JPH0760579A - 部品実装作業割付方法及びその装置 - Google Patents

部品実装作業割付方法及びその装置

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JPH0760579A
JPH0760579A JP5215789A JP21578993A JPH0760579A JP H0760579 A JPH0760579 A JP H0760579A JP 5215789 A JP5215789 A JP 5215789A JP 21578993 A JP21578993 A JP 21578993A JP H0760579 A JPH0760579 A JP H0760579A
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mountable
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装着対象物の複数個の部品装着点に対し、複
数台の部品実装装置を用いて順に部品を装着する場合に
おける、全体としての部品実装作業時間を短くすること
ができる割付を行う。 【構成】 準備段階として、各部品実装装置に関して、
各ノズルを使用した場合の1個の部品装着の作業時間デ
ータ等のデータベースの登録が行われる(S1)。部品
実装作業に使用する装置構成が設定され(S2)、部品
実装作業の内容のデータの設定が行われる(S3)。全
部品実装作業を部品種類毎に3台の部品実装装置に仮割
付することが行われる(S4)。各部品実装装置に割付
けられた部品実装作業に要する時間が夫々演算により求
められ、最長作業時間となった装置の部品実装作業の一
部を他の装置に割付変更した場合に最長作業時間がより
短くなることを条件に、割付変更が行われる(S5)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、装着対象物の複数個の
部品装着点に対し、複数台の部品実装装置を用いて順に
部品を装着する場合における、前記複数台の部品実装装
置に対して各々が実行する部品実装作業を割付けるため
の部品実装作業割付方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、基板の高密度化が進み、1枚の基
板上に装着される部品点数や部品種類数が多くなってき
ている。このように1枚の基板上に装着される部品点数
や部品種類数が多い場合には、1枚の基板に対する部品
実装作業を、複数台の部品実装装置を同時に稼働させな
がら順に実行することが行われている。このような場合
には、複数台の部品実装装置に対して各々が実行する部
品実装作業を割付けることが必要となるが、従来では、
各部品実装装置の作業時間を均等として待ち時間などロ
スタイムを少なくする観点により割付が行われていた。
【0003】今、図5に示すような3台の部品実装装置
1〜3(装置1,装置2,装置3と称す)を用いて、1
枚の基板に対して、図6に示すような11種類計188
個の部品を装着する場合を一例としてあげる。ここで、
部品実装装置1〜3における部品の装着には、部品の種
類(形状や大きさ)毎に異なるノズルNa〜Neが使用
され、部品種類に応じてノズルの交換作業が行われるよ
うになっている。また、図7に示すように、各ノズル
(部品種類)に関して1個の部品を装着する部品実装作
業時間が異なり、その作業時間は部品実装装置1〜3間
においても相違している。尚、ここでは説明の簡単化の
ため、部品搬送距離の相違に伴うノズルの移動時間の相
違は考慮しないものとする。
【0004】このような図5乃至図7のケースでは、各
部品実装装置1〜3の作業時間が極力均等となるよう
に、図8及び図9に示すような部品実装作業の割付が行
われる。これによれば、装置1,装置2,装置3間での
作業時間がほぼ均等となっているので、装置1,装置
2,装置3の順で複数枚の基板を順次移動させながら部
品実装作業を行う場合の待ち時間を極力少なくすること
ができるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
複数台の部品実装装置1〜3を同時に稼働させながら部
品実装作業を行う場合には、基板1枚に対して部品装着
を仕上げるに要する時間は、部品実装装置1〜3のうち
最も長い部品実装作業時間となる。図8,図9に示した
例では、装置1の61.5秒が基板1枚について必要な
部品実装作業時間となる。
【0006】しかしながら、上記従来の割付方法では、
各部品実装装置1〜3間での作業時間を均等とすること
を目的に割付が行われているため、待ち時間などのロス
タイムを少なくすることができるものの、必ずしも全体
としての部品実装作業時間が最短となるとは限らなかっ
た。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、装着対象物の複数個の部品装着点に対
し、複数台の部品実装装置を用いて順に部品を装着する
場合における、全体としての部品実装作業時間を短くす
ることができる部品実装作業割付方法及びその装置を提
供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の部品実装作業割
付方法は、各部品実装装置に関する各種部品の装着に要
する時間等を登録したデータベースを作成し、部品実装
作業を部品種類毎に前記各部品実装装置に仮割付し、前
記データベースに基づいて前記各部品実装装置に関して
各々に仮割付された部品実装作業に要する時間を求め、
最長作業時間となる部品実装装置における部品実装作業
の一部を、各部品実装装置における最長作業時間がより
短くなるように他の部品実装装置に割付変更するところ
に特徴を有する。
【0009】この場合、データベースに、各部品実装装
置に関する装着可能部品種類と装着不可能部品種類とを
予め登録し、その装着可能部品種類と装着不可能部品種
類とに基づいて仮割付及び割付変更を行うようにしても
良く、また、データベースに、各部品実装装置に関する
装着可能最大部品点数や装着可能最大部品種類数等の最
大条件を予め登録し、その最大条件に基づいて仮割付及
び割付変更を行うようにすることもできる。
【0010】そして、本発明の部品実装作業割付装置
は、各部品実装装置に関する各種部品の装着に要する時
間等を登録したデータベースを記憶する記憶手段と、部
品実装作業を部品種類毎に前記各部品実装装置に仮割付
する手段と、前記データベースに基づいて前記各部品実
装装置に関して各々に仮割付された部品実装作業に要す
る時間を演算する演算手段と、この演算手段により求め
られた作業時間のうち最長作業時間となる部品実装装置
に割付けられた部品実装作業の一部を、各部品実装装置
における最長作業時間がより短くなるように他の部品実
装装置に割付変更する割付変更手段とを具備するところ
に特徴を有する。
【0011】この場合、データベースに、各部品実装装
置に関する装着可能部品種類と装着不可能部品種類とが
予め登録され、その装着可能部品種類と装着不可能部品
種類とに基づいて仮割付及び割付変更が行われるように
構成しても良い。また、データベースに、各部品実装装
置に関する装着可能最大部品点数や装着可能最大部品種
類数等の最大条件が予め登録され、その最大条件に基づ
いて仮割付及び割付変更が行われるように構成すること
もできる。
【0012】
【作用】本発明の部品実装作業割付方法によれば、部品
実装作業を部品種類毎に各部品実装装置に仮割付した
後、各部品実装装置に関して各々に仮割付された部品実
装作業に要する時間を求め、最長作業時間となる部品実
装装置における部品実装作業の一部を、各部品実装装置
における最長作業時間がより短くなるように他の部品実
装装置に割付変更するようにしているので、その割付変
更によって、各部品実装装置における最長作業時間が最
短となるような割付を行うことができる。
【0013】この場合、データベースに各部品実装装置
に関する装着可能部品種類と装着不可能部品種類とを予
め登録しておけば、仮割付及び割付変更の際に、各部品
実装装置に装着可能な種類の部品のみが割付けられるよ
うになり、また、データベースに、各部品実装装置に関
する装着可能最大部品点数や装着可能最大部品種類数等
の最大条件を予め登録しておけば、仮割付及び割付変更
の際に、各部品実装装置の最大条件を越えない範囲内で
割付が行われるようになる。
【0014】そして、本発明の部品実装作業割付装置に
よれば、仮割付手段により、部品実装作業が部品種類毎
に各部品実装装置に仮割付され、演算手段により、記憶
手段に記憶されたデータベースに基づいて前記各部品実
装装置に関して各々に仮割付された部品実装作業に要す
る時間が演算される。そして、割付変更手段により、最
長作業時間となる部品実装装置に割付けられた部品実装
作業の一部が、各部品実装装置における最長作業時間が
より短くなるように他の部品実装装置に割付変更される
ので、その割付変更によって、各部品実装装置における
最長作業時間が最短となるような割付を行うことができ
る。
【0015】この場合にも、データベースに各部品実装
装置に関する装着可能部品種類と装着不可能部品種類と
を予め登録しておけば、仮割付及び割付変更の際に、各
部品実装装置に装着可能な種類の部品のみが割付けられ
るようになり、また、データベースに、各部品実装装置
に関する装着可能最大部品点数や装着可能最大部品種類
数等の最大条件を予め登録しておけば、仮割付及び割付
変更の際に、各部品実装装置の最大条件を越えない範囲
内で割付が行われるようになる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図1乃至
図7を参照して説明する。尚、ここでも、従来例で述べ
たと同様に、図5に示すような3台の部品実装装置1〜
3(区別の必要があるときには装置1,装置2,装置3
と称す)を用いて、1枚の基板に対して、図6に示すよ
うな、部品名A1,A2,A3,B1,B2,C1,C
2,C3,D1,D2,E1の11種類計188個の部
品を装着する場合を一例としてあげながら説明する。
【0017】まず、詳しく図示はしないが、部品実装装
置1〜3について簡単に述べておく。部品実装装置1〜
3は、周知の通り、ベース上に、基板搬送路、図示しな
い基板を前記基板搬送路の途中の作業位置に搬入し作業
後搬出する基板搬送機構、前記基板搬送路の近傍に設け
られ複数個の部品フィーダを有してなる部品供給装置、
X−Yロボットにより自在に移動される装着ヘッド等を
備え、マイコンからなる制御装置により前記基板に対す
る部品実装作業を自動的に実行するようになっている。
【0018】この場合、前記装着ヘッドは、ノズル(ヘ
ッドツール)を交換可能に有してなり、部品の種類(形
状や大きさ)に応じたこの場合5種類のノズルNa〜N
e(図6,図7参照)により、部品装着作業を行うよう
になっている。ノズルNaは部品名A1,A2,A3の
部品の装着に使用され、ノズルNbは部品名B1,B2
の部品の装着に使用され、ノズルNcは部品名C1,C
2,C3の部品の装着に使用され、ノズルNdは部品名
D1,D2の部品の装着に使用され、ノズルNeは部品
名E1の部品の装着に使用されるようになっている。こ
のとき、オートツールチェンジャーによりノズルの交換
作業が自動的に行われるようになっている。また、前記
制御装置は、部品実装作業を具体化した実装プログラム
に基づいて動作するようになっている。
【0019】本実施例においては、装着対象物たる基板
は、装置1,装置2,装置3の順に送られ、基板上の多
数個(188個)の部品装着点に対し、各部品実装装置
1〜3において各々に割付けられた部品実装作業が順に
行われるようになっている。また、3台の部品実装装置
1〜3を同時に稼働させながら複数枚の基板に対して連
続的に部品実装作業が行われるようになっている。
【0020】さて、このように3台の部品実装装置1〜
3により部品の装着を行うには、1枚の基板に関しての
全ての部品実装作業を、各部品実装装置1〜3に対して
割付けることが必要となる。この割付を行うための本実
施例に係る部品実装作業割付装置について述べる。
【0021】この部品実装作業割付装置は、例えばパー
ソナルコンピュータ,ワークステーションクラスの汎用
のコンピュータシステムよりなり、コンピュータ本体
に、キーボード、ディスプレイ、フロッピーディスクド
ライブからなる外部記憶装置等を接続して構成されてい
る。この部品実装作業割付装置には、例えば各部品実装
装置1〜3に関する各種部品の装着に要する時間及びノ
ズルの交換時間を登録したデータベースが、オペレータ
の入力などにより予め作成されて記憶されるようになっ
ている。
【0022】この場合、データベースとしては、図7に
示すように、部品実装装置1〜3に関して、各ノズルN
a〜Neを使用した場合の1個の部品を装着する部品実
装作業時間のデータ、及び、ノズルの交換作業に要する
時間のデータが登録されている。各ノズル(部品種類)
に関して1個の部品を装着する部品実装作業時間が異な
り、その作業時間は部品実装装置1〜3間においても相
違している。尚、本実施例においては、説明の簡単化の
ため、部品搬送距離の相違に伴う装着ヘッドの移動時間
の相違は考慮しないものとしている。
【0023】そして、部品実装作業割付装置は、割付プ
ログラムの実行により、後述するように、部品実装作業
を部品種類毎に各部品実装装置1〜3に仮割付し、前記
データベースに基づいて各部品実装装置1〜3に関して
各々に仮割付された部品実装作業に要する時間を求め、
最長作業時間となる部品実装装置における部品実装作業
の一部を、各部品実装装置における最長作業時間がより
短くなるように他の部品実装装置に割付変更することに
より、割付を行うように構成されている。
【0024】従って、部品実装作業割付装置が、データ
ベースを記憶する記憶手段、部品実装作業仮割付する手
段、作業時間を求める演算手段、割付変更を行う割付変
更手段としての機能を存するのである。尚、部品実装作
業割付装置は、各部品実装装置1〜3の制御装置にオン
ラインで接続され、あるいは記憶媒体を介してのデータ
の送受信が可能とされ、もってデータの転送が自在に行
われるようになっている。
【0025】次に、上記部品実装作業割付装置における
割付方法について、図1乃至図4も参照して述べる。図
1のフローチャートは、割付の手順を示しており、ま
ず、ステップS1では、準備段階として、データベース
のデータの登録が行われる。上述のように、本実施例で
は、このデータベースは、図7に示すように各部品実装
装置1〜3に関して、各ノズルNa〜Neを使用した場
合の1個の部品を装着する部品実装作業時間のデータ、
及び、ノズルの交換作業に要する時間のデータから構成
される。
【0026】次のステップS2では、部品実装作業に使
用する部品実装装置の機種や台数等の装置構成が設定さ
れる。この場合、装置1,装置2,装置3の3台の部品
実装装置1〜3が順に使用される。ステップS3では、
1枚の基板の全ての部品装着点に対する部品実装作業の
内容(部品装着点の座標やその部品種類等)のデータの
設定が行われる。この部品実装作業の内容の設定によ
り、図6に示すようなデータが設定される。
【0027】そして、ステップS4では、前記全部品実
装作業を部品種類毎に3台の部品実装装置1〜3に仮割
付することが行われる。ここでは、例えば同一ノズルを
使用する部品をまとめて同一の装置に割当ててノズルの
交換回数が最小となるように仮割付が行われる。その結
果は、図2に示す通りとなり、装置1には、部品名A
1,A2,A3,C1,C2,C3の部品が割付けられ
てノズル交換回数は2回となり、装置2には、部品名B
1,B2の部品が割付けられてノズル交換回数は1回と
なり、装置3には、部品名D1,D2,E1の部品が割
付けられてノズル交換回数は2回となる。尚、仮割付の
方法としては、他にも、部品点数を均等にしたり、部品
種類数を均等にしたりすること等が考えられる。
【0028】最後のステップS5では、各部品実装装置
1〜3に割付けられた部品実装作業に要する時間が夫々
演算により求められ、その時間に基づいて最長作業時間
がより短くなるように割付変更が行われる。図2に示し
た仮割付の状態では、装置1の作業時間は60.1秒、
装置2の作業時間は48.0秒、装置3の作業時間は5
7.0秒となっており、最長作業時間は装置1の60.
1秒となっている。
【0029】そこで、装置1の部品実装作業の一部を他
の装置2あるいは3に割付変更した場合に最長作業時間
がより短くなることを条件に、割付変更が行われる。こ
の場合には、装置1に割付けられていた部品名A2の部
品を、装置2に割付変更すると、図3に示すように、装
置1の作業時間は55.1秒に減少し、装置2の作業時
間は59.0秒に増加するが、最長作業時間は装置2の
59.0秒と、前記60.1秒から短縮される。
【0030】さらに、この時点で最長作業時間となった
装置2の部品実装作業の一部を他の装置1あるいは3に
割付変更できないかのチェックが繰返しなされるのであ
る。本例の場合には、図3の割付状態が最長作業時間が
最も短くなり、各部品実装装置1〜3に対する最終的な
部品実装作業の割付として決定される。この割付状態を
棒グラフ化したものを図4に示す。図中、斜線部分はノ
ズルの交換作業に要する時間を示している。
【0031】これにて、1枚の基板に対し、装置1にて
部品名A1,A3,C1,C2,C3の部品の実装作業
が行われ、続いて装置2にて部品名B1,B2,A2の
部品の実装作業が行われ、最後に装置3にて部品名D
1,D2,E1の部品の実装作業が行われることによ
り、全部品装着点への部品の装着が完了するのである。
この作業は、3台の部品実装装置1〜3を同時に稼働さ
せながら多数枚の基板に対して連続的に実行され、この
場合、基板1枚について必要な部品実装作業時間は、最
長作業時間である59.0秒となる。
【0032】本実施例による割付結果(図3及び図4)
を、図8及び図9に示した従来の方法による割付結果と
比較してみると、本実施例では、装置1,装置2,装置
3間での作業時間が従来例ほど均等とはなっておらずに
待ち時間がやや長くなるものの、基板1枚に対して部品
装着を仕上げるに要する時間は、従来例の61.5秒か
ら59.0秒と短縮されている。
【0033】このように本実施例によれば、仮割付を行
った後、各部品実装装置に関する実装作業時間を求め、
最長作業時間となる部品実装装置における部品実装作業
の一部を、各部品実装装置における最長作業時間がより
短くなるように他の部品実装装置に割付変更するように
したので、必ずしも全体としての部品実装作業時間が最
短となるとは限らなかった従来の割付方法と異なり、全
体としての部品実装作業時間が最短となるような割付を
行うことができるものである。
【0034】尚、上記実施例では、各ノズルNa〜Ne
を使用した場合の1個の部品を装着する部品実装作業時
間のデータ及びノズルの交換作業に要する時間のデータ
をデータベースに登録するようにしたが、それらに加え
て、各部品実装装置に関する装着可能部品種類と装着不
可能部品種類とを登録するようにすれば、仮割付及び割
付変更の際に、各部品実装装置に装着可能な種類の部品
のみが割付けられるようになる。また、データベース
に、各部品実装装置に関する装着可能最大部品点数や装
着可能最大部品種類数等の最大条件をも予め登録してお
けば、仮割付及び割付変更の際に、各部品実装装置の最
大条件を越えない範囲内で割付が行われるようになる。
【0035】その他、本発明は上記実施例に限定される
ものではなく、部品実装作業割付装置を、各部品実装装
置の制御装置と兼用するように構成しても良く、また、
本発明の部品実装作業割付方法は、コンピュータ等の部
品実装作業割付装置を用いずに作業者の手作業によって
実施することも可能であるなど、要旨を逸脱しない範囲
内で適宜変更して実施し得るものである。
【0036】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
の部品実装作業割付方法によれば、装着対象物の複数個
の部品装着点に対し、複数台の部品実装装置を用いて順
に部品を装着する場合にあって、部品実装作業を部品種
類毎に各部品実装装置に仮割付した後、各部品実装装置
に関して各々に仮割付された部品実装作業に要する時間
を求め、最長作業時間となる部品実装装置における部品
実装作業の一部を、各部品実装装置における最長作業時
間がより短くなるように他の部品実装装置に割付変更す
るようにしているので、全体としての部品実装作業時間
を短くすることができるという優れた実用的効果を奏す
るものである。
【0037】また、本発明の部品実装作業割付装置によ
れば、上記方法を効果的に実施することができ、装着対
象物の複数個の部品装着点に対し、複数台の部品実装装
置を用いて順に部品を装着する場合にあって、全体とし
ての部品実装作業時間を短くすることができるような割
付を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、割付の手順を
示すフローチャート
【図2】仮割付の結果を示す図
【図3】最終的な割付結果を示す図
【図4】部品実装装置と作業時間との関係を示す図
【図5】部品実装装置を概略的に示す平面図
【図6】全ての部品装着点に対する部品実装作業の内容
を示す図
【図7】データベースのデータの内容を示す図
【図8】従来例を示す図3相当図
【図9】図4相当図
【符号の説明】
図面中、1,2,3は部品実装装置を示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装着対象物の複数個の部品装着点に対
    し、複数台の部品実装装置を用いて順に部品を装着する
    場合における、前記複数台の部品実装装置に対して各々
    が実行する部品実装作業を割付けるための方法であっ
    て、 前記各部品実装装置に関する各種部品の装着に要する時
    間等を登録したデータベースを作成し、 部品実装作業を部品種類毎に前記各部品実装装置に仮割
    付し、 前記データベースに基づいて前記各部品実装装置に関し
    て各々に仮割付された部品実装作業に要する時間を求
    め、 最長作業時間となる部品実装装置における部品実装作業
    の一部を、各部品実装装置における最長作業時間がより
    短くなるように他の部品実装装置に割付変更することを
    特徴とする部品実装作業割付方法。
  2. 【請求項2】 データベースには、各部品実装装置に関
    する装着可能部品種類と装着不可能部品種類とが予め登
    録され、その装着可能部品種類と装着不可能部品種類と
    に基づいて仮割付及び割付変更を行うようにしたことを
    特徴とする請求項1記載の部品実装作業割付方法。
  3. 【請求項3】 データベースには、各部品実装装置に関
    する装着可能最大部品点数や装着可能最大部品種類数等
    の最大条件が予め登録され、その最大条件に基づいて仮
    割付及び割付変更を行うようにしたことを特徴とする請
    求項1又は2記載の部品実装作業割付方法。
  4. 【請求項4】 装着対象物の複数個の部品装着点に対
    し、複数台の部品実装装置を用いて順に部品を装着する
    場合における、前記複数台の部品実装装置に対して各々
    が実行する部品実装作業を割付けるための装置であっ
    て、 前記各部品実装装置に関する各種部品の装着に要する時
    間等を登録したデータベースを記憶する記憶手段と、 部品実装作業を部品種類毎に前記各部品実装装置に仮割
    付する手段と、 前記データベースに基づいて前記各部品実装装置に関し
    て各々に仮割付された部品実装作業に要する時間を演算
    する演算手段と、 この演算手段により求められた作業時間のうち最長作業
    時間となる部品実装装置に割付けられた部品実装作業の
    一部を、各部品実装装置における最長作業時間がより短
    くなるように他の部品実装装置に割付変更する割付変更
    手段とを具備することを特徴とする部品実装作業割付装
    置。
  5. 【請求項5】 データベースには、各部品実装装置に関
    する装着可能部品種類と装着不可能部品種類とが予め登
    録され、その装着可能部品種類と装着不可能部品種類と
    に基づいて仮割付及び割付変更が行われることを特徴と
    する請求項4記載の部品実装作業割付装置。
  6. 【請求項6】 データベースには、各部品実装装置に関
    する装着可能最大部品点数や装着可能最大部品種類数等
    の最大条件が予め登録され、その最大条件に基づいて仮
    割付及び割付変更が行われることを特徴とする請求項4
    又は5記載の部品実装作業割付装置。
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