JP6628756B2 - 回転電機の給電体 - Google Patents

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Description

本発明は、回転電機の各相コイルと外部とを接続する給電体に関する。
回転電機では、各相のコイルに導体が接続され、導体を通じて外部と各相のコイルとの間で電力の授受が行われる。
たとえば、特許文献1には、各相に対応する導体の周囲を、インサートモールドによって保護する構成が開示されている。
特開2015-133873号公報
ところで、特許文献1の給電体では、給電体を組付けた回転電機が軸方向に振動した場合、給電体がステータ等に衝突し、短絡するおそれがある。
本発明は、前述の点に鑑みてなされたものであり、振動等による給電体とステータ等との短絡を防止できる回転電機の給電体を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明に係る回転電機の給電体は、複数相の導体からなる給電本体と、一相の該給電本体の一端に形成される端子部と、一相の該給電本体における該端子部との連結部分にモールドされた保護部と、を備え、該保護部はステータに向かって突出する複数の突起を備え、複数の該突起の内の少なくとも1つは幅寸法が、他の該突起とは異なるとともに、他相の前記給電本体と前記ステータとの間に挟まれることを特徴とする。
本発明によれば、振動等による短絡を防止できる回転電機の給電体を提供することができる。
第1実施形態に係る回転電機を示す断面図である。 第1実施形態に係る給電ユニットを示す斜視図である。 第1実施形態の給電体を回転電機の外周側から見た斜視図である。 図3のA部を示す要部拡大図である。 図4のV-V線に沿った断面図である。 第1実施形態の保護部をインサートモールドする金型を示す断面図である。 第2実施形態の給電本体と端子部とが連結する部位にクリップを組付け、さらに被覆部をモールドした様子を示した図で、(a)は斜視図、(b)は(a)のVII-VII線に沿った断面図である。 第2実施形態の給電本体と端子部とが連結する部位を示した図で、(a)は斜視図、(b)は(a)のVIII-VIII線に沿った断面図である。 第2実施形態の給電本体と端子部とが連結する部位にクリップを組付けた様子を示した図で、(a)は斜視図、(b)は(a)のIV-IV線に沿った断面図である。 第2実施形態の保護部をインサートモールドする金型を示す断面図である。
本発明の第1実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本実施形態に係る給電ユニットを含む回転電機101の全体構成を示す概略構成図(断面図)である。回転電機101は、例えばハイブリッド自動車や電気自動車等の車両に搭載され、外部から電力が供給された場合には、走行用モータとして機能し、回生制動時には、発電機として機能する。
なお、本願発明の給電ユニットは、車両用の回転電機101に限らず、固定式のモータやその他用途のモータ、および発電機にも適用が可能である。
また、説明中の上下は、図示における上下を示すものであり、回転電機101を車両に組付けた状態での上下を示すものではない。
回転電機101は、図1に示すように、ケース102と、ロータ103と、ステータ104と、を備えている。
ケース102は、両端が閉止された略円筒形状を備え、その内部に、円柱状の空間が形成されている。
ロータ103は、ケース102の軸心部に回転可能に軸支されている。
ステータ104は、図2に示すように、筒形状を備え、図1に示すように、筒内にロータ103が配置される。そして、ステータ104は、図2に示すように、ステータコア105と、ステータコア105に装着されたコイル106とを備えている。
ステータコア105は、筒状のコア本体と、ティースと、を備え、略筒形状を呈している。
コア本体は、ケース102の筒内に嵌合等により固定されている。
ティースは、コア本体の内周面から径方向内側に向けて所定の間隔で櫛歯状に突出する突起である。そして、周方向で隣接するティース間の隙間は、スロットに設定されている。
スロットは、ステータコア105を軸方向に貫通しており、コイル106を構成する導体107が挿通される。
コイル106は、U相、V相、W相の3つの位相について、導体107を分布巻きした3相コイルである。なお、本実施形態の各相のコイル106は、対応する複数のセグメントコイル106が互いに接続されることで形成されている。
各セグメントコイル106は、所定のスロットに導体107が挿入されつつ、ステータコア105に巻回されている。そして、同相のセグメントコイル106同士は、ステータコア105に対して軸方向の一方において、TIG溶接やレーザ溶接等で接合されている。
なお、コイル106の構成は、適宜変更が可能である。たとえば、コイル106は、セグメントコイル106に限らず、ティースに巻回する等の集中巻きによる方法でステータコア105に装着しても構わない。
また、ステータ104には、図2に示すように、給電体11で構成された給電ユニット1が配置され、コイル106と外部電力回路(図示せず)とを電気的に接続する。
給電ユニット1は、図2、図3に示すように、U相、V相、W相の各位相に対応する3つの給電体11と、給電体11を一体に連結保持する樹脂保持部21とを備えている。
各給電体11は、金属(例えば、銅)等の導電性を有する板材に対して板金加工を施すことによって、立体的な形状に形成されたバスバーで構成されている。そして、各給電体11は、その各部が、コイル側端子12、外部側端子13、および給電本体14に設定されている。
なお、給電体11には、その表面にめっき処理が施されている。めっき処理を施すことによって、端子部分における軸力、および接触抵抗の安定化を図るとともに、給電本体14における、水やATF等による腐食の抑制を図っている。
コイル側端子12(端子部)は、対応する位相のコイル106を構成する導体107と接続可能に、ステータ104の外周に沿って配置される。
外部側端子13は、回転電機101の外部に別途設定される外部電力回路(図示せず)が備える端子台(図示せず)と接続可能に配置される。
給電本体14は、コイル106に接続されたコイル側端子12と、端子台に接続された外部側端子13とを、他の位相の給電体11と接触することなく、連結するように、給電体11毎に異なった形状で取り回しされている。そして、給電本体14は、図3に示すように、湾曲部14a、引出部14b、変向部14c、および延伸部14dで構成されている。
また、給電本体14は、図3に示すように、コイル側端子12との連結部分が、保護部としてのコイル側保護部31によって覆われている。
湾曲部14aは、図3に示すように、内側端がコイル側端子12に連結され、ステータ104の外周に倣って配置される。
引出部14bは、湾曲部14aの外側端に連結され、回転電機101の径方向外側へ延出している。また、引出部14bは、3相の各引出部14bが互いに略等間隔、且つ略平行になるように、湾曲部14aとの角度が設定されている。
変向部14cは、内側端が引出部14bの外側端に連結され、3相の各バスバーの板面が、同一平面上に整列するように、向きを変えている。
延伸部14dは、バスバーの板面の向きが、変向部14cの板面と同じ向きのままで、回転電機101の軸方向AX(図2における上下方向)に延伸し、変向部14cと外部側端子13とを繋いでいる。
コイル側保護部31(保護部)は、図2に示すように、引出線としての給電体11が、ステータコア105、およびコイル106等と不用意に接触しないように、コイル側端子12と給電本体14との連結部分を保護するものである。このため、コイル側保護部31の各部の寸法、および素材は、給電体11に掛かる電圧によって、火花放電や短絡等が生じないように設定されている。また、コイル側保護部31は、ステータ104に向かって(軸方向AXに沿って)突出する突起34を備えている。
突起34は、給電本体14を挟んで、コイル側端子12と反対側(図3、図4における下方)に突出している。突起34の形状、および数は、コイル側保護部31の形状等に応じて、様々に設定されている。
本実施形態の図3における手前の給電体11Uのコイル側保護部31Uでは、略角柱形状を備える突起34Ua、34Ubが2つ突設されている。これら突起34Ua、34Ubは、幅寸法L34(給電本体14における長手方向の寸法)が異なるように設定されている。
また、図3における中央の給電体11Vのコイル側保護部31Vでも突起34Va、34Vbが2つ突設されている。
一方の突起34Vaは、前述の突起34Ua、34Ubと同様に、略角柱形状を備えている。他方の突起34Vbは、図3、図5に示すように、隣接する手前の給電体11Uと、ステータ104との間に挟まれるように延在している。
さらに、図3における奥の給電体11Wでは、コイル側保護部31Wに略角柱形状の突起(図示せず)が1つ突設されている。
なお、各突起34は、コイル側保護部31と同一の樹脂材からなり、コイル側保護部31を成形する際に一体で形成される。また、各突起34は、図4に示すように、その角部34c1、およびその縁部34c2が面取りされている。
そして、各突起34には、背中合わせに面する一対の把持面35が設定されている。
次に、被覆部33を成形する金型51について説明する。
図6は、中央の給電体11Vのコイル側保護部31Vを形成する金型51を示している。
本実施形態の金型51では、給電体11が、図3、図4とは上下(天地)が逆転するように設置される。
そして、湯口53が、金型51の天面に開口し、突起34のステータ側端面36(図4参照)を形成するキャビティ52の部位に通じている。
次に、給電ユニット1の製造工程を説明する。
まず、板状の素材から給電体11を切り出し、規定された形状に形を整える。
次に、給電体11の表面に、めっき処理を施す。
そして、めっき処理が施された給電体11に、コイル側保護部31をモールドする(給電体11の完成)。
さらに、各給電体11に樹脂保持部21をモールドして、3つの給電体11を1つにまとめる。
以上の工程で、給電ユニット1が完成する。
次に、本実施形態に係る給電体11の作用効果について説明する。
本実施形態では、コイル側保護部31(保護部)に、ステータ104に向かって突出する突起34を備えている。
このため、突起34の高さ寸法H34(図4参照)の距離を離した状態で、給電体11を保持することができる。
これによって、十分な絶縁距離が確保され、回転電機101が振動し、給電体11が軸方向AXに振動した場合でも、給電体11とステータ104との衝突、短絡を防止することができる。
本実施形態では、コイル側保護部31と突起34とが同一の樹脂材からなり、コイル側保護部31をモールドする際に、突起34がコイル側保護部31と一体に形成されている。
これによって、突起をコイル側保護部とは別部材で構成した場合と比較して、突起34が十分な取付け強度を備えることができるため、短絡防止をより安定して行うことができる。
本実施形態では、各突起34の角部34c1、および縁部34c2が面取りされている(図4参照)。
これによって、突起34のステータ104への点当たりが解消される。そして、点当たりが解消されることで、回転電機101の振動によって、突起34がステータ104に衝突した際の、突起34の摩耗を抑制することができる。
本実施形態では、形成される給電体11に応じた数の突起34が、コイル側保護部31に形成されている。
これによって、給電体11各部の寸法等に応じて、コイル側保護部31上の適切な位置に、適切な数の突起34を設定することができる。
また、本実施形態では、形成される給電体11に応じて、突起34の幅寸法L34が、設定されている。
これによって、たとえば振動による触れ幅が大きな部位の突起では、幅寸法を大きく、触れ幅の小さい部位の突起では、幅寸法を小さくする等、設置する部位に応じて突起34を設定することができる。
本実施形態では、突起34には、背中合わせに面する一対の把持面35が設定されている。
このような構成とすることで、給電体11をステータ104に取付ける際に、一対の把持面35で給電体11を把持し、位置決めを行うことができる。
これによって、給電体11を取付ける位置の精度を高めることができる。
また、把持面35は、給電本体14を挟んで、コイル側端子12と反対側に突設された突起34に設定されている。
このため、給電体11を把持する部位と、ステータ104側の導体107と接合するコイル側端子12との間に距離ができる。
これによって、精度の高い位置決めと、安定した接合作業とを両立することができる。
本実施形態では、突起34Vbの先端部分が、隣接する手前側の給電体11Uと、ステータ104との間に挟まれるように延在している(図5参照)。
これによって、コイル側保護部31がモールドされていない給電本体14の部位と、ステータ104との短絡を防止することができる。
なお、給電本体14は、バスバーからなる導体に限定されるものではなく、様々な形態の導体で構成することができる。たとえば、円形断面の導線を複数本束ねたもので給電本体14を構成することが可能である。そして、このような導線を用いた場合でもバスバーの場合と同様の作用効果が得られる。
また、本実施形態では、突起34が略角柱形状を備える構成であるが、このような構成に限定されるものではない。たとえば、突起が半球形状を備える構成とすることも可能であり、前述の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
さらに、本実施形態では、突起34として、ステータ104に面するコイル側保護部31の一部分が、ステータ104に向かって突出しているが、このような構成に限定されるものではない。たとえば、突起として、コイル側保護部31のステータ104に面する部位の全体が突出する構成とすることが可能であり、同様の作用効果が得られる。
次に、本発明の第2実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、説明において、第1実施形態と同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図7(a)、(b)に示すように、本実施形態と前述の第1実施形態とで、大きく異なる構成は、コイル側保護部31Aの構成である。
本実施形態のコイル側保護部31Aは、突起34を有するクリップ41が組付けられた給電本体14に、樹脂材をモールドすることで、形成されている。
なお、クリップ41の位置決めを行うために、本実施形態の給電本体14の湾曲部14aには、位置規制部14eが設けられている。
位置規制部14eは、図8(a)、(b)に示すように、湾曲部14aにおけるコイル側端子12に連結する部位の下縁部分に形成された断面略コ字形状の凹部を構成する一対の対向する壁部からなる。そして、位置規制部14eは、図9(a)、(b)に示すように、後述するクリップ41を給電本体14に組付けた際に、クリップ41と係合し、Y方向におけるクリップ41の位置決めを行う。
コイル側保護部31Aは、図7(a)、(b)に示すように、給電本体14に組付けられたクリップ41と、組付けられたクリップ41と給電本体14との周囲を樹脂材でインサートモールドした被覆部33とで構成されている。
なお、クリップ41と被覆部33とは、同一の樹脂材で構成されている。
クリップ41は、図9(a)、(b)に示すように、クリップ本体42と、係止爪43とを備えている。
クリップ本体42は、対向する一対の摺接片42aと、各摺接片42aの端縁を連結する連結片42bとで、断面略コ字形状を呈している。また、クリップ本体42には、クランプ部42cが設けられている。
摺接片42aは、対向する間隔が、バスバーの板厚と同一に設定されている。そして、摺接片42aの間にバスバーが隙間無く挿入される。
連結片42bは、その両端部が、被規制部42dに設定されている。そして、連結片42bは、給電本体14の位置規制部14eの間に隙間無く収まり、被規制部42dのそれぞれが、対応する位置規制部14eに対して、Y方向に係合する。
クランプ部42cは、一方の摺接片42aの外面側下縁部の中央部分から、連結片42bの外面上を伝って、他方の摺接片42aの外面側下縁部の中央部分に渡って、外側に向かって突出する断面略コ字形状を有する突起で構成されている。
また、クランプ部42cには、略角柱形状を有する突起34が一体に形成されている。
係止爪43(係合手段)は、一方の摺接片42aの上縁から上方(Z方向)に延設されている。そして、係止爪43は、弾性腕部43aと、鉤部43bとを備えている。
弾性腕部43aは、バスバーの板厚方向(X方向)への撓み変形が可能に構成されている。
鉤部43bは、弾性腕部43aの先端に配置され、給電本体14の上縁部に係合可能に構成されている。
次に、クリップ41の組付け手順を説明する。
図8(a)、(b)、図9(a)、(b)に示すように、まず、クリップ本体42のコ字溝内に、給電本体14の下縁部分を収めつつ、クリップ41を下方から上方へスライドさせる。ここで、係止爪43は、弾性腕部43aが撓んで、鉤部43bが給電本体14の板面上に乗上げつつ、移動する。
そして、連結片42bが給電本体14の下縁部に到達すると、弾性腕部43aが弾性復帰し、鉤部43bが給電本体14の上縁に係合する。
以上によって、クリップ41が給電本体14に組付けられる。
このような手順で給電本体14に組付けられたクリップ41は、給電本体14上での移動が規制される。
つまり、板厚方向(X方向)への移動規制は、対向する摺接片42aが、給電本体14の板面に当接することで行われる。
給電本体14の延在方向(Y方向)への移動規制は、被規制部42dである連結片42bの各両端部が、対応する位置規制部14eに係合することで行われる。
上下方向(Z方向)への移動規制について、上方向への移動規制は、連結片42bが給電本体14の下縁部に当接することで行い、下方向への移動規制は、係止爪43が給電本体14の上縁に係合することで行われる。
被覆部33は、図10に示すように、クリップ41に設定されたクランプ部42cを金型51で挟持し、クリップ41とともに給電本体14を金型51のキャビティ52内に位置決めした状態で、モールドされている。
つまり、被覆部33は、クリップ41の移動規制を行う位置規制部14eを含め、給電本体14はコイル側端子12との連結部分を覆っている。
また、被覆部33は、その表面が、クランプ部42cの表面と同一平面に収まるようにモールドされている。
樹脂保持部21は、図2、図3に示すように、絶縁性を備えた樹脂材によるモールドで形成されている。また、樹脂保持部21は、3相の各コイル側端子12が所定の導体107と接続可能な位置に保持するとともに、端子台(図示せず)の位置に合わせて、3相の各外部側端子13の位置を保持するように、連結している。
次に、モールドの手順を説明する。
まず、図8(a)、(b)に示す給電本体14にクリップ41を前述の手順で組付ける(図9参照)。
次に、組付けられたクリップ41とともに、給電本体14を固定金型51bのキャビティ52内に配置する(図10参照)。
そして、移動金型51aを固定金型51bに重ね、キャビティ52を閉じる。ここで、狭持部55が、クリップ41のクランプ部42cに当接し、湾曲部14aがクランプ部42cを介して、キャビティ52内に固定される。
次に、湯口53を通じて、キャビティ52内に溶融樹脂を射出する。
その後、溶融樹脂が冷えて、固化したら金型51から給電体11を取り出し、給電体11が完成する(図7参照)。
次に、本実施形態に係る給電体11の作用効果について説明する。
本実施形態では、給電本体14にクリップ41が組付けられており、クリップ41の上から樹脂がモールドされ、コイル側保護部31A(保護部)が形成されている。
これによって、コイル側端子12近傍に位置する給電本体14の部位に、コイル側保護部31Aをモールドすることによって生じるコイル側端子12先端部分の位置精度の低下を抑制することができる。
11 給電体
12 端子部(コイル側端子部)
14 給電本体
31 保護部(コイル側保護部)
33 被覆部
34 突起
34c1 角部
34c2 縁部
L34 幅寸法
35 把持面
41 クリップ
42c クランプ部
51 金型
101 回転電機

Claims (6)

  1. 複数相の導体からなる給電本体と、
    一相の該給電本体の一端に形成される端子部と、
    一相の該給電本体における該端子部との連結部分にモールドされた保護部と、を備え、
    該保護部はステータに向かって突出する複数の突起を備え、
    複数の該突起の内の少なくとも1つは幅寸法が、他の該突起とは異なるとともに、他相の前記給電本体と前記ステータとの間に挟まれる
    ことを特徴とする回転電機の給電体。
  2. 前記突起は、
    前記保護部と同一の樹脂材からなり、
    該保護部を成形する際に一体で形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転電機の給電体。
  3. 前記保護部は、
    前記給電本体に組付けられたクリップと、
    該クリップに設定されたクランプ部を金型で挟持し、該給電本体を該金型のキャビティ内に配置した状態へのモールドで形成された被覆部と、を備え
    前記クリップと前記被覆部とは、同一の樹脂材で構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転電機の給電体。
  4. 前記突起は、
    略角柱形状を備え、
    角部、および縁部が面取りされている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の回転電機の給電体。
  5. 前記突起は、
    背中合わせに面する一対の把持面を備える
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の回転電機の給電体。
  6. 複数の前記給電本体が隣接配置され、
    前記突起は、
    隣接する該給電本体と、前記ステータとの間に延在する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の回転電機の給電体。
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