JPH10335892A - 部品搭載プログラミング装置及び方法並びにそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

部品搭載プログラミング装置及び方法並びにそのプログラムを記録した記録媒体

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JPH10335892A
JPH10335892A JP9148153A JP14815397A JPH10335892A JP H10335892 A JPH10335892 A JP H10335892A JP 9148153 A JP9148153 A JP 9148153A JP 14815397 A JP14815397 A JP 14815397A JP H10335892 A JPH10335892 A JP H10335892A
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Takashi Suzuki
隆司 鈴木
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Yamagata Casio Co Ltd
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Yamagata Casio Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】異なる機種の基板を連続して生産する際に段取
り替えの発生を最少にする部品搭載プログラムを作成す
るプログラミング装置及び方法並びに記録媒体を提供す
る。 【解決手段】先ず図3(a) の機種−1の部品表と図3
(b) の機種−2の部品表とを統合(複数機種の基板の部
品表を統合)して2機種全ての部品名「A、B、C、
D」と各部品毎の合計数量「10、10、5、5」とこ
れらの基板に搭載処理を行う部品搭載装置の装置番号
「1」を記録した図3(c) の総合部品表を作成し、これ
から複数の作業ヘッドで部品を能率よく吸着する組み合
わせを作成し、これから部品カセットの配置位置を決定
して総合部品表に記録し、これから図3(d) に示す部品
と部品カセット位置との対応表を作成し、これから図3
(e) に示す機種ー1の部品表、次に機種−2の部品表と
いうように部品毎の部品表を再構築し、これに基づいて
各機種の基板ごとの部品搭載のプログラムを作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部品装着装置によ
り電子部品を回路基板に搭載するプログラムを部品表の
データに基づいて自動的に作成する部品搭載プログラミ
ング装置及び方法並びにそのプログラムを記録した記録
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子部品(以下、単に部品と
いう)を回路基板(以下、単に基板という)に搭載(装
着)する部品装着装置を制御するNC(numerically co
ntrolled:数値制御を採用した自動制御の)プログラム
を、作業対象となる基板に対応して自動的に作成するプ
ログラミング装置がある。
【0003】図5(a),(b) は、そのようなプログラムに
よって駆動される部品装着装置を示している。同図(a)
は透視的に示す外観斜視図、同図(b) はその基台上に直
接配置された諸装置を示す平面図であり、これらの上方
に配置される同図(a) に示す他の装置を取り除いて示し
ている。同図(a),(b) に示す部品装着装置10は、回り
を下保護カバー11に囲まれ、上方を上保護カバー12
に覆われた基台13を備えている。基台13の内部に
は、特には図示しないが、各部を制御する中央制御部や
ライン前段の装置から搬入されてくる基板を下から支持
する支持プレート装置等を備えている。上保護カバー1
2の前面には液晶ディスプレイとタッチパネルからなる
入力装置14が配設されており、外部操作により各種の
指示を入力することができる。
【0004】基台13の上には、中央に、固定と可動の
1対の平行する基板案内レール15a及び15bが基板
の搬送方向(X軸方向、図の斜め右下から斜め左上方
向)に水平に延在して配設される。これらの基板案内レ
ール15a及び15bの下部に接して図では定かに見え
ないがループ状の複数のコンベアベルトが走行可能に配
設される。コンベアベルトは、それぞれ数ミリ幅のベル
ト脇部を基板案内レール15a又は15bの下から基板
搬送路に覗かせて、ベルト駆動モータにより駆動され、
基板搬送方向に走行し、基板の裏面両側を下から支持し
ながら基板を搬送する。
【0005】上記1対の基板案内レール15a及び15
bを跨いで、基板搬送方向(X軸方向)と直角の方向
(Y軸方向)に平行に延在する左右一対の固定レール
(Y軸レール)16a及び16bが配設されている。こ
れらY軸レール16a及び16bに長尺の移動レール
(X軸レール)17が滑動自在に係合し、このX軸レー
ル17に、基板に部品を搭載する作業を行う作業ヘッド
18が滑動自在に懸架されている。
【0006】上記のX軸レール17には、その長手方向
(X軸方向)に作業ヘッド18を進退移動させるX軸方
向駆動サーボモータが配設され、基台13上には、X軸
レール17をY軸レール16a及び16bに沿って前後
(Y軸方向)に進退させるY軸方向駆動サーボモータが
配設されている。これらのX軸方向駆動サーボモータ及
びY軸方向駆動サーボモータが制御回路からの指示によ
り正逆両方向に自在に回転することにより、作業ヘッド
18が、ボールねじ、歯付きベルト等の駆動伝達系を介
して駆動され、X軸方向及びY軸方向に自在に進退す
る。また、作業ヘッドの先端(部品を吸着する部分)は
上下に移動自在に構成されている。そして、基台13上
の前部と後部に夫々供給カセット台19a及び19bが
配設されている。
【0007】基台13の手前の供給カセット台19aと
固定の基板案内レール15aとの間に3個の部品認識用
カメラ21、及び吸着ノズル交換器22が配設され、基
台13の後方の供給カセット台19bと移動式の基板案
内レール15bとの間にも3個の部品認識用カメラ24
が配設される。基板案内レール15aと15bの間の基
板搬送路内には、基板支持プレート25が配置される。
この基板支持プレート25は、基板案内レール15a,
15bとコンベアベルトによって搬入されてくる基板を
下から上昇して支持すると共に、位置決めピンを基板の
位置決め孔に差し込む等により基板を位置決めする。
【0008】上記の供給カセット台19a及び19bに
は基板に搭載すべき複数種類の部品毎に対応する部品カ
セット(長手方向に沿って部品を封入したテープを巻着
したリールを備えた部品供給装置)が着脱自在に予め装
着される。1台の供給カセット台に装着される部品カセ
ットは、通常、50個前後であり、供給カセット台19
a及び19bの両方では、ほぼ100個の部品カセット
が装着される。
【0009】作業ヘッド18は、それらの部品カセット
から所望の部品を吸着して基板に搭載する。吸着ノズル
交換器22は複数の(図では10個示している)吸着ノ
ズル27を保持している。これらの吸着ノズル27は、
夫々ノズル先端の大きさの異なるものが吸着ノズル交換
器22に保持されている。部品認識用カメラ21(又は
24)は、作業ヘッド18の吸着ノズルが、供給カセッ
ト台19a(又は19b)上の部品カセットから部品を
吸着して基板の上方へ移動する途上に待機し、吸着ノズ
ルが吸着している部品を下方から撮像して保持位置偏差
を検出し、その偏差を制御回路が補正する。
【0010】このような部品装着装置10の動作を制御
するには、基板に搭載する部品を保持する部品カセット
の供給カセット台上における配置位置を予め設定して置
かなくてはならない。このためには、基板の設計データ
に付随する部品表に基づいて、自動プログラミング装置
が、1つの機種単位で(1種類の基板毎に)、NCプロ
グラムを作成していた。
【0011】図6(a),(b),(c) は、A機種(Aという名
称の完成基板の意、以下同様)、B機種、及びC機種の
3機種の基板夫々に対する部品搭載プログラム(NCプ
ログラム)における部品カセットの配置を表わすデータ
構成を示す図である。同図(a) に示すA機種の例では、
部品名「TR10」の部品カセットが供給カセット台の
位置「8番」、部品名「CR2」の部品カセットが供給
カセット台の位置「10番」、部品名「R101」の部
品カセットが供給カセット台の位置「12番」、・・・
というように、部品カセットの配置を表わすデータがプ
ログラミングされている。また、同図(b) に示すB機種
の例では、部品名「TR11」の部品カセットが供給カ
セット台の位置「10番」、部品名「CR2」の部品カ
セットが供給カセット台の位置「8番」、部品名「R1
01」の部品カセットが供給カセット台の位置「15
番」、・・・というように、部品カセットの配置を表わ
すデータがプログラミングされている。そして、同図
(c) に示すC機種の例では、部品名「TR12」の部品
カセットが供給カセット台の位置「8番」、部品名「C
R2」の部品カセットが供給カセット台の位置「12
番」、部品名「R101」の部品カセットが供給カセッ
ト台の位置「13番」、・・・というように、部品カセ
ットの配置を表わすデータがプログラミングされてい
る。
【0012】上記の例では部品名「CR2」及び「R1
01」の2種類の部品がA機種、B機種及びC機種に夫
々共通であるが、このように部品が共通であっても、自
動プログラミング装置は、A機種、B機種及びC機種夫
々について独立に各プログラムを作成する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、昨今、電子
機器の多品種・少量販売の潮流に対応して、基板の機種
毎の生産数が少ロット化してきている。そして、生産ロ
ットが極端に細かい場合は1つの機種の基板を生産する
のに要する時間が1〜2時間というように短くなること
も少なくない。
【0014】この場合、機種間には上述したように搭載
処理の制御上の連携は何もなく、搭載処理のプログラム
は夫々単独に作成されているから、生産する基板の機種
が変わるごとに、供給台上の部品カセットの配置を入れ
替える作業(いわゆる段取り替え)が発生する。上述し
たA機種、B機種及びC機種の基板を順次生産していく
場合、これらの生産量が少ロットの場合などには、段取
り替えの時間の方が実生産時間よりも長いというような
ことも起こる。このようにロス時間が多いと、実生産時
間と標準的なロス時間を基準として成り立つ生産量の確
保が困難になり、生産計画に齟齬をきたすという問題が
発生する。
【0015】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
異なる機種の基板を連続して生産する際に段取り替えの
発生が最少となるように抑える部品搭載プログラムを作
成する部品搭載プログラミング装置及び方法並びにその
プログラムを記録した記録媒体を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】先ず、請求項1記載の発
明は、プログラムされたコンピュータによって、異なる
機種の基板ごとに対応して記憶手段に記憶された少なく
とも部品名、個数、装置番号、カセット番号から成る部
品データテーブルに基づき上記基板への部品搭載プログ
ラムを自動的に作成する部品搭載プログラミング装置を
前提とする。
【0017】本発明の部品搭載プログラミング装置は、
複数種類の各基板に対応して上記記憶手段に記憶されて
いる複数種類の上記部品データテーブルのデータを部品
の種類ごとにまとめて1個の総合部品データテーブルに
統合する部品データ統合手段と、該部品データ統合手段
により統合された上記総合部品データテーブルに基づい
て部品カセットの配置データを作成するカセット配置デ
ータ作成手段と、該カセット配置データ作成手段により
作成された上記部品カセット配置データを記憶するカセ
ット配置データ記憶手段と、該カセット配置データ記憶
手段に記憶された上記カセット配置データに基づいて上
記複数種類の基板の各種類毎に部品搭載プログラムを作
成するプログラム作成手段とを備えて構成される。
【0018】次に、請求項2記載の部品搭載プログラミ
ング方法は、プログラムされたコンピュータによって、
異なる機種の基板ごとに対応して記憶手段に記憶された
少なくとも部品名、個数、装置番号、カセット番号から
成る部品データテーブルに基づき上記基板への部品搭載
プログラムを自動的に作成する部品搭載プログラミング
方法であって、複数種類の各基板に対応して上記記憶手
段に記憶されている複数種類の上記部品データテーブル
のデータを部品の種類ごとにまとめて1個の総合部品デ
ータテーブルに統合する統合工程と、該統合工程により
統合された上記総合部品データテーブルに基づいて部品
カセットの配置データを作成する作成工程と、該作成工
程により作成された上記部品カセットの配置データを記
憶する配置データ記憶工程と、該配置データ記憶工程に
より記憶された上記カセットの配置データに基づいて上
記複数種類の基板の各種類毎に部品搭載プログラムを作
成するプログラミング工程とを含んでいる。
【0019】そして、請求項3記載の記録媒体は、異な
る機種の基板ごとに対応して記憶手段に記憶された少な
くとも部品名、個数、装置番号、カセット番号から成る
部品データテーブルに基づき上記基板への部品搭載プロ
グラムを自動的に作成するプログラムを記録した記録媒
体であって、該プログラムは、コンピュータに、複数種
類の各基板に対応して上記記憶手段に記憶されている複
数種類の上記部品データテーブルのデータを部品の種類
ごとにまとめて1個の総合部品データテーブルに統合さ
せ、この統合された上記総合部品データテーブルに基づ
いて部品カセットの配置データを作成させ、この作成さ
れた上記部品カセットの配置データを記憶させ、この記
憶された上記カセットの配置データに基づいて上記複数
種類の基板の各種類毎に部品搭載プログラムを作成させ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1(a) は、一実施の形態に
おける部品搭載プログラミング装置の構成を示す図であ
り、同図(b) は、そのシステム構成を示すブロック図で
ある。同図(a) に示すように、部品搭載プログラミング
装置30は、例えばパーソナルコンピュータ等からな
り、その本体31には接続ケーブルを介してディスプレ
イ32、キーボード33、及びポインティングデバイス
(マウス)34が接続されている。また、本体31に
は、プログラムをローディングするための、又は作成デ
ータを保管するためのフロッピーディスク(FD)35
やコンパクトディスク(CD)36が着脱自在に装着さ
れる。
【0021】この部品搭載プログラミング装置30のシ
ステムは、同図(b) に示すように、CPU(中央演算処
理装置)40と、このCPU40にバス41を介して接
続されたROM(読み出し専用メモリ)42、RAM
(読み書き自在なメモリ)43、HDD(内蔵のハード
ディスク)44、I/O制御部45等によって構成され
る。
【0022】ROM42は、この部品搭載プログラミン
グ装置30の制御プログラムを記憶している。CPU4
0は、その制御プログラムにより上記各部の動作を制御
する。RAM43は、機種の異なる基板ごとに対応する
部品データテーブルを記憶する領域やキーボード33か
ら入力されるデータやCPU40による演算中の中間デ
ータ等を一時的に記憶するワーク領域を備えている。H
DD44は、キーボード33から入力された、或は外部
の記録媒体(FD35、CD36)から読み込まれた、
各種のデータ、ファイル、テーブル等を格納しており、
CPU40の制御により、それらのデータ、ファイル、
テーブル等をRAM43に転送する。
【0023】I/O制御部45には、上述のディスプレ
イ32、キーボード33、マウス34、FD35、CD
36等が接続されている。I/O制御部45は、CPU
40の制御により、上記接続されている各部の入出力を
制御する。ディスプレイ32は、CRT表示装置(LC
D表示装置等でもよい)により構成され、入力されたデ
ータを表示し或はCPU40が行った演算結果を表示す
る。キーボード33は、数字、文字及び各種の指令を入
力するための複数の操作キーを備えており、これら操作
キーのステータス信号をCPU40に出力する。マウス
34は、二次元の移動速度信号を出力して、ディスプレ
イ32に表示された画面上の任意の位置を指定する。
【0024】FD35は上記の各種データ、ファイル、
テーブル等を記録し或はそれらのデータ、ファイル、テ
ーブル等をRAM43又はHDD44に出力する。CD
36には、トレイ供給装置のパレット数設定プログラム
が記録されており、そのプログラムを随時HDD44又
はRAM43に出力する。尚、トレイ供給装置のパレッ
ト数設定プログラムはFD35に記録しておくようにし
てもよい。
【0025】CPU40は、上記の各部を制御しなが
ら、キーボード33から入力される指示に基づいて、複
数種類の(異なる機種の)基板ごとに対応して予め記憶
されている部品データテーブルの中から、所望の機種の
基板に対応する部品データテーブルを夫々読み出して、
それらを統合した総合部品データテーブルを作成し、こ
の総合部品データテーブルから段取り替えの発生の少な
い上記所望の機種の基板に対応する搭載プログラムを夫
々作成する。以下、これら夫々の搭載プログラム(部品
搭載プログラム)を自動的に作成する処理動作について
説明する。
【0026】図2は、上記の部品搭載プログラミング装
置30のCPU40によって行われる部品搭載プログラ
ムを作成する処理のフローチャートである。また、図3
(a),(b),(c),(d) は、上記処理において順次作成される
部品データテーブルのデータ構成の変化状態を示す図で
ある。尚、この処理では、CPU40に内蔵のレジスタ
Kが用いられる。レジスタKは、基板の機種を機種−
1、機種−2、・・・と順次指定するために用いられ
る。また、図3(a),(b),(c) は、説明の便宜上、基板の
機種を簡略に2種類(機種−1、機種−2)とし、これ
らに搭載される部品の種類を合計で4種類(部品A、
B、C、D)として示している。また、この処理におい
ては、基板設計データから読み込むことによって、或は
キーボード33からの入力によって、図3(a),(b) の例
に示すような部品データテーブルが、予めHDD44に
作成されている。
【0027】図2に示す処理において、先ず、複数機種
の部品データテーブルを統合する(ステップS1)。こ
の処理は、連続して部品搭載処理を行う複数機種の基板
の部品データテーブルをHDD44から読み出して、一
旦一つの総合部品データテーブルにまとめる処理であ
る。この処理では、例えば図3(a) に示す機種−1の基
板の部品データテーブルから、この基板に搭載される全
ての部品名「A」とその搭載数「10」、部品名「B」
とその搭載数「5」、及び部品名「C」とその搭載数
「5」が読み出される。更に、図3(b) に示す機種−2
の基板の部品データテーブルから、この基板に搭載され
る全ての部品名「B」とその搭載数「5」及び部品名
「C」とその搭載数「5」が読み出される。そして、こ
れらの部品があたかも1機種の1枚の基板に搭載される
部品であるかの如くに統合する。これにより、例えば上
記図3(a),(b) の機種−1の基板の部品データテーブル
及び機種−2の基板の部品データテーブルから、同図
(c) に示す総合部品データテーブルが作成される。そし
て、先ず、この総合部品データテーブルの部品名欄51
に上記複数機種(この例では2機種)に搭載される全て
の部品名「A」、「B」、「C」及び「D」が記録さ
れ、数量欄52にそれら各部品毎の合計数量「10」、
「10」、「5」及び「5」が記録され、そして、装置
欄53には、これらの基板に部品搭載処理を行う1台の
部品搭載装置の装置番号「1」(1号機)が記録され
る。
【0028】続いて、上記の総合部品表に基づいて複数
の作業ヘッドで部品を吸着するための組み合わせを作成
する(ステップS2)。この処理は、複数の作業ヘッド
(例えば2連ヘッドであれば2個)によって一回の吸着
移動で吸着することを能率良く繰り返すことのできる部
品(つまり部品カセット)の組み合わせ作成する処理で
ある。これは、例えば本出願人になる出願番号H8−3
16355号の技術を用いて実行することができる。す
なわち、各部品の搭載数量に基づいて設定される。
【0029】次に、この得られた部品の組み合わせに基
づいて部品カセットの配置を設定する(ステップS
3)。この処理は、上記得られた部品の組み合せの中の
最良の評価の得られたものから優先的に、その組み合わ
せの部品を複数の作業ヘッドで同時又は最少のX軸移動
で吸着できるような供給カセット台上の位置を、各部品
に割り当てる処理である。そして、その結果を図3(c)
に示すように、総合部品データテーブルのカセット欄5
4に記録する。
【0030】上記に続いて、カセット配置表を作成する
(ステップS4)。この処理は、上記までの処理で各欄
の記録が完成している総合部品データテーブルから、部
品名欄51、装置欄52、及びカセット欄54のデータ
のみを取り出して、図3(d)に示すように、部品名、装
置番号、部品カセット配置位置のデータ対応テーブルを
作成する処理である。
【0031】次に、レジスタKに「1」を初期設定する
(ステップS5)。これにより、先ず最初の機種−1の
基板が指定される。続いて、機種−K(最初はK=1)
の部品表の再構築を行う(ステップS6)。この処理
は、既に上記のように総合的に設定された部品カセット
の配置位置に基づいて、機種−Kの部品表を作成する処
理である。これにより、図3(e) に示すように、最初の
機種−K(機種−1)の部品表が作成される。この新た
に作成された機種−1の部品表には、先ず同図(a) に示
した旧部品表の部品名「A」、「B」、「C」が部品名
欄61に、そして数量「10」、「5」、「5」が数量
欄62に夫々転記される。また、装置欄63には、同図
(d) に示した対応テーブルの部品搭載装置の装置番号
「1」が転記される。そして、カセット欄64には、同
じく同図(d) に示したデータ対応テーブルの各部品名に
対応する部品カセットの配置位置が転記される。このよ
うに、機種−1の基板に対応する部品表が再構築され
る。
【0032】そして、この後、部品搭載のプログラムを
作成する(ステップS7)。この処理では、旧来のよう
に基板設計図等から予め作成されている図3(a) の部品
データテーブルから部品搭載プログラムを作成するので
はなく、この処理において上記のように図3(d) に示す
データ対応テーブルから再構築された同図(d) の部品デ
ータテーブルに基づいて、部品搭載プログラムが作成さ
れる。
【0033】この処理も、ステップS2の処理と同様の
処理であるが、ステップS2ではカセット番号の指定
(部品カセット毎の配設位置の指定)無しで部品カセッ
トの組み合わせ(同時吸着の組み合わせ)の作成を行っ
ており、このステップS7では、全てのカセット番号が
指定された状態で部品カセットの組み合わせを行ってい
る。このステップS7の処理も本出願人の出願になる出
願番号H8−316355号の技術を用いて可能とな
る。
【0034】このようにして、機種−1の基板に対する
部品搭載プログラムの作成を終了することに続いて、次
にレジスタKの値Kを「1」インクリメントする(ステ
ップS8)。これにより、次の機種の基板(この例では
機種−2)が指定される。そして、機種別の部品搭載プ
ログラムの作成が終了しているか否かを判別する(ステ
ップS9)。この処理では、例えばステップS1の処理
開始の時点において総合部品データテーブルを作成した
際の全機種数を参照して判断がなされる。
【0035】そして、まだ終了していなければ(S9が
N)、上記ステップS6に戻ってステップS6〜S9を
繰り返す。これにより、次の機種−2の基板について、
図3(d) に示す対応テーブルに基づいて同図(e) に示し
たと同様の新たな部品データテーブルが作成され、この
新たに作成された部品データテーブルに基づいて機種−
2の基板に対する部品搭載プログラムが作成される。そ
して、ステップS9で、全機種の基板について部品搭載
プログラムの作成が終了していることを確認したときは
(S9がY)、処理を終了する。
【0036】このように、基板の部品データテーブルは
各機種毎に独立に作成されるのではなく、他の機種の基
板の部品も含めて能率的な吸着動作を行うことができる
配置位置として設定された部品カセットの配置位置(図
3(d) のデータ対応テーブル)に基づいて各機種毎の部
品データテーブルが改めて作成(再構築)される。
【0037】図4(a),(b),(c) は、基板の機種が3種類
で、部品の種類が5種類としたときの再構築された部品
データテーブルの一例を示す図である。同図(a),(b),
(c) に示すように、A機種(の基板)、B機種(の基
板)、C機種(の基板)ごとに新たな部品データテーブ
ルが再構築されている。これら3機種に共通な部品は
「CR2」及び「R101」である。そして、これら共
通部品については、いずれも同一の部品カセット配置位
置「11」及び「12」が各部品データテーブルにおい
て割り当てられている。そして、この場合も、これらの
部品データテーブルに基づいて各機種の基板ごとの部品
搭載プログラムが作成されていく。
【0038】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、複数の部品データテーブルを統合してあたかも1
つの機種であるかのように部品カセットの配置を設定し
てからその配置表に基づいて各機種ごとに部品搭載のプ
ログラミングを行うので、部品搭載処理が各機種ごとに
切り替わる際に部品カセットの配置替えの段取りを行う
必要がなく、したがって、複数機種を少ロットで切換え
ながら部品搭載処理を行う場合でも段取り替えを行う必
要がない分だけ工程全体の作業効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は一実施の形態における部品搭載プログラ
ミング装置の構成を示す図、(b) はそのシステム構成を
示すブロック図である。
【図2】部品搭載プログラミング装置のCPUによって
行われる部品搭載プログラムを作成する処理のフローチ
ャートである。
【図3】(a),(b),(c),(d) は図2の処理において順次作
成される部品データテーブルのデータ構成の変化状態を
示す図である。
【図4】(a),(b),(c) は基板の機種が3種類で部品の種
類が5種類としたときの再構築された部品データテーブ
ルの一例を示す図である。
【図5】(a) は部品搭載プログラムによって駆動される
部品装着装置を透視的に示す外観斜視図、(b) はその基
台上に直接配置された諸装置を示す平面図である。
【図6】(a),(b),(c) は3機種の基板夫々に対する部品
搭載プログラムにおける部品カセットの配置を表わすデ
ータ構成を示す図である。
【符号の説明】
10 部品搭載装置(装置本体) 11 下保護カバー 12 上保護カバー 13 基台 14 入力装置 15a、15b 基板案内レール 16(16a、16b) 固定レール(Y軸レール) 17 移動レール(X軸レール) 18 作業ヘッド 19a、19b 供給カセット台 21、24 部品認識用カメラ 22 吸着ノズル交換器 25 基板支持プレート 27 吸着ノズル 30 基板プログラミング装置 31 本体 32 ディスプレイ 33 キーボード 34 ポインティングデバイス(マウス) 35 フロッピーディスク(FD) 36 コンパクトディスク(CD) 40 CPU(中央演算処理装置) 41 バス 42 ROM(読み出し専用メモリ) 43 RAM(読み書き自在なメモリ) 44 HDD(内蔵ハードディスク) 45 I/O制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムされたコンピュータによっ
    て、異なる機種の基板ごとに対応して記憶手段に記憶さ
    れた少なくとも部品名、個数、装置番号、カセット番号
    から成る部品データテーブルに基づき前記基板への部品
    搭載プログラムを自動的に作成する部品搭載プログラミ
    ング装置において、 複数種類の各基板に対応して前記記憶手段に記憶されて
    いる複数種類の前記部品データテーブルのデータを部品
    の種類ごとにまとめて1個の総合部品データテーブルに
    統合する部品データ統合手段と、 該部品データ統合手段により統合された前記総合部品デ
    ータテーブルに基づいて部品カセットの配置データを作
    成するカセット配置データ作成手段と、 該カセット配置データ作成手段により作成された前記部
    品カセット配置データを記憶するカセット配置データ記
    憶手段と、 該カセット配置データ記憶手段に記憶された前記カセッ
    ト配置データに基づいて前記複数種類の基板の各種類毎
    に部品搭載プログラムを作成するプログラム作成手段
    と、 を備えたことを特徴とする部品搭載プログラミング装
    置。
  2. 【請求項2】 プログラムされたコンピュータによっ
    て、異なる機種の基板ごとに対応して記憶手段に記憶さ
    れた少なくとも部品名、個数、装置番号、カセット番号
    から成る部品データテーブルに基づき前記基板への部品
    搭載プログラムを自動的に作成する部品搭載プログラミ
    ング方法であって、 複数種類の各基板に対応して前記記憶手段に記憶されて
    いる複数種類の前記部品データテーブルのデータを部品
    の種類ごとにまとめて1個の総合部品データテーブルに
    統合する統合工程と、 該統合工程により統合された前記総合部品表に基づいて
    部品カセットの配置データを作成する作成工程と、 該作成工程により作成された前記部品カセットの配置デ
    ータを記憶する配置記憶工程と、 該配置記憶工程により記憶された前記カセットの配置デ
    ータに基づいて前記複数種類の基板の各種類毎に部品搭
    載プログラムを作成するプログラミング工程と、 を含むことを特徴とする部品搭載プログラミング方法。
  3. 【請求項3】 異なる機種の基板ごとに対応して記憶手
    段に記憶された少なくとも部品名、個数、装置番号、カ
    セット番号から成る部品データテーブルに基づき前記基
    板への部品搭載プログラムを自動的に作成するプログラ
    ムを記録した記録媒体であって、 該プログラムは、コンピュータに、複数種類の各基板に
    対応して前記記憶手段に記憶されている複数種類の前記
    部品データテーブルのデータを部品の種類ごとにまとめ
    て1個の総合部品データテーブルに統合させ、この統合
    された前記総合部品データテーブルに基づいて部品カセ
    ットの配置データを作成させ、この作成された前記部品
    カセットの配置データを記憶させ、この記憶された前記
    カセットの配置データに基づいて前記複数種類の基板の
    各種類毎に部品搭載プログラムを作成させることを特徴
    とする部品搭載プログラムを記録した記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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