JP4540569B2 - データ管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の類似する部品実装基板の生産を行うためのデータの編集方法に関する。
従来、複数の類似する部品実装基板を効率的に生産するために、複数の部品実装基板に共通する実装プログラムを作成し、基板ごとにスキップ命令と呼ばれる部品の実装禁止を意味する命令を挿入することにより、基板固有の実装プログラムを作成していた(例えば、特許文献1参照。)。
例えば、図18(a)〜図18(c)に示されるような3枚の類似する基板1101〜1103に対する実装プログラムを作成するには、図18(d)に示されるように、基板1101〜1103に実装されている部品をすべて実装した基板1104を仮想的に作成する。ここでは、基板1104に6つの部品が実装されることとし、各部品に1から6までの番号を付す。
図19(a)〜図19(c)は、基板1101〜1103を示す他の図であり、本図では、実装されない部品を破線で示している。例えば、基板1101について着目すると、基板1104における3番目の部品と6番目の部品とが実装されないことが示されている。すなわち、3つの基板に着目すると、1番目の部品、3番目の部品および6番目の部品は実装される場合もあれば実装されない場合もあるが、2番目の部品、4番目の部品および5番目の部品は、すべての基板において実装される。
図20は、部品番号とスキップ命令との対応を示したスキップ命令対応表の一例を示す図である。スキップ命令対応表1200には、部品番号と、部品の実装点座標と、その部品に割り当てられるスキップ命令の番号とが示されている。例えば、1番目の部品の実装点座標は(10,10)であり、その部品に割り当てられているスキップ命令の番号は1である。なお、同様に3番目の部品および6番目の部品にもスキップ命令が割り当てられており、それらの番号は2および3である。すべての基板において実装される部品(2番目の部品、4番目の部品および5番目の部品)には、スキップ命令を割り当てる必要がない。
次に、スキップ命令対応表1200に基づいて、基板1101〜1103の各々について、オペレータがスキップ命令の登録を行なう。図21は、登録されたスキップ命令の一覧を示した登録スキップ命令一覧表1300の一例を示す図である。例えば、1番目の基板1101(機種番号が1の基板)には2番目および3番目のスキップ命令が割り当てられる。ここで、「機種」とは、基板の種類のことを示す。
特許第3611360号公報
しかしながら、上述したスキップ命令を登録することによる実装プログラムの作成方法によると、以下のような問題がある。例えば、登録スキップ命令一覧表1300にスキップ命令が割り当てられた後に、オペレータが機種番号2の基板の部品番号6の部品の実装点座標を変更しようと考えた場合には、他の機種に影響を与えるか否かを調べる必要がある。そのためには、オペレータは、スキップ命令対応表1200より部品番号6の部品に対するスキップ命令の番号が3であることを調べ、登録スキップ命令一覧表1300より3番目のスキップ命令が登録されていない機種番号を調べる。その結果、部品番号6の部品は、機種番号2および3の基板に実装されることが分かる。このように、ある部品が実装される基板を調べるためには、換言すれば、ある部品が複数の機種に共通して実装されるものなのか、その機種のみに実装されるものなのかを知るためには、オペレータは、2つの表を見比べなければならない。このため、作業が煩雑であり、オペレータによるデータの変更ミス等を引き起こす可能性がある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、オペレータに対して煩雑な作業を強いることなく、かつオペレータによるデータ変更ミスを低減させることができるデータ管理方法等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るデータ管理方法は、生産対象とされる複数の基板への部品実装に関するデータを管理するデータ管理方法であって、複数の基板に共通する部品実装に関するデータである共通データと、各基板に固有な部品実装に関するデータであり、かつ基板ごとに分類可能なデータである個別データとを、識別可能な状態で統合した統合データを管理する管理ステップを含むことを特徴とする。例えば、前記管理ステップは、複数の基板のデータを読み込む読み込みステップと、読み込んだ前記複数の基板のデータより、前記共通データと、前記個別データとを抽出し、前記共通データと前記個別データとを識別可能な状態で統合した前記統合データを作成する統合データ作成ステップとを含む。
このように、共通データと個別データとが識別可能な状態で統合され、統合データとして一元管理されている。よって、共通データと個別データとを識別可能な態様で表として表示させることができる。オペレータは、この表を見ることにより、共通データか個別データかを識別することができるとともに、1つの表でデータの更新作業等を行なうことができる。このため、オペレータに対して煩雑な作業を強いることなく、かつオペレータによるデータ変更ミスを低減させることができるデータ管理方法を提供することができる。
統合データと個別データとの識別の仕方としては、例えば、前記統合データ作成ステップでは、前記共通データおよび前記個別データの少なくとも一方に識別子を付す。
なお、本発明は、このような特徴的なステップを備えるデータ管理方法として実現することができるだけでなく、データ管理方法に含まれる特徴的なステップを手段とするデータ管理装置として実現したり、データ管理方法に含まれる特徴的なステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現したりすることもできる。そして、そのようなプログラムは、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)等の記録媒体やインターネット等の通信ネットワークを介して流通させることができるのは言うまでもない。
オペレータに対して煩雑な作業を強いることなく、かつオペレータによるデータ変更ミスを低減させることができるデータ管理方法等を提供することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態に係る実装システムについて説明する。
図1は、実装システムの構成を示す概略図である。
実装システム10は、基板に電子部品を実装して電子部品実装基板を作成するためのシステムであり、データ管理装置300と、実装ライン100とを備えている。
実装ライン100は、複数の部品実装機より構成され、各部品実装機が順次基板上に電子部品を順次実装していくことにより、電子部品実装基板が作成されていく。
データ管理装置300は、各機種の部品の実装点座標を示したCADデータ16に基づいて、複数の機種おける実装点データやパーツフィーダの配置等の最適化を行ない、得られたNC(Numeric Control)データの管理および編集を行なうためのコンピュータである。また、データ管理装置300は、実装ライン100を構成する各部品実装機の動作も管理する。データ管理装置300と実装ライン100を構成する部品実装機とはネットワーク14により相互に接続されており、データ管理装置300で作成されたNCデータは、実装ライン100を構成する部品実装機にも反映される。また、部品実装機側でNCデータの変更等を行なった場合にも、その変更がデータ管理装置300に反映される。
次に、実装ライン100を構成する部品実装機について、図面を参照しながら説明する。
図2は、部品実装機の構成を示す外観図である。
部品実装機120は、お互いが協調して(または、交互動作にて)部品実装を行なう4つのサブ設備(サブ設備130a、132a、130b、132b)を備える。サブ設備130aは、部品テープを収納するパーツフィーダ123の配列からなる部品供給部124aと、それらパーツフィーダ123から電子部品を吸着し基板20に装着することができる複数の吸着ノズル(以下、単に「ノズル」ともいう。)を有するマルチ装着ヘッド121と、マルチ装着ヘッド121が取り付けられるビーム122と、マルチ装着ヘッド121に吸着された部品の吸着状態を2次元又は3次元的に検査するための部品認識カメラ126等を備える。サブ設備132a、130bおよび132bも、サブ設備130aと同様の構成を有する。なお、サブ設備132bには、トレイ部品を供給するトレイ供給部128が備えられているが、トレイ供給部128などはサブ設備によっては備えない場合もある。また、前側のサブ設備130aおよび132aおよび後側のサブ設備130bおよび132bにそれぞれ1台ずつディスプレイ150が設けられている。
図3は、部品実装機120内部の主要な構成を示す平面図である。
部品実装機120は、その内部に基板20の搬送方向(X軸方向)に並んで配置されるサブ設備を備え、さらに部品実装機120の前後方向(Y軸方向)にもサブ設備を備えており、合計4つのサブ設備130a、132a、130b、132bを備えている。X軸方向に並んで配置されるサブ設備(130aと132a、130bと132b)は相互に独立しており、同時に異なる実装作業を行うことが可能である。さらに、サブ設備(130aと132b、132bと130b)も相互に独立しており、同時に異なる実装作業を行うことが可能である。一方前後方向(Y軸方向)に向かい合って配置されるサブ設備(130aと130b、132aと132b)は、お互いが協調し一つの基板に対して実装作業を行う。以下、サブ設備130aおよび130bをまとめて「左サブ設備120c」と呼び、サブ設備132aおよび132bをまとめて「右サブ設備120d」と呼ぶこととする。すなわち、左サブ設備120cおよび右サブ設備120dの各々のサブ設備では、2つのマルチ装着ヘッド121が協調しながら1つの基板20に対して部品の実装作業を行なうこととなる。
各サブ設備130a、132a、130b、132bは、それぞれのサブ設備130a、132a、130b、132bに対しビーム122と、マルチ装着ヘッド121と、部品供給部124a、125a、124b、125bとが備えられている。また、部品実装機120には前後のサブ設備間に基板20搬送用のレール129が一対備えられている。
なお、部品認識カメラ126およびトレイ供給部128などは本願発明の主眼ではないため、同図においてその記載を省略している。
ビーム122は、X軸方向に延びた剛体であって、Y軸方向(基板20の搬送方向と垂直方向)に設けられた軌道(図示せず)上をX軸方向と平行を保ったままで移動することができるものである。また、ビーム122は、当該ビーム122に取り付けられたマルチ装着ヘッド121をビーム122に沿って、すなわちX軸方向に移動させることができるものであり、自己のY軸方向の移動と、これに伴ってY軸方向に移動するマルチ装着ヘッド121のX軸方向の移動とでマルチ装着ヘッド121をXY平面内で自在に移動させることができる。また、これらを駆動させるためのモータ(図示せず)など複数のモータがビーム122に備えられており、ビーム122を介してこれらモータなどに電力が供給されている。
図4は、データ管理装置300の構成を示すブロック図である。
データ管理装置300は、演算制御部301、表示部302、入力部303、メモリ部304、データ編集プログラム格納部305、通信I/F(インターフェース)部306およびデータベース部307等から構成される。
演算制御部301は、CPU(Central Processing Unit)や数値プロセッサ等であり、オペレータからの指示等に従って、データ編集プログラム格納部305からメモリ部304に必要なプログラムをロードして実行し、その実行結果に従って、各構成要素302〜307を制御する。
表示部302はCRT(Cathode-Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等であり、入力部303はキーボードやマウス等であり、これらは、演算制御部301による制御の下で、データ管理装置300とオペレータとが対話する等のために用いられる。
通信I/F部306は、LAN(Local Area Network)アダプタ等であり、データ管理装置300と実装ライン100を構成する部品実装機120等との通信に用いられる。メモリ部304は、演算制御部301による作業領域を提供するRAM(Random Access Memory)等である。
データベース部307は、データ管理装置300によるNCデータの作成処理等に用いられる入力データ(実装点データ307a、部品ライブラリ307b、実装機情報307c等)や、得られたNCデータ等を記憶するハードディスク等である。
図5〜図7は、それぞれ、実装点データ307a、部品ライブラリ307bおよび実装機情報307cの一例を示す図である。
実装点データ307aは、実装の対象となる全ての部品の実装点を示す情報の集まりである。図5に示されるように、1つの実装点piは、部品種ci、X座標xi、Y座標yi、装着角度θi、制御データφiからなる。ここで、「部品種」は、図6に示される部品ライブラリ307bにおける部品名に相当し、「X座標」および「Y座標」は、実装点の座標(基板上の特定位置を示す座標)であり、「装着角度」は、部品装着時の部品の回転角度であり、「制御データ」は、その部品の実装に関する制約情報(使用可能な吸着ノズルのタイプ、マルチ装着ヘッド121の最高移動速度等)である。
部品ライブラリ307bは、部品実装機120等が扱うことができる全ての部品種それぞれについての固有の情報を集めたライブラリであり、図6に示されるように、部品種ごとの部品サイズ、タクト(一定条件下における部品種に固有のタクト)、その他の制約情報(使用可能な吸着ノズルのタイプ、部品認識カメラ126による認識方式、マルチ装着ヘッド121の最高速度比等)からなる。なお、本図には、参考として、各部品種の部品の外観も併せて示されている。
実装機情報307cは、生産ラインを構成する全てのサブ設備ごとの装置構成や上述の制約等を示す情報であり、図7に示されるように、マルチ装着ヘッド121のタイプ、すなわちマルチ装着ヘッド121に備えられている吸着ノズルの本数等に関するヘッド情報、マルチ装着ヘッド121に装着され得る吸着ノズルのタイプ等に関するノズル情報、パーツフィーダ123の最大数等に関するカセット情報、トレイ供給部128が収納しているトレイの段数等に関するトレイ情報等からなる。
データ編集プログラム格納部305は、データ管理装置300の機能を実現する各種生産条件決定プログラムを記憶しているハードディスク等であり、機能的に(演算制御部301によって実行された場合に機能する処理部として)、類似機種管理部305aおよび編集処理部305b等から構成される。
類似機種管理部305aは、類似する複数の機種のCADデータ16に基づいて、最適なNCデータを作成し、管理する処理部である。編集処理部305bは、NCデータの編集を行なう処理部である。類似機種管理部305aおよび編集処理部305bが、特許請求の範囲に言う管理手段の一例として機能する。
次に、データ管理装置300が実行する処理について説明する。図8は、データ管理装置300が実行する処理のフローチャートである。
類似機種管理部305aは、予め用意されている複数の機種のCADデータ16を読み込み(S2)、読み込んだCADデータ16に基づいて、部品を収納したパーツフィーダの部品供給部における装着位置、部品の実装順序および部品装着時に使用するノズル等を最適化し、複数の機種を効率的に実装できるようなNCデータを作成する(S4)。例えば、複数の機種で共通する実装点に関するデータを抽出し、最適なパーツフィーダの配置やノズルの配置等を行なう。
次に、類似機種管理部305aは、オペレータが図9に示されるようなラインコンバータと呼ばれるソフトウェアを起動し、NCデータのエクスポート指示を行なった場合には(S6でYES)、NCデータを統合して、データベース部307に登録する(S10)。なお、オペレータによるデータベース部307へ登録されたデータへのアクセスは、ファイラーと呼ばれるソフトウェアを起動させ、操作することにより行なわれる。
例えば、図9に示されるように、ラインコンバータ400において、オペレータが、4つの機種のNCデータのファイル“Example_01.txt”、“Example_02.txt”、“Example_03.txt”および“Example_04.txt”を選択し、エクスポートボタン402を押下したものとする。すると、それら、4つのNCデータが1つのSKU(Stock Keeping Unit)として、ファイル名SKU−Example1のファイルに統合され、データベース部307に登録される。ここで、SKUとは、在庫管理を行なう際の管理単位であり、SCM(供給連鎖管理)などで在庫管理を電子化する際には、データベースを構築し、このSKU単位で商品(製品)の管理が行なわれることになる。
ファイル名SKU−Example1のファイルは、ファイラー500のSKU−1というフォルダの下にEXAMPLE001からEXAMPLE004というフォルダの下にそれぞれ格納される。フォルダEXAMPLE001からフォルダEXAMPLE004は、4つの機種に対応するが、各フォルダに格納されているファイルSKU−Example1は、4つの機種に対して共通なファイルである。したがって、フォルダEXAMPLE001からフォルダEXAMPLE004までのどのフォルダにアクセスしても、同じファイルSKU−Example1が見えることになる。なお、S10の処理において、部品の実装位置、パーツフィーダの配置位置またはノズルの配置位置等が共通する場合には、共通することを示す印(後述するマーク「C」)がファイルSKU−Example1内の各データに付される。
また、オペレータは、フォルダEXAMPLE001からEXAMPLE004のうちのいずれかのフォルダを選択した際に表示されるファイル名の前に付されたマークを見ることにより、現在、実装ライン100において生産されている基板の機種名を知ることができる。例えば、ひし形のマークが付されている場合に生産中を意味するとした場合、図10に示すように、ファイラー500においてフォルダEXAMPLE001を開いたときに表示されるマーク502は、ひし形ではないため、機種EXAMPLE001の基板は生産中ではないが、図11に示すように、ファイラー500においてフォルダEXAMPLE002を開いたときに表示されるマーク504は、ひし形である。このため、機種EXAMPLE002の基板が現在生産中であることが分かる。また、実装ライン100を構成する部品実装機120のディスプレイ150には、図12に示されるように現在生産中の機種名が表示される。
なお、ファイラー500において、オペレータが図示しないインポートボタンを押下し、複数のNCデータのファイルのインポート指示を行なうことにより(S8でYES)、複数のNCデータを統合し、データベース部307へ登録(S10)することもできる。
次に、オペレータは、ファイルSKU−Example1の編集を行なう(S12)。例えば、機種EXAMPLE001に関するNCデータの編集作業を行なう際には、オペレータは、図10に示したファイラー500において、エディタボタン506を押下する。エディタボタン506の押下に応答して、編集処理部305bがモジュラーエディタと呼ばれるプログラムを起動させる。
図13は、モジュラーエディタの画面の一例を示す図である。本図に示すモジュラーエディタ600は、機種EXAMPLE001に対するNCデータを表示したものであるものとする。なお、他の機種のNCデータについても同様の表示がされる。
モジュラーエディタ600には、機種EXAMPLE001に関するすべてのデータを表示させるための全データラジオボタン602と、部品実装機ごとにデータを表示させるためのマシン別ラジオボタン604と、部品供給部ごとにデータを表示させるためのテーブル別ラジオボタン606とが用意されている。図13では、全データラジオボタン602が選択されている。このため、すべての部品実装機に関する実装点データ等が表示されている。例えば、同図において、1番目、2番目、4番目および5番目の部品の実装点データに関しては、その先頭に「C」というマークが付されている。これは、現在SKUとして登録されている4つの機種EXAMPLE001〜EXAMPLE004のすべてにおいて共通する実装点データであることを示している。3番目および6番目の部品の実装点データに関しては、その先頭に「C」というマークが付されていない。このため、これは、機種EXAMPLE001に固有の実装点データであることを示している。
オペレータが、マーク「C」が付されている実装点データの変更を行なった場合には、同一のSKUのすべての機種に対する実装点データの変更を行なったことになり、オペレータが、マーク「C」が付されていない実装点データの変更を行なった場合には、機種EXAMPLE001に対してのみ実装点データの変更を行なったことになる。編集処理部305bは、変更をデータベース部307に格納されているファイルSKU−Example1に反映させる。
図14は、モジュラーエディタの画面の他の一例を示す図である。モジュラーエディタ700は、モジュラーエディタ600において、オペレータが、テーブル別ラジオボタン606を押下することにより表示される。ここでは、16番テーブルと呼ばれる部品供給部に並べられるパーツフィーダに関する情報が表示されている。例えば、16番テーブルのアドレス4のパーツフィーダ123に関するデータには、その先頭に「C」というマークが付されているため、すべての機種に共通に使用されるパーツフィーダ123であることを示している。一方、アドレス2のパーツフィーダ123に関するデータには、その先頭に「C」というマークが付されていないため、機種EXAMPLE001の生産時のみに使用されるパーツフィーダ123に関するデータであることを示している。なお、アドレスとは、テーブル(部品供給部)におけるパーツフィーダの収納位置を特定するための情報である。
モジュラーエディタ700においても、部品の実装点データと同様にマーク「C」が付されているパーツフィーダ123に関するデータの変更を行なった場合には、すべての機種について、その変更が反映されることになり、マーク「C」が付されていないパーツフィーダ123に関するデータの変更を行なった場合には、機種EXAMPLE001についてのみ変更が反映されることになる。
モジュラーエディタ700において、オペレータがノズルフィルタボタン702を押下すると、編集処理部305bは、ノズルに関する情報を表示させる。図15(a)および図15(b)は、ノズルに関する情報の表示画面である。表示画面800および820において、テーブルは、パーツフィーダ123がセットされるテーブルの番号を示し、アドレスは、テーブルのアドレスを示す。また、ノズル番号は、使用されるノズルの種類を示し、ノズル配置は、マルチ装着ヘッド121におけるノズル位置を示す。また、「共通」欄にチェックが入っている場合には、機種EXAMPLE001〜EXAMPLE004において共通して配置および使用されるノズルのデータであることを示す。
表示画面800において、「共通」欄にチェックが入っている行を選択し、オペレータが入力部303を操作することにより、その行を個別データに展開した場合には、表示画面820が表示される。すなわち、機種EXAMPLE001〜EXAMPLE004に共通していたデータが、機種EXAMPLE001〜EXAMPLE004のそれぞれに個別のデータに展開されている。個別データを示すために、「EXAMPLE001」欄から「EXAMPLE004」欄にそれぞれ1つずつチェックが入れられている。
なお、表示画面820においてハッチングが施されている行をオペレータが選択し、入力部303を操作することにより共通データに統合すると、表示画面800のように4つの機種が統合され、共通化された画面が表示される。
なお、図16(a)に示すような表示画面840において、上から4行を統合しようとした場合には、機種EXAMPLE001のノズル番号(110番)と、機種EXAMPLE002〜EXAMPLE004のノズル番号(115番)とが異なるため、共通化することができない。このため、編集処理部305bは、図16(b)に示すようなエラーメッセージ900を表示部302に表示させる。
以上説明したように、本発明の実施の形態によると、ある機種についてのNCデータを表示させる場合に、すべての機種に共通するNCデータと、各機種に個別なNCデータとを同時に表示させるとともに、共通データか個別データかを区別させるためのマークを付して表示させている。このため、オペレータは、NCデータに対して修正を行なう場合に、他の機種に影響を及ぼすか否かを、マークを見ることにより知ることができる。よって、オペレータは、NCデータの修正時に2つの表を見比べることなく、修正を行なうことができる。このため、オペレータに対して煩雑な作業を強いることなく、オペレータによるデータ変更ミスを低減させることができる。
以上、本発明の実施の形態に係る実装システム10について説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。
例えば、図17に示されるように、実装システム1000は、データ管理装置300と実装ライン100との間に、ライン管理端末装置200をさらに設けた構成であってもよい。この場合、データ管理装置300とライン管理端末装置200、およびライン管理端末装置200と実装ライン100は、それぞれネットワーク12および14により相互に接続される。また、データ管理装置300には、類似機種管理部305aの機能を持たせ、ライン管理端末装置200には、編集処理部305bの機能を持たせる。ライン管理端末装置200で作成されたNCデータは、実装ライン100を構成する部品実装機にも反映される。また、部品実装機側でNCデータの変更等を行なった場合にも、その変更がライン管理端末装置200に反映される。
さらに、本実施の形態で説明したデータ管理装置300の機能を実装ライン100を構成する各部品実装機が備えていてもよい。
本発明は、部品実装機により複数の類似する部品実装基板の生産を行うためのデータを編集する装置等に適用できる。
本発明の実施の形態に係る実装システムの構成を示す概略図である。 部品実装機の構成を示す外観図である。 部品実装機内部の主要な構成を示す平面図である。 データ管理装置の構成を示すブロック図である。 実装点データの一例を示す図である。 部品ライブラリの一例を示す図である。 実装機情報の一例を示す図である。 データ管理装置が実行する処理のフローチャートである。 ラインコンバータの表示画面の一例を示す図である。 ファイラーの表示画面の一例を示す図である。 ファイラーの表示画面の他の一例を示す図である。 部品実装機のディスプレイの表示内容の一例を示す図である。 モジュラーエディタの表示画面の一例を示す図である。 モジュラーエディタの表示画面の他の一例を示す図である。 ノズルに関する情報の表示画面の一例を示す図である。 ノズルに関する情報の更新処理を説明するための図である。 実装システムの他の構成を示す図である。 従来のデータ管理方法を説明するための図である。 従来のデータ管理方法を説明するための図である。 部品番号とスキップ命令との対応を示したスキップ命令対応表の一例を示す図である。 登録されたスキップ命令の一覧を示した登録スキップ命令一覧表の一例を示す図である。
符号の説明
10、1000 実装システム
12、14 ネットワーク
16 CADデータ
20 基板
100 実装ライン
120c 左サブ設備
120d 右サブ設備
120 部品実装機
121 マルチ装着ヘッド
122 ビーム
123 パーツフィーダ
124a 部品供給部
126 部品認識カメラ
128 トレイ供給部
129 レール
130a、130b、132a、132b サブ設備
150 ディスプレイ
200 ライン管理端末装置
300 データ管理装置
301 演算制御部
302 表示部
303 入力部
304 メモリ部
305 データ編集プログラム格納部
305a 類似機種管理部
305b 編集処理部
306 通信I/F部
307 データベース部
307a 実装点データ
307b 部品ライブラリ
307c 実装機情報
400 ラインコンバータ
402 エクスポートボタン
500 ファイラー
502、504 マーク
506 エディタボタン
600 モジュラーエディタ
602 全データラジオボタン
604 マシン別ラジオボタン
606 テーブル別ラジオボタン
700 モジュラーエディタ
702 ノズルフィルタボタン
800、820、840 表示画面
900 エラーメッセージ
1101〜1104 基板
1200 スキップ命令対応表
1300 登録スキップ命令一覧表

Claims (7)

  1. 生産対象とされる複数の基板への部品実装に関するデータを管理するデータ管理方法であって、
    複数の基板に共通する部品実装に関するデータである共通データと、各基板に固有な部品実装に関するデータであり、かつ基板ごとに分類可能なデータである個別データとを、識別可能な状態で統合した統合データを管理する管理ステップと、
    前記統合データに基づいて、基板ごとに当該基板への部品実装に関するデータを表示する表示ステップと、
    オペレータにより入力される表示されたデータの更新指示に基づいて、前記統合データを更新する更新ステップとを含み、
    前記表示ステップでは、前記共通データと前記個別データとを識別可能な状態で表示し、
    前記表示ステップでは、オペレータにより入力される表示切替指示に基づいて、前記共通データを前記複数の基板の個別データに切り替えて表示させる
    ことを特徴とするデータ管理方法。
  2. 前記管理ステップは、
    複数の基板のデータを読み込む読み込みステップと、
    読み込んだ前記複数の基板のデータより、前記共通データと、前記個別データとを抽出し、前記共通データと前記個別データとを識別可能な状態で統合した前記統合データを作成する統合データ作成ステップとを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ管理方法。
  3. 前記統合データ作成ステップでは、前記共通データおよび前記個別データの少なくとも一方に識別子を付す
    ことを特徴とする請求項2に記載のデータ管理方法。
  4. 前記表示ステップでは、前記共通データに識別子を付し表示する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のデータ管理方法。
  5. 前記表示ステップでは、さらに、オペレータにより入力される表示切替指示に基づいて、前記複数の基板の個別データを前記共通データに切り替えて表示させる
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のデータ管理方法。
  6. 前記表示ステップでは、さらに、前記複数の基板の個別データを前記共通データに切り替えて表示させる際に、前記複数の基板の個別データの中に他とは異なる部品実装に関するデータが含まれる場合には、エラーメッセージを表示する
    ことを特徴とする請求項に記載のデータ管理方法。
  7. 前記表示ステップでは、現在生産中の基板を特定する情報を表示する
    ことを特徴とする請求項のいずれか1項に記載のデータ管理方法。
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