JP6649031B2 - トイレシステム - Google Patents

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Description

本発明は、着脱式のリモコンを有するトイレシステムに関する。
従来、トイレユニットには、ヒータ及びシャワー等の各種機能が付加されている。そして、これらの機能を利用又は設定するためのリモコンがトイレルームの壁等に設置されることも多い。
着脱可能なリモコンに関しては、例えば、保持具に装着されているか否かで発光手段を切り替える技術(特許文献1参照)が提案されている。
特開2011−84867号公報
しかしながら、リモコンが保持具に装着されているか否かを判別できることの利点は十分に活用されておらず、また、使用状況によって、例えば充電式のリモコンでは充電切れ等の不都合が生じる場合もあった。このように、着脱式のリモコンの利便性は十分ではなかった。
本発明は、着脱式のリモコンを使用した場合の利便性が向上するトイレシステムを提供することを目的とする。
本発明に係るトイレシステムは、リモコン、当該リモコンを着脱可能に保持する保持具、及び当該リモコンと通信する便器装置を含むトイレシステムであって、利用者の状態を検知する検知部と、前記リモコンが前記保持具に装着中であるか否かを判定する第1判定部と、前記状態の種類、及び前記第1判定部による判定結果に対応した制御を行う制御部と、を備える。
前記トイレシステムは、前記検知部による検知結果に基づいて、前記便器装置の使用終了に相当する第1状態変化を判定する第2判定部を備え、前記制御部は、前記第2判定部により前記第1状態変化が判定された際に、前記第1判定部により前記リモコンが前記保持具に装着中でないと判定された場合、前記リモコンが前記保持具から外されていることを示す出力を行ってもよい。
前記トイレシステムは、前記検知部による検知結果に基づいて、前記便器装置の使用開始に相当する第2状態変化を判定する第3判定部を備え、前記制御部は、前記第3判定部により前記第2状態変化が判定された際に、前記第1判定部により前記リモコンが前記保持具に装着中でないと判定された場合、前記リモコンが前記保持具から外されていることを示す出力を行ってもよい。
前記制御部は、前記検知部により前記便器装置の使用中に相当する状態が検知されている間に、前記第1判定部により前記リモコンが前記保持具から外されたと判定された場合、便座ヒータの出力を変化させてもよい。
前記制御部は、前記第1判定部により前記リモコンが前記保持具から外されたと判定された際に、前記検知部により前記便器装置の未使用に相当する状態が検知された場合、前記便器装置を使用状態へ遷移させる制御を行ってもよい。
前記トイレシステムは、前記検知部による検知結果に基づいて、前記便器装置の使用開始に相当する第2状態変化を判定する第3判定部を備え、前記制御部は、前記第3判定部により前記第2状態変化が判定された際に、前記第1判定部により前記リモコンが前記保持具に装着中であると判定された場合、前記リモコンが前記保持具に装着中であることを示す出力を行ってもよい。
前記トイレシステムは、前記状態の種類及び前記判定結果と、前記制御の内容との対応付けが規定された制御モードを、複数のモードから選択的に切り替える切替部を備えてもよい。
前記第1判定部は、前記便器装置から前記リモコンへの所定のタイミングでの問い合わせに応じて判定してもよい。
前記制御部は、前記問い合わせに対する前記リモコンからの応答がない場合、前記リモコンが前記保持具に装着中でないとみなして前記制御を行ってもよい。
前記第1判定部は、前記リモコンが充電中であるか否かに基づいて、当該リモコンが前記保持具に装着中であるか否かを判定してもよい。
本発明によれば、着脱式のリモコンを使用した場合のトイレシステムの利便性が向上する。
第1実施形態に係るトイレシステムの機能構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る制御方法を示すシーケンス図である。 第2実施形態に係る制御方法を示すシーケンス図である。 第3実施形態に係る制御方法を示すシーケンス図である。 第4実施形態に係るトイレシステムの機能構成を示すブロック図である。 第4実施形態に係る制御方法を示すシーケンス図である。 第5実施形態に係る制御方法を示すシーケンス図である。 変形例の機能構成を示す第1のブロック図である。 変形例の機能構成を示す第2のブロック図である。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るトイレシステム1の機能構成を示すブロック図である。
トイレシステム1は、リモコン10と、リモコン10を着脱する保持具としての充電器20と、リモコン10と通信する便器装置30とを備える。
リモコン10は、無線で便器装置30を操作するための制御信号を送信する機器であり、所定のアプリケーションがインストールされたタブレット端末であってよい。リモコン10は、充電器20に装着されることにより充電され使用可能となる。
また、リモコン10には、複数のアプリケーションがインストールされ、利用者は、トイレルーム内外で、例えばブラウザ、ゲーム等のアプリケーションを実行可能である。
リモコン10は、充電器20により充電中であるか否かによってリモコン10が充電器20に装着中であるか否かを判定する充電状態判定部11(第1判定部)を備え、便器装置30からの要求に応じて判定結果を返信する。
なお、充電状態判定部11は、充電器20との電通の有無を検知することによりリモコン10が充電器20に装着中であるか否かを判定してもよいし、充電中か否かに関わらず物理的な着脱検知の機構等によりリモコン10が充電器20に装着されているか否かを判定してもよい。
便器装置30は、検知部31と、使用状態判定部32(第2判定部)と、制御部33と、を備える。
検知部31は、利用者の状態を検知する。状態とは、具体的には、利用者が便座に着座しているか、又は便座から脱座しているかの種類である。検知部31は、例えば着座センサにより、利用者の着座状態を検知可能である。
なお、検知部31は、例えば人感センサ等により、利用者が便器装置30に近付いたことを検知してもよい。
使用状態判定部32は、検知部31による検知結果に基づいて、利用者の着座又は脱座の状態の種類の他、利用者が便器装置30の使用を終えたことに相当する状態変化、すなわち着座から脱座への変化(第1状態変化)を判定する。
制御部33は、検知部31により検知された状態の種類に基づく使用状態判定部32による判定結果、及び充電状態判定部11による判定結果に対応した制御を行う。
本実施形態では、制御部33は、使用状態判定部32により着座から脱座への変化が判定された際に、充電状態判定部11によりリモコン10が充電中でないと判定された場合、充電を促す出力を行う。具体的には、制御部33は、充電器20から外されていることを示すアラーム音声を便器装置30から出力、又はリモコン10へ通知することにより、充電器20から外されていることを示すアラーム音声の出力若しくはメッセージ表示をリモコン10から行う。
図2は、本実施形態に係るトイレシステム1による制御方法を示すシーケンス図である。
ステップS1において、便器装置30は、使用状態判定部32により利用者の状態が着座から脱座へ変化したか否かを判定する。利用者が脱座したと判定された場合(NO)、処理はステップS2に移る。
ステップS2において、便器装置30は、着座から脱座への状態変化から所定時間(例えば、数秒)が経過したか否かを判定する。所定時間が経過した場合(YES)、処理はステップS4に移り、まだ所定時間が経過していない場合(NO)、処理はステップS3に移る。
ステップS3において、便器装置30は、使用状態判定部32により利用者が着座したか否かを判定する。利用者の着座が判定された場合(YES)、処理はステップS1に戻り、利用者が脱座したままの場合(NO)、処理はステップS2に戻る。
ステップS4において、便器装置30は、リモコン10に対して充電状態を問い合わせる。
ステップS5において、リモコン10は、充電状態判定部11により充電中か否かを判定する。
ステップS6において、リモコン10は、判定結果を便器装置30へ通知する。
ステップS7において、便器装置30は、判定結果を識別し、リモコン10が充電中である場合(YES)、処理を終了する。一方、リモコン10が充電中でない場合(NO)、処理はステップS6に移る。
このとき、制御部33は、充電状態の問い合わせに対するリモコン10からの応答がない場合、リモコン10が充電中でないとみなして制御を行う。
ステップS6において、便器装置30は、リモコン10へ警告報知のための通知を行う。
ステップS7において、リモコン10は、受信した通知に応じて、アラーム音声又はメッセージ表示等により充電を促す警告出力を行う。
ステップS8において、便器装置30は、アラーム音声等により、充電を促す警告出力を行う。
本実施形態によれば、トイレシステム1は、利用者の着座又は脱座の状態と、リモコン10の充電状態すなわち充電器20への着脱状態とに基づいて、対応する制御を行う。これにより、着脱式のリモコン10を使用した場合のトイレシステム1の利便性が向上する。
より具体的には、利用者が脱座した際に、リモコン10が充電器20に装着されていなければ、充電器20から外されていることを示す警告がリモコン10又は便器装置30から出力される。これにより、トイレシステム1は、脱座後の所定のタイミング、例えば所定時間の経過後に充電し忘れを利用者に気付かせ、電池切れを防ぐことができる。この結果、トイレシステム1は、次の利用者がリモコン10を使用できなくなる事態を防ぐことができる。
なお、警告は、リモコン10及び便器装置30の双方から出力されてもよいし、リモコン10又は便器装置30のいずれか一方のみから出力されてもよい。
<第2実施形態>
以下、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態は、第1実施形態と同様の機能構成(図1参照)であるが、使用状態判定部32(第3判定部)の判定対象及び制御部33による制御実行の条件が異なる。
本実施形態では、検知部31は、着座センサにより利用者の着座状態を検知するものとして説明するが、この他、例えば人感センサ等により、利用者が便器装置30に近付いたことを検知してもよい。使用状態判定部32は、検知部31による検知結果に基づいて、利用者の着座又は脱座の状態の種類の他、利用者が便器装置30の使用を始めたことに相当する状態変化、すなわち脱座から着座への変化(第2状態変化)を判定する。
また、制御部33は、使用状態判定部32により脱座から着座への変化が判定された際に、充電状態判定部11によりリモコン10が充電中でないと判定された場合、充電を促す出力を行う。具体的には、制御部33は、充電器20から外されていることを示すアラーム音声を便器装置30から出力、又はリモコン10へ通知することにより、充電器20から外されていることを示すアラーム音声の出力若しくはメッセージ表示を充電器20から行う。
図3は、本実施形態に係るトイレシステム1による制御方法を示すシーケンス図である。
ステップS11において、便器装置30は、使用状態判定部32により利用者の状態が脱座から着座へ変化したか否かを判定する。利用者が着座したと判定された場合(YES)、処理はステップS12に移る。
ステップS12において、便器装置30は、リモコン10に対して充電状態を問い合わせる。
ステップS13において、リモコン10は、充電状態判定部11により充電中か否かを判定する。
ステップS14において、リモコン10は、判定結果を便器装置30へ通知する。
ステップS15において、便器装置30は、判定結果を識別し、リモコン10が充電中である場合(YES)、処理を終了する。一方、リモコン10が充電中でない場合(NO)、処理はステップS16に移る。
このとき、制御部33は、充電状態の問い合わせに対するリモコン10からの応答がない場合、リモコン10が充電中でないとみなして制御を行う。
ステップS16において、便器装置30は、リモコン10へ警告報知のための通知を行う。
ステップS17において、リモコン10は、受信した通知に応じて、アラーム音声又はメッセージ表示等により充電を促す警告出力を行う。
ステップS18において、便器装置30は、アラーム音声等により、充電を促す警告出力を行う。
本実施形態によれば、トイレシステム1は、利用者の着座又は脱座の状態と、リモコン10の充電状態すなわち充電器20への着脱状態とに基づいて、対応する制御を行う。これにより、着脱式のリモコン10を使用した場合のトイレシステム1の利便性が向上する。
より具体的には、利用者が着座した際に、リモコン10が充電器20に装着されていなければ、充電器20から外されていることを示す警告がリモコン10又は便器装置30から出力される。これにより、トイレシステム1は、トイレが使用されると判定すると即座に、リモコン10がトイレルームから持ち出されていること、又は充電し忘れを利用者に気付かせ、リモコン10が使用できない事態を防ぐことができる。
なお、警告は、リモコン10及び便器装置30の双方から出力されてもよいし、リモコン10又は便器装置30のいずれか一方のみから出力されてもよい。
<第3実施形態>
以下、本発明の第3実施形態について説明する。
本実施形態は、第1実施形態と同様の機能構成(図1参照)であるが、制御実行の条件及び制御内容が異なる。
本実施形態では、検知部31は、着座センサにより利用者の着座状態を検知するものとして説明するが、この他、例えば人感センサ等により、利用者が便器装置30に近付いたことを検知してもよい。使用状態判定部32は、検知部31による検知結果に基づいて、利用者の着座又は脱座の状態の種類の他、利用者が便器装置30の使用を始めたことに相当する状態変化、すなわち脱座から着座への変化(第2状態変化)を判定する。
また、制御部33は、検知部31により着座が検知されている間に、充電状態判定部11によりリモコン10が充電中から充電中でない状態へ変化したと判定された場合、便座ヒータの出力を低下させる。
図4は、本実施形態に係るトイレシステム1による制御方法を示すシーケンス図である。
ステップS21において、便器装置30は、使用状態判定部32により利用者が着座しているか否かを判定する。利用者が着座していると判定された場合(YES)、処理はステップS22に移る。
ステップS22において、便器装置30は、リモコン10に対して充電状態を問い合わせる。
ステップS23において、リモコン10は、充電状態判定部11により充電中か否かを判定する。
ステップS24において、リモコン10は、判定結果を便器装置30へ通知する。
ステップS25において、便器装置30は、判定結果を識別し、リモコン10が充電中である場合(YES)、処理はステップS1に移る。一方、リモコン10が充電中でない場合(NO)、処理はステップS26に移る。
ステップS26において、便器装置30は、便座ヒータの出力を低下させ、便座の温度を下げる。便器装置30は、便座ヒータの出力を切ってもよい。
なお、制御部33は、使用状態判定部32により脱座から着座への変化が判定された後、リモコン10へ充電状態を所定周期で問い合わせてよい。
あるいは、リモコン10は、自発的に充電状態が充電中から非充電に変化したことを便器装置30へ通知してもよく、この場合、制御部33は、リモコン10へ問い合わせることなくリモコン10からの通知を待機してもよい。これにより、トイレシステム1は、問い合わせが繰り返されることによる通信の増大を抑制し、効率的に制御を行える。
本実施形態によれば、トイレシステム1は、利用者の着座又は脱座の状態と、リモコン10の充電状態すなわち充電器20への着脱状態とに基づいて、対応する制御を行う。これにより、着脱式のリモコン10を使用した場合のトイレシステム1の利便性が向上する。
より具体的には、利用者が着座中に、リモコン10が充電器20から外されると、便器装置30の便座温度が下がる。これにより、トイレシステム1は、利用者がリモコン10を、アプリケーションを実行する等の理由により充電器20から外すと、長時間の利用に適した快適な状態に制御でき、電力消費も抑制できる。
<第4実施形態>
以下、本発明の第4実施形態について説明する。
図5は、本実施形態に係るトイレシステム1の機能構成を示すブロック図である。
なお、第1実施形態(図1)と対応する同様の構成については、同一の符号を付し、説明を省略又は簡略化する。
リモコン10の充電状態判定部11は、便器装置30からの問い合わせを受信することなく、充電中から非充電へ変化、又は非充電から充電中へ変化した際に、便器装置30の制御部33へ、充電状態の変化を通知する。
検知部31は、着座センサにより利用者の着座状態を検知するものとして説明するが、この他、例えば人感センサ等により、利用者が便器装置30に近付いたことを検知してもよい。使用状態判定部32は、検知部31による検知結果に基づいて、利用者の着座又は脱座の状態の種類を判定する。
制御部33は、充電状態判定部11によりリモコン10が充電中から充電中でない状態へ変化したと判定された際に、使用状態判定部32により脱座と判定されている場合、便器装置30を使用状態へ遷移させる制御を行う。
使用状態とは、例えば、便フタを開ける、便座及びシャワー用の温水を温める、脱臭を開始する、ライトを点ける、音楽再生を開始する等を含む。
図6は、本実施形態に係るトイレシステム1による制御方法を示すシーケンス図である。
ステップS31において、リモコン10は、充電状態判定部11により充電中から非充電の状態へ変化したか否かを判定する。非充電に変化したと判定された場合(YES)、処理はステップS32に移る。
ステップS32において、リモコン10は、非充電に変化したという判定結果を便器装置30へ通知する。
ステップS33において、便器装置30は、使用状態判定部32により利用者が着座しているか否かを判定する。利用者が着座していると判定された場合(YES)、処理は終了する。一方、利用者の脱座が判定された場合(NO)、処理はステップS34に移る。
ステップS34において、便器装置30は、利用者のための使用状態へ遷移させる制御を行う。
本実施形態によれば、トイレシステム1は、利用者の着座又は脱座の状態と、リモコン10の充電状態すなわち充電器20への着脱状態とに基づいて、対応する制御を行う。これにより、着脱式のリモコン10を使用した場合のトイレシステム1の利便性が向上する。
より具体的には、利用者が脱座中に、便器装置30の後壁等、着座中に操作できない場所に設置されている充電器20からリモコン10が外されると、便器装置30が使用状態に遷移する。これにより、トイレシステム1は、使用前にリモコン10を充電器20から外す必要がある場合、この外す動作に応じて便器装置30を使用状態にできるため、人感センサを利用することなく、より効率的に利便性を向上できる。
<第5実施形態>
以下、本発明の第4実施形態について説明する。
本実施形態は、第1実施形態と同様の機能構成(図1参照)であるが、使用状態判定部32(第3判定部)の判定対象及び制御部33による制御実行の条件及び制御内容が異なる。
本実施形態では、検知部31は、着座センサにより利用者の着座状態を検知するものとして説明するが、この他、例えば人感センサ等により、利用者が便器装置30に近付いたことを検知してもよい。使用状態判定部32は、検知部31による検知結果に基づいて、利用者の着座又は脱座の状態の種類の他、利用者が便器装置30の使用を始めたことに相当する状態変化、すなわち脱座から着座への変化(第2状態変化)を判定する。
また、制御部33は、使用状態判定部32により脱座から着座への変化が判定された際に、充電状態判定部11によりリモコン10が充電中であると判定された場合、リモコン10の取り外しを促す出力を行う。具体的には、制御部33は、リモコン10が充電器20に装着されていることを示すアラーム音声を便器装置30から出力、又はリモコン10へ通知することにより、充電器20に装着されていることを示すアラーム音声の出力を充電器20から行う。
図7は、本実施形態に係るトイレシステム1による制御方法を示すシーケンス図である。
ステップS41において、便器装置30は、使用状態判定部32により利用者の状態が脱座から着座へ変化したか否かを判定する。利用者が着座したと判定された場合(YES)、処理はステップS42に移る。
ステップS42において、便器装置30は、リモコン10に対して充電状態を問い合わせる。
ステップS43において、リモコン10は、充電状態判定部11により充電中か否かを判定する。
ステップS44において、リモコン10は、判定結果を便器装置30へ通知する。
ステップS45において、便器装置30は、判定結果を識別し、リモコン10が充電中である場合(YES)、処理はステップS36に移る。一方、リモコン10が充電中でない場合(NO)、処理は終了する。
ステップS46において、便器装置30は、リモコン10へ警告報知のための通知を行う。
ステップS47において、リモコン10は、受信した通知に応じて、アラーム音声等により、充電器20からの取り外しを促す警告出力を行う。
ステップS48において、便器装置30は、アラーム音声等により、充電器20からの取り外しを促す警告出力を行う。
本実施形態によれば、トイレシステム1は、利用者の着座又は脱座の状態と、リモコン10の充電状態すなわち充電器20への着脱状態とに基づいて、対応する制御を行う。これにより、着脱式のリモコン10を使用した場合のトイレシステム1の利便性が向上する。
より具体的には、利用者が着座した際に、リモコン10が充電器20に装着されたままであればリモコン10又は便器装置30から警告が出力される。これにより、トイレシステム1は、トイレが使用されると判定すると即座に、リモコン10の取り忘れを利用者に気付かせ、リモコン10が使用できない事態を防ぐことができる。
なお、警告は、リモコン10及び便器装置30の双方から出力されてもよいし、リモコン10又は便器装置30のいずれか一方のみから出力されてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限るものではない。また、本実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
第1〜第5実施形態における制御は、それぞれ単独で実装されてもよいし、複数の制御が組み合わされてもよい。
例えば、第1実施形態の処理と第2実施形態の処理とは連続して実施されてもよい。また、第2実施形態の処理と第3実施形態の処理とは連続して実施されてもよい。
第1〜第3実施形態は、充電器20がトイレルームの横壁等、利用者が着座中にリモコン10を操作することが容易な位置に設置されている場合に有効な形態である。また、第4〜第5実施形態は、充電器20がトイレルームの後壁等、利用者が着座中にリモコン10を操作することが難しい位置に設置されている場合に有効な形態である。
<変形例A>
図8は、前述の実施形態の変形例であるトイレシステム1aの機能構成を示すブロック図である。
トイレシステム1aの便器装置30aは、使用状態判定部32により判定された利用者の状態の種類及び充電状態判定部11の判定結果と、制御の内容との対応付けが規定された制御モードを、複数のモードから選択的に切り替える切替部34を備える。これら複数のモードを選択する入力をリモコン10が受け付け、便器装置30aの切替部34へ通知してもよい。
これにより、トイレシステム1aは、第1〜第3実施形態の横壁仕様と、第4〜第5実施形態の後壁仕様とを適宜切り替えることができる。
<変形例B>
図9は、前述の実施形態の変形例であるトイレシステム1bの機能構成を示すブロック図である。
充電状態判定部11bは、便器装置30bに設けられ、充電器20と有線で接続されている。これにより、充電状態判定部11bは、リモコン10の電源がオフの場合であっても、充電状態を充電器20から取得できる。
1、1a、1b トイレシステム
10 リモコン
11、11b 充電状態判定部(第1判定部)
20 充電器(保持具)
30、30a、30b 便器装置
31 検知部
32 使用状態判定部(第2判定部、第3判定部)
33 制御部
34 切替部

Claims (7)

  1. リモコン、当該リモコンを着脱可能に保持する保持具、及び当該リモコンと通信する便器装置を含むトイレシステムであって、
    利用者の状態を検知する検知部と、
    前記リモコンが前記保持具に装着中であるか否かを判定する第1判定部と、
    前記検知部による検知結果に基づいて、前記便器装置の使用終了に相当する第1状態変化を判定する第2判定部と、
    前記第2判定部により前記第1状態変化が判定された際に、前記第1判定部により前記リモコンが前記保持具に装着中でないと判定された場合、前記リモコンが前記保持具から外されていることを示す出力を行う制御部と、を備えるトイレシステム。
  2. リモコン、当該リモコンを着脱可能に保持する保持具、及び当該リモコンと通信する便器装置を含むトイレシステムであって、
    利用者の状態を検知する検知部と、
    前記リモコンが前記保持具に装着中であるか否かを判定する第1判定部と、
    前記検知部による検知結果に基づいて、前記便器装置の使用開始に相当する第2状態変化を判定する第3判定部と、
    前記第3判定部により前記第2状態変化が判定された際に、前記第1判定部により前記リモコンが前記保持具に装着中でないと判定された場合、前記リモコンが前記保持具から外されていることを示す出力を行う制御部と、を備えるトイレシステム。
  3. リモコン、当該リモコンを着脱可能に保持する保持具、及び当該リモコンと通信する便器装置を含むトイレシステムであって、
    利用者の状態を検知する検知部と、
    前記リモコンが前記保持具に装着中であるか否かを判定する第1判定部と、
    前記検知部により前記便器装置の使用中に相当する状態が検知されている間に、前記第1判定部により前記リモコンが前記保持具から外されたと判定された場合、便座ヒータの出力を変化させる制御部と、を備えるトイレシステム。
  4. リモコン、当該リモコンを着脱可能に保持する保持具、及び当該リモコンと通信する便器装置を含むトイレシステムであって、
    利用者の状態を検知する検知部と、
    前記リモコンが前記保持具に装着中であるか否かを判定する第1判定部と、
    前記第1判定部により前記リモコンが前記保持具から外されたと判定された際に、前記検知部により前記便器装置の未使用に相当する状態が検知された場合、前記便器装置を使用状態へ遷移させる制御を行う制御部と、を備えるトイレシステム。
  5. リモコン、当該リモコンを着脱可能に保持する保持具、及び当該リモコンと通信する便器装置を含むトイレシステムであって、
    利用者の状態を検知する検知部と、
    前記リモコンが前記保持具に装着中であるか否かを判定する第1判定部と、
    前記検知部による検知結果に基づいて、前記便器装置の使用開始に相当する第2状態変化を判定する第3判定部と、
    前記第3判定部により前記第2状態変化が判定された際に、前記第1判定部により前記リモコンが前記保持具に装着中であると判定された場合、前記リモコンが前記保持具に装着中であることを示す出力を行う制御部と、を備えるトイレシステム。
  6. リモコン、当該リモコンを着脱可能に保持する保持具、及び当該リモコンと通信する便器装置を含むトイレシステムであって、
    利用者の状態を検知する検知部と、
    前記便器装置から前記リモコンへの所定のタイミングでの問い合わせに応じて、前記リモコンが前記保持具に装着中であるか否かを判定する第1判定部と、
    前記状態の種類、及び前記第1判定部による判定結果に対応した制御を行う制御部と、を備え
    前記制御部は、前記問い合わせに対する前記リモコンからの応答がない場合、前記リモコンが前記保持具に装着中でないとみなして前記制御を行うトイレシステム。
  7. 前記第1判定部は、前記リモコンが充電中であるか否かに基づいて、当該リモコンが前記保持具に装着中であるか否かを判定する請求項1から請求項のいずれかに記載のトイレシステム。
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