JP6629387B2 - エレベータの遠隔監視情報管理方法および遠隔監視システム - Google Patents
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Description
〈第1実施形態による遠隔監視システムの構成〉
本発明の第1実施形態による遠隔監視システムの構成について、図1を参照して説明する。本実施形態による遠隔監視システム1Aは、建物X内でエレベータEのエレベータ制御盤11に接続されて設置された遠隔監視装置12と、建物Xから遠隔地にあるサービス情報センタYに設置されたサービス情報センタ装置31とが、通信ネットワーク20を介して接続されて構成されている。遠隔監視装置12は、上述したように、エレベータ管理会社と建物Xのオーナーとの間で、エレベータEに関する所定期間の遠隔監視契約が締結されたときに建物X内に設置されたものである。
次に、本実施形態による遠隔監視システム1Aの動作について説明する。本実施形態において、エレベータ管理会社によるエレベータEに関する所定期間の遠隔監視契約が締結されると、エレベータ管理会社の作業員により、建物X内に遠隔監視装置12が設置されるとともに、サービス情報センタ装置31に当該遠隔監視契約によるエレベータEの監視期間を含む遠隔監視情報が入力される。遠隔監視装置12には、遠隔監視基板13が取り付けられており、遠隔監視基板13内のプログラムメモリ131には、通信用プログラム情報131aと、診断運転用プログラム情報131bと、消去用プログラム情報131cと、書き込み用プログラム情報131dと、診断運転用プログラム情報131bのバージョン情報131eとが格納されている。
〈第2実施形態による遠隔監視システムの構成〉
本発明の第2実施形態による遠隔監視システム1Bの構成は、第1実施形態で説明した図1の遠隔監視システム1Aの構成と同様であるため、詳細な説明は省略する。
本実施形態において、エレベータ管理会社によるエレベータEに関する遠隔監視の契約期間が終了したときに実行される処理は、第1実施形態で説明した処理と同様であるため、詳細な説明は省略する。
〈第3実施形態による遠隔監視システムの構成〉
本発明の第3実施形態による遠隔監視システム1Cの構成は、第1実施形態で説明した図1の遠隔監視システム1Aの構成と同様であるため、詳細な説明は省略する。
本実施形態において、エレベータ管理会社によるエレベータEに関する遠隔監視の契約期間が終了したときに実行される処理は、第1実施形態で説明した処理と同様であるため、詳細な説明は省略する。
〈第4実施形態による遠隔監視システムの構成〉
本発明の第4実施形態による遠隔監視システム1Dの構成は、第1実施形態で説明した図1の遠隔監視システム1Aの構成と同様であるため、詳細な説明は省略する。
本実施形態において、エレベータ管理会社によるエレベータEの遠隔監視に関する契約期間が終了したときに実行される処理は、第1実施形態で説明した処理と同様であるため、詳細な説明は省略する。また、エレベータEに関する遠隔監視の契約期間が終了した後、再契約されたときに実行される処理は、第2実施形態および第3実施形態で説明した処理と同様であるため、詳細な説明は省略する。
Claims (5)
- 所定のエレベータを所定期間遠隔監視する契約が締結されたときに当該エレベータに設置された遠隔監視装置と、前記遠隔監視装置に通信ネットワークを介して接続され、前記エレベータが設置された建物から遠隔地にあるサービス情報センタに設置されたサービス情報センタ装置とで構成されたエレベータの遠隔監視システムで用いられるエレベータの遠隔監視情報管理方法であって、
前記遠隔監視装置には、外部装置と通信を行うための通信用プログラム情報と、前記遠隔監視に関する診断運転を前記エレベータに実行させるための診断運転用プログラム情報と、前記診断運転用プログラム情報を自装置内に書き込むための書き込み用プログラム情報とが格納され、
前記サービス情報センタ装置が、前記エレベータの遠隔監視の契約期間が終了したときに、前記診断運転用プログラム情報を消去させるためのプログラム消去指令を前記遠隔監視装置に送信し、
前記プログラム消去指令を受信した前記遠隔監視装置が、自装置内に前記通信用プログラム情報および前記書き込み用プログラム情報を残した状態で、前記診断運転用プログラム情報を消去し、
前記遠隔監視装置から前記診断運転用プログラム情報が消去された後、前記エレベータの遠隔監視が再契約されたときに、前記サービス情報センタ装置が、当該再契約による遠隔監視に適用する診断運転用プログラム情報を前記遠隔監視装置に送信し、
前記遠隔監視装置が、前記サービス情報センタ装置から受信した診断運転用プログラム情報を、前記書き込み用プログラムにより自装置内に書き込む
ことを特徴とするエレベータの遠隔監視情報管理方法。 - 前記遠隔監視装置には、前記エレベータを所定期間遠隔監視する契約が締結されたときに格納された診断運転用プログラム情報のバージョン情報が格納されており、
前記遠隔監視装置から前記診断運転用プログラム情報が消去された後、前記エレベータの遠隔監視が再契約されたときに、前記サービス情報センタ装置が、前記遠隔監視装置から前記バージョン情報を取得し、
取得したバージョン情報よりも新しいバージョンであり、且つ、前記エレベータの遠隔監視に適用可能な診断運転用プログラム情報があると判定したときには、当該新しいバージョンの診断運転用プログラム情報を、前記再契約による遠隔監視に適用する診断運転用プログラム情報として前記遠隔監視装置に送信し、
取得したバージョン情報よりも新しいバージョンであり、且つ、前記エレベータの遠隔監視に適用可能な診断運転用プログラム情報がないと判定したときには、以前、前記エレベータの遠隔監視に適用したバージョンの診断運転用プログラム情報を、前記再契約による遠隔監視に適用する診断運転用プログラム情報として前記遠隔監視装置に送信する
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの遠隔監視情報管理方法。 - 前記エレベータの遠隔監視が再契約され、前記サービス情報センタ装置が当該再契約による遠隔監視に適用する診断運転用プログラム情報を前記遠隔監視装置に送信した後、前記サービス情報センタ装置が、前記診断運転に関する動作確認用データ要求を前記遠隔監視装置に送信し、
前記遠隔監視装置が、前記動作確認用データ要求を受信したときに、前記エレベータの遠隔監視に関する動作確認用データとして所定時間内の前記エレベータの動作状況情報を取得して前記サービス情報センタ装置に送信し、
前記サービス情報センタ装置が、前記遠隔監視装置から受信した前記エレベータの動作状況情報を用いて、前記エレベータの遠隔監視に関する動作確認を行う
ことを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータの遠隔監視情報管理方法。 - 前記遠隔監視装置が、前記サービス情報センタ装置から受信した診断運転用プログラム情報を自装置内に書き込む処理が完了すると、プログラム書き込み処理完了通知を前記サービス情報センタ装置に送信し、
前記サービス情報センタ装置が、前記再契約による遠隔監視に適用する診断運転用プログラム情報を前記遠隔監視装置に送信した後、前記プログラム書き込み処理完了通知が受信されずに所定時間が経過したときには、当該診断運転用プログラム情報を前記遠隔監視装置に再送信し、当該診断運転用プログラム情報の再送信を所定回数実行しても前記プログラム書き込み処理完了通知が受信されないときには、エラー通知情報を出力する
ことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載のエレベータの遠隔監視情報管理方法。 - 所定のエレベータを所定期間遠隔監視する契約が締結されたときに当該エレベータに設置された遠隔監視装置と、前記遠隔監視装置に通信ネットワークを介して接続され、前記エレベータが設置された建物から遠隔地にあるサービス情報センタに設置されたサービス情報センタ装置とで構成されたエレベータの遠隔監視システムにおいて、
前記遠隔監視装置には、外部装置と通信を行うための通信用プログラム情報と、前記遠隔監視に関する診断運転を前記エレベータに実行させるための診断運転用プログラム情報と、前記診断運転用プログラム情報を自装置内に書き込むための書き込み用プログラム情報とが格納されており、
前記サービス情報センタ装置は、
前記エレベータの遠隔監視の契約期間が終了したときに、前記診断運転用プログラム情報を消去させるためのプログラム消去指令を前記遠隔監視装置に送信し、前記遠隔監視装置から前記診断運転用プログラム情報が消去された後、前記エレベータの遠隔監視が再契約されたときに、当該再契約による遠隔監視に適用する診断運転用プログラム情報を前記遠隔監視装置に送信する診断運転情報処理部を有し、
前記遠隔監視装置は、
前記プログラム消去指令を受信すると、自装置内に前記通信用プログラム情報および前記書き込み用プログラム情報を残した状態で、前記診断運転用プログラム情報を消去し、その後、前記サービス情報センタ装置から診断運転用プログラム情報を受信すると、前記書き込み用プログラムにより自装置内に書き込む情報制御部を有する
ことを特徴とするエレベータの遠隔監視システム。
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