JP2017053113A - 機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置 - Google Patents

機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】利用者がまだ出入口扉閉ボタンを操作していないという理由で乗降室内に入ってしまい、次の利用者によって出入口扉閉ボタンが操作されたときに本来の利用者が乗降室内に閉じ込められてしまうことを回避できるようにした機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置を提供する。【解決手段】第二認証処理部30での処理に先だって利用者によって出入口扉を閉じるように操作される出入口扉閉ボタンを設け、出入口扉閉処理部31は、出入口扉閉ボタンからの操作信号を取り込み、かつ、操作信号を取り込んだ後に第二認証処理部30によって第一認証操作および第二認証操作を行った利用者が一致したときに出入口扉を閉じる。【選択図】図3

Description

本発明は、車両の入出庫時に開閉操作される入出庫扉を備えた機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置に関する。
従来の機械式駐車装置として、特許第5710042号公報(特許文献1)が知られている。この公報には、車庫装置の入出庫扉を開く前に、ユーザーによる第1の認証操作に基づいて第1のユーザー認証を行う第1の認証処理と、前記第1の認証処理の後で車体搬送手段を呼び出す搬送呼出処理と、前記車体搬送手段の到着後に前記入出庫扉を開く開扉処理と、前記入出庫扉を閉じる前に、ユーザーによる第2の認証操作に基づいて第2のユーザー認証を行う第2の認証処理と、前記第1の認証処理における認証情報と前記第2の認証処理における認証情報とが一致しているか否かを照合する照合処理と、前記照合処理における照合結果が一致した後に、前記車庫装置の外部に設けられた操作盤がユーザーによって操作されることにより閉扉指示が入力され、該閉扉指示に従って前記入出庫扉を閉じる閉扉処理と、を有する機械式駐車場の制御方法が記載されている。
特許第5710042号公報
しかしながら、従来の機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置は、利用者によって出入口扉閉ボタンを操作することにより出入口扉を閉処理するようにしていたが、この場合、第二認証処理後に、利用者自身が忘れ物などをしたことを思い出し、しかも、まだ出入口扉閉ボタンを操作していないという理由で乗降室内に入ると、次の利用者によって出入口扉閉ボタンを操作されてしまい、本来の利用者が乗降室内に閉じ込められてしまう危険がある。
本発明の目的は、利用者がまだ出入口扉閉ボタンを操作していないという理由で乗降室内に入ってしまい、次の利用者によって出入口扉閉ボタンが操作されたときに本来の利用者が乗降室内に閉じ込められてしまうことを回避できるようにした機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、出入口扉を開く前に、利用者による第一認証操作に基づいて当該利用者が登録者であることを確認する第一認証処理部と、前記第一認証処理による一致を確認した後に前記出入口扉を開く出入口扉開処理部と、前記出入口扉を閉じる前に、利用者による第二認証操作に基づいて前記第一認証操作および第二認証操作を行った利用者が一致しているかことを確認する第二認証処理部と、前記出入口扉を閉じる出入口扉閉処理部とを有する機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置において、前記第二認証処理部での処理に先だって利用者によって前記出入口扉を閉じるように操作される出入口扉閉ボタンを設け、前記出入口扉閉処理部は、前記出入口扉閉ボタンからの操作信号を取り込み、かつ、前記操作信号を取り込んだ後に前記第二認証処理部によって前記第一認証操作および前記第二認証操作を行った利用者が一致したときに前記出入口扉を閉じることを特徴とする。
本発明による機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置によれば、第二認証処理後に、利用者自身が忘れ物などをしたことを思い出しまだ出入口扉閉ボタンを操作していないという理由で乗降室内に入ると、次の利用者によって出入口扉閉ボタンを操作されてしまい、本来の利用者が乗降室内に閉じ込められてしまう危険があるが、出入口扉閉ボタンが操作されてから第二認証処理を行うようにしているため、途中で乗降室内に入ることはできず、安全性を高めることができる。
本発明を適用する機械式駐車装置の出入口扉を示す正面図である。 図1に示した機械式駐車装置における操作盤の拡大正面図である。 本発明の一実施例による機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置を示すブロック構成図である。 図2に示した液晶画面がICカード認証画面となった状態の操作盤を示す正面図である。 図4に示した液晶画面が暗証番号認証画面に切り替えられた状態の操作盤を示す正面図である。 図3に示した機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置による処理動作を示すフローチャートである。 図1に示した出入口扉の開扉もしくは閉扉途中状態を示す正面図である。 図1に示した出入口扉の開扉状態を示す正面図である。 図2に示した液晶画面が無人確認入力画面に切り替えられた状態の操作盤を示す正面図である。 図2に示した液晶画面が安全確認画面に切り替えられた状態の操作盤の正面図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明を適用する機械式駐車装置の出入口扉を示す正面図である。
機械式駐車装置内への出入口には、上下方向に移動して開閉される出入口扉1が付設されており、その近傍の外壁面には出入口扉1の開閉操作するための操作盤2が配置されている。
入庫の場合、利用者は、駐車車両から降りてきて操作盤2の前に立ち、詳細を後述する入庫前半処理を行う。この前半処理によって出入口扉1を開状態にした後、利用者は、駐車車両を運転して出入口扉1の向こう側に形成されている乗降室に入って駐車車両を所定の位置に停車させる。その後、利用者は乗降室から出てきて操作盤2の前に立ち詳細を後述する入庫後半処理を行い、この後半処理によって出入口扉1を再び閉状態にする。
出庫の場合も同様であって、利用者は操作盤2の前に立ち、詳細を後述する出庫前半処理を行う。出入口扉1を開状態にした後、利用者は、出入口扉1の向こう側に形成されている乗降室に入って駐車車両に乗り込み、出入口扉1を出た位置で車両を一旦停止させる。その後、利用者は車から降りて操作盤2の前に立ち詳細を後述する出庫後半処理を行って出入口扉1を再び閉状態にする。
図2は、上述した操作盤2の拡大正面図である。
操作盤2は、利用者に対して表示画面によって操作を促すタッチパネル式の液晶画面3と、その操作を補足する音声案内を行うためのスピーカ4と、主に管理員などによって出入口扉1を開動作させるときに操作される出入口扉開ボタン5と、出入口扉1を閉動作させるために利用者によって操作される出入口扉閉ボタン6と、緊急時に操作される緊急停止ボタン7と、利用者が予め所持しているICカードなどから情報を読み取るICカード読み取り部8などを有している。
図3は、本発明の一実施例による機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置を示すブロック構成図である。
この出入口扉開閉制御装置は、操作盤2との間での信号を送受信する信号送受信部25と、利用者による第一認証操作によって当該利用者が登録者であることを確認する第一認証処理部26と、第一認証処理部26での認証によって一致が確認された後に出入口扉1の開操作を行う出入口扉開処理部27と、乗降室内の無人状態を確認するための無人確認処理部28と、安全を確認して起動許可を与える安全確認処理部29と、利用者による第二認証操作によって当該利用者が第一認証操作を行った利用者と一致することを確認する第二認証処理部30と、利用者によって出入口扉閉ボタン6が操作されたとき上述した第二認証処理部30で第一認証操作および第二認証操作を行った利用者が一致することを確認した後に出入口扉1の閉操作を行う出入口扉閉処理部31と、液晶画面3の表示などを切り替え制御する液晶画面処理部32と、駐車車両の入庫または出庫に備えてトレーを乗降室の所定位置に準備する搬送呼出処理部33と、制御プログラムを格納した記憶部34と、本機械式駐車装置の利用者を登録した登録車データテーブル35と、制御プログラムに従って各部を制御する制御部36などを備えている。
詳細については後述する出入口扉開閉制御装置は、操作盤2の上述した各部が操作されたときの信号を取り込み、記憶部34に予め格納されたプログラムに従って取り込み信号に基づいて所定の動作処理を行わせるように構成されている。
本実施例では、利用者による第一認証操作によって開始される一連の前半処理は、主に、信号送受信部25と、液晶画面処理部32と、第一認証処理部26と、出入口扉1の開操作を行う出入口扉開処理部27と、無人確認処理部28と、安全確認処理部29とを用いて行うように構成されている。また、利用者による出入口扉閉ボタン6の操作によって始まる一連の後半処理は、主に、信号送受信部25と、液晶画面処理部32と、第二認証処理部30と、出入口扉閉処理部31とによって行うように構成されている。
図4は、上述した液晶画面3がICカード認証画面となった状態の操作盤2を示す正面図である。
例えば、入庫時に利用者が操作盤2を操作したとすると、前半処理が開始される。先ず、第一認証処理部26および液晶画面処理部32によって液晶画面3が切り替え表示され、現在の利用者が登録者かどうかを確認するためのIC認証表示画面10となる。このときのIC認証表示画面10では、その下部に「呼出操作を受け付けています。カードをタッチしてください」という文字表示11が行われたり、スピーカ4からの音声案内が追加されたり、またその操作がどのように行われるものかが一目瞭然となるように画面で例示したりする。また液晶画面3には、テンキーによる別操作に切り替え表示させるテンキー表示12が設けられている。
この液晶画面3などによって、利用者は不慣れであっても次の手順を知ることができ、自分が所持しているICカードをICカード読み取り部8にかざすように促される。
図5は、液晶画面3が暗証番号認証画面に切り替えられた状態の操作盤2を示す正面図である。
図4に示した液晶画面3のテンキー表示12がタッチ操作されると、液晶画面処理部32によって図5に示すように液晶画面3が暗証番号認証画面13に切り替えられる。このときの暗証番号認証画面13では、その下部に「暗証番号を入力し「運転」キーを操作してください」という文字表示14が行われたり、スピーカ4からの音声案内が追加されたりする。また暗証番号認証画面13には、暗証番号を入力するために操作されるテンキー15がメイン表示され、完了後に利用者によって操作されることになる運転キー16や、図4に戻るための戻キー17などが表示されている。
暗証番号認証画面13への切り替え表示によって、利用者がICカードの所持を忘れた場合でも、暗証番号の入力によって認証を行うことができる。この液晶画面3におけるその他の切り替え表示などに関しては、詳細を後述する。
図6は、本発明の一実施例による機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置による処理動作を示すフローチャートである。
出入口扉開閉制御装置は、待機状態または第一認証処理部26および液晶画面処理部32によって液晶画面3を図4で説明したIC認証表示画面10に切り替えられている。利用者が図4に示したIC認証表示画面10に従って自分が所持しているICカードをICカード読み取り部8にかざしたとする。すると、ステップS1で、ICカード読み取り部8で読み取られたICカードデータと第一認証操作信号が信号送受信部25へと送信される。
このとき利用者がICカードを忘れてしまい暗証番号の入力にしたい場合は、図4のテンキー表示12をタッチすると、図5に示した 暗証番号認証画面13となる。そこで、利用者はテンキー15を操作して暗証番号を入力すると、第一認証操作が実行されたとして暗証番号の入力信号が信号送受信部25へと送信される。
いずれの場合も、この信号を受けた出入口扉開閉制御装置では一連の前半処理が開始され、出入口扉1の実際の開処理に先立って、第一認証処理部26はステップS2で、第一の認証処理が行われる。第一認証処理部26はステップS2で第一認証処理を実行し、取得したデータと、予め登録された登録者データテーブル35を用いて今回の利用者が登録者かどうか判定される。同時に、利用者のICカードの情報または暗証番号が記憶されると共に、対応する利用者の前回のデータを参照して入庫か出庫かの判定が下される。
第一認証処理の結果、登録者でない場合は、ステップS3に移行してエラー表示処理がなされ、エラー表示画面に切り替えられたりスピーカ4からエラーメッセージが音声出力されたりする。
一方、ステップS2で今回の利用者が登録者であると判定された場合、搬送呼出処理部33は、ステップS4で搬送呼出処理を行う。搬送呼出処理としては、入庫の場合は空のトレーが、出庫時には当該駐車車両を搭載した状態のトレーがそれぞれ乗降室内の所定の位置に搬送されて準備される。このトレーの到着後に出入口扉開処理部27では、ステップS5で出入口扉1を図7の状態を経て図8に示すように上方へと開扉して出入口9を開放する。
利用者は、入庫の場合には出入口9の前に停車させておいた駐車車両内に再び乗り込んで運転して、駐車車両を準備されたトレー上の所定位置に停車させる。その後、乗降室内における作業を完了した利用者は、開扉状態の出入口9から出て再び操作盤2の前へ移動する。
これに先立って、出入口扉開閉制御装置の無人確認処理部28は、ステップS6で液晶画面処理部32を通して液晶画面3を図9に示すように無人確認入力画面18に切り替える。
図9は、無人確認入力画面18に切り替えられた操作盤2の正面図である。
無人確認入力画面18は、その下部に「庫内に人がいないことを確認し、無人確認キーを押してください」という文字表示19と、スピーカ4からの音声案内と、乗降室内に設置された監視カメラの映像画面20,21と、無人状態であることを確認したときに操作される無人確認キー22などから構成されている。
利用者は、乗降室から出て来たときの目視確認と、映像画面20,21とから乗降室内が無人状態であることを確認し、その後、無人確認キー22を操作する。この信号を受けた信号送受信部25は、無人確認処理部28での処理を完了させ、次いでステップS7で安全確認処理部29での処理を開始させる。
図10は、安全確認画面23に切り替えられた操作盤2の正面図である。
安全確認処理部29は、液晶画面3を安全確認画面23に切り替え表示する。この安全確認画面23は、上述の無人確認入力画面18に安全確認キー24が追加されたもので、安全確認キー24を操作することによって起動許可を与えるものである。安全確認キー24の操作信号が出入口扉開閉制御装置側に取り込まれると、安全確認処理部29での処理が終了となる。
その後、出入口扉1を閉状態とするために利用者による出入口扉閉ボタン6の操作待ち状態となる。このとき、利用者による出入口扉閉ボタン6の操作を促すように液晶画面3の表示を切り替えても良い。
利用者によって出入口扉閉ボタン6が操作されると、その操作信号はステップS8で信号送受信部25へと送信されるが、出入口扉開閉制御装置側では直ちに出入口扉1を閉じることはせず、一連の後半処理の開始信号となる。先ず、出入口扉開閉制御装置の第二認証処理部30の作動信号となり、第二認証処理部30および液晶画面処理部32は、図4で説明したように液晶画面3をIC認証表示画面10に切り替え表示される。
そこで利用者は、図4に示したIC認証表示画面10に従って自分が所持しているICカードをICカード読み取り部8に再びかざす。すると、ステップS9でICカード読み取り部8から読み取られたICカードデータが、第二認証操作信号と共に、信号送受信部25へと送信される。
このとき利用者がICカードを忘れてしまい暗証番号の入力にしたい場合は、図4のテンキー表示12をタッチすると、図5に示した暗証番号認証画面13となる。そこで、利用者はテンキー15を操作して暗証番号を入力すると、第二認証操作が実行されたとして入力信号が信号送受信部25へと送信される。
いずれの場合も、出入口扉開閉制御装置の信号送受信部25でデータが受け取られると、第二認証処理部30はステップS10で第二認証処理を実行し、第一認証処理で取得したデータと、今回の第二認証処理で取得したデータが一致するか判定する。
第二認証処理の結果、第一認証処理の利用者と一致しない場合は、ステップS11に移行してエラー表示処理がなされ、エラー表示画面に切り替えられたりスピーカ4からエラーメッセージが音声出力されたりする。
一方、ステップS10で今回の利用者が登録者であると判定された場合、一連の後半処理の最後として、出入口扉閉処理部31は、ステップS12で出入口扉1を実際に閉扉する。すると、出入口扉1は図7の状態を経て図1に示すように閉状態となる。このときも、利用者のICカードの情報または暗証番号が再度記憶される。
上述したように一連の後半処理では、先ず、第二認証処理部30でステップS10として第二認証処理を行い、第一認証処理で取得したデータと、今回の第二認証処理で取得したデータが一致した場合に、ステップS12で実際に出入口扉1が閉じられるようにしている。
従って、第一認証処理を行った利用者が乗降室内でまだ作業を行っているときに、別の人が操作盤2を誤操作して出入口扉1が閉じられることを防止することができる。また、利用者が操作盤2の前に立って第二認証処理に没頭したり戸惑ったりしているときに、次の利用者や他の人が乗降室内に入り込んでしまう危険があるが、先ず、出入口扉閉ボタン6から行うため戸惑うことなく円滑に行うことができる。
しかも、従来では第二認証処理の後に、利用者によって出入口扉閉ボタン6を操作することにより出入口扉1を閉処理するようにしていたが、この場合、第二認証処理後に、利用者自身が忘れ物などをしたことを思い出し、しかも、まだ出入口扉閉ボタン6を操作していないという理由で乗降室内に入ると、次の利用者によって出入口扉閉ボタン6を操作されてしまい、本来の利用者が乗降室内に閉じ込められてしまう危険がある。しかし、出入口扉閉ボタン6を操作してから第二認証処理を行うようにしているため、途中で乗降室内に入ることはできず、安全性を高めることができる。
尚、上述した実施例でステップS1の第一認証操作は、利用者が所持しているICカードをかざしたり、暗証番号を入力したりすることから始まるものとして説明したが、利用者がそれぞれ所持するリモコンの操作から始まるようにしてもよい。この場合、操作盤2側でリモコンの操作信号を受信し、操作信号に含まれる暗号キーから利用者を識別し、利用者データテーブルの情報と比較するようにする。
以上説明したように本発明は、第二認証処理部30での処理に先だって利用者によって出入口扉1を閉じるように操作される出入口扉閉ボタン6を設け、出入口扉閉処理部31は、出入口扉閉ボタン6からの操作信号を取り込み、かつ、操作信号を取り込んだ後に第二認証処理部30によって第一認証操作および第二認証操作を行った利用者が一致したときに出入口扉1を閉じることを特徴とする。
このような構成によれば、従来のように第二認証処理後に、利用者自身が忘れ物などをしたことを思い出しまだ出入口扉閉ボタン6を操作していないという理由で乗降室内に入ると、次の利用者によって出入口扉閉ボタン6を操作されてしまい、本来の利用者が乗降室内に閉じ込められてしまう危険があるが、出入口扉閉ボタン6が操作されてから第二認証処理を行うようにしているため、途中で乗降室内に入ることはできず、安全性を高めることができる。
1 出入口扉
2 操作盤
5 出入口扉開ボタン
6 出入口扉閉ボタン
26 第一認証処理部
27 出入口扉開処理部
28 第二認証処理部
31 出入口扉閉処理部

Claims (1)

  1. 出入口扉を開く前に、利用者による第一認証操作に基づいて当該利用者が登録者であることを確認する第一認証処理部と、前記第一認証処理による一致を確認した後に前記出入口扉を開く出入口扉開処理部と、前記出入口扉を閉じる前に、利用者による第二認証操作に基づいて前記第一認証操作および第二認証操作を行った利用者が一致しているかことを確認する第二認証処理部と、前記出入口扉を閉じる出入口扉閉処理部とを有する機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置において、
    前記第二認証処理部での処理に先だって利用者によって前記出入口扉を閉じるように操作される出入口扉閉ボタンを設け、前記出入口扉閉処理部は、前記出入口扉閉ボタンからの操作信号を取り込み、かつ、前記操作信号を取り込んだ後に前記第二認証処理部によって前記第一認証操作および前記第二認証操作を行った利用者が一致したときに前記出入口扉を閉じることを特徴とする機械式駐車装置の出入口扉開閉制御装置。
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