JPH08330796A - 部品取付位置決定システム - Google Patents

部品取付位置決定システム

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JPH08330796A
JPH08330796A JP7135019A JP13501995A JPH08330796A JP H08330796 A JPH08330796 A JP H08330796A JP 7135019 A JP7135019 A JP 7135019A JP 13501995 A JP13501995 A JP 13501995A JP H08330796 A JPH08330796 A JP H08330796A
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component
supply unit
mounting
board
component supply
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JP7135019A
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Ikko Kuroki
一巧 黒木
Seido Kato
誠道 加藤
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Toshiba Corp
Toshiba FA Systems Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba FA Systems Engineering Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 生産予定の複数種類の基板に使用される部品
の部品供給部を部品供給機構の複数の取付位置のうちの
いずれに取付けるかを前もって決定可能に構成して、前
段取り作業を可能にする。 【構成】 本発明の部品取付位置決定システムは、取付
位置データを格納する第1のデータ領域と部品名称デー
タを格納する第2のデータ領域と生産予定の基板毎に部
品供給部の使用予定を表わす使用データを格納する第3
のデータ領域とから成る段取り管理テーブルを備えると
共に、順序データを格納する第1のデータ領域と基板名
称データを格納する第2のデータ領域とから成る生産予
約テーブルを備え、これら2つのテーブルに基づいて生
産予定の基板の使用部品の部品供給部を部品供給機構の
取付位置のうちのいずれに取付けるかを前もって決定す
る構成としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板に種々の部品を自
動的に実装する部品実装装置において、生産する基板の
機種を変更する場合に必要な段取りの作業性を向上させ
ることに役立てるためのものであって、部品実装装置の
部品供給機構における複数の部品供給部を取付ける取付
位置を決定する部品取付位置決定システムに関する。
【0002】
【従来の技術】部品実装装置は、部品供給機構に取付け
られた部品供給部から部品(チップ部品)を取り出すと
共に、この取り出した部品を基板(プリント配線基板)
上に装着する処理を繰り返し実行するように構成されて
いる。そして、近年では、基板に装着する部品の種類数
の増加に対応して、部品供給機構が多数種類の部品を供
給できることが要望されている。このため、現状の部品
供給機構は、例えば約100種類の部品供給部を取付可
能に構成されており、もって約100種類の部品を供給
可能になっている。
【0003】また、部品実装装置においては、基板の生
産コストを低減するために、実装速度の高速化及び装置
の稼働率の向上が要求されている。ここで、実装速度の
高速化に対しては、チップ部品を実装する場合に、1チ
ップ当たり0.15秒から0.1秒を切る部品実装装置
が提供されている。一方、近年は、多品種少量生産や異
品種混在生産が要求されており、基板の生産ラインにお
いて、1品種の基板の生産枚数は減少傾向にあり、装置
の稼働率が低下する傾向にある。このため、装置の稼働
率を向上させるためには、生産する基板の種類を変える
場合に、次に生産する基板に合わせて装置の段取りを早
く実行可能であることが求められている。上記装置の段
取り作業としては、コンベア幅の調整作業や、基板を背
面から支持するバックアップピンの設置作業があり、更
に、部品供給機構に取付けられた複数の部品供給部を、
次に生産する基板で使用されている部品を供給する部品
供給部と交換する作業がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成において
は、実装速度の高速化は上述した程度で頭打ち傾向にあ
ると共に、多品種少量生産の傾向が強いことから、基板
の生産性を上げるためには、段取り作業に要する時間を
短縮することが重要になってきている。これに対して、
部品供給機構に2組の部品供給部を取付可能に構成し、
このうちの一方の1組の部品供給部により現在生産中の
基板に使用されている部品を供給するようにし、他方の
1組の部品供給部により次に生産する基板で使用されて
いる部品を供給するようにし、そして、基板の生産切替
時に部品供給部を一方の組から他方の組へ一括して交換
するようにした構成が考えられている。また、部品供給
部を固定することにより、部品実装装置の動作中におい
ても部品供給部の取付及び交換を可能にした構成も考え
られている。しかし、上述した各構成では、次に生産す
る基板に限ってそのための段取り作業を早くすることが
可能であるだけであるから、まだ、改善の余地が多かっ
た。
【0005】そこで、本発明の目的は、生産予定の複数
種類の基板に使用される部品の部品供給部を部品供給機
構の複数の取付位置のうちのいずれに取付けるかを前も
って決定可能に構成して、前段取り作業を可能にすると
共に、生産基板を切替える際の段取り作業をより一層早
く且つ簡単に実行することができる部品取付位置決定シ
ステムを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の部品取付位置決
定システムは、部品実装装置の部品供給機構における複
数の部品供給部を取付ける取付位置を表わす取付位置デ
ータを格納する第1のデータ領域と、各取付位置に取付
けられた部品供給部が供給する部品の名称を表わす部品
名称データを格納する第2のデータ領域と、部品実装装
置で生産する予定の複数種類の基板毎に前記取付位置に
取付けられているまたは取付予定になっている部品供給
部の使用予定を表わす使用データを格納する第3のデー
タ領域とを備えて成る段取り管理テーブルを備え、そし
て、部品実装装置で生産予定の複数種類の基板の生産順
序を表わす順序データを格納する第1のデータ領域と、
生産予定の基板の名称を表わす基板名称データを格納す
る第2のデータ領域とを備えて成る生産予約テーブルを
備え、これら2つのテーブルに基づいて生産予定の複数
種類の基板に使用される部品の部品供給部を部品供給機
構の複数の取付位置のうちのいずれに取付けるかを前も
って決定するように構成したところに特徴を有する。
【0007】また、この構成において、生産予定の基板
に使用される部品の部品供給部を前記複数の取付位置の
うちのいずれに取付けるかを決定する場合に、現在生産
中の基板から基板の生産予定順に順次決定していくこと
が好ましい。更に、生産予定の基板に使用される部品の
部品供給部を複数の取付位置のうちのいずれに取付ける
かを決定する場合に、部品供給部が取付位置の一つに既
に取付けられているか、または取付予定になっていれ
ば、その部品供給部はそのまま前記取付位置に取付ける
ことも良い構成である。
【0008】更にまた、生産予定の基板に使用される部
品の部品供給部を複数の取付位置のうちのいずれに取付
けるかを決定する場合に、部品供給部が取付位置のいず
れにも取付けられておらず且つ取付予定になっていない
ときには、現在部品供給部が取付けられておらず且つ取
付予定になっていない取付位置を検索し、この検索した
取付位置に部品供給部を取付けることも好ましい構成で
ある。また、生産予定の基板に使用される部品の部品供
給部を複数の取付位置のうちのいずれに取付けるかを決
定する場合に、部品供給部が取付位置のいずれにも取付
けられておらず且つ取付予定になっていないときであっ
て、しかも、現在部品供給部が取付けられておらず且つ
取付予定になっていない取付位置を検索できなかったと
きには、現在生産中の基板から、部品供給部を取付ける
取付位置を検索中の基板の直前に生産予定の基板までの
間で部品供給部が使用予定になっていない取付位置を検
索し、この検索した取付位置に部品供給部が取付けられ
ていてもその部品供給部を取外して前記部品供給部を取
付けることも良い構成である。
【0009】
【作用】上記手段によれば、段取り管理テーブルと生産
予約テーブルとを作成し、これら2つのテーブルに基づ
いて、生産予定の複数種類の基板に使用される部品の部
品供給部を部品供給機構の複数の取付位置のうちのいず
れに取付けるかを前もって決定する構成としたので、前
段取り作業が可能になると共に、生産基板を切替える際
の段取り作業をより早く且つ簡単に実行できるようにな
る。従って、部品実装装置の稼働停止期間を短縮するこ
とができ、稼働率を向上させることができる。
【0010】そして、この構成の場合、生産予定の基板
に使用される部品の部品供給部を複数の取付位置のうち
のいずれに取付けるかを決定するに際して、現在生産中
の基板から基板の生産予定順に順次決定していくと、ス
ムーズに決定することが可能である。また、部品供給部
を複数の取付位置のうちのいずれに取付けるかを決定す
るに際して、部品供給部が取付位置の一つに既に取付け
られているか、または取付予定になっていれば、その部
品供給部はそのまま前記取付位置に取付ける構成とする
と、部品供給部の交換を極力少なくすることができる。
【0011】更に、部品供給部を複数の取付位置のうち
のいずれに取付けるかを決定するに際して、部品供給部
が取付位置のいずれにも取付けられておらず且つ取付予
定になっていないときには、現在部品供給部が取付けら
れておらず且つ取付予定になっていない取付位置を検索
し、この検索した取付位置に部品供給部を取付けるよう
に構成すると、同様にして部品供給部の交換を極力少な
くし得る。また、部品供給部を複数の取付位置のうちの
いずれに取付けるかを決定するに際して、部品供給部が
複数の取付位置のうちのいずれにも取付けられておらず
且つ取付予定になっていないときであって、しかも、現
在部品供給部が取付けられておらず且つ取付予定になっ
ていない取付位置を検索できなかったときには、現在生
産中の基板から、部品供給部を取付ける取付位置を検索
中の基板の直前に生産予定の基板までの間で部品供給部
が使用予定になっていない取付位置を検索し、この検索
した取付位置に部品供給部が取付けられていてもその部
品供給部を取外して前記部品供給部を取付けるように構
成すれば、部品供給部の交換を極力少なくしながら、部
品供給部を確実に取付けることが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1ないし
図9を参照しながら説明する。まず、部品実装装置の概
略全体構成について図4及び図5に従って簡単に述べ
る。図4は部品実装装置の本体1の上面図であり、ここ
で、機体2の中央部には回転ドラム3が軸3aを中心に
水平方向に回転可能に設けられている。この回転ドラム
3は、機体2に設けられた駆動モータ4によりベルト等
からなる減速機構5を介して矢印A方向に連続的に回転
駆動されるように構成されている。
【0013】また、機体2には、回転ドラム3の周囲部
に位置して、電子部品(例えばチップ部品)6を供給す
るための部品供給機構としての供給ステーション7と、
被装着物である基板8(図5参照)が配置される装着ス
テーション9とが配設されている。このうちの供給ステ
ーション7は、回転ドラム3の図4中上方側に配設され
該回転ドラム3の外周に沿う円弧状をなす供給部取付け
台10と、この供給部取り付け台10に取付けられた複
数個例えば135個の部品供給部11(図4では2個の
み図示する)とから構成されている。各部品供給部11
は、例えば周知構成のテープフィーダからなり、それぞ
れ所定の吸着ポイントPに電子部品6を1個ずつ供給す
るように構成されている。これら各吸着ポイントPは、
後述する実装ヘッドが描く軌跡である円周a(2点鎖線
で示す)上に並ぶようになっている。そして、供給部取
付け台10における各部品供給部11を取付ける位置に
は、部品供給部11を着脱可能に装着するための装置と
してスロットが設けられており、各スロットにはスロッ
ト番号として「1」から「135」までの番号が付され
てそれぞれ特定可能になっている。
【0014】一方、装着ステーション9は、回転ドラム
3の図4中下方側に配設され、基板8が載置されると共
に、その基板8をX−Y方向に自在に移動させるX−Y
テーブル12を備えて構成されている。このX−Yテー
ブル12により、基板8は円周a上の装着ポイントQ
(図5参照)に基板8上の所定の部品装着点が一致する
ようにX及びY方向に移動されるように構成されてい
る。尚、上記X−Yテーブル12に対する基板8の搬出
及び搬入は、X−Yテーブル12の左右に位置して設け
られた搬出コンベア13及び搬入コンベア14により行
われる構成となっている。
【0015】また、回転ドラム3の周面部には、複数個
例えば12個の実装ヘッド15(4個のみ図示)が円周
方向に等間隔をおいて並んで設けられている。この実装
ヘッド15は、図5に示すように、円板体16の周囲に
90度の角度を存して大きさの異なる4個の吸装着ノズ
ル17を有して構成されている。上記実装ヘッド15
は、円板体16が90度ずつ回動することにより、部品
6の種類に応じた1個の吸装着ノズル17を選択し、そ
の吸装着ノズル17(図5中下向きのもの)を用いて部
品6の実装作業を実行するように構成されている。
【0016】この構成の場合、実装ヘッド15は、図示
しない姿勢制御機構により同一の姿勢を保ったまま、図
示しない駆動機構により回転ドラム3の径方向に延びる
軸18を中心として矢印B方向に連続回転されるように
構成されている。この回転は、回転ドラム3の回転と同
期して行われ、例えば回転ドラム3が1回転するときに
10回転するように構成されている。
【0017】これによって、実装ヘッド15(ひいては
吸装着ノズル17)は、回転ドラム3の周囲部にて複数
(例えば10か所)の下死点を有するサイクロイド運動
を行うようになっている。このときの吸装着ノズル17
の先端の軌跡の一部を、図5中2点鎖線bで示す。この
軌跡を上方から見ると、図4にて示す円周aとなる。ま
た、各下死点が前記吸着ポイントP及び装着ポイントQ
と一致するように構成されている。尚、吸装着ノズル1
7は、電磁式の吸着バルブを介して負圧源(例えば真空
ポンプ)に接続されていると共に、電磁式の装着バルブ
を介して正圧源(例えばコンプレッサ)に接続されてい
る。また、各バルブは、マイクロコンピュータ等からな
る制御装置により開閉制御されるように構成されてい
る。
【0018】この場合、吸装着ノズル17は、一つの下
死点において負圧とされることにより前記供給ステーシ
ョン7の部品6を吸着し、そのままその部品6を搬送し
た後、他の一つの下死点において正圧とされることによ
り装着ステーション9の基板8上でその部品6の吸着を
解いて該基板8の装着点に装着を行うという一連の実装
作業を連続して繰り返すように構成されている。
【0019】さて、上述した構成の部品実装装置によっ
て1つの機種(種類)の基板8を生産(即ち、基板8へ
の部品装着を実行)している最中において、次に生産す
る予定の機種の基板及びそれ以降に生産する予定の複数
機種の基板に対して、前段取り作業を実行可能にするシ
ステムについて説明する。この場合の前段取り作業は、
具体的には、供給ステーション7の供給部取り付け台1
0のスロットのうちの現在の生産に使用していないスロ
ット(空きスロット)に、次に及びそれ以降に生産予定
の機種の基板8に使用する部品6を供給する部品供給部
11(この場合、テープフィーダ)を予め取付ける作業
を行うことである。
【0020】そして、作業者が上述した前段取り作業を
行うためには、現在の生産に使用していないスロット
(空きスロット)を探すと共に、この探したスロット
に、次に及びそれ以降に生産予定の機種の基板8に使用
する部品6(即ち、部品供給部11)のうちのいずれの
ものを割り当てるかを決定する作業を行う必要がある。
このような作業(以下、部品取付位置決定作業と称す)
を自動的に行うために、本実施例では、部品取付位置決
定システムを用意している。以下、この部品取付位置決
定システムについて、図1ないし図3並びに図6ないし
図9を参照して説明する。このうちの図3は、部品取付
位置決定システムの概略全体構成を示すものである。
【0021】図3に示すように、まず、作業者はパソコ
ンやWS(ワークステーション)等を使用して使用部品
テーブル19(図6参照)と生産予約テーブル20(図
2または図7参照)とを作成しておく。ここで、使用部
品テーブル19を作成するに際しては、その前に基板デ
ータ21をパソコン等を使用して手作業で作成する。こ
の基板データ21は、生産予定の複数の機種の基板8に
ついて、各基板8の機種名を表わす機種名データと、各
基板8に対してその基板8に実装するすべての部品の種
類名を表わす部品名データ及びすべての部品の実装位置
を表わす位置座標データとから構成されたデータであ
る。この場合、図3に示すように、作業者は、パソコン
において基板データ編集処理のプログラムを動作させた
状態で、パソコンのキーボード22を操作すると共に、
パソコンのディスプレイ23を視認することにより、基
板データ21を作成していく構成となっている。
【0022】そして、基板データ21を作成した後、パ
ソコンにおいて使用部品テーブル作成処理のプログラム
を動作させることにより、基板データ21に基づいて使
用部品テーブル19を自動的に作成するように構成され
ている。この使用部品テーブル19は、図6に示すよう
に、基板の機種名(名称)を表わす基板名データを格納
する基板名データ領域19aと、その基板8に使用され
ている部品(使用部品)の名称(種類名)を表わす部品
名データを格納する部品名データ領域19bとから構成
されている。この図6に示す使用部品テーブル19の場
合、3機種の基板の名称及び各基板の使用部品の名称が
入力されている。具体的には、名称が「AAA」の基板
には、名称が「A」の部品と名称が「B」の部品が使用
され、名称が「BBB」の基板には、名称が「B」の部
品と名称が「C」の部品が使用され、名称が「CCC」
の基板には、名称が「D」の部品が使用されていること
を示している。尚、上記テーブル19の場合、説明を簡
単にするために、一機種の基板において1個ないし2個
の部品しか使用していないように記載したが、実際に
は、多数の部品を使用していることが普通である。
【0023】次に、作業者は、図3に示すように、パソ
コンにおいて生産予約処理のプログラムを動作させた状
態で、パソコンのキーボード22を操作すると共に、パ
ソコンのディスプレイ23を視認することにより、生産
予約テーブル20を作成していく構成となっている。こ
の生産予約テーブル20は、図7に示すように、基板の
生産予定順序である予約番号を表わす予約番号データを
格納する予約番号データ領域20aと、その予約番号で
生産する基板の名称(機種名)を表わす基板名称データ
を格納する基板名称データ領域20bとから構成されて
いる。この場合、予約番号データが順序データであり、
予約番号データ領域20aが第1のデータ領域である。
また、基板名称データ領域20bが第2のデータ領域で
ある。
【0024】上記図7に示す生産予約テーブル20の場
合、10枚(10機種)の基板の生産予定順序を予約可
能になっていると共に、生産予定の1番目に名称が「A
AA」の基板を予約済みであることを示している。そし
て、キーボード22を操作して基板名称データ領域20
bの2番目以降の空欄に生産予定の基板の名称を生産予
定順に入力していくことにより、図2に示すような生産
予約テーブル20が作成されるように構成されている。
【0025】ここで、作業者が生産予約テーブル20の
基板名データ20bの空欄に生産予定の基板の名称を入
力する毎に、パソコンにおいて部品取付位置計算処理の
プログラムが自動的に動作されて、段取り管理テーブル
24(図1または図8参照)が自動的に作成されるよう
に構成されている。この段取り管理テーブル24は、図
1または図8に示すように、供給ステーション7の供給
部取り付け台10における部品供給部11を取付ける取
付位置であるスロットを表わすスロット番号データを格
納するスロット番号データ領域24aと、各スロットに
取付けられた部品供給部11が供給する部品の名称を表
わす部品名称データを格納する部品品番データ領域24
bと、部品実装装置で生産する予定の複数機種(種類)
の基板8毎にスロットに取付けられているまたは取付予
定になっている部品供給部11の使用予定を表わす使用
データとしての使用予定ビットパターンを格納する使用
予定ビットパターンデータ領域24cとから構成されて
いる。この場合、スロット番号データ領域24aが第1
のデータ領域を構成し、部品品番データ領域24bが第
2のデータ領域を構成し、使用予定ビットパターンデー
タ領域24cが第3のデータ領域を構成している。
【0026】また、上記使用予定ビットパターンは、例
えば10ビットのデータから構成されており、この10
ビットのデータのうちの左端の1ビットが生産予定の1
番目の基板8に対応し、その右の1ビットが生産予定の
2番目の基板8に対応し、以下順に各ビットが3〜10
番目の各基板8に対応するようになっている。そして、
各ビットの「1」が各基板8で使用予定であることを表
わし、「0」が各基板8で使用予定でないことを表わす
ようになっている。尚、図1に示す段取り管理テーブル
24は、スロットが135個存在する場合の構成を示し
ている。また、図8に示す段取り管理テーブル24は、
説明を簡単にするために、スロットが4個存在する場合
の構成を示している。そして、図8に示す段取り管理テ
ーブル24は、生産予定が1番目の基板8についてだけ
使用予定を予約した状態を示している。
【0027】次に、作業者が図7に示す生産予約テーブ
ル20の基板名称データ領域20bの2番目の空欄に、
生産予定が2番目の基板8の名称として「BBB」を入
力した後、部品取付位置計算処理のプログラムによっ
て、名称が「BBB」の基板8の各使用部品を取付ける
スロット番号を自動的に決定する動作、即ち、図8に示
す段取り管理テーブル24に対して生産予定が2番目の
基板「BBB」を自動的に予約する具体的動作を、図9
に示すフローチャートに従って説明する。尚、この図9
のフローチャートは、部品取付位置計算処理のプログラ
ムの概略制御内容を示すものである。
【0028】今、作業者が生産予約テーブル20の基板
名称データ領域20bの2番目の空欄に、2番目に生産
予定の基板8の名称「BBB」を入力すると、まず、図
9のステップS1の「同一部品品番検索」処理が実行さ
れる。ここでは、名称が「BBB」の基板8で使用する
予定の1番目の部品「B」を供給する部品供給部11
が、供給ステーション7のスロットのいずれか一つに取
付けられているか否かを検索する。具体的には、段取り
管理テーブル24の部品品番データ領域24bの中に、
「B」が格納されているか否かを検索する。この場合、
スロット番号が「2」のスロットに部品「B」が格納さ
れていること(対応付けられている)ことが検索される
から、即ち、部品「B」が見つかることから、ステップ
S2にて「YES」へ進む。このようにスロット番号が
「2」のスロットに部品「B」が対応付けられているこ
とは、スロット番号が「2」のスロットに部品「B」を
供給する部品供給部11が取付けられているか、また
は、取付予定になっていることを示している。従って、
生産予定が2番目の基板「BBB」においても、部品
「B」を供給する部品供給部11を使用すること、具体
的には、スロット番号が「2」のスロットを使用するこ
と(即ち、使用予定であること)を予約する(ステップ
S3)。
【0029】ここでは、スロット番号が「2」に対応す
る使用予定ビットパターンの2番目のビットを「1」に
設定するように構成されている。尚、上記スロット番号
が「2」に対応する使用予定ビットパターンの1番目の
ビットが「1」であることは、生産予定が1番目の基板
「AAA」において、部品「B」を供給する部品供給部
11を使用すること(即ち、使用予定であること)が予
約されていることを示している。従って、基板「AA
A」を現在生産中であれば、部品「B」の部品供給部1
1を使用している。
【0030】続いて、ステップS1の「同一部品品番検
索」処理へ移行し、「BBB」の基板で使用する予定の
2番目の部品「C」を供給する部品供給部11が、供給
ステーション7のスロットのいずれか一つに取付けられ
ているか否かを検索する。具体的には、段取り管理テー
ブル24の部品品番データ領域24bの中に、「C」が
格納されているか否かを検索する。この場合、部品
「C」が見つからないから(即ち、部品「C」の部品供
給部11が取付けられていないまたは取付予定になって
いないから)、ステップS2にて「NO」へ進み、「空
きスロット検索」処理を実行する(ステップS4)。こ
こでは、段取り管理テーブル24の部品品番データ領域
24bと使用予定ビットパターンデータ領域24cとに
基づいて、部品を供給する部品供給部11が取付けられ
ていないスロットであって且つ取付予定になっていない
スロット、即ち、空きスロット(使用可能なスロット)
を検索する。
【0031】図8に示す段取り管理テーブル24の場
合、スロット番号が「3」のスロットが空きスロットで
あるから、ステップS5にて「YES」へ進み、生産予
定が2番目の基板「BBB」の使用部品「C」を供給す
る部品供給部11を上記スロット番号が「3」のスロッ
トに取付けることを予約する(ステップS6)。ここで
は、スロット番号が「3」のスロットに対応する部品品
番データ領域24bに、部品の名称「C」を格納すると
共に、スロット番号が「3」のスロットに対応する使用
予定ビットパターン(使用予定ビットパターンデータ領
域24c)の2番目のビットを「1」に設定するように
構成されている。これにより、生産予定が2番目の基板
「BBB」のすべての使用部品について、各使用部品の
部品供給部11をスロットへ取付ける際の割り当て処
理、即ち、スロットの使用予定の決定処理が完了する。
これにより、生産予約テーブル20の基板名称データ領
域20bの3番目の空欄に、基板8の名称を入力可能に
なる。
【0032】次に、作業者が生産予約テーブル20の基
板名称データ領域20bの3番目の空欄に、生産予定が
3番目の基板8の名称として「CCC」を入力した後、
部品取付位置計算処理のプログラムによって、上記「C
CC」の基板8の各使用部品を取付けるスロット番号を
自動的に決定する動作、即ち、図8に示す段取り管理テ
ーブル24に対して生産予定が3番目の基板「CCC」
を自動的に予約する具体的動作を説明する。作業者が生
産予約テーブル20の基板名称データ領域20bの3番
目の空欄に、3番目に生産予定の基板8の名称「CC
C」を入力すると、まず、図9のステップS1の「同一
部品品番検索」処理が実行される。
【0033】ここでは、「CCC」の基板8で使用する
予定の部品「D」を供給する部品供給部11が、供給ス
テーション7のスロットのいずれか一つに取付けられて
いるか否かを検索する。具体的には、段取り管理テーブ
ル24の部品品番データ領域24bの中に、「D」が格
納されているか否かを検索する。この場合、部品「D」
が見つからないことから(部品「D」の部品供給部11
が取付けられていないことから)、ステップS2にて
「NO」へ進み、「空きスロット検索」処理を実行する
(ステップS4)。ここでは、段取り管理テーブル24
の部品品番データ領域24bと使用予定ビットパターン
データ領域24cとに基づいて、部品「D」の部品供給
部11が取付けられていないスロットであって且つ取付
予定になっていないスロット(即ち、空きスロット)を
検索する。
【0034】この場合、空きスロットが見つからないこ
とから、ステップS5にて「NO」へ進み、「未使用部
品検索」処理を実行する(ステップS7)。ここでは、
段取り管理テーブル24の部品品番データ領域24bと
使用予定ビットパターンデータ領域24cとに基づい
て、生産予定が1番目の基板「AAA」で使用せず(使
用部品の部品供給部11を取付けていない)、且つ、生
産予定が2番目の基板「BBB」でも使用予定になって
いない(使用部品の部品供給部11を取付けていない)
スロット、即ち、未使用スロットを検索する。具体的に
は、使用予定ビットパターン(使用予定ビットパターン
データ領域24c)の1番目及び2番目のビットがそれ
ぞれ「0」であるスロットを検索する。この場合、スロ
ット番号が4番目のスロット、即ち、部品「E」の部品
供給部11が取付けられているまたは取付予定になって
いるスロットが検索されるから、ステップS8にて「Y
ES」へ進み、生産予定が3番目の基板「CCC」の使
用部品「D」を供給する部品供給部11を上記スロット
番号が「4」のスロットに取付けること、使用予定に設
定することを予約する(ステップS9)。
【0035】ここでは、スロット番号が「4」のスロッ
トに対応する部品品番データ領域24bに、部品の名称
「D」を格納すると共に、スロット番号が「3」のスロ
ットに対応する使用予定ビットパターンデータ領域24
cの全ビットを零クリアし、更に、零クリアした後の使
用予定ビットパターンデータ領域24cの3番目のビッ
トを「1」に設定するように構成されている。これによ
り、生産予定が3番目の基板「CCC」のすべての使用
部品(この場合、部品「D」だけ)についても、各部品
の部品供給部11をスロットへ取付ける際の割り当て処
理が完了し、3枚の基板「AAA」、「BBB」、「C
CC」について、生産予約テーブル20及び段取り管理
テーブル24を作成する処理が完了する。
【0036】また、ステップS7の「未使用部品検索」
処理において、未使用スロットが見るからない場合に
は、ステップS8にて「NO」へ進み、「部品を配置し
きれない」というエラーメッセージをディスプレイに表
示して一時停止するように構成されている(ステップS
10)。このような場合、現在生産中の基板8の生産が
終了すると、未使用スロットが出てくると考えられるの
で、現在生産中の基板8の生産が終了した後で、前述し
た部品取付位置計算処理のプログラムを再び動作させる
ようにすれば良い。
【0037】尚、上記実施例では、説明を簡単にするた
めに、供給ステーション7のスロットが4個存在する場
合であって、生産予定の基板8が3機種であり、更に、
これら3機種の基板8の使用部品テーブル19が図6に
示すような簡単な構成である場合について説明した。こ
れに対して、供給ステーション7のスロットが実際には
135個存在すると共に、生産予定の基板8を10機種
程度設定できることが好ましいので、図1及び図2に示
すような段取り管理テーブル24及び生産予約テーブル
20を作成することが好ましく、これらのテーブル24
及び20も上述した部品取付位置決定システムによって
容易に作成することができる。
【0038】このような構成の本実施例によれば、段取
り管理テーブル24と生産予約テーブル20と作成し、
これら2つのテーブル24、20に基づいて、生産予定
の複数機種(例えば10機種)の基板8に使用される部
品の部品供給部11を、供給ステーション7の供給部取
り付け台10の複数のスロットのうちのいずれに取付け
るかを前もって決定する構成とした。このため、作業者
は、段取り管理テーブル24を視認することにより、生
産予定が1番目の基板8の生産中において次の生産予定
の基板8や次以降の生産予定の基板8、即ち、残り9機
種の基板8の使用部品を供給する部品供給部11を前も
ってスロットに取付けておく作業を行うこと、いわゆる
前段取り作業を実行することが可能になる。この結果、
部品実装装置において、生産基板を切替える際の段取り
作業をより早く且つ簡単に実行できるようになる。従っ
て、部品実装装置の稼働停止期間を短縮することがで
き、稼働率を向上させることができる。
【0039】また、上記実施例の場合、生産予定の基板
8に使用される部品の部品供給部11を複数のスロット
のちのいずれに取付けるかを決定するに際して、現在生
産中の基板8から基板8の生産予定順に順次決定してい
くと、スムーズに決定することができる。更に、部品の
部品供給部11を複数のスロットのうちのいずれに取付
けるかを決定するに際して、部品の部品供給部11が複
数のスロットのうちの一つに既に取付けられているか、
または取付予定になっていれば、その部品はそのまま上
記スロットに取付ける構成とすると、部品供給部の交換
を極力少なくすることができる。
【0040】更にまた、上記実施例では、部品の部品供
給部11を複数のスロットのうちのいずれに取付けるか
を決定するに際して、部品の部品供給部11がスロット
のうちのいずれにも取付けられておらず且つ取付予定に
なっていないときには、現在部品供給部11が取付けら
れておらず且つ取付予定になっていないスロットを検索
し、この検索したスロットに部品供給部を取付けるよう
に構成したので、同様にして部品供給部11の交換を極
力少なくし得る。
【0041】また、上記実施例では、部品供給部11を
複数のスロットのうちのいずれに取付けるかを決定する
に際して、部品供給部11が複数のスロットのうちのい
ずれにも取付けられておらず且つ取付予定になっていな
いときであって、しかも、現在部品供給部が取付けられ
ておらず且つ取付予定になっていないスロットを検索で
きなかったときには、現在生産中の基板8から、部品供
給部を取付けるスロットを検索中の基板8の直前に生産
予定の基板8までの間で取付予定になっていないスロッ
トを検索し、この検索したスロットに部品供給部が取付
けられていてもその部品供給部を取外して部品供給部を
取付けるように構成したので、部品供給部の交換を極力
少なくしながら、部品供給部を確実に取付けることがで
きる。
【0042】尚、上記実施例において、作業者が段取り
管理テーブル24を視認するに際しては、パソコン等の
ディスプレイにより段取り管理テーブル24を表示する
構成としても良いし、また、部品実装装置に設けられた
ディスプレイに段取り管理テーブル24を表示する構成
としても良い。この場合、部品実装装置のディスプレイ
に段取り管理テーブル24を表示するためには、パソコ
ンやWS(ワークステーション)等で作成した段取り管
理テーブル24等の各テーブルをオンラインを介して部
品実装装置(の制御装置)へ送信しておくように構成す
れば良い。更に、部品実装装置のディスプレイに段取り
管理テーブル24を表示する場合、該テーブルをそのま
ま表示するのではなく、作業者が見易いようにアレンジ
しても良い。具体的には、作業者がスロット番号を指定
すると、その指定されたスロット番号に取付けられる部
品の名称を表示するように構成することも好ましい。
【0043】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、段取り管理テーブルと生産予約テーブルとを作成
し、これら2つのテーブルに基づいて、生産予定の複数
種類の基板に使用される部品の部品供給部を部品供給機
構の複数の取付位置のうちのいずれに取付けるかを前も
って決定する構成としたので、前段取り作業が可能にな
ると共に、生産基板を切替える際の段取り作業をより早
く且つ簡単に実行できるようになるり、部品実装装置の
稼働停止期間を短縮することができるという優れた効果
を奏する。この構成の場合、生産予定の基板に使用され
る部品の部品供給部を複数の取付位置のうちのいずれに
取付けるかを決定するに際して、現在生産中の基板から
基板の生産予定順に順次決定していく構成としたので、
スムーズに決定することが可能である。
【0044】また、部品の部品供給部を複数の取付位置
のうちのいずれに取付けるかを決定するに際して、部品
供給部が取付位置の一つに既に取付けられているか、ま
たは取付予定になっていれば、その部品供給部はそのま
ま前記取付位置に取付ける構成としたり、或いは、部品
供給部が取付位置のいずれにも取付けられておらず且つ
取付予定になっていないときには、現在部品供給部が取
付けられておらず且つ取付予定になっていない取付位置
を検索し、この検索した取付位置に部品供給部を取付け
るように構成したり、或いは、部品供給部が複数の取付
位置のうちのいずれにも取付けられておらず且つ取付予
定になっていないときであって、しかも、現在部品供給
部が取付けられておらず且つ取付予定になっていない取
付位置を検索できなかったときには、現在生産中の基板
から、部品供給部を取付ける取付位置を検索中の基板の
直前に生産予定の基板までの間で部品供給部が使用予定
になっていない取付位置を検索し、この検索した取付位
置に部品供給部が取付けられていてもその部品供給部を
取外して前記部品供給部を取付けるように構成したりす
ると、部品供給部の交換を極力少なくしながら、部品供
給部を確実に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す段取り管理テーブルを
示す図
【図2】生産予約テーブルを示す図
【図3】部品取付位置決定システムの概略全体構成を示
す図
【図4】部品実装装置の上面図
【図5】部品実装装置の部分側面図
【図6】使用部品テーブルを示す図
【図7】生産予約テーブルを示す図
【図8】段取り管理テーブルを示す図
【図9】フローチャート
【符号の説明】
1は本体、2は機体、3は回転ドラム、6は電子部品、
7は供給ステーション(部品供給装置)、8は基板、9
は装着ステーション、10は供給部取り付け台、11は
部品供給部、15は実装ヘッド、16は円板体、17は
吸装着ノズル、19は使用部品テーブル、20は生産予
約テーブル、20aは予約番号データ領域(第1のデー
タ領域)、20bは基板名称データ領域(第2のデータ
領域)、21は基板データ、22はキーボード、23は
ディスプレイ、24は段取り管理テーブル、24aはス
ロット番号データ領域(第1のデータ領域)、24bは
部品品番データ領域(第2のデータ領域)、24cは使
用予定ビットパターンデータ領域(第3のデータ領域)
を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 誠道 三重県三重郡朝日町大字繩生2121番地 株 式会社東芝三重工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品実装装置の部品供給機構における複
    数の部品供給部を取付ける取付位置を表わす取付位置デ
    ータを格納する第1のデータ領域と、前記各取付位置に
    取付けられた部品供給部が供給する部品の名称を表わす
    部品名称データを格納する第2のデータ領域と、前記部
    品実装装置で生産する予定の複数種類の基板毎に、前記
    取付位置に取付けられているまたは取付予定になってい
    る前記部品供給部の使用予定を表わす使用データを格納
    する第3のデータ領域とを備えて成る段取り管理テーブ
    ルと、 前記部品実装装置で生産予定の複数種類の基板の生産順
    序を表わす順序データを格納する第1のデータ領域と、
    前記生産予定の基板の名称を表わす基板名称データを格
    納する第2のデータ領域とを備えて成る生産予約テーブ
    ルとを備え、 これら2つのテーブルに基づいて、前記生産予定の複数
    種類の基板に使用される部品の部品供給部を前記部品供
    給機構の複数の取付位置のうちのいずれに取付けるかを
    前もって決定するように構成したことを特徴とする部品
    取付位置決定システム。
  2. 【請求項2】 生産予定の基板に使用される部品の部品
    供給部を前記複数のの取付位置のうちのいずれに取付け
    るかを決定する場合に、現在生産中の基板から基板の生
    産予定順に順次決定していくことを特徴とする請求項1
    記載の部品取付位置決定システム。
  3. 【請求項3】 生産予定の基板に使用される部品の部品
    供給部を前記複数の取付位置のうちのいずれに取付ける
    かを決定する場合に、前記部品供給部が前記取付位置の
    一つに既に取付けられているか、または取付予定になっ
    ていれば、その部品供給部はそのまま前記取付位置に取
    付けることを特徴とする請求項2記載の部品取付位置決
    定システム。
  4. 【請求項4】 生産予定の基板に使用される部品の部品
    供給部を前記複数の取付位置のうちのいずれに取付ける
    かを決定する場合に、前記部品供給部が前記取付位置の
    いずれにも取付けられておらず且つ取付予定になってい
    ないときには、現在部品供給部が取付けられておらず且
    つ取付予定になっていない取付位置を検索し、この検索
    した取付位置に前記部品供給部を取付けることを特徴と
    する請求項2記載の部品取付位置決定システム。
  5. 【請求項5】 生産予定の基板に使用される部品の部品
    供給部を前記複数の取付位置のうちのいずれに取付ける
    かを決定する場合に、前記部品供給部が前記取付位置の
    うちのいずれにも取付けられておらず且つ取付予定にな
    っていないときであって、しかも、現在部品供給部が取
    付けられておらず且つ取付予定になっていない取付位置
    を検索できなかったときには、現在生産中の基板から、
    前記部品供給部を取付ける取付位置を検索中の基板の直
    前に生産予定の基板までの間で、部品供給部が使用予定
    になっていない取付位置を検索し、この検索した取付位
    置に部品供給部が取付けられていてもその部品供給部を
    取外して前記部品供給部を取付けることを特徴とする請
    求項2記載の部品取付位置決定システム。
JP7135019A 1995-06-01 1995-06-01 部品取付位置決定システム Pending JPH08330796A (ja)

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JP7135019A JPH08330796A (ja) 1995-06-01 1995-06-01 部品取付位置決定システム

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007103734A (ja) * 2005-10-05 2007-04-19 Fuji Mach Mfg Co Ltd 電子回路基板の生産方法
JP2012023112A (ja) * 2010-07-13 2012-02-02 Panasonic Corp 部品実装装置および部品実装方法

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