JP6632337B2 - 機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置 - Google Patents

機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6632337B2
JP6632337B2 JP2015218932A JP2015218932A JP6632337B2 JP 6632337 B2 JP6632337 B2 JP 6632337B2 JP 2015218932 A JP2015218932 A JP 2015218932A JP 2015218932 A JP2015218932 A JP 2015218932A JP 6632337 B2 JP6632337 B2 JP 6632337B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
authentication
processing unit
user
entrance door
reservation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2015218932A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017089185A (ja
Inventor
仁 赤石
仁 赤石
禎久 井上
禎久 井上
Original Assignee
日精株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=58767407&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP6632337(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by 日精株式会社 filed Critical 日精株式会社
Priority to JP2015218932A priority Critical patent/JP6632337B2/ja
Publication of JP2017089185A publication Critical patent/JP2017089185A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6632337B2 publication Critical patent/JP6632337B2/ja
Ceased legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

本発明は、車両の入出庫時に開閉操作される入出庫扉を備えた機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置に関する。
従来の機械式駐車装置として、特許第5710042号公報(特許文献1)が知られている。この特許文献1には、車庫装置の入出庫扉を開く前に、ユーザーによる第1の認証操作に基づいて第1のユーザー認証を行う第1の認証処理と、前記第1の認証処理の後で車体搬送手段を呼び出す搬送呼出処理と、前記車体搬送手段の到着後に前記入出庫扉を開く開扉処理と、前記入出庫扉を閉じる前に、ユーザーによる第2の認証操作に基づいて第2のユーザー認証を行う第2の認証処理と、前記第1の認証処理における認証情報と前記第2の認証処理における認証情報とが一致しているか否かを照合する照合処理と、前記照合処理における照合結果が一致した後に、前記車庫装置の外部に設けられた操作盤がユーザーによって操作されることにより閉扉指示が入力され、該閉扉指示に従って前記入出庫扉を閉じる閉扉処理と、を有する機械式駐車場の制御方法が記載されている。
特許第5710042号公報
しかしながら、従来の機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置は、予約利用者が入出庫操作を行うとき、操作盤の近傍には複数の利用者がいる状況が生じると、現在の利用者でない人が不適切なタイミングで出入口扉を開閉操作してしまう危険がある。
本発明の目的は、予約利用者の記憶処理を行うことはできるが、操作盤の近傍に現在の利用者や予約利用者や第三者などが存在しても出入口扉の誤操作を防止して安全性を向上した機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、出入口扉を開く出入口扉開処理部と、前記出入口扉を閉じる出入口扉閉処理部とを有する機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置において、予約利用者による第一認証操作に基づいて第一の認証を行う第一認証処理部と、この第一認証処理部による認証処理後、直ちに当該予約利用者のための入出庫処理を行えるか、それとも予約登録を行ってふさわしいタイミングで入出庫処理を行うかを判定するタイミング判定処理部と、タイミング判定処理部で判定された予約利用者のID情報などの情報をふさわしいタイミングで記憶登録する記憶登録処理部と、直ちに入出庫処理を行う予約利用者または予約登録される予約利用者に対して入庫か出庫かをそれぞれ判定し対応する搬送処理を行う搬送処理部と、前記搬送処理部による準備完了後に前記予約利用者によって行われる第二認証操作に基づいて前記第一認証操作を行った前記予約利用者と同一人物かを認証判定する第二認証処理部と、前記第二認証処理部による一致が判定された後に自動で前記出入口扉を開く出入口扉開処理部とを設け、かつ、前記出入口扉を閉じる前に予約利用者による第三認証操作に基づいて前記第一認証操作及び前記第二認証操作を行った予約利用者と一致するか認証判定を行う第三認証処理部を有し、前記出入口扉閉処理部は、前記第三認証処理部による一致を確認した後に前記出入口扉を自動で閉処理することを特徴とする。
このような構成の機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置によれば、予約利用者に先ず第一認証操作を行ってもらい、その後に第二認証操作を行ってもらい、先に行われた第一認証操作時と同じ利用者であるかどうか第二認証処理部で確認するようにしているため、現在の予約登録者以外の人による出入口扉の操作を阻止して、出入口扉における安全上の誤操作を防止することができる。また、第三認証処理部および出入口扉閉処理部では継続的な一連の処理を行っているため、第三認証処理により利用者が一致しない場合は、出入口扉を閉操作することができず、利用者の安全性を一層高めることができる。
本発明による機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置によれば、予約利用者に先ず第一認証操作を行ってもらい、その後に第二認証操作を行ってもらい、先に行われた第一認証操作時と同じ利用者であるかどうか第二認証処理部で確認するようにしているため、現在の予約利用者以外の人による出入口扉の操作を阻止して、出入口扉における安全上の誤操作を防止することができる。
本発明を適用する機械式駐車装置の出入口扉を示す正面図である。 図1に示した機械式駐車装置における操作盤の拡大正面図である。 本発明の一実施例による機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置を示すブロック構成図である。 図2に示した液晶画面がICカード認証画面となった状態の操作盤を示す正面図である。 図4に示した液晶画面が暗証番号認証画面に切り替えられた状態の操作盤を示す正面図である。 図2に示した液晶画面が出入口扉操作中表示画面となった状態の操作盤を示す正面図である。 図3に示した機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置による処理動作を示すフローチャートである。 図7に示したフローチャートの後半部分の処理動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明を適用する機械式駐車装置の出入口扉を示す正面図である。
機械式駐車装置内への出入口には、上下方向に移動して開閉される出入口扉1が付設されており、その近傍の外壁面には出入口扉1の開閉操作するための操作盤2が配置されている。この操作盤2は図示を省略した出入口扉開閉制御装置に接続されている。
予約した利用者が駐車車両の入出庫を行う場合、その予約利用者は、先ず操作盤2から第一認証操作を行う。この第一認証操作は、操作盤2からICカードを読み取らせたり、暗証番号を入力したり、その他の方法によって行われる。この第一認証操作を受けて出入口扉開閉制御装置は、取得したID情報などを用いて第一認証処理を行い、結果を保持する。
予約利用者が第一認証操作を行ったとき、前の利用者によって既に処理が行われている場合、予約登録を行い、その後の条件が整った時点で予約運転が実行される。従って、操作盤2の近傍に他の利用者がいても、操作盤2から予約利用者による操作を行うことができるが、現在の利用者と、予約利用者と、近傍にいる第三の人物によって、出入口扉1を望まないタイミングで開閉させることを阻止して安全性を確保する必要がある。そのために、予約利用者に対する予約運転が実行されたとき、出入口扉1を開状態にする前に、予約利用者が一致しているかどうかを判定するために、第二認証操作と、これに基づく第二認証処理を行い、その後、出入口扉1を開状態にするようにしている。
その後、予約利用者は、出入口扉1の向こう側に形成されている乗降室に入って駐車車両から降りたり乗り込んだりした後に、第三認証操作を行う。この第三認証操作を受けて出入口扉開閉制御装置は、予約利用者が第一認証操作または第二認証操作を行った予約利用者かどうかを判定する第三認証処理を行い、合致すると判断されたときに出入口扉1を閉状態にする。
本実施例では、説明を簡略化するために、操作盤2を使用して予約利用者がICカードをかざしたり、または利用者が操作盤2から暗証番号を入力したりして第一認証操作、第二認証操作および第三認証操作をそれぞれ行い、出入口扉開閉制御装置は、これらの信号を受けて第一認証処理、第二認証処理および第三認証処理をそれぞれ行うように構成されているものとして説明する。
図2は、上述した操作盤2の拡大正面図である。
操作盤2は、予約利用者に対して表示画面によって操作を促すタッチパネル式の液晶画面3と、その操作を補足する音声案内などを行うためのスピーカ4と、主に管理員などによって出入口扉1を開閉動作させるときに操作される出入口扉開ボタン5および出入口扉閉ボタン6と、緊急時に操作される緊急停止ボタン7と、予約利用者が予め所持しているICカードなどから情報を読み取るICカード読み取り部8などを有している。
図3は、本発明の一実施例による機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置の要部を示すブロック構成図である。
この出入口扉開閉制御装置は、操作盤2との間での信号を送受信する信号送受信部9と、予約利用者による第一認証操作によって当該予約利用者を認証する第一認証処理部10と、この第一認証処理部10による認証処理後、直ちに当該予約利用者のための入出庫処理を行えるか、それとも予約登録を行ってふさわしいタイミングで入出庫処理を行うかを判定するタイミング判定処理部11と、タイミング判定処理部11で判定された予約利用者のID情報などの情報をふさわしいタイミングで記憶登録する記憶登録処理部12と、直ちに入出庫処理を行う予約利用者または予約登録される予約利用者に対して例えば前回記録情報を参照して今回操作が入庫か出庫かをそれぞれ判定し対応する搬送処理を行う搬送処理部13と、予約利用者による第二認証操作に基づいて第一認証操作を行った利用者と一致することを認証判定する第二認証処理部14と、第一認証操作と第二認証操作を行った予約利用者が一致するとの信号を受けて出入口扉1を自動で連続的に開処理を行う出入口扉開処理部15と、上述した各部や信号送受信部9からの信号を受けて操作盤2の液晶画面3を予め設定された形式に従って表示を行う液晶画面処理部16を有している。
また出入口扉開閉制御装置は、第三認証操作を行った予約利用者が先の第一認証操作または第二認証操作を行った予約利用者と一致することを確認する第三認証処理部17と、上述した第三認証処理部17で予約利用者が一致することを確認した後に出入口扉1の閉操作を自動で連続的に行う出入口扉閉処理部18と、制御プログラムを格納した記憶部19と、本機械式駐車装置の利用者を予め登録した登録者データテーブル20と、制御プログラムに従って各部を制御する制御部21などを備えている。
詳細については後述するが出入口扉開閉制御装置は、特に、予約利用者によるそれぞれの認証操作信号を取り込んで、記憶部19に予め格納されたプログラムに従って一連の処理を行わせるように構成されている。液晶画面3の表示などを制御する液晶画面処理部16は、液晶画面3の表示を切り替えることによって利用者の一連の操作を促したり、その操作を補足したりすることができる。
図4は、上述した液晶画面3がカード認証画面となった状態の操作盤2を示す正面図である。
通常、操作盤2の液晶画面3はカード認証画面22で待機状態となっている。予約利用者は、このカード認証画面22から第一認証操作および第二認証操作を行うと出入口扉開処理部15による出入口扉1の開動作まで、また第三認証操作を行うと出入口扉閉処理部18による出入口扉1の閉動作まで、出入口扉開閉制御装置は一連の処理を開始する。
このときのカード認証画面22では、その下部に「呼出操作を受け付けています。カードをタッチしてください」という文字表示23が行われたり、スピーカ4からの音声案内が追加されたり、またその操作をどのように行うかが一目瞭然となるように画面で例示したりしている。また液晶画面3には、暗証番号入力操作に切り替え表示させるテンキー表示24が設けられている。
この液晶画面3などによって、予約利用者は不慣れであっても今行う操作と次の手順を知ることができる。そこで、自分が所持しているICカードをICカード読み取り部8にかざすと、この操作が各認証操作信号となりICカードの読み取り情報と共に出入口扉開閉制御装置側に送信される。
図5は、液晶画面3が暗証番号認証画面に切り替えられた状態の操作盤2を示す正面図である。
予約利用者が図4に示した液晶画面3のテンキー表示24をタッチ操作すると、液晶画面処理部16によって図5に示すように液晶画面3が暗証番号認証画面25に切り替えられる。このときの暗証番号認証画面25では、その下部に「暗証番号を入力し「運転」キーを操作してください」という文字表示26が行われたり、スピーカ4からの音声案内が追加されたりする。また暗証番号認証画面25には、暗証番号を入力するためのテンキー27がメイン表示され、完了後に予約利用者によって操作されることになる運転キー28や、図4に戻るための戻キー29などが表示されている。
こうして予約利用者がICカードの所持を忘れた場合でも、暗証番号認証画面25へ切り替え表示し、暗証番号の入力によって認証を行うことができる。
図6は、液晶画面3が出入口扉操作中表示画面に切り替えられた状態の操作盤2を示す正面図である。
この出入口扉操作中表示画面30は、予約利用者が各認証操作を行った後、実際に出入口扉開処理部15または出入口扉閉処理部18によって出入口扉1が開または閉操作されるまで自動で行われることを理解するように通知するものである。この出入口扉操作中表示画面30には、「出入口扉を操作中です」などの文字表示31が含まれており、予約利用者はこの文字表示31を見て出入口開ボタン5または出入口扉閉ボタン6を自分で直接操作しなくても出入口扉1が閉じられることを知り、待つことになる。この通知によって、他の駐車装置では利用者が出入口扉閉ボタン6を直接操作する方式に慣れていたとしても、一連の自動処理の中で対応する操作が行われたことを知ることができる。
また液晶画面3は、第一認証操作、第二認証操作および第三認証操作の前に、一連の操作が完了した時点で、図4に示した初期画面に戻るため、予約利用者は認証操作が求められていることを容易に推測することができる。しかし、スピーカ4からの音声や他の文字表示31によって、この要求を一層分かり易くすることもできる。
図7および図8は、本発明の一実施例による機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置による処理動作を示すフローチャートである。
出入口扉開閉制御装置は、第一認証処理部10および液晶画面処理部16によって液晶画面3を図4で説明したカード認証画面22に切り替えて待機している。予約利用者が図4に示したカード認証画面22に従って自分が所持しているICカードをICカード読み取り部8にかざしたとする。すると、ステップS1で、第一認証操作の開始信号と、ICカード読み取り部8で読み取ったデータとが信号送受信部9へと送信される。
このとき予約利用者がICカードを忘れてしまい暗証番号の入力にしたい場合は、図4のテンキー表示24をタッチすると、図5に示した暗証番号認証画面25に切り替えられる。そこで、予約利用者はテンキー27を操作して暗証番号を入力すると、第一認証操作の開始信号と、暗証番号の入力信号が信号送受信部9へと送信される。
いずれの場合も、この信号を受けた出入口扉開閉制御装置では一連の処理が開始され、出入口扉1の実際の開処理に先立って、第一認証処理部10ではステップS2で、実際の認証処理が行われる。第一認証処理部10では第一認証処理を実行し、取得したデータを用いて予約利用者として記憶する。
一方、第一認証処理の結果、登録者データテーブル20に駐車装置利用者として格納した登録者に該当しない場合は、ステップS3に移行してエラー表示処理がなされ、エラー表示画面に切り替えられたりスピーカ4からエラーメッセージが音声出力されたりする。
次いで、タイミング判定処理部11は、ステップS4で直ちに入出庫運転可能か、それとも予約運転となるかを判定する。先の利用者による処理が継続していて完了していなければ、今回の予約利用者は予約登録扱いとする。記憶登録処理部12では、タイミング判定処理部11による処理が確定したとき、例えばステップS5で今回のICカードのデータまたは暗証番号や入出庫情報などを記憶部19に格納する。
その後、搬送処理部13は、条件が整ったタイミングで今回の予約利用者に対する予約運転を開始させ、ステップS6で当該予約利用者に対する車両搬送処理が行われる。例えば、出庫であれば、当該予約利用者の駐車車両が乗降室に準備される。
搬送処理部13からステップS7で予約運転中か又は予約運転完了かの信号を受けると、液晶画面処理部16は図4に示したように操作盤2の液晶画面3などにより予約登録者に対して第二認証を行うように促す。そこで予約登録者は、ステップS8でICカードをICカード読み取り部8にかざす。すると第二認証処理部14は、ステップS9で、第二認証操作の開始信号およびICカード読み取り部8で読み取ったデータと、先に取得している第一認証時のデータとを照合して、二度目の認証処理を行う。
この二度目の第二認証処理によって、ステップS9で第一認証を行った予約利用者と一致することが確認されると、出入口扉開処理部15はステップS10で出入口扉1を自動で開く。ステップS9の判定で一致しない場合は、ステップS11でエラー表示が行われる。
こうして予約利用者が操作を行うとき、操作盤2の近傍には複数の利用者や同乗者などの他の第三者がいると、操作盤2からの操作と車両搬送処理との間で混乱を生じさせる危険があるが、予約利用者に対する二度の第一認証処理および第二認証処理による一致が確認されるので、誤処理や安全上の問題発生を防止することができる。
出入口扉1が開いた後、利用者は、入庫の場合には出入口の前に停車させておいた駐車車両内に再び乗り込んで運転して、乗降室内に準備された所定位置に駐車車両を停車させる。その後、乗降室内における作業を完了した利用者は、開扉状態の出入口から出て再び操作盤2の前へと移動する。出庫の場合は、乗降室内に準備された駐車車両に乗り込んで運転して乗降室から出て、再び操作盤2の前へと移動する。
この時点で、液晶画面処理部16は、液晶画面3を図4に示したカード認証画面22に切り替えている。カード認証画面22の文字表示23やスピーカ4からの音声案内などに従って、利用者は、自分が所持しているICカードを再びICカード読み取り部8に再びかざす。すると、図8に示すように今回の操作がステップS12で第三認証操作として検出され、ステップS13でICカード読み取り部8から読み取られたICカードのデータが第三認証操作の開始信号と共に信号送受信部9へと送信される。



@@@@@@end
このとき利用者がICカードを忘れてしまい暗証番号の入力にしたい場合は、図4のテンキー表示24をタッチすると、図5に示した暗証番号認証画面25となる。そこで、利用者はテンキー27を操作して暗証番号を入力すると、その入力信号と第三認証操作の開始信号とが信号送受信部9へと送信される。
いずれの場合も、出入口扉開閉制御装置における第三認証処理部17が図8に示したステップS13でこれらの送信信号を受信すると、第三認証処理部17は、記憶部19に今回格納された第一認証処理時及び第二認証時のICカードまたは暗証番号のデータを取り出して、今回の第三認証操作で取得したデータが一致するかを判定する。
この第三認証処理の結果、第一認証処理時の利用者と一致しない場合は、ステップS14に移行してエラー表示処理がなされ、エラー表示画面に切り替えられたりスピーカ4からエラーメッセージが音声出力されたりする。一方、ステップS13の判定で、第一認証時及び第二認証時と今回の第三認証時のデータが一致すると判定された場合、第三認証処理部17を通して信号を受けた液晶画面処理部16は、液晶画面3を図6に示した出入口扉操作中表示画面30に切り替える。
出入口扉操作中表示画面30には、「出入口扉を操作中です」などの文字表示31があり、一連の自動継続処理の中で出入口扉1を閉じる処理が既に受け付けられていることを利用者に通知することになる。これによって予約利用者は、出入口扉閉ボタン6を自分で直接操作しなくても出入口扉1が閉じられることを事前に知ることができる。
その後、処理の最後として、出入口扉閉処理部18は、ステップS15で出入口扉1を実際に閉じる。
このような一連の処理を行うため、操作盤2の近傍には予約利用者以外に他の利用者やその他の第三者が存在しても出入口扉の誤操作を防止して安全性を向上した機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置を提供できる。例えば、第一認証操作を行った予約利用者が乗降室内でまだ作業を行っているときに、他の人が操作盤2を誤操作して出入口扉1が閉じられることを防止することができる。また、現在の予約利用者が操作盤2の前に立って第三認証操作に没頭したり戸惑ったりしているときに、他の同乗者などが乗降室内に入り込んでしまう危険があるが、一連の処理としての円滑な流れの中で、作業者も円滑な操作を行うことができるので戸惑うこともない。
特に、現在入出庫操作を行っている予約登録者がいる時に、操作盤2の近傍に複数の人がいると、出入口扉1における安全上の誤操作が生じ易い状況となる。しかし、予約利用者に対しては、予約運転の後に、第二認証操作を行ってもらい、先に行われた第一認証操作時と同じ予約利用者であるかどうか第二認証処理部14で確認するようにしているため、現在の予約利用者以外の人による出入口扉1の操作を阻止して、出入口扉1における安全上の誤操作を防止することができる。
しかも、従来では第三認証操作の後に、利用者によって出入口扉閉ボタン6を操作することにより出入口扉1を閉処理するようにしていたが、この場合、第三認証操作後に、利用者自身が忘れ物などをしたことを思い出し、しかも、まだ出入口扉閉ボタン6を自分が操作していないという理由で乗降室内に入ると、次の利用者によって出入口扉閉ボタン6を操作されてしまい、本来の利用者が乗降室内に閉じ込められてしまう危険がある。しかし、第一認証処理を行うと一連の処理が自動継続で進行して出入口扉1の閉扉処理まで行われるため、安全性を高めることができる。また、非常に使い勝手の良い操作盤2とすることができる。
上述した実施例では、液晶画面処理部16によって液晶画面3の表示を少なくともカード認証画面22、暗証番号認証画面25、出入口扉操作中画面30を切り替え表示可能なものとして説明したが、一部を省略したり、さらに他の表示画面を追加したりすることができ、また各表示画面の構成も図示のものに限定するものではない。
また、上記実施例では、予約操作を操作盤2で行うようにしたが、予約は、予約専用装置、例えば、待合室やエントランスに設けた予約操作盤や電話予約装置、リモコン予約装置等を用いても良い。
以上説明したように本発明は、予約利用者による第一認証操作に基づいて第一の認証を行う第一認証処理部10と、第一認証処理部10による認証後に対応する車両の予約処理を行う搬送処理部13と、搬送処理部13による準備完了後に予約利用者によって行われる第二認証操作に基づいて第一認証操作を行った予約利用者と同一人物かを認証判定する第二認証処理部14と、第二認証処理部14による一致が判定された後に自動で連続的に前記出入口扉を開く出入口扉開処理部15とを設けたことを特徴とする。
このような構成によれば、予約利用者に先ず第一認証操作を行ってもらい、その後に第二認証操作を行ってもらい、先に行われた第一認証操作時と同じ利用者であるかどうか第二認証処理部14で確認するようにしているため、現在の予約利用者以外の人による出入口扉1の操作を阻止して、出入口扉1における安全上の誤操作を防止することができる。
また本発明は、上述の構成に加えて、第三認証処理部17は、出入口扉1を閉じる前に予約利用者による第三認証操作に基づいて第一認証操作及び第二認証操作を行った予約利用者と一致するか認証判定を行い、出入口扉閉処理部18は、第三認証処理部17による一致を確認した後に出入口扉1を自動で連続的に閉処理することを特徴とする。
このような構成によれば、第三認証処理部17および出入口扉閉処理部18では継続的な一連の処理を行っているため、第三認証処理により利用者が一致しない場合、出入口扉1が閉操作されることがなく、利用者の安全性を一層高めることができる。
1 出入口扉
2 操作盤
10 第一認証処理部
11 予約判定処理部
13 搬送処理部
14 第二認証処理部
15 出入口扉開処理部
17 第三認証処理部
18 出入口扉閉処理部

Claims (1)

  1. 出入口扉を開く出入口扉開処理部と、前記出入口扉を閉じる出入口扉閉処理部とを有する機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置において、
    予約利用者による第一認証操作に基づいて第一の認証を行う第一認証処理部と、この第一認証処理部による認証処理後、直ちに当該予約利用者のための入出庫処理を行えるか、それとも予約登録を行ってふさわしいタイミングで入出庫処理を行うかを判定するタイミング判定処理部と、タイミング判定処理部で判定された予約利用者のID情報などの情報をふさわしいタイミングで記憶登録する記憶登録処理部と、直ちに入出庫処理を行う予約利用者または予約登録される予約利用者に対して入庫か出庫かをそれぞれ判定し対応する搬送処理を行う搬送処理部と、前記搬送処理部による準備完了後に前記予約利用者によって行われる第二認証操作に基づいて前記第一認証操作を行った前記予約利用者と同一人物かを認証判定する第二認証処理部と、前記第二認証処理部による一致が判定された後に自動で前記出入口扉を開く出入口扉開処理部とを設け、かつ、前記出入口扉を閉じる前に予約利用者による第三認証操作に基づいて前記第一認証操作及び前記第二認証操作を行った予約利用者と一致するか認証判定を行う第三認証処理部を有し、前記出入口扉閉処理部は、前記第三認証処理部による一致を確認した後に前記出入口扉を自動で閉処理することを特徴とする機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置。
JP2015218932A 2015-11-06 2015-11-06 機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置 Ceased JP6632337B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015218932A JP6632337B2 (ja) 2015-11-06 2015-11-06 機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015218932A JP6632337B2 (ja) 2015-11-06 2015-11-06 機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017089185A JP2017089185A (ja) 2017-05-25
JP6632337B2 true JP6632337B2 (ja) 2020-01-22

Family

ID=58767407

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015218932A Ceased JP6632337B2 (ja) 2015-11-06 2015-11-06 機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6632337B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7413137B2 (ja) 2020-04-28 2024-01-15 三菱重工機械システム株式会社 機械式駐車装置及びその制御方法並びにプログラム
JP6868148B1 (ja) * 2020-08-26 2021-05-12 三菱重工機械システム株式会社 機械式駐車装置及びその制御方法並びに制御プログラム

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2997748B2 (ja) * 1992-03-31 2000-01-11 新明和工業株式会社 機械式駐車設備における入出庫制御方法
JPH08270244A (ja) * 1995-03-31 1996-10-15 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 無人駐車場
FR2809433B1 (fr) * 2000-05-26 2005-01-28 Schlumberger Systems & Service Parc ferme de stationnement de vehicules, equipements pour sa mise en oeuvre et procede de gestion d'un tel parc
JP2002194911A (ja) * 2000-12-26 2002-07-10 Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd 指紋認識による入出庫方法及び装置
JP2006257636A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Hitachi Ltd 門扉解施錠システム
JP5562750B2 (ja) * 2010-07-21 2014-07-30 三菱重工パーキング株式会社 機械式立体駐車場の制御方法およびこの制御方法により制御される機械式立体駐車場
JP5480208B2 (ja) * 2011-07-29 2014-04-23 三菱重工パーキング株式会社 機械式駐車場の制御装置、制御方法、および機械式駐車場
JP6316553B2 (ja) * 2013-08-02 2018-04-25 三菱重工機械システム株式会社 機械式駐車場設備の制御装置およびこれを備えた機械式駐車場設備
JP6312455B2 (ja) * 2014-02-10 2018-04-18 日本発條株式会社 制御装置および駐車装置
JP5710042B2 (ja) * 2014-03-24 2015-04-30 三菱重工メカトロシステムズ株式会社 機械式立体駐車場の制御方法およびこの制御方法により制御される機械式立体駐車場

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017089185A (ja) 2017-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO2012032649A1 (ja) エレベータの運転装置
JP2014139401A (ja) 機械式立体駐車場の制御方法およびこの制御方法により制御される機械式立体駐車場
KR101745829B1 (ko) 호텔의 객실 도어락 관리시스템
JP6632337B2 (ja) 機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置
JP6433418B2 (ja) 機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置
JP7252090B2 (ja) 車両制御装置、車両制御システム
JP2023073388A (ja) 駐車装置の制御機器とその制御方法
JP2017057683A (ja) 機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置
KR20170024414A (ko) 스마트폰을 이용한 디지털 도어락 장치
JP2017053113A (ja) 機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置
KR101706041B1 (ko) 스마트폰을 이용한 도어락 제어방법 및 그의 도어락 장치
KR20160010009A (ko) 원격 방문자 출입관리 시스템 및 방법
JP2015041276A (ja) 端末装置の認証方法、端末装置、及びプログラム
JP2008230811A (ja) エレベータの指紋認証システム
JP7219052B2 (ja) 機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置
JP7021051B2 (ja) 機械式駐車装置
JP2002194911A (ja) 指紋認識による入出庫方法及び装置
JP6959744B2 (ja) 機械式駐車設備
JP2018083668A (ja) エレベータの運転制御方法
JP6931981B2 (ja) 機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置
JP2020070693A (ja) 機械駐車場ビルセキュリティ連動装置
JP2013102335A (ja) 入退室管理システム
WO2024043173A1 (ja) 機械式駐車装置の操作方法及び操作装置
JP7198175B2 (ja) 車両ドア制御装置、車両ドア制御システム
JP6620055B2 (ja) 機械式立体駐車設備の制御方法及び機械式立体駐車設備

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181002

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190514

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190628

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20190828

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191210

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6632337

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20200818

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

RVOP Cancellation by post-grant opposition