JP6640543B2 - 包装袋 - Google Patents
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Description
この場合には、補強部材側係止部に包装材が係止されることにより、口具及び袋本体を被覆する包装材の位置がずれることを抑制できる。そのため、袋本体の屈曲形状を安定して維持することができる。
図1及び図3に示すように、包装袋は、樹脂シートにより袋状に形成された袋本体10と、袋本体10の上縁部分に取り付けられた口具20とを備えている。
本実施形態の包装袋は、包装材40に被覆されることによって、袋本体10が上面視において丸められた屈曲形状に固定されている。屈曲形状とされた包装袋は、厚さ方向に重なる側面シート12の枚数が多くなって、袋本体10の厚さ方向の剛性が高められる。これにより、包装袋を把持した際に袋本体10が容易に潰れてしまうことが抑制され、一定の反力を感じつつ安定して把持することができるようになる。
(1)包装袋は、樹脂シートからなる袋状の袋本体10と、袋本体10の側縁部を補強する柱状の補強部材30と、袋本体10に取り付けられたを有する口具20と、口具20を被覆する包装材40とを備える。包装材40は、熱収縮樹脂からなる筒状のフィルムであり、袋本体10は、その側縁部同士が互いに接近するように屈曲した屈曲形状をなし、袋本体10及び補強部材30が口具20と共に、包装材40に密着して被覆されることによって屈曲形状に固定されている。
上記構成によれば、袋本体10及び補強部材30を被覆する部分を残しつつ、口具20のキャップ21を被覆する部分を除去した状態、即ち袋本体10の屈曲形状を維持しつつ、キャップ21を取り外すことのできる状態となるように包装材40を破断することが容易になる。
上記構成によれば、包装材40の軸方向において、補強部材30(上縁補強部32)と袋本体10との間に段差が形成される(図2参照)。そのため、包装材40に対して、包装材40が抜ける方向へ動かす力が作用した場合に、上記段差に包装材40が引っ掛かることにより包装材40が係止される。これにより、包装材40の位置がずれることを抑制できる。その結果、袋本体10の屈曲形状を安定して維持することができる。本実施形態において、上縁補強部32は、包装材40を係止する補強部材側係止部として機能する。
上記構成によれば、包装材40の周方向において、補強部材30(側縁補強部31)と袋本体10との間に段差が形成される(図2参照)。そのため、包装材40に対して、包装材40を回転させる方向へ動かす力が作用した場合に、上記段差に包装材40が引っ掛かることにより包装材40が係止される。これにより、包装材40の位置がずれることを抑制できる。その結果、袋本体10の屈曲形状を安定して維持することができる。本実施形態において、側縁補強部31は、包装材40を係止する補強部材側係止部として機能する。
・袋本体10の屈曲形状は、上記実施形態の形状に限定されるものではない。例えば、上面視において略C字状に丸めたような形状から更に各側縁部分が内側又は外側に屈曲されたような形状(例えば、Ω字状やS字状)であってもよい。また、少なくとも袋本体10の上部が屈曲されていればよく、全体として略円錐状になるように上側部分のみを屈曲させた屈曲形状であってもよいし、全体として略円筒状になるように袋本体10を全体的に屈曲させた屈曲形状であってもよい。
・補強部材側係止部として、口具20に対して包装材40が相対移動しようとした際に、包装材40が引っ掛かって係止される凹凸構造を、補強部材30における包装材40に接触する部分に更に設けてもよい。
(イ)前記口具側係止部は、前記キャップと前記取付部との間に設けられた凹部である前記包装袋。
(ハ)前記補強部材側係止部は、前記補強部材における前記包装材に接触する部分に設けられた凹凸構造である前記包装袋。
Claims (3)
- シート材からなる袋状の袋本体と、
前記袋本体の側縁部を補強する柱状の補強部材と、
前記袋本体に取り付けられた、キャップを有する口具と、
前記口具を被覆する包装材とを備える包装袋であって、
前記包装材は、熱収縮樹脂からなる筒状のフィルムであり、
前記袋本体は、その側縁部同士が互いに接近するように屈曲した屈曲形状をなし、前記袋本体及び前記補強部材が前記口具と共に、前記包装材に密着して被覆されることによって前記屈曲形状に固定され、
前記口具は、前記包装袋が固定される取付部を備え、
前記口具における前記キャップと前記取付部との間には、前記包装材を係止する口具側係止部が設けられていることを特徴とする包装袋。 - シート材からなる袋状の袋本体と、
前記袋本体の側縁部を補強する柱状の補強部材と、
前記袋本体に取り付けられた、キャップを有する口具と、
前記口具を被覆する包装材とを備える包装袋であって、
前記包装材は、熱収縮樹脂からなる筒状のフィルムであり、
前記袋本体は、その側縁部同士が互いに接近するように屈曲した屈曲形状をなし、前記袋本体及び前記補強部材が前記口具と共に、前記包装材に密着して被覆されることによって前記屈曲形状に固定され、
前記補強部材における前記包装材に接触する部分には、前記包装材を係止する補強部材側係止部が設けられていることを特徴とする包装袋。 - 前記包装材には、前記袋本体及び前記補強部材を被覆する部分を残しつつ、前記口具を被覆する部分を除去するための破断誘導部が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の包装袋。
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