JP6641207B2 - 電子部品装着機及び生産ライン - Google Patents

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Description

本発明は、電子部品を装着する電子部品装着機及び複数台の電子部品装着機を備える生産ラインに関する。
特許文献1には、工場に配置される複数の機械に異常が発生したとき、作業のための照度を確保するため、各機械に対応して天井に設けられた局所照明装置を点灯させる構成が開示されている。また、特許文献2には、工作機械内部の加工領域を照明する照明装置を有する工作機械において、工作機械の稼働状況に応じて照明光の色を変更したり照明光を点滅させる構成が開示されている。
特開平6−275383号公報 特開2013−193141号公報
特許文献1においては、工場に配置される各機械に局所照明装置を設ける必要があり、局所照明装置の設置、保守及び電力消費等の各コストが嵩む傾向にある。一方、特許文献2に記載の工作機械は、元々備える照明装置を利用するため、設置コストを抑制できる。しかし、電子部品装着機においては、電子部品装着機内部を照明するための照明装置は、電子部品を画像認識する際に妨げとなるため備えられておらず、電子部品装着機毎に電子部品装着機外部に表示灯を設ける必要がある。このため、電子部品装着機では、表示灯の設置、保守及び電力消費等の各コストが嵩む傾向にある。
本発明は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたものであり、電子部品を装着する際の稼働状況の認識が低コストで可能な電子部品装着機及び複数台の電子部品装着機を備える生産ラインを提供する。
上記の課題を解決する本発明の電子部品装着機は、部品供給位置に供給される電子部品を採取し、前記採取した電子部品を基板搬送位置に搬送される基板まで移送し、前記移送した電子部品を前記基板に装着する電子部品装着機であって、前記電子部品を撮像する撮像装置と、前記撮像装置による前記電子部品の撮像時に前記電子部品に対して光照射可能な光照射装置と、前記撮像装置の撮像結果に基づいて前記電子部品の前記基板への装着動作を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記撮像装置による前記電子部品の撮像時においては、前記光照射装置を撮像対象の電子部品に対応する色に変更して発光させ、前記撮像装置による前記電子部品の撮像時以外において、前記光照射装置により前記電子部品装着機の稼働状況に応じた光を発生させる。
これによれば、電子部品の種類によって照射光の色を変化させるので、電子部品の状態を正確に認識できる。また、照射光の変化は、電子部品を撮像するとき以外において行われるので、電子部品を画像認識する際の妨げとはならない。そして、照射光の発生は、元々備える光照射装置で行われるので、電子部品装着機における電子部品を装着する際の稼働状況の認識が低コストで可能となる。
上記課題を解決する本発明の生産ラインは、部品供給位置に供給される電子部品を採取し、前記採取した電子部品を基板搬送位置に搬送される基板まで移送し、前記移送した電子部品を前記基板に装着する電子部品装着機を複数備える生産ラインであって、前記生産ラインを構成する前記電子部品装着機の数よりも少ない数だけ設けられ、前記生産ラインを構成する前記電子部品装着機に対し前記電子部品装着機の稼働状況に応じた光を照射するライン用光照射装置、を備える。
これによれば、電子部品装着機毎に光照射装置を備える必要がないので、電子部品装着機における電子部品を装着する際の稼働状況の認識が低コストで可能となる。
実施形態の電子部品装着機の全体構成を示す平面図である。 部品撮像装置及び第1光照射装置の概略構成を示す図である。 基板撮像装置及び第2光照射装置の概略構成を示す図である。 制御装置の部品装着動作を説明するためのフローチャートである。 制御装置の稼働状況監視動作を説明するためのフローチャートである。 実施形態の電子部品装着機を複数台備える生産ラインの全体構成を示す図である。 ホスト制御装置の稼働状況監視動作を説明するためのフローチャートである。 生産ラインの別形態の全体構成を示す図である。 別形態のホスト制御装置の稼働状況監視動作を説明するためのフローチャートである。 別形態のホスト制御装置の稼働状況監視動作を説明するための図9に続くフローチャートである。
<1.第一実施形態>
(1−1.電子部品装着機の全体構成)
本発明の実施形態の電子部品装着機の全体構成について説明する。図1に示すように、電子部品装着機1は、基板搬送装置2、複数のテープフィーダ3、部品移載装置4、部品撮像装置5、第1光照射装置6、基板撮像装置7、第2光照射装置8、及び制御装置9等を備える。なお、基板Kの搬送方向をX軸方向、X軸方向に水平面内で直角な方向をY軸方向、X軸方向及びY軸方向に直角な方向をZ軸方向とする。
基板搬送装置2は、第1及び第2ガイドレール21,22、図略の一対のコンベアベルト、及びクランプ装置23等を備える。第1及び第2ガイドレール21,22は、装着機本体10の上面中央を横断してX軸方向に延在し、かつ互いに平行して装着機本体10に組み付けられる。第1及び第2ガイドレール21,22の向かい合う内側に、無端環状の一対のコンベアベルトが並設される。
一対のコンベアベルトは、コンベア搬送面に基板Kの両縁をそれぞれ戴置した状態で輪転して、基板Kを装着機本体10の中央部に設定された基板搬送位置Pkに対し搬入及び搬出する。基板搬送位置Pkのコンベアベルトの下方には、クランプ装置23が設けられる。クランプ装置23は、基板Kを押し上げて水平姿勢でクランプし、基板Kを基板搬送位置Pkに位置決めする。
テープフィーダ3は、幅方向寸法が小さな扁平形状のフィーダ本体31、及びフィーダ本体31の後部に取り付けられる供給リール32等を備える。複数のテープフィーダ3は、装着機本体10上のパレット部材11の上面にX軸方向に並べて装填される。各供給リール32には、電子部品Ep(図2参照)を並べて収納するキャリアテープTが巻回保持される。各テープフィーダ3は、キャリアテープTを間欠送りして、フィーダ本体31の前端付近の上部に設けられる部品供給位置Ppに電子部品Epを順次供給する。
部品移載装置4は、X軸方向及びY軸方向に水平移動可能なXYロボットタイプの装置である。部品移載装置4は、一対のY軸レール41,42、Y軸スライダ43、X軸スライダ44、及び装着ヘッド45等を備える。一対のY軸レール41,42は、装着機本体10のX軸方向の両側面寄りに配置されてY軸方向に延在している。Y軸レール41,42上には、Y軸スライダ43がボールねじ機構によってY軸方向に移動可能に装架される。
X軸スライダ44は、Y軸スライダ43にボールねじ機構によってX軸方向に移動可能に装架される。装着ヘッド45は、X軸スライダ44に交換可能に保持される。装着ヘッド45は、電子部品Epを吸着して基板Kに装着する吸着ノズル46を有する。部品移載装置4は、複数のテープフィーダ3の各部品供給位置Ppから電子部品Epを吸着し、吸着した電子部品Epを基板搬送位置Pkに位置決めされた基板Kまで移送して装着する。
図1及び図2に示すように、部品撮像装置5は、例えば、CCDイメージセンサを備えるカメラである。部品撮像装置5は、基板搬送装置2とテープフィーダ3との間の装着機本体10の上面に、レンズ部51が上向きとなるように設けられる。制御装置9は、吸着ノズル46に吸着される電子部品Epの状態を認識するために、装着ヘッド45がテープフィーダ3から基板K上に移動する途中で電子部品Epを部品撮像装置5で撮像する。
第1光照射装置6は、例えば、光の三原色のLED61を備える。LED61は、複数色の発光や点滅が可能であり、部品撮像装置5のレンズ部51の外周に取り付けられる逆円錐状のホルダ62の内周面に設けられる。第1光照射装置6は、吸着ノズル46に吸着される電子部品Epに光Leを照射し、電子部品Epで反射した光Leを部品撮像装置5に入射させる。
図1及び図3に示すように、基板撮像装置7は、例えば、CCDイメージセンサを備えるカメラである。基板撮像装置7は、X軸スライダ44に装着ヘッド45と並んで、レンズ部71が下向きとなるように設けられる。制御装置9は、基板Kの正確な位置を検出するために、基板Kに付設されたフィデューシャルマークMを基板撮像装置7で撮像する。
第2光照射装置8は、例えば、光の三原色のLED81を備える。LED81は、複数色の発光や点滅が可能であり、基板撮像装置7のレンズ部71の外周に取り付けられる円錐状のホルダ82の内周面に設けられる。第2光照射装置8は、基板Kに付設されたフィデューシャルマークMに光Lmを照射し、フィデューシャルマークMで反射した光Lmを基板撮像装置7に入射させる。
制御装置9は、基板Kに装着する電子部品Epの種類及び順序、当該電子部品Epを供給するためのテープフィーダ3等が指令された装着シーケンスを記憶する。そして、制御装置9は、部品撮像装置5及び基板撮像装置7の撮像データや図略のセンサの検出データ等に基づき、装着シーケンスにしたがって部品装着動作を制御する。制御装置9は、生産完了した基板Kの生産数、電子部品Epの装着に要した装着時間、電子部品Epの吸着エラーの発生回数等の稼動状況データを逐次収集して更新する。
また、制御装置9は、電子部品装着機1の部品装着における稼働状況を監視し、第1光照射装置6及び第2光照射装置8の一方もしくは両方の照射光Le,Lmを、電子部品装着機1の稼働状況に応じて発生させる。この照射光Le,Lmの発生は、第1光照射装置6で電子部品Epに光Leを照射して部品撮像装置5で電子部品Epを撮像するとき以外、及び第2光照射装置8で基板KのフィデューシャルマークMに光Lmを照射して基板撮像装置7でフィデューシャルマークMを撮像するとき以外の部品装着動作中において行われる。
この理由は、部品撮像装置5は、吸着ノズル46に吸着される電子部品Epの状態を撮像するが、電子部品Epの種類によって第1光照射装置6の照射光Leの色を変化させる必要があり、この撮像中に上記照射光Le,Lmの発生を行うと吸着ノズル46に吸着される電子部品Epの状態を誤認するおそれがあるためである。基板撮像装置7も同様の理由により撮像中に上記照射光Le,Lmの発生を行うとフィデューシャルマークMを誤認するおそれがあるためである。
照射光Le,Lmの発生としては、例えば、正常動作中は緑色に発光させ又は消灯しておき、警告状態での動作中は黄色に発光させ、エラー状態で停止中は赤色に発光させる。また、他の照射光Le,Lmの発生としては、例えば、正常動作中は任意色で常時発光させ又は消灯しておき、警告状態での動作中は任意色で比較的長時間の間隔の周期で点滅させ、エラー状態で停止中は任意色で比較的短時間の間隔の周期で点滅させる。
ここで、警告状態の一例としては、例えば、キャリアテープTで部品切れが発生して吸着ノズル46で電子部品Epを吸着採取できなかったときである。すなわち、電子部品装着機1の稼働(部品装着動作)を継続しても不良基板が発生しない状態をいう。また、エラー状態の一例としては、例えば、吸着ノズル46で吸着採取した電子部品Epの姿勢が修正不可能なときである。すなわち、電子部品装着機1の稼働(部品装着動作)を継続すると不良基板が発生する状態をいう。
(1−2.制御装置の動作)
次に、制御装置9の部品装着動作及び稼働状況監視動作について図4及び図5のフローチャートを参照して説明する。なお、テープフィーダ3には、作業者により所定の供給リール32が既にセットされているものとする。また、基板搬送装置2の基板搬送位置Pkには、基板Kが既に搬入されて位置決め固定され、基板撮像装置7で基板Kに付設されたフィデューシャルマークMが撮像されて基板Kの正確な位置が検出されているものとする。また、第1光照射装置6の照射光Leを、電子部品装着機1の稼働状況に応じて発生させるものとし、第1光照射装置6は、正常動作中は緑色に発光し、警告状態での動作中は黄色に発光し、エラー状態で停止中は赤色に発光するものとする。
先ず、部品装着動作について説明する。制御装置9は、テープフィーダ3を駆動制御してキャリアテープTを供給リール32から送り出し(図4のステップS1)、キャリアテープTに収納されている電子部品Epを部品供給位置Ppに供給する(図4のステップS2)。そして、制御装置9は、部品移載装置4を駆動制御して吸着ノズル46を部品供給位置Ppの上方に位置決めし(図4のステップS3)、吸着ノズル46を下降させて電子部品Epを吸着採取する(図4のステップS4)。
そして、制御装置9は、電子部品Epを吸着採取した吸着ノズル46を部品撮像装置5上に移送し(図4のステップS5)、部品撮像装置5で電子部品Epを撮像して画像処理を行い、電子部品Epの状態を認識する(図4のステップS6)。そして、制御装置9は、電子部品Epの状態が問題なければ、電子部品Epを吸着採取した吸着ノズル46を基板K上に移送し(図4のステップS7)、吸着ノズル46を下降させて電子部品Epを基板K上の部品装着位置に装着する(図6のステップS8)。そして、制御装置9は、基板Kへの部品装着が完了したか否かを判断し(図6のステップS9)、基板Kへの部品装着が完了しない場合はステップS1に戻って上述の処理を送り返し、基板Kへの部品装着が完了した場合は処理を終了する。
次に、稼働状況監視動作について説明する。なお、稼働状況監視動作は、部品装着動作中において実行される。制御装置9は、電子部品装着機1の動作が正常であるか否かを判断し(図5のステップS11)、電子部品装着機1の動作が正常であると判断したときは、第1光照射装置6を緑色で発光させる(図5のステップS12)。これにより、作業者は、電子部品装着機1に設けられている内部確認用の窓を通して緑色光を視認でき、電子部品装着機1の動作が正常であると判断できる。
制御装置9は、部品撮像装置5により電子部品Epを撮像するか否かを判断し(図5のステップS13)、電子部品Epを撮像しないと判断したときはステップS11に戻って上述の処理を繰り返す。一方、ステップS13において、制御装置9は、電子部品Epを撮像すると判断したときは、第1光照射装置6を撮像対象の電子部品Epに対応する色に変更して発光させ(図5のステップS14)、電子部品Epを撮像してステップS11に戻って上述の処理を繰り返す。
一方、ステップS11において、制御装置9は、電子部品装着機1の動作が異常であると判断したときは、発生した動作異常が警告状態であるか否かを判断する(図5のステップS15)。制御装置9は、発生した動作異常が警告状態であると判断したときは、第1光照射装置6を緑色から黄色に変更して発光させ(図5のステップS16)、このときは前述したように不良基板は発生しないので部品装着動作を継続させる。これにより、作業者は、電子部品装着機1に設けられている内部確認用の窓を通して黄色光を視認でき、電子部品装着機1の動作が警告状態にあると判断できるので、以下で説明するように警告状態の動作異常の修復に直ちに取り掛かることができる。
このとき発生した警告状態が、例えばキャリアテープTで部品切れが発生して吸着ノズル46で電子部品Epを吸着採取できない状態である場合、制御装置9は、同一の電子部品Epを収納した別のキャリアテープTから吸着ノズル46で電子部品Epを吸着採取する動作を行って部品装着動作を継続させる。その動作中に、作業者は、警告状態の動作異常の修復、すなわち部品切れが発生したテープフィーダ3もしくはリール32を交換を行う。このように、警告状態では、作業者に報知するとともに部品装着動作が継続されるので、基板の生産効率の低下を防止できる。
そして、制御装置9は、警告状態の動作異常が修復されたか否かを判断し(図5のステップS17)、警告状態の動作異常が修復されていないと判断したときは、部品装着動作の継続中であるので部品撮像装置5により電子部品Epを撮像するか否かを判断する(図5のステップS18)。そして、制御装置9は、電子部品Epを撮像しないと判断したときはステップS17に戻って上述の処理を繰り返し、電子部品Epを撮像すると判断したときは、第1光照射装置6を撮像対象の電子部品Epに対応する色に変更して発光させ(図5のステップS19)、電子部品Epを撮像してステップS17に戻って上述の処理を繰り返す。一方、ステップS17において、制御装置9は、警告状態の動作異常が修復されたと判断したときは、第1光照射装置6を消灯し(図5のステップS20)、ステップS11に戻って上述の処理を繰り返す。
一方、ステップS15において、制御装置9は、発生した動作異常が警告状態ではないと判断したときは、発生した動作異常がエラー状態であると判断し(図5のステップS21)、第1光照射装置6を緑色から赤色に変更して発光させ(図5のステップS22)、このときは前述したように不良基板が発生するので装着ヘッド45の動作を停止させ(図5のステップS23)、全ての処理を終了する。これにより、作業者は、電子部品装着機1に設けられている内部確認用の窓を通して赤色光を視認でき、電子部品装着機1の動作がエラー状態にあると判断できるので、以下で説明するようにエラー状態の動作異常の修復に直ちに取り掛かることができる。
このとき発生したエラー状態が、例えば吸着ノズル46で吸着採取した電子部品Epの姿勢が修正不可能な状態である場合、制御装置9は、このまま当該電子部品Epを基板Kに装着すると不良基板となるため、装着ヘッド45の動作を停止させる。そして、作業者は、エラー状態の動作異常の修復、すなわち吸着ノズル46で吸着採取した電子部品Epを吸着ノズル46から取り外す作業を行う。このように、エラー状態では、作業者に報知するとともに部品装着が停止されるので、不良基板の発生を防止できる。
なお、上述の第一実施形態では、電子部品装着機1の稼働状況に応じた第1光照射装置6の照射光の発生は、現基板Kがセットされているため、電子部品Epの撮像時以外において行うようにしたが、現基板Kの部品装着完了後に次基板Kが搬入されてきた場合、電子部品装着機1の稼働状況に応じた第1光照射装置6の照射光の発生は、電子部品Epの撮像時以外のみならず第2光照射装置8による基板Kの撮像時以外においても行うようにする。また、第2光照射装置8で電子部品装着機1の稼働状況に応じた第1光照射装置6の照射光の発生を行う場合は、電子部品Epの撮像時以外及び基板Kの撮像時以外において行うようにする。
<2.第二実施形態>
(2−1.生産ラインの全体構成)
本発明の実施形態の電子部品装着機を複数台備える生産ラインの全体構成について説明する。図6に示すように、生産ライン100は、複数(本例では、9台)の電子部品装着機101と、複数(本例では、3台)のライン用光照射装置102と、ホスト制御装置103等とを備える。
生産ライン100を構成する電子部品装着機101は、図1に示す電子部品装着機1が備える電子部品装着機1の稼働状況に応じて第1光照射装置6及び第2光照射装置8の少なくとも一方の照射光を変化させる機能は備えていないが、当該機能を除いて電子部品装着機1の構成と略同一構成であるため、詳細な説明は省略する。複数台の電子部品装着機101は、基板搬送方向(X軸方向)に並べて配置される。
ライン用光照射装置102は、例えば、工場建屋の天井に設置され、複数色の発光や点滅が可能な光の三原色のLEDを備える。本例では、3台のライン用光照射装置102が備えられ、各ライン用光照射装置102は、3つの電子部品装着機101を1グループとして各グループに対し光照射可能に配置される。
ホスト制御装置103は、各電子部品装着機101の制御装置101a及び各ライン用光照射装置102等を制御する。そして、ホスト制御装置103は、各電子部品装着機101の稼働状況を監視し、ライン用光照射装置102の照射光Lを、各電子部品装着機101の稼働状況に応じて発生させる。すなわち、ホスト制御装置103は、異常動作となった電子部品装着機101が所属するグループを割り出し、当該グループに対し光照射可能なライン用光照射装置102の照射光Lを発生させる。
照射光Lの発生としては、例えば、正常動作中は緑色に発光させ又は消灯しておき、警告状態での動作中は黄色に発光させ、エラー状態で停止中は赤色に発光させる。また、他の照射光の発生としては、例えば、正常動作中は任意色で常時発光させ又は消灯しておき、警告状態での動作中は任意色で比較的長時間の間隔の周期で点滅させ、エラー状態で停止中は任意色で比較的短時間の間隔の周期で点滅させる。なお、図1に示す電子部品装着機1では、電子部品Epを撮像するとき以外で照射光を発生させていたが、ライン用光照射装置102は、電子部品装着機101の外装カバーを照らすので係る規制は不要であり、部品装着の全動作中において照射光Lの発生は可能である。
(2−2.ホスト制御装置の動作)
次に、ホスト制御装置103の稼働状況監視動作について図7のフローチャートを参照して説明する。なお、各電子部品装着機101は、部品装着動作開始のスタンバイ状態にあるものとする。また、ライン用光照射装置102は、電子部品装着機101が正常動作中は緑色に発光し、警告状態での動作中は黄色に発光し、エラー状態で停止中は赤色に発光するものとする。
ホスト制御装置103は、各グループの全ての電子部品装着機101の動作が正常であるか否かを判断する(図7のステップS31)。ホスト制御装置103は、各グループの全ての電子部品装着機101の動作が正常であると判断したときは、各グループのライン用光照射装置102を緑色でそれぞれ発光させる(図7のステップS32)。これにより、作業者は、工場建屋内において生産ライン100から離れていても緑色光を視認でき、各グループの全ての電子部品装着機101の動作が正常であると判断できる。
一方、ステップS31において、ホスト制御装置103は、ある電子部品装着機101の動作が異常であると判断したときは、当該電子部品装着機101のグループを特定し(図7のステップS33)、特定したグループ内に動作異常がエラー状態の電子部品装着機101が有るか否かを判断する(図7のステップS34)。ホスト制御装置103は、特定したグループ内に動作異常がエラー状態の電子部品装着機101が無いと判断したときは、動作異常は警告状態であると判断して特定したグループのライン用光照射装置102を緑色から黄色に変更して発光させる(図7のステップS35)。これにより、作業者は、工場建屋内において生産ライン100から離れていても黄色光を視認でき、黄色光で照らされているグループに属する電子部品装着機101の動作が警告状態にあると判断できるので、以下で説明するように警告状態の動作異常の修復に直ちに取り掛かることができる。
このとき発生した警告状態が、例えばキャリアテープTで部品切れが発生して吸着ノズル46で電子部品Epを吸着採取できない状態である場合、ホスト制御装置103は、同一の電子部品Epを収納した別のキャリアテープTから吸着ノズル46で電子部品Epを吸着採取する動作を行って部品装着動作を継続させる。その動作中に、作業者は、警告状態の動作異常の修復、すなわち部品切れが発生したテープフィーダ3もしくはリール32を交換を行う。このように、警告状態では、作業者に報知するとともに部品装着動作が継続されるので、基板の生産効率の低下を防止できる。
そして、ホスト制御装置103は、警告状態の動作異常が修復されたか否かを判断し(図7のステップS36)、警告状態の動作異常が修復されたと判断したときは、特定したグループのライン用光照射装置102を消灯し(図7のステップS37)、ステップS31に戻って上述の処理を繰り返す。一方、ステップS34において、ホスト制御装置103は、特定したグループ内に動作異常がエラー状態の電子部品装着機101が有ると判断したときは、特定したグループのライン用光照射装置102を緑色から赤色に変更して発光させ(図7のステップS38)、動作異常がエラー状態の電子部品装着機101の装着ヘッド45の動作を停止させる(図7のステップS39)。これにより、作業者は、工場建屋内において生産ライン100から離れていても赤色光を視認でき、赤色光で照らされているグループに属する電子部品装着機101の動作がエラー状態にあると判断できるので、以下で説明するようにエラー状態の動作異常の修復に直ちに取り掛かることができる。
このとき発生したエラー状態が、例えば吸着ノズル46で吸着採取した電子部品Epの姿勢が修正不可能な状態である場合、ホスト制御装置103は、このまま当該電子部品Epを基板Kに装着すると不良基板となるため、装着ヘッド45の動作を停止させる。そして、作業者は、エラー状態の動作異常の修復、すなわち吸着ノズル46で吸着採取した電子部品Epを吸着ノズル46から取り外す作業を行う。このように、エラー状態では、作業者に報知するとともに部品装着が停止されるので、不良基板の発生を防止できる。
<3.生産ラインの別形態>
(3−1.生産ラインの全体構成)
生産ラインの別形態の概略構成について図6に対応させて示す図8を参照して説明する。なお、図8においては、図6に示す生産ライン100の構成と同一の構成は同一番号を付して詳細な説明を省略する。図6に示すライン用光照射装置102は、複数の電子部品装着機101で構成されるグループに光を照射する構成としたが、図8に示すように、ライン用光照射装置102に旋回機構104を設け、1台のライン用光照射装置102で複数(9台)の電子部品装着機101をそれぞれ照射可能に構成してもよい。このように、ライン用光照射装置102は1台であるため、光照射可能な電子部品装着機101も1台である。そこで、作業者は、例えば、生産停止に与える影響度に応じて電子部品装着機101の動作異常の修復を行う優先順位を予め設定し、優先順位テーブルをホスト制御装置103に予め記憶させておく。
この例では、ライン用光照射装置102は、電子部品装着機101が正常動作のときは消灯しておき、電子部品装着機101が動作異常になったときのみ当該電子部品装着機101の方向に旋回して光Lを照射すればよいので、ライン用光照射装置102の設置、保守及び電力消費等の大幅なコスト低減を図ることができる。この場合、工場建屋内は照明されないことになるので、電子部品装着機101の外装カバーを不要とすることができ、電子部品装着機101のコスト低減も図ることができる。
(3−2.ホスト制御装置の動作)
次に、ホスト制御装置103の稼働状況監視動作について図9及び図10のフローチャートを参照して説明する。なお、各電子部品装着機101は、部品装着動作開始のスタンバイ状態にあるものとする。また、ライン用光照射装置102は、電子部品装着機101が正常動作中は消灯し、警告状態での動作中は黄色に発光し、エラー状態で停止中は赤色に発光するものとする。
ホスト制御装置103は、各電子部品装着機101の動作が正常であるか否かを判断する(図9のステップS41)。ホスト制御装置103は、各電子部品装着機101の動作が正常であると判断したときは、ライン用光照射装置102を消灯しておく。これにより、作業者は、工場建屋内において生産ライン100から離れていてもライン用光照射装置102が発光していないので、各電子部品装着機101の動作が正常であると判断できる。
一方、ステップS41において、ホスト制御装置103は、電子部品装着機101の動作が異常であると判断したときは、動作異常の電子部品装着機101は1台であるか否かを判断する(図9のステップS42)。そして、ホスト制御装置103は、動作異常の電子部品装着機101が複数台であると判断したときは、複数台の電子部品装着機101の中に動作異常がエラー状態の電子部品装着機101が有るか否かを判断する(図9のステップS43)。ホスト制御装置103は、複数台の電子部品装着機101の中に動作異常がエラー状態の電子部品装着機101が有ると判断したときは、エラー状態の電子部品装着機101が複数台有るか否かを判断する(図9のステップS44)。
ホスト制御装置103は、エラー状態の電子部品装着機101が複数台有ると判断したときは、優先順位テーブルを参照して複数台の電子部品装着機101のうち最も優先順位の高い電子部品装着機101に対し、ライン用光照射装置102で赤色の光を照射する(図9のステップS45)。そして、ホスト制御装置103は、赤色の光を照射した電子部品装着機101の装着ヘッド45の動作を停止させる(図9のステップS46)。これにより、作業者は、工場建屋内において生産ライン100から離れていても赤色光を視認でき、赤色光で照らされている電子部品装着機101の動作がエラー状態にあると判断できるので、前述したようにエラー状態の動作異常の修復に直ちに取り掛かることができる。
ホスト制御装置103は、動作異常がエラー状態の全ての電子部品装着機101の装着ヘッド45の動作を停止させたか否かを判断し(図9のステップS47)、装着ヘッド45の動作を停止させていない電子部品装着機101が残っていると判断したときは、ステップS45に戻って上述の処理を繰り返す。一方、ホスト制御装置103は、装着ヘッド45の動作を停止させていない電子部品装着機101が残っていないと判断したときは、動作異常がエラー状態となった複数台の電子部品装着機101に対し、ライン用光照射装置102で赤色の光を順次照射する動作を繰り返す(図9のステップS48)。これにより、作業者は、装着ヘッド45が動作停止した電子部品装着機101の位置を視認できる。
一方、ステップS44において、ホスト制御装置103は、エラー状態の電子部品装着機101が1台であると判断したときは、当該電子部品装着機101に対しライン用光照射装置102で赤色の光を照射し(図9のステップS49)、当該電子部品装着機101の装着ヘッド45の動作を停止させる(図9のステップS50)。これにより、作業者は、工場建屋内において生産ライン100から離れていても赤色光を視認でき、赤色光で照らされている電子部品装着機101の動作がエラー状態にあると判断できるので、前述のようにエラー状態の動作異常の修復に直ちに取り掛かることができる。
一方、ステップS43において、ホスト制御装置103は、複数台の電子部品装着機101の中に動作異常がエラー状態の電子部品装着機101が無いと判断したときは、警告状態の電子部品装着機101が複数台有るか否かを判断する(図9のステップS51)。ホスト制御装置103は、警告状態の電子部品装着機101が複数台有ると判断したときは、優先順位テーブルを参照して複数台の電子部品装着機101のうち最も優先順位の高い電子部品装着機101に対し、ライン用光照射装置102で黄色の光を照射する(図9のステップS52)。これにより、作業者は、工場建屋内において生産ライン100から離れていても黄色光を視認でき、黄色光で照らされている電子部品装着機101の動作が警告状態にあると判断できるので、前述のように警告状態の動作異常の修復に直ちに取り掛かることができる。
そして、ホスト制御装置103は、動作異常が警告状態の全ての電子部品装着機101が修復されたか否かを判断し(図9のステップS53)、修復されていない電子部品装着機101が残っていると判断したときは、ステップS52に戻って上述の処理を繰り返す。一方、ホスト制御装置103は、修復されていない電子部品装着機101が残っていないと判断したときは、ライン用光照射装置102を消灯し(図9のステップS54)、ステップS41に戻って上述の処理を繰り返す。
一方、ステップS51において、ホスト制御装置103は、警告状態の電子部品装着機101が1台であると判断したときは、当該電子部品装着機101に対しライン用光照射装置102で黄色の光を照射する(図9のステップS55)。これにより、作業者は、工場建屋内において生産ライン100から離れていても黄色光を視認でき、黄色光で照らされている電子部品装着機101の動作が警告状態にあると判断できるので、前述のように警告状態の動作異常の修復に直ちに取り掛かることができる。そして、ホスト制御装置103は、当該電子部品装着機101が修復されたか否かを判断し(図9のステップS56)、当該電子部品装着機101が修復されたと判断したときは、ライン用光照射装置102を消灯し(図9のステップS57)、ステップS41に戻って上述の処理を繰り返す。
一方、ステップS42において、ホスト制御装置103は、動作異常の電子部品装着機101が1台であると判断したときは、発生した動作異常が警告状態であるか否かを判断する(図10のステップS58)。ホスト制御装置103は、発生した動作異常が警告状態であると判断したときは、当該電子部品装着機101に対しライン用光照射装置102で黄色の光を照射する(図10のステップS59)。そして、ホスト制御装置103は、警告状態の動作異常が修復されたか否かを判断し(図10のステップS60)、警告状態の動作異常が修復されたと判断したときは、ライン用光照射装置102を消灯し(図10のステップS61)、ステップS41に戻って上述の処理を繰り返す。
一方、ステップS58において、ホスト制御装置103は、発生した動作異常が警告状態ではないと判断したときは、発生した動作異常がエラー状態であると判断し(図10のステップS62)、当該電子部品装着機101に対しライン用光照射装置102で赤色の光を照射し(図10のステップS63)、このときは前述したように不良基板が発生するので装着ヘッド45の動作を停止させ(図5のステップS64)、全ての処理を終了する。
なお、上述の生産ライン100の別形態では、1台のライン用光照射装置102で複数(9台)の電子部品装着機101を1台ずつ照射可能に構成したが、グループ化した2台以上の電子部品装着機101をグループ毎に照射可能に構成としてもよい。また、旋回機構104を有するライン用光照射装置102を複数備える構成としてもよい。
<4.実施形態の効果>
本実施形態の電子部品装着機1は、部品供給位置Ppに供給される電子部品Epを採取し、採取した電子部品Epを基板搬送位置Pkに搬送される基板Kまで移送し、移送した電子部品Epを基板Kに装着する。そして、電子部品Ep又は基板Kを撮像する撮像装置5,7と、撮像装置5,7による電子部品Ep又は基板Kの撮像時に電子部品Ep又は基板Kに対して光照射可能な光照射装置6,8と、撮像装置5,7の撮像結果に基づいて電子部品Epの基板Kへの装着動作を制御する制御装置9とを備える。そして、制御装置9は、撮像装置5,7による電子部品Ep又は基板Kの撮像時以外において、光照射装置6,8により電子部品装着機1の稼働状況に応じた光を発生させる。
これによれば、照射光Le,Lmの変化は、電子部品Ep又は基板Kを撮像するとき以外において行われるので、電子部品Ep又は基板Kを画像認識する際の妨げとはならない。そして、照射光Le,Lmの変化は、元々備える第1光照射装置6や第2光照射装置8で行われるので、電子部品装着機1における電子部品Epを装着する際の稼働状況の認識が低コストで可能となる。
また、制御装置9は、電子部品装着機1の稼働状況に応じて照射光Le,Lmの色を異ならせ、また電子部品装着機1の稼働状況に応じて照射光Le,Lmを点滅させるので、作業者は、電子部品装着機1における電子部品Epを装着する際の稼働状況を容易に視認でき、異常動作の際は迅速に対応可能となる。
本実施形態の電子部品装着機101を複数備える生産ライン100は、生産ライン100を構成する電子部品装着機101の数よりも少ない数だけ設けられ、生産ライン100を構成する電子部品装着機101に対し電子部品装着機101の稼働状況に応じた光を照射するライン用光照射装置102を備える。これによれば、電子部品装着機101毎に光照射装置を備える必要がないので、電子部品装着機101における電子部品Epを装着する際の稼働状況の認識が低コストで可能となる。
また、生産ライン100を構成する複数の電子部品装着機101は、少なくとも2以上の電子部品装着機101を1グループとしてグループ化され、ライン用光照射装置102は、グループ毎に光照射可能に設けられ、グループを構成する電子部品装着機101のうち所定の電子部品装着機の稼働状況に応じた光を発生させる。これにより、ライン用光照射装置102の設置数を減少させることができる。
また、ライン用光照射装置102は、生産ライン100を構成する複数の電子部品装着機101のそれぞれに対し光照射方向を変更して光照射可能に設けられ、電子部品装着機101の稼働状況に応じた光を発生させる。これにより、ライン用光照射装置102の設置数をさらに減少させることができる。
また、ライン用光照射装置102は、電子部品装着機101の稼働状況に応じて照射光Lの色を異ならせ、また電子部品装着機101の稼働状況に応じて照射光Lを点滅させるので、作業者は、電子部品装着機101における電子部品Epを装着する際の稼働状況を容易に視認でき、異常動作の際は迅速に対応可能となる。
1,101:電子部品装着機 2:基板搬送装置 3:テープフィーダ 4:部品移載装置 5:部品撮像装置 6:第1光照射装置 7:基板撮像装置 8:第2光照射装置 9:制御装置 46:吸着ノズル 100:生産ライン 102:ライン用光照射装置 103:ホスト制御装置 K:基板 Ep:電子部品 Le,Lm,L:照射光

Claims (8)

  1. 部品供給位置に供給される電子部品を採取し、前記採取した電子部品を基板搬送位置に搬送される基板まで移送し、前記移送した電子部品を前記基板に装着する電子部品装着機であって、
    前記電子部品を撮像する撮像装置と、
    前記撮像装置による前記電子部品の撮像時に前記電子部品に対して光照射可能な光照射装置と、
    前記撮像装置の撮像結果に基づいて前記電子部品の前記基板への装着動作を制御する制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記撮像装置による前記電子部品の撮像時においては、前記光照射装置を撮像対象の電子部品に対応する色に変更して発光させ、
    前記撮像装置による前記電子部品の撮像時以外において、前記光照射装置により前記電子部品装着機の稼働状況に応じた光を発生させる、電子部品装着機。
  2. 前記制御装置は、前記電子部品装着機の稼働状況に応じて前記光の色を異ならせる、請求項1に記載の電子部品装着機。
  3. 前記制御装置は、前記電子部品装着機の稼働状況に応じて前記光を点滅させる、請求項1に記載の電子部品装着機。
  4. 部品供給位置に供給される電子部品を採取し、前記採取した電子部品を基板搬送位置に搬送される基板まで移送し、前記移送した電子部品を前記基板に装着する電子部品装着機を複数備える生産ラインであって、
    前記生産ラインを構成する前記電子部品装着機の数よりも少ない数だけ設けられ、前記生産ラインを構成する前記電子部品装着機に対し前記電子部品装着機の稼働状況に応じた光を照射するライン用光照射装置、を備える、生産ライン。
  5. 前記生産ラインを構成する前記複数の電子部品装着機は、少なくとも2以上の前記電子部品装着機を1グループとしてグループ化され、
    前記ライン用光照射装置は、前記グループ毎に光照射可能に設けられ、前記グループを構成する前記電子部品装着機のうち所定の前記電子部品装着機の稼働状況に応じた光を発生させる、請求項4に記載の生産ライン。
  6. 前記ライン用光照射装置は、前記生産ラインを構成する前記複数の電子部品装着機のそれぞれに対し光照射方向を変更して光照射可能に設けられ、前記電子部品装着機の稼働状況に応じた光を発生させる、請求項4に記載の生産ライン。
  7. 前記ライン用光照射装置は、前記電子部品装着機の稼働状況に応じて前記光の色を異ならせる、請求項4−6の何れか一項に記載の生産ライン。
  8. 前記ライン用光照射装置は、前記電子部品装着機の稼働状況に応じて前記光を点滅させる、請求項4−6の何れか一項に記載の生産ライン。
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