JP6653535B2 - ヒータユニット - Google Patents

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Description

本発明はヒータユニットに関する。特に、半導体製造装置に用いるヒータユニットに関する。
半導体装置の製造工程では、半導体基板上に薄膜を成膜及び加工することでトランジスタ素子、配線、抵抗素子、容量素子等の機能素子を形成する。半導体基板上に薄膜を形成する方法としては、化学気相成長(CVD:Chemical Vapor Deposition)法、物理気相成長(PVD:Physical Vapor Deposition)法などの方法が用いられる。また、薄膜を加工する方法としてはイオン反応性エッチング(RIE:Reactive Ion Etching)法などの方法が用いられる。また、半導体装置の製造工程では、薄膜の成膜及び加工の他にもプラズマ処理等の表面処理の工程が行われる。
上記の成膜、加工及び表面処理の工程に用いられる装置には、半導体基板を支持するステージが設けられている。当該ステージは単に半導体基板を支持するだけでなく、各処理工程に応じて半導体基板の温度を調節する機能が備えられている。上記のように温度を調節するために、ステージには加熱機構が設けられている。特に、上記の半導体装置においては加熱機構として金属やセラミックスで構成されたセラミックヒータ(ヒータユニット)が広く用いられている。
上記の成膜、加工及び表面処理の工程において、基板の温度によって膜質、加工形状及び表面状態が敏感に変化するため、上記のヒータユニットには温度の高い面内均一性が要求される。また、ヒータユニットは、単にステージを加熱するだけではなく、ステージを冷却する機能も要求される。つまり、ヒータユニットには加熱機構及び冷却機構が備えられる。ステージの冷却に冷却水を用いる場合、冷却水の沸騰を避けるために、流路に冷却水を流しながらヒータ加熱を行う必要がある。つまり、冷却水を流した状態の加熱で高い面内均一性を実現する必要がある。
上記のように、加熱機構及び冷却機構が備えられたヒータユニットとして、例えば特許文献1に示すような構造が開発されている。特許文献1に示すヒータユニットは、半導体基板を支持するウェハ保持体に流路が形成され、流路に流体が流されることによってウェハ保持体を冷却することでウェハの温度を調整する。
特開2007−43042号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたヒータユニットでは、急速な冷却を実施可能にするためにウェハ保持体は熱伝導率が高い材料で構成されている。そのため、発熱機構によって発生した熱が冷却機構に奪われてしまう。その結果、冷却水の流路の位置の影響を受けてヒータユニットの面内均一性が悪化してしまうという問題があった。また、同様の理由でステージの加熱温度が制限されてしまうという問題があった。
本発明は、そのような課題に鑑みてなされたものであり、温度の面内均一性が高く、加熱温度の制限が少ない半導体製造装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態によるヒータユニットは、冷却流路を有する基材と、基材の上方に配置され、発熱体を有するヒータ部と、基材とヒータ部との間に配置された断熱層と、を有する。
また、別の態様において、断熱層の熱伝導率は、基材の熱伝導率よりも低くてもよい。
また、別の態様において、断熱層は、SUSであってもよい。
また、別の態様において、SUSの厚さは1mm以上10mm以下であってもよい。
また、別の態様において、断熱層は気孔を有し、断熱層における気孔の含有率は1%以上20%以下であってもよい。
また、別の態様において、発熱体を覆う絶縁体をさらに有し、断熱層の熱伝導率は、絶縁体の熱伝導率よりも低くてもよい。
また、別の態様において、ヒータ部の上方に熱伝導率が熱拡散層をさらに有し、発熱体は、導電体及び導電体を覆う絶縁体を有し、熱拡散層の熱伝導率は、絶縁体の熱伝導率よりも高くてもよい。
また、別の態様において、基材の熱伝導率は、100W/mK以上であってもよい。
また、別の態様において、基材は、ガス流路を有してもよい。
本発明に係るヒータユニットによれば、温度の面内均一性が高い半導体製造装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るヒータユニットの全体構成を示す上面図である。 図1のA−A’断面図である。 本発明の一実施形態に係るヒータユニットの断面図である。 本発明の一実施例に係るヒータユニットにおける断熱層の厚さとステージ表面の到達温度どの関係を示す図である。 本発明の一実施例に係るヒータユニットにおける断熱層の熱伝導率とステージ表面の到達温度どの関係を示す図である。 本発明の一実施例に係るヒータユニットにおける断熱層の電子顕微鏡像を示す図である。
以下、図面を参照して本発明に係るヒータユニットについて説明する。但し、本発明のヒータユニットは多くの異なる態様で実施することが可能であり、以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。なお、本実施の形態で参照する図面において、同一部分または同様な機能を有する部分には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、説明の便宜上、上方又は下方という語句を用いて説明するが、上方又は下方はそれぞれヒータユニットの使用時(装置装着時)における向きを示す。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。
〈第1実施形態〉
図1及び図2を用いて、本発明の第1実施形態に係るヒータユニットの全体構成について説明する。本発明の第1実施形態に係るヒータユニットは、加熱機構及び冷却機構を有する。また、第1実施形態に係るヒータユニットは、CVD装置、スパッタ装置、蒸着装置、エッチング装置、プラズマ処理装置、測定装置、検査装置、及び顕微鏡等に使用することができる。ただし、第1実施形態に係るヒータユニットは上記の装置に使用するものに限定されず、基板を加熱及び冷却する必要がある装置に対して使用することができる。
[ヒータユニット10の構成]
図1は、本発明の一実施形態に係るヒータユニットの全体構成を示す上面図である。図2は、図1のA−A’断面図である。図1及び図2に示すように、第1実施形態に係るヒータユニット10は、プレート部100及びシャフト200を有する。
図2を参照すると、プレート部100は、第1基材110、第2基材120、断熱層130、発熱体140、第1絶縁層150及び第2絶縁層160を有する。第1基材110にはソース連結孔117及びドレイン連結孔119が設けられている。第2基材120は第1基材110上に配置され、第1基材110との間に第1流路115が設けられている。ここで、第1基材110及び第2基材120を基材310として換言すると、第1流路115は基材310に設けられている、ということができる。図2では、上面が平坦な第1基材110と下面に凹部が設けられた第2基材120とを接合することで第1流路115が形成されている。断熱層130は第2基材120の上方に配置されている。ここで、第1流路115はソース連結孔117に接続されたソース111及びドレイン連結孔119に接続されたドレイン113を含む。また、第1流路115には冷却用の流体が供給される。冷却用の流体としては、冷却水、冷却オイル、ゲル状の流体などを使用することができる。
第1絶縁層150は断熱層130の上方に配置されており、第2絶縁層160は第1絶縁層150の上方に配置されており、発熱体140は第1絶縁層150と第2絶縁層160との間に配置されている。ここで、発熱体140、第1絶縁層150、及び第2絶縁層160をヒータ部320として換言すると、発熱体140は絶縁体320(第1絶縁層150及び第2絶縁層160)に覆われている、ということができる。図2では、上面が平坦な第1絶縁層150と下面に凹部が設けられた第2絶縁層160とによって発熱体140が覆われている。
上記の構造を換言すると、ヒータユニット10は、第1流路115を有する基材310と、基材310の上方に配置され、発熱体140を有するヒータ部320と、基材310とヒータ部320との間に配置された断熱層130と、を有する、ということもできる。
シャフト200にはソース管211及びドレイン管213が設けられている。ソース管211はソース連結孔117を介してソース111に接続され、ドレイン管213はドレイン連結孔119を介してドレイン113に接続される。
図1を参照すると、第1流路115が折り返し部115−1、115−2において角を有する形状で折り返しされているが、この形状に限定されない。例えば、第1流路115が折り返し部115−1、115−2において湾曲する形状(R形状)で折り返しされてもよい。なお、第1流路115の上面視における形状は、図1に示す形状に限定されず、他の形状を有していればよい。例えば、第1流路115は渦巻き状であってもよい。第1流路115が渦巻き状の場合、ソース111がプレート部100の中央付近に設けられ、ドレイン113がプレート部100の外周付近に設けられてもよい。
図2では、第1基材110の平坦な上面と第2基材120の下面の凹部とによって第1流路115が形成された構造を例示したが、この構造に限定されない。例えば、第1基材110の上面に凹部が設けられ、第2基材120の下面が平坦であってもよい。又は、第1基材110の上面及び第2基材120の下面の両方に凹部が設けられていてもよい。又は第2基材120の内部に第1流路115が設けられていてもよい。第2基材120の内部に流路が設けられている場合は、第1基材110を省略することができる。
また、図2では、第1絶縁層150及び第2絶縁層160によって発熱体140が挟持された構造を例示したが、この構造に限定されない。例えば、第1絶縁層150の内部に発熱体140が埋め込まれていてもよい。
また、図2では、第2基材120と断熱層130とが接している構造を例示したが、第2基材120と断熱層130との間に他の層が配置されていてもよい。この場合、他の層にはパターンが形成されていてもよく、パターンが形成されていなくてもよい。同様に、図2では、断熱層130と第1絶縁層150とが接している構造を例示したが、断熱層130と第1絶縁層150との間に他の層が配置されていてもよい。
[ヒータユニット10の各構成部品の材料]
第1基材110及び第2基材120としては、金属基材又は半導体基材を用いることができる。金属基材としては、アルミニウム(Al)基材、チタン(Ti)基材などを用いることができる。半導体基材としては、シリコン(Si)基材、シリコンカーバイト(SiC)基材、ガリウムナイトライド(GaN)基材などを用いることができる。ここで、上記の基材の熱伝導率は、Alが約236W/mK、Tiが約21.9W/mK、Siが約168W/mK、SiCが約100W/mK、GaNが約168W/mKである。第1基材110及び第2基材120は、同じ材料であってもよく異なる材料であってもよい。第1基材110及び第2基材120の熱伝導率は、好ましくは100W/mK以上であるとよい。本実施形態では、第1基材110及び第2基材120としてAlを用いている。
断熱層130は、少なくとも第2基材120よりも熱伝導率が低くてもよい。さらに、断熱層130は第1基材110より熱伝導率が低くてもよい。また、断熱層130は少なくとも第1絶縁層150よりも熱伝導率が低くてもよい。さらに、断熱層130は第2絶縁層160よりも熱伝導率が低くてもよい。断熱層130の熱伝導率は、ヒータユニット10の上面(第2絶縁層160表面)の温度が100℃に達するように設計される。例えば、断熱層130の熱伝導率は21W/mK以下とすることができる。
断熱層130としては、SUS、酸化シリコン(SiO2)、窒化シリコン(SiN)などを用いることができる。断熱層130は第2基材120よりも熱伝導率が低い材料であればよく、第2基材120に用いられる材料の熱伝導率に応じて適宜選択することができる。ここで、上記の材料の熱伝導率は、SUSが約16.7W/mK、SiO2が約1.4W/mK、SiNが約20.0W/mKである。また、断熱層130は第1絶縁層150よりも熱伝導率が低い材料であればよく、第1絶縁層150に用いられる材料の熱伝導率に応じて適宜選択することができる。本実施形態では、断熱層130としてSUSを用いている。
断熱層130としてSUSを用いた場合、SUSの厚さは1mm以上10mm以下とすることができる。また、熱伝導率が低い断熱層130を実現するために、断熱層130が気孔を有していてもよい。換言すると、断熱層130は多孔質(ポーラス)な材料であってもよい。断熱層130としてポーラスな材料を用いる場合、気孔の含有率が1%以上20%以下の断熱層130を用いることができる。好ましくは断熱層130の気孔の含有率は10%以上20%以下であるとよい。ここで、例えば断熱層130としてポーラスなSUSを用いた場合、SUSの熱伝導率は上記の値(SUSのバルク特性値)よりも小さくなる。具体的には、ポーラスなSUSの熱伝導率は2W/mK以上17W/mK以下である。なお、上記の熱伝導率はレーザフラッシュ法によって測定された25℃のときの値である。
断熱層130として、上記の熱伝導率以外にも、密着性が要求される。具体的には、室温と150℃とを交互に繰り返すサイクル試験において剥離しない程度の密着性が要求される。また、断熱層130には、発熱体140、第1絶縁層150、及び第2絶縁層160の形成工程に対する耐性が要求される。
ポーラスなSUSは、例えばコールドスプレー法で形成することができる。コールドスプレー法とは、材料を溶融またはガス化させることなく、不活性ガスと共に超音速流で固相状態のまま基材に衝突させて皮膜を形成する方法である。本実施形態では、SUSの厚さを調節するために、SUSをコールドスプレー法で形成した後に研削することで所望の厚さまで薄膜化した。SUSをコールドスプレー法で形成することで、上記に示すようなポーラスなSUSの層を実現することができる。コールドスプレー法の形成条件を調整することで、ポーラスなSUSの層に対する気孔の含有率を調整することができる。また、SUSはコールドスプレー法以外の方法で形成してもよい。
SUSの熱膨張係数と第2基材120の熱膨張係数との差が大きいと、第2基材120上にSUSを形成することが難しいが、コールドスプレー法で形成することによってその困難性を解消することができる。また、コールドスプレー法によって形成されたSUSは密着強度が高く、例えばアルミニウム基材よりも高い密着強度を得ることができる。また、コールドスプレー法によって容易にSUSを厚膜化することができる。
上記では、ポーラスなSUSを形成するためにコールドスプレー法を用いてSUSを形成したが、コールドスプレー法以外にも、プラズマ溶射、フレーム溶射、アーク溶射、高速フレーム溶射(HVOF:High Velocity Oxygen Fuel、又はHVAF:High Velocity Air Fuel)、ウォームスプレー等の方法で形成することができる。一方、気孔を有さない又は気孔の含有率が1%以下のSUSを形成する場合はスパッタリング法、ろう付け、及び拡散接合等の方法を用いることができる。
発熱体140は、電流によってジュール熱を発生する導電体を用いることができる。発熱体140としては、タングステン(W)、タンタル(Ta)、モリブデン(Mo)、白金(Pt)などの高融点金属を用いることができる。ただし、発熱体140は上記の高融点金属以外にも、鉄(Fe)、クロム(Cr)、及びAlを含む合金や、ニッケル(Ni)及びCrを含む合金や、SiC、モリブデンシリサイド、及びカーボン(C)などの非金属体を用いることができる。本実施形態では、発熱体140としてWを用いている。
第1絶縁層150及び第2絶縁層160は、発熱体140が他の部材と電気的に接続されることを抑制するために配置される。つまり、発熱体140を他の部材から十分に絶縁性させる材料を用いることができる。第1絶縁層150及び第2絶縁層160としては、Al23、窒化アルミニウム(AlN)、SiO2、SiNなどを用いることができる。ここで、Al23の熱伝導率は約30.0W/mK、AlNの熱伝導率は約285W/mKである。第1絶縁層150及び第2絶縁層160は、同じ材料であってもよく異なる材料であってもよい。本実施形態では、第1絶縁層150及び第2絶縁層160としてAl23を用いている。
以上のように、第1実施形態のヒータユニット10によると、発熱体140と第2基材120との間に第2基材120よりも熱伝導率が低い断熱層130が配置されている。したがって、第1流路115に冷却水を流しながら発熱体140による加熱を行った場合に、冷却水によって発熱体140で発生した熱の一部が奪われることを抑制することができる。その結果、第1流路115の位置の影響を受けてヒータユニット10の加熱温度の面内均一性が悪化することを抑制することができる。また、ヒータユニット10の加熱による到達温度を従来よりも高くすることができる。
また、断熱層130にSUSを用いることで簡易的な方法で安価に熱伝導率が低い断熱層130を実現することができる。また、SUSの厚さを1mm以上10mm以下とすることで、断熱層130の断熱性をより向上させることができる。また、断熱層130が1%以上20%以下の気孔を有していることで、断熱層130に用いられる材料元来の熱伝導率よりもさらに低い熱伝導率を実現することができる。
また、断熱層130の熱伝導率が第1絶縁層150の熱伝導率よりも低いことで、冷却水によって発熱体140で発生した熱の一部が奪われることをさらに抑制することができる。また、第2基材120の熱伝導率が100W/mK以上であることで、ヒータユニット10の加熱温度の面内均一性及び到達温度と冷却機能を両立させることができる。
〈第2実施形態〉
図3を用いて、本発明の第2実施形態に係るヒータユニットの全体構成について説明する。本発明の第2実施形態に係るヒータユニットは、第1実施形態と同様に加熱機構及び冷却機構を有する。また、第2実施形態に係るヒータユニットは、CVD装置、スパッタ装置、蒸着装置、エッチング装置、プラズマ処理装置、測定装置、検査装置、及び顕微鏡等に使用することができる。ただし、第1実施形態に係るヒータユニットは上記の装置に使用するものに限定されず、基板を加熱又は冷却する必要がある装置に対して使用することができる。
[ヒータユニット20の構成]
第2実施形態のヒータユニット20の上面図は第1実施形態のヒータユニット10と同様であるので、ここでは説明を省略する。また、ヒータユニット20の断面図はヒータユニット10の断面図と類似しているため、ヒータユニット20の説明において、ヒータユニット10と同様の構造に関しては説明を省略し、主に相違点について説明する。
図3は、本発明の一実施形態に係るヒータユニットの断面図である。図3に示すように、ヒータユニット20は、第3基材410、第4基材420、及び熱拡散層430を有する点において、ヒータユニット10とは相違する。
第3基材410及び第4基材420は、第2基材120と断熱層130との間に配置され、第3基材410と第4基材420との間には冷却ガス又はプロセスガスの流路となる第2流路415が設けられている。図3では、上面が平坦な第3基材410と下面に凹部が設けられた第4基材420とを接合することで第2流路415が形成されている。熱拡散層430は第2絶縁層160の上方に配置されている。ここで、図示されていないが、第2流路415の一部は第3基材410、第2基材120、及び第1基材110に設けられた連結孔を介してシャフト200に設けられたガス配管に接続されている。
図3では、第3基材410の平坦な上面と第4基材420の下面の凹部とによって第2流路415が形成された構造を例示したが、この構造に限定されない。例えば、第3基材410の上面に凹部が設けられ、第4基材420の下面が平坦であってもよい。又は、第3基材410の上面及び第4基材420の下面の両方に凹部が設けられていてもよい。又は第4基材420の内部に第2流路415が設けられていてもよい。第4基材420の内部に流路が設けられている場合は、第3基材410を省略することができる。
[ヒータユニット20の各構成部品の材料]
第3基材410及び第4基材420としては、金属基材又は半導体基材を用いることができる。金属基材としては、Al基材、Ti基材などを用いることができる。半導体基材としては、Si基材、SiC基材、GaN基材などを用いることができる。第3基材410及び第4基材420は、同じ材料であってもよく異なる材料であってもよい。また、第3基材410及び第4基材420は第1基材110及び第2基材120と同じ材料であってもよく異なる材料であってもよい。本実施形態では、第3基材410及び第4基材420としてAl基材を用いている。
熱拡散層430は、少なくとも第2絶縁層160よりも熱伝導率が高くてもよい。さらに、熱拡散層430は第1絶縁層150よりも熱伝導率が高くてもよい。熱拡散層430としては、Al、銅(Cu)、銀(Ag)、金(Au)などの熱伝導率が高い材料を用いることができる。
以上のように、第1実施形態のヒータユニット10によると、発熱体140の上方に熱拡散層430が設けられていることで、発熱体140で発生した熱は熱拡散層430の面方向に拡散される。その結果、ヒータユニット20の加熱温度の面内均一性が向上する。また、ヒータユニット20の加熱による到達温度を従来よりも高くすることができる。
また、第1流路115と断熱層130との間に第2流路415が設けられていることで、例えば、ヒータユニット20の加熱時には第2流路415に加熱ガスを流すことで、第1流路115に流れる冷却水によって発熱体140で発生した熱の一部が奪われることを抑制することができ、上記と同様の効果(面内均一性の向上及び到達温度の高温化)を得ることができる。一方、ヒータユニット20の冷却時には第2流路415に冷却ガスを流すことで、冷却効率を向上させることができる。
以下、本発明の実施例1について図4及び図5を用いて具体的に説明する。実施例1では、断熱層130の厚さ又は熱伝導率に対するヒータユニット表面の到達温度の関係について調査した結果を説明する。ただし、本発明はこれらの実施例1のみに限定されるものではない。図4は、本発明の一実施例に係るヒータユニットにおける断熱層の厚さとステージ表面の到達温度どの関係を示す図である。図5は、本発明の一実施例に係るヒータユニットにおける断熱層の熱伝導率とステージ表面の到達温度との関係を示す図である。
図4及び図5に示す結果は、計算によって得られたシミュレーション結果である。計算に用いられた解析モデルについて、以下に説明する。解析モデル構造は図2に示す構造を想定して設計されており、冷却流路、Al層、断熱層、発熱体、及びAl23層が下から順に積み上げられた構造である。ここでは、上記の構造体をヒータユニットという。
上記の構造体において、各層の界面は完全結合されている。最上層のAl23層は20℃に設定された大気と接しており、表面の輻射率を0.5に設定した。発熱体にはW(特性値:20℃)を採用し、熱流速を900mW/mm2に固定した。また、冷却流路とAl層との境界条件を20℃に設定した。なお、Al層、Al23層については、バルク特性値を採用した。上記の解析モデルを用いて、Al23層表面における到達温度を計算によって求めた。
図4に示すシミュレーション結果の解析モデルでは、断熱層の熱伝導率を17W/mKに固定して断熱層の厚さを変化させた。また、図5に示すシミュレーション結果の解析モデルでは、断熱層の厚さを1mmに固定して断熱層の熱伝導率を変化させた。
図4に示すように、ヒータユニットの到達温度は断熱層の厚さの増加に伴い高温になる傾向が確認された。到達温度の断熱層の厚さに対する変化は線形な変化であることが確認される。図5に示すように、ヒータユニットの到達温度は断熱層の熱伝導率の増加に伴い低温になる傾向が確認された。到達温度の断熱層の熱伝導率に対する変化は指数関数的な変化であることが確認される。
ここで、ヒータユニットに要求される到達温度として、基板の表面に付着した水分を蒸発させるために100℃以上であることが要求される。このような場合、図4の結果からは、断熱層の厚さは少なくとも1.57mm以上にする必要があることが判る(断熱層の熱伝導率が17W/mKの場合)。また、図5の結果からは、断熱層の熱伝導率は少なくとも25W/mK以下にする必要があることが判る(断熱層の厚さが1mmの場合)。
以上のように、実施例1によれば、例えばヒータユニットの到達温度を100℃以上にするためには、断熱層の熱伝導率が17W/mKの場合は1.57mm以上の厚さが必要であることが判明した。また、上記の到達温度を達成するためには、断熱層の厚さが1mmの場合は、熱伝導率を25W/mK以下にする必要があることが判明した。
以下、本発明の実施例2について図6を用いて具体的に説明する。実施例2では、断熱層としてコールドスプレー法によって形成されたポーラスなSUSの構造を観察した結果を説明する。図6は、本発明の一実施例に係るヒータユニットにおける断熱層の電子顕微鏡像を示す図である。図6には、条件の異なるコールドスプレー法によって形成された3種類のSUSの電子顕微鏡像を示した。
図6に示す電子顕微鏡像において、明るく見える場所(明部610)はSUSであり、暗く見える場所(暗部620)は気孔である。図6に示すように、コールドスプレー法によって形成されたSUSには数10μmから数100μmサイズの気孔が形成されていることが確認された。ここで、図6の電子顕微鏡像に対する気孔の存在比率は、(a)のSUSで約16.3%、(b)のSUSで約11.8%、(c)のSUSで約12.6%である。コールドスプレー法の条件を変えて形成したSUSで評価した結果、断熱層における気孔の含有率が1%以上20%以下の場合に、良好な断熱効果が得られることが確認されている。特に、断熱層が10%以上20%以下の気孔を含有していると、さらに良好な断熱効果を得ることができる。
以上のように、実施例2によれば、SUSが気孔を有していることで、SUSのバルク特性に比べて低い熱伝導率を得ることができることが判明した。また、SUSが気孔を有していることで、第2基材120と断熱層130との間の界面応力、又は断熱層130と第1絶縁層150との間の界面応力を緩和することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
10、20:ヒータユニット
100:プレート部
110:第1基材
111:ソース
113:ドレイン
115:第1流路
115−1、115−2:折り返し部
117:ソース連結孔
119:ドレイン連結孔
120:第2基材
130:断熱層
140:発熱体
150:第1絶縁層
160:第2絶縁層
200:シャフト部
211:ソース管
213:ドレイン管
310:基材
320:ヒータ部
410:第3基材
415:第2流路
420:第4基材
430:熱拡散層

Claims (8)

  1. 冷却流路を有する基材と、
    前記基材の上方に配置され、発熱体を有するヒータ部と、
    前記基材と前記ヒータ部との間に配置された断熱層と、
    前記基材と前記ヒータ部との間に配置された、金属の第3基材及び第4基材と、
    前記第3基材と前記第4基材との間に形成されたガス流路と、
    を有することを特徴とするヒータユニット。
  2. 前記断熱層の熱伝導率は、前記基材の熱伝導率よりも低いことを特徴とする請求項1に記載のヒータユニット。
  3. 前記断熱層は、SUSであることを特徴とする請求項2に記載のヒータユニット。
  4. 前記SUSの厚さは1mm以上10mm以下であることを特徴とする請求項3に記載のヒータユニット。
  5. 前記断熱層は気孔を有し、
    前記断熱層における前記気孔の含有率は1%以上20%以下であることを特徴とする請求項1に記載のヒータユニット。
  6. 前記発熱体を覆う絶縁体をさらに有し、
    前記断熱層の熱伝導率は、前記絶縁体の熱伝導率よりも低いことを特徴とする請求項1に記載のヒータユニット。
  7. 前記ヒータ部の上方に熱拡散層をさらに有し、
    前記発熱体は、導電体及び前記導電体を覆う絶縁体を有し、
    前記熱拡散層の熱伝導率は、前記絶縁体の熱伝導率よりも高いことを特徴とする請求項1に記載のヒータユニット。
  8. 前記基材の熱伝導率は、100W/mK以上であることを特徴とする請求項1に記載のヒータユニット。

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