JP6652404B2 - 水平調整支援装置および現金処理装置 - Google Patents

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本発明は水平調整支援装置および現金処理装置に関し、特に装置設置時における装置の水平調整作業を容易にする水平調整支援装置および現金処理装置に関する。
金融機関の窓口には、紙幣および硬貨を処理する現金処理装置が設置されている。現金処理装置は、オペレータが顧客から預かった現金を数え、オペレータが金額を確認すると、その現金を内蔵する収納庫に収納するものであり、これにより、オペレータが直接現金に触れる機会を最小限にし、違算の発生をなくすことができる。
図12は一般的な現金処理装置の外観を示す図、図13は一般的な現金処理装置の紙幣処理機能を例示する図、図14は一般的な現金処理装置を支持するキャスタを示す図であって、(A)は前キャスタを示し、(B)は後ろキャスタを示している。
現金処理装置100は、図12に示したように、上部ユニット111と下部ユニット112とを備えている。上部ユニット111は、その正面側に、紙幣入金口113、紙幣出金口114および硬貨出金口115を有し、上面には、手前側に硬貨入金口116を有している。上部ユニット111の上面には、さらに、操作表示部117を有している。下部ユニット112は、その底部に、前キャスタ118,119および後ろキャスタ120,121を有している。
現金処理装置100の上部ユニット111は、図13に示したように、紙幣識別部122を有している。紙幣識別部122は、紙幣入金口113に投入された紙幣を識別したり、紙幣出金口114に返却する紙幣を識別したりする機能を有する。下部ユニット112は、一時保留部123および第1収納庫124と、一時保留部125および第2収納庫126と、一時保留部127および第3収納庫128と、一時保留部129および第4収納庫130とを有している。一時保留部123,125,127,129は、紙幣搬送路131によって上部ユニット111の紙幣識別部122に接続されている。第1収納庫124は、第2収納庫126、第3収納庫128および第4収納庫130が満杯のときに入金された紙幣や二千円紙幣などを混合して収納する収納庫である。第2収納庫126は、万円紙幣を収納する収納庫、第3収納庫128は、五千円紙幣を収納する収納庫、および第4収納庫130は、千円紙幣を収納する収納庫である。
このような現金処理装置100において、紙幣入金口113に紙幣が投入されると、その紙幣は、紙幣識別部122において金種および真贋が判定され、紙幣搬送路131によって上部ユニット111から下部ユニット112へ搬送される。下部ユニット112では、紙幣搬送路131によって搬送された紙幣は、対応する金種の一時保留部123,125,127または129に保留され、オペレータによる金額の確認が行われると、一時保留部123,125,127または129から対応する第2収納庫126、第3収納庫128または第4収納庫130に収納される。紙幣を出金するときには、対応する金種の第2収納庫126、第3収納庫128または第4収納庫130から必要枚数の紙幣が繰り出され、紙幣搬送路131によって紙幣識別部122まで搬送され、ここで、紙幣の識別が行われた後、紙幣出金口114に送られる。
なお、この図13では、紙幣の処理機能だけを示したが、硬貨の処理機能も有している。すなわち、上部ユニット111は、硬貨入金口116に投入された硬貨を識別し、硬貨出金口115に出金される硬貨を識別する硬貨識別部を有している。また、下部ユニット112には、各金種の硬貨収納庫が備えられている。
ここで、現金処理装置100は、上部ユニット111と下部ユニット112とに分かれているため、上部ユニット111の紙幣搬送路131と下部ユニット112の紙幣搬送路131とが正確に一致するように水平状態で設置されることが要求されている。上部ユニット111の紙幣搬送路131と下部ユニット112の紙幣搬送路131とのつなぎ目が正しく合っていないと、紙幣が上部ユニット111および下部ユニット112の一方から他方へ移る際に正しく移行できずにペーパージャムが発生してしまうことがある。また、下部ユニット112の筐体がねじれた状態で設置されていると、中の第1収納庫124、第2収納庫126、第3収納庫128および第4収納庫130を引き出すときに、それらが筐体と干渉して、引き出し難くなったり、傷が付いたりすることがある。
ところが、この現金処理装置100が設置される床面は、水平であるとは限らない。たとえば、古いビルの場合、床が歪んでいたり、オフィス用フロアでは、重量のある現金処理装置100によって床材に凹みが生じたり、絨毯の上に設置する場合には、キャスタが深く沈んだりすることがある。
そこで、現金処理装置100には、装置設置時に設置場所において水平状態にする機構が備えられている。現金処理装置100の場合、キャスタで支えられる重量であることから、キャスタにアジャスタ機能を持たせている。このアジャスタ機能は、一般に、ボルトを回転させることによってボルトが伸縮する原理が用いられている(たとえば、特許文献1参照)。
前キャスタ118,119は、図14の(A)に示したように、下部ユニット112の筐体の底部に、高さ調整ボルト132によって昇降可能に取り付けられている。前キャスタ118,119は、また、現金処理装置100を移動するときにも使用されるが、そのときに、1本の高さ調整ボルト132だけで支持するのは難しいので、前キャスタ118,119を固定板133によって下部ユニット112の筐体に固定している。図示の例では、前キャスタ118,119の前後方向両端を固定板133で押え、固定板133を下部ユニット112の筐体にそれぞれ2本のねじ134によって固定している。このため、前キャスタ118,119は、現金処理装置100の前後方向に転動することができ、向きを変えることはできない。
前キャスタ118,119の高さを調整するときには、まず、ねじ134を緩め、次に、下部ユニット112の床からの高さが所定の高さになるまで高さ調整ボルト132を廻し、最後に、ねじ134を締付けて前キャスタ118,119を固定する、という手順を踏む。
後ろキャスタ120,121は、図14の(B)に示したように、下部ユニット112の筐体の底部に昇降可能に取り付けられた太い高さ調整ボルト135の下端部に回動自在に取り付けられ、高さ調整ボルト135には、弛み止めナット136が設けられている。後ろキャスタ120,121は、また、キャスタ固定用蝶ねじ137を有しており、現金処理装置100を設置した後、後ろキャスタ120,121を固定して後ろキャスタ120,121が転動しないようにすることができる。
後ろキャスタ120,121の高さを調整するときには、まず、弛み止めナット136を緩め、次に、下部ユニット112の床からの高さが所定の高さになるまで高さ調整ボルト135を廻し、最後に、弛み止めナット136を締付けて高さ調整ボルト135を固定する。
現金処理装置100を所定位置まで移動し、そこで、前キャスタ118,119および後ろキャスタ120,121の高さを調整した後、現金処理装置100が水平状態になっていることを確認する。この確認は、現金処理装置100が水平状態になっていないと、上部ユニット111および下部ユニット112の特定の部材が互いにずれてしまうので、その特定の部材のずれが許容範囲内にあるかどうかを目視確認することによって行われる。たとえば、現金処理装置100がねじれた状態で設置されていると、上部ユニット111のカバーと下部ユニット112の正面にある下部扉とのすき間が均一にならないので、そのすき間が均一かどうかで現金処理装置100の水平状態が間接的に確認される。このような外観上で確認すべき箇所は、実際には複数あるので、現金処理装置100が水平状態にあるかどうかは、それらの外観確認をすべて行うことになる。
この確認で、現金処理装置100が水平状態にないと判断されると、前キャスタ118,119および後ろキャスタ120,121の床からの浮きを確認する。ここで、床からの浮いているキャスタがあれば、そのキャスタを上記した高さ調整の方法に従って床面に接触するように高さ調整を行う。
特開2013−144042号公報
しかしながら、現金処理装置の水平状態は、外観を確認することによって行っているため、水平状態を1回の高さ調整で達成することが難しく、高さ調整と外観確認とを繰り返し行う必要があるため、設置のための作業時間が長くなるという問題点があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、現金処理装置を水平状態に設置する作業時間を短縮できる水平調整支援装置および水平調整支援装置を備えた現金処理装置を提供することを目的とする。
本発明では、上記の課題を解決するために、高さ調整可能なキャスタを備えた装置を水平に調整することを支援する水平調整支援装置が提供される。この水平調整支援装置は、前記装置の傾きを検出して傾き情報を出力する傾き検出センサと、前記傾き情報を取得する傾き情報取得部と、前記傾き情報を基に前記キャスタの相対的な高さを取得する装置傾き取得部と、前記キャスタの相対的な高さの情報を基に前記キャスタの個々の高さ調整量を取得する高さ調整量取得部と、前記キャスタの相対的な高さまたは前記キャスタの個々の高さ調整量を表示する操作表示部と、を備え、前記装置傾き取得部は、前記装置を指定場所に設置したときの水平面に対する前記キャスタの相対的なさを、前記傾き情報取得部が取得した傾き情報と4つの前記キャスタの相対的な高さ情報とを対応付けたテーブルを参照して取得する。
本発明では、さらに、高さ調整可能なキャスタを備えて水平に調整可能な現金処理装置が提供される。この現金処理装置は、装置の傾きを検出して傾き情報を出力する傾き検出センサと、前記傾き情報を取得する傾き情報取得部と、前記傾き情報を基に前記キャスタの相対的な高さを取得する装置傾き取得部と、前記キャスタの相対的な高さの情報を基に前記キャスタの個々の高さ調整量を取得する高さ調整量取得部と、前記キャスタの相対的な高さまたは前記キャスタの個々の高さ調整量を表示する操作表示部と、を有し、前記装置傾き取得部は、前記装置を指定場所に設置したときの水平面に対する前記キャスタの相対的なさを、前記傾き情報取得部が取得した傾き情報と4つの前記キャスタの相対的な高さ情報とを対応付けたテーブルを参照して取得する水平調整支援装置を備えている。
上記構成の水平調整支援装置および現金処理装置は、設置場所での現金処理装置の傾きおよび高さ調整量を定量的に求められるので、現金処理装置を水平状態に設置する確認作業および調整作業の時間を短縮できるという利点がある。
設置場所での高さ調整量をあらかじめ知ることができるので、実際の調整を必ずしも設置場所で行う必要はなく、設置場所から移動して調整を行い、調整後は、設置場所に戻して、調整結果を確認するということも可能である。
第1の実施の形態に係る水平調整支援装置の一構成例を示す機能ブロック図である。 第2の実施の形態に係る水平調整支援装置を適用した現金処理装置の外観を示す図である。 第2の実施の形態に用いられる制御装置のハードウェアの一構成例を示す図である。 現金処理装置の装置傾き表示および水平出し作業のフローを示す図である。 装置傾き表示処理の流れを示すフローチャートである。 角度−高さ変換テーブルの一例を示す図である。 操作表示部における装置傾き表示の表示例を示す図である。 調整量算出処理の流れを示すフローチャートである。 高さ−回転数変換テーブルの一例を示す図である。 操作表示部における水平調整方法の表示例を示す図である。 操作表示部における注意情報の表示例を示す図である。 一般的な現金処理装置の外観を示す図である。 一般的な現金処理装置の紙幣処理機能を例示する図である。 一般的な現金処理装置を支持するキャスタを示す図であって、(A)は前キャスタを示し、(B)は後ろキャスタを示している。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各実施の形態は、矛盾のない範囲で複数の実施の形態を部分的に組み合わせて実施することができる。
図1は第1の実施の形態に係る水平調整支援装置の一構成例を示す機能ブロック図である。
第1の実施の形態に係る水平調整支援装置1は、高さ調整可能なキャスタを備えた現金処理装置に適用されるものであって、傾き検出センサ2、傾き情報取得部3、装置傾き算出部4、高さ調整量算出部5および操作表示部6を備えている。
傾き検出センサ2は、現金処理装置に設けられて、所定位置に設置された現金処理装置の傾きを検出する。この傾き検出センサ2としては、たとえば、加速度センサ、角速度センサ(ジャイロセンサ)などが知られており、傾きを検出することができれば、どのタイプのセンサを用いてもよい。本実施の形態では、現金処理装置を平面で見たときの中心近傍を通る鉛直線上に1個の傾き検出センサ2が内設されている。
傾き情報取得部3は、操作表示部6から情報取得依頼を受けて傾き検出センサ2から傾き情報を取得する。この傾き情報は、直接傾きを現わす情報だけでなく、傾き検出センサ2が出力した情報から傾きが算出される情報も含む。
装置傾き算出部4は、傾き情報取得部3が取得した傾き情報を基に現金処理装置の傾き、すなわち、装置の四隅の相対的な高さを算出し、算出した装置傾きの情報を操作表示部6に出力する。なお、傾き検出センサ2が加速度または角速度を現わす信号を出力するセンサの場合、装置傾き算出部4は、加速度または角速度を現わす信号を基に傾き検出センサ2の設置場所の傾き(傾斜角度)を算出してから現金処理装置の傾きを算出する。
高さ調整量算出部5は、装置傾き算出部4が算出した装置傾きの情報を基に現金処理装置が備えるキャスタの高さ調整量を算出し、算出した高さ調整量の情報を操作表示部6に出力する。
操作表示部6は、水平調整支援装置1に対して操作を指示する入力機能および現金処理装置の傾き状態および高さ調整量の指示を表示する表示機能を有している。操作表示部6は、装置傾き算出部4から受けた情報を基に現金処理装置の傾き状態を表示する。この現金処理装置の傾き状態は、好ましくは、現金処理装置の四隅の高さが現金処理装置の四隅のセンターを通る水平面に対してそれぞれどれだけ上下にずれているかを数値で表示するのがよい。操作表示部6は、また、高さ調整量算出部5から受けた情報を基に現金処理装置が備えるキャスタの高さ調整量を具体的な数値で表示する。キャスタの高さ調整量は、高さ調整ボルトを右または左に何回廻すかの数値である。
この水平調整支援装置1によれば、現金処理装置の傾き状態を定量的に表示することができるので、現金処理装置の現状の傾き状態および高さ調整後の調整結果を視覚的に判断することができる。また、4つあるキャスタの高さ調整ボルトを廻す方向および回数を数値で表示するようにしたことで、現金処理装置の高さ調整を短時間でかつ正確に行うことが可能となる。
また、現金処理装置が狭いすき間スペースに設置されていて高さ調整が困難な場合でも、高さ調整量算出部5によって高さ調整ボルトを廻す方向および回数が分かるので、必ずしも高さ調整を設置場所で行う必要がない。すなわち、現金処理装置を高さ調整の容易な場所まで引出して高さ調整を行い、高さ調整後に、設置場所まで現金処理装置を戻せばよい。
図2は第2の実施の形態に係る水平調整支援装置を適用した現金処理装置の外観を示す図、図3は第2の実施の形態に用いられる制御装置のハードウェアの一構成例を示す図である。
現金処理装置10は、図2に示したように、上部ユニット11と下部ユニット12とを備え、たとえば、金融機関の窓口業務を行うオペレータの机に隣接して設置されて、紙幣および硬貨の入出金処理を行うものである。上部ユニット11は、その正面側に、紙幣入金口13、紙幣出金口14および硬貨出金口15を有し、上面には、硬貨入金口16および操作表示部17を有している。下部ユニット12は、その筐体の底部に、前キャスタ18,19および後ろキャスタ20,21を有し、筐体の右側壁および左側壁の内面には、傾き検出センサとしての第1および第2のジャイロセンサ22,23がそれぞれ設けられている。
この現金処理装置10は、図3に示したようなコンピュータで構成された制御装置30を備えている。この制御装置30は、CPU(Central Processing Unit)31によって現金処理装置10の全体が制御されている。CPU31には、バス37を介してRAM(Random Access Memory)32と複数の周辺機器が接続されている。
RAM32は、制御装置30の主記憶装置として使用される。RAM32には、CPU31に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM32には、CPU31による処理に必要な各種データが格納される。
バス37に接続されている周辺機器としては、HDD(Hard Disk Drive)33、グラフィック処理部34、入出力インタフェース35およびネットワークインタフェース36がある。
HDD33は、制御装置30の補助記憶装置として使用される。HDD33には、OSのプログラム、アプリケーションプログラム、および各種データが格納される。なお、補助記憶装置としては、フラッシュメモリなどの半導体記憶装置を使用することもできる。
グラフィック処理部34には、表示部38が接続されている。グラフィック処理部34は、CPU31からの命令に従って、操作メニューや操作ガイドなどの画像を表示部38の画面に表示させる。
入出力インタフェース35には、タッチパネル39が接続されている。タッチパネル39は、表示部38とともに操作表示部17を構成する。タッチパネル39にタッチすることによって入力された操作入力は、入出力インタフェース35を介してCPU31に送信される。
入出力インタフェース35には、また、第1および第2のジャイロセンサ22,23が接続されている。第1および第2のジャイロセンサ22,23によってそれぞれ検出されたX軸、Y軸およびZ軸の情報は、入出力インタフェース35を介してCPU31に送信される。
入出力インタフェース35には、さらに、紙幣搬送路制御部40、紙幣識別部制御部41、第1収納庫制御部42、第2収納庫制御部43、第3収納庫制御部44、第4収納庫制御部45、硬貨搬送路/収納庫制御部46および硬貨識別部制御部47が接続されている。紙幣搬送路制御部40は、紙幣処理を行うときに、紙幣の搬送状態を入出力インタフェース35を介してCPU31に送信し、CPU31からの命令に従って、紙幣の搬送、停止、搬送方向の切り替えなどを行う。紙幣識別部制御部41は、紙幣処理を行うときに、CPU31からの命令に従って、入金された紙幣および出金される紙幣の識別を行い、識別結果を入出力インタフェース35を介してCPU31に送信する。第1収納庫制御部42、第2収納庫制御部43、第3収納庫制御部44および第4収納庫制御部45は、紙幣処理を行うときに、CPU31からの命令に従って、入金された紙幣を対応金種の収納庫に収納し、出金される紙幣を収納庫から繰り出す制御を行う。硬貨搬送路/収納庫制御部46は、硬貨処理を行うときに、硬貨の搬送および収納状態を入出力インタフェース35を介してCPU31に送信する。硬貨搬送路/収納庫制御部46は、また、CPU31からの命令に従って、硬貨の搬送、停止、搬送方向の切り替え、収納、繰り出しなどを行う。硬貨識別部制御部47は、硬貨処理を行うときに、CPU31からの命令に従って、入金された硬貨および出金される硬貨の識別を行い、識別結果を入出力インタフェース35を介してCPU31に送信する。
ネットワークインタフェース36は、金融機関のネットワークに接続されている。ネットワークインタフェース36は、ネットワークを介して、金融機関のホストコンピュータや、オペレータが業務処理を行う端末装置との間でデータの送受信を行う。
以上のようなハードウェア構成によって、第2の実施の形態の処理機能を実現することができる。なお、第1の実施の形態に示した水平調整支援装置も、図3に示した制御装置30と同様のハードウェアにより実現することができる。
次に、現金処理装置10を指定場所に設置する作業について説明する。現金処理装置10を指定場所に設置する作業としては、まず、現金処理装置10を指定場所まで運び、その場所での装置の傾きを表示させて確認する。ここで、装置の傾きが確認されない場合には、後ろキャスタ20,21を固定して現金処理装置10の設置作業が終了する。装置の傾きが確認された場合には、現金処理装置10の水平出し作業を実施する。
図4は現金処理装置の装置傾き表示および水平出し作業のフローを示す図である。
現金処理装置10を指定場所に設置する保守員は、操作表示部17に表示されているメニューから、「装置傾き表示」を選択する(ステップS1)。制御装置30は、操作表示部17からの指示を受けて、第1および第2のジャイロセンサ22,23へ情報の取得を依頼する(ステップS2)。
第1および第2のジャイロセンサ22,23は、制御装置30からの取得依頼を受けて、現時点の傾きデータ(X軸、Y軸およびZ軸の情報)を取得し(ステップS3)、取得した傾きデータを制御装置30に通知する(ステップS4)。
制御装置30では、第1および第2のジャイロセンサ22,23から通知された傾きデータを取得すると(ステップS5)、その傾きデータから装置傾きを算出する(ステップS6)。装置傾きは、現金処理装置10の前キャスタ18,19および後ろキャスタ20,21が設けられた4ヶ所の相対的な高さである。すなわち、前キャスタ18と後ろキャスタ21とを結ぶ直線と前キャスタ19と後ろキャスタ20とを結ぶ直線とが交差した4つのキャスタのセンターを通る水平面からの高さまたは低さが算出される。この装置傾きの情報は、操作表示部17において数値で表示される(ステップS7)。これにより、操作表示部17は、現金処理装置10が現時点においてどれくらい傾いているかを瞬間的に把握することができる。たとえば、4つの数値がすべて±0であれば、現金処理装置10の目視による外観上の確認をすることなく、現金処理装置10は、水平状態に設置されていると判断できる。また、4つの数値の1つでも±0以外の数値であれば、現金処理装置10は、水平状態にないと判断することができ、数値の大きさで高さ調整の要否を判断することができる。
ここで、高さ調整が必要と判断されると、保守員は、操作表示部17に表示されているメニューから、「水平出し作業」を選択する(ステップS8)。制御装置30は、操作表示部17からの指示を受けて、第1および第2のジャイロセンサ22,23へ情報の取得を依頼する(ステップS9)。
第1および第2のジャイロセンサ22,23は、制御装置30からの取得依頼を受けて、現時点の傾きデータ(X軸、Y軸およびZ軸の情報)を取得し(ステップS10)、取得した傾きデータを制御装置30に通知する(ステップS11)。
制御装置30では、第1および第2のジャイロセンサ22,23から通知された傾きデータを取得すると(ステップS12)、その傾きデータから装置傾きを算出し(ステップS13)、装置傾きから高さ調整すべき位置の調整量を算出する(ステップS14)。調整量は、現金処理装置10の前キャスタ18,19および後ろキャスタ20,21のそれぞれの調整量であり、具体的には、高さ調整ボルトの回転方向と回転数である。この高さ調整量の情報は、操作表示部17において視覚的に表示される(ステップS15)。これにより、保守員は、操作表示部17に表示されている高さ調整ボルトの回転方向と回転数の指示に従って調整作業をすればよい。また、4ヶ所の高さ調整ボルトの調整が正しくできたかどうかは、上記の装置傾き表示の操作を実行することにより、容易に確認することができる。
次に、制御装置30において実行されるステップS6の装置傾き表示処理およびステップS14の調整量算出処理について説明する。
図5は装置傾き表示処理の流れを示すフローチャート、図6は角度−高さ変換テーブルの一例を示す図、図7は操作表示部における装置傾き表示の表示例を示す図である。
図5に示す装置傾き表示処理は、制御装置30が第1および第2のジャイロセンサ22,23から傾きデータを取得することによって開始される。傾きデータは、第1および第2のジャイロセンサ22,23がそれぞれ検出したX軸、Y軸およびZ軸の情報である。なお、この実施の形態では、傾き検出センサを2個使用することによって下部ユニット12の筐体の右側壁および左側壁における傾きをそれぞれ検出できるので、下部ユニット12の筐体全体の傾きのみならず、筐体のねじれも検出することができる。
制御装置30のCPU31は、まず、第1および第2のジャイロセンサ22,23から取得した傾きデータを基に装置の傾き(角度)を算出する(ステップS21)。
次に、CPU31は、第1および第2のジャイロセンサ22,23が取り付けられている場所の傾きと、下部ユニット12の前キャスタ18,19および後ろキャスタ20,21の取り付け寸法とからキャスタの相対的な高さを取得する(ステップS22)。キャスタ相互の寸法はあらかじめ判明しているので、先に算出した装置の傾き(角度)から下部ユニット12の前キャスタ18,19および後ろキャスタ20,21の相対的な高さを算出することができる。ただし、本実施の形態では、装置傾き表示処理の都度、キャスタの相対的な高さを算出により取得するのではなく、図6に示した角度−高さ変換テーブル48を参照し、先に算出した装置の傾き(角度)からキャスタの相対的な高さを求めるようにしている。角度−高さ変換テーブル48は、第1および第2のジャイロセンサ22,23が検出した傾きと前キャスタ18,19および後ろキャスタ20,21の高さとの対応テーブルになっている。
次に、CPU31は、取得したキャスタの相対的な高さを操作表示部17に表示させて終了する(ステップS23)。この表示は、たとえば図7に示したように、前キャスタ18,19および後ろキャスタ20,21のセンターを通る水平面に対して前キャスタ18,19および後ろキャスタ20,21の高さまたは低さを数値で表示するようにしている。操作表示部17では、さらに、数値で示された高さが現金処理装置10のどこに対応しているかを画像で表示している。
図8は調整量算出処理の流れを示すフローチャート、図9は高さ−回転数変換テーブルの一例を示す図、図10は操作表示部における水平調整方法の表示例を示す図、図11は操作表示部における注意情報の表示例を示す図である。
図8に示す調整量算出処理は、制御装置30が第1および第2のジャイロセンサ22,23から傾きデータを取得することによって開始される。CPU31は、まず、第1および第2のジャイロセンサ22,23から取得した傾きデータを基に装置の傾き(角度)を算出し(ステップS31)、次に、角度−高さ変換テーブル48を参照してキャスタの相対的な高さを取得する(ステップS32)。
次に、CPU31は、取得したキャスタの相対的な高さから最も高い高さと最も低い低さとの差がキャスタの調整可能範囲を超えているかどうかを判断する(ステップS33)。ここで、キャスタの調整可能範囲を超えていない場合は、処理は、ステップS34に進み、キャスタの調整可能範囲を超えている場合は、処理は、ステップS36に進む。
キャスタの調整可能範囲を超えていない場合、CPU31は、キャスタの相対的な高さから各キャスタの高さ調整ボルトの調整量を取得する(ステップS34)。本実施の形態では、調整量算出処理の都度、高さ調整ボルトの調整量を算出により取得するのではなく、図9に示した高さ−回転数変換テーブル49を参照し、キャスタの相対的な高さから高さ調整ボルトの調整量である廻す方向と回数(回転数)とを取得している。高さ−回転数変換テーブル49は、前キャスタ18,19および後ろキャスタ20,21の高さと回転数との対応テーブルになっている。
次に、CPU31は、取得した高さ調整ボルトの調整量を操作表示部17に表示させて終了する(ステップS35)。この表示は、たとえば図10に示したように、前キャスタ18,19および後ろキャスタ20,21の高さ調整ボルトの調整量を数値で表示するようにしている。操作表示部17では、さらに、数値で示された調整量が現金処理装置10のどこに対応しているかを画像で表示している。
ステップS33の判断において、キャスタの調整可能範囲を超えている場合、CPU31は、調整不可を操作表示部17に表示させて終了する(ステップS36)。この表示では、たとえば図11に示したように、装置設置場所の確認を促すメッセージが表示される。
以上、本発明の好適な実施の形態を説明したが、本発明は、この特定の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲で各種変化変形が可能であることはもちろんである。
1 水平調整支援装置
2 傾き検出センサ
3 傾き情報取得部
4 装置傾き算出部
5 高さ調整量算出部
6 操作表示部
10 現金処理装置
11 上部ユニット
12 下部ユニット
13 紙幣入金口
14 紙幣出金口
15 硬貨出金口
16 硬貨入金口
17 操作表示部
18,19 前キャスタ
20,21 後ろキャスタ
22 第1のジャイロセンサ
23 第2のジャイロセンサ
30 制御装置
31 CPU
32 RAM
33 HDD
34 グラフィック処理部
35 入出力インタフェース
36 ネットワークインタフェース
37 バス
38 表示部
39 タッチパネル
40 紙幣搬送路制御部
41 紙幣識別部制御部
42 第1収納庫制御部
43 第2収納庫制御部
44 第3収納庫制御部
45 第4収納庫制御部
46 硬貨搬送路/収納庫制御部
47 硬貨識別部制御部
48 角度−高さ変換テーブル
49 高さ−回転数変換テーブル
100 現金処理装置
111 上部ユニット
112 下部ユニット
113 紙幣入金口
114 紙幣出金口
115 硬貨出金口
116 硬貨入金口
117 操作表示部
118,119 前キャスタ
120,121 後ろキャスタ
122 紙幣識別部
123,125,127,129 一時保留部
124 第1収納庫
126 第2収納庫
128 第3収納庫
130 第4収納庫
131 紙幣搬送路
132 高さ調整ボルト
133 固定板
134 ねじ
135 高さ調整ボルト
136 弛み止めナット
137 キャスタ固定用蝶ねじ

Claims (4)

  1. 高さ調整可能なキャスタを備えた装置を水平に調整することを支援する水平調整支援装置において、
    前記装置の傾きを検出して傾き情報を出力する傾き検出センサと、
    前記傾き情報を取得する傾き情報取得部と、
    前記傾き情報を基に前記キャスタの相対的な高さを取得する装置傾き取得部と、
    前記キャスタの相対的な高さの情報を基に前記キャスタの個々の高さ調整量を取得する高さ調整量取得部と、
    前記キャスタの相対的な高さまたは前記キャスタの個々の高さ調整量を表示する操作表示部と、
    を備え、
    前記装置傾き取得部は、前記装置を指定場所に設置したときの水平面に対する前記キャスタの相対的なさを、前記傾き情報取得部が取得した傾き情報と4つの前記キャスタの相対的な高さ情報とを対応付けたテーブルを参照して取得する、水平調整支援装置。
  2. 前記高さ調整量取得部は、前記キャスタの高さ調整量を、前記装置傾き取得部が取得した前記キャスタの相対的な高さの情報と前記キャスタの高さ調整ボルトを廻す方向および回数を表す情報とを対応付けたテーブルを参照して取得する、請求項1記載の水平調整支援装置。
  3. 前記高さ調整量取得部は、前記装置傾き取得部が取得した前記キャスタの相対的な高さの情報が前記キャスタの高さ調整の許容範囲を超えているかどうかを判断し、高さ調整の許容範囲を超えている場合には、前記操作表示部に調整不可を表示させる、請求項1記載の水平調整支援装置。
  4. 高さ調整可能なキャスタを備えて水平に調整可能な現金処理装置において、
    装置の傾きを検出して傾き情報を出力する傾き検出センサと、前記傾き情報を取得する傾き情報取得部と、前記傾き情報を基に前記キャスタの相対的な高さを取得する装置傾き取得部と、前記キャスタの相対的な高さの情報を基に前記キャスタの個々の高さ調整量を取得する高さ調整量取得部と、前記キャスタの相対的な高さまたは前記キャスタの個々の高さ調整量を表示する操作表示部と、を有し、前記装置傾き取得部は、前記装置を指定場所に設置したときの水平面に対する前記キャスタの相対的なさを、前記傾き情報取得部が取得した傾き情報と4つの前記キャスタの相対的な高さ情報とを対応付けたテーブルを参照して取得する水平調整支援装置を備えた、
    現金処理装置。
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