JP2997748B2 - 機械式駐車設備における入出庫制御方法 - Google Patents

機械式駐車設備における入出庫制御方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠隔操作できる副操作
盤を備えた機械式駐車設備における入出庫制御方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】都心などのビル街においては、地価の非
常な高騰により駐車場のスペースを十分に取ることが困
難であり、そのため機械式の機械式駐車設備がよく利用
されている。
【0003】このような、機械式駐車設備は、複数の車
両搭載台を、機械によって順次循環移送させることによ
り、当該自動車の入出庫を行なうものであるが、機械力
で循環させるため、自動車を機械式的に格納することが
でき、平面的なスペースを大幅に節約できるのが利点で
ある。
【0004】例えば、機械式駐車設備のうち多層循環式
の機械式駐車設備は、図4に示すような構造になってい
る。
【0005】マンションなどの建物7の地上1階には、
自動車の入出庫口1があり、その地下には、自動車Wを
搭載するためのパレット2が、上段横移送路3、中段横
移送路4および下段横移送路5に水平方向に移動可能に
複数載置されている。
【0006】この上段横移送路3、中段横移送路4およ
び下段横移送路5には、載置されたパレット2を水平方
向に移送する水平駆動手段がそれぞれ設けられている
(図示せず)。
【0007】また、6aは、入出庫用リフト、6bは、
循環用リフトであり、パレット2を入出庫口1や各層の
横移送路3、4、5に移送するための上下昇降用リフト
である。
【0008】8は、多層循環式駐車設備の操作盤であ
り、この操作盤8を操作することにより、図示しない制
御方法によって、上記水平駆動手段、および入出庫用リ
フト6a、循環用リフト6bが、横移送と縦移送を交互
に繰り返し、統一的に制御されて所望のパレットを入出
庫口1に呼び出すことができるようになっている。
【0009】また、入出庫口1には、図示しない入口扉
が設けられており、目的のパレットが入出庫口1に到着
すると自動的に開閉するように構成されている。
【0010】このような機械式駐車設備においては、駐
車スペースを節約できるという利点がある一方、全体の
パレット群を循環移送しパレットを一つずつしか入出庫
口1に呼び出すことができないので、入出庫のために要
する待時間が長くなるという欠点がある。
【0011】そこで、従来から、入出庫口1の操作盤の
ほかに遠隔操作用の副操作盤を設けておき、入出庫口1
に行く前にあらかじめ目的のパレットを当該副操作盤に
より呼登録できる機械式駐車設備の入出庫制御方法があ
った。
【0012】このような入出庫制御方法によれば、入出
庫口1に行くまでにすでに呼び出し操作が開始されてい
るので、時間の節約になり、入出庫口前で長時間待つと
いう心理的な負担がなくなる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な遠隔操作用の副操作盤を備えた駐車設備における入出
庫制御方法においては、駐車設備利用者が副操作盤を操
作して出庫要求の呼登録をする場合、目的のパレットが
入出庫口1に到着すると自動的に入口扉を開き、当該駐
車設備利用者が入出庫口1に到着して出庫するまでの間
入口扉が開いた状態が継続し、また、出庫がされないま
ま所定時間経過した場合入口扉を自動的に閉じるように
なっていた。
【0014】しかしながら、このような制御方法におい
て、駐車設備利用者の入出庫口1への到着が遅ければ、
当該入口扉は無人のまま長時間開放されることになり、
事情を知らない子供などが、入出庫口1内に入り入口扉
が閉鎖して閉じ込められてしまうおそれがあり、そのま
ま次のパレットが呼出されて駐車設備の駆動手段が起動
する場合には大変な事故になりかねない可能性があっ
た。
【0015】また、当該無人状態での入口扉開放時に入
出庫口1内に侵入した利用者以外の者が、当該利用者の
自動車に傷を付けるなどのいたずらをする危険もあっ
た。
【0016】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたものであって、遠隔操作の可能な副操作盤
を備えた機械式駐車設備において安全な入出庫が可能な
入出庫制御方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、多数の車両搭載台を循環移送
し、入出庫口の入口扉を開閉して車両を入出庫させる機
械式駐車設備の入出庫制御方法であって、前記機械式駐
車設備は、前記入出庫口に設けられた操作盤と、前記操
作盤と離れた所定の場所に設けられた遠隔操作用ユニッ
トと、を備え、前記遠隔操作用ユニットの操作により目
的の車両搭載台を入出庫口に呼出す場合において、当該
車両搭載台が入出庫口に到着しても、前記操作盤に所定
の操作をしない限り前記入出庫口の入口扉が開かないよ
うにしたことを特徴とし、また、請求項2の発明は、請
求項1の発明において、遠隔操作用ユニットに利用者の
暗証番号を入力するとともに、前記操作盤にも当該暗証
番号を入力し、双方の暗証番号が一致した場合のみ入口
扉を開くようにしたことを特徴とする。
【0018】
【作用】請求項1の発明においては、遠隔操作用ユニッ
トにより遠隔操作して目的のパレットを入出庫口に呼び
出しても、実際に利用者が入出庫口において操作盤に所
定の操作をしない限り入口扉が開かないので、利用者以
外のものが入出庫口内に侵入することがない。
【0019】また、請求項2の発明においては、請求項
1において、遠隔操作用ユニットと操作盤の双方に暗証
番号を入力とし、両者が一致した場合のみ入口扉を開く
ようにしているので、利用者以外のものが操作盤を操作
して入口扉を開き、入出庫口内に侵入するようなことが
ない。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して本発明にかかる機械式
駐車設備における入出庫制御方法の一実施例を、図4に
示す多層循環式機械式駐車設備を例として説明するが、
本発明の技術的範囲がこれらによって限定されるもので
はない。
【0021】図1は、本実施例に係る入出庫制御方法を
実施する入出庫制御装置100の構成を示すブロック図
である。
【0022】この入出庫制御装置100は、入出庫口1
の入口扉付近に設けられた従来の主操作盤8のほかに遠
隔操作用ユニットとして副操作盤9が設けられている。
【0023】この副操作盤9は、たとえば当該機械式駐
車設備の設けられているビルの管理人室などに設置され
て、接続線、もしくは無線による通信回線によって制御
部10に接続される(図1には、接続線によるものが開
示されている。)。
【0024】制御部10は、副操作盤9から入力された
利用者の暗証番号を一時記憶するメモリ部11、このメ
モリ部11に記憶された暗証番号とすでに登録済みの契
約利用者の暗証番号とを照合する第1照合部12、この
第1照合部12での照合結果に基づきパレット群を循環
移送させるパレット循環駆動源15や入口扉を開閉駆動
する入口扉駆動源16の動作を制御する駆動源制御部1
3、および前記メモリ部11に記憶された暗証番号と、
主操作盤8から入力された暗証番号を照合する第2照合
部14と、からなっている。
【0025】また、切替スイッチSWは、副操作盤9へ
の操作の有無により、主操作盤8を第1照合部12、第
2照合部14のどちらかに接続するようになっている。
【0026】主操作盤8の構成は、図2に示すようにな
っている。
【0027】17は、現在自動車が搭載されていない空
パレットの個数を表示する空車台数表示部、18は、自
動車が搭載されているパレット(実車パレット)の数を
表示する実車台数表示部、19は、入出庫口1にあるパ
レット番号を示す入口番号表示部、20は、呼出すパレ
ットの番号を表示する呼番号表示部、21は、目的のパ
レットを入出庫口1まで呼出すまでの待時間を表示する
待時間表示部、22は、現在どのパレットに入庫されて
いるかを知るための実車表示ランプ(入庫されると点灯
する。)である。
【0028】また、23は暗証番号や呼登録のパレット
番号を入力するためのテンキーであり、24は、暗証番
号ボタンである。利用者は、この暗証番号ボタン24を
押してからテンキーから自己の暗証番号を入力すること
により、制御部10が暗証番号による操作があったこと
を認識する。
【0029】25は、スタートボタンであって、暗証番
号入力後にこのボタンをおせば、駐車設備の機械が起動
して目的のパレットを入出庫口1まで呼出すように動作
する。
【0030】また、26は、パレットの呼登録を取り消
すための取消ボタンであり、27は、当該操作盤によっ
て呼出し操作が可能であることを示す操作可ランプ、2
8は、目的のパレットが入出庫口1に到着したことを表
示するパレット到着表示ランプである。
【0031】29は、電源を供給するためのメインスイ
ッチであるが、副操作盤9が管理人室に置かれ、管理人
が電源管理する場合は主操作盤8になくてもよい。
【0032】30は、扉開ボタンであって、入出庫口の
前にきた利用者が、入口扉を開くように指示するための
ものである。
【0033】副操作盤9の形状も主動作盤8の形状とほ
とんど同じであるが、扉開ボタン30など不必要なもの
は省略される。
【0034】このような入出庫制御装置100に基づ
き、入出庫する手順を図3のフローチャートに基づき説
明する。
【0035】なお、本実施例においては契約利用者によ
る暗証番号による操作について説明するがこれに限定さ
れるものではない。
【0036】まず、利用者が、主操作盤8と副操作盤9
のどちらで操作するかを選択する(ステップS1)。
【0037】当該利用者が、副操作盤9の方を選択した
場合において、このとき主操作盤8が操作中であれば、
副操作盤8の操作可ランプ27が消灯して操作不可とな
っており(ステップS2、S24,S25)、利用者は
当該操作可ランプ27が点灯するまで待たなければなら
ない。
【0038】主操作盤8が操作中でなければ副操作盤9
の操作可ランプ27が点灯しており(ステップS3)、
操作可能であるので、暗証番号ボタン24を押してから
自分の暗証番号をテンキー23から入力し、スタートボ
タン25を押す(ステップS4、S5)。このとき操作
可ランプ27が消灯して操作不可の状態になり、他人が
操作して誤動作しないようになっている(ステップS
6)。また、スイッチSWは、b側に切り替わる。
【0039】なお、副操作盤9が管理人室に設置されて
いる場合は、利用者が管理人室に赴いて直接操作する必
要はなく、電話で管理人に当該呼出操作を指示するよう
にしてもよい。
【0040】副操作盤9から入力された暗証番号は、制
御部10のメモリ部11に一時的に記憶され、スタート
ボタン25を押すことにより第1照合部12に記憶され
ている契約利用者の暗証番号と前記暗証番号を照合し、
一致するものがあればその旨を駆動源制御部13に知ら
せる。
【0041】駆動源制御部13には、各パレット2の現
在の格納位置が記憶されており、暗証番号に対応する契
約パレットを呼登録して当該呼パレットが最短時間で呼
び出すように循環方法を決定し、パレット循環駆動源1
5を起動させる(ステップS7)。
【0042】呼パレットが入出庫口1に到着するとパレ
ット到着表示ランプ28が点滅する(ステップS9)。
ただし、この場合、副操作盤9からの操作により呼登録
されているので、呼パレットが入出庫口1に到着しても
入口扉は開かないように駆動源制御部13によって制御
される。
【0043】なお、上記パレット到着表示ランプ28の
点滅に併せてブザーを鳴らすことにより、さらに利用者
の注意を促すようにしてもよい。
【0044】契約利用者が、入出庫口1前に到着し、主
操作盤8のパレット到着表示ランプ28が点滅している
のを確認し、自己の暗証番号を再度主操作盤8に入力し
扉開ボタン30を押す(ステップS10)。
【0045】第2照合部14では、メモリ部11に一時
記憶された暗証番号と、前記主操作盤8から入力された
暗証番号とを比較し、一致しておれば駆動源制御部13
にその旨を知らせる。駆動源制御部13はこれにより入
口扉駆動源16に指示を送り、入口扉が開く(ステップ
S12)。
【0046】暗証番号が一致しない場合には、再度ステ
ップS10に戻り暗証番号の入力を待つ。この場合、利
用者が3度入力しても暗証番号が一致しなければ、自動
的に当該呼登録を取り消すようにプログラムしてもよ
い。
【0047】これにより、副操作盤9により呼登録した
もの以外の者が勝手に扉を開けることができず、安全が
維持される。
【0048】契約利用者が、入出庫動作を完了すると操
作可ランプ27が点灯して、次の利用者による操作を待
つ(ステップS13、S14)。
【0049】また、ステップS10において、利用者の
暗証番号の入力が、たとえば呼パレットが入出庫口に到
着後3分間以内に主操作盤8による暗証番号の入力がな
い場合には、駆動源制御部13は自動的に当該呼登録を
抹消し(ステップS15、S16)、次の利用者による
操作を待つ。
【0050】この自動取消のための猶予時間は、副操作
盤9の設置された場所と入出庫口1との距離などを考慮
にいれて任意に設定することができる。
【0051】この場合、当該所定時間経過後に次の利用
者が取消ボタン26を押したときのみ先の呼登録を抹消
できるように構成してもよい。
【0052】これにより契約利用者が副操作盤9により
呼登録した後、都合が悪くなって入出庫しなかった場合
でも、次の利用者が必要以上の時間待たされることがな
くなる。
【0053】もとに戻り、ステップS1において、契約
利用者が主操作盤8により操作する場合には、ステップ
S17に移る。副操作盤9が操作中であれば、主操作盤
9の操作可ランプ27が消灯して主操作盤8による操作
不可の状態となる(ステップS24,S25)ので、利
用者は、当該操作可ランプ17が点灯するまで待つこと
になる。
【0054】副操作盤9が操作中でなければ、主操作盤
8の操作可ランプ27が点灯して操作可の状態であるの
で、契約利用者がこのことを確認してから暗証番号ボタ
ン24を押してからテンキー23に自己の暗証番号を入
力し、スタートボタン25を押す(ステップS18,S
19,S20)。同時に操作可ランプ27が消灯して操
作不可の状態になり、他人が操作して誤動作しないよう
になっている(ステップS21)。
【0055】また、スイッチSWは、a側に接続された
ままであり、当該主操作盤8に入力された暗証番号は第
1照合部12に送られ、当該第1照合部12に記憶され
ている契約利用者の暗証番号と照合され、一致するもの
があればその旨を駆動源制御部13に知らせる。
【0056】駆動源制御部13は、暗証番号に対応する
契約パレットを呼登録し、当該呼パレットが最短時間で
呼び出されるように循環方法を決定し、パレット循環駆
動源15の機械を起動させる(ステップS22)。
【0057】呼パレットが入出庫口1に到着すると、入
口扉が自動的に開く(ステップS23、S12)。この
場合、契約利用者が入出庫口1前にいることが確実なの
で、入口扉を開くために上述のような操作を必要とせ
ず、自動的に入口扉が開くものである。
【0058】契約利用者が、入出庫動作を完了すると操
作可ランプ27が点灯して、次の利用者による操作を待
つ(ステップS13、S14)。
【0059】なお、上述のフローチャートにおいては、
契約利用者の暗証番号による操作に基づいて説明した
が、一般の利用者が利用する場合には、副操作盤9に通
常の呼登録操作を行い、パレットが入出庫口1に到着
後、主操作盤8において所定の操作、たとえば扉開ボタ
ン30を押すことにより入口扉を開くようにしてもよ
い。
【0060】また、入出庫口1に、インターホンを取り
付け、またはテレビカメラを設置して管理人室から監視
するようにすればより安全性を向上させることができ
る。
【0061】また、本実施例では、一方の操作盤が操作
中のときには、他方の操作盤は操作できないようにして
いるが、制御部10に所定の回路を追加することによ
り、同時操作を可能にし、先のものから呼び出す予約登
録の機能を追加することも可能である。
【0062】また、遠隔操作ユニットは、上述のような
副操作盤9によるもののほかに、たとえば、当該駐車設
備がマンションなどに設置されている場合には、電話回
線を利用し、利用者が出かける前に自室の電話器から暗
証番号を直接制御部10に入力できるようにしてもよ
い。
【0063】この場合、入出庫制御装置100が操作可
であって、呼出し操作を直ちに開始できる場合には、当
該利用者の電話の呼び鈴をたとえば2度鳴らすようにプ
ログラムすることにより、利用者は呼登録の有効を確認
し安心して入出庫口1に向かうことができる。
【0064】なお、本実施例にかかる入出庫制御方法
は、図4のような多層循環式の機械式駐車設備に限ら
ず、エレベータ方式や垂直循環方式、その他複数の車両
搭載台を循環移送させて自動車を入出庫する全ての駐車
設備に適用することができるものである。
【0065】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る機械式駐車
設備における入出庫制御方法は、入出庫口の側の操作盤
のほかに遠隔操作が可能な遠隔操作用ユニットを備えた
機械式駐車設備において、当該遠隔操作用ユニットによ
り呼登録の操作をした場合に、操作盤に所定の操作を行
なわない限り、入口扉が開かないようにしたので、当該
利用者が、入出庫口に到着するのが遅れた場合でも、利
用者以外のものが入出庫口内に侵入し、内部に閉じ込め
られたり、また、自動車にいたずらをするのを防止する
ことができる。
【0066】また、遠隔操作用ユニットから暗証番号に
よって呼登録する場合には、入出庫口の操作盤にも暗証
番号を入力し、この暗証番号と前記遠隔操作用ユニット
から入力された暗証番号とが一致した場合のみ入口扉が
開くようにしているので、誤って他の契約利用者が、自
己の暗証番号を入力した場合でも入口扉が開かないよう
になっており、安全性を一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る機械式駐車設備における入出庫制
御方法を実施する入出庫制御装置の一例を示すブロック
図である。
【図2】図1の入出庫制御装置における操作盤の一例を
示す図である。
【図3】図1の入出庫制御装置による制御動作を示すフ
ローチャートである。
【図4】多層循環式の機械式駐車設備の概要を示す図で
ある。
【符号の説明】
8 主操作盤 9 副操作盤 10 制御部 11 メモリ部 12 第1照合部 13 駆動源制御部 14 第2照合部 15 パレット循環駆動源 16 入口扉駆動源

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の車両搭載台を循環移送し、入出庫
    口の入口扉を開閉して車両を入出庫させる機械式駐車設
    備の入出庫制御方法であって、 前記機械式駐車設備は、 前記入出庫口に設けられた操作盤と、 前記操作盤と離れた所定の場所に設けられた遠隔操作用
    ユニットと、を備え、 前記遠隔操作用ユニットの操作により目的の車両搭載台
    を入出庫口に呼出す場合において、当該車両搭載台が入
    出庫口に到着しても、前記操作盤に所定の操作をしない
    限り前記入出庫口の入口扉が開かないようにしたことを
    特徴とする機械式駐車設備における入出庫制御方法。
  2. 【請求項2】 前記遠隔操作用ユニットの操作は、利用
    者の暗証番号の入力であって、前記操作盤にも当該暗証
    番号を入力し、双方の暗証番号が一致した場合のみ前記
    入口扉を開くようにしたことを特徴とする請求項1記載
    の機械式駐車設備における入出庫制御方法。
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