JP6632726B2 - マイクロメカニカルヨーレートセンサ及びその製造方法 - Google Patents

マイクロメカニカルヨーレートセンサ及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、マイクロメカニカルヨーレートセンサ、特に、回転振動子を備えたヨーレートセンサに関する。さらなる観点のもとでは、本発明は、この種のマイクロメカニカルヨーレートセンサを製造する方法に関する。
従来技術
マイクロメカニカルヨーレートセンサは、自動車分野においては、例えば、ESPシステムにおいて、ロールオーバの検出のために、あるいは、ナビゲーションの目的で使用されている。ヨーレートセンサの課題は、回転軸線周りの車両の運動を正確に測定することである。
独国特許出願公開第102009027897号明細書(DE102009027897A1)は、チップ基板によって定められるx−y平面内に延在しかつ当該平面に対して垂直な関係の回転軸(z軸)周りの回転振動に移すディスク形状の回転振動子を備えたマイクロメカニカルヨーレートセンサを開示している。この回転振動子は、4つのバネを介してハブに接続されている。これらのバネは、ハブが突出している、回転振動子の中央の円形状の凹部内に配置されている。回転振動子とは反対方向に向いたハブの端部は基板に固定的に配置されている。
ヨーレートセンサが、振動軸周りの振動体の回転運動中に、ヨーレートセンサの検出軸(例えばx軸)周りの回転を受けると、それによって、振動軸には、振動体を基板表面に対して傾動させるコリオリ力が作用する。この回転振動子の傾動は、測定電極を用いて容量的に検出及び評価が可能である。
独国特許出願公開第102009027897号明細書
ヨーレートの信頼性の高い検出のためには、比較的小さな構造サイズのもとで、振動駆動によって回転振動子に伝達される回転振動を、コリオリ力によって引き起こされる傾動からできるだけ分離させることが望ましい。
発明の開示
本発明は、第1の態様によれば、回転振動子軸受を有する回転振動子を備えたマイクロメカニカルヨーレートセンサを提供する。この回転振動子軸受は、ロッカーバーと、ロッカーバーをヨーレートセンサの基板に弾性的に接続させるロッカーバネロッドと、ロッカーバネロッドの反対側でロッカーバーを回転振動子に弾性的に接続させる2つの軸受バネロッドと、を含む。
さらなる態様によれば、本発明は、回転振動子軸受を形成するステップを含む、回転振動子を備えるマイクロメカニカルヨーレートセンサを製造する方法を提供する。この回転振動子軸受を形成するステップは、ロッカーバーを形成するステップと、ロッカーバー及びヨーレートセンサの基板を、ロッカーバネロッドを用いて弾性的に接続させるステップと、ロッカーバー及び回転振動子を、2つの軸受バネロッドを用いてロッカーバネロッドの反対側で弾性的に接続させるステップと、を含む。
本発明の利点
回転振動子軸受の構造は、コンパクトな構造形態のもとで高度な線形駆動モードを可能にする。この線形駆動モードにおいては、駆動周波数よりも著しく高い周波数の場合に、障害モード(連結により駆動部から回転振動子の検出可能な傾動に伝達される不所望な振動)が現れる。そのため、この障害モードに基づき、検出された傾動信号に場合によっては重畳される障害を、簡単な手段、例えば駆動周波数を上回る限界周波数を有するローパスフィルタリングによって、高い信頼性のもとで抑制することができる。
好ましい発展形態によれば、ロッカーバネロッドは、ロッカーバーに対して垂直に延在している。このことは、振幅の大きな振動発振の均一な駆動によって、回転振動子の傾動の特に信頼性の高い検出を可能にする。
好ましい発展形態によれば、軸受バネロッドは、ロッカーバネロッドの反対側に対称的に形成される。これによって、駆動モードにおいて、特に均一な高調波回転振動が可能となる。
好ましい発展形態によれば、軸受バネロッドは、ロッカーバネロッドに対して平行に延在している。このことは、軸受バネロッドを、ロッカーバネロッドと同じ基板の結晶方向に形成することを可能にする。それにより、駆動モードと検出モードとの間の結合がこのようにして特に高い信頼性のもとで抑制される。
好ましい発展形態によれば、ヨーレートセンサはさらに、回転振動子に隣接して配置されかつ第1のバネを介して回転振動子に連結される第1の駆動質量体と、回転振動子に隣接して配置されかつ第2のバネを介して回転振動子に連結される第2の駆動質量体とを含み、この場合、ロッカーバネロッドは、第1及び第2のバネの間の接続直線に沿って延在している。このことは、回転振動子が接続直線周りで傾動する検出モードを可能にさせ、その際には、ロッカーバネロッド並びに第1及び第2のバネの最小の変形しか必要としない。そのため、駆動モードの効果的な分離の際の検出モードにおいて、特に大きな変位が可能になる。
好ましい発展形態によれば、回転振動子軸受はさらに、さらなるロッカーバーと、当該さらなるロッカーバーをヨーレートセンサの基板に弾性的に接続させるさらなるロッカーバネロッドと、当該さらなるロッカーバネロッドの反対側でさらなるロッカーバーを回転振動子に弾性的に接続させる2つのさらなる軸受バネロッドとを含む。これによって、駆動モードにおいて、特に安定した、均一で高調波の回転振動が可能になる。なぜなら、回転振動子が回転振動子軸受により、1つ以上のロッカーバーを用いて支持されるからである。好ましくは、ロッカーバネロッド及びさらなるロッカーバネロッドは、同一線上に、例えば対称的な構成で形成される。このことは、回転振動子がロッカーバネロッド及びさらなるロッカーバネロッドを通って延在する直線周りで傾動し、その際には、両部材の最小の変形しか必要としない検出モードを可能にさせる。
好ましくは、回転振動子は、当該回転振動子の凹部内に形成される第1の突起と第2の突起とを有し、この場合、2つの軸受バネロッドの一方が、ロッカーバーを、第1の突起に接続させ、それに対して、他方の軸受バネロッドは、ロッカーバーを、第2の突起に接続させ、さらに2つのさらなる軸受バネロッドの一方が、さらなるロッカーバーを、第1の突起に接続させ、それに対して、他方のさらなる軸受バネロッドは、さらなるロッカーバーを第2の突起に接続させる。このことは、特に回転振動子の、特に省スペース的な形成を可能にする。さらに好ましくは、第1及び第2の突起は、凹部の相互に対向している側に形成され、この場合、第1及び第2の突起の間で、ロッカーバネロッドは、ロッカーバーを、また、さらなるロッカーバネロッドは、さらなるロッカーバーを、ヨーレートセンサの基板に接続させる。このことは、特に簡単かつ省スペース的な方法で、ロッカーバーとさらなるロッカーバーの両方を、ハブとして機能する共通の基板固定点に接続することを可能にさせる。
本発明の一実施形態によるマイクロメカニカルヨーレートセンサの概略平面図(ただし、既成の部品は示していない)。 一実施形態によるマイクロメカニカルヨーレートセンサの動作方法のフローチャート。
図1は、本発明の例示的な実施形態によるヨーレートセンサ100を示す。図1は、主要延在面(x−y平面)を有する詳細には示されていない基板上の平面図であり、ここでは、第1の駆動バー113と第2の駆動バー123との間に、第1のコリオリ素子110、第2のコリオリ素子120及び回転振動子140が配置されている。図1の左上隅に描写されているように、図1においては、x方向は、上から下への方向、y方向は、左から右への方向、z方向は、図平面から観察者への方向である。
第1及び第2のコリオリ素子110,120は、同一形状及び同一サイズの矩形のフレーム形状の構造体として形成されており、これらはその長辺がx方向に平行に配向され、隣接して配置されている。そのため、第1のコリオリ素子110の長辺と、第2のコリオリ素子120の長辺とが、間隔によって相互に離間されて対向しており、この場合、これらのコリオリ素子110,120の短辺は、対ごとに相互に一直線に並ぶ。コリオリ素子110,120のフレーム構造は、相互に対向する側の長辺の近傍にそれぞれ格子状の減量領域を有し、そこにおいて縦方向に延在する、薄いウェブによってのみ相互に分離された複数の凹部が形成されていることからもたらされている。
相互に一直線に並び隣接するそれらの短辺の2つの対には、コリオリ素子110,120が、2つの鏡面対称な連結部材101によって相互に可動に連結されている。各連結部材101は、ロッカーバー102を含んでおり、このロッカーバー102は、第1及び第2のコリオリ素子110,120に隣接して、相互に一直線に並ぶ短辺に対して平行に延在している。この場合、ロッカーバー102のそれぞれ1つの端部は、短辺の中央に対向している。ロッカーバー102の両端部に、連結部材101は、それぞれ1つの連結バネロッド103を有しており、この連結バネロッド103は、ロッカーバー102の端部を、対応するコリオリ素子の対向している短辺の中央に、最短経路で弾性的に接続させる。さらに連結部材101は、ロッカーバネロッド104を含んでおり、このロッカーバネロッド104は、ロッカーバー102を基板に弾性的に接続させるために、コリオリ素子110,120の間の間隙に対向しているロッカーバー102の中央から、間隙内にある基板固定点105まで延在している。
それにより、個々の連結部材101は全体が「E」形状の形態を有しており、この場合、ロッカーバネロッド104は、本実施形態においては、連結バネロッド103より長く形成されている。例えば、ロッカーバネロッド104は、連結バネロッド103の2倍乃至3倍の長さを有している。
第2のコリオリ素子120から離隔した箇所にある、第1のコリオリ素子110の長辺と比較して、第1の駆動バー113は、x方向に延在している。このコリオリ素子110の当該長辺の2つの隅は、それぞれ1つの第3のバネ114によって駆動バー113に弾性的に連結されている。この駆動バー113自体は、その2つの端部において、第1の駆動バー113のコリオリ素子110,120とは反対側の近傍にそれぞれ接続されたそれぞれ1つの懸架バネ130によって、基板と固定的に接続された基板固定点において弾性的に懸架され、それによって、当該駆動バー113は、x方向において振動的に可動である。
第1の駆動バー113のコリオリ素子110,120とは反対側には、複数の第1の駆動電極支持体136,137が形成されており、これらの駆動電極支持体136,137は、第1の駆動バー113から、コリオリ素子110,120とは反対方向に延在し、実質的にはy方向に平行に延在している。第1の駆動電極支持体136,137のそれぞれには、複数の第1の駆動電極138,139が支持されており、これらの第1の駆動電極138,139は、x方向に平行に伸長する。本実施形態においては、駆動バー113、1つのそして最終的には複数の駆動電極支持体136,137及び駆動電極138,139が、y方向の駆動電極138,139の幅よりも大きい、例えばy方向の駆動バー113の幅に等しくてもよい、z方向の一定の厚さを有することは、例示的にとらえられたい。それにより、個々の駆動電極138,139は、x及びz方向に平行な平面的伸長を有する。
本実施形態においては、第1の駆動バー113に沿って、複数の第1の駆動電極支持体136,137が設けられており、この場合、これらの駆動電極支持体の一方の半部136は、第1の駆動バー113の一方の端部に向けてグループ化されて配置されており、これらの駆動電極支持体の他方の半部137は、第1の駆動バー113の他方の端部に向けてグループ化されて配置されている。2つのグループの間の第1の駆動バー113の中央には、駆動電極支持体のない区間が存在している。駆動電極支持体136,137の2つのグループにおけるそれぞれの駆動電極138,139は、第1の駆動バー113の最も近い端部の側に向いている。
第1の駆動バー113に対して鏡面対称に、第2の駆動バー123は、第1のコリオリ素子110から離隔して位置する第2のコリオリ素子120の長辺に対向して延在している。この長辺における第2のコリオリ素子120の2つの隅は、それぞれ1つの第4のバネ124によって、第2の駆動バー123に弾性的に連結されている。第2の駆動バー123のコリオリ素子110,120とは反対側に、複数の第2の駆動電極支持体146,147が形成されており、これらの第2の駆動電極支持体146,147は、第2の駆動バー123からコリオリ素子110,120とは反対の方向に延在している。第2の駆動電極支持体146,147のそれぞれには、複数の第1の駆動電極148,149が支持されている。第1の駆動バー113、第3のバネ114及び第1のコリオリ素子110から成る配置構成と、第2の駆動バー123、第4のバネ124及び第2のコリオリ素子120から成る配置構成との鏡面対称の理由から、さらなる詳細については、上述の第1の駆動バー113に対する実施例が参照される。
本実施形態においては、2つの駆動バー113,123は、それぞれコリオリ素子110,120の長辺の一方の端部とはそれぞれ面一に一直線に並び、それに対して、他方の端部ではそれを越えて突出しており、この場合、コリオリ素子110,120に隣接して形成されるさらなる空間が駆動バー113,123と、回転振動子140との間に配置されている。第1及び第2のバネ144,145により、回転振動子140は、第1又は第2の駆動バー113,123に連結されている。本実施形態においては、回転振動子140は矩形の輪郭形態を有しており、この矩形の輪郭形態の長辺は短辺よりわずかだけ長く形成され、駆動バー113,123の一方に対して平行に延在し、これに隙間を形成しながら対向している。このことは、ヨーレートセンサの特にコンパクトな構造方式と、構造空間の有効利用とを可能にする。代替的な実施形態においては、回転振動子140は、例えば、正方形、円形又は楕円形に形成されてもよい。
回転振動子140の幾何学的中心の近傍に存在する回転振動子140の軸位置において、回転振動子軸受157が形成され、この回転振動子軸受157は、回転振動子140を、基板固定点155を通り軸位置を通ってz方向に延在する回転振動軸周りで振動回転可能に支持している。代替的実施形態においては、軸位置は、回転振動子140が軸位置を通って延在する回転振動軸周りで振動回転運動を実施できる限り、回転振動子140の正確な幾何学的中心にもあるいは別の位置にも存在させることができることを述べておく。好ましくは、回転振動子140の重心は軸位置にある。回転振動子軸受157は、回転振動子140内に実質的に中央の矩形の凹部170を含み、その内部に基板固定点155が存在している。第1及び第2のウェブ156,166は、凹部170の2つの対向する縁部から基板固定点155の方向に延在し、この場合、各ウェブ156,166の遠位端部と基板固定点155との間にそれぞれ1つの間隔が残存させられる。
ウェブ156,166の両側に残存する凹部170の領域においては、回転振動子軸受157は、第1及び第2の軸受部材151,161を有し、これらの軸受部材151,161によって各ウェブ156,166及び基板固定点155が相互に接続される。各軸受部材151,161は、ロッカーバー152,162を含む。このロッカーバー152,162は、ウェブ156,166及び基板固定点155に隣接して、相互に一直線に並ぶウェブ156,166に対して平行に延在する。この場合、ロッカーバー152,162のそれぞれ1つの端部は、ウェブ156,166の端部に対向している。そのロッカーバー152,162の両端部には、各軸受部材151,161は、それぞれ1つの軸受バネロッド153を有しており、この軸受バネロッド153は、ロッカーバー152の端部を最短距離で所属のウェブ156に弾性的に接続させる。さらに、各軸受部材151,161は、ロッカーバネロッド154,164を含み、このロッカーバネロッド154,164は、該当するロッカーバー152,162を基板に弾性的に接続させるために、それぞれ基板固定点155に対向している所属のロッカーバー152,162の中央から、基板固定点155まで延在している。それにより、個々の軸受部材151,161は、連結部材101,102と同じように、全体が「E」形状の形態を有し、この場合、ロッカーバネロッド154,164及び軸受バネロッド153,163は、本実施形態においては同じ長さに形成されている。
マイクロメカニカルヨーレートセンサ100の動作中においては、駆動電極138,139,148,149と、基板固定点105,155をも含めた基板に対して不動でありかつ駆動電極138,139,148,149にそれぞれ噛み合っている所属の静電電極(図示せず)とが、次のように調整されて、時間的に変化する様々な電圧を印加される。即ち、駆動バー113,123が、x軸に沿って相互に180°位相シフトされた振動運動を実行する、逆平行な駆動モード150に移行されるように調整される。
例えば、駆動バー113が、駆動電極138,139,148,149とともに一定のアース電位に保持されているのに対して、電子制御装置(図示せず)を用いて、まず、コリオリ素子110,120の側(図1においては上方)に向いている、第1の駆動バー113の駆動電極138に噛み合う静電電極と、回転振動子140の反対側(図1においては下方)に向いている、第2の駆動バー123の駆動電極149に噛み合う静電電極とが、アースに対して電圧を印加され、それによって、第1の駆動バー113は、静電力により、図1においては上方に向いている方向に加速され、それに対して第2の駆動バー123は、静電力により、図1においては下方に向いている方向に加速される。その後、印加電圧が遮断されると、駆動バー113,123は懸架バネ130の復元力により、減速されて、再び初期位置の方向に加速される。
続いて、図1においては上方に向いている、第2の駆動バー123の駆動電極148に噛み合う静電電極と、図1においては下方に向いている、第1の駆動バー113の駆動電極139に噛み合う静電電極とが、アースに対して電圧を印加され、それによって、第1の駆動バー113は、静電力により、図1においては下方に向いている方向に加速され、それに対して、第2の駆動バー123は、静電力により、図1においては上方に向いている方向に加速される。その後、印加電圧が遮断されると、駆動バー113,123は懸架バネ130の復元力により、減速されて、その後初期位置の方向に加速される。
ここでは、上記の駆動制御は、好ましくは、実質的に逆平行な振動モード150の固有周波数と一致する時間的な周期で繰り返すことが可能であり、その場合には、第1の駆動バー113、第1の駆動電極支持体136,137及び第1の駆動電極138,139から成る第1の駆動質量体112と、第2の駆動バー123、第2の駆動電極支持体146,147及び第2の駆動電極148,149から成る第2の駆動質量体122とが、x軸に沿って逆位相で振動する。この駆動モード150においては、第1のコリオリ素子110は、第3のバネ114を介した連結に基づいて、第1の駆動質量体112に対して一定の角度だけ位相がずらされた(例えば同相の)振動運動を実行し、それに対して、第2のコリオリ素子は、第4のバネ124を介した連結に基づいて、第2の駆動質量体122に対して(例えば、本実施形態のような対称的な構成及び駆動制御においても)同様に一定の角度だけ位相がずらされた振動運動を実行する。このことは、第1のコリオリ素子110と第2のコリオリ素子120とが、駆動バーに対して平行な方向において、逆平行な振動運動を実行することを意味する。この振動運動は、連結部材101,102を介した機械的連結により付加的安定化につながる。
上記の逆平行な駆動モード150においては、回転振動子140は、第1及び第2のバネ144,145を介したその連結に基づいて、回転振動子軸受157の基板固定点155を通ってz方向に延在する軸周りの振動回転運動に移行させられる。一方においては、第1のバネ144、回転振動子140及び第2のバネ145を介して、並びに、他方においては、第3のバネ114、第1のコリオリ素子110、連結部材101、第2のコリオリ素子120及び第4のバネ124を介して、第1及び第2の駆動質量体112,122の振動運動の間において機械的な連結が生じ、これは、逆平行な駆動モード150を安定化させる。
ヨーレートセンサ100が逆平行な駆動モード150の継続的な実行のもとでx軸周りに回転すると、回転振動子140には、当該回転振動子140を、第1及び第2のバネ144,145、基板固定点155、並びに、軸受部材151,161のロッカーバネロッド154,164を通って延在する傾動軸周りで主要延在面から変位させる回転モーメントが作用する。
ヨーレートセンサ100がy軸周りに回転すると、コリオリ素子110,120には、それらを主要延在面から相互に反対の方向に変位させる力が作用する。その際には、連結部材101のロッカーバー102の所属のロッカーバネロッド104周りの傾動によって、2つのコリオリ素子110,120の変位の間において安定した機械的連結が実現される。
ヨーレートセンサ100がz軸周りに回転すると、コリオリ素子110,120には、それらを相互に反対の方向にy軸に対して平行に変位させる力が作用する。その際には、連結バネロッド103のたわみにより、2つのコリオリ素子110,120の変位の間において安定した機械的連結が実現される。これらのコリオリ素子110,120及び回転振動子140の変位の検出は、上記のケースにおいては、それぞれ適当に位置決めされた測定電極(図示せず)の静電容量変化を介して行うことができる。
図2は、回転振動子のための回転振動子軸受を形成するステップを含む、例えば前述した図1によるヨーレートセンサ100のような、回転振動子を備えるマイクロメカニカルヨーレートセンサを製造する方法のためのフローチャートを示す。
ヨーレートセンサがマイクロメカニカルプロセスを用いて製造されるステップ200乃至206においては、ヨーレートセンサの異なる要素が同時に形成される。詳細には、ステップ200においては、回転振動子が形成され、それに対して、ステップ200と同時に行われるステップ202,204,206においては、回転振動子軸受が形成される。ステップ202においては、ロッカーバーが形成される。ステップ204においては、ロッカーバーが、ロッカーバネロッドを用いてヨーレートセンサの基板と弾性的に接続される。ステップ206においては、ロッカーバー及び回転振動子が、2つの軸受バネロッドを用いてロッカーバネロッドの反対側に弾性的に接続される。
ヨーレートセンサの正確な形態に応じて、この方法は、さらなる構成要素の製造を含む。例えば、図1によるヨーレートセンサ100を製造するケースにおいては、ステップ200において、回転振動子の反対側に沿って配置され、かつ、所属のバネを介して回転振動子に連結され、かつ、駆動電極を支持する第1及び第2の駆動バーを形成することが想定されてもよい。回転振動子軸受のために、ステップ202においては、さらに、さらなるロッカーバーが形成されてもよく、ステップ204においては、さらなるロッカーバーが、所属のさらなるロッカーバネバーを用いて基板に弾性的に接続されてもよい。ステップ206においては、ロッカーバーもさらなるロッカーバーも、それぞれ2つの軸受バネロッドを用いて該当するロッカーバネバーの反対側で回転振動子と弾性的に接続されてもよい。
ステップ200乃至206のマイクロメカニカルプロセスの前後に、さらなる方法ステップが想定されてもよい。図2においては、ステップ200乃至206は、確かに同時に行われるように示されてはいるが、しかしながら、代替的実施形態においては、適当なマイクロメカニカルな製造方法又はその他の製造方法の枠内において、例えば順次実施することも可能である。

Claims (10)

  1. 回転振動子軸受(157)を有する回転振動子(140)と、
    第1のコリオリ素子(110)及び第2のコリオリ素子(120)であって、2つの鏡面対称な連結部材(101)によって互いに可動に連結されている、第1のコリオリ素子(110)及び第2のコリオリ素子(120)と、
    互いに対向する第1の駆動バー(113)及び第2の駆動バー(123)であって、前記第1の駆動バー(113)及び前記第2の駆動バー(123)は、それぞれ、駆動電極を備えており、かつ、懸架バネ(130)を介して基板(155)に連結されている、第1の駆動バー(113)及び第2の駆動バー(123)と、
    を備えたマイクロメカニカルヨーレートセンサ(100)であって、
    前記第1の駆動バー(113)及び前記第2の駆動バー(123)の一方の端部側の前記第1の駆動バー(113)と前記第2の駆動バー(123)との間に、前記回転振動子(140)が配置されており、前記回転振動子(140)と前記第1の駆動バー(113)とは第1のバネ(144)を介して連結されており、前記回転振動子(140)と前記第2の駆動バー(123)とは第2のバネ(145)を介して連結されており、
    前記第1の駆動バー(113)及び前記第2の駆動バー(123)の他方の端部側の前記第1の駆動バー(113)と前記第2の駆動バー(123)との間に、前記第1のコリオリ素子(110)及び前記第2のコリオリ素子(120)が配置されており、前記第1の駆動バー(113)と前記第1のコリオリ素子(110)とは2つの第3のバネ(114)を介して連結されており、前記第2の駆動バー(123)と前記第2のコリオリ素子(120)とは2つの第4のバネ(124)を介して連結されており、
    前記回転振動子軸受(157)は、
    ロッカーバー(152)と、
    前記ロッカーバー(152)を前記マイクロメカニカルヨーレートセンサ(100)の基板(155)に弾性的に接続させるロッカーバネロッド(154)と、
    前記ロッカーバネロッド(154)の反対側で前記ロッカーバー(152)を前記回転振動子(140)に弾性的に接続させる2つの軸受バネロッド(153)と、
    を含み、
    前記連結部材(101)は、
    ロッカーバー(102)であって、前記ロッカーバー(102)は、その両端部にそれぞれ1つの連結バネロッド(103)を有しており、当該連結バネロッド(103)は、前記ロッカーバー(102)の端部を、前記第1のコリオリ素子(110)及び前記第2のコリオリ素子(120)のうちの対応するコリオリ素子に弾性的に接続する、ロッカーバー(102)と、
    前記ロッカーバー(102)を前記マイクロメカニカルヨーレートセンサ(100)の基板(155)の基板固定点(105)に弾性的に接続させるロッカーバネロッド(104)と
    を含む、マイクロメカニカルヨーレートセンサ(100)。
  2. 前記ロッカーバネロッド(154)は、前記ロッカーバー(152)に対して垂直に延在している、請求項1に記載のマイクロメカニカルヨーレートセンサ(100)。
  3. 前記軸受バネロッド(153)は、前記ロッカーバネロッド(154)の反対側で対称的に形成されている、請求項1又は2に記載のマイクロメカニカルヨーレートセンサ(100)。
  4. 前記軸受バネロッド(153)は、前記ロッカーバネロッド(154)に対して平行に延在している、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のマイクロメカニカルヨーレートセンサ(100)。
  5. 前記第1の駆動バー(113)は、複数の第1の駆動電極支持体(136,137)を備え、前記複数の第1の駆動電極支持体(136,137)の各々には、複数の第1の駆動電極(138,139)が支持されており、前記第1の駆動バー(113)と、前記複数の第1の駆動電極支持体(136,137)と、前記複数の第1の駆動電極(138,139)とは、第1の駆動質量体(112)を形成し、
    前記第2の駆動バー(123)は、複数の第2の駆動電極支持体(146,147)を備え、前記複数の第2の駆動電極支持体(146,147)の各々には、複数の第2の駆動電極(148,149)が支持されており、前記第2の駆動バー(123)と、前記複数の第2の駆動電極支持体(146,147)と、前記複数の第2の駆動電極(148,149)とは、第2の駆動質量体(122)を形成し、
    記ロッカーバネロッド(154)は、前記第1のバネ(144)及び前記第2のバネ(145)の間の接続直線に沿って延在する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のマイクロメカニカルヨーレートセンサ(100)。
  6. 前記回転振動子軸受(157)は、さらなるロッカーバー(162)と、前記さらなるロッカーバー(162)を前記マイクロメカニカルヨーレートセンサ(100)の前記基板(155)に弾性的に接続させるさらなるロッカーバネロッド(164)と、前記さらなるロッカーバネロッド(164)の反対側で前記さらなるロッカーバー(162)を前記回転振動子(140)に弾性的に接続させる2つのさらなる軸受バネロッド(163)とをさらに含む、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のマイクロメカニカルヨーレートセンサ(100)。
  7. 前記ロッカーバネロッド(154)及び前記さらなるロッカーバネロッド(164)は、同一線上に形成される、請求項6に記載のマイクロメカニカルヨーレートセンサ(100)。
  8. 前記回転振動子(140)は、当該回転振動子(140)の第1の突起(156)と第2の突起(166)とを有し、前記軸受バネロッド(153)は、前記ロッカーバー(152)を、前記第1の突起(156)又は前記第2の突起(166)に接続させ、前記さらなる軸受バネロッド(163)は、前記さらなるロッカーバー(162)を、前記第1の突起(156)又は前記第2の突起(166)に接続させる、請求項6又は7に記載のマイクロメカニカルヨーレートセンサ(100)。
  9. 前記第1の突起(156)又は前記第2の突起(166)は、前記回転振動子(140)の凹部(170)の相互に対向している側に形成され、前記第1の突起(156)又は前記第2の突起(166)の間で、前記ロッカーバネロッド(154)は、前記ロッカーバー(152)を、前記さらなるロッカーバネロッド(164)は、前記さらなるロッカーバー(162)を、前記マイクロメカニカルヨーレートセンサ(100)の前記基板(155)に接続させる、請求項8に記載のマイクロメカニカルヨーレートセンサ(100)。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一項に記載のマイクロメカニカルヨーレートセンサ(100)を製造する方法であって、
    前記方法は、前記回転振動子軸受(157)を形成するステップを含み、
    前記回転振動子軸受(157)を形成するステップは、
    前記ロッカーバー(152)を形成するステップ(200)と、
    前記ロッカーバー(152)及び前記マイクロメカニカルヨーレートセンサ(100)の前記基板(155)を、前記ロッカーバネロッド(154)を用いて弾性的に接続させるステップ(202)と、
    前記ロッカーバー(152)及び前記回転振動子(140)を、2つの軸受バネロッド(153)を用いて前記ロッカーバネロッド(154)の反対側で弾性的に接続させるステップ(204)と、
    を含む、方法。
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