JP6653869B2 - 野縁取付金具、および野縁の耐震補強構造 - Google Patents

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本発明は、天井下地において、野縁受けを両側から組みとして挟持することで、野縁を取り付けする野縁取付金具、および当該野縁の耐震補強構造に関する。
一般に、在来天井は、吊り部材(吊りボルト、吊りワイヤ等)を介して躯体天井部に支持される複数のC字状のリップ溝型材(又は、コ字状チャンネル材)を用いた野縁受けと、開口側を上方に向けて一組の野縁取付金具を介して野縁受けに取り付けされる複数のC字状のリップ溝型材(又は、上端内方に逆U字状溝を有したコ字状チャンネル材)を用いた野縁と、野縁にネジ(ボルト、ビスを含む)止めされる天井パネルとから構成される。
従来の天井下地に用いられる野縁取付金具は、指圧変形不能な板厚が約1.2〜1.6mmの厚板材でプレス成型され、野縁受けに取り付けられるネジ固定用の立上り片を有する逆L字状の野縁受け取付け部と、下方に延出形成される垂下部に、野縁折曲片の裏面側に挿入して野縁を支持受けする野縁支持受け部とにより一体形成されたものを1組のセット金具として、野縁受けに両側から挟み込ませて対面する立上り片同士をボルト止め等により固定して野縁を吊持する構造となっており、野縁支持受け部も野縁受けの下面域側(内側)または野縁受けに背反する側(外側)に、任意に折曲形成した両側2カ所で野縁を支持受けすることで、所定の吊持強度やジョイント強度、耐震強度が得られる(特許文献1の図2、特許文献2の図1参照)。
ところで、この様な天井下地の構造においては、野縁受けの下面側と野縁の開口側が直接接触した状態で施工され、また、野縁受けの側面側に配設される野縁取付金具は、野縁受け取付け部が野縁受けの側面にネジ固定され、立上り片の締結ボルトとの上下2個所により支持固定されるが、野縁受けの開口側に配設されたものは締結ボルトによる1個所による支持固定となり、縁受けの開口側が上下方向へ圧縮されるような振動負荷を野縁受け取付け部のみで受けこととなる。このため、震等により揺れを受けた際、野縁の長手方向への振り子状の傾動やねじれなどを伴って、野縁受けの開口側が上下方向(内方)へ圧縮(狭圧)されるような振動負荷を受けて変形を生じたり、野縁支持受け部と野縁折曲片との間の滑りを生じるなどにより、野縁と野縁受けとの間にガタツキが発生して、両者間に位置ズレを誘発してしまうという問題があり、殊に、野縁受けの開口側においては、野縁受け取付け部(垂下部)が変形して、対向する野縁支持受け部同士が離間して開いてしまうなどの要因も加わって、野縁受け取付け部が野縁受けの側面にネジ固定された側に比し、耐震強度の性能が劣るという問題がある。
そこで、対向する野縁支持受け部(野縁支持片)同士が開いてしまうことを防止するため、特許文献1に開示されたものように、野縁支持片としての係止部(11)間に固定基板(6)を配設して、係止部(11)に穿設した窓孔部(14)を介して、固定基板(6)に折曲形成したストッパー片(13)を挿入係止することで、係止部(11)同士の開きを防止している。しかしながら、このものは、窓孔部(14)と係止部(11)とが遊挿されており、かつ、野縁に予めネジ固定した固定基板(6)上に野縁受けを載置する構成であるため、野縁と野縁受けとが固定基板(6)の厚さ分だけ離間した状態で、野縁の長手方向への振り子状の傾動やねじれなどの振動負荷が加わると、野縁受け(3)と野縁(5)に同じ板厚のリップ溝型材が用いられており、この様な組合せにおいては野縁受け(3)の開口側が変形を生じやすく、しかも、軸芯位置が一致するネジの固定位置を中心にかえって揺れが大きく作用し、野縁受けの開口側が固定基板(6)と野縁とによる圧縮負荷を受けて変形が誘発され、固定基板(6)と野縁受けとの間に滑りやガタツキが発生してしまうという問題がある。
また、特許文献2に開示されたものでは、補強フランジ部(38)を有する野縁の係合突起(32)を、野縁受けの下面域側(内側)に向けて折曲させて野縁を支持受けし、垂直基板部(31)の一方に折曲形成したネジ止め突片(34)を、野縁の側面にネジ固定するようにして、クリップ(3)が野縁から外れて落下してしまうことを防止している。また、コ字状チャンネル材の野縁受け(1)に比し板厚の薄い逆U字状溝を有したコ字状チャンネル材の野縁(5)が用いられており、この様な組合せにおいては野縁(5)が変形を生じやすい。しかしながら、このものは、その構造上、逆U字状溝内に挿入される係合突起(32)が野縁受け(1)の下面側で支持受けし、かつ、垂直基板部(31)が片面のみにしか形成することができず、殊に、垂直基板部(31)が形成されていない側に、野縁(5)の長手方向への振り子状の傾動やねじれなどの振動負荷が加わると、野縁受け(1)の開口側が補強フランジ部(38)と野縁(5)の逆U字状溝との両者によって圧縮負荷を受けることとなり、変形が誘発され野縁と野縁受けとの間に滑りやガタツキが発生してしまうという問題がある。
特開2013−023855号公報 特開2013−1007044号公報
本発明は、上記の如き問題点を一掃すべく創案されたものであって、野縁受けの開口側に配設される野縁取付金具であっても、野縁取付金具自体のねじれや湾曲変形に対する剛性強度を高めることができ、震等により、野縁受けの開口側が上下方向へ圧縮されるような振動負荷を受けた際に、その湾曲変形を防止して野縁受けを耐震補強することができる結果、対向する野縁受け取付け部同士を通しネジにより締め付け固定して野縁受けに挟持組付けすることが可能となり、その開きを防止することができる野縁取付金具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の野縁取付金具は、吊り部材を介して躯体天井部に開口側を側方に向けて支持される複数のC字状又はコ字状の野縁受けと、開口側を上方に向けてその両側面の上端が内方に折曲された野縁折曲片を有する複数の野縁とを、1組の野縁取付金具を介して取り付けする天井下地において、前記野縁取付金具は、野縁受けの側面又は開口側に面当てされる野縁受け取付け部と、該野縁受け取付け部の上方に延出されて野縁受けの上面側に立上り形成される固定用の立上り片と、下方に延出形成される垂下部に、前記野縁折曲片の裏面側に挿入して野縁を支持受けする野縁支持受け部とを一体に備え、前記立上り片同士を対面当接させてボルト止め等により固定することで野縁を吊持するよう構成されると共に、前記組となる野縁取付金具は、野縁受けの側面側に配設される野縁受け側面側取付金具と、野縁受けの開口側に配設される野縁受け開口側取付金具とからなり、該野縁受け開口側取付金具の野縁受け取付け部には、その両側から野縁受けの上下開口幅と略同幅の長さを有して、野縁受けの開口内に挿入するよう折曲された野縁受け補強片を形成し、該野縁受け開口側取付金具は、野縁受けの開口内に挿入せしめた前記野縁受け補強片によって、野縁受けの開口側上下面に対する内方への圧縮振動負荷をその上下端で受け止め規制せしめる一方前記野縁受け側面側取付金具と野縁受け開口側取付金具とを、それぞれの野縁受け取付け部同士を通しネジにより締め付け固定し、野縁受けに挟持せしめることで、野縁受けを耐震補強すべく構成してあることを特徴とするものである。
本発明は、上記のように構成したことにより、天井下地における野縁受けに、その両側から一組の野縁取付金具を挟み込んで野縁を吊持するものでありながら、野縁受けの開口側に配設される野縁取付金具であっても、野縁受け取付け部に折曲形成された野縁受け補強片によって、野縁取付金具自体が補強され、ねじれや湾曲変形に対する剛性強度を高めることができると共に、地震等の揺れで水平方向やねじれ、傾斜方向の振動を受けた際に、野縁受けの開口側が上下方向へ圧縮されるような振動負荷を受けても、野縁受けの開口内に挿入された野縁受け補強片が、野縁受けの開口側上下面に対する内方への圧縮振動負荷を、その上下端で確りと受け止め支持する支持受け片として機能し、その湾曲変形を確実に防止して野縁受けを耐震補強することができ、野縁と野縁受けとの間のガタツキや野縁取付金具などの位置ズレを防止することができる。更に、対向する縁受け取付け部同士を、通しネジを挿通して締め付け固定してあるので野縁受け開口側取付金具を野縁受けの開口側に引き寄せした圧接状態で、野縁受けに確りと挟持固定させることができ、締め付け過ぎや振動による野縁受け開口側取付金具(縁受け取付け部)の変形に対する剛性強度が高められ、両取付金具同士を野縁受けに確りと挟持させ、野縁受けに対する野縁支持受け部の離間や開き、滑りなどを規制して組付け剛性や耐震強度を高めることが可能となり、野縁受け補強片との共同耐震作用により、野縁支持受け部同士の振動による滑りや離間開きがより強固に防止されて、通しネジによる両者の締め付け挟持状態を長期に渡って保持することができる。
本発明の実施形態に係る天井下地の概略全体説明面図である。 本発明の実施形態に係る組みとなる野縁取付金具であって、(A)は野縁受け開口側取付金具の正面図、(B)はその側面図、(C)は野縁受け側面側取付金具の正面図、(D)はその側面図である。 本発明の実施形態に係る組みとして用いられる野縁受け開口側取付金具と野縁受け側面側取付金具の配置態様を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る野縁取付金具に並設される耐震補強部材であって、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は側面図、(D)はA−A断面図である。 野縁取付金具と耐震補強部材を天井下地への取付け状態を示し、(A)は正面図、(B)は立上り片の他の固定手段を示す部分正面図である。 野縁取付金具と耐震補強部材を天井下地への取付け状態を示し、(A)は側面図、(B)は立上り片の他の固定手段を示す部分側面図である。
以下、本発明の実施の形態を好適な実施の形態として例示する野縁取付金具を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る天井下地の概略全体説明図である。この図に示す天井下地には、躯体天井部1から所定の間隔を存して垂下される複数の吊りボルト2と、これら吊りボルト2間に野縁受けハンガー31を介して吊りボルト2の下端部に支持される野縁受け3(天井下地材)と、躯体天井部1と野縁受け3との間で吊りボルト2に振れ止め固定金具41を介して水平状に架設される振れ止め4(天井下地材)と、野縁受け3に野縁取付金具6を介して取り付けられる野縁5と、該野縁取付金具6と共に併用されて野縁5にネジ固定される耐震補強部材7と、野縁5にネジ固定される天井パネル8が含まれている。
野縁受け3は、板厚規格が約1.2mmまたは1.6mmの厚板材で形成された側方が開口するリップ片3a、3aを有したC字状のリップ溝型材(又は、コ字状チャンネル材)からなり、天井部に所定の間隔を存して並列状に割り付けされ、野縁受けハンガー31によって支持されると共に、吊りボルト2の先端部に取付けされる野縁受けハンガー31の位置変更によって、上下位置が調整される。このとき、野縁受け3は、図示しない躯体壁部に当接しない短めの長さに予め加工され、その両端部が野縁受け固定金具を介して躯体壁部に固定される。
野縁5は、その板厚規格が約1.2mmまたは1.6mmの厚板材によって、開口側を上方に向けてその両側面の上端が内方に折曲形成された逆L字状の野縁折曲片51、51(リップ片)を有するC字状のリップ溝型材、又は、約0.5mmの薄板材によって、開口側両側部の上端が内方に折曲形成された逆U字溝状の野縁折曲片51を有するチャンネル材であり、野縁受け3がリップ溝型材である場合には同じリップ溝型材が用いられ、コ字状チャンネル材である場合には薄板チャンネル材が用いられて、野縁受け3と直交するように、天井部1に所定の間隔を存して並列状に割り付けされる。野縁5としては、幅寸法が異なるダブル野縁やシングル野縁があり、それぞれに適合した形状の野縁取付金具6を介して野縁受け3で支持される。そして、天井部1に割り付けられた野縁5間に天井パネル8を渡し、これをネジ止めすることにより、天井下地が構成される。
振れ止め固定金具41は、中央の吊りボルト2への吊りボルト固定部と、その両側に振れ止め4への被嵌固定部を有して側面視略コ字状に形成されている。
振れ止め4は、側方が開口するC字状のリップ溝型材(又は、コ字状チャンネル材)からなり、吊りボルト2の間隔を維持するために複数の吊りボルト2…間に水平状に架設される梁タイプとなっている。そして、振れ止め固定金具41を、吊りボルト2と振れ止め4とを同時に被嵌することで両者が組付け固定される。
次に、本発明の実施態様に係る野縁取付金具について、図2、図3を参照して説明する。図2の(A)は、野縁受け開口側取付金具の正面図、(B)はその側面図、(C)は、野縁受け側面側取付金具の正面図、(D)はその側面図、図3は、組みとして用いられる野縁受け開口側取付金具と野縁受け側面側取付金具の配置態様を示す斜視図である。
これらの図に示すように、野縁取付金具6は、野縁受け開口側取付金具6aと野縁受け側面側取付金具6bとを組みとして用いられ、それぞれ板厚が1.6mmの厚板材を用い、野縁受け3の側面に面当てされる野縁受け取付け部61と、この野縁受け取付け部61の上方に、側面視略L字状(またはく字状)に延出折曲されて野縁受け3の上面や上角部に圧接状に係止される係止部61aを介して、野縁受け3の上面側に立上り形成されるボルト止め等により固定される立上り片62と、下方に延出形成される垂下部61bの下端部両側に、逆L字状の野縁折曲片51の裏面側に挿入して野縁5を支持受けするよう内方に折曲形成された一対の野縁支持受け部63、63とを備えて、全体をプレス成型により一体に形成される。
野縁受け取付け部61は、立上り片62から垂下部61b側に向けて矩形状に形成され、野縁折曲片51、51間に位置する両側部分が略コ字状に切欠きされており、略中央に穿設された野縁受け3に通しネジ(ドリルビスや連結ボルト)9bにより固定するためのネジ孔61cと、垂下部61bのネジ孔61cの下部側に野縁5内に挿入される部分にかけて、野縁支持受け部63側に向けて背反するL字状にプレス成型された一対の補強リブ61d、61dが設けられている。
また、野縁支持受け部63は、野縁受け3の下面側(内側)で対面するよう垂下部61bの両側端からL字状に折曲形成されており、野縁5内に挿入して野縁折曲片51の裏面側に、そのL字状の上端を線当接させて支持受けするように構成される。
野縁受け開口側取付金具6aの立上り片62には、その中央にボルト挿通孔62aと、このボルト挿通孔62aの両側にネジ孔621、621がそれぞれ穿設されており、野縁受け取付け部61には、その両側から野縁受け3の上下開口幅と略同幅の長さを有して、野縁受け3の開口内に挿入するよう折曲された野縁受け補強片64が形成されている。なお、本実施形態における野縁受け取付け部61は、C字状のリップ溝型材を用いた野縁受け3に対し、その上下面からそれぞれ開口側に折曲形成されたリップ片3a、3a間に挿入される長さを有して形成されており、コ字状のチャンネル材が用いられた野縁受け3に用いる場合には、その上下面間に挿入される長さを有して形成すれば良い。なお、野縁受け補強片64は、野縁受け3の開口側上下面に対する内方への圧縮振動負荷をその上下端や上下片で受け止め規制できる形状であれば良く、種々の形状に変更できることは勿論である。
野縁受け側面側取付金具6bの立上り片62には、その中央にバーリングによるタップ穴加工されたナット部62bが設けられており、このボルト挿通孔62aの両側にドリルネジ9aのネジ山が係止する径のネジ孔621、621が穿設されている。
次に、本発明の実施態様に係る野縁取付金具6に並設される耐震補強部材7を図4の(A)〜(D)に基づいて詳細に説明する。耐震補強部材7は、野縁支持受け部63によって支持受けされた野縁5の支持受け構造を耐震補強するための部材であり、野縁受け3の横幅と略同幅の長さを有して、野縁受け3の開口側となる下側リップ片3a側と側面側を下面側から被嵌するよう、その上半部の中央面域に上向きコ字状に切欠きされた野縁受け被嵌溝部71と、該野縁受け被嵌溝部71の両側に延出して、野縁5の側面に面当てされてネジ固定される野縁固定部72とを有して、全体が凹状の板状体にて形成される。野縁固定部72には、野縁受け被嵌溝部71の下部面にプレス成型された補強リブ72aが設けられており、その両側の任意位置に野縁5にドリルネジ9cにより固定するためのネジ孔72b、72bが穿設されている。なお、本実施例におけるネジ孔72bの穿設位置は、ドリルネジ9cなどを螺入した際に、そのネジ山が垂下部61bの補強リブ61dに近接または接触するように配設されており、野縁受け取付け部61(野縁支持受け部63)同士の振動による滑りや離間(拡開)規制に寄与し、ガタツキや位置ズレ、変形の発生を防止できるようになっている。
また、次に、本発明の実施態様に係る野縁取付金具6の取付手順について、図5、図6を参照して説明する。図5は野縁取付金具6と耐震補強部材7を天井下地への取付け状態を示す正面図、図5(B)は立上り片62の他の固定手段を示す部分正面図であり、図6(A)は図5の側面図、図6(B)は図5(B)の部分側面図である。これらの図に示すように、先ず、野縁受け開口側取付金具6aと野縁受け側面側取付金具6bを、それぞれ野縁受け3の開口側と側面側の近傍位置で、野縁支持受け部63を野縁5の長手方向に向けて野縁5の上側開口から内部に挿入して回転させ、野縁受け3の下面に位置する野縁折曲片51の裏面に当接させ、係止部61aを野縁受け3の上面に面接させた状態で、上り片62、62の同士を対向面接させてセットする。
次いで、両取付金具6aと6bを手で保持した状態で、締結ボルト9をボルト挿通孔62aを介してナット部62bに螺入操作することで、立上り片62、62の上端同士を当接させた状態で仮固定する。係止部61aは、内方に僅かに傾斜した状態で折曲形成され、立上り片62も同様に内方に僅かに傾斜した状態となっており、この仮固定状態では、立上り片62の上端同士が僅かなハ字状隙間を存して当接し、立上り片62と係止部61aの角部が野縁受け3の上面に当接された状態でセットされる。この状態から更に締結ボルト9を締め付け操作していくと、立上り片62、62同士が僅かに変形しつつ圧着され、この圧着操作に追随して、係止部61aの角部側が野縁受け3の上面に押圧(圧接)されながら、両取付金具6aと6bが僅かに上動して野縁支持受け部63の上端が野縁折曲片51の裏面に圧接係止されて、野縁受け3を両側から挟み込んで野縁5を吊持する固定がなされる。
その際、野縁受け開口側取付金具6aは、上側リップ片3aに野縁受け補強片64の上端が当接(僅かな間隙交差を有しても良い)する。次いで、従来のもののでは、野縁受け側面側取付金具6bをネジ孔61cを介して短尺のドリルビスによりビス固定することで本固定状態がなされるのであるが、この様な固定方法を採用すると、野縁受け開口側取付金具6aは、締結ボルト9による1点による支持固定となり、かつ、野縁受け3の開口側が上下方向へ圧縮されるような振動負荷を野縁受け取付け部61のみで受けるため、締結ボルト9との2点により支持固定された野縁受け側面側取付金具6bに比して、その下方となる野縁支持受け部63側の支持受けに対する組付け耐震強度の性能が劣り、滑りやガタツキ、変形などを生じ易いという問題が生じる。ところが本発明における野縁受け開口側取付金具6aには、野縁受け補強片64が形成されているので、対向する両垂下部61b、61bのネジ孔61c、61c同士を介して通しネジ9b(ドリルビスや締結ボルト)を挿通し、両者を締め付け固定しても、締め付け過ぎや振動による縁受け取付け部61(垂下部61b)が挫屈等の変形を生じることが無く、両取付金具6aと6b(野縁支持受け部63と63)同士を野縁受け3に確りと挟持させ、両者の離間や開きを規制して組付け剛性や耐震強度が高めることが可能となる。
また、締結ボルト9に換えて、図5(B)、図6(B)に示す如く、立上り片62に所定間隔を存して穿設された2個所のネジ孔621、621に、ドリルネジ9a、9aを用いてネジ固定するようにしても良い。この様に立上り片62の所定間隔を存して両側2個所にネジ固定することにより、野縁受け3の長手方向に揺れを受けた際に、締結ボルト9を中心に回動方向への力が加わり、回転ズレによる締結ボルト9の緩みなどを生じてしまうことが回避され、野縁受け補強片64による野縁5の長手方向やねじれ、傾斜方向に対する耐震補強機能との共同作用により、野縁5と野縁受け3との間にガタツキや、両者間の位置ズレの発生の防止機能に対して更なる向上を図ることができる。
さらに、本実施例においては、この様に野縁支持受け部63によって支持受けされた野縁5の支持受け構造を耐震補強するために耐震補強部材7が並設される。耐震補強部材7を取り付けするには、先ず、野縁受け被嵌溝部71を野縁受け3の下面側に被嵌させた状態で、野縁5の側面に面当てして、ネジ孔72b、72bを介してネジ固定すれば取付作業が完了する。野縁受け被嵌溝部71は野縁5の両側面にそれぞれ配置固定されている。
この様に耐震補強部材7を並設すると、野縁受け補強片64の耐震共同作用により、ねじれ方向を含む振動負荷をしっかりと受け止め、直交して直接面当て配設された野縁5と野縁受け3同士、および野縁5と野縁支持受け部63同士の振動による滑りや離間、ガタツキ、位置ズレを確実に防止して、野縁5と野縁受け3との直交する密着状態を長期に亘って維持し、天井下地全体の耐震強度を向上させすることができる。
叙述の如く構成された本発明の実施の形態において、いま、天井下地の施工において、野縁5を一組の野縁取付金具6(6a、6b)を介して野縁受け3に取り付けるのであるが、本発明にかかる野縁取付金具6は、野縁受け3の側面又は開口側に面当てされる野縁受け取付け部61と、野縁受け取付け部61の上方に延出されて野縁受け3の上面側に立上り形成される固定用の立上り片62と、下方に延出形成される垂下部61bに、野縁折曲片51の裏面側に挿入して野縁5を支持受けする野縁支持受け部63とを一体に備え、立上り片62、62同士を対面当接させてボルト止め等により固定することで野縁5を吊持するよう構成されると共に、組となる野縁取付金具6は、野縁受け3の側面側に配設される野縁受け側面側取付金具6bと、野縁受け3の開口側に配設される野縁受け開口側取付金具6aとからなり、該野縁受け開口側取付金具6aの野縁受け取付け部61には、その両側から野縁受け3の上下開口幅と略同幅の長さを有して、野縁受け3の開口内に挿入するよう折曲された野縁受け補強片64を形成し、該野縁受け開口側取付金具6aは、野縁受け3の開口内に挿入せしめた野縁受け補強片64によって、野縁受け3の開口側上下面に対する内方への圧縮振動負荷をその上下端で受け止め規制せしめる一方野縁受け側面側取付金具6bと野縁受け開口側取付金具6aとを、それぞれの野縁受け取付け部61、61同士を通しネジ9bにより締め付け固定し、野縁受け3に挟持せしめることで、野縁受け3を耐震補強すべく構成されている。
この様に構成すると、天井下地における野縁受け3に、その両側から一組の野縁取付金具6を挟み込んで野縁5を吊持するものでありながら、野縁受け側面側取付金具6bに比して、その下方となる野縁支持受け部63側の支持受けに対する組付け耐震強度の性能が劣り、滑りやガタツキ、変形などを生じ易い野縁受け開口側取付金具6aであっても、野縁受け取付け部61に折曲形成された野縁受け補強片64によって、野縁受け開口側取付金具6a自体が補強され、ねじれや湾曲変形に対する剛性強度を高めることができる。
したがって、地震等の揺れで水平方向やねじれ、傾斜方向の振動を受けた際に、野縁受け3の開口側が上下方向へ圧縮されるような振動負荷を受けても、野縁受け3の開口内に挿入された野縁受け補強片64が、野縁受け3の開口側上下面に対する内方への圧縮振動負荷を、その上下端で確りと受け止め支持する支持受け片として機能し、その湾曲変形を確実に防止して野縁受け3を耐震補強することができ、野縁5と野縁受け3との間のガタツキや野縁取付金具6などの位置ズレを防止することができる。
更に、対向する両者のネジ孔61c、61c同士を通しネジ9bで締め付け固定してあるので野縁受け開口側取付金具6aを野縁受け3の開口側に引き寄せした圧接状態で、野縁受け3に確りと挟持固定させることができ、締め付け過ぎや振動による縁受け取付け部61の変形に対する剛性強度が高められ、両取付金具6aと6b同士を野縁受け3に確りと挟持させ、両者の離間開きを規制して組付け剛性や耐震強度が高めることが可能となり、野縁受け補強片64との共同耐震作用により、野縁支持受け部63、63同士の振動による滑りや離間開きがより強固に防止されて、野縁受け取付け部61(垂下部61b)が圧縮振動負荷により湾曲変形などを生じることが回避され、通しネジによる両者の締め付け挟持状態を長期に渡って保持することができる。
しかも、この様に野縁支持受け部63、63によって支持受けされた野縁5の支持受け構造を耐震補強部材7によって耐震補強するにあたり、耐震補強部材7は、既に、野縁受け開口側取付金具6a自体が補強され、圧縮振動負荷を受ける野縁受け3の開口側における湾曲変形の防止や、通しネジ9bによる野縁支持受け部63、63同士の振動による離間開きの防止が図られた支持受け構造に採用されるので、直交して直接面当て配設された野縁5と野縁受け3同士、および野縁5と野縁支持受け部63同士の振動による滑りや、ガタツキ、位置ズレを防止して直角度を維持できる機能に特化した、所謂、野縁受け被嵌溝部71を有した凹状の板材であればよく、極めて簡易な構成のものとして製作することができる。
また、野縁受け側面側取付金具6bと縁受け開口側取付金具6aとは、それぞれの野縁受け取付け部61、61同士を通しネジ9bにより締め付け固定させて、野縁受け3に挟持してあるので、野縁受け側面側取付金具6bの野縁受け取付け部61(垂下部61b)は、野縁受け3の側面にネジ固定された密着状態で、野縁受け補強片64、64によって補強された野縁受け取付け部61に螺入された通しネジ9bにより、野縁受け開口側取付金具6aを野縁受け3の開口側(本実施例ではリップ片3a、3a側)に引き寄せした圧接状態で締め付け固定することができ、両取付金具6aと6b同士を野縁受け3に確りと挟持させ、両者の離間開きを規制して組付け剛性や耐震強度が高めることができるだけでなく、締め付け過ぎや振動による縁受け取付け部61(垂下部61b)の挫屈等の変形を生じることも回避できる。
また、立上り片62には、その両側2個所にネジ孔621、621を穿設し、該立上り片62、62同士を前記2個所のネジ孔621、621を介してドリルネジ9a、9aにてネジ固定してあるので、野縁受け3の長手方向に揺れを受けた際に、立上り片62の中心を締結ボルト9によりネジ固定したものに比し、締結ボルト9を中心に回動方向への力が加わり、締結ボルト9の如くの回転ズレにより緩みなどを生じてしまうことが回避され、野縁受け3の長手方向への振動負荷に対しても耐震性に対する組付け剛性強度を高める補強ができ、野縁5の長手方向やねじれ、傾斜方向に対する耐震機能との共同作用により、野縁5と野縁受け3との間にガタツキや、両者間の位置ズレの発生の防止機能に対して更なる向上を図ることができる。
また、本発明にかかる野縁取付金具6を用いて施工された天井下地において、野縁支持受け部63によって支持受けされた野縁5の支持受け構造を耐震補強部材7によって耐震補強するに、耐震補強部材7は、野縁受け3の横幅と略同幅の長さを有して、野縁受け3の開口側と側面側を下面側から被嵌するよう、上向きコ字状に切欠きされた野縁受け被嵌溝部71と、該野縁受け被嵌溝部71の両側に延出して、野縁5の側面に面当てされてネジ固定される野縁固定部72とを有して板状体にて形成され、野縁受け被嵌溝部71を、野縁受け3の下面側から被嵌した状態で、野縁固定部72を野縁5の側面に面当てしてネジ固定することで、野縁支持受け部63に支持受けされた野縁5を位置ズレ規制することで野縁5の耐震補強構造を構築している。
この様に野縁取付金具6と共に用いられる耐震補強部材7は、既に、野縁受け開口側取付金具6a自体が補強され、圧縮振動負荷を受ける野縁受け3の開口側における湾曲変形の防止や、通しネジ9bによる野縁支持受け部63、63同士の振動による離間や開きの防止が図られた支持受け構造に採用されるので、直交して直接面当て配設された野縁5と野縁受け3同士、および野縁5と野縁支持受け部63同士の振動による滑りや、ガタツキ、位置ズレを防止して直角度を維持できる機能に特化した、所謂、全体が野縁受け被嵌溝部71を有した凹状の板材であればよく、極めて簡易な構成のものとして製作することができる。
したがって、耐震補強部材7により構築される耐震補強構造によって、更なる組付け剛性や耐震強度が高められ、野縁受け補強片64と耐震補強部材7とによる耐震共同作用により、ねじれ方向を含む振動負荷をしっかりと受け止め、直交して直接面当て配設された野縁5と野縁受け3同士、および野縁5と野縁支持受け部63同士の振動による滑りや離間、ガタツキ、位置ズレを確実に防止して、野縁5と野縁受け3との直交する密着状態を長期に亘って維持し、天井下地全体の耐震強度を向上させることができる。
また、耐震補強部材7は、野縁5の両側面に設けられ、野縁固定部72は、野縁5の開口内に挿入された垂下部61bに、近接(または接触)した位置にドリルネジ9c、9cのそのネジ山が位置するように固定されているので、通しネジ9bと共同して、ドリルネジ9cによる野縁支持受け部63、63(垂下部61b、61b)同士の振動による滑りや離間開きを防止することができ、水平方向やねじれ、傾斜方向に対する耐震補強の剛性強度を高めることができる。
1 躯体天井部
2 吊りボルト
3 野縁受け
3a リップ片
31 野縁受けハンガー
4 振れ止め
41 振れ止め固定金具
5 野縁
51 野縁折曲片
6 野縁取付金具
6a 野縁受け開口側取付金具
6b 野縁受け側面側取付金具
61 野縁受け取付け部
61a 係止部
61b 垂下部
61c ネジ孔
61d 補強リブ
62 立上り片
62a ボルト挿通孔
62b ナット部
621 ネジ孔
63 野縁支持受け部
64 野縁受け補強片
7 耐震補強部材
71 野縁受け被嵌溝部
72 野縁固定部
72a 補強リブ
72b ネジ孔
8 天井パネル
9 締結ボルト
9a ドリルネジ
9b 通しネジ
9c ドリルネジ

Claims (6)

  1. 吊り部材を介して躯体天井部に開口側を側方に向けて支持される複数のC字状又はコ字状の野縁受けと、開口側を上方に向けてその両側面の上端が内方に折曲された野縁折曲片を有する複数の野縁とを、1組の野縁取付金具を介して取り付けする天井下地において、
    前記野縁取付金具は、野縁受けの側面又は開口側に面当てされる野縁受け取付け部と、該野縁受け取付け部の上方に延出されて野縁受けの上面側に立上り形成される固定用の立上り片と、下方に延出形成される垂下部に、前記野縁折曲片の裏面側に挿入して野縁を支持受けする野縁支持受け部とを一体に備え、前記立上り片同士を対面当接させてネジ止固定することで野縁を吊持するよう構成されると共に、
    前記組となる野縁取付金具は、野縁受けの側面側に配設される野縁受け側面側取付金具と、野縁受けの開口側に配設される野縁受け開口側取付金具とからなり、
    該野縁受け開口側取付金具の野縁受け取付け部には、その両側から野縁受けの上下開口幅と略同幅の長さを有して、野縁受けの開口内に挿入するよう折曲された野縁受け補強片を形成し、
    該野縁受け開口側取付金具は、野縁受けの開口内に挿入せしめた前記野縁受け補強片によって、野縁受けの開口側上下面に対する内方への圧縮振動負荷をその上下端で受け止め規制せしめる一方
    前記野縁受け側面側取付金具と野縁受け開口側取付金具とを、それぞれの野縁受け取付け部同士を通しネジにより締め付け固定し、野縁受けに挟持せしめることで、野縁受けを耐震補強すべく構成してあることを特徴とする野縁取付金具。
  2. 請求項1において、前記野縁受け補強片は、C字状のリップ溝型材を用いた野縁受けに対しては、その上下面からそれぞれ開口側に折曲形成されたリップ片間に挿入される長さを有し、コ字状のチャンネル材を用いた野縁受けに対しては、その上下面間に挿入される長さを有して形成されていることを特徴とする野縁取付金具。
  3. 請求項1または2において、前記立上り片には、その両側2個所にネジ孔を穿設し、該立上り片同士を前記2個所のネジ孔を介してネジ固定してあることを特徴とする野縁取付金具。
  4. 請求項1乃至の何れかに記載の野縁取付金具を用いて施工された天井下地において、前記野縁支持受け部によって支持受けされた野縁の支持受け構造を耐震補強部材によって耐震補強するに、
    前記耐震補強部材は、野縁受けの横幅と略同幅の長さを有して、野縁受けの開口側と側面側を下面側から被嵌するよう、上向きコ字状に切欠きされた野縁受け被嵌溝部と、該野縁受け被嵌溝部の両側に延出して、野縁の側面に面当てされてネジ固定される野縁固定部とを有して板状体にて形成され、
    前記野縁受け被嵌溝部を、野縁受けの下面側から被嵌した状態で、前記野縁固定部を野縁の側面に面当てしてネジ固定することで、前記野縁支持受け部に支持受けされた野縁を位置ズレ規制することを特徴とする野縁の耐震補強構造。
  5. 請求項において、前記耐震補強部材は、野縁の両側面に設けられていることを特徴とする野縁の耐震補強構造。
  6. 請求項またはにおいて、前記野縁固定部は、野縁の開口内に挿入された前記垂下部に近接した位置にネジが位置するように固定されていることを特徴とする野縁の耐震補強構造。
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