JP6601290B2 - 吸気装置 - Google Patents
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Description
上記(2)の構成によれば、板状体は、一端が吸気流れ方向上流側でケーシングの内壁面に固定され、他端が吸気流れ方向下流側でインタークーラの他方の端面に当接するので、インタークーラの他方の端面とケーシングの内壁面との間に形成される隙間は、吸気流れ方向下流側で埋めることができる。
上記(3)の構成によれば、板状体は、一端が内壁面にロウ付けされ、ボルトは、板状体の他端を他方の端面に押し付けるので、インタークーラの他方の端面とケーシングの内壁面との間に形成される隙間を確実に埋めることができる。
上記(4)の構成によれば、インタークーラの吸気流れ方向下流で凝縮した凝縮水は、ケーシングよりも先にボルトを腐食(溶損)させるので、ケーシングからボルトを取り外し、取り外したボルトを観察すれば、ケーシングの腐食(溶損)を予測することができる。
上記(5)の構成によれば、マグネシウムのほうがアルミニウムよりもイオン化傾向が大きいので、インタークーラの吸気流れ方向下流で凝縮した凝縮水は、ケーシングよりも先にボルトを腐食(溶損)させる。したがって、ケーシングからボルトを取り外し、取り外したボルトを観察すれば、ケーシングの腐食(溶損)を予測することができる。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
また例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
また、各吸気ポート221には、吸気ポート221を開閉する吸気弁26が取り付けられている。吸気ポート221は、吸入行程において開放され、吸気ポート221からシリンダ内に混合ガスの吸入が可能となり、圧縮行程、膨張行程及び排気行程において閉鎖される。
また、各排気ポート222には、排気ポート222を開閉する排気弁27が取り付けられている。排気ポート222は、排気行程において開放され、排気ポート222から排気ガスの排出が可能となり、吸入行程、圧縮行程及び膨張工程において閉鎖される。これにより、燃焼室は、圧縮行程と膨張工程において閉鎖される。
尚、インタークーラ71とインテークマニホールド45との間にはガスケット711が設けられ、インタークーラ71とインテークマニホールド45との間から吸気Aが漏れることがないようにシールされている。
上述した実施形態では、上部に収容開口(開口部)を有し、インタークーラ71が該収容開口から下方に収容される例を示したが、これに限られるものではなく、例えば、側部又は下部に収容開口を有し、側方又は上方に収容されるものであってもよい。
図1に示すように、水冷式のインタークーラ装置7は、インタークーラ71、ラジエータ72及びウォータポンプ73を備えて構成されている。
冷却水層74は、カッププレート74a,74bで構成され、上カッププレート74aと下カッププレート74bが重ねられ、その間に冷却水が流れる冷却水通路が形成される。カッププレート74a,74bは、平面視矩形形状に形成され、その長手方向一端側に短辺に沿って第1開口74cと第2開口74dとが設けられている。上カッププレート74aと下カッププレート74bとの間には、長手方向に沿って延びる波板状のインナーフィン76が設けられ、これにより、冷却水通路が形成されている。また、上カッププレート74aと下カッププレート74bは、幅方向中央を長手方向に沿って延びる仕切部77を有している。これにより、上カッププレート74aと下カッププレート74bとの間には、平面視U字状を形成する冷却水通路が形成される。
EGRクーラー62は、EGR通路61に導入された排気ガスを冷却するためのものであり、EGR通路61に導入された排気ガスは、EGRクーラー62を通過する際に冷却される。
EGRバルブ63は、排気再循環する排気ガスの流量を調整するためのものであり、その開度により任意の流量の排気ガスがEGR通路61を通り吸気通路41に供給される。
この構成によれば、インタークーラ71の下面と収容空間453を画成する内壁(底壁)454との間に形成される隙間Tが埋められ、隙間Tを吸気Aが流れることがないので、エンジン1を効率的に運転することができる。
この構成によれば、インタークーラ71の下面と収容空間453を画成する底壁454との間に形成される隙間Tは、吸気流れ方向下流側で埋めることができる。
この構成によれば、インタークーラ71の下面と収容空間453を画成する底壁454との間に形成される隙間Tを確実に埋めることができる。
この構成によれば、インタークーラ71の吸気流れ方向下流で凝縮した凝縮水Wは、インテークマニホールド45よりも先にボルト47を腐食(溶損)させるので、インテークマニホールド45からボルト47を取り外し、取り外したボルト47を観察すれば、インテークマニホールド45の腐食(溶損)を予測することができる。
この構成によれば、マグネシウムのほうがアルミニウムよりもイオン化傾向が大きいので、インタークーラ71の吸気流れ方向下流で凝縮した凝縮水Wは、インテークマニホールド45よりも先にボルト47を腐食(溶損)させる。したがって、インテークマニホールド45からボルト47を取り外し、取り外したボルト47を観察すれば、インテークマニホールド45の腐食(溶損)を予測することができる。
この構成によれば、インタークーラ71の吸気流れ方向下流で凝縮した凝縮水Wは、インタークーラ71よりも先にボルト47を腐食(溶損)させるので、インテークマニホールド45からボルト47を取り外し、取り外したボルト47を観察すれば、インタークーラ71の腐食(溶損)を予測することができる。
この構成によれば、アルミニウムのほうがマグネシウムよりもイオン化傾向が小さいので、インタークーラ71の吸気流れ方向下流で凝縮した凝縮水Wは、インタークーラ71とりも先にボルト47を腐食(溶損)させる。したがって、インテークマニホールド45からボルト47を取り外し、取り外したボルト47を観察すれば、インタークーラ71の腐食(溶損)を予測することができる。
2 エンジン本体(内燃機関本体)
22 シリンダヘッド
221 吸気ポート
3 燃料供給系統
4 吸気系統
41 吸気通路
45 インテークマニホールド
451 吸気ブランチ
452 本体部
453 収容空間(空間)
46 板状体
47 ボルト
5 排気系統
51 排気通路
52 エキゾーストマニホールド
6 再循環系統
61 EGR通路
62 EGRクーラー
63 EGRバルブ
7 吸気冷却装置
71 インタークーラ
74 冷却水層
74a 上カッププレート
74b 下カッププレート
74c 第1開口
74d 第2開口
75 空気層
76 インナーフィン
77 仕切部
78 コルゲートフィン
79 取付部
Claims (5)
- 内燃機関の吸気通路上に設けられるケーシングと、
前記ケーシングの内部に配置されるインタークーラと
を備える吸気装置であって、
前記ケーシングは前記インタークーラを挿入する開口部を有し、
前記インタークーラは、前記インタークーラの一方の端面に形成されて、前記ケーシングの前記開口部の縁部に固定されるとともに前記開口部を閉鎖する取付部を有し、
前記ケーシングは、
前記インタークーラの他方の端面と前記ケーシングの前記開口部と対向する内壁面との間に配置されて吸気流れと交差する方向全域に亘って設けられ、一端が前記内壁面に固定され、他端が前記他方の端面に当接する板状体と、
前記板状体の一端と他端との間で前記内壁面に螺合し、前記板状体を前記他方の端面に向けて押圧するボルトと、
を含むことを特徴とする吸気装置。 - 前記板状体は、一端が吸気流れ方向上流側で前記内壁面に固定され、他端が吸気流れ方向下流側で前記他方の端面に当接することを特徴とする請求項1に記載の吸気装置。
- 前記板状体は、一端が前記内壁面にロウ付けされ、
前記ボルトは、前記板状体の他端を前記他方の端面に押し付けることを特徴とする請求項1又は2に記載の吸気装置。 - 前記ボルトは、前記ケーシングよりもイオン化傾向の大きい材料で構成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の吸気装置。
- 前記ボルトは、マグネシウム合金で構成され、前記ケーシングは、アルミニウム合金で構成されることを特徴とする請求項4に記載の吸気装置。
Priority Applications (1)
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JP2016061674A JP6601290B2 (ja) | 2016-03-25 | 2016-03-25 | 吸気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016061674A JP6601290B2 (ja) | 2016-03-25 | 2016-03-25 | 吸気装置 |
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JP2017172538A JP2017172538A (ja) | 2017-09-28 |
JP6601290B2 true JP6601290B2 (ja) | 2019-11-06 |
Family
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
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- 2016-03-25 JP JP2016061674A patent/JP6601290B2/ja active Active
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