JP2016173023A - 駐車装置及び駐車装置の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】駐車装置内に人が取り残された状態で入出庫扉が閉じられてしまうことをより効果的に防止して、より安全に運行することのできる駐車装置及び駐車装置の制御方法を提供する。
【解決手段】本発明の一実施形態に係る駐車装置の制御方法によれば、駐車装置の外部に設けられた操作盤にユーザによって認証情報の入力がされ、車体搬送手段を呼び出し、前記駐車装置の入出庫扉を開き、前記駐車装置の外部に設けられた操作盤に前記ユーザによって閉扉指示が入力されると、操作盤入力情報が入力されることを待機し、前記操作盤入力情報が入力された後、前記認証情報と前記操作盤入力情報とが所定の関係を有するか否かを判断し、前記判断の結果に基づいて、前記入出庫扉を閉じることを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車などの車両を駐車するための駐車装置及び駐車装置の制御方法に関する。本発明は、特に、入出庫利用者が駐車装置の閉扉操作をすることができるような駐車装置及び駐車装置の制御方法に関する。
駐車装置(車庫装置)としては、パレット上に車両を載置して立体的に積み重ねて駐車させる、二段方式あるいは多段方式などの車両格納方式が知られており、車両を立体的に駐車可能な装置が横方向に複数個並んで配置された機械式駐車装置がある。機械式駐車装置においては、パレット上に車両を載置して立体的に積み重ねて駐車させ、当該パレットを入出庫口まで移動させて車両の出し入れを行う駐車装置が知られている。
このような駐車装置は、パレットの操作を入出庫口付近に設けられた操作盤によって行われている。パレットを操作する操作盤には、駐車装置の電源を入れる電源スイッチ、目的とするパレットを呼び出すためにパレット番号や暗証番号などの番号を入力する認証番号入力部、入力された番号を表示する認証番号表示部、該当するパレットの移動を開始するスタートボタンなどが設けられている。各ユーザが車両を入出庫させる際には、認証番号を入力させることによって、パレットの呼び出しと、入出庫扉の開閉操作を行わせている。
ところが、ユーザ自身によって入出庫扉の開閉操作等を行うことができるため、ユーザの確認不足により、駐車装置内にユーザ以外の第三者が取り残された状態で入出庫扉が閉じられ、駐車装置が起動してしまうことが有りうる。そこで、このような事態を避けるため、例えば特許文献1に開示されている機械式立体駐車場の制御方法が提案されている。
特許文献1の機械式立体駐車場は、車庫装置(駐車装置)の入出庫扉を開く前に、ユーザによる第1の認証操作に基づいて第1のユーザ認証を行う第1の認証処理と、第1の認証処理の後で車体搬送手段を呼び出す搬送呼出処理と、車体搬送手段の到着後に入出庫扉を開く開扉処理と、入出庫扉を閉じる前に、ユーザによる第2の認証操作に基づいて第2のユーザ認証を行う第2の認証処理と、第1の認証処理における認証情報と第2の認証処理における認証情報とが一致しているか否かを照合する照合処理と、照合処理における照合結果が一致した後に、車庫装置の外部に設けられた操作盤がユーザによって操作されることにより閉扉指示が入力され、閉扉指示に従って入出庫扉を閉じる閉扉処理という制御方法を有している。
この制御方法によれば、第1の認証操作を行って認証されたユーザが、第2の認証操作を行うことによって再度認証され、その両方の認証情報が一致した場合にのみ入出庫扉が閉じられる。このため、第1の認証操作を行ったユーザが、入出庫操作を終えて車庫装置外に退避し、第2の認証操作を行うまでは入出庫扉が閉じられることがない。したがって、車庫装置内にユーザが取り残された状態で入出庫扉が閉じられてしまうことを少なからず防止することができる。
特開2014−139401号公報
しかしながら、従来の制御方法では、第1の認証処理における認証情報と第2の認証処理における認証情報とが一致しているか否かを照合し、照合処理における照合結果が一致した後に、車庫装置の外部に設けられた操作盤がユーザによって操作されることにより閉扉指示が入力されるという順番になっている。この順番の場合、照合結果が一致した後に、ユーザが操作盤に閉扉指示を入力する前に、ユーザが車庫装置内に忘れ物を取りに行き、その間にユーザ以外の第三者が操作盤で閉扉指示を入力してしまい、ユーザが車庫装置内に取り残された状態で入出庫扉が閉じられ、駐車装置が起動してしまうといった事態が起こりうる。また、照合結果が一致した後に、ユーザが操作盤に閉扉指示を入力する前に、ユーザが操作盤の前から少しの時間離れ、その隙にユーザ以外の第三者が、車庫装置内に入ってしまい、操作盤の前に戻ってきたユーザが車庫装置内に入ってしまった第三者に気づくことなく、操作盤に閉扉指示を入力してしまい、第三者が車庫装置内に取り残された状態で入出庫扉が閉じられ、駐車装置が起動してしまうといった事態が起こりうる。
本発明は、上記のような従来技術に伴う課題を解決しようとするものであって、その目的とするところは、駐車装置内に人が取り残された状態で入出庫扉が閉じられてしまうことをより効果的に防止して、より安全に運行することのできる駐車装置及び駐車装置の制御方法を提供するところにある。
本発明の一実施形態によれば、駐車装置の外部に設けられた操作盤にユーザによって認証情報の入力がされ、車体搬送手段を呼び出し、前記駐車装置の入出庫扉を開き、前記駐車装置の外部に設けられた操作盤に前記ユーザによって閉扉指示が入力されると、操作盤入力情報が入力されることを待機し、前記操作盤入力情報が入力された後、前記認証情報と前記操作盤入力情報とが所定の関係を有するか否かを判断し、前記判断の結果に基づいて、前記入出庫扉を閉じることを含む駐車装置の制御方法が提供される。
本発明の一実施形態によれば、駐車装置の入出庫扉が開いた状態で、前記駐車装置の内部に設けられた表示部に確認情報を表示し、前記駐車装置の外部に設けられた操作盤に前記ユーザによって閉扉指示が入力されると、操作盤入力情報が入力されることを待機し、前記操作盤入力情報が入力された後、前記確認情報と前記操作盤入力情報とが所定の関係を有するか否かを判断し、前記判断の結果に基づいて、前記入出庫扉を閉じることを含む駐車装置の制御方法が提供される。
前記ユーザが表示制御手段に対して所定の操作をすることによって、前記表示部に確認情報を表示してもよい。
前記表示部に確認情報を表示した後、前記入出庫扉を閉じる前に、パレットの間に障害物があることを検知した場合に、前記確認情報を更新して表示してもよい。
本発明の別の好ましい態様によれば、駐車装置の入出庫扉が開いた状態で、前記駐車装置の内部に設けられた内部情報入力部でユーザの入力による内部情報を受信し、前記駐車装置の外部に設けられた操作盤に前記ユーザによって閉扉指示が入力されると、操作盤入力情報が入力されることを待機し、前記操作盤入力情報が入力された後、前記内部情報と前記操作盤入力情報とが所定の関係を有するか否かを判断し、前記判断の結果に基づいて、前記入出庫扉を閉じることを含む駐車装置の制御方法が提供されてもよい。
前記内部情報入力部に内部情報を入力した後、前記入出庫扉を閉じる前に、パレットの間に障害物があることを検知した場合に、前記表示部に入力した内部情報とは異なる内部情報を入力してもよい。
前記のいずれか一に記載の駐車装置の制御方法によって制御する制御部を有することを特徴とする駐車装置が提供されてもよい。
本発明に係る駐車装置及び駐車装置の制御方法によれば、駐車装置内に人が取り残された状態で入出庫扉が閉じられてしまうことをより効果的に防止して、より安全に運行することができる。
本発明の第1実施形態に係る駐車装置の概略構成図(立体図)である。 本発明の第1実施形態に係る駐車装置のシステム概略構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る駐車装置の操作盤の模式図である。 本発明の第1実施形態に係る駐車装置の操作方法のフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る駐車装置の概略構成図(立体図)である。 本発明の第2実施形態に係る駐車装置の表示部の模式図である。 本発明の第2実施形態に係る駐車装置の表示部の模式図である。 本発明の第2実施形態に係る駐車装置の表示制御部の模式図である。 本発明の第2実施形態に係る駐車装置の操作方法のフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る駐車装置の概略構成図(立体図)である。 本発明の第3実施形態に係る駐車装置の内部情報入力装置の模式図である。 本発明の第3実施形態に係る駐車装置の操作方法のフローチャートである。 本発明の第3実施形態の変形例に係る駐車装置の内部情報入力装置の模式図である。 本発明の第4実施形態に係る駐車装置の概略構成図(立体図)である。 本発明の第4実施形態に係る駐車装置の概略構成図(平面図)である。 本発明の第4実施形態に係る駐車装置の操作方法のフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下に示す実施形態は本発明の実施形態の一例であって、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。なお、本実施形態で参照する図面において、同一部分または同様な機能を有する部分には同一の符号または類似の符号(数字の後にA、Bなどを付しただけの符号)を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。また、図面の寸法比率は説明の都合上実際の比率とは異なったり、構成の一部が図面から省略されたりする場合がある。
<第1実施形態>
[駐車装置の構成]
図1に本発明の一態様に係る駐車装置100の主たる構成を示す。図1は、駐車装置を側面(入出庫口がある面を正面とする場合)から見た概略図である。
駐車装置100は、支柱102によって主構造体が構成され、主構造体の中に車両Vを載置するパレット104が設置されている。パレット104は、昇降機106により支柱102に沿って昇降可能に設けられている。また、パレット104は、車体横方向(図1の紙面奥行き方向)に沿って移動させることが可能になっていてもよい。主構造体の中でパレット104は、複数の車両Vを縦方向に積み重ねたとき、車両同士が干渉しない間隔をもって設けられている。これによって、支柱102によって形成される主構造体は、縦方向に複数段に積み重なった駐車空間を形成している。
駐車装置100は、駐車装置操作盤(操作部)11によって操作される。駐車装置操作盤11は、駐車装置100の外側に設けられている。たとえば、駐車装置100の入出庫口(図右側下部)の近くの支柱102に駐車装置操作盤11が取り付けられている。利用者は、駐車装置100の外側から駐車装置操作盤11を操作して、目的のパレット104を入出庫口まで移動させる。
駐車装置100の入出庫口に設けられる安全ゲート112(以下、単に「ゲート」という。)は、駐車装置操作盤11により開閉を行うことができる。ゲート112は、車両Vを入出庫するために開けた場合以外は閉じた状態となっている。したがって、パレット104が移動するときもゲート112は閉じた状態になっている。ゲート112が閉じていることにより、通常は駐車装置100の装置内に人が入れないようになっている。駐車装置操作盤11から出力される信号は、制御部12に送られ、制御部12は、パレット104の移動やゲート112の開閉を行う駆動装置に制御信号を出力する。駆動装置には、パレット104を移動させるための昇降機106等の装置、及びゲート112を開閉するための装置が含まれる。
縦方向に複数段に積み重なった駐車空間を形成し立体的に車両Vを収納して駐車させる駐車装置100では、パレット104が昇降することで、目的とするパレット104を入出庫口へ移動させて車両の出し入れを行う。目的とするパレット104を入出庫口まで移動させる動作にはいくつかの方式があり、たとえば上段のパレット104に駐車された車両を出庫するために下段のパレット104を地下ピットに沈み込ませる方式、下段又は上段のパレット104を車体横方向(図1の紙面奥行き方向)にスライドさせて上段のパレット104を下段のパレット104が存在しない空間に降下させる方式、あるいはこれらを組み合わせた方式等が採用されている。
図1で示す例では、1階から上階に向かって駐車空間P1、P2、P3、P4が設けられている態様を示している。また駐車空間P1の横方向(図1の紙面奥方向)には駐車空間P5(図示せず)が、さらにその横方向(図1の紙面奥方向)には駐車空間P9(図示せず)が、設けられている。このとき上段にある駐車空間P4にあるパレット104を降下させ車両Vを入出庫するには下段の駐車空間P1、P2、P3のパレット104が障害となる。この場合、駐車空間P5のパレット104を上昇させ、駐車空間P1、P2、P3のパレット104を横方向にスライドさせると障害物がなくなるので、駐車空間P4のパレット104を入出庫口まで降下させることが可能となる。
[制御構成]
図2は、本発明の第1実施形態に係る駐車装置100のシステム概略構成を示すブロック図である。図2に示すように、第1実施形態に係る駐車装置100を制御するシステムは、操作部(駐車装置操作盤)11、制御部12、パレット移動機構13、ゲート開閉機構14を備え、それぞれがネットワーク15を介して相互に通信可能に接続された構成を備える。なお、ネットワーク15は有線回線又は無線回線であってもよく、制御部12が操作部11、パレット移動機構13及びゲート開閉機構14とネットワーク15を介して相互に通信可能に接続されていればよく、操作部11、パレット移動機構13及びゲート開閉機構14は必ずしも互いに通信可能に接続されていなくてもよい。
パレット移動機構13は、図1に示す各パレット104と、各パレットを移動させる複数の駆動部品に対応する。ゲート開閉機構14は、図1に示す各ゲート112について、各ゲートを開閉させる複数の駆動部品に対応する。操作部11及び制御部12は、それぞれ駐車装置100に備えられている操作盤及び制御盤に対応する。利用者が操作盤を操作して呼び出すパレットを選択すると、操作部11から出力される信号が制御部12に送信される。制御部12は、パレット移動機構13にパレットを昇降する信号を送信し、さらにゲート開閉機構14にゲートを開放する信号を送信する。
[駐車装置操作盤]
図3は、駐車装置操作盤11の一例である。駐車装置操作盤11は、ゲート112の開閉を指示するためのゲート開閉指示部及びパレット104を移動する指示をするためのパレット指示部を備え、駐車装置操作盤11を用いて駐車装置100の基本的な操作を行うことができる。駐車装置操作盤11には操作電源スイッチ120、操作部122、操作盤情報入力部126、操作盤情報表示部124、非常停止ボタン128が設けられている。
操作部122の「安全確認ボタン」は、駐車装置内に人がいないかどうかを利用者が確認してから利用者によって押されるボタンである。ゲート112が閉鎖中であれば、このボタンを押すことによりパレット呼び出しを可能な状態に移行させるボタンとなる。ゲート112が開放されている状態では、パレットの移動はされないようになっている。
利用者が駐車装置操作盤11を操作することで、ゲート112の開閉、パレット104を移動するといった指示をすることができるが、この際に利用者が、装置内が無人でないことに気づかないまま操作してしまうと危険である。
[制御方法]
図4を用いて、駐車装置100の制御方法を説明する。図4は、本発明の第1実施形態に係る駐車装置の操作方法のフローチャートである。
まず、ユーザは、操作盤情報入力部126に第1の認証情報を入力する(第1のユーザ認証・S101)。ここで、第1の認証情報は、呼び出したいパレットの番号であってもよいし、ユーザに予め与えられている暗証番号であってもよい。第1のユーザ認証を行った後、ユーザが操作部122の「スタート」ボタンを押すと、パレット移動機構13に第1認証情報に対応する車体搬送手段(パレット)が呼び出され、(S102)制御部12からゲートを開放する信号を受信したゲート開閉機構14がゲートを開扉する。この例では、ユーザが車体搬送手段呼び出しを行うと、車体搬送とゲート開放が連続して行われるが、別々に行ってもよい。
続いて、ゲートが開扉されると、ユーザが車両を入出庫する作業を行うことができる(S103)。
続いて、ユーザは、閉扉指示を行う(S104)。具体的には、ユーザが、操作電源スイッチ120(図3参照)を「閉」に合わせると、制御部12に対して閉扉を指示する信号が送信される。もっとも、本実施形態では、制御部12に対して閉扉を指示する信号が送信された段階では、制御部12は、ゲート開閉機構14にゲートを閉じる信号を送信しない。ユーザによって閉扉指示が入力されると、駐車装置は、第2の認証情報が入力されることを待機する状態となる。制御部12がゲート開閉機構14にゲートを閉じる信号を送信するタイミングについては、後述する。
続いて、ユーザは、操作盤情報入力部126に第2の認証情報を入力する(第2のユーザ認証・S105)。この例では、第2の認証情報は、第1の認証情報と同一あることを要する。例えば、ユーザが第1の認証情報として、「1022」という4桁の数字を入力した場合には、ユーザは、第2の認証情報として「1022」を操作盤情報入力部126に入力することになる。
ユーザが操作盤情報入力部126に第2の認証情報を入力すると、第1の認証情報と第2の認証情報とが所定の関係を有するかどうかが判断される(S106)。ここで、第1の認証情報と第2の認証情報とが所定の関係を有する場合とは、第1の認証情報と第2の認証情報とが一致する場合が挙げられるが、これに限定されず、第1の認証情報が別の情報に変換された上で、第2の認証情報と一致する場合であってもよい。この例では、第1の認証情報と第2の認証情報とが一致する場合を前提として説明する。そして、第1の認証情報と第2の認証情報とが一致する場合(S107でYesの場合)には、次のステップ(S108)に進むが、一致しない場合(S107でNoの場合)には、制御部12は、再び第2のユーザ認証のステップ(S105)に戻るようにする。
そして、第1の認証情報と第2の認証情報とが一致すると、制御部12がゲート開閉機構14にゲートを閉じる信号を送信し、ゲート112は、閉じる(S108)。
本実施形態では、従来技術と異なり、照合処理が行われた後に、閉扉指示を行う必要がない。なぜなら、閉扉指示(S104)の方が、照合処理(S106)よりも先に行われているからである。そのため、第2のユーザ認証を行い、照合処理が行われると、即座に閉扉処理が行われる。したがって、従来技術と異なり、照合結果が一致した後に、ユーザが操作盤に閉扉指示を入力する前に、ユーザが車庫装置内に忘れ物を取りに行き、その間にユーザ以外の第三者が操作盤で閉扉指示を入力してしまい、ユーザが車庫装置内に取り残された状態で入出庫扉が閉じられ、駐車装置が起動してしまうといった事態や照合結果が一致した後に、ユーザが操作盤に閉扉指示を入力する前に、ユーザが操作盤の前から少しの時間離れ、その隙にユーザ以外の第三者が、車庫装置内に入ってしまい、操作盤の前に戻ってきたユーザが車庫装置内に入ってしまった第三者に気づくことなく、操作盤に閉扉指示を入力してしまい、第三者が車庫装置内に取り残された状態で入出庫扉が閉じられ、駐車装置が起動してしまうといった事態が起こりえない。したがって、本実施形態によれば、駐車装置内に人が取り残された状態で入出庫扉が閉じられてしまうことをより効果的に防止して、より安全に運行することができるという効果を奏する。
<第2実施形態>
[駐車装置の構成]
図5は、本発明の第2実施形態に係る駐車装置の概略構成図(立体図)である。第2実施形態は、第1実施形態と概ね同じ構成である。そこで、重複する点の詳細な説明は、ここでは省略する。第2実施形態に係る駐車装置200は、第1実施形態と異なり、表示部216及び表示制御部219を備える。この例では、表示部216及び表示制御部219は、入出庫口近傍の支柱102に取り付けられているが、この場所に限定されることはなく、駐車装置200の内部であれば、どこに取り付けられてもよい。
[表示部]
図6及び図7を用いて、表示部について説明する。図6及び図7は、本発明の第2実施形態に係る駐車装置の表示部の模式図である。
表示部216は、第3の認証情報(確認情報)を表示する。図6では、表示部216に第3の認証情報として、4桁の数字「1022」を表示しているが、これに限定されるものではない。例えば、図7の表示部216Aに示すように、数字「2」「3」「4」と足し算を意味する記号「+」であってもよい。また、図3に示す操作盤情報入力部126には、数字が記載されているが、文字(記号を含む)、色、絵柄(マーク)などであってもよく、操作盤情報入力部126に入力できる文字等に対応するように、表示部216、216Aで表示される第3の認証情報も、文字(記号を含む)、色、絵柄(マーク)などであってもよい。
もっとも、表示部に表示される第3の認証情報(確認情報)は、基本的には、第1の認証情報とは異なる。なぜなら、第3の認証情報は、ランダムに設定されるからである。例えば、ユーザが第1の認証情報として、「1234」と入力しても、表示部に表示される第3の認証情報は、基本的には、「1234」ではない。図6の例では、第3の認証情報は、「1022」であり、第1の認証情報とは異なる。ただし、ランダムに設定されるため、第1の認証情報と偶然に一致する場合もある。ただし、プログラムの設定で、4桁の数字をランダムに発生させた後、当該4桁の数字が第1の認証情報と一致する場合には、4桁の数字が第1の認証情報と一致しなくなるまで、4桁の数字をランダムに発生させる処理をループさせることによって、第3の認証情報と第1の認証情報とが必ず一致しないようにしてもよい。
[表示制御部]
図8を用いて、表示制御部について説明する。図8は、本発明の第2実施形態に係る駐車装置の表示制御部の模式図である。表示制御部219は、表示部の表示を制御する。この例では、表示制御部219は、押しボタンである。ユーザが、押しボタンを押している間だけ、表示部216に第3の認証情報(確認情報)が表示される。もっとも、表示制御部219は、これに限定されるものではなく、例えば、押しボタンを押してから所定の時間、表示部216に第3の認証情報が表示されてもよい。また、表示制御部219は、押しボタンでなくてもよく、表示部216の表示を所定の時間に限るように制御することができれば、どのような手段を用いてもよい。
[制御方法]
図9を用いて、駐車装置200の制御方法を説明する。図9は、本発明の第2実施形態に係る駐車装置の操作方法のフローチャートである。第2実施形態に係る駐車装置の操作方法は、第1実施形態に係る駐車装置の操作方法と概ね同じである。そこで、重複する点の詳細な説明は、ここでは省略する。第2実施形態に係る駐車装置200の操作方法は、第1実施形態に係る駐車装置100の操作方法と異なり、第3の認証情報(確認情報)の表示(S204)がある。
ユーザが車両の入出庫作業を行うステップ(S203)に続いて、表示部216は、第3の認証情報(確認情報)を表示する(S204)。これに続いて、ユーザが、閉扉指示をする(S205)と、駐車装置200は、第2の認証情報(操作盤入力情報)が入力されることを待機し、第2の認証情報が入力される(第2のユーザ認証・S206)と、第3の認証情報と第2の認証情報とが所定の関係を有するか否かを判断する。ここで、第3の認証情報と第2の認証情報とが所定の関係を有する場合とは、第3の認証情報と第2の認証情報とが一致する場合が挙げられるが、これに限定されず、第3の認証情報が別の情報に変換された上で、第2の認証情報と一致する場合であってもよい。この例では、第3の認証情報と第2の認証情報とが一致する場合を前提として説明する。
ここで、第1実施形態と異なり、ユーザが、入力する第2の認証情報(操作盤入力情報)は、S205で表示部216に表示された第3の認証情報(確認情報)でなければならない。例えば、ユーザが第1の認証情報として、「1234」という4桁の数字を入力し(S201)、表示部216に第3の認証情報として、「1022」という4桁の数字が表示されると(S204)、ユーザは、第2のユーザ認証の際に、第2の認証情報として、表示部216に表示された「1022」という4桁の数字を入力しなければならない。照合処理(S207)によって、照合OKと判断される(S208でYesの場合)のは、第3の認証情報と第2の認証情報とが一致した場合である。
本実施形態でも、第1実施形態と同様に、従来技術と異なり、照合処理が行われた後に、閉扉指示を行う必要がない。なぜなら、閉扉指示(S205)の方が、照合処理(S207)よりも先に行われているからである。そのため、第2のユーザ認証を行い、照合処理が行われると、即座に閉扉処理が行われる。したがって、本実施形態でも、第1実施形態と同様の効果を奏する。
また、本実施形態では、ユーザが第3の認証情報(確認情報)を確認するためには、駐車装置200の内部に設置される表示部216の表示を確認しなければならない。そして、表示部216で表示される第3の認証情報は、第1の認証情報とは異なる。そのため、閉扉指示を行うには、ユーザは、第3の認証情報を確認するために駐車装置200の内部に入る必要がある。ユーザが駐車装置200の内部に入れば、駐車装置200にユーザ以外の第三者が入っていないか、より確認することが可能となり、人が駐車装置内に閉じ込められることをより抑制することが可能となるという効果を奏する。
また、例えば、あるユーザが駐車装置操作盤の操作盤情報入力部に第1の認証情報を入力する際に、当該操作盤の近くで別のユーザが順番待ちをしており、当該別のユーザが、あるユーザが入力した第1の認証情報を目にしてしまうことがある。このようなケースにおいて、第1の認証情報と第2の認証情報(操作盤入力情報)とが同じであると、当該別のユーザが、故意又は過失により、あるユーザの第1の認証情報と第2の認証情報とを使用して、駐車装置を操作できてしまうことがある。そうすると、当該別のユーザが、第三者が駐車装置の内部にいるにもかかわらず、あるユーザの第1の認証情報と第2の認証情報とを使用して、当該第三者を駐車装置の内部に閉じ込めてしまうという事態が起こりうる。しかしながら、本実施形態では、第1の認証情報と第2の認証情報とは異なる。そのため、仮に、あるユーザが別のユーザに第1の認証情報を見られたとしても、別のユーザが、目撃した第1の認証情報を使用して、閉扉指示を行うことはできない。したがって、本実施形態では、人が駐車装置内に閉じ込められることをより抑制することが可能となるという効果を奏する。
[表示制御]
第3の認証情報(確認情報)を表示するステップ(S204)の前に、ユーザが表示制御部(表示制御手段)に対して所定の操作をすることによって、表示部に第3の認証情報(確認情報)を表示してもよい。具体的には、上記のとおり、ユーザが、表示制御部219、例えば、押しボタンを押している間だけ、表示部216に第3の認証情報が表示されてもよい。
このように、例えば、押しボタンを押している間だけ、表示部216に第3の認証情報(確認情報)が表示されると、第3の認証情報が駐車装置の外部へ漏洩する事態をより防ぐことができるという効果を奏する。
<第3実施形態>
[駐車装置の構成]
図10は、本発明の第3実施形態に係る駐車装置の概略構成図(立体図)である。第3実施形態は、第1実施形態と概ね同じ構成である。そこで、重複する点の詳細な説明は、ここでは省略する。第3実施形態に係る駐車装置300は、第1実施形態と異なり、内部情報入力装置310を備える。この例では、内部情報入力装置310は、入出庫口近傍の支柱302に取り付けられているが、この場所に限定されることはなく、駐車装置300の内部であれば、どこに取り付けられてもよい。
[内部情報入力装置]
図11を用いて、内部情報入力装置310について説明する。図11は、本発明の第3実施形態に係る駐車装置の内部情報入力装置の模式図である。
内部情報入力装置310は、内部情報入力部330と内部情報表示部332とを備える。ユーザが、内部情報入力部330に数字を入力すると、内部情報表示部332に、第3の認証情報(内部情報)が表示される。例えば、ユーザが、「1022」という4桁の数字を入力すると、内部情報表示部332に、第3の認証情報「1022」が表示される。そして、ユーザが、内部情報入力部330の「入力」ボタンを押すと、「1022」という4桁の数字の情報が、制御部に送信される。
ところで、ユーザが内部情報入力部330に入力する第3の認証情報(内部情報)は、後述のとおり、第1の認証情報と異なることが望ましい。そこで、プログラムで設定して、ユーザが、内部情報入力部330に駐車装置操作盤に入力した第1の認証情報と同じ認証情報を入力した場合には、内部情報表示部332に「エラーです。第1の認証情報と異なる認証情報を入力してください。」といったエラーメッセージを表示させるようにしてもよい。この場合、ユーザが駐車装置操作盤に入力した第1の認証情報は、メモリなどの記憶部に一時的に記憶されることとなる。そして、ユーザが、内部情報入力部330に第3の認証情報を入力したときに、当該記憶部から第1の認証情報が読み出され、プログラムによって、第3の認証情報と比較され、一致するかどうか判断されることになる。
[制御方法]
図12を用いて、駐車装置300の制御方法を説明する。図12は、本発明の第3実施形態に係る駐車装置の操作方法のフローチャートである。第3実施形態に係る駐車装置の操作方法は、第2実施形態に係る駐車装置の操作方法と概ね同じである。そこで、重複する点の詳細な説明は、ここでは省略する。第3実施形態に係る駐車装置300の操作方法は、第2実施形態に係る駐車装置200の操作方法と異なり、第3の認証情報(内部情報)の入力(S304)がある。
ユーザが車両の入出庫作業を行うステップ(S303)に続いて、内部情報入力部330は、ユーザによって、第3の認証情報(内部情報)を入力される(S304)。この入力を受けて第3の認証情報を受信した駐車装置300の記憶部は、この第3の認証情報を一時的に記憶する。これに続いて、ユーザが、閉扉指示をする(S305)と、駐車装置300は、第2の認証情報(操作盤入力情報)が入力されることを待機し、第2の認証情報が入力される(第2のユーザ認証・S306)と、第3の認証情報と第2の認証情報とが所定の関係を有するか否かを判断する。ここで、第3の認証情報と第2の認証情報とが所定の関係を有する場合とは、第3の認証情報と第2の認証情報とが一致する場合が挙げられるが、これに限定されず、第3の認証情報が別の情報に変換された上で、第2の認証情報と一致する場合であってもよい。この例では、第3の認証情報と第2の認証情報とが一致する場合を前提として説明する。
ここで、第1実施形態と異なり、ユーザが、入力する第2の認証情報(操作盤入力情報)は、S304でユーザが内部情報入力部330に入力した第3の認証情報(内部情報)でなければならない。例えば、ユーザが第1の認証情報として、「1234」という4桁の数字を入力し(S301)、ユーザが内部情報入力部330に第3の認証情報として、「1022」という4桁の数字を入力すると(S304)、ユーザは、第2のユーザ認証の際に、第2の認証情報として、内部情報入力部330に入力した「1022」という4桁の数字を入力しなければならない。照合処理(S307)によって、照合OKと判断される(S308でYesの場合)のは、第3の認証情報と第2の人情報とが一致した場合である。
本実施形態でも、第1実施形態と同様に、従来技術と異なり、照合処理が行われた後に、閉扉指示を行う必要がない。なぜなら、閉扉指示(S305)の方が、照合処理(S307)よりも先に行われているからである。そのため、第2のユーザ認証を行い、照合処理が行われると、即座に閉扉処理が行われる。したがって、本実施形態でも、第1実施形態と同様の効果を奏する。
また、本実施形態では、ユーザが第3の認証情報(内部情報)を入力するためには、駐車装置300の内部に設置される内部情報入力装置の認証情報入力部に入力しなければならない。そして、ユーザが、入力した第3の認証情報は、第2実施形態と同様に、第1の認証情報とは異なる。したがって、本実施形態でも、第2実施形態と同様に、人が駐車装置内に閉じ込められることをより抑制することが可能となるという効果を奏する。
[内部情報入力装置の変形例]
図13を用いて、内部情報入力装置310Aについて説明する。図13は、本発明の第3実施形態の変形例に係る駐車装置の内部情報入力装置の模式図である。
本変形例は、内部情報入力部330Aで入力する情報が、「青」「赤」などの情報である点において、第3実施形態とは異なる。さらなる変形例として、認証情報入力部に入力可能な情報として、文字や絵柄(マーク)であってもよい。
本変形例の相違点は、上記のとおりであるところ、当該相違点は、効果に影響を与えない。したがって、本変形例でも、第3実施形態と同様の効果を奏する。
<第4実施形態>
[駐車装置の構成]
図14及び図15を用いて、駐車装置400について説明する。図14は、本発明の第4実施形態に係る駐車装置の概略構成図(立体図)である。図15は、本発明の第4実施形態に係る駐車装置の概略構成図(平面図)である。
第4実施形態は、第2実施形態と概ね同じ構成である。そこで、重複する点の詳細な説明は、ここでは省略する。第4実施形態に係る駐車装置400は、第2実施形態と異なり、検知部418を備える。
[検知部]
検知部418は、赤外線センサがセンシング箇所450を障害物によって遮断された場合に反応して検知する。センシング箇所450を物体が通過すると、赤外線センサが物体の通過を検知する。本実施形態においては、検知部418は、赤外線センサであり、赤外線を発光する発光部482と、赤外線を受光する受光部484とを有する。発光部482と受光部484との間がセンシング箇所450である(図15参照)。もっとも、検知部は赤外線センサに限定されず、重量センサを採用して、パレット404間の重量移動を検知することで、駐車装置内部でパレット404間を人が移動したことを検知するような仕組みであっても、マイクロ波ドップラー・センサを採用することによってパレット404上での人の動きを検知する仕組みであってもよい。
検知部418は、ユーザが駐車装置400の外部に出るルート以外の位置で、人の動きを検知するようにしてもよい。図15に示すように、ユーザが、駐車空間P1を利用しているときは、当該ユーザが駐車装置400の外部に出るルートは、駐車空間P1に限られる。そこで、検知部418が人の動きを検知する場所は、駐車空間P5及び駐車空間P9である。この例では、センシング箇所450は、各駐車空間の長手方向となっているが、これに限定されるものではなく、各駐車空間の短手方向であってもよい。
[制御方法]
図16を用いて、駐車装置400の制御方法を説明する。図16は、本発明の第4実施形態に係る駐車装置の操作方法のフローチャートである。第4実施形態に係る駐車装置の操作方法は、第2実施形態に係る駐車装置の操作方法と概ね同じである。そこで、重複する点の詳細な説明は、ここでは省略する。第4実施形態に係る駐車装置400の操作方法は、第2実施形態に係る駐車装置200の操作方法と異なり、第3の認証情報(確認情報)の表示(S404)から閉扉処理(S413)が行われるまでの間の各ステップ間に障害物検知のステップ(S405、S407、S409、S412)がある。
検知部418が障害物(ユーザ以外の第三者など)を検知した場合(S405、S407、S409、S412のいずれかでYesの場合)、表示部410に表示される第3の認証情報(確認情報)は更新される。ここで、1回目に表示される第3の認証情報と2回目に表示される第3の認証情報は、異なることが好ましい。さらに、検知部418が障害物を検知するごとに第3の認証情報が変化することが好ましい。なぜなら、見落とした侵入者や同乗者の居残りなどの検出にさらに効果的だからである。検知部418が障害物を検知するごとに第3の認証情報を変化させるには、1回目に表示される第3の認証情報を一時的に記憶部(メモリ)に記憶しておき、2回目に第3の認証情報が表示されたときに、当該記憶部から1回目に表示された第3の認証情報を読み出し、2回目に表示された第3の認証情報と比較して、同一の場合には、異なる第3の認証情報が表示されるまで、両者を比較しつづけるようプログラムで設定すればよい。
本実施形態でも、第1実施形態と同様に、従来技術と異なり、照合処理が行われた後に、閉扉指示を行う必要がない。なぜなら、閉扉指示(S406)の方が、照合処理(S410)よりも先に行われているからである。そのため、第2のユーザ認証を行い、照合処理が行われると、即座に閉扉処理が行われる。したがって、本実施形態でも、第1実施形態と同様の効果を奏する。
また、本実施形態でも、第2実施形態と同様に、ユーザが第3の認証情報(確認情報)を確認するためには、駐車装置400の内部に設置される表示部416の表示を確認しなければならない。したがって、本実施形態でも、第2実施形態と同様に、人が駐車装置内に閉じ込められることをより抑制することが可能となるという効果を奏する。
本実施形態でも、第2実施形態と同様に、第3の認証情報(確認情報)を表示するステップ(S404)の前に、ユーザが表示制御部(表示制御手段)に対して所定の操作をすることによって、表示部に第3の認証情報(確認情報)を表示してもよい。この場合には、第2実施形態に表示制御部があるのと同様の効果を奏する。
また、本実施形態でも、第3実施形態のように、第3の認証情報(確認情報)を表示する代わりに、第3の認証情報(内部情報)を入力するステップを含んでもよい。これによって、第3実施形態と同様の効果を奏する。
なお、本発明は上記の実施形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
11、21、31、41:駐車装置操作盤
12、22、32、42:制御部
13:パレット移動機構 14:ゲート閉開機構 15:ネットワーク
100、200、300、400:駐車装置
120:操作電源スイッチ 122:操作部122
124:操作盤情報表示部 126:操作盤情報入力部
128:非常停止ボタン
102、202、302、402:支柱
104、204、304、404:パレット
112、212、312、412:ゲート
216、416:表示部 219:表示制御部
310:内部情報入力装置 330:内部情報入力部
332:内部情報表示部 418:検知部 450:センシング箇所
482:発光部 484:受光部 V:車両

Claims (7)

  1. 駐車装置の外部に設けられた操作盤にユーザによって認証情報の入力がされ、
    車体搬送手段を呼び出し、
    前記駐車装置の入出庫扉を開き、
    前記駐車装置の外部に設けられた操作盤に前記ユーザによって閉扉指示が入力されると、操作盤入力情報が入力されることを待機し、
    前記操作盤入力情報が入力された後、前記認証情報と前記操作盤入力情報とが所定の関係を有するか否かを判断し、
    前記判断の結果に基づいて、前記入出庫扉を閉じる
    ことを含む駐車装置の制御方法。
  2. 駐車装置の入出庫扉が開いた状態で、前記駐車装置の内部に設けられた表示部に確認情報を表示し、
    前記駐車装置の外部に設けられた操作盤に前記ユーザによって閉扉指示が入力されると、操作盤入力情報が入力されることを待機し、
    前記操作盤入力情報が入力された後、前記確認情報と前記操作盤入力情報とが所定の関係を有するか否かを判断し、
    前記判断の結果に基づいて、前記入出庫扉を閉じる
    ことを含む駐車装置の制御方法。
  3. 前記ユーザが表示制御手段に対して所定の操作をすることによって、前記表示部に確認情報を表示することを特徴とする請求項2に記載の駐車装置の制御方法。
  4. 前記表示部に確認情報を表示した後、前記入出庫扉を閉じる前に、パレットの間に障害物があることを検知した場合に、前記確認情報を更新して表示することをさらに含む請求項2又は3に記載の駐車装置の制御方法。
  5. 駐車装置の入出庫扉が開いた状態で、前記駐車装置の内部に設けられた内部情報入力部でユーザの入力による内部情報を受信し、
    前記駐車装置の外部に設けられた操作盤に前記ユーザによって閉扉指示が入力されると、操作盤入力情報が入力されることを待機し、
    前記操作盤入力情報が入力された後、前記内部情報と前記操作盤入力情報とが所定の関係を有するか否かを判断し、
    前記判断の結果に基づいて、前記入出庫扉を閉じる
    ことを含む駐車装置の制御方法。
  6. 前記内部情報入力部に内部情報を入力した後、前記入出庫扉を閉じる前に、パレットの間に障害物があることを検知した場合に、前記表示部に入力した内部情報とは異なる内部情報を入力することをさらに含む請求項5に記載の駐車装置の制御方法。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一に記載の駐車装置の制御方法によって制御する制御部を有することを特徴とする駐車装置。
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