JP6643826B2 - ドアハンドル装置 - Google Patents
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Description
図1から図3は、本発明の実施形態に係る車両用のドアハンドル装置10を示す。このドアハンドル装置10は、図2Aに示すドアパネル1に配置されたベース部材15と、ベース部材15の車内側上部に回転可能に配置されたレバー部材30と、ベース部材15の車外側に回転可能に配置されたハンドルグリップ40とを備える。図2Bに示すように、ドアハンドル装置10は、ハンドルグリップ40が車外方向Zに開操作されると、図3に示すようにレバー部材30が回転する。これにより、図1に示すロッド36を介してドアに配置した図示しないラッチ機構を動作させることで、ドアが開放される。
図2Aに示すように、ドアパネル1はドアの外面を構成する。ドアパネル1には、図2AにおいてX方向であるドアの前後方向に所定間隔をあけて、第1開口部2と第2開口部3とが設けられている。図2Aにおいて右側に位置する第1開口部2には、ハンドルグリップ40の一端側のアーム部45が車外側から挿通される。図2Aにおいて左側に位置する第2開口部3には、ハンドルグリップ40の他端側の挿通部48が車外側から挿通される。ドアパネル1の第1開口部2と第2開口部3の間には、車内方向Zに向けて窪む湾曲部4が形成されている。
図2Aを併せて図4Aから図5を参照すると、 ベース部材15は、ドアパネル1の湾曲部4に沿う曲面を備え、ドアパネル1の車内側に配置されている。ベース部材15には、第1開口部2の左側に位置するように第1ネジ孔16が設けられ、第2開口部3の左側に位置するように第2ネジ孔17が設けられている。図2Aに最も明瞭に示すように、第1ネジ孔16にネジを貫通させてドアパネル1のネジ止め部5に締め付けることで、ベース部材15がドアパネル1に固定されている。また、第2ネジ孔17にネジを貫通させ、ドアパネル1の車外側に配置したエンドカバー27のボス28にネジを締め付けることで、ベース部材15とエンドカバー27との間にドアパネル1が挟み込んで固定されている。
図3に示すように、レバー部材30は、ドアの前後方向Xに沿って突出し、ベース部材15の軸受け25(図4A参照)に回転可能に取り付けられる回転軸31を備える。この回転軸31には、レバー部材30を図3に示す非操作位置に付勢するリターンスプリング(付勢部材)35が配置されている。レバー部材30の下部には、ガイド孔20内に突出する操作受部32が設けられている。また、レバー部材30の上部には、ロッド36を回転可能に連結するロッド連結孔33が設けられている。
図6を併せて図2Aから図4Bを参照すると、ハンドルグリップ40は、ベース部材15に対してドアパネル1を挟んで車外側に配置されている。本実施形態のハンドルグリップ40は、ベース部材15のガイド孔20内に配置される挿通部本体50に別部材からなるスライドガイド60を取り付けることで、ベース部材15に対するガタツキを抑制するとともに、操作性を向上している。
図2A及び図2Bに示すように、挿通部本体50は、ハンドルグリップ40の非操作位置及び操作位置のいずれでも、先端がガイド孔20内に位置する寸法で形成されている。図3を併せて参照すると、挿通部本体50の先端には、操作受部32に係合してレバー部材30を操作する操作部51が設けられている。操作部51は、前後方向Xに沿って軸支部19に向けて突出されている。この操作部51の突出方向は、ベース部材15に対するハンドルグリップ40の取付方向と同一である。また、挿通部本体50には、操作部51と係合するレバー部材30の操作受部32を作動可能に配置するための切欠部52が設けられている。この切欠部52は、挿通部本体50の回転軸部46側から逆向きに窪むように設けられている。
図10A及び図10Bを併せて図12Aから図13Bを参照すると、スライドガイド60は、一対の側方フレーム61A,61Bと、これら側方フレーム61A,61Bを連結する連結部66A,66Bとを備えている。このスライドガイド60は、ハンドルグリップ40の挿通部本体50より、ベース部材15の規制部22A,22Bに対する摺動抵抗が低い材料で形成されている。例えばベース部材15はガラス入りナイロン製であり、グリップ本体42はガラス入りナイロン製であり、スライドガイド60はポリエステルエラストマ製である。
まず、グリップ本体42の挿通部本体50にスライドガイド60を取り付ける際には、図15Aに示すように、スライドガイド60のカバー部71の突出側に挿通部本体50を配置する。ついで、図15B及び図16Aに示すように、挿通部本体50先端の操作部51を、一対の側方フレーム61A,61B、中央連結部74及び連結部66Bで囲まれたスライドガイド60の空間に差し込み、貫通させる。
図2A、図7A及び図7Bに示すように、ハンドルグリップ40が非操作位置に回転している状態では、ハンドルグリップ40の挿通部48の摺接部68がベース部材15の規制部22Aに弾性的に当接している。これにより挿通部48が下向きに付勢され、摺接部68の反対側に位置する当接部70Bが規制部22Bに当接している。これによりハンドルグリップ40の挿通部48は、ベース部材15の規制部22A,22B間に圧接される。よって、ハンドルグリップ40の上下方向のガタツキを抑制できる。
2 第1開口部
3 第2開口部
4 湾曲部
5 ネジ止め部
10 ドアハンドル装置
15 ベース部材
16 第1ネジ孔
17 第2ネジ孔
18 アーム取付孔
19 軸支部(軸受部)
20 ガイド孔
21a〜21d 壁
22A,22B 規制部
22a 凹部
22b 面取部
23 差込部
24 ガイド部
25 軸受け
27 エンドカバー
28 ボス
29 付勢スプリング
30 レバー部材
31 回転軸
32 操作受部
33 ロッド連結孔
35 リターンスプリング(付勢部材)
36 ロッド
40 ハンドルグリップ
42 グリップ本体
43 ハンドルカバー
45 アーム部
46 回転軸部(軸着部)
47 分割用スリット
48 挿通部
50 挿通部本体
50a 上面
50b 下面
50c 端面
51 操作部
52 切欠部
52a 段部
53a〜53d 固定用凸部(固定部)
54 位置決め凸部
54a 先端
54b 基端
55 突出部
56 係止受部
60 スライドガイド
61A,61B 側方フレーム
62 ストッパ部
63a〜63d 固定用凹部(固定部)
64 内壁部
65 位置決め段部
66A,66B 連結部
67 伸縮部
68 摺接部
68a 頂部
69 スリット
70A,70B 当接部
71 カバー部
72 開口部
73 スリット
74 中央連結部
74a 端面部
74b 対向面部
75 第1位置決め部
76 第2位置決め部
77 係止爪
Claims (5)
- 軸受部を有するベース部材と、
前記軸受部に取り付けられる軸着部と、この軸着部の反対側に設けられてドアの内側に向けて突出する挿通部とを有し、前記ベース部材に沿った非操作位置と前記挿通部側が前記ベース部材から離れる方向に移動した操作位置との間を前記軸着部回りに回転可能に配置されたハンドルグリップと、
前記ハンドルグリップを前記非操作位置に向けて付勢する付勢部材とを備え、
前記ベース部材は、前記ハンドルグリップの回転軸線が延びる方向に前記挿通部が移動することを規制する規制部を有し、
前記ハンドルグリップの前記挿通部に、前記ハンドルグリップが前記非操作位置にあるときに前記規制部と当接し、前記ハンドルグリップが非操作位置から操作位置へ回転することに伴って、前記規制部と当接しない部分に位置する摺接部が設けられており、
前記ベース部材及び前記ハンドルグリップは、回転軸線が上下方向に延びるように配置され、
前記摺接部は、前記ハンドルグリップの前記挿通部の上側だけに弾性的に変形可能に設けられている、ドアハンドル装置。 - 前記摺接部は、前記ハンドルグリップとは別部材で、前記ハンドルグリップに設けた挿通部本体に装着されるスライドガイドに設けられており、
前記スライドガイドは、前記ハンドルグリップが前記操作位置にあるときに、前記規制部に当接可能な間隔をあけて位置する一対の当接部を備えている、請求項1に記載のドアハンドル装置。 - 前記スライドガイドは、前記ハンドルグリップの回転軸線が延びる方向における前記挿通部本体の両側にそれぞれ配置された一対の板状側方フレームと、これら一対の板状側方フレームを連結する連結部とを備え、
前記板状側方フレームに、前記当接部が設けられるとともに、前記当接部より突出するように前記摺接部が設けられている、請求項2に記載のドアハンドル装置。 - 前記スライドガイドは、前記ハンドルグリップの前記挿通部本体よりも前記ベース部材の前記規制部に対する摺動抵抗が低い材料で形成されている、請求項2又は請求項3に記載のドアハンドル装置。
- 前記ハンドルグリップの前記挿通部本体に、前記ベース部材に回転可能に軸支されたレバー部材に係合し、このレバー部材を操作する操作部が設けられ、
前記スライドガイドに、前記操作部を覆うカバー部が一体成形されている、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載のドアハンドル装置。
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