JP6647324B2 - 制御装置 - Google Patents

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Description

本発明はシフトバイワイヤ方式のシフトレンジ選択技術に関する。
シフトバイワイヤ方式のシフトレンジ選択システムでは、運転者の選択操作を電子的に認識してシフトレンジを設定し、自動変速機などの駆動伝達機構の駆動力伝達態様を切り替える。運転者の選択意図と、システム側の認識結果とを一致させることが要求され、誤認識を防止する必要がある。特許文献1には、誤操作により運転者の選択操作を示す信号が途絶えた場合、直前のレンジを保持するか、切り替える技術が開示されている。
特開2004−251309号公報
自動車等の走行装置の走行中に、運転者の操作意図を誤認識してニュートラルを設定し、エンジンから車輪への駆動伝達を遮断すると、エンジンブレーキが急に効かなくなる等、運転者に違和感を与える場合がある。一方、燃費改善や障害回避のために、走行中に運転者がエンジンから車輪への駆動伝達を遮断したい場合がある。このため、誤認識の回避を目的として複雑な選択操作や時間を要する選択操作を要求すると、運転者の利便性が低下する。
本発明の目的は、走行中における駆動伝達の遮断に関し、運転者の操作意図をより正確に認識可能な技術を提供することにある。
本発明によれば、
走行装置における走行駆動源の駆動力の走行駆動軸への伝達態様を切り替える、駆動伝達機構の制御装置であって、
前進レンジ、後進レンジ及びニュートラルレンジを少なくとも含む複数のシフトレンジの選択操作を受け付ける操作手段と、
前記操作手段に対する選択操作に基づいて一のシフトレンジを設定し、設定した前記シフトレンジに対応して前記駆動伝達機構を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記走行装置の走行中であって第一のシフトレンジの設定中に、前記第一のシフトレンジ以外の第二のシフトレンジの選択操作が第一の規定時間内に複数回行われたことを契機として、駆動伝達が遮断されるように前記駆動伝達機構を制御し、
前記第二のシフトレンジには、前記ニュートラルレンジと、該ニュートラルレンジ以外のシフトレンジとが含まれる、
ことを特徴とする制御装置が提供される。
また、本発明によれば、
走行装置における走行駆動源の駆動力の走行駆動軸への伝達態様を切り替える、駆動伝達機構の制御装置であって、
前進レンジ、後進レンジ及びニュートラルレンジを少なくとも含む複数のシフトレンジの選択操作を受け付ける操作手段と、
前記操作手段に対する選択操作に基づいて一のシフトレンジを設定し、設定した前記シフトレンジに対応して前記駆動伝達機構を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記走行装置の走行中であって第一のシフトレンジの設定中に、第二のシフトレンジの選択操作が第一の規定時間内に複数回行われたことを契機として、あるいは、
前記走行装置の走行中であって前記前進レンジの設定中に、前記ニュートラルレンジの選択操作が第二の規定時間以上継続したことを契機として、
前記ニュートラルレンジを設定し、駆動伝達が遮断されるように前記駆動伝達機構を制御し、
前記第二の規定時間は、前記走行装置の移動速度が速いほど長い時間である、
ことを特徴とする制御装置が提供される。
また、本発明によれば、
車両の自動変速機の制御装置であって、
前進レンジ、後進レンジ、パーキングレンジ及びニュートラルレンジを少なくとも含む複数のシフトレンジの選択操作を受け付ける操作手段と、
前記操作手段に対する選択操作に基づいて一のシフトレンジを設定し、設定した前記シフトレンジに対応して前記自動変速機を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記車両の走行中であって第一のシフトレンジの設定中に、前記第一のシフトレンジ以外の第二のシフトレンジの選択操作が第一の規定時間内に複数回行われたことを契機として、駆動伝達が遮断されるように前記自動変速機を制御し、
前記第二のシフトレンジには、前記ニュートラルレンジと、該ニュートラルレンジ以外のシフトレンジとが含まれる、
ことを特徴とする制御装置が提供される。
また、本発明によれば、
車両の自動変速機の制御装置であって、
前進レンジ、後進レンジ、パーキングレンジ及びニュートラルレンジを少なくとも含む複数のシフトレンジの選択操作を受け付ける操作手段と、
前記操作手段に対する選択操作に基づいて一のシフトレンジを設定し、設定した前記シフトレンジに対応して前記自動変速機を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記車両の走行中であって第一のシフトレンジの設定中に、第二のシフトレンジの選択操作が第一の規定時間内に複数回行われたことを契機として、あるいは、
前記車両の走行中であって前記前進レンジの設定中に、前記ニュートラルレンジの選択操作が第二の規定時間以上継続したことを契機として、
前記ニュートラルレンジを設定し、駆動伝達が遮断されるように前記自動変速機を制御し、
前記第二の規定時間は、前記車両の移動速度が速いほど長い時間である、
ことを特徴とする制御装置が提供される。
本発明によれば、走行中における駆動伝達の遮断に関し、運転者の操作意図をより正確に認識可能な技術を提供することができる。
実施形態に係る制御装置のブロック図。 シフトレンジの設定変更例を示すタイミングチャート。 シフトレンジの他の設定変更例を示すタイミングチャート。 操作レバーの操作例を示す図。 (A)及び(B)は図1の制御装置が実行する処理例を示すフローチャート。 図1の制御装置が実行する処理例を示すフローチャート。 シフトセレクタの他の例を示す図。
図1は本発明の一実施形態に係る制御装置1のブロック図である。制御装置1は、車両Vの自動変速機101を制御する装置である。車両Vは本実施形態では四輪の車両(自動車)であり、走行駆動源として内燃機関100を備える。自動変速機101は内燃機関100の駆動力の伝達態様を切り替える。内燃機関100の駆動力は自動変速機101で変速されて終減速装置102へ伝達され、更に走行駆動軸103を介して走行輪である駆動輪104を回転させる。自動変速機101は、前進回転、後進回転、伝達遮断等のように内燃機関100の駆動力の走行駆動軸103への伝達態様を切り替える。
自動変速機101は本実施形態の場合、有段変速機であるが、無段変速機であってもよく、また、有段変速機のうち、トルクコンバータ式の有段変速機であってもよいし、デュアルクラッチ式の有段変速機であってもよい。自動変速機101は、その内部機構を駆動する複数のアクチュエータ101aを備える。アクチュエータ101aは、例えば、油圧制御バルブやモータ、電磁ソレノイドである。アクチュエータ101aを駆動することで、変速段を切り替えることができる。
制御装置1は自動変速機101を制御するECUであり、CPU等の処理部2と、RAM、ROM等の記憶部3と、外部デバイスと処理部2との信号の送受信を中継するインタフェース(I/F)部4とを含む。処理部2は記憶部3に記憶されたプログラムを実行し、シフトセレクタ5や、車速やエンジン回転数を検知するセンサ等、各種のセンサ(不図示)の検出結果に基づいて、アクチュエータ101aを制御する。
シフトセレクタ5は、車両Vの運転席近傍に配置され、運転者による複数のシフトレンジの選択操作を受け付けるシフトバイワイヤ式のレンジ選択装置である。本実施形態のシフトセレクタ5は、操作レバー6と、Pレンジ選択ボタン7と、表示器6a〜6e及び7aを含む。シフトセレクタ5は、操作レバー6の変位を検知するセンサ、Pレンジ選択ボタン7の押下を検知するセンサを備え、I/F部4を介して処理部2へ検知結果(信号)を送信する。表示器6a〜6e及び7aはLED等の発光素子であり、I/F部4を介した処理部2からの制御信号により発光、消灯が制御される。
本実施形態の場合、シフトレンジの種類は、Dレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Pレンジ及びLレンジの5種類である。Dレンジ、Rレンジ、Lレンジは車両Vを推進させる点で走行レンジであり、Nレンジ及びPレンジは車両Vを推進しない点で非走行レンジである。
Dレンジは車両Vを前進させるシフトレンジである。Dレンジの選択中、車両Vの走行状態に応じて変速段が自動的に切り替えられる。変速段は例えば1速〜6速である。Rレンジは車両Vを後進させるシフトレンジである。本実施形態の場合、Rレンジでの変速段数は1つである。Nレンジはニュートラルレンジであり、自動変速機101がニュートラルに制御される。つまり、内燃機関100の駆動力の終減速装置102への駆動伝達を遮断するシフトレンジである。Pレンジはパーキングレンジであり、車両Vの停車中に停車状態を維持するためのシフトレンジである。Lレンジは低速レンジであり、前進一速が確立されるシフトレンジである。
本実施形態の場合、運転者は操作レバー6に対する操作によりDレンジ、Rレンジ、Nレンジ及びLレンジを選択可能であり、Pレンジ選択ボタン7でPレンジを選択可能である。しかし、Pレンジ選択ボタン7を省略し、Pレンジも操作レバー6で選択可能な構成としてもよい。操作レバー6は図示の位置をホームポジションとし、不図示のバネによりホームポジションに付勢される一方、矢印d1〜d4方向に変位可能に構成されている。操作レバー6がホームポジションに位置していることは表示器6aの点灯により運転者に報知される。
操作レバー6を矢印d1で示すように同図右側に傾倒することにより、操作レバー6がNレンジの選択位置に変位し、運転者はNレンジを選択することができる。Nレンジの選択操作が行われている場合、表示器6dが点灯する。操作レバー6を矢印d2で示すように同図右側に傾倒して更に同図下側に傾倒することにより、操作レバー6がDレンジの選択位置に変位し、運転者はDレンジを選択することができる。Dレンジの選択操作が行われている場合、表示器6bが点灯する。操作レバー6を矢印d3で示すように同図右側に傾倒して更に同図上側に傾倒することにより、操作レバー6がRレンジの選択位置に変位し、運転者はRレンジを選択することができる。Rレンジの選択操作が行われている場合、表示器6cが点灯する。
操作レバー6を矢印d4で示すように同図下側に傾倒することにより、操作レバー6がLレンジの選択位置に変位し、運転者はLレンジを選択することができる。Lレンジの選択操作が行われている場合、表示器6eが点灯する。Pレンジ選択ボタン7の押下をすることにより、運転者はPレンジを選択することができる。Pレンジの設定中、表示器7aが点灯する。
シフトレンジの選択操作は、基本的に、予め定めた有効化規定時間だけ操作が継続すると有効に受け付けられる。有効化規定時間は、シフトレンジの種類によって異なる時間とすることができ、また、車速に応じて異なるものとすることができる。例えば、車速が0或いは極低速の場合は相対的に短い時間とし、車速が一定以上の場合は相対的に長い時間とすることができる。これにより、車両Vの走行中に誤ってシフトレンジが変更されることを防止できる。選択操作の継続時間に関わらず、選択操作を有効に受け付けない場合もある。例えば、所定車速以上で前進走行中にPレンジの選択は禁止される等、車両Vの運転状態に応じて選択が規制される。
Nレンジの選択が車両Vの走行中に有効化されると、エンジンブレーキが急に効かなくなる等、運転者に違和感を与える場合がある。一方、燃費改善や障害回避のために、走行中に運転者がNレンジを選択したい場合もある。このため、車両Vの走行中におけるNレンジの有効化については、誤認識を回避しつつ運転者の利便性を高める必要がある。本実施形態の場合、走行中、長押しによるNレンジ選択と、複数回操作によるNレンジ選択とが可能となっている。
図2は長押しによるNレンジ選択の例を示すタイミングチャートである。同図において、「車速」とは車両Vの前進走行速度を示しており、図示の例では停車中と、規定速度以上(走行)とを例示している。「操作ポジション」とは操作レバー6の位置を意味し、運転者の選択操作を示している。「H」はホームポジション、「N」はNレンジの選択操作(図1の矢印d1参照)、「D」はDレンジの選択操作(図1の矢印d2参照)を示している。操作レバー6がホームポジションにあることをHポジション、Nレンジの選択操作がなされたときの操作レバー6の位置をNポジション等と呼ぶ。
「操作有効化タイミング」とは、運転者の選択操作が有効化されたタイミングを示しており、「○」が有効に受け付けられたことを示し、「×」が受け付けられなかったことを示している。「規定時間」は選択操作が有効となるための選択操作の要継続時間を示している。Nレンジの選択操作は、停車中は規定時間NT1だけ継続された場合に有効に受け付けられ、所定車速以上の場合は規定時間NT2だけ継続された場合に有効に受け付けられる。
「設定レンジ」とは、制御装置1が運転者の選択操作に基づいて設定したシフトレンジである。すなわち、選択操作を有効に受け付けた場合に切り替えを決定したシフトレンジを意味する。制御装置1は設定したシフトレンジに対応して自動変速機101を制御する。
図2で想定された操作の流れと「設定レンジ」の変化について説明する。Dレンジ設定中に停車中に操作レバー6がHポジションからNポジションへ変位され、時間NT1以上維持されている。これにより、「設定レンジ」がDレンジからNレンジへ切り替えられている。自動変速機101は駆動伝達を遮断するニュートラルの状態に制御される。
その後、操作レバー6がHポジションからDポジションへ変位され、Dレンジに対応する規定時間DT以上、選択操作が維持されている。これにより、「設定レンジ」がNレンジからDレンジへ切り替えられている。自動変速機101は駆動伝達を行う状態(例えば1速)に制御される。なお、本実施形態の場合、規定時間DTは規定時間NT1よりも短い時間とされており、DレンジがNレンジよりも選択し易い制御となっている。
その後、車両Vが走行を開始し、規定車速以上で走行している。ここで、Nレンジに対応する規定時間はNT2となる。NT1<NT2の関係にあり、走行中にNレンジを選択する場合には操作レバー6を長押しする必要がある。操作レバー6がHポジションからNポジションへ変位されるも、時間NT2経過前にHポジションに戻っているため、「設定レンジ」は切り替えられず、Dレンジが維持される。その後、再び操作レバー6がHポジションからNポジションへ変位され、今度は時間NT2以上維持されている。これを契機として「設定レンジ」はNレンジに切り替えられている。
このように本実施形態では、走行中にNレンジを選択する場合には操作レバー6を長押しする必要があるため、誤操作によってNレンジが設定されてしまう場合を回避でき、運転者の操作意図をより的確にシフトレンジの設定に反映することができる。
図3は複数回操作によるNレンジ選択の例を示すタイミングチャートである。同図の用語の意味は図2に示した用語の意味と基本的に同じである。規定時間(回数用)とは、複数回操作が有効にカウントされる時間を示している。図3の例の場合、規定時間NT3の間に2回の選択操作があった場合に選択操作が有効化される。
図3で想定された操作の流れと「設定レンジ」の変化について説明する。図2の例と同様に、Dレンジ設定中に停車中に操作レバー6がHポジションからNポジションへ変位され、その規定時間(NT1)以上維持されて「設定レンジ」がDレンジからNレンジへ切り替えられている。その後、操作レバー6がHポジションからDポジションへ変位され、Dレンジに対応する規定時間(DT)以上、選択操作が維持されて「設定レンジ」がNレンジからDレンジへ切り替えられている。
その後、車両Vが走行を開始し、規定車速以上で走行している。操作レバー6がHポジションからNポジションへ変位されると、規定時間NT3の計時が開始される。Nポジションが規定時間(例えばNT1と同じ時間)維持されて、1回目の選択操作が受け付けられる。但し、この段階では「設定レンジ」はNレンジに切り替えられず、Dレンジのままである。続いて、規定時間NT3の経過前に操作レバー6がHポジションからNポジションへ再び変位され、Nポジションが規定時間(ここも例えばNT1と同じ時間)維持されて、2回目の選択操作が受け付けられる。これを契機として「設定レンジ」はNレンジに切り替えられる。
図4は複数回操作によるNレンジの選択における操作レバー6の操作態様を例示している。状態ST1で運転者の操作によって操作レバー6がHポジションからNポジションへ変位されて1回目の選択操作が行われている。状態ST2では運転者の操作又はシフトセレクタ5に内蔵される上記のばねの付勢により、操作レバー6がNポジションからHポジションへ戻る。そして、状態ST3では状態ST3で運転者の操作によって操作レバー6が再びHポジションからNポジションへ変位されて2回目の選択操作が行われている。これにより、Nレンジ選択が確定する。運転者は、操作レバー6を、”コン、コン”と2回右に押圧することでNレンジを選択することができる。
このように本実施形態では、走行中にNレンジを選択する場合には、規定時間NT3の間に操作レバー6を複数回操作する必要があるため、誤操作によってNレンジが設定されてしまう場合を回避でき、運転者の操作意図をより正確かつ的確にシフトレンジの設定に反映することができる。
本実施形態では、車両Vの走行中、図2を参照して説明した長押しによるNレンジ選択と、図3及び図4を参照して説明した複数回操作によるNレンジ選択とを併用している。後者の複数回操作によるNレンジ選択だけでもよいが、2種類の選択操作を用意しておくことで、運転者の利便性を向上できる。長押しによるNレンジ選択と、複数回操作によるNレンジ選択との違いについて述べると、前者は選択操作が有効化されるまで時間を要する一方、操作が簡単であるため、操作の確実性が高いという特徴がある。後者は、比較的短時間で選択操作を有効化されることが可能であり、緊急性が高い場合に適している。このため、規定時間NT3は規定時間NT2よりも短い時間であってもよい。
図5(A)及び図5(B)並びに図6を参照して処理部2が実行する処理例について説明する。図5(A)は自動変速機101の制御に関わる全体の制御処理を示している。S1では図2〜図4を参照して説明した内容を含むシフトレンジの設定に関する処理を行う。S2ではS1で設定したシフトレンジに基づいてアクチュエータ101aの制御を行う。例えば、Nレンジを設定した場合は駆動伝達を遮断するように自動変速機101を制御する。
図5(B)はS1のシフトレンジ設定処理に含まれる処理例を示しており、特に、図2を参照して説明した長押しによるNレンジ選択に関わる長押し設定処理の例を示すフローチャートである。同図の例は、設定レンジがDレンジで車両Vの車速が規定車速以上で走行している場合に実行され、長押しによりDレンジからNレンジへシフトレンジの設定を切り替えるための処理例を示している。
11では、現在の操作ポジションがHポジションか否かを判定する。現在の操作ポジションがHポジションである場合はS18へ進み、Hポジションでない場合はS12へ進む。S1では現在の設定レンジを維持して処理を終了する。
S12では、操作レバー6がHポジションから、Nポジションへ変位されたか否かを判定する。該当する場合はS15へ進み、該当しない場合はS13へ進む。S15では長押しの規定時間(図2の規定時間NT2)の経過を判定するためのタイマーの計時を開始する。
S13では、現在の操作ポジションがNポジションか否かを判定する。該当する場合はS16へ進み、該当しない場合はS14へ進む。すなわち、S12でHポジションからNポジションへの切替操作が検知されてS15でタイマーの計時が開始された後、Nポジションが維持されている間は、運転者の操作意図が長押し設定の可能性があると推定してS16へ進むことになる一方、Nポジションが維持されなくなった場合は運転者の操作意図が長押し設定ではないと判定してS14へ進むことになる。
S14では、操作レバー6がNポジション以外のポジションに変位されたと判定し、タイマーの計時を継続中である場合はこれを終了して処理を終了する。
S16では、S15で計時を開始したタイマーを参照して長押しの規定時間を経過したか否かを判定する。経過していない場合はS18へ進み、経過している場合はS17へ進む。S17では、設定レンジをNレンジに切り替える。これにより自動変速機101がニュートラルに制御される。
図6はS1のシフトレンジ設定処理に含まれる処理例を示しており、特に、図3及び図4を参照して説明した複数回操作によるNレンジ選択に関わる連続操作設定処理の例を示すフローチャートである。同図の処理は、Dレンジの設定中に実行される。本実施形態の場合、Nレンジの選択操作だけでなく、Nレンジ以外の選択操作が規定時間(図3の規定時間TN3)以内に複数回連続して行われた場合も、設定レンジをNレンジに変更する。Nレンジの選択操作に囚われる必要がなくなるため、より緊急性が高い場合に運転者がNレンジを選択した際の利便性を向上できる。無論、Nレンジの選択操作が複数回連続して行われた場合のみ、設定レンジをNレンジに変更してもよい。
S21ではシフトレンジの選択操作が行われたか否かを判定する。ここでは、Pレンジ選択ボタン7の押下、或いは、操作レバー6に対するNレンジ、Rレンジ、Lレンジの選択操作があった場合はS22へ進み、そうでない場合はS23へ進む。S22ではトリガポジションを、S21で判定した選択操作に設定する。トリガポジションとは、複数回操作の対象となり得る選択操作を示す情報として利用される、処理上のパラメータである。
S23では車両Vの車速が規定車速以上か否か(閾値を超えるか否か)を判定する。規定車速以上の場合はS26へ進み、そうでない場合はS24へ進む。S26では連続操作回数を示すカウンタが0か否かを判定する。カウンタが0の場合はS32へ進み、カウンタが1以上の場合はS27へ進む。
S32、S33では初回の選択操作に関わる処理を行う。S32では規定時間(図3の規定時間TN3)の経過を判定するためのタイマーの計時を開始する。S33では判定ポジションをS22で設定したトリガポジションに設定し、S25へ進む。判定ポジションとは、同じ選択操作が連続して行われたか否かを判定するために利用される、処理上のパラメータである。
S27〜S30は2回目以降の選択操作に関わる処理を行う。S27ではS32で計時を開始したタイマが規定時間を経過していないか否かを判定する。経過している場合はS24へ進み、経過していない場合はS28へ進む。S24では規定時間を経過しているので、複数回操作によるNレンジの選択が成立しないとしてカウンタ、タイマーをリセットしてS25へ進む。S25では現在の設定レンジを維持する。
S28では、S22で設定したトリガポジションが、S33で設定した判定ポジションと同じか否か(同じレンジ選択操作が繰り返されているか)を判定する。同じ場合はS29へ進み、異なる場合は複数回操作によるNレンジの選択が成立しないとしてS24へ進む。S29ではカウンタを一つカウントアップする。S30ではカウンタの値が閾値に達したか否かを判定する。図3の例ではこの閾値は2回であったが、3回以上であってもよい。カウンタの値が閾値に達している場合、設定レンジをNレンジに切り替える。これにより自動変速機101がニュートラルに制御される。その後、タイマー、カウンタをリセットして処理を終了する。
図6の処理例によれば、例えば、S30の閾値を2回とした場合、規定時間内にNレンジ選択操作→Nレンジ選択操作とNレンジ選択操作が2回連続すると自動変速機101がニュートラルに制御される。また、規定時間内にPレンジ選択操作→Pレンジ選択操作とPレンジ選択操作が2回連続した場合も、自動変速機101がニュートラルに制御される。複数回の選択操作を要求することで、運転者の選択意図を誤認識する可能性を低くすることができ、運転者としても選択意図をシステム側へ認識させやすくなる。
<シフトセレクタの他の構成例>
図1の例ではシフトセレクタ5が操作レバー6を含む構成としたが、ボタンのみの構成であってもよい。図7はシフトセレクタ5に代わるシフトセレクタ10を示している。シフトセレクタ10はPレンジ選択ボタン11、Rレンジ選択ボタン12、Nレンジ選択ボタン13、Dレンジ選択ボタン14を含む。図示の例ではLレンジの選択ボタンは無いが、設けてもよい。
シフトセレクタ10において、図2及び図5(B)の長押しによるNレンジ選択に関わる処理を行う場合、Nレンジ選択ボタン13の押下時間が規定時間NT2以上か否かを基準として設定レンジの切り替えを行うことができる。図3、図4及び図6の複数回操作によるNレンジ選択に関わる処理を行う場合、規定時間NT3内にNレンジ選択ボタン13の押下回数が所定回数に達したか否かを基準として設定レンジの切り替えを行うことができる。また、Nレンジ選択ボタン13だけではなく、Pレンジ選択ボタン11やRレンジ選択ボタン12の押下回数が所定回数に達したか否かを基準として設定レンジの切り替えを行ってもよい。
<他の実施形態>
上記実施形態では車両Vとして四輪車を例示したが、二輪車等他の種類の車両であってもよく、更に、クローラ等の車輪以外の走行機構を備えた作業機、船舶など、人間が操縦する各種の輸送機器であってもよい。
上記実施形態では走行駆動源を内燃機関100としてが、内燃機関100に代えて電動モータであってもよく、或いは、内燃機関と電動モータを併用してもよい。
上記実施形態では、駆動伝達機構として自動変速機101を例示したが、変速機構を持たない駆動伝達機構(例えば前進1段、後進1段の切り替えを行う駆動伝達機構)も採用可能である。
上記実施形態では、図3、図4及び図6の複数回操作によるNレンジ選択において、同じシフトレンジの連続選択動作を要件としたが、規定時間NT3内に他のシフトレンジの選択動作が含まれていてもよい。例えば、選択操作の回数の条件を2回とした場合、規定時間NT3内に、Nレンジ選択→Rレンジ選択→Nレンジ選択と選択操作がなされた場合、Nレンジ選択が2回行われているので設定レンジをNレンジに切り替えてもよい。
上記実施形態では、図2及び図5(B)の長押しによるNレンジ選択において、長押しの規定時間NT2を固定値としたが、車速が速い程、長い時間となる可変値であってもよい。高速走行中にNレンジが設定され難くすることで、高速域で運転者が意図せずに駆動伝達が遮断されることをより確実に防止することができる。
上記実施形態では、図2及び図5(B)の長押しによるNレンジ選択、及び、図3、図4及び図6の複数回操作によるNレンジ選択のいずれにおいてもDレンジ設定中を対象としたが、Rレンジ設定中で車両が後進している場合を対象としてもよい。その際、図3、図4及び図6の複数回操作によるNレンジ選択においては、Dレンジの選択操作が規定時間内に複数回行われることによりNレンジを設定してもよい。
上記実施形態では、シフトレンジの種類にPレンジを含めたが、Pレンジが無いない構成も採用可能であり、逆に、別のシフトレンジが追加されてもよい。
<実施形態のまとめ>
1.上記実施形態の制御装置(例えば1)は、
走行装置(例えばV)における走行駆動源(例えば100)の駆動力の走行駆動軸(例えば103)への伝達態様を切り替える、駆動伝達機構(例えば101)の制御装置であって、
前進レンジ、後進レンジ及びニュートラルレンジを少なくとも含む複数のシフトレンジの選択操作を受け付ける操作手段(例えば6,10)と、
前記操作手段に対する選択操作に基づいて一のシフトレンジを設定し、設定した前記シフトレンジに対応して前記駆動伝達機構を制御する制御手段(例えば1,2)と、を備え、
前記制御手段は、
前記走行装置の走行中であって第一のシフトレンジの設定中に、第二のシフトレンジの選択操作が第一の規定時間(例えばNT3)内に複数回行われたことを契機として、駆動伝達が遮断されるように前記駆動伝達機構を制御する(例えば図3,図4,図6)。
この実施形態によれば、前記第二のシフトレンジの選択操作を複数回行う必要があるため、誤操作によって駆動伝達が遮断されることを回避でき、走行中における駆動伝達の遮断に関し、運転者の操作意図をより正確に認識可能な技術を提供することができる。
2.上記実施形態では、
前記制御手段は、
前記走行装置の走行中であって前記前進レンジの設定中に、前記ニュートラルレンジの選択操作が第二の規定時間(例えばNT2)以上継続したことを契機として前記ニュートラルレンジを設定し、駆動伝達が遮断されるように前記駆動伝達機構を制御する(例えば図2,図5(B))。
この実施形態によれば、複数回の選択操作に加えて前記ニュートラルレンジの選択操作を前記第二の規定時間以上継続することによっても駆動伝達の遮断が可能であり、運転者の利便性を向上できる。また、前記ニュートラルレンジの選択操作を前記第二の規定時間以上要求することで運転者の操作意図をより正確に認識可能な技術を提供することができる。
3.上記実施形態では、
前記第二の規定時間は、前記走行装置の移動速度が速いほど長い時間である。
この実施形態では、高速域で運転者が意図せずに駆動伝達が遮断されることをより確実に防止することができる。
4.上記実施形態では、
前記第一の規定時間は前記第二の規定時間よりも短い時間である。
この実施形態によれば、比較的短時間で駆動伝達遮断のための選択操作が有効化され、緊急性が高い場合に効果的である。
5.上記実施形態では、
前記操作手段は、ホームポジションと、シフトレンジを選択する複数の選択位置との間で変位可能に設けられた操作レバー(例えば6)を含み、
前記第二のシフトレンジの選択操作とは、前記ホームポジションから前記第二のシフトレンジに対応した選択位置への前記操作レバーの変位操作である。
この実施形態によれば、操作レバーを採用したシステムにおいて、運転者の操作意図をより正確に認識可能な技術を提供することができる。
6.上記実施形態では、
前記操作手段は、シフトレンジを選択する複数のボタン(例えば11-14)を含み、
前記第二のシフトレンジの選択操作とは、前記第二のシフトレンジに対応したボタンの押下操作である。
この実施形態によれば、複数のボタンを採用したシステムにおいて、運転者の操作意図をより正確に認識可能な技術を提供することができる。
7.上記実施形態では、
前記第一のシフトレンジが前記前進レンジであり、前記第二のシフトレンジが前記前進レンジ以外の任意のシフトレンジ(例えばR,P,L,N)である。
この実施形態によれば、選択操作の種類が寛容になり、緊急性が高い場合に効果的である。
8.上記実施形態の制御装置(例えば1)は、
車両(例えばV)の自動変速機(例えば101)の制御装置(例えば1)であって、
前進レンジ、後進レンジ、パーキングレンジ及びニュートラルレンジを少なくとも含む複数のシフトレンジの選択操作を受け付ける操作手段(例えば6,10)と、
前記操作手段に対する選択操作に基づいて一のシフトレンジを設定し、設定した前記シフトレンジに対応して前記自動変速機を制御する制御手段(例えば1,2)と、を備え、
前記制御手段は、
前記車両の走行中であって第一のシフトレンジの設定中に、第二のシフトレンジの選択操作が第一の規定時間内に複数回行われたことを契機として、駆動伝達が遮断されるように前記自動変速機を制御する(例えば図3,図4,図6)。
この実施形態によれば、前記第二のシフトレンジの選択操作を複数回行う必要があるため、誤操作によって駆動伝達が遮断されることを回避でき、走行中における駆動伝達の遮断に関し、運転者の操作意図をより正確に認識可能な技術を提供することができる。
V 車両、1 制御装置、6 操作レバー、10 シフトセレクタ、101 自動変速機

Claims (7)

  1. 走行装置における走行駆動源の駆動力の走行駆動軸への伝達態様を切り替える、駆動伝達機構の制御装置であって、
    前進レンジ、後進レンジ及びニュートラルレンジを少なくとも含む複数のシフトレンジの選択操作を受け付ける操作手段と、
    前記操作手段に対する選択操作に基づいて一のシフトレンジを設定し、設定した前記シフトレンジに対応して前記駆動伝達機構を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記走行装置の走行中であって第一のシフトレンジの設定中に、前記第一のシフトレンジ以外の第二のシフトレンジの選択操作が第一の規定時間内に複数回行われたことを契機として、駆動伝達が遮断されるように前記駆動伝達機構を制御し、
    前記第二のシフトレンジには、前記ニュートラルレンジと、該ニュートラルレンジ以外のシフトレンジとが含まれる、
    ことを特徴とする制御装置。
  2. 走行装置における走行駆動源の駆動力の走行駆動軸への伝達態様を切り替える、駆動伝達機構の制御装置であって、
    前進レンジ、後進レンジ及びニュートラルレンジを少なくとも含む複数のシフトレンジの選択操作を受け付ける操作手段と、
    前記操作手段に対する選択操作に基づいて一のシフトレンジを設定し、設定した前記シフトレンジに対応して前記駆動伝達機構を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記走行装置の走行中であって第一のシフトレンジの設定中に、第二のシフトレンジの選択操作が第一の規定時間内に複数回行われたことを契機として、あるいは、
    前記走行装置の走行中であって前記前進レンジの設定中に、前記ニュートラルレンジの選択操作が第二の規定時間以上継続したことを契機として、
    前記ニュートラルレンジを設定し、駆動伝達が遮断されるように前記駆動伝達機構を制御し、
    前記第二の規定時間は、前記走行装置の移動速度が速いほど長い時間である、
    ことを特徴とする制御装置。
  3. 請求項に記載の制御装置であって、
    前記第一の規定時間は前記第二の規定時間よりも短い時間である、
    ことを特徴とする制御装置。
  4. 請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の制御装置であって、
    前記操作手段は、ホームポジションと、シフトレンジを選択する複数の選択位置との間で変位可能に設けられた操作レバーを含み、
    前記第二のシフトレンジの選択操作とは、前記ホームポジションから前記第二のシフトレンジに対応した選択位置への前記操作レバーの変位操作である、
    ことを特徴とする制御装置。
  5. 請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の制御装置であって、
    前記操作手段は、シフトレンジを選択する複数のボタンを含み、
    前記第二のシフトレンジの選択操作とは、前記第二のシフトレンジに対応したボタンの押下操作である、
    ことを特徴とする制御装置。
  6. 車両の自動変速機の制御装置であって、
    前進レンジ、後進レンジ、パーキングレンジ及びニュートラルレンジを少なくとも含む複数のシフトレンジの選択操作を受け付ける操作手段と、
    前記操作手段に対する選択操作に基づいて一のシフトレンジを設定し、設定した前記シフトレンジに対応して前記自動変速機を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記車両の走行中であって第一のシフトレンジの設定中に、前記第一のシフトレンジ以外の第二のシフトレンジの選択操作が第一の規定時間内に複数回行われたことを契機として、駆動伝達が遮断されるように前記自動変速機を制御し、
    前記第二のシフトレンジには、前記ニュートラルレンジと、該ニュートラルレンジ以外のシフトレンジとが含まれる、
    ことを特徴とする制御装置。
  7. 車両の自動変速機の制御装置であって、
    前進レンジ、後進レンジ、パーキングレンジ及びニュートラルレンジを少なくとも含む複数のシフトレンジの選択操作を受け付ける操作手段と、
    前記操作手段に対する選択操作に基づいて一のシフトレンジを設定し、設定した前記シフトレンジに対応して前記自動変速機を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記車両の走行中であって第一のシフトレンジの設定中に、第二のシフトレンジの選択操作が第一の規定時間内に複数回行われたことを契機として、あるいは、
    前記車両の走行中であって前記前進レンジの設定中に、前記ニュートラルレンジの選択操作が第二の規定時間以上継続したことを契機として、
    前記ニュートラルレンジを設定し、駆動伝達が遮断されるように前記自動変速機を制御し、
    前記第二の規定時間は、前記車両の移動速度が速いほど長い時間である、
    ことを特徴とする制御装置。
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