を切断した様な形状となっている。また、第2可動レンズ群F2を構成するレンズL13,L14は、貼合せガラスレンズである。レンズL13,L14は、ミラーレンズで構成される第2光学群40bからスクリーンへ出射された光を蹴らないように、レンズの上部が切断された形状になっている。つまり、レンズL13〜L15は、光軸OAについて軸対称な円形の状態から上部側(画像光が投射される側)の一部を切り欠いたような形状になっている。
第2光学群40bは、既述のように、1枚の凹面非球面形状を有するミラーMRで構成されており、ミラーMRは、第1光学群40aから射出された画像光をスクリーンに向けて反射する。
この発明は、上記の実施形態又は実施例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能である。
上記において、回転規制部61については、一例として、鏡筒ガイド筒39aに設けた第1規制部61aがある程度の幅の凹部を有する一方、第2規制部61bが治具を差込可能な程度の大きさの孔(貫通孔)を有するものとしているが、これに限らず種々の変形態様が適用可能である。具体的には、例えば図9(A)〜9(C)に一変形例として示すように、鏡筒部139において、鏡筒ガイド筒139aに設けた第1規制部161aが治具を差込可能な程度の大きさの凹部を有し、位置調整カム筒139bに設けた第2規制部161bが調整可能な範囲を定めるある程度の幅P1の孔(貫通孔)を有していてもよい。また、例えば図9(D)〜9(F)に別の一変形例として示すように、鏡筒部239において、鏡筒ガイド筒239aに設けた第1規制部261aが治具を差込可能な程度の大きさの凹部で構成され、位置調整カム筒239bに設けた第2規制部261bが調整可能な範囲を定めるある程度の幅P1の切欠き部で構成されていてもよい。
また、上記では投射光学系40が、15枚のレンズと1枚の凹面非球面形状のミラーとで構成されているが、これは一例であり、レンズの枚数やミラーの枚数はこれに限らず種々のものとすることができる。
また、例えば上記実施例において、各レンズ群を構成するレンズの前後又は間に1つ以上の実質的にパワーを持たないレンズを追加することができる。
また、上記では投射光学系40がアクチュエーターACを備え、レンズ駆動部83がアクチュエーターACを介してレバー部LVを移動してフォーカス調整する構成としたが、手動でレバー部LVを移動する構成とすることができる。
また、上記ではレンズ駆動部83が投射光学系40全体を光軸OAに垂直な上下方向に移動させる構成とした、手動で移動する構成または移動機構を備えない構成とすることもできる。
また、デジタル・マイクロミラー・デバイス等の各種光変調素子によって形成された画像光を投射光学系40によって拡大投射してもよい。
A1…方向、 AC…アクチュエーター、 CA…カム機構、 CV…カバー部材、 E1…第1レンズ群、 E2…第2レンズ群、 Ea,Eb…端、 F1-F3…可動レンズ群、 HLa,HLb…孔部、 JG…治具、 L1-L15…レンズ、 LV…レバー部、 MR…ミラー、 OA…光軸、 P1,P2…幅、 Pa…レンズ姿勢調整機構、 Pb…ミラー姿勢調整機構、 R1…円周方向、 TP…突起部、 Ta,Tb…端、 2…プロジェクター、 10…光源、 11,12…インテグレーターレンズ、 13…偏光変換素子、 14…重畳レンズ、 15…ダイクロイックミラー、 16…反射ミラー、 17G,17R,17B…フィールドレンズ、 18G,18R,18B…液晶パネル(光変調素子)、 19…クロスダイクロイックプリズム、 21…ダイクロイックミラー、 22…リレーレンズ、 23…反射ミラー、 38…取付部、 39…鏡筒部、 39a…鏡筒ガイド筒、 39b…位置調整カム筒(フォーカス位置調整カム筒)、 39c…ミラー筒、 40…投射光学系、 40a…第1光学群、 40b…第2光学群、 41…レンズ群、 42…レンズ群、 50…光学系部分、 61…回転規制部、 61a…第1規制部(凹部又は孔部)、 61b…第2規制部(孔部)、 62…回転固定部、 62a…第1固定部、 62b…第2固定部、 70…ズーム調整機構、 70a…ズーム用ガイド溝、 70b…ストッパー、 80…回路装置、 81…画像処理部、 82…表示駆動部、 83…レンズ駆動部、 88…主制御部、 139…鏡筒部、 139a…鏡筒ガイド筒、 139b…位置調整カム筒、 161a…第1規制部、 161b…第2規制部、 239…鏡筒部、 239a…鏡筒ガイド筒、 239b…位置調整カム筒、 261a…第1規制部、 261b…第2規制部(切欠き部)

Claims (7)

  1. レンズ群を収納する鏡筒ガイド筒と、
    前記鏡筒ガイド筒に収納されるレンズ群の位置調整のための位置調整カム筒と、
    前記鏡筒ガイド筒と前記位置調整カム筒とにおけるカムの回転範囲を規制可能な回転規制部と
    前記鏡筒ガイド筒と前記位置調整カム筒との間でのカムによる相対的な位置関係を固定可能な回転固定部と、
    を備え
    前記回転規制部と前記回転固定部とは、並んで配置され、同一の治具を差し替えることによりそれぞれ回転規制あるいは回転固定可能となる、投射光学系。
  2. 請求項に記載の投射光学系であって、
    前記回転規制部と前記回転固定部とは、前記治具を使用することによりそれぞれ回転規制あるいは回転固定可能となる、投射光学系。
  3. レンズ群を収納する鏡筒ガイド筒と、
    前記鏡筒ガイド筒に収納されるレンズ群の位置調整のための位置調整カム筒と、
    前記鏡筒ガイド筒と前記位置調整カム筒とにおけるカムの回転範囲を規制可能な回転規制部と、
    を備え、
    前記位置調整カム筒は、前記回転規制部による規制下において、フォーカス位置を調整し、
    前記回転規制部は、フォーカス位置の調整のための回転範囲を、所定範囲の画面サイズにおいてフォーカス調整可能とする前記レンズ群の回転範囲のマージン以下の範囲内で規制する、投射光学系。
  4. 請求項1からのいずれか一項に記載の投射光学系であって、
    前記回転規制部は、前記鏡筒ガイド筒に設けた凹部又は孔部を形成する第1規制部と、前記位置調整カム筒に設けた孔部又は切欠き部を形成する第2規制部とを有し、
    前記第1規制部と前記第2規制部とのうち一方は、前記鏡筒ガイド筒の円周方向に沿って延びている、投射光学系。
  5. 請求項1からのいずれか一項に記載の投射光学系であって、
    前記レンズ群を構成する複数のレンズのうち少なくとも1つのレンズの姿勢を調整するレンズ姿勢調整機構をさらに備える、投射光学系。
  6. 請求項1からのいずれか一項に記載の投射光学系であって、
    前記レンズ群の光路後段に配置された曲面ミラーと、当該曲面ミラーの姿勢を調整するミラー姿勢調整機構とをさらに備える、投射光学系。
  7. 光源からの光を変調して画像光を形成する光変調素子と、
    前記光変調素子からの画像光を投射する請求項1からのいずれか一項に記載の投射光学系と
    を備えるプロジェクター。
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