JP6649042B2 - 椅子 - Google Patents

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Description

本発明は、椅子に関するものである。
座部を跳ね上げて起立させ、前後方向に重ねるネスティングが可能な椅子は、フレームと、フレームに支持される背もたれと、フレームを支持する前脚部及び後脚部と、フレームに回転可能に取り付けられる座部と、を有する。
ネスティングを行うためには前脚部の間隔と後脚部の間隔とを異ならせる必要がある。座った時の安定性を確保するには、後脚部の間隔を前脚部の間隔よりも広くすることが望ましい。また、製造コストの点から、各脚部の構造はできるだけ簡単な方が望ましい。
しかし、前脚部の間隔を後脚部の間隔より狭くすると、設置できる座部の横幅が狭くならざるを得ない。各脚部の構造を簡単にすると、座部は2本の前脚部の間に設置されることとなるため、座部の横幅は前脚部の間隔よりも狭いものとなる。
この点に関し、座部の取り付け部位の前脚部の間隔を後脚部の間隔程度にまで広くし、前脚部を斜行させて、ネスティングの際に他の椅子の後脚部に入り込む前脚部の部分を座部の取り付け部分よりも狭くする椅子が提案されている(例えば、特許文献1。特に図3。)。
しかし、前脚部が斜行していると、ネスティングの際に正しい位置にネスティングすることが難しい。一方の椅子の前脚部に他方の椅子の後ろ脚部を合わせる場合、椅子の真っ直ぐな位置が分かりづらく、無理にネスティングすると前脚部が弾性変形し、他方の椅子の後脚部とかみ合って抜けなくなってしまうことがある。
特開2005−218535号公報
本発明が解決しようとする課題は、座部の横幅を広く取りつつ、容易に正確なネスティングができる椅子を提供することである。
前記課題を解決するため、本発明に係る椅子は、前後方向にネスティング可能な椅子であって、座部と、前記座部の後部を回転可能に、かつ略水平に支持する支持部、及び前記支持部の下方において内側方向に屈曲し、さらに前記座部の縁の下方において床面方向に屈曲する第1屈曲部を有し、前記第1屈曲部に連続してさらに前記座部の縁の下方において床面方向斜め前向き下方に屈曲する第2屈曲部を備え、前脚部が前記第2屈曲部に連続して取り付けられるクランク部を有する一対のフレームと、前記フレームに前脚部の幅より広い間隔を開けて設置される一対の後脚部と、前記フレームに支持される背もたれと、を備える。
本発明によれば、座部の横幅を広く取りつつ、容易に正確なネスティングができる椅子を提供できるという効果がある。
椅子の正面斜視図。 椅子の背面斜視図。 椅子の底面図。 椅子の正面図。 椅子の背面図。 クランク部の拡大図。 クランク部部分の透視図。 椅子の座部を跳ね上げた状態を示す図。 椅子をネスティングした場合の側面図。
以下、本発明にかかる椅子1の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。本実施形態においては、座部を跳ね上げて起立させ、前後方向に重ねて収納可能であるネスティングできる椅子を例に説明する。
図1は椅子1の正面斜視図、図2は椅子1の背面斜視図、図3は椅子1の底面図である。図1から図3に示すように、椅子1は、背もたれ2Aと、背もたれ2Aを両脇から支持するフレーム2と、フレーム2に取り付けられる一対の前脚部2C及び一対の後脚部と、座部3と、を備える。
背もたれ部2Aは、樹脂によって成形され、大きさが一定の規則によって変化する貫通孔を有する。背もたれ部2Aを支持するフレーム2は、前脚部2C及び後脚部2Bによって支持される。前脚部2Cの接地部位側の先端部には前方キャスタ4Cが、後脚部2Bの接地部位側の先端部には後方キャスタ4Bが、それぞれ取り付けられる。
座部3は、フレーム2によって回転可能に、かつ略水平に支持される。座部3は、着座位置と、背もたれ2Aの方向に跳ね上げられたネスティング位置との間において回転する。また、フレーム2には支持部材5が架け渡される。座部3は支持部材5と当接する受け部26を備える。座部3が回転して座位に位置する場合、受け部26は支持部材5に当接して、座部3の着座位置より下方への回転が規制される。
フレーム2は座部3の幅方向外側にそれぞれ配置される。従って、フレーム2は座部3を幅方向両側から挟むように配置されることとなる。
図4は椅子1の正面図、図5は椅子1の背面図である。図4及び図5に示すように、フレーム2は、2本の前脚部2C及び2本の後脚部2Bによって支持される。後脚部2Bはフレーム2から椅子1の後方向かつ床面方向に斜めに、略一直線に延びる。後脚部2Bは、間隔がフレーム2から床面に向かって次第に広くなるようにフレーム2に取り付けられる。
前脚部2Cは、フレーム2から椅子1の前方向かつ床面方向に斜めに延び、床面の手前において床面に対して略垂直に曲がる。
フレーム2は、座部3の取り付け部分における間隔が後脚部2Bの間隔と略等しい。従って、座部3の幅をフレーム2と干渉しない広さまで、広く取ることが可能となる。
フレーム2は、床面に向かって座部3の取り付け部分を過ぎた部分において内側に略垂直に屈曲し、さらに座部3の縁の直下付近において、つまり後脚部2Bの外径分だけ横方向に直進した後に略垂直に屈曲し、床面方向に斜めに延びる。
従って、フレーム2は、座部3の縁の直下において後脚部2Bの外径分だけ内側に屈曲するクランク部30を有することとなる。このクランク部30の下端に前脚部2Cの上端部が取り付けられる。
前脚部2Cの前方キャスタ4Cの外側の両端の間隔W1は後方キャスタ4Bの内側の両端の間隔W2より狭くなるように、後脚部2Bの間隔は床面に近づくに従って次第に広くなる。
従って、前脚部2Cはネスティングした場合に他の椅子1の後脚部2Bと物理干渉を起こさない。加えて、クランク部30があるために、ネスティングした場合に一方の椅子1の前脚部2Cと他方の椅子1の後脚部2Bとがかみ合って抜けなくなることがない。
図6は、クランク部30の拡大図である。図6に示すように、クランク部30は、座部3の後方を回転可能に、かつ略水平にフレーム2に支持する支持部2Dの下方において、内側方向に略垂直の角度を付けて曲がる第1屈曲部30Aと、第1屈曲部30Aに連続してさらに座部3の縁の直下付近において再び床面方向斜め前向き下方に略垂直の角度を付けて曲がる第2屈曲部30Bと、を備える。ここでは、着座した場合の後方を、単に後方と、着座した場合の前方を、単に前方という。従って、クランク部30より下方の一対の前脚部2Cは互いに平行になる。フレーム2は、前脚部2Cと、クランク部30を間にはさみ、側面視において直線状に連続する。つまり、前脚部2Cは、クランク部30の第2屈曲部が延びる方向に延在するように形成される。
クランク部30はネスティングの際に他の椅子1の後脚部2Bが当接する部分にバンパー31を備えることができる。クランク部30は、前記第1屈曲部30Aの前側に面する部分、及び第2屈曲部30Bの外側に面する部分にバンパー31を備える。
バンパー31は、柔軟性のある樹脂によって形成されることが、衝撃を吸収できる点、当接した場合に音が出にくい点において望ましい。バンパー31はさらに、当接する他の椅子1の後脚部2Bを案内する案内部32を有していてもよい。
バンパー31が案内部32を有する場合には、クランク部30は後脚部2Bの外径に案内部32の幅を加えた長さ分内側方向に屈曲する。
図7は、クランク部30部分の透視図である。図7に示すように、案内部32は床面方向先端に角度θの鋭角部を有する。角度θは好ましくは15°以上60°以下、より好ましくは30°である。
フレーム2はクランク部30の先端部分がパイプ形状をなす。前脚部2Cはパイプ形状をなし、内部にパイプ形状の芯材42が挿通される。芯材42はクランク部30側の先端が前脚部2Cから突出し、この突出した部分はクランク部30の先端に挿入される。
そして、符号41によって示す接続部分において、フレーム2及び前脚部2Cのバンパー31側の所定部分が切り欠かれ、フレーム2、芯材42、及び前脚部2Cが溶接によって固定される。
一方、バンパー31は、フレーム2のクランク部30の先端に接触する面に先端が細い矢じり形状のカギ部33と、前脚部2Cの上端部に接触する面に断面視がL字形状の係止部34と、を有する。他方、クランク部30の先端のカギ部33に対応する部分と、前脚部2Cの係止部34に対応する部分とには挿通孔が設けられる。
バンパー31は、まず前脚部2Cの挿通孔に係止部34が挿入され、ついでフレーム2の挿通孔にカギ部33が弾性変形されて挿通されることにより、抜けないように固定される。加えて、バンパー31により、上記の溶接によって生じた溶接痕を被覆して隠すことができる。
椅子1をネスティングする際には、他の椅子1の後脚部2Bが案内部32にまず当接する。案内部32は角度θがついているため、当接した他の椅子1の後脚部2Bはすべるように案内部32の縁に沿って移動し、クランク部30の横方向に延びる部分に当接する。従って、案内部32によってスムーズにネスティングすることが可能となる。
加えて、バンパー31によって、ネスティングの際に他の椅子1の後脚部2Bと、フレーム2とがぶつかることによって生じる異音を低減でき、当接による変形や塗装の摩耗などを回避できる。
図8は、椅子1の座部3を跳ね上げた状態を示す図である。図8に示すように、座部3は、座部3の後方において支持部2Dによってフレーム2に回転可能に、かつ略水平に支持されているため、背もたれ2Aの方向に回転されることにより跳ね上げられる。
座部3が跳ね上げられると、座部3と他の椅子1の背もたれ2Aとが物理干渉を起こさなくなるため、ネスティングが可能となる。
図9は、椅子1をネスティングした場合の側面図である。図9に示すように、図9に向かって右端の椅子1の前脚部2Cはその左側に隣接する椅子1の後脚部2Bの間に入り込む。この際、隣接する椅子1の後脚部2Bは、ネスティングの初期の段階において多少角度がずれていてもバンパー31の案内部32に案内され、適切な位置に密集してネスティングされる。
以上述べたように、本実施形態の椅子1は、背もたれ2Aと、背もたれ2Aの後部を回転可能に、かつ略水平に支持し、内側方向に略直角に屈曲するクランク部30を有するフレーム2と、フレーム2に取り付けられる一対の前脚部2C及び前脚部2Cの幅より広い間隔を開けて設置される一対の後脚部と、フレーム2に回転可能に支持される座部3と、を備える。
従って、座部の横幅を広く取りつつ、椅子1の前脚部2Cと他の椅子1の後脚部2Bとがかみ合って抜けなくなることを防ぎつつ、容易に正確なネスティングができる椅子を提供することができるという効果がある。
1 椅子
2 フレーム
2A 背もたれ部
2B 後脚部
2C 前脚部
2D 支持部
3 座部
4B 後方キャスタ
4C 前方キャスタ
5 支持部材
26 受け部
30 クランク部
31 バンパー
32 案内部
33 カギ部
34 係止部
42 芯材

Claims (8)

  1. 前後方向にネスティング可能な椅子であって、
    座部と、
    前記座部の後部を回転可能に、かつ略水平に支持する支持部、及び前記支持部の下方において内側方向に屈曲する第1屈曲部を有し、前記第1屈曲部に連続してさらに前記座部の縁の下方において床面方向斜め前向き下方に屈曲する第2屈曲部を備え、前脚部が前記第2屈曲部に連続して取り付けられるクランク部を有する一対のフレームと、
    前記フレームに前脚部の幅より広い間隔を開けて設置される一対の後脚部と、
    前記フレームに支持される背もたれと、
    を備える椅子。
  2. 前記フレームは、
    前記前脚部と、クランク部を間にはさみ、側面視において直線状に連続する請求項1に記載の椅子。
  3. 前記クランク部は、
    ネスティングの際に他の椅子の前記後脚部が当接する部分にバンパーを備える請求項1に記載の椅子。
  4. 前記クランク部は、
    前記第1屈曲部の前側に面する部分、及び前記第2屈曲部の外側に面する部分にバンパーを備える請求項1に記載の椅子。
  5. 前記バンパーは、
    ネスティングの際に他の椅子の前記後脚部を前記当接する部分に案内する案内部を備える請求項3に記載の椅子。
  6. 前記案内部は、
    前記第1屈曲部の前側の面と前記第2屈曲部の外側の面を結ぶ線の角度であって床面方向先端における前記第2屈曲部の外側に対する角度が、15°以上60°以下の角度鋭角部を備える請求項5に記載の椅子。
  7. 前記クランク部は、
    前記後脚部を正面視した左右幅に前記案内部の正面視した左右幅を加えた長さ分内側方向に屈曲する請求項5に記載の椅子。
  8. 前記バンパーは、
    前記フレームと前記前脚部との溶接痕を被覆する請求項3から請求項7までのいずれか1項に記載の椅子。
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