JP6659423B2 - トイレシステム - Google Patents

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Description

本発明は、トイレシステムに関する。
従来から、内蔵する電池を電源として、トイレ装置の設定値を変更可能なリモートコントローラがある。このリモートコントローラは、内蔵する電池がユーザにより交換された場合には、電池交換前のトイレ装置の設定値をリモートコントローラの表示画面に表示できるように、リモートコントローラにトイレ装置の設定値を記憶可能な記憶メモリを搭載している。これにより、リモートコントローラは、トイレ装置の設定値が変更される毎にその変更された設定値を記憶メモリに上書きする。そして、リモートコントローラは、電池の交換後に、記憶メモリから設定値を読み出して表示画面に表示することができる。
特開2009−161901号公報
しかしながら、上述のリモートコントローラでは、電池が交換された場合に電池交換前のトイレ装置の設定値をリモートコントローラの表示画面に表示可能とするため、その設定値を記憶する記憶メモリを搭載する必要がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、記憶メモリをリモートコントローラに搭載せずに、トイレ装置の設定値をリモートコントローラの表示画面に表示可能なトイレシステムを提供することである。
本発明の一態様は、トイレ装置とリモートコントローラとが前記トイレ装置の設定値を電波で送受するトイレシステムであって、前記リモートコントローラは、ユーザが前記トイレ装置の設定値を変更するために操作する操作部と、前記設定値を示す設定情報を表示可能な表示部と、前記操作部が操作された場合には、前記操作部に対応する前記設定情報を前記トイレ装置に第1の電波強度で送信する無線通信部と、を備え、前記トイレ装置は、前記無線通信部から前記電波で送信された前記設定情報を記憶する記憶装置を備え、前記表示部は、前記操作部が操作された場合には、前記記憶装置に記憶されている前記設定情報を前記無線通信部によって前記トイレ装置から受信し、受信した前記設定情報を表示するトイレシステムである。
また、本発明の一態様は、上述のトイレシステムであって、前記トイレ装置は、自装置の状態に基づいて前記無線通信部から前記電波で送信された前記設定情報に前記トイレ装置の設定情報を切り替えるか否かを判定する判定部と、前記トイレ装置の設定情報を切り替えると判定された場合には、前記無線通信部から前記電波で送信された前記設定情報に前記トイレ装置の設定情報を切り替えるとともに、切り替えた設定情報を記憶装置に記憶し、前記トイレ装置の設定情報を切り替えないと判定された場合には、前記無線通信部から前記設定情報を受信しても前記トイレ装置の設定情報を切り替えない切替部と、をさらに備え、前記表示部は、前記切替部により切り替えられた設定情報を前記トイレ装置から受信し、表示する設定情報を、前記受信した前記設定情報に切り替える。
また、本発明の一態様は、上述のトイレシステムであって、前記無線通信部は、前記リモートコントローラが所定の位置に存在しないときには、前記第1の電波強度よりも強い第2の電波強度の電波で前記設定情報を送信する。
また、本発明の一態様は、上述のトイレシステムであって、前記トイレ装置が設置されるトイレルーム内に設けられ、前記リモートコントローラを着脱可能に保持するリモコンホルダをさらに備え、前記所定の位置とは、前記リモートコントローラが前記リモコンホルダに保持される位置である。
また、本発明の一態様は、上述のトイレシステムであって、前記無線通信部は、前記リモートコントローラに電源が投入された場合に、前記第1の電波強度よりも強い第2の電波強度の電波で前記設定情報を送信する。
また、本発明の一態様は、上述のトイレシステムであって、前記無線通信部は、前記電源が投入された場合には、前記操作部が操作された回数が、所定の回数に達するまで前記第1の電波強度よりも強い第2の電波強度の電波で前記トイレ装置と通信する。
以上説明したように、本発明によれば、記憶メモリをリモートコントローラに搭載せずに、トイレ装置の設定値をリモートコントローラの表示画面に表示可能なトイレシステムを提供することができる。
第1の実施形態におけるトイレシステム1の概略構成の一例を示す図である。 第1の実施形態における表示部150に表示する設定情報の一例を示す図である。 第1の実施形態における便座ボックス5の概略構成の一例を示す図である。 第1の実施形態におけるリモコン10の概略構成の一例を示す図である。 第1の実施形態におけるリモコン10の処理の流れを示す図である。 第2の実施形態におけるトイレシステム1Aの概略構成の一例を示す図である。 第2の実施形態におけるリモコン10Aの概略構成の一例を示す図である。 第2の実施形態におけるリモコン10Aの処理の流れを示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。なお、図面において、同一又は類似の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省く場合がある。また、図面における要素の形状及び大きさなどはより明確な説明のために誇張されることがある。
以下、実施形態のリモートコントローラを、図面を用いて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態におけるトイレシステム1の概略構成の一例を示す図である。
図1に示すように、トイレシステム1は、トイレ装置2及びリモートコントローラ(以下、「リモコン」という。)10を備える。
トイレ装置2は、便座装置3及び便器本体4を備える。第1の実施形態において、トイレ装置2は、便座装置3及び便器本体4を備えるが、これに限定されない。例えば、トイレ装置2は、便座装置3及び便器本体4のいずれかであってもよい。
便座装置3は、リモコン10と無線通信することで情報を送受する。この無線通信とは、電波による通信(以下、「電波通信」という。)である。
便座装置3は、トイレルーム内に設けられた便器本体4上に設置されている。便座装置3は、便座ボックス5、便蓋6及び便座7を備える。
便座ボックス5は、便器本体4の後部に設置されている。
便蓋6及び便座7は、便座ボックス5に対して上下方向に回動可能に支持されている。
リモコン10は、便座ボックス5と電波通信する。リモコン10は、電池200(後述する)を電源としてトイレ装置2の設定値を変更可能である。例えば、ユーザは、シャワー洗浄の水勢・水温・洗浄ノズルの位置等の各個人の快適な設定値をリモコン10から電波でトイレ装置2に送信させることで、トイレ装置2に対して快適な使用条件を容易に設定することができる。例えば、ユーザは、リモコン10の前面に設けられている操作部110を操作することで、シャワー洗浄の水勢・水温・ノズル位置等の設定値を変更することができる。
また、リモコン10は、トイレ装置2の現在の設定値を示す設定情報を表示部150に表示する。例えば、リモコン10は、表示部150に設定情報を表示させる表示条件が成立した場合にトイレ装置2の現在の設定値を示す設定情報を表示部150に表示する。例えば、表示条件が成立した場合とは、操作部110が操作された場合である。ただし、リモコン10は、表示条件が成立した場合には、表示部150に表示させる設定情報をトイレ装置2から電波通信で取得する。これにより、リモコン10は、設定情報を記憶する記憶メモリを備えずに、ユーザに対してトイレ装置2の設定情報を報知することができる。図2は、第1の実施形態における表示部150に表示する設定情報を示す図である。表示部150は、現在のトイレ装置2の設定情報を表示可能である。例えば、表示部150は、便座7の温度、洗浄ノズルから噴出する温水温度、乾燥用温風の温度、トイレ装置2に備えられた暖房装置(不図示)の電源入/切を表示する。
また、リモコン10の前面には、2個の便器洗浄ボタン(大洗浄ボタン50、小洗浄ボタン51)やシャワー洗浄ボタン52を備えられており、ユーザは、便器洗浄ボタンやシャワー洗浄ボタン52を操作することで、便器洗浄やシャワー洗浄等のさまざまな機能を実行可能である。
図3は、第1の実施形態における便座ボックス5の概略構成の一例を示す図である。
便座ボックス5は、人体臀部洗浄用のシャワー装置15、制御装置17、無線通信部18及び記憶装置19を備える。
シャワー装置15は、制御装置17から供給される第1洗浄信号に基づいてノズル(不図示)の先端から洗浄水を噴出する。これにより、シャワー装置15は、便座7に着座しているユーザの臀部を洗浄するシャワー洗浄を実施する。シャワー装置15は、リモコン10に設けたシャワー洗浄ボタン52が操作されることで供給された第1洗浄信号に基づいてシャワー洗浄を実施する。
制御装置17は、リモコン10から電波で送信されたトイレ装置2の設定情報を無線通信部18を介して取得する。そして、制御装置17は、現在のトイレ装置2の設定値を、取得した設定情報が示すトイレ装置2の設定値に変更するとともに、その取得した設定情報を記憶装置19に上書きする。これにより、記憶装置19には、トイレ装置2の最新の設定情報が記憶される。なお、制御装置17は、リモコン10から電波で送信されたトイレ装置2の設定情報の内容を実行するか否かをトイレ装置2の状態に基づいて判定してもよい。換言すれば、制御装置17は、記憶装置19に記憶されている設定情報をリモコン10から電波で送信されたトイレ装置2の設定情報の内容に更新するか否かを、トイレ装置2の状態に基づいて判定してもよい。
例えば、制御装置17は、トイレ装置2が便器洗浄を実行している状態にある場合、リモコン10からノズル位置の設定情報を取得しても、その取得したノズル位置の設定情報に変更する処理を実行しない。制御装置17は、リモコン10から電波で送信されたトイレ装置2の設定情報の内容を実行しないと判定した場合には、記憶装置19に記憶されている設定情報を、リモコン10から電波で送信されたトイレ装置2の設定情報に更新しない。一方、制御装置17は、リモコン10から電波で送信されたトイレ装置2の設定情報の内容を実行すると判定した場合には、記憶装置19に記憶されている設定情報をリモコン10から電波で送信されたトイレ装置2の設定情報に更新する。
ただし、制御装置17は、リモコン10から電波で送信されたトイレ装置2の設定情報の内容を実行したか否かに係わらず、リモコン10に対して記憶装置19内に記憶されている設定情報を電波で送信する。すなわち、制御装置17は、リモコン10から電波で送信されたトイレ装置2の設定情報の内容を実行すると判定した場合には、記憶装置19に記憶されている設定情報をリモコン10から電波で送信されたトイレ装置2の設定情報に更新し、その更新した設定情報をリモコン10に電波で送信する。一方、制御装置17は、リモコン10から電波で送信されたトイレ装置2の設定情報の内容を実行しないと判定した場合には、記憶装置19に記憶されている設定情報を更新せず、その記憶装置19に記憶されている設定情報をリモコン10に電波で送信する。リモコン10は、制御装置17から取得した設定情報を表示部150に表示する。すなわち、トイレ装置2の設定情報が切り替わった(記憶装置19の設定情報が更新された)場合には、表示部150に表示される設定情報が切り替わる。一方、トイレ装置2の設定情報が切り替わらなかった(記憶装置19の設定情報が更新されない)場合には、表示部150に表示される設定情報が切り替わらない。
また、制御装置17は、リモコン10から電波通信によるリクエストがあった場合に、そのリクエストを送信したリモコン10に対して記憶装置19内に記憶されている設定情報を電波で送信する。
図4は、第1の実施形態におけるリモコン10の概略構成の一例を示す図である。
図4に示すように、リモコン10は、操作部110、制御部120、無線通信部140、表示部150及び電池200を備える。電池200は、リモコン10の各部に電源を供給する。
操作部110は、ユーザがトイレ装置2の設定値を変更するために操作される。
制御部120は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。
制御部120は、ユーザにより操作部110が操作されると、その操作により変更されたトイレ装置2の設定情報を無線通信部140に出力する。
無線通信部140は、ユーザが操作部110を操作することで変更された設定情報をトイレ装置2に電波で送信する。
また、制御部120は、表示条件が成立した場合には、トイレ装置2に対して設定情報を要求するリクエストを無線通信部140から第1の強度の電波で送信する。例えば、制御部120は、操作部110が操作された場合にトイレ装置2に対してリクエストを電波で送信する。これにより、記憶装置19に記憶されている現在のトイレ装置2の設定情報がトイレ装置2からリモコン10に電波で送信される。すなわち、無線通信部140は、トイレ装置2と第1の電波強度の電波で通信することで、表示部150に表示させる設定情報に対応する設定情報を記憶装置19から取得する。
制御部120は、電波通信により無線通信部140を介して取得した設定情報を表示部150に出力する。これにより、表示部150は、制御部120から出力された設定情報を表示する。
以下、第1の実施形態におけるリモコン10の処理の流れについて、説明する、図5は、第1の実施形態におけるリモコン10の処理の流れを示す図である。
制御部120は、操作部110がユーザに操作されると、その操作により対応するトイレ装置2の設定情報を無線通信部140に出力する(ステップS101)。そして、無線通信部140は、制御部120から出力された設定情報を、電波通信によりトイレ装置2に送信する(ステップS102)。これにより、トイレ装置2は、現在のトイレ装置2の設定値を、電波通信によりリモコン10から取得した設定情報が示すトイレ装置2の設定値に変更するとともに、その取得した設定情報を記憶装置19に上書きする。これにより、記憶装置19に記憶されるトイレ装置2の設定値を最新の設定値に更新する。ただし、トイレ装置2は、自装置の設定情報をリモコン10から電波で送信された設定情報に切り換えないと判定した場合には、リモコン10から取得した設定情報を記憶装置19に上書しない。すなわち、トイレ装置2は、自装置の設定情報を、リモコン10から電波で送信されたトイレ装置2の設定情報に切り替えると判定した場合には、当該切り替えを実行し、切り替えた設定情報を記憶装置19に上書する。そして、トイレ装置2は、記憶装置19に上書きした設定情報をリモコン10に電波で送信する。
無線通信部140は、トイレ装置2と第1の電波強度の電波で通信することで、トイレ装置2の現在の設定情報を記憶装置19から取得する(ステップS103)。
制御部120は、電波通信により無線通信部140を介して取得した設定情報を表示部150に出力する。これにより、表示部150は、制御部120から出力された設定情報を表示する(ステップS104)。これにより、トイレ装置2の設定情報が切り替わった場合には、表示部150に表示される設定情報が切り替わる。
上述したように、第1の実施形態におけるトイレシステム1は、トイレ装置2とリモコン10とがトイレ装置2の設定情報を電波で送受するトイレシステムである。リモコン10は、ユーザがトイレ装置2の設定値を変更するために操作する操作部110と、その設定値を示す設定情報を表示可能な表示部150と、ユーザが操作部110を操作することで変更された設定値の設定情報をトイレ装置2に送信する無線通信部140と、を備える。トイレ装置2は、無線通信部140から電波で送信された設定情報を記憶する記憶装置19を備える。そして、リモコン10の無線通信部140は、トイレ装置2と第1の電波強度の電波で通信することで、表示部150に表示させる設定情報を記憶装置19から取得する。
このように、リモコン10は、電池200が交換された場合においても、表示条件が成立すれば、トイレ装置2からトイレ装置2の現在の設定情報を電波通信により取得可能である。したがって、トイレシステム1は、トイレ装置2の設定情報を記憶する記憶メモリをリモコン10に搭載せずに、リモコン10の電池200が交換された場合でも電池交換前のトイレ装置2の設定情報をリモコン10の表示部150に表示させることができる。すなわち、電池200がリモコン10から切り離されることで、リモコン10内のRAM(Random Access Memory)内に一時的に記憶される設定情報が消えてしまった場合でも、電池200がリモコン10に再度接続された後に、リモコン10は、トイレ装置2からトイレ装置2の現在の設定値を示す設定情報を電波通信により取得可能である。これにより、トイレ装置2の設定情報を記憶する記憶メモリをリモコン10に設ける必要がないため、安価なリモコン10を提供することができる。
また、上述の実施形態において、制御装置17は、自装置の状態に基づいて、リモコン10から電波で送信された設定情報にトイレ装置2の設定情報を切り替えるか否かを判定する判定部と、トイレ装置2の設定情報を切り替えると判定された場合には、リモコン10から電波で送信された設定情報にトイレ装置2の設定情報を切り替えるとともに、切り替えた設定情報を記憶装置19に記憶する切替部と、をさらに備えてもよい。これにより、トイレ装置2の設定情報が切り替わった場合に、表示部150に表示される設定情報を切り替えることができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態におけるリモコン10Aは、自装置が所定の位置にない場合や電源としての電池200が交換された直後等に通常よりも強い電波で、トイレ装置2の設定情報をリクエストしたり、必要な情報をトイレ装置2に送信する。これにより、リモコン10Aは、自装置が所定の位置にない場合等でも、トイレ装置2の設定情報を取得することができる。
図6は、第2の実施形態におけるトイレシステム1Aの概略構成の一例を示す図である。図6に示すように、トイレシステム1Aは、トイレ装置2、リモコン10A及びリモコンホルダ11を備える。
リモコン10Aは、自装置が所定の位置に存在しないときには、第1の電波強度よりも強い第2の電波強度の電波でトイレ装置2と通信する。第2の実施形態において、所定の位置とは、リモコン10がリモコンホルダ11に保持される位置である。
リモコンホルダ11は、トイレ装置2が設置されるトイレルーム内に設けられ、リモコン10を着脱可能に保持する。
図7は、第2の実施形態におけるリモコン10Aの概略構成の一例を示す図である。
図7に示すように、リモコン10Aは、操作部110、制御部120A、無線通信部140A、表示部150、検出部160及び電池200を備える。電池200は、リモコン10Aの各部に電源を供給する。
検出部160は、リモコン10Aがリモコンホルダ11に装着されていることを検出する。検出部160は、リモコン10Aがリモコンホルダ11に装着されていることを検出した場合には、制御部120Aに検出信号を出力する。これにより、制御部120Aは、検出部160から検出信号を取得すると、リモコン10Aが所定の位置に存在すると判定する。なお、本実施形態における検出部160は、リモコン10Aがリモコンホルダ11に装着されていることを検出する方法には、特に限定されないが、例えば、リモコンホルダ11に設けられた突起部(不図示)によりオン状態となるスイッチである。すなわち、検出部160は、リモコン10Aがリモコンホルダ11に装着されると、リモコンホルダ11に設けられた突起部によりオン状態となる。そして、検出部160は、オン状態となった場合には、制御部120Aに検出信号を出力する。
また、例えば、検出部160は、ホールICであり、リモコンホルダ11に備えられた磁石(不図示)の磁界を検出することでリモコン10Aがリモコンホルダ11に装着されていることを検出してもよい。すなわち、検出部160は、リモコン10Aがリモコンホルダ11に装着されると、リモコンホルダ11に設けられた磁石の磁界を検出することで制御部120Aに検出信号を出力してもよい。
制御部120Aは、例えばCPU(Central Processing Unit)である。無線通信部140Aは、表示条件が成立した場合には、トイレ装置2に対して設定情報を要求するリクエストを第1の強度の電波で送信する。ただし、無線通信部140Aは、リモコン10Aが所定の位置に存在しないと判定された場合には、第1の電波強度よりも強い第2の電波強度の電波でリクエストをトイレ装置2に送信する。すなわち、制御部120Aは、検出部160から検出信号が出力された場合には、リモコン10Aが所定の位置に存在すると判定する。一方、制御部120Aは、検出部160から検出信号が出力されない場合には、リモコン10Aが所定の位置に存在しないと判定する。そして、無線通信部140Aは、リモコン10Aが所定の位置に存在しないと判定された場合には、第1の電波強度よりも強い第2の電波強度の電波でリクエストをトイレ装置2に送信する。
以下、第2の実施形態におけるリモコン10Aの処理の流れについて、説明する、図8は、第2の実施形態におけるリモコン10Aの処理の流れを示す図である。なお、第2の実施形態において、制御部120Aは、操作部110がユーザに操作される毎に、その操作により対応するトイレ装置2の設定情報をトイレ装置2に電波で送信する。これにより、記憶装置19に記憶されるトイレ装置2の設定値を最新の設定値に更新する。
制御部120Aは、操作部110が操作された場合等の表示条件が成立すると(ステップS201)、リモコン10Aが所定に位置に存在するか否かを判定する(ステップS202)。制御部120Aは、表示条件が成立しない場合には、表示部150に設定情報を表示する処理を行わない。
制御部120Aは、検出部160から検出信号が出力された場合には、リモコン10Aが所定に位置に存在すると判定する。無線通信部140は、リモコン10Aが所定の位置に存在すると判定された場合には、第1の電波強度の電波でリクエストをトイレ装置2に送信する(ステップS203)。
一方、制御部120Aは、検出部160から検出信号が出力されない場合には、リモコン10Aが所定に位置に存在しないと判定する。無線通信部140は、リモコン10Aが所定の位置に存在しないと判定された場合には、第1の電波強度よりも強い第2の電波強度の電波でリクエストをトイレ装置2に送信する(ステップS204)。
トイレ装置2は、リモコン10Aから電波通信によるリクエストがあった場合には、そのリクエストを送信したリモコン10Aに対して記憶装置19内に記憶されている設定情報を電波で送信する。これにより、無線通信部140Aは、トイレ装置2と電波で通信することで、トイレ装置2の現在の設定値の設定情報を記憶装置19から取得する(ステップS205)。
制御部120Aは、電波通信により無線通信部140を介して取得した設定情報を表示部150に出力する。これにより、表示部150は、制御部120から出力された設定情報を表示する(ステップS206)。
上述したように、無線通信部140Aは、リモコン10Aが所定の位置に存在しないときには、第1の電波強度よりも強い第2の電波強度の電波でトイレ装置2と通信することでトイレ装置2内の記憶装置19に記憶された設定情報を取得する。これにより、第2の実施形態におけるトイレシステム1Aは、第1の実施形態と同様の効果を有する。また、ユーザによる電池200の交換時等において、リモコン10Aがトイレルームから持ち出された場合においても、リモコン10Aは、トイレ装置2の現在の設定情報を取得することができる。すなわち、第1の電波強度の電波ではトイレ装置2とリモコン10Aとが電波通信できない場所にリモコン10Aが持ち出された場合において、リモコン10Aは、第1の電波強度よりも強い第2の強度でトイレ装置2と電波通信することで表示部150に設定情報を表示することができる。また、リモコン10Aは、自装置が所定の位置に存在している場合では、第1の電波強度でトイレ装置2と電波通信するため、電池200の電池寿命を必要以上に損なうことがない。
また、第2の実施形態において、リモコン10Aは、所定の位置をリモコンホルダ11に保持される位置として、自装置が所定の位置に存在しないときには、第1の電波強度よりも強い第2の電波強度の電波でトイレ装置2と通信したが、これに限定されない。例えば、電池200の交換は、トイレ以外で行う場合がある。そのため、リモコン10Aは、所定の位置にあるか否かの判定を、ユーザにより電池200がリモコン10Aに接続されたか否かに基づいて行うようにしてもよい。すなわち、リモコン10Aは、電池200がリモコン10Aに接続された場合に、第1の電波強度よりも強い第2の電波強度の電波でトイレ装置2と通信してもよい。例えば、リモコン10Aは、電池200から電源が投入された場合に、所定の位置にないと判定し、電池200が接続されたと判定する。そして、リモコン10Aは、電池200がリモコン10Aに接続されたと判定された場合に、第1の電波強度よりも強い第2の電波強度の電波でリクエストをトイレ装置2に送信することで、トイレ装置2の設定情報をトイレ装置2から取得してもよい。また、第2の実施形態において、無線通信部140Aは、電池200がリモコン10Aに接続された場合には、ユーザにより操作部110が操作された回数が、所定の回数に達するまで第1の電波強度よりも強い第2の電波強度の電波でリクエストをトイレ装置2に送信することで、トイレ装置2の設定情報をトイレ装置2から取得してもよい。
また、上述した実施形態における制御部120をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1、1A トイレシステム
2 トイレ装置
5 便座ボックス
15 シャワー装置
17 制御装置
18 無線通信部
19 記憶装置
10、10A リモコン
110 操作部
120、120A 制御部
140、140A 無線通信部
150 表示部
200 電池

Claims (6)

  1. トイレ装置とリモートコントローラとが前記トイレ装置の設定値を電波で送受するトイ
    レシステムであって、
    前記リモートコントローラは、
    ユーザが前記トイレ装置の設定値を変更するために操作する操作部と、
    前記設定値を示す設定情報を表示可能な表示部と、
    記操作部が操作された場合には、前記操作部に対応する前記設定情報を前記トイレ装置に第1の電波強度で送信する無線通信部と、
    を備え、
    前記トイレ装置は、前記無線通信部から前記電波で送信された前記設定情報を記憶する記憶装置を備え、
    前記表示部は、前記操作部が操作された場合には、前記記憶装置に記憶されている前記設定情報を前記無線通信部によって前記トイレ装置から受信し、受信した前記設定情報を表示するトイレシステム。
  2. 前記トイレ装置は、自装置の状態に基づいて前記無線通信部から前記電波で送信された前記設定情報に前記トイレ装置の設定情報を切り替えるか否かを判定する判定部と、
    前記トイレ装置の設定情報を切り替えると判定された場合には、前記無線通信部から前記電波で送信された前記設定情報に前記トイレ装置の設定情報を切り替えるとともに、切り替えた設定情報を記憶装置に記憶し、前記トイレ装置の設定情報を切り替えないと判定された場合には、前記無線通信部から前記設定情報を受信しても前記トイレ装置の設定情報を切り替えない切替部と、
    をさらに備え、
    前記表示部は、前記切替部により切り替えられた設定情報を前記トイレ装置から受信し、表示する設定情報を、前記受信した前記設定情報に切り替える請求項1に記載のトイレシステム。
  3. 前記無線通信部は、前記リモートコントローラが所定の位置に存在しないときには、前記第1の電波強度よりも強い第2の電波強度の電波で前記設定情報を送信する請求項1又は請求項2に記載のトイレシステム。
  4. 前記トイレ装置が設置されるトイレルーム内に設けられ、前記リモートコントローラを着脱可能に保持するリモコンホルダをさらに備え、
    前記所定の位置とは、前記リモートコントローラが前記リモコンホルダに保持される位置である請求項3に記載のトイレシステム。
  5. 前記無線通信部は、前記リモートコントローラに電源が投入された場合に、前記第1の電波強度よりも強い第2の電波強度の電波で前記設定情報を送信する請求項1又は請求項2に記載のトイレシステム。
  6. 前記無線通信部は、前記電源が投入された場合には、前記操作部が操作された回数が、所定の回数に達するまで前記第1の電波強度よりも強い第2の電波強度の電波で前記トイレ装置と通信する請求項5に記載のトイレシステム。
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