JP6654428B2 - 逆打ち工法を用いた建築方法 - Google Patents

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Description

本発明は、逆打ち工法を用いた建築方法に関する。
逆打ち工法は、まず、地下建物部の構築部位の外周に山留め壁を形成し、地下建物部の本設柱を構真柱として地盤中に打ち込んだ後、地盤の掘削作業と、構真柱に支持させながら梁や床部を構築する躯体構築作業とを繰り返し、上階側の建物躯体にて山留め壁を支保しながら地下建物部を下階側に向かって順に構築する工法である。
この逆打ち工法を用いれば、地下の切梁の省略が可能となり、更に、地上建物部の荷重も構真柱に支持させて地下建物部と地上建物部とを同時に施工することにより、全体工期を大幅に短縮することが可能となる。
このような逆打ち工法を用いる場合、先に構築した上階側の床部と下階側の床部の構築部位との間の高さ制限の中で掘削作業等を行うことになる。しかしながら、例えば、掘削する地盤が岩盤等の硬質地盤で、通常の掘削機では相当に時間がかかる場合など、高さ制限を越える高さの作業空間を必要とする大型の掘削機の使用が望ましいこともある。
そこで、地下建物部において、複数の柱スパンに亘る平面視の中央部以外の外周部を逆打ち工法で構築する部分とし、当該外周部のみを逆打ち工法にて構築することで、構築した外周部にて山留め壁を支えながら、中央部に地上まで開放された大きな空間を形成するようにした建築方法が提案されている(下記特許文献1参照)。この建築方法では、地下建物部の中央部は、外周部を形成した後で上階側に向かって順打ち工法にて構築することになる。
特開2012−107430号公報
特許文献1記載の技術では、地下建物部を構築する際、中央部の大きな空間を利用して大型の掘削機等を使用することができるので、地盤が岩盤等の硬質地盤であっても掘削作業を効率的に実施することができる。
しかしながら、地下建物部の中央部以外の外周部を逆打ち工法で構築する部分とし、地下建物部の中央部は外周部を形成した後で順打ち工法にて構築するので、地下建物部と地上建物部の同時施工を実施する場合に、地上建物部の中央部側を適切に支持することができない。
そのため、この特許文献1記載の技術では、地上建物部の構築作業が制限されることになり、地下建物部と地上建物部の同時施工による工期短縮効果が不十分になる問題がある。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、地下建物部と地上建物部の同時施工による工期短縮効果は十分に得られながら、地下建物部を効率的に構築することのできる技術を提供する点にある。
本発明の第1特徴構成は、逆打ち工法を用いた建築方法において、
建物の地下建物部における逆打ち工法にて構築する部分として本設柱が逆打ち工法用の構真柱として建て込まれた部分中の最下階よりも上階側の床部に、前記構真柱として建て込まれた前記本設柱の複数の柱スパンに亘る仮設開口部を形成しておき、
当該仮設開口部を形成した状態のままで仮設開口部を形成した階の直下階の構築作業を実施し、
前記地下建物部における前記仮設開口部を形成せずに床部を構築した階よりも下階側の床部に前記仮設開口部を形成する点にある。
上記構成によれば、逆打ち工法にて構築する部分中の床部に複数の柱スパンに亘る仮設開口部を形成するので、逆打ち工法にて構築する部分の構真柱に地上建物部を支持させる状態で地下建物部と地上建物部の同時施工を適切に実施できながら、仮設開口部の直下階において当該仮設開口部の上下に亘る大きな空間を形成することができる。そして、この仮設開口部の上下に亘る大きな空間を利用し、大型の掘削機等を使用するなどして仮設開口部の直下階の構築作業を効率的に実施することができる。
したがって、地下建物部と地上建物部の同時施工による工期短縮効果は十分に得られながら、地下建物部を効率的に構築することができる。
上記構成によれば、前記仮設開口部を床部に形成した階の上階側には、このような仮設開口部を床部に形成していない階が存在することになる。そのため、この仮設開口部の存在しない上階側の床部を地上建物部の構築作業の作業床にして、地上建物部の構築作業を効率的に実施することができる。したがって、地下建物部と地上建物部の同時施工による工期短縮効果を一層向上させることができる。
本発明の第特徴構成は、前記仮設開口部を、内部に前記構真柱が位置する状態で形成し、
前記仮設開口部の内部に位置する前記構真柱に長手方向の中間部分を支持させる状態で、前記仮設開口部の相対向する縁辺部間に切梁を亘らせる点にある。
上記構成によれば、仮設開口部内の縁辺部間に切梁を亘らせることで、仮設開口部の形成に伴う地下建物部の剛性低下分を補い、山留壁に対する支保力を適切に確保することができる。しかも、仮設開口部の内部に位置する本設柱である頑強な構真柱に切梁を支持させるので、別途の仮設支柱等の支持体を不要にし、安全で効率的な切梁構造にすることができる。
本発明の第特徴構成は、前記切梁を、複数本の梁材が並ぶ集中切梁として構成し、前記仮設開口部の内部に位置する前記構真柱を複数本の梁材で挟む状態で当該構真柱に支持させるとともに、
当該集中切梁を、前記仮設開口部の縁辺部側の構真柱とスラブとの接続部位に形成されたキャピタル部分で反力を受ける状態に設置する点にある。
上記構成によれば、仮設開口部に設ける切梁を、複数本の梁が並ぶ高剛性の集中切梁とするので、1つの切梁(集中切梁)にて仮設開口部の縁辺部間に大きな突っ張り力を作用させることができる。そのため、切梁の設置間隔を広げることが可能となり、仮設開口部の上下に亘る空間を利用した下階側の構築作業の際に切梁が邪魔になるのを抑制することができる。
また、この切梁は、仮設開口部の内部に位置する構真柱を複数本の梁材で挟む状態で当該構真柱に支持させるので、構真柱に偏荷重がかかり難く、構真柱にて切梁をバランスよく支持することができるとともに、構真柱を挟む複数本の梁材によって切梁と構真柱との相対姿勢(支持姿勢)を適切に保持することができる。
建物の施工状況を示す縦断面図 建物の施工状況を示す縦断面図 仮設開口部を形成した階の要部の水平断面図 集中切梁の設置状況を示す拡大縦断面図
本発明に係る逆打ち工法を用いた建築方法の実施形態を図面に基づいて説明する。
本建築方法は、図1中において点線で表示した地下建物部10と地上建物部20を上下に備えた建物Bを建築する場合に好適に適用できる。この場合には、下方に向かって順に構築する逆打ち工法を用いて地下建物部10を構築し、これに併行して、地上建物部20を上方に向かって順に構築することができる。
そして、本建築方法は、逆打ち工法にて地下建物部10を構築する際に、図2、図3に示すように、逆打ち工法にて構築する部分中の最下階よりも上階側の床スラブ(床部の一例)11Aに複数の柱スパンS(柱の間隔、以下、単にスパンと称する)に亘る仮設開口部Aを形成することで、地下建物部10の構築作業を効率的に実施することができる。
以下、まず、当該建築方法の概要を説明し、その後、仮設開口部Aの詳細について説明を加える。
(建築方法の概要について)
図1は、当該建築方法の施工初期の状況を示し、同図1に示すように、まず、地盤Gの掘削作業に先立ち、敷地外周側に山留め壁Kを造築するとともに、地下建物部10における逆打ち工法で構築する部分(本例では全部)の本設柱を、逆打ち工法用の構真柱12として地盤中の所定位置に建て込む。構真柱12は、例えば、事前に造築した場所打ちコンクリート杭等からなる構真台柱Jの上部に貫入させて構真台柱Jに支持させる。
構真柱12の構造としては、SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)、RC造(鉄筋コンクリート造)、S造(鉄骨造)等の各種の構造のものであってもよい。例えば、構真柱12をSRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)とする場合には、クロスH鋼やH鋼等の鉄骨部分を構真柱部分とし、地下躯体の構築作業において残りのコンクリート部分を構築して仕上げることができる。
次に、少なくとも1階の梁と床スラブ11Aからなる1階の建物躯体(地下躯体)11を構築できるラインまで地盤Gを掘削し(一次掘削)、先に建て込んだ構真柱12に支持させる状態で1階の建物躯体11(図中実線で表示した建物躯体11)を構築する。1階の建物躯体11中の床スラブ11Aは地上建物部20を構築するための作業床に活用する。
図2は、当該建築方法の施工中期の状況を示し、同図に示すように、地盤の掘削作業と地下該当階の建物躯体11の構築作業とを、上階側の床スラブ11Aで山留め壁Kを内側から支保しながら下方に向かって順に実施するとともに、この地下建物部10の構築作業に併行し、地上建物部20の柱21を構真柱に支持させながら、地上建物部20の構築作業を上方に向かって順に実施する。そして、最終的に、地下建物部10は最下階下の基礎13(図1参照)を構築し、地上建物部20は最上階を構築する。
このようにして、本建築方法では、地下建物部10と地上建物部20の同時施工による工期短縮を図り、図1中において点線で表示した建物Bを短工期で構築する。
(仮設開口部について)
図2、図3に示すように、本建築方法では、地下3階部分の地盤Gが岩盤等の硬質地盤であるのに対応して、逆打ち工法による地下建物部10の構築作業の途中において、逆打ち工法で構築する部分中の地下2階の床スラブ11Aに複数のスパンSに亘る仮設開口部(換言すれば、1スパンを超える仮設開口部)Aを形成する。
このように大型の仮設開口部Aを地下2階の床スラブ11Aに形成することで、この大型の仮設開口部Aの上下に亘る大空間を地下に形成し、削岩機等の大型の重機を使用して地下3階部分の硬質地盤を掘削し、地下建物部10の構築作業を効率的に実施する。
この仮設開口部Aは、直下階の掘削作業が完了する等の建築中の適宜の時点で床スラブ11Aを構築して閉塞する。
なお、本例では、仮設開口部Aを形成した地下2階の床スラブ11Aの上階側である地下1階の床スラブ11Aと1階の床スラブ11Aには仮設開口部Aを形成せず、地下工事部分への搬入動線や搬出動線(図示省略)は別途形成しているが、地下工事の施工計画に応じて、これらの床スラブ11Aにも適宜に仮設開口部Aを形成することができる。
この仮設開口部Aは、図2及び図3に示すように、地下建物部10における平面視で山留め壁Kから離れた部位に形成する。本例では、山留め壁Kが地下建物部10の四方に存在することに対して、地下建物部10の中央部に仮設開口部Aを形成する。このように大型の仮設開口部Aを地下建物部10の中央部に形成することで、地下建物部10の外周部にて周囲の山留め壁Kを内側から支保する。
仮設開口部Aの具体的な大きさや形状は各種のものを採用できるが、地下建物部10の外周部の幅が、少なくとも山留め壁Kの支保を効果的に行える所定幅を有するように、地下建物部10の平面形状に応じて適切に設定する。
本例では、仮設開口部Aは、地下建物部10の平面形状が長方形状であることに対して、長辺方向を同一に揃えた略相似形の長方形状に設定しており、具体的には、地下建物部10の長辺方向(図2、図3中の左右幅方向)に沿う長さL1が約6スパンで、地下建物部10の短辺方向(図2中の奥行き方向、図3中の上下方向)に沿う長さL2が約3スパンとなる大きさの長方形状に設定する。
仮設開口部Aの相対向する縁辺部a1間には、突っ張り力を発現するジャッキ等(図示省略)を適宜に備えた切梁30を亘らせる。本例では、切梁30は、仮設開口部Aの短辺方向に沿う姿勢で、仮設開口部Aにおける相対向する長辺側の縁辺部a1間に設定間隔毎で複数亘らせることで、仮設開口部Aによる剛性低下が大きな床スラブ11Aの短辺方向を適切に補強する。
なお、切梁30は、仮設開口部Aにおける相対向する長辺側の縁辺部a1間に代えて、又は、これに追加して、仮設開口部Aにおける相対向する短辺側の縁辺部a1間に亘らせてもよい。
仮設開口部Aを形成する地下2階の床スラブ11Aは、図2、図3に示すように、下階側の構真柱12が接続される柱頭部位にキャピタル部分11aを一体形成して梁を省略したフラットスラブ構造を採用している。このキャピタル部分11aは、床スラブ11Aの該当部位を下方側に拡厚して構成することができる。なお、地下1階の床スラブ11Aも同様のフラットスラブ構造で構成する。
そして、各切梁30は、このフラットスラブ構造に対応して、図3に示すように、仮設開口部Aの縁辺部a1のうち、床スラブ11Aのキャピタル部分11aの外周端面部に当て付けて当該フラットスラブ構造のキャピタル部分11aで反力を受ける状態に設置する。
このようにすることで、床スラブ11Aにおける切梁30の反力を受ける部分の補強を省略又は簡略化することができる。
各切梁30は、仮設開口部Aの内部で立設する構真柱12に支持させる。具体的には、各切梁30は、仮設開口部Aの内部で間隔を空けて立設する複数本(本例では2本)の構真柱12に長手方向の中間部分の複数箇所を支持させる。このようにすることで、切梁30を支持する別途の仮設支柱等を不要にしながら、本設柱である構真柱12にて姿勢保持に有利な中間二点以上の支持点で適切に支持することができる。
複数の切梁30の設置間隔は、1スパン毎でなく、複数スパン(1スパンを超える長さの一例)毎に設定する。このように切梁30の設置間隔を設定して切梁30どうしの間隔を広く確保することで、仮設開口部Aの上下に亘る作業空間を利用した下階側の構築作業の際に切梁30が邪魔になるのを抑制する。
本例では、上述のように切梁30の設置間隔を広く確保することに対応して、図3、図4に示すように、切梁30を頑強な集中切梁として構成する。
具体的には、H型鋼等の鋼材からなる二本の梁材31を、切梁30の幅方向から構真柱12を挟む状態に間隔を空けて並べ、当該二本の梁材31を鋼材製等の組付材32にて適所で組み付けることにより、切梁30を集中切梁として構成する。
本例では、組付材32として、例えば、切梁30の長さ方向の適所で両梁材31に亘らせるH型鋼製等の横架材32Aと、当該横架材32Aと両梁材31とで区画される開口部に配設されるブレース32Bを使用する。横架材32Aは、切梁30の長さ方向の両端箇所と、切梁30の長さ方向の中間箇所とに設ける。切梁30の長さ方向の中間箇所では、構真柱12を長さ方向から挟む状態で構真柱12の二箇所に設けるとともに、構真柱12どうしの間、及び、構真柱12と切梁30の長さ方向の両端箇所との間にも設ける。
そして、各切梁30は、構真柱12を挟む状態に配置した両梁材31の下面側を、構真柱12の外周面から突出させた鋼材製の支持ブラケット33にて下方側から受け止める状態で、適切な高さにて構真柱12に支持させる。なお、支持ブラケット33は、ボルトや溶接等の適宜の固定手段で構真柱12に固定することができる。
このような切梁30の設置構造によれば、二本の梁材31が幅方向で構真柱12の両側に分かれて配置されるので、構真柱12に偏荷重がかからず、構真柱12にて切梁30をバランスよく支持することができる。しかも、この支持状態では、二本の梁材31にて切梁30の幅方向から構真柱12を挟み、更に、横架材32Aにて切梁30の長さ方向から構真柱12を挟む状態にあるので、切梁30と構真柱12との相対姿勢(支持姿勢)を適切に保持し、切梁30を安定的に支持することができる。
〔別実施形態〕
(1)仮設開口部Aを形成する箇所は、前述の実施形態で示した地下建物部10の床スラブ11Aの中央部に限らず、施工計画等に応じて適宜に変更することができる。また、仮設開口部Aの個数や仮設開口部Aを形成する階も、施工計画等に応じて適宜に変更することができる。
(2)切梁30の具体的構造は、前述の実施形態で示した複数本の梁材31を組み付けた集中切梁に限らず、1本の梁材31で構成してもよく、施工計画等に応じて各種の構造を適宜に採用することができる。
A 仮設開口部
a1 縁辺部
11A 床部(床スラブ)
11a キャピタル部分
12 構真柱
30 切梁
31 梁材

Claims (3)

  1. 逆打ち工法を用いた建築方法であって、
    建物の地下建物部における逆打ち工法にて構築する部分として本設柱が逆打ち工法用の構真柱として建て込まれた部分中の最下階よりも上階側の床部に、前記構真柱として建て込まれた前記本設柱の複数の柱スパンに亘る仮設開口部を形成しておき、
    当該仮設開口部を形成した状態のままで仮設開口部を形成した階の直下階の構築作業を実施し、
    前記地下建物部における前記仮設開口部を形成せずに床部を構築した階よりも下階側の床部に前記仮設開口部を形成する逆打ち工法を用いた建築方法。
  2. 前記仮設開口部を、内部に前記構真柱が位置する状態で形成し、
    前記仮設開口部の内部に位置する前記構真柱に長手方向の中間部分を支持させる状態で、前記仮設開口部の相対向する縁辺部間に切梁を亘らせる請求項1記載の逆打ち工法を用いた建築方法。
  3. 前記切梁を、複数本の梁材が並ぶ集中切梁として構成し、前記仮設開口部の内部に位置する前記構真柱を複数本の梁材で挟む状態で当該構真柱に支持させるとともに、
    当該集中切梁を、前記仮設開口部の縁辺部側の構真柱とスラブとの接続部位に形成されたキャピタル部分で反力を受ける状態に設置する請求項記載の逆打ち工法を用いた建築方法。
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