JP6804653B2 - 部品割付装置 - Google Patents

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Description

本明細書は、部品割付装置について開示する。
従来より、実装ラインを構成する複数台の部品実装機にそれぞれ実装すべき部品を割り付けるものが知られている。例えば、特許文献1には、部品実装機ごとの実装時間のバランスが最もとれるように複数台の部品実装機の各部品供給部における部品の配列を決定する配列決定方法が開示されている。この配列決定方法は、以下のブロックが順次実行される。すなわち、最初のブロックは、実装速度が高速から低速の順番に並ぶようにするか、部品形状の大きさが小から大の順番に並ぶようにソートした部品配列表を作成する。次のブロックは、部品配列表の部品の順番を変えることなく、上流の部品実装機から順に部品供給部を割り付けて部品配列表上に部品実装機間の境界を初期設定する。その次のブロックは、部品配列表上において部品実装機間の境界を移動した後に部品実装機ごとの実装時間を算出することを繰り返し、部品実装機ごとの実装時間のバランスが最もとれるように部品実装機間の境界を部品配列表上に設定することにより、部品供給部における部品の配列を決定する。
特開2007−49190号公報
しかしながら、上述した配列決定方法は、全ての部品実装機に異常が生じていない状態を前提とするものであり、複数の部品実装機がそれぞれ有する部品撮像用の撮像装置のうち一部のカメラに異常が生じた場合については何ら言及されていない。例えば、一部の撮像装置に異常が生じた場合、異常が生じた撮像装置を有する部品実装機に部品の実装が全く割り付けられないように部品の配列を決定すると、実装効率が大幅に低下してしまう。
本開示は、実装ラインを構成する複数の部品実装機がそれぞれ有する撮像装置のうちいずれかの撮像装置の少なくとも一部の機能に異常が生じた場合であっても、実装ライン全体での実装効率の低下を抑制することができる部品割当装置を提供することを主目的とする。
本開示は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本開示の部品割付装置は、部品撮像用の撮像装置を有する部品実装機を複数備える実装ラインにおける各部品実装機に実装すべき部品を割り付ける部品割付装置であって、複数の前記部品実装機がそれぞれ有する撮像装置のうちいずれかの撮像装置の少なくとも一部の機能に異常が生じた場合、該異常が生じた機能の使用が必要な部品の実装を前記異常が生じていない撮像装置を有する他の部品実装機に割り付け、前記異常が生じた機能の使用が不要な部品の実装を前記異常が生じた撮像装置を有する部品実装機に割り付けることを要旨とする。
このように、複数の部品実装機がそれぞれ有する撮像装置のうちいずれかの撮像装置の少なくとも一部の機能に異常が生じた場合、本開示の部品割付装置は、異常が生じた機能の使用が必要な部品の実装を異常が生じていない撮像装置を有する他の部品実装機に割り付ける。また、本開示の部品割付装置は、異常が生じた機能の使用が不要な部品の実装を異常が生じた撮像装置を有する部品実装機に割り付ける。これにより、本開示の割付装置は、異常が生じた撮像装置を有する部品実装機に全く部品を割り付けないものに比して、実装ライン全体での実装効率の低下を抑制することができる。
部品実装システム1の構成図である。 部品実装機10の構成図である。 ヘッド30およびパーツカメラ40の構成図である。 制御装置70と管理装置100の電気的な接続関係を示すブロック図である。 部品割付処理の一例を示すフローチャートである。 部品実装機A〜Cに対する部品の割付の様子を示す説明図である。 部品実装機A〜Cに対する部品の割付の様子を示す説明図である。 部品実装機A〜Cに対する部品の割付の様子を示す説明図である。 変形例のヘッド130の構成図である。
次に、本開示を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、部品実装システム1の構成図である。図2は、部品実装機10の構成図である。図3は、ヘッド30およびパーツカメラ40の構成図である。図4は、制御装置70と管理装置100の電気的な接続関係を示すブロック図である。なお、本実施形態において、図2の左右方向がX軸方向であり、前後方向がY軸方向であり、上下方向がZ軸方向である。
部品実装システム1は、図1に示すように、スクリーン印刷機2や部品実装機10、リフロー炉4、システム全体を管理する管理装置100などを備える。スクリーン印刷機2は、スキージによりスクリーン上のはんだをローリングさせながらスクリーンに形成されたパターン孔に押し込むことでそのパターン孔を介して下方の基板Bに配線パターン(はんだ面)を印刷する。部品実装機10は、電子部品(以下、単に「部品」という)Pを吸着してはんだが印刷された基板Bに実装する。リフロー炉4は、部品を実装した基板Bを加熱することにより基板B上のはんだを溶かしてはんだ接合を行なう。
部品実装機10は、チップ抵抗などのチップ部品やコネクタなどの異形部品、QFP(Quad Flat Package)やBGA(Ball Grid Array)などのIC部品など、サイズや形状の異なる多様な部品Pの実装が可能な汎用実装機として構成されている。この部品実装機10は、図2に示すように、部品供給装置22や基板搬送装置24、XYロボット26、ヘッド30、マークカメラ28、パーツカメラ40、制御装置70(図4参照)などを備える。本実施形態の部品実装システム1は、同じ構成の部品実装機10を複数備える。
部品供給装置22は、部品Pを部品供給位置へ供給するものである。この部品供給装置22は、部品実装機10の前部にX軸方向(左右方向)に沿って配列されるように装着され同一種類の複数の部品(チップ部品など)Pが収容されたテープを供給するテープフィーダや、部品実装機10の前部に設置され同一種類の複数の部品(IC部品など)Pが収容されたトレイを供給するトレイフィーダを含む。
基板搬送装置24は、図2に示すように、前後に間隔を開けて設けられ左右方向に架け渡された1対のコンベアベルトを有している。基板Bは、基板搬送装置24のコンベアベルトにより図中、左から右へと搬送される。
XYロボット26は、ヘッド30をXY軸方向に移動させるものである。このXYロボット26は、図2に示すように、ヘッド30が取り付けられX軸モータの駆動によりX軸方向(左右方向)に移動可能なX軸スライダ26aと、X軸スライダ26aをX軸方向に移動自在に支持すると共にY軸モータの駆動によりY軸方向(前後方向)に移動可能なY軸スライダ26bと、を備える。
ヘッド30は、X軸スライダ26aに着脱可能に取り付けられる。ある部品実装機10から取り外されたヘッド30は、部品実装システム1の他の部品実装機10に取り付け可能である。
ヘッド30は、ロータリヘッドであり、図3に示すように、回転体としてのヘッド本体31と、ヘッド本体31に対して周方向に配列され且つ昇降可能に支持された複数のノズルホルダ32と、を備える。各ノズルホルダ32の先端部には、吸着ノズル33が着脱可能に取り付けられる。また、ヘッド30は、図示しないが、複数のノズルホルダ32をヘッド本体31の中心軸周りに旋回させるようヘッド本体31を回転させるR軸モータや、複数のノズルホルダ32をそれぞれその軸周りに回転させるθ軸モータ、複数のノズルホルダ32のうち所定の旋回位置にあるノズルホルダ32(吸着ノズル33)を昇降させるZ軸モータ、を備える。
マークカメラ28は、ヘッド30に設けられており、部品供給装置22により供給される部品Pを上方から撮像して部品位置を認識したり、基板搬送装置24により搬送される基板Bに付される基準マークを上方から撮像して基板位置を認識したりする。
パーツカメラ40は、部品供給装置22と基板搬送装置24との間に着脱可能に設けられている。ある部品実装機10から取り外されたパーツカメラ40は、部品実装システム1の他の部品実装機10に取り付け可能である。
パーツカメラ40は、ヘッド30に吸着された部品を下方から撮像してその吸着姿勢(吸着ずれ)を認識する。このパーツカメラ40は、図3に示すように、照明装置41と、レンズ48と、撮像素子49(CCDやCMOSなど)と、を備える。照明装置41は、側射照明部42と、落射照明部(同軸落射照明部)44と、を含む。側射照明部42は、被写体に対して斜めに光を当てるものであり、上面視においてレンズ48の周囲にリング状に配列された複数の発光体(LED)43を有する。落射照明部44は、被写体に対してレンズ48の光軸と同じ方向から光を当てるものであり、レンズ48の光軸に対して斜め45度に配置されたハーフミラー46と、ハーフミラー46に対してレンズ48の光軸と直交する方向(水平方向)に光を照射する発光体(LED)45と、を有する。照明装置41は、側射照明部42および落射照明部44から光を照射する全射照明と、側射照明部42のみから光を照射する側射照明と、落射照明部44のみから光を照射する落射照明(同軸落射照明)と、を含む複数の照明パターンを有している。部品実装機10は汎用実装機として構成されているため、パーツカメラ40は、部品Pの形状データの設定によって照明パターンを複数の照明パターンのいずれかに切り替え、部品種ごとに最適な撮像条件で撮像を行なう。例えば、パーツカメラ40は、部品実装機10が実装可能な多くの部品Pについては、当該部品Pに均一な光を当てて安定した反射光が得られるように全射照明により光を照射して撮像を行なう。また、パーツカメラ40は、BGA(Ball Grid Array)などボール状端子を有する部品Pについては、端子の輪郭をはっきりと捉えるために側射照明により光を照射して撮像を行なう。
制御装置70は、図4に示すように、CPU71を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU71の他に、ROM72やHDD73、RAM74、入出力インタフェース75などを備える。これらはバス76を介して接続されている。制御装置70には、例えば、XYロボット26のXY軸方向の位置を検知する図示しない位置センサからの位置信号や、パーツカメラ40およびマークカメラ28からの各画像信号などが入力されている。一方、制御装置70からは、部品供給装置22や基板搬送装置24、XYロボット26のX軸モータおよびY軸モータ、ヘッド30のZ軸モータ,R軸モータおよびθ軸モータ、パーツカメラ40、マークカメラ28などへの各種制御信号が出力されている。
管理装置100は、例えば汎用のコンピュータとして構成され、図4に示すように、CPU101やROM102、HDD103、RAM104、入出力インタフェース105などを備える。管理装置100には、入力デバイス107からの入力信号が入出力インタフェース105を介して入力されている。管理装置100からは、ディスプレイ108への表示信号が入出力インタフェース105を介して出力されている。HDD103には、ジョブ情報や部品割付プログラムなどが記憶されている。ここで、ジョブ情報には、各部品実装機10に対して吸着動作および実装動作を指示するための情報であり、基板Bに関する情報や部品Pの種類に関する情報(形状データ)、部品Pの目標実装位置、ヘッド30に関する情報などが含まれる。また、部品割付プログラムは、各部品実装機10により実行される実装動作が最適化されるよう各部品実装機10にそれぞれ実装すべき部品P(テープフィーダやトレイフィーダ)を割り付けるためのプログラムである。管理装置100は、複数の部品実装機10の制御装置70とそれぞれ通信可能に接続され、複数の部品実装機10との間で各種情報や制御信号のやり取りを行なう。
次に、部品実装システム1を構成する各部品実装機10が実行する部品実装処理について説明する。部品実装処理は、管理装置100からジョブ情報を受信したときに各部品実装機10の制御装置70によりそれぞれ実行される。部品実装処理が実行されると、制御装置70のCPU71は、XYロボット26を制御してヘッド30を部品供給位置の上方へ移動させ、Z軸モータを制御して部品供給位置に供給された部品Pを吸着ノズル33に吸着させる。CPU71は、予定した数の部品Pが吸着されるまで、R軸モータを制御してノズルホルダ32を旋回させ、Z軸モータを制御して次の吸着ノズル33に部品Pを吸着させる動作を繰り返す。続いて、CPU71は、XYロボット26を制御してヘッド30をパーツカメラ40の上方に移動させ、パーツカメラ40を制御して吸着ノズル33に吸着させた部品Pを撮像する。パーツカメラ40の制御は、吸着した部品Pの形状データに基づいて当該部品Pの撮像に適した照明パターンにより光が照射されるよう照明装置41を制御し、当該部品Pが撮像されるよう撮像素子49を制御することにより行なわれる。なお、CPU71は、ヘッド30が有する複数の吸着ノズル33に撮像条件が異なる複数種類の部品Pが吸着されている場合には、それぞれに対応する照明パターンにより光を照射して部品種ごとに撮像を行なう。そして、CPU71は、得られた撮像画像に基づいて吸着ノズル33に吸着された部品Pの吸着位置ずれを判定して、当該部品Pの目標実装位置を補正する。そして、CPU71は、XYロボット26を制御して吸着ノズル33を目標実装位置の上方へ移動させ、Z軸モータにより吸着ノズル33を下降させ、部品Pを基板B上に実装して部品実装処理を終了する。CPU71は、複数の吸着ノズル33に部品Pが吸着されている場合には、各部品Pをそれぞれの目標実装位置に実装する動作を繰り返す。
次に、管理装置100が実行する部品割付処理(部品割付プログラム)について説明する。図5は、管理装置100のCPU101により実行される部品割付処理の一例を示すフローチャートである。部品割付処理が実行されると、管理装置100のCPU101は、まず、各部品実装機10にそれぞれ実装すべき部品Pを割付済みであるか否かを判定する(S100)。CPU101は、割付済みでないと判定すると、部品実装システム1において実装効率が最も高くなる組み合わせで各部品実装機10に対してそれぞれ実装すべき部品Pを割り付ける(S110)。ここで、S110の処理では、例えば、CPU101は、各部品実装機10に割り付け可能な部品Pの全ての組み合わせを抽出する。次に、CPU101は、抽出した組み合わせにおいて各部品実装機10が実装動作を行なった場合の所要時間(実装時間)を算出する。そして、CPU101は、各部品実装機10の実装時間の差が最も少ない組み合わせを、実装効率が最も高くなる組み合わせとして決定する。一方、CPU101は、割付済みであると判定すると、S110の処理をスキップする。
次に、CPU101は、照明装置41の一部照明に故障が発生したか否かを判定する(S120)。一部照明の故障は、本実施形態では、側射照明部42および落射照明部44のうちの片方の故障を意味する。照明装置41は、側射照明部42が故障すると、全射照明と側射照明とが実行不能となり、落射照明部44が故障すると、全射照明と落射照明とが実行不能となる。一部照明の故障は、例えば、パーツカメラ40により部品Pを撮像して得られる撮像画像の輝度値に基づいて判定することができる。また、一部照明の故障は、照明装置41に側射照明部42の近傍と落射照明部44の近傍とにそれぞれ光センサを設け、各光センサにより検出される信号に基づいて判定することもできる。CPU101は、照明装置41の一部照明に故障が発生していないと判定すると、部品割付処理を終了する。
一方、CPU101は、照明装置41の一部照明に故障が発生したと判定すると、一部照明が故障した部品実装機10に対して故障した照明を用いた撮像が必要な部品Pを割り付けない制約の下で、実装効率が最も高くなるよう各部品実装機10に対する部品Pの割り付けを変更して(S130)、部品割付処理を終了する。ここで、S130の処理では、例えば、CPU101は、S110の処理で抽出される全ての組み合わせのうち、一部照明が故障した部品実装機10に対して故障した照明を用いた撮像が必要な部品Pを割り付ける組み合わせを除いた組み合わせを抽出する。そして、CPU101は、抽出した各組み合わせにおける各部品実装機10の実装時間を算出し、各部品実装機10の実装時間の差が最も少ない組み合わせを決定する。なお、CPU101は、一部照明の故障以外に他の制約がある場合には、当該他の制約も考慮に入れて、各部品実装機10に対して実装すべき部品Pを割り当てる。他の制約としては、例えば、部品Pのサイズ、実装位置、電気特性などの都合による部品Pの実装順序に関する制約などがある。
図6〜図8は、部品実装機A〜Cに対する部品の割付の様子を示す説明図である。説明の都合上、図中の部品実装システムは、3つの部品実装機A〜Cを備えるものとした。部品実装機A〜Bの照明装置のいずれにも故障が生じていない場合、管理装置は、実装効率が最も高くなるよう各部品実装機A〜Cに対して実装すべき部品1〜9を割り付ける。図6の例では、部品実装機Aには、全射照明を用いた撮像が必要な部品1と、落射照明を用いた撮像が必要な部品4と、側射照明を用いた撮像が必要な部品7とが割り付けられる。部品実装機Bには、全射照明を用いた撮像が必要な部品2と、落射照明を用いた撮像が必要な部品5と、側射照明を用いた撮像が必要な部品8とが割り付けられる。部品実装機Cには、全射照明を用いた撮像が必要な部品3と、落射照明を用いた撮像が必要な部品6と、側射照明を用いた撮像が必要な部品9とが割り付けられる。部品実装機Bにおいて一部照明として落射照明部が故障した場合、管理装置は、図7に示すように、部品実装機Bに割り付けられていた部品7〜9を照明装置に故障がない他の部品実装機A,Cに割り付け、部品実装機Bに全く部品を割り付けないことが考えられる。しかし、この場合、他の部品実装機A,Cの実装時間が増え、実装効率が大幅に低下してしまう。これに対して、管理装置は、図8に示すように、部品実装機Bに割り付けられていた全射照明が必要な部品2と落射照明が必要な部品5とを他の部品実装機A,Cに割り付け、代わりに、全射照明と落射照明とが不要な部品(側射照明が必要な部品)7,9を部品実装機Bに割り付ける。これにより、各部品実装機A〜Cでの実装時間のバランスをとることができ、実装効率の低下を抑制することができる。
ここで、実施形態の主要な要素と請求の範囲に記載した本開示の主要な要素との対応関係について説明する。即ち、パーツカメラ40が撮像装置に相当し、部品実装機10が部品実装機に相当し、管理装置100が部品割付装置に相当する。また、照明装置41が照明装置に相当し、撮像素子49が撮像素子に相当する。
以上説明した本実施形態の管理装置100(部品割付装置)は、複数の部品実装機10がそれぞれ有するパーツカメラ40のうちいずれかのパーツカメラの少なくとも一部の機能に異常が生じた場合、異常が生じた機能の使用が必要な部品の実装を異常が生じていないパーツカメラ40を有する他の部品実装機10に割り付ける。また、管理装置100は、異常が生じた機能の使用が不要な部品の実装を異常が生じたパーツカメラ40を有する部品実装機10に割り付ける。これにより、管理装置100は、異常が生じたパーツカメラ40を有する部品実装機10に全く部品を割り付けないものに比して、実装ライン全体での実装効率の低下を抑制することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、複数の部品実装機10は、パーツカメラ40の照明装置41として、側射照射部42および落射照射部44を有し、部品種ごとに照明を切り替えて部品Pを撮像するものとした。しかし、複数の部品実装機10は、パーツカメラ40の照明装置41として、それぞれ被写体に対して光が当たる角度が異なる複数の側射照明部を有し、部品種ごとに照明を切り替えて部品Pを撮像するものとしてもよい。この場合、例えば、複数の部品実装機のうちいずれかの部品実装機において一部の側射照明部が故障すると、管理装置は、当該一部の側射照明部の使用が必要な部品の実装を当該一部の側射照明部が故障していない他の部品実装機に割り付け、代わって、当該一部の側射照明部の使用が不要な部品の実装を当該一部の側射照明部が故障した部品実装機に割り付ける。
また、上述した実施形態では、複数の部品実装機10は、パーツカメラ40の照明装置41として、側射照射部42および落射照射部44を有し、部品種ごとに照明パターンを切り替えて部品Pを撮像するものとした。しかし、複数の部品実装機10は、パーツカメラ40の照明装置41として、異なる色の光を照射可能な複数の照明部(赤色や青色など)を有し、部品種ごとに照明色を切り替えて部品Pを撮像するものとしてもよい。この場合、例えば、複数の部品実装機のうちいずれかの部品実装機において一部の照明部が故障すると、管理装置は、当該一部の照明部の使用が必要な部品の実装を当該一部の照明部が故障していない他の部品実装機に割り付け、代わって、当該一部の照明部の使用が不要な部品の実装を当該一部の照明部が故障した部品実装機に割り付ける。
また、上述した実施形態では、複数の部品実装機10は、吸着ノズル33に吸着した部品Pを下方から撮像するパーツカメラ40を備えるものとした。しかし、複数の部品実装機10は、図9に示すように、吸着ノズル33に吸着された部品Pを側方から撮像する側面カメラ138を備えるものとしてもよい。側面カメラ138は、ヘッド130に設けられている。この場合、管理装置は、複数の部品実装機10のうちいずれかの側面カメラ138に故障が生じた場合、側面カメラ138での撮像が必要な部品を側面カメラ138が故障していない他の部品実装機10に割り付け、側面カメラ138での撮像が不要な部品を側面カメラ138が故障した部品実装機10に割り付ける。なお、ヘッド130は、実施形態のヘッド30と同様に、部品実装機10のX軸スライダ26aに着脱可能に取り付けられる。部品実装機10は、ヘッド130とヘッド30とを交換して取り付け可能である。
上述した実施形態では、CPU101は、一部照明の故障以外に他の制約がある場合には、当該他の制約も考慮に入れて、各部品実装機10に対して実装すべき部品Pを割り当てた。しかし、CPU101は、各制約を考慮した結果、各部品実装機10の実装時間のバランスが著しくくずれた割り付けしか抽出できない場合がある。CPU101は、各部品実装機10の実装時間の差が最も少ない部品Pの割り付けを決定した後、その実装時間の差が所定値を超えるか否かを判断してもよい。CPU101は、所定値を超えると判断した場合は、各部品実装機10のパーツカメラ40および/あるいは各部品実装機10のヘッド30とヘッド130を部品実装システム1内の他の部品実装機10と交換した場合の各部品実装機10への部品Pの割り付けも考慮してよい。例えば、高さ方向に背の高い背高部品については、部品実装システム1の最下流の部品実装機10で最後に実装する制約が設けられている場合がある。背高部品が装着された後に背高部品が障害となり、他の部品を実装することが困難となるためである。例えば図6の例において、部品9が最後に実装すべき背高部品であった場合、図8のように部品9を部品実装機Bに割り付けすることはできず、部品9は部品実装機Cに割り付けされる。CPU101が、割り付けの結果、各部品実装機の実装時間の差が所定値を超えると判断したのであれば、CPU101は、部品実装機Cに設けられたパーツカメラ40と、部品実装機Bに設けられたパーツカメラ40を交換した場合の割り付けを考慮してもよい。
本開示は、部品実装機や部品実装システムの製造産業などに利用可能である。
1 部品実装システム、2 スクリーン印刷機、4 リフロー炉、10 部品実装機、22 部品供給装置、24 基板搬送装置、26 XYロボット、26a X軸スライダ、26b Y軸スライダ、28 マークカメラ、30,130 ヘッド、31 ヘッド本体、32 ノズルホルダ、33 吸着ノズル、40 パーツカメラ、41 照明装置、42 側射照明部、43 発光体、44 落射照明部、45 発光体、46 ハーフミラー、48 レンズ、49 撮像素子、70 制御装置、71 CPU、72 ROM 73 HDD、74 RAM、75 入出力インタフェース、76 バス、100 管理装置、101 CPU、102 ROM、103 HDD、104 RAM、105 入出力インタフェース、107 入力デバイス、108 ディスプレイ、138 側面カメラ、B 基板、P 部品。

Claims (5)

  1. 部品撮像用の撮像装置を有する部品実装機を複数備える実装ラインにおける各部品実装機に実装すべき部品を割り付ける部品割付装置であって、
    複数の前記部品実装機がそれぞれ有する撮像装置のうちいずれかの撮像装置の少なくとも一部の機能に異常が生じた場合、該異常が生じた機能の使用が必要な部品の実装を前記異常が生じていない撮像装置を有する他の部品実装機に割り付け、前記異常が生じた機能の使用が不要な部品の実装を前記異常が生じた撮像装置を有する部品実装機に割り付ける、
    部品割付装置。
  2. 請求項1に記載の部品割付装置であって、
    前記撮像装置は、異なる複数の照射パターンのうちいずれかの照射パターンにより前記部品に光を照射する照明装置と、該部品の反射光を受光して該部品を撮像する撮像素子とを有し、
    前記複数の照射パターンのうち一部の照射パターンを用いた部品の撮像を実行不能な異常が生じた場合、前記異常が生じた照射パターンを用いた撮像が必要な部品の実装を前記異常が生じていない撮像装置を有する他の部品実装機に割り付け、前記異常が生じた照射パターンを用いた撮像が不要な部品の実装を前記異常が生じた撮像装置を有する部品実装機に割り付ける、
    部品割付装置。
  3. 請求項2に記載の部品割付装置であって、
    前記複数の照射パターンとして、前記部品に対して照射する光の角度が異なる複数の照射角度を含む、
    部品割付装置。
  4. 請求項2または3に記載の部品割付装置であって、
    前記複数の照射パターンとして、前記部品に対して照射する光の色が異なる複数の照射色を含む、
    部品割付装置。
  5. 請求項1ないし4いずれか1項に記載の部品割付装置であって、
    複数の前記部品実装機がそれぞれ有する撮像装置のうちいずれかの撮像装置の少なくとも一部の機能に異常が生じた場合、前記異常が生じた機能の使用が必要な部品の実装を前記異常が生じた撮像装置を有する部品実装機に割り付けない制約の下で、生産効率が最も高くなるよう前記複数の部品実装機にそれぞれ実装すべき部品を割り付ける、
    部品割付装置。
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