JP6642179B2 - 内燃機関 - Google Patents
内燃機関 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6642179B2 JP6642179B2 JP2016061673A JP2016061673A JP6642179B2 JP 6642179 B2 JP6642179 B2 JP 6642179B2 JP 2016061673 A JP2016061673 A JP 2016061673A JP 2016061673 A JP2016061673 A JP 2016061673A JP 6642179 B2 JP6642179 B2 JP 6642179B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intake
- intercooler
- shutter
- intake air
- exhaust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Supercharger (AREA)
Description
上記(2)の構成によれば、ゲートは、通気口を有するので、通気口を通る吸気が噴流となり、インタークーラの下流域で凝縮した凝縮水を確実に吹き飛ばすことができる。
上記(3)の構成によれば、ゲートは、アルミ製であるので、熱伝導性に優れ、冷却効率を高めることができる。
上記(4)の構成によれば、ゲートは、マグネシウムで被覆されるので、酸性液中でゲート(母材となるアルミ)を保護することができる。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
また例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
また、各吸気ポート221には、吸気ポート221を開閉する吸気弁26が取り付けられている。吸気ポート221は、吸入行程において開放され、吸気ポート221からシリンダ内に混合ガスの吸入が可能となり、圧縮行程、膨張行程及び排気行程において閉鎖される。
また、各排気ポート222には、排気ポート222を開閉する排気弁27が取り付けられている。排気ポート222は、排気行程において開放され、排気ポート222から排気ガスの排出が可能となり、吸入行程、圧縮行程及び膨張工程において閉鎖される。これにより、燃焼室は、圧縮行程と膨張工程において閉鎖される。
尚、インタークーラ71とインテークマニホールド45との間にはガスケット711が設けられ、インタークーラ71とインテークマニホールド45との間から吸気Aが漏れることがないようにシールされている。
上述した実施形態では、上部に収容開口(開口部)を有し、インタークーラ71が該収容開口から下方に収容される例を示したが、これに限られるものではなく、例えば、側部又は下部に収容開口を有し、側方又は上方に収容されるものであってもよい。
図1に示すように、水冷式の吸気冷却装置7は、インタークーラ71、ラジエータ72及びウォータポンプ73を備えて構成されている。
冷却水層74は、カッププレート74a,74bで構成され、上カッププレート74aと下カッププレート74bが重ねられ、その間に冷却水が流れる冷却水通路が形成される。カッププレート74a,74bは、平面視矩形形状に形成され、その長手方向一端側に短辺に沿って第1開口74cと第2開口74dとが設けられている。上カッププレート74aと下カッププレート74bとの間には、長手方向に沿って延びる波板状のインナーフィン76が設けられ、これにより、冷却水通路が形成されている。また、上カッププレート74aと下カッププレート74bは、幅方向中央を長手方向に沿って延びる仕切部77を有している。これにより、上カッププレート74aと下カッププレート74bとの間には、平面視U字状を形成する冷却水通路が形成される。
EGRクーラ62は、EGR通路61に導入された排気ガスを冷却するためのものであり、EGR通路61に導入された排気ガスは、EGRクーラ62を通過する際に冷却される。
EGRバルブ63は、排気再循環する排気ガスの流量を調整するためのものであり、その開度により任意の流量の排気ガスがEGR通路61を通り吸気通路41に供給される。
図4は、本発明の実施形態1に係るインテークマニホールド45A及びインタークーラ71Aの構成を概略的に示す断面図である。図5は、図4に示したインテークマニホールド45A及びインタークーラ71Aの構成を概略的に示す断面図である。
この構成によれば、収容空間453を画成する内壁(底壁)454とインタークーラ71Aとの間に画成される隙間Tを通る吸気Aが噴流となり、インタークーラ71Aの吸気流れ方向下流域で凝縮した凝縮水Wは吹き飛ばされ(図5参照)、一度に大量の凝縮水が気筒(シリンダ)内に進入するのを防止できる。
この構成によれば、通気口81aで形成された噴流は底壁454の壁面に沿って流れ、インタークーラ71Aの吸気流れ方向下流域で凝縮した凝縮水Wを確実に吹き飛ばすことができる。
吸気口81aは、ゲート8の幅方向(吸気流れ方向と交差する方向)略全域に亘って設けられる細長い矩形の開口であって、隙間Tを狭める大きさに形成されている。
この構成によれば、プレート81が底壁454に有する溝455に収容され、ゲート8と底壁454との間に隙間Tが残るのを防止できる。
プレート81に設けられる通気口81aは、プレート81の高さ方向上半部、幅方向(吸気流れ方向と交差する方向)略全域に亘って設けられる細長い矩形の開口であって、プレート81が溝455に収容された場合にその下縁が底壁454の壁面と略面一となるように設けられている。
この構成によれば、プレート81はアルミ製であるので、ステンレス製のプレートよりも熱伝導性に優れ、インタークーラ71Aの冷却効率を高めることができる。
この構成によれば、プレート81がマグネシウムで被覆されるので、酸性液中でプレート81(母材となるアルミ)を保護することができる。すなわち、プレート81を酸性溶液中でアルミよりも溶けやすいマグネシウムで被覆することで、母材のアルミを保護することができる。
図6は、本発明の実施形態2に係るインタークーラ71Bの構成を概略的に示す斜視図である。図7及び図8は、インタークーラ71Bの構成を概略的に示す断面図であって、図7はシャッタ82Bが隙間Tを閉鎖した状態を示す図、図8は、シャッタ82Bが隙間Tを開放した状態を示す図である。
本発明の実施形態2に係るゲート8は、重力方向に昇降可能に設けられるシャッタ82Bであって、シャッタ82Bが上昇した場合に隙間Tが開放され(図8参照)、シャッタ82Bが下降した場合に隙間Tが閉鎖される(図7参照)。
この構成によれば、シャッタ82Bが上昇した場合にインタークーラ71Bの吸気流れ方向下流域で凝縮した凝縮水Wが吹き飛ばされ(図8参照)、シャッタ82Bが下降した場合に隙間Tが閉鎖され、収容空間453を画成する底壁454とインタークーラ71Bとの間に形成される隙間Tを吸気Aが流れなくなるので、吸気Aとインタークーラ71Bとの間における熱交換の効率向上を図ることができる。
この構成によれば、制御部9は、吸気Aが所定流量よりも高流量である場合にシャッタ82Bが隙間Tを閉鎖するようにアクチュエータ83を制御する一方、吸気Aが所定流量よりも低流量である場合にシャッタ82Bが隙間Tを開放するようにアクチュエータ83を制御する。したがって、吸気Aが所定流量よりも高流量である場合にはインタークーラ71Bを通過した吸気Aがインタークーラ71Bの吸気流れ方向下流域で凝縮した凝縮水Wを吹き飛ばし、吸気Aが所定流量よりも低流量である場合には隙間Tを通過した吸気Aがインタークーラ71Bの吸気流れ方向下流域で凝縮した凝縮水Wを吹き飛ばす(図8参照)。これにより、吸気Aが所定流量よりも高流量である場合と低流量である場合の両方において、インタークーラ71Bの吸気流れ方向下流域で凝縮した凝縮水Wを吹き飛ばすことができる。
尚、シャッタ82Bを重力方向に昇降させるアクチュエータ83は、ソレノイド、電動モータ等任意のものを用いることができる。
本発明の実施形態に係るシャッタ82Bはアルミ製であるので、ステンレス製のシャッタよりも熱伝導性に優れ、インタークーラ71Bの冷却効率を高めることができる。
図9は、本発明の実施形態3に係るインタークーラ71Cのシャッタを概略的に示す図である。
図9に示すように、本発明の実施形態3に係るシャッタ82Cは、上述した本発明の実施形態2に係るシャッタ82Bと同様に、重力方向に昇降可能である。また、本発明の実施形態3に係るシャッタ82Cは、重力方向にインタークーラ71Cを通過する吸気Aの流路断面積を異ならせる通気孔82C2を有する。
この構成によれば、シャッタ82Cを重力方向に昇降させることにより、インタークーラ71Cを通過する吸気Aの流路断面積を異ならせることができる。
この構成によれば、シャッタ82Cを重力方向に上昇させ、停止する位置によりインタークーラ71Cを通過する吸気Aの流路断面積を異ならせることができる。また、流路断面積が大から小に漸次移行するように設けられているので、流路断面積を大から小に漸次移行することができる。
本発明の実施形態3に係るシャッタ82Cはアルミ製であるので、ステンレス製のシャッタよりも熱伝導性に優れ、インタークーラ71Cの冷却効率を高めることができる。
2 エンジン本体(内燃機関本体)
22 シリンダヘッド
221 吸気ポート
3 燃料供給系統
4 吸気系統(吸気装置)
41 吸気通路
43 ターボチャージャ
45,45A インテークマニホールド
451 吸気ブランチ
452 本体部
453 収容空間(空間)
454 底壁
455 溝
5 排気系統
51 排気通路
52 エキゾーストマニホールド
6 排気再循環系統
61 EGR通路
62 EGRクーラ
63 EGRバルブ
7 吸気冷却装置
71,71A,71B,71C インタークーラ
72 ラジエータ
73 ウォータポンプ
74 冷却水層
74a 上カッププレート
74b 下カッププレート
74c 第1開口
74d 第2開口
75 空気層
76 インナーフィン
77 仕切部
78 コルゲートフィン
79 取付部
81 プレート
81a 通気口
82B シャッタ
82C シャッタ
82C1 通気口
82C2 通気孔
83 アクチュエータ
9 制御部
T 隙間
W 凝縮水
Claims (4)
- 内燃機関の吸気通路上に設けられるケーシングと、
前記ケーシングの内部に配置されるインタークーラと、
を含む吸気装置を備え、
前記吸気装置は、
前記インタークーラの下面に設けられ、前記インタークーラの底面と該底面と対向する前記ケーシングの内壁面との間の隙間を流通する吸気の流量を制限する板状体で構成されたゲートを吸気流れと交差する方向に備え、
前記ケーシングの内壁面は、前記ゲートの下端部を収容する溝を有する
ことを特徴とする内燃機関。 - 前記ゲートは、通気口を有することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
- 前記ゲートは、アルミ製であることを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関。
- 前記ゲートは、マグネシウムで被覆されていることを特徴とする請求項3に記載の内燃機関。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016061673A JP6642179B2 (ja) | 2016-03-25 | 2016-03-25 | 内燃機関 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016061673A JP6642179B2 (ja) | 2016-03-25 | 2016-03-25 | 内燃機関 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017172537A JP2017172537A (ja) | 2017-09-28 |
JP6642179B2 true JP6642179B2 (ja) | 2020-02-05 |
Family
ID=59972928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016061673A Active JP6642179B2 (ja) | 2016-03-25 | 2016-03-25 | 内燃機関 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6642179B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019158180A (ja) * | 2018-03-08 | 2019-09-19 | 株式会社デンソー | 車両用熱交換器 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63285255A (ja) * | 1987-05-18 | 1988-11-22 | Honda Motor Co Ltd | マグネシウム合金製吸気マニホルドおよびその鋳造方法 |
JP3684820B2 (ja) * | 1997-03-21 | 2005-08-17 | 日本軽金属株式会社 | 耐蝕性に優れたアルミニウム製水門及びその製造方法 |
FI116802B (fi) * | 2002-01-17 | 2006-02-28 | Waertsilae Finland Oy | Mäntämoottorin imuilmajärjestely |
EP1689534B1 (en) * | 2003-11-13 | 2014-04-02 | NDSU Research Foundation | Magnesium rich coatings and coating systems |
JP2013011175A (ja) * | 2011-06-28 | 2013-01-17 | Mahle Filter Systems Japan Corp | 吸気マニホールドのシール構造 |
JP5617789B2 (ja) * | 2011-07-27 | 2014-11-05 | 株式会社デンソー | 矩形用ガスケット |
JP5831790B2 (ja) * | 2011-08-11 | 2015-12-09 | 三菱自動車工業株式会社 | 内燃機関 |
JP2013221473A (ja) * | 2012-04-18 | 2013-10-28 | Toyota Motor Corp | インタークーラ |
JP5552181B2 (ja) * | 2013-05-20 | 2014-07-16 | 株式会社神戸製鋼所 | アルミニウム合金クラッド材 |
-
2016
- 2016-03-25 JP JP2016061673A patent/JP6642179B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017172537A (ja) | 2017-09-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN103362632B (zh) | 用于内燃机的进气系统 | |
US10047674B2 (en) | Exhaust device for engine | |
US8955497B2 (en) | Air intake device | |
JP5862620B2 (ja) | 内燃機関の吸気装置 | |
JP6026825B2 (ja) | 内燃機関の吸気装置 | |
CN105736192A (zh) | 发动机的排气回流装置 | |
JP6642179B2 (ja) | 内燃機関 | |
JP5393375B2 (ja) | 内燃機関 | |
JP6601291B2 (ja) | 吸気装置 | |
EP3514361B1 (en) | Multi-cylinder engine | |
JP2010180818A (ja) | 内燃機関の排気再循環装置 | |
EP3514362B1 (en) | Multi-cylinder engine, and cylinder head | |
JP6350804B2 (ja) | 内燃機関の吸気装置 | |
JP6601290B2 (ja) | 吸気装置 | |
JP7151208B2 (ja) | 多気筒エンジンの吸気装置 | |
JP5423169B2 (ja) | 内燃機関 | |
JP5345033B2 (ja) | 内燃機関 | |
JP7151209B2 (ja) | 多気筒エンジンの吸気装置 | |
JP6258654B2 (ja) | 内燃機関 | |
EP3112655A1 (en) | Intake manifold | |
JP6209989B2 (ja) | ターボ過給機付きエンジン | |
JP7127285B2 (ja) | ターボ過給機付エンジン | |
JP2011069255A (ja) | 内燃機関の燃料デリバリパイプ | |
JP2009191772A (ja) | 内燃機関のegr装置 | |
JP2020084890A (ja) | Egr装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181221 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190906 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190917 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191105 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191203 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191216 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6642179 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |