JP2022084091A - 作業情報作成支援装置および表示プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】作業装置で使用する作業情報を容易に作成することができる作業情報作成支援装置および表示プログラムを提供する。【解決手段】作業装置で使用する作業情報を作成するための操作画面をコンピュータに表示させる表示プログラムは、階層構造をなす複数の操作画面のうちの一の操作画面を表示部に表示させるステップ(ST1)と、一の操作画面から遷移する他の操作画面を選定するステップ(ST2)と、選定された他の操作画面に階層構造とは無関係に遷移するための遷移ボタンを一の操作画面上に表示させるステップ(ST5)と、一の操作画面上で遷移ボタンが操作された旨の操作情報を取得するステップ(ST6)と、操作情報が取得されると(ST6においてYes)、表示部に、一の操作画面に代わって他の操作画面を表示させるステップ(2回目のST2)と、を含む。【選択図】図8
Description
本発明は、作業装置で使用する作業情報の作成を支援する作業情報作成支援装置および作業情報を作成するための操作画面を表示させる表示プログラムに関する。
基板に部品を実装する部品実装装置などの作業装置は、ワークである基板のサイズ、基板に実装する部品の種類、部品を実装する座標、部品を供給するフィーダや部品を保持するノズルなどの生産部材の情報、部品実装装置の動作パラメータなどの多様な作業情報に基づいて、生産作業を実行する。これらの作業情報は複雑な構成をしているため、従来から作業情報の作成を支援する手法が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1では、階層構造の操作画面に沿って順番に作業情報を作成するプログラムにおいて、途中の階層を飛び越して下層の操作画面に遷移するためのアイコンを操作画面中に表示することで、作業の効率化を図っている。
しかしながら、特許文献1を含む従来技術では、予め設定された順番に沿って作業情報を作成したり、不要な階層を飛び越して必要な作業情報のみを作成したりすることはできるものの、次のような問題点があった。すなわち、例えば動作パラメータをティーチングで作成している途中にエラーが発生し、前に作成した他の作業情報の修正が必要となったような場合には、階層に沿って上層の操作画面に戻った後に、下層の所望の操作画面まで移動する必要があるため操作回数が多くなり、また、作業情報を作成する者は作成プログラムの操作に熟練している必要があるという課題があった。
そこで本発明は、作業装置で使用する作業情報を容易に作成することができる作業情報作成支援装置および表示プログラムを提供することを目的とする。
本発明の作業情報作成支援装置は、ワークに対して生産作業を行う作業装置で使用する作業情報の作成を支援する作業情報作成支援装置であって、表示部に作業情報を作成するための操作画面を表示させる表示処理部と、前記操作画面を操作する作業者の操作情報を取得する入力処理部と、階層構造をなす複数の操作画面のうちの一の操作画面から遷移する前記一の操作画面とは異なる他の操作画面を選定する遷移先選定部と、を備え、前記表示処理部は、選定された前記他の操作画面に前記階層構造とは無関係に遷移するための遷移ボタンを前記一の操作画面上に表示させ、前記入力処理部が前記一の操作画面上で前記遷移ボタンが操作された旨の操作情報を取得すると、前記表示処理部は前記表示部に前記一の操作画面に代わって前記他の操作画面を表示させる。
本発明の表示プログラムは、ワークに対して生産作業を行う作業装置で使用する作業情報を作成するための操作画面をコンピュータに表示させる表示プログラムであって、階層構造をなす複数の操作画面のうちの一の操作画面を表示部に表示させるステップと、前記一の操作画面から遷移する前記一の操作画面とは異なる他の操作画面を選定するステップと、選定された前記他の操作画面に前記階層構造とは無関係に遷移するための前記遷移ボタンを前記一の操作画面上に表示させるステップと、前記一の操作画面上で前記遷移ボタンが操作された旨の操作情報を取得するステップと、前記操作情報が取得されると、前記表示部に、前記一の操作画面に代わって前記他の操作画面を表示させるステップと、を含む。
本発明によれば、作業装置で使用する作業情報を容易に作成することができる。
以下に図面を用いて、本発明の一実施の形態を詳細に説明する。以下で述べる構成、形状等は説明のための例示であって、部品実装システム、印刷装置、部品実装装置、管理コンピュータの仕様に応じ、適宜変更が可能である。以下では、全ての図面において対応する要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。図2、及び後述する一部では、水平面内で互いに直交する2軸として、基板搬送方向のX軸(図2における左右方向)、基板搬送方向に直交するY軸(図2における上下方向)が示される。
まず図1を参照して、部品実装システム1の構成を説明する。部品実装システム1は、印刷装置M1、部品実装装置M2、部品実装装置M3を連結して構成されている。部品実装システム1は、印刷装置M1と複数の部品実装装置M2,M3によって基板に部品を順に実装しながら実装基板を製造する機能を有している。すなわち、印刷装置M1および部品実装装置M2,M3は、ワーク(基板)に対して生産作業を行う作業装置である。
印刷装置M1と部品実装装置M2,M3は、通信ネットワーク2を介して管理コンピュータ3に接続されている。管理コンピュータ3は、部品実装システム1による実装基板の生産を管理する他、印刷装置M1や部品実装装置M2,M3などの作業装置で使用する作業情報の作成を支援する。すなわち、管理コンピュータ3は、作業装置で使用する作業情報の作成を支援する作業情報作成支援装置としての機能も備えている。なお、部品実装システム1が備える部品実装装置M2,M3は2台に限定されることなく、1台でも、3台以上でもよい。
図1において、印刷装置M1は、基板に半田を堆積させる機能を有している作業装置である。部品実装装置M2,M3は、半田が堆積された基板に部品を実装する機能を有している作業装置である。印刷装置M1は、パターン開口が形成されたスクリーンマスクを基板に当接させ、半田供給ユニットからペースト状の半田をスクリーンマスク上に供給し、スクリーンマスク上でスキージを摺動させ、パターン開口を介して半田を基板の表面に堆積させる。
次に図2を参照して、部品実装装置M2,M3の構成を説明する。部品実装装置M2,M3は同様の構成であり、ここでは部品実装装置M2について説明する。部品実装装置M2において、基台4の中央には、X軸に沿って延びる第1の基板搬送レーン5Aおよび第2の基板搬送レーン5B(以下、単に「基板搬送レーン5A,5B」と称する。)がY軸の前後に並列した状態で設けられている。基板搬送レーン5A,5Bは、それぞれ上流の印刷装置M1から搬入された基板PをX軸に沿って搬送し、以下に説明する実装ヘッドによる実装作業位置に位置決めして保持する。また、基板搬送レーン5A,5Bは、部品実装作業が完了した基板Pを下流に搬出する。
第1の基板搬送レーン5Aの側方には、第1の部品供給部6Aが設置されている。第2の基板搬送レーン5Bの側方には、第2の部品供給部6Bが設置されている。第1の部品供給部6Aおよび第2の部品供給部6B(以下、単に「部品供給部6A,6B」と称する。)には、複数のテープフィーダ7がX軸に沿って装着されている。テープフィーダ7は、部品を格納するポケットが形成されたキャリアテープを部品供給部6A,6Bの外から基板搬送レーン5A,5Bに向かう方向(テープ送り方向)にピッチ送りすることにより、実装ヘッドが部品をピックアップする部品取出し位置に部品を供給する。また、部品供給部6A,6Bには、トレイに載置した部品を供給するトレイフィーダ、中空のスティックに整列保持した部品を供給するスティックフィーダなども装着される。
図2において、基台4の上面のX軸における両端部には、リニア駆動機構を備えたY軸テーブル8が配置されている。Y軸テーブル8には、同様にリニア機構を備えた第1のビーム9Aおよび第2のビーム9BがY軸に沿って移動自在に結合されている。第1のビーム9Aには、第1の実装ヘッド10AがX軸に沿って移動自在に装着されている。第2のビーム9Bには、第2の実装ヘッド10BがX軸に沿って移動自在に装着されている。
第1の実装ヘッド10Aおよび第2の実装ヘッド10B(以下、単に「実装ヘッド10A,10B」と称する。)は、それぞれ部品を保持して昇降し、鉛直軸(Z軸)回りに回転可能な複数の吸着ユニット(図示省略)を備える。吸着ユニットのそれぞれの下端部には、部品を吸着して保持する吸着ノズル(図示省略)が装着されている。
図2において、Y軸テーブル8および第1のビーム9Aは、第1の実装ヘッド10AをX軸およびY軸に沿って移動させる第1のXYユニットを構成する。第1のXYユニットおよび第1の実装ヘッド10Aは、部品供給部6A,6Bから部品を取り出して基板Pの部品実装位置に装着する部品実装作業を実行する第1の部品実装機構11Aを構成する。また、Y軸テーブル8および第2のビーム9Bは、第2の実装ヘッド10BをX軸およびY軸に沿って移動させる第2のXYユニットを構成する。第2のXYユニットおよび第2の実装ヘッド10Bは、部品供給部6A,6Bから部品を取り出して基板Pの部品実装位置に装着する部品実装作業を実行する第2の部品実装機構11Bを構成する。
部品実装作業において実装ヘッド10A,10Bは、部品供給部6A,6Bの上方に移動し、各吸着ノズルで所定の部品をそれぞれピックアップし、基板搬送レーン5A,5Bに保持されている基板Pの上方に移動し、各吸着ノズルが保持する部品を所定の方向に回転させ、それぞれの部品実装位置に装着する一連のターンを繰り返す。その際、実装ヘッド10A,10Bは、部品の種類等に応じて予め設定されている動作パラメータに基づいて、吸着ノズルを所定の速度で昇降させる。また、第1の部品実装機構11Aおよび第2の部品実装機構11B(以下、単に「部品実装機構11A,11B」と称する。)は、予め設定されている動作パラメータに基づいて、実装ヘッド10A,10Bを所定の速度で移動させる。
図2において、第1のビーム9Aおよび第2のビーム9Bには、それぞれ下面側に位置して実装ヘッド10A,10Bとともに一体的に移動する第1の基板認識カメラ12Aおよび第2の基板認識カメラ12B(以下、単に「基板認識カメラ12A,12B」と称する。)が装着されている。実装ヘッド10A,10Bが移動することにより、基板認識カメラ12A,12Bは基板搬送レーン5A,5Bの装着作業位置に位置決めされた基板Pの上方に移動して、基板Pに設けられた基板マーク(図示せず)を撮像して基板Pの位置を認識する。
第1の部品供給部6Aと第1の基板搬送レーン5Aとの間には、第1の部品認識カメラ13Aが設置されている。第2の部品供給部6Bと第2の基板搬送レーン5Bとの間には、第2の部品認識カメラ13Bが設置されている。第1の部品認識カメラ13Aおよび第2の部品認識カメラ13B(以下、単に「部品認識カメラ13A,13B」と称する。)は、部品供給部6A,6Bから部品を取り出した実装ヘッド10A,10Bが部品認識カメラ13A,13Bの上方に位置した際に、吸着ノズルに保持された部品を下方から撮像する。
基板認識カメラ12A,12Bおよび部品認識カメラ13A,13Bは、それぞれ撮像対象を照らす照明(図示省略)を備えている。照明は、部品や基板Pなどの撮像対象に応じて予め設定されている動作パラメータに基づいて撮像対象を照明する。実装ヘッド10A,10Bによる部品の基板Pへの部品実装作業では、基板認識カメラ12A,12Bによる基板Pの認識結果と部品認識カメラ13A,13Bによる部品の認識結果とを加味して部品実装位置の補正が行われる。
図2において、部品実装装置M2の前面で作業者が作業する位置には、作業者が操作する第1のタッチパネル14Aおよび第2のタッチパネル14B(以下、単に「タッチパネル14A,14B」と称する。)が設置されている。タッチパネル14A,14Bは、その表示部に各種情報を表示し、また表示部に表示されるボタンなどの入力部を使って作業者がデータ入力、作業情報の作成、部品実装装置M2の操作などを行う。
図2において、部品実装装置M2,M3では、独立実装モードや交互実装モードなどの複数の実装モードの中から、生産する実装基板の種類や生産枚数などを考慮して選択された実装モードにより部品実装作業が実行される。独立実装モードでは、第1の部品実装機構11Aが、第1の部品供給部6Aから取り出した部品を第1の基板搬送レーン5Aに保持された基板Pに実装する(以下、「前側の部品実装作業」などと称する。)。また、独立実装モードでは、第2の部品実装機構11Bが、第2の部品供給部6Bから取り出した部品を第2の基板搬送レーン5Bに保持された基板Pに実装する(以下、「後側の部品実装作業」などと称する。)。
すなわち、独立実装モードでは、前側の部品実装作業と後側の部品実装作業とが、それぞれ独立して実行される。そのため、独立実装モードでは、前側と後側とで種類の異なる実装基板を生産することもできる。また、独立実装モードでは、一方が部品実装作業を実行している間に、他方で生産する実装基板を変更する作業(段取り替え作業)を実行することもできる。
交互実装モードでは、第1の基板搬送レーン5Aまたは第2の基板搬送レーン5Bに保持された基板Pのいずれかに対して、第1の部品実装機構11Aが第1の部品供給部6Aから取り出した部品を実装する動作と、第2の部品実装機構11Bが第2の部品供給部6Bから取り出した部品を実装する動作とを、交互に実行する。すなわち、交互実装モードでは、一方の部品実装機構が部品を取り出している間に、他方の部品実装機構が保持している部品を基板Pに実装することで、実装効率を向上できる。また、交互実装モードでは、一方の基板搬送レーンに保持された基板Pに対する部品実装作業中に、他方の基板搬送レーンで基板Pの交換作業を実行することで、実装効率を向上できる。
次に図3を参照して、部品実装システム1の構成について説明する。部品実装装置M2,M3は同様の構成であり、以下、部品実装装置M2について説明する。部品実装装置M2は、部品実装装置制御部20、基板搬送レーン5A,5B、テープフィーダ7、部品実装機構11A,11B、基板認識カメラ12A,12B、部品認識カメラ13A,13B、タッチパネル14A,14Bを備えている。部品実装装置制御部20は、装置記憶部21、部品実装制御部26、表示処理部27、入力処理部28、遷移先選定部29、監視部30を備えている。部品実装制御装置20(制御部)は、通信ネットワーク2を介して管理コンピュータ3と通信する。
装置記憶部21は記憶装置であり、作業情報22、操作画面階層情報23、操作履歴24、遷移先情報25などを記憶している。作業情報22は、部品実装装置M2が部品実装作業を実行する際に使用される情報であり、部品実装情報、部品供給位置情報、部品情報、動作パラメータ情報などが含まれている。
部品実装情報には、生産される実装基板の種類毎に、基板Pに装着される部品名、部品実装位置などの情報が含まれている。供給位置情報には、部品実装装置M2の部品供給部6A,6Bに設けられた部品供給位置毎に、装着されるテープフィーダ7を特定する情報、供給される部品名などの情報が含まれている。部品情報は、部品名毎に、部品のサイズ、電気的特性、使用する吸着ノズルの種類などが含まれている。動作パラメータ情報には、部品名毎に、実装ヘッド10A,10Bの移動速度、吸着ノズルの昇降速度、照明の条件などの情報が含まれている。
図3において、部品実装制御部26は、作業情報22に基づいて基板搬送レーン5A,5B、テープフィーダ7、部品実装機構11A,11B、基板認識カメラ12A,12B、部品認識カメラ13A,13Bを制御して、所定の実装モード(独立実装モード、交互実装モードなど)によって部品実装作業を実行させる。
次に、部品実装装置M2が備える、作業者がタッチパネル14A,14Bを操作しながら作業情報22を作成する作業を支援する作業情報作成支援機能について説明する。図3において、表示処理部27は、操作画面階層情報23に基づいて、タッチパネル14A,14B(表示部)に作業情報22を作成するための操作画面を表示させる。
ここで、図4を参照して、操作画面階層情報23の例について説明する。操作画面階層情報23は、「初期画面」をルートとし、「初期画面」の下層に大項目、大項目の下層に中項目、中項目の下層に小項目、小項目の下層に細目を有する木構造の階層構造をしている。図4の例では、大項目として「自動運転」「情報作成」「メンテナンス」などが設定されている。大項目「情報作成」の下層には、中項目として「基板情報」「部品情報」などが設定されている。中項目「部品情報」の下層には、小項目として「ノズル」「フィーダ」「トレイ」などが設定されている。小項目「ノズル」の下層には、細目として「実装ヘッド」「ノズル種類」などが設定されている。小項目「ノズル」の下層には、細目として「配置」「吸着位置」などが設定されている。
次に、図5を参照して、表示処理部27によってタッチパネル14A,14B(表示部)に表示された操作画面40の例について説明する。操作画面40には、大項目選択領域41、中項目選択領域42、小項目選択領域43、細目選択領域44、詳細操作領域45、タイトル欄46が設定されている。入力処理部28は、操作画面40を操作する作業者の操作情報を取得する。取得された操作情報は、操作履歴24として装置記憶部21に記憶される。すなわち、装置記憶部21は、少なくとも直前の操作情報を記憶する操作履歴記憶部である。大項目選択領域41には、操作画面階層情報23に含まれる大項目に対応する大項目選択ボタン47が表示されている。
作業者がタッチパネル14A,14Bを操作していずれかの大項目選択ボタン47を選択すると、そのボタンに対応する中項目選択ボタン48が中項目選択領域42に表示される。図5では、選択されたボタンが斜線でハッチングされた選択状態になっている。例えば、作業者が「情報作成」に対応する大項目選択ボタン47を選択し、入力処理部28がその旨の操作情報を取得すると、表示処理部27は、「情報作成」の大項目選択ボタン47を選択状態とし、中項目選択領域42に大項目「情報作成」に対応する「基板情報」「部品情報」などの中項目選択ボタン48を中項目選択領域42に表示させる。
図5において、同様に、作業者がいずれかの中項目選択ボタン48を選択すると、そのボタンに対応する小項目選択ボタン49が小項目選択領域43に表示される。次いで作業者がいずれかの小項目選択ボタン49を選択すると、そのボタンに対応する細目選択ボタン50が細目選択領域44に表示される。次いで作業者がいずれかの細目選択ボタン50を選択すると、そのボタンに対応する詳細操作ツールを詳細操作領域45に表示させる。図5では、中項目として「部品情報」が選択され、小項目として「フィーダ」が選択され、細目として「吸着位置」が選択されている。
詳細操作領域45には、テープフィーダ7の部品取出し位置に供給された部品を吸着ノズルが吸着する吸着位置を指定するための詳細操作ツールが表示される。また、タイトル欄46には、詳細操作領域45に表示されている詳細操作ツールの内容を示す「準備作業 フィーダ吸着位置」が表示されている。作業者は、詳細操作領域45に表示された詳細操作ツールを操作しながら、作業情報(この例では、部品情報)を作成する。
図5において、詳細操作領域45の右下隅には、遷移ボタン表示ボタン51が表示されている。作業者が遷移ボタン表示ボタン51を選択(操作)すると、詳細操作領域45に遷移ボタン52などが表示される(図6参照)。図6において、操作画面40の詳細操作領域45には、複数の遷移ボタン52(ここでは3個)の他、編集ボタン53、遷移ボタン非表示ボタン54が表示されている。作業者が遷移ボタン非表示ボタン54を選択(操作)すると、詳細操作領域45の遷移ボタン52などが非表示となる(図5参照)。
このように、遷移ボタン表示ボタン51と遷移ボタン非表示ボタン54は、操作画面40に遷移ボタン52を表示するか非表示とするかを切り替えるための表示切替ボタンである。すなわち、表示処理部27は、操作画面40に遷移ボタン52の表示と非表示を切り替えるための表示切替ボタン(遷移ボタン表示ボタン51、遷移ボタン非表示ボタン54)を表示する。そして、入力処理部28が操作画面40上で表示切替ボタンが操作された旨の操作情報を取得すると、表示処理部27は操作画面40上に遷移ボタン52を表示し、または、遷移ボタン52を非表示とする。
図6において、操作画面40には、細目「ノズル種類」の操作画面40に遷移するための遷移ボタン52a、細目「実装ヘッド」の操作画面40に遷移するための遷移ボタン52b、細目「認識ティーチ」の操作画面40に遷移するための遷移ボタン52cが表示されている。操作画面40において作業者がいずれかの遷移ボタン52を選択し、入力処理部28が一の操作画面40上で遷移ボタン52が操作された旨の操作情報を取得すると、表示処理部27はタッチパネル14A,14B(表示部)に一の操作画面40に代わって他の操作画面40を表示させる。
例えば、細目「吸着位置」の操作画面40(一の操作画面)において、吸着ノズルが吸着する部品の吸着位置を指定していた際に、その部品を吸着する吸着ノズルの指定を変更する必要があることに気が付いた場合、作業者は、細目「ノズル種類」の操作画面40に遷移するための遷移ボタン52aを選択する。その操作により、タッチパネル14A,14Bの表示は、細目「ノズル種類」の操作画面40(他の操作画面)に遷移する。
図4において、操作画面階層情報23では、細目「吸着位置」の操作画面40(一の操作画面)と細目「ノズル種類」の操作画面40(他の操作画面)は、木構造の異なる枝に属している。そのため、遷移ボタン52を使用することなく細目「吸着位置」の操作画面40から細目「ノズル種類」の操作画面40に遷移するには、作業者は、小項目「ノズル」の小項目選択ボタン49を選択した後、細目「ノズル種類」の細目選択ボタン50を選択する必要がある(矢印a)。これに対して、作業者は、細目「吸着位置」の操作画面40において細目「ノズル種類」への遷移ボタン52aを選択することで、細目「ノズル種類」の操作画面40に1回の操作で遷移することができる(矢印b)。
このように、一の操作画面40上に表示される遷移ボタン52は、他の操作画面40に階層構造とは無関係に遷移するためのボタンである。作業者は、遷移ボタン52を使用することで、1回の操作で作業情報の作成に必要な他の操作画面40に遷移することができる。また、階層構造を熟知していない新人などの作業者であっても、作業情報の作成に必要な他の操作画面40に遷移することができる。
図3において、遷移先選定部29は、操作履歴24、後述する遷移先情報25に基づいて、階層構造をなす複数の操作画面40のうちの一の操作画面40から遷移する一の操作画面40とは異なる他の操作画面40を選定する。そして、表示処理部27は、遷移先選定部29によって選定された他の操作画面40に階層構造とは無関係に遷移するための遷移ボタン52を一の操作画面40上に表示させる。
具体的には、遷移先選定部29は、装置記憶部21(操作履歴記憶部)に記憶された操作情報の操作履歴24に基づいて、遷移する他の操作画面40を選定する。例えば、細目「吸着位置」の操作画面40から細目「ノズル種類」の操作画面40に遷移した場合、遷移先選定部29は、次の作業として直前に作業していた細目「吸着位置」の操作画面40に戻る可能性が高いと判断する。そして、表示処理部27は、細目「吸着位置」の操作画面40に遷移するための遷移ボタン52を細目「ノズル種類」の操作画面40に表示させる。すなわち、遷移先選定部29は、操作履歴24に記憶されている少なくとも直前の操作情報に基づいて、遷移する操作画面40を選定する。
図3において、また、遷移先選定部29は、操作情報の操作履歴24に基づいて、過去に遷移した頻度が高い操作画面40を遷移ボタン52に表示させるように選定する。例えば、細目「吸着位置」の操作画面40において、細目「認識ティーチ」に遷移した頻度が高い場合は、細目「認識ティーチ」の操作画面40に遷移するための遷移ボタン52cを表示するように選定する(図6参照)。また、遷移先選定部29は、一の操作画面40に対して遷移する複数の他の操作画面40を、次に遷移する可能性の順番で選定する。そして、表示処理部27は、次に遷移する可能性の順番で、一の操作画面40上に複数の遷移ボタン52a~52cを表示させる。
また、遷移先選定部29は、装置記憶部21に記憶された遷移先情報25に基づいて、遷移する他の操作画面40を選定する。ここで、図6、図7を参照して、遷移先情報25の設定方法の例について説明する。図6において、編集ボタン53が選択(操作)されると、表示処理部27は、一の操作画面40に対応する遷移先を設定するための設定エリア55をタッチパネル14A,14B(表示部)に表示させる(図7参照)。
図7は、編集ボタン53が選択され、細目「吸着位置」の操作画面40(一の操作画面)に対応する遷移先を設定するための設定エリア55が詳細操作領域45に表示された状態を示している。設定エリア55には、遷移先の操作画面40を表す複数の遷移先選択ボタン56の他、履歴表示ボタン57、推奨表示ボタン58、決定ボタン59が表示されている。履歴表示ボタン57が選択されると、操作履歴24に基づいて、設定エリア55に表示される遷移先選択ボタン56が過去に細目「吸着位置」の操作画面40から遷移したことがある他の操作画面40に絞り込まれる。また、推奨表示ボタン58が選択されると、予め設定された遷移することが多い遷移先のリストに基づいて、設定エリア55に表示される遷移先選択ボタン56に絞り込まれる。
図7において、設定エリア55の下部には、遷移先指定領域60が設けられている。遷移先指定領域60には、複数(ここでは3つ)のボタン指定領域60a~60cが設けられている。作業者は、遷移先選択ボタン56をいずれかのボタン指定領域60a~60cに対応付けることで、操作画面40に表示させる遷移ボタン52を設定する。例えば、作業者が「画面A3」の遷移先選択ボタン56を選択したままボタン指定領域60aまで移動させることで(矢印c)、ボタン指定領域60aに表示させる遷移ボタン52aが「画面A3」に設定される。決定ボタン59が操作されると、ボタン指定領域60a~60cに設定された情報が遷移先情報25として装置記憶部21に記憶され、元の細目「吸着位置」の操作画面40の表示に戻る。
このように、入力処理部28は、設定エリア55の操作情報に基づいて、装置記憶部21に一の操作画面40に対応する遷移先の情報(遷移先情報25)を記憶させる。すなわち、装置記憶部21は、一の操作画面40毎に、対応する遷移先の情報(遷移先情報25)を記憶する遷移先情報記憶部である。タッチパネル14A,14Bに表示させる操作画面40に対応する遷移先情報25が記憶されている場合、遷移先選定部29は、遷移先の情報(遷移先情報25)に基づいて、遷移する他の操作画面40を選定する。
図3において、監視部30は、部品実装装置M2(作業装置)の作業状況が、部品実装作業中であるか、段取り替え作業であるか、また、実行中の実装モードが独立実装モードであるか、交互実装モードであるかなどを監視する。遷移先選定部29は、現在の作業状況に基づいて、他の操作画面40への遷移の適否を判定する。表示処理部27は、作業状況(遷移先選定部29の判定結果)に基づいて、操作画面40に遷移が不適当な他の操作画面40への遷移ボタン52が表示されている場合は、その遷移ボタン52を操作不可能な状態(不活性状態)で表示させる。
例えば、図6において、部品実装装置M2が交互実装モードで部品実装作業中の場合、基板認識カメラ12A,12Bを使用した認識ティーチは実行できない。そこで、表示処理部27は、細目「認識ティーチ」の操作画面40に遷移するための遷移ボタン52cを、操作ができない不活性状態で表示させる(図6では、ドットでハッチングされている)。また、入力処理部28は、不活性状態の遷移ボタン52cの選択を受け付けない。すなわち、作業者は、不活性状態の遷移ボタン52cを選択することができない。これによって、不適切な操作画面40に遷移することを防止できる。
上記説明したように、部品実装装置M2は、タッチパネル14A,14B(表示部)に操作画面40を表示させる表示処理部27と、操作画面40を操作する作業者の操作情報を取得する入力処理部28と、一の操作画面40から遷移する他の操作画面40を選定する遷移先選定部29を備えている。表示処理部27は、他の操作画面40に遷移するための遷移ボタン52を一の操作画面40上に表示させる。入力処理部28が遷移ボタン52が操作された旨の操作情報を取得すると、表示処理部27はタッチパネル14A,14Bに他の操作画面40を表示させる。すなわち、部品実装装置M2は、基板P(ワーク)に対して生産作業を行う作業装置(部品実装装置M2)で使用する作業情報22の作成を支援する作業情報支援装置である。
図3において、管理コンピュータ3は、管理記憶部31、作業情報作成支援部32、表示部33、入力部34を備えている。表示部33は液晶パネルなどの表示装置であり、各種データ、操作画面などを表示する。入力部34は、キーボード、タッチパネル、マウスなどの入力装置であり、操作コマンドやデータ入力時に用いられる。管理コンピュータ3は、作業情報22を作成する作業を支援する作業情報作成支援機能を備えている。具体的には、管理記憶部31が、作業情報22、操作画面階層情報23、操作履歴24、遷移先情報25などを記憶している。また、作業情報作成支援部32が、表示処理部27、入力処理部28、遷移先選定部29、監視部30などを備えている。
そして、作業情報作成支援部32の表示処理部27は、管理コンピュータ3の表示部33に操作画面40を表示させる。また、作業情報作成支援部32の入力処理部28は、作業者が管理コンピュータ3の入力部34を操作する作業情報を取得する。作業情報作成支援部32により作成された作業情報22は、各作業装置(印刷装置M1、部品実装装置M2,M3)に転送される。このように、作業情報作成支援機能を備える管理コンピュータ3は、基板P(ワーク)に対して生産作業を行う作業装置(部品実装装置M2)で使用する作業情報22の作成を支援する作業情報支援装置である。
図3において、印刷装置M1は、印刷装置制御部35を備えている。印刷装置M1は、作業情報22を作成する作業を支援する作業情報作成支援機能を備えていてもよい。その場合、印刷装置制御部35が、部品実装装置M2,M3の部品実装装置制御部20が備える作業情報作成支援機能に関する情報を記憶し、各種の情報処理を行う。すなわち、作業情報作成支援機能を備える印刷装置M1は、基板P(ワーク)に対して生産作業を行う作業装置(印刷装置M1)で使用する作業情報22の作成を支援する作業情報支援装置である。つまり、作業装置(印刷装置M1、部品実装装置M2,M3)は、作業情報作成支援装置でもある。
なお、表示処理部27が操作画面40を表示させる表示部は、作業装置が備えるタッチパネル14A,14B、管理コンピュータ3が備える表示部33に限定されることはない。例えば、表示部は、作業者が着用する眼鏡やゴーグルに画像を投影するウェアラブルデバイスであってもよい。その場合、入力処理部28は、ウェアラブルデバイスが備える入力部から操作情報(ウェアラブルデバイスが備えるカメラが撮像した作業者のジェスチャーなど)を取得する。
次に図8のフローに沿って、図6を参照しながら、作業情報22を作成するための操作画面40を部品実装装置M2(コンピュータ)に表示させる操作画面表示方法(表示プログラム)について説明する。まず、表示処理部27は、一の操作画面40をタッチパネル14A,14B(表示部)に表示させる(ST1:操作画面表示工程)。
次いで遷移先選定部29は、装置記憶部21に記憶されている操作画面階層情報23、操作履歴24、遷移先情報25に基づいて、一の操作画面40から遷移する他の操作画面40を選定する(ST2:遷移先選定工程)。例えば、遷移先選定部29は、記憶された操作情報(操作履歴情報25)に基づいて、遷移する他の操作画面40を選定する。また、遷移先選定部29は、次に遷移する可能性に基づいて、遷移する複数の他の操作画面40を選定する。
図8において、次いで監視部30は、部品実装装置M2(作業装置)の作業状況を取得する(ST3:作業状況取得工程)。次いで遷移先選定部29は、作業状況に基づいて、他の操作画面40への遷移の適否を判定する(ST4:遷移適否判定工程)。次いで表示処理部27は、選定された他の操作画面40に階層構造とは無関係に遷移するための遷移ボタン52を一の操作画面40上に表示させる(ST5:遷移ボタン表示工程)。その際、表示処理部27は、選定された複数の他の操作画面40に遷移するための複数の遷移ボタン52a~52cを、遷移する可能性の順番で一の操作画面40上に表示させる。また、表示処理部27は、遷移が不適当な他の操作画面40への遷移ボタン52c(図6参照)を、操作不可能な不活性状態で表示させる。
次いで入力処理部28は、一の操作画面40上で遷移ボタン52が操作されたか否かを判断する(ST6:操作情報取得工程)。遷移ボタン52が操作されていない場合(ST6においてNo)、作業状況取得工程(ST3)に戻る。すなわち、監視部30が作業状況を監視し(ST3)、遷移先選定部29が遷移の適否を判定する(ST4)。そして、作業状況によって遷移が不適当な遷移先がある場合は、表示処理部27は、一の操作画面40に表示させている該当する遷移ボタン52cを操作不可能な不活性状態に変更させる。
図8において、遷移ボタン52が操作された場合(ST6においてYes)、すなわち、入力処理部28が一の操作画面40上で遷移ボタン52が操作された旨の操作情報を取得すると、その操作情報を操作履歴24として記憶させる(ST7:操作情報記憶部)。そして、操作画面表示工程(ST1)に戻って、表示処理部27は、選択された他の操作画面40を表示させる。すなわち、表示処理部27は、操作情報が取得されると(ST6においてYes)、タッチパネル14A,14B(表示部)に、一の操作画面40に代わって他の操作画面40を表示させる(2回目のST1)。これによって、部品実装装置M2(作業装置)で使用する作業情報22を容易に作成することができる。
なお、上記の実施形態では、作業情報を使用する作業装置として、基板P(ワーク)に半田を堆積させる印刷装置M1、基板Pに部品を実装する部品実装装置M2,M3を例に説明したが、作業装置はこれに限定されることはない。例えば、作業装置は部品実装システム1が備える検査装置であってもよい。また、作業装置は半導体を製造する半導体製造ラインにおいてウェハ(ワーク)に対して生産作業を行う生産装置であってもよい。また、作業装置は電気機器を組立てる組立て生産ラインや、食品加工製品を生産する食品加工ラインにおいて、生産作業を行う生産装置であってもよい。
本発明の作業情報作成支援装置および表示プログラムは、作業装置で使用する作業情報を容易に作成することができるという効果を有し、部品を基板に実装する分野において有用である。
1 部品実装システム
3 管理コンピュータ(作業情報作成支援装置)
14A,14B タッチパネル(表示部)
40 操作画面
51 遷移ボタン表示ボタン(表示切替ボタン)
52,52a~52c 遷移ボタン
54 遷移ボタン非表示ボタン(表示切替ボタン)
55 設定エリア
M1 印刷装置(作業装置、作業情報作成支援装置)
M2,M3 部品実装装置(作業装置、作業情報作成支援装置)
P 基板(ワーク)
3 管理コンピュータ(作業情報作成支援装置)
14A,14B タッチパネル(表示部)
40 操作画面
51 遷移ボタン表示ボタン(表示切替ボタン)
52,52a~52c 遷移ボタン
54 遷移ボタン非表示ボタン(表示切替ボタン)
55 設定エリア
M1 印刷装置(作業装置、作業情報作成支援装置)
M2,M3 部品実装装置(作業装置、作業情報作成支援装置)
P 基板(ワーク)
Claims (15)
- ワークに対して生産作業を行う作業装置で使用する作業情報の作成を支援する作業情報作成支援装置であって、
表示部に作業情報を作成するための操作画面を表示させる表示処理部と、
前記操作画面を操作する作業者の操作情報を取得する入力処理部と、
階層構造をなす複数の操作画面のうちの一の操作画面から遷移する前記一の操作画面とは異なる他の操作画面を選定する遷移先選定部と、を備え、
前記表示処理部は、選定された前記他の操作画面に前記階層構造とは無関係に遷移するための遷移ボタンを前記一の操作画面上に表示させ、
前記入力処理部が前記一の操作画面上で前記遷移ボタンが操作された旨の操作情報を取得すると、前記表示処理部は前記表示部に前記一の操作画面に代わって前記他の操作画面を表示させる、作業情報作成支援装置。 - 少なくとも直前の前記操作情報を記憶する操作履歴記憶部をさらに備え、
前記遷移先選定部は、前記操作履歴記憶部に記憶された前記操作情報に基づいて、遷移する他の操作画面を選定する、請求項1に記載の作業情報作成支援装置。 - 前記一の操作画面毎に、対応する遷移先の情報を記憶する遷移先情報記憶部をさらに備え、
前記遷移先選定部は、前記遷移先の情報に基づいて、遷移する他の操作画面を選定する、請求項1に記載の作業情報作成支援装置。 - 前記遷移先選定部は、前記一の操作画面に対して遷移する複数の他の操作画面を選定し、
前記表示処理部は、前記一の操作画面上に複数の前記遷移ボタンを表示させる、請求項1から3のいずれかに記載の作業情報作成支援装置。 - 前記表示処理部は、次に遷移する可能性の順番で、前記一の操作画面上に複数の前記遷移ボタンを表示させる、請求項4に記載の作業情報作成支援装置。
- 前記作業装置の作業状況を監視する監視部をさらに備え、
前記表示処理部は、前記作業状況に基づいて、遷移が不適当な前記他の操作画面への前記遷移ボタンを操作不可能な状態で表示させる、請求項1から5のいずれかに記載の作業情報作成支援装置。 - 前記表示処理部は、前記一の操作画面に対応する遷移先を設定するための設定エリアを前記表示部に表示させ、
前記入力処理部は、前記設定エリアの操作情報に基づいて、前記遷移先情報記憶部に前記一の操作画面に対応する前記遷移先の情報を記憶させる、請求項3に記載の作業情報作成支援装置。 - 前記表示処理部は、前記操作画面に前記遷移ボタンの表示と非表示を切り替えるための表示切替ボタンを表示し、
前記入力処理部が前記操作画面上で前記表示切替ボタンが操作された旨の操作情報を取得すると、前記表示処理部は前記操作画面上に前記遷移ボタンを表示し、または、前記遷移ボタンを非表示とする、請求項1から6のいずれかに記載の作業情報作成支援装置。 - 前記階層構造は、木構造をしており、
前記一の操作画面と前記他の操作画面は、前記木構造の異なる枝に属している、請求項1から8のいずれかに記載の作業情報作成支援装置。 - 前記作業情報作成支援装置は、前記作業装置である、請求項1から9のいずれかに記載の作業情報作成支援装置。
- 前記作業装置は、基板に半田を堆積させる印刷装置または前記基板に部品を実装する部品実装装置である、請求項1から10のいずれかに記載の作業情報作成支援装置。
- ワークに対して生産作業を行う作業装置で使用する作業情報を作成するための操作画面をコンピュータに表示させる表示プログラムであって、
階層構造をなす複数の操作画面のうちの一の操作画面を表示部に表示させるステップと、
前記一の操作画面から遷移する前記一の操作画面とは異なる他の操作画面を選定するステップと、
選定された前記他の操作画面に前記階層構造とは無関係に遷移するための前記遷移ボタンを前記一の操作画面上に表示させるステップと、
前記一の操作画面上で前記遷移ボタンが操作された旨の操作情報を取得するステップと、
前記操作情報が取得されると、前記表示部に、前記一の操作画面に代わって前記他の操作画面を表示させるステップと、を含む、表示プログラム。 - 前記操作情報を記憶するステップと、
記憶された前記操作情報に基づいて、遷移する他の操作画面を選定するステップと、をさらに含む、請求項12に記載の表示プログラム。 - 前記一の操作画面に対して次に遷移する可能性に基づいて、遷移する複数の他の操作画面を選定するステップと、
前記一の操作画面上に選定された複数の前記他の操作画面に遷移するための複数の遷移ボタンを、前記可能性の順番で表示させるステップと、を含む、請求項12または13に記載の表示プログラム。 - 前記作業装置の作業状況を監視するステップと、
前記作業状況に基づいて、前記他の操作画面への遷移の適否を判定するステップと、
遷移が不適当な前記他の操作画面への前記遷移ボタンを、操作不可能な状態で表示させるステップと、をさらに含む、請求項12から14のいずれかに記載の表示プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020195705A JP2022084091A (ja) | 2020-11-26 | 2020-11-26 | 作業情報作成支援装置および表示プログラム |
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JP2020195705A JP2022084091A (ja) | 2020-11-26 | 2020-11-26 | 作業情報作成支援装置および表示プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2020195705A Pending JP2022084091A (ja) | 2020-11-26 | 2020-11-26 | 作業情報作成支援装置および表示プログラム |
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Country | Link |
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- 2020-11-26 JP JP2020195705A patent/JP2022084091A/ja active Pending
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