JP6622143B2 - 機械式駐車装置の制御装置、機械式駐車装置、及び機械式駐車装置の制御方法 - Google Patents

機械式駐車装置の制御装置、機械式駐車装置、及び機械式駐車装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、機械式駐車装置の制御装置、機械式駐車装置、及び機械式駐車装置の制御方法に関するものである。
近年、特に都市部において、車両の収容数が多い大規模駐車場の設置が求められ、収容効率の観点から省スペース化や省人化を目的として、機械式駐車装置の設置が進んでいる。機械式駐車装置としては、例えば、車両が載置されたパレットをフロア内で水平に移動(循環)させるパズル処理を行うことで、フロア内で車両の搬送を行う、所謂パズル式の機械式駐車装置が挙げられる。
このような機械式駐車装置では機械設備の故障が発生した場合、全ての機械設備を止めること、すなわち機械式駐車装置の稼働を停止することが一般的である。このため、故障した部分の機械設備を利用せずに出庫が可能な車両がある場合でも、故障が復旧して機械式駐車装置全体が再稼働するまで、その車両の運転者は待つ必要があり、利用者にとって利便性が悪かった。
ここで、「機械設備の故障」とは、機械装置や電気装置等のハードウェアの故障の他、センサが作動(含む誤作動、作動不良)したことによる入力信号に基づいて、ソフトウェアで制御的に異常と判断して停止させた場合を含んだ機械設備の停止のことである。
ここで、特許文献1には、複数の入出庫要求が同時に実行される場合には、夫々の要求が実行しようとする搬送動作前に、各入出庫要求の経路及び搬送装置の実行状況に基づく競合チェックを行うことで競合を回避することが開示されている。そして、特許文献1には、これを利用して、入庫または出庫作業実行時において、搬送装置の少なくとも1つに異常がある場合、その搬送装置を利用する入出庫要求を検出し、検出した入出庫要求を別経路へ振り替えて実行することが開示されている。
特開2005−61038号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、複数の入出庫要求を追加や削除した場合、機械設備の故障した場合、その都度、競合チェック及び搬送経路の再演算を行うため、演算の終了まで待ち時間が生じていた。従って、故障した機械設備の利用を必要としない入出庫要求、すなわち再演算の必要がない入出庫要求を行った利用者にとっては、不必要な待ち時間が生じることとなる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、機械設備に故障が生じても実行可能な入庫又は出庫を継続し、利用者に対する利便性の悪化を抑制できる、機械式駐車装置の制御装置、機械式駐車装置、及び機械式駐車装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の機械式駐車装置の制御装置、機械式駐車装置、及び機械式駐車装置の制御方法は以下の手段を採用する。
本発明の第一態様は、パレットに車両を載置して格納する格納階と、前記車両を入庫又は出庫させる乗入階と、前記乗入階と前記格納階との間を昇降してパレットを搬送する昇降装置と、を有する機械式駐車装置の制御装置であって、前記機械式駐車装置が有する故障していない機械設備を対象に、前記車両の入庫処理又は出庫処理を行うためのパレットの搬送経路を演算する搬送経路演算手段と、前記機械設備の故障発生の有無を判定する故障発生判定手段と、前記搬送経路に含まれる前記機械設備に故障が発生した場合、故障していない前記機械設備のみを稼働させる前記搬送経路の入庫処理及び出庫処理の少なくとも一方を行う入出庫処理手段と、を備え、前記機械設備に故障が発生した場合、新たな入庫予約を受け付けない機械式駐車装置の制御装置である。
本発明の第二態様は、パレットに車両を載置して格納する格納階と、前記車両を入庫又は出庫させる乗入階と、前記乗入階と前記格納階との間を昇降してパレットを搬送する昇降装置と、を有する機械式駐車装置の制御装置であって、前記機械式駐車装置が有する故障していない機械設備を対象に、前記車両の入庫処理又は出庫処理を行うためのパレットの搬送経路を演算する搬送経路演算手段と、前記機械設備の故障発生の有無を判定する故障発生判定手段と、前記搬送経路に含まれる前記機械設備に故障が発生した場合、故障していない前記機械設備のみを稼働させる前記搬送経路の入庫処理及び出庫処理の少なくとも一方を行う入出庫処理手段と、を備え、前記機械設備に故障が発生した場合、前記車両を入庫した後、故障していない前記機械設備のみを稼働させて出庫ができる新たな入庫予約のみを受け付ける機械式駐車装置の制御装置である。
本構成に係る機械式駐車装置は、パレットに車両を載置して格納する格納階と、車両を入庫又は出庫させる乗入階と、乗入階と格納階との間を昇降してパレットを搬送する昇降装置と、を有する。そして、機械式駐車装置が有する故障していない機械設備を対象に、車両の入庫処理又は出庫処理を行うためのパレットの搬送経路が搬送経路演算手段によって演算される。機械設備とは、機械的な構成要素を有する設備であり、例えば昇降装置等である。
故障発生判定手段によって、機械式駐車装置が有する機械設備の故障発生の有無が判定される。搬送経路に含まれる機械設備に故障が発生した場合、入出庫処理手段によって、故障していない機械設備のみを稼働させる搬送経路の入庫処理及び出庫処理の少なくとも一方が行われる。従って、本構成によれば、機械設備に故障が生じても実行可能な入庫又は出庫を継続し、利用者の利便性の悪化を抑制できる。
また、本発明の第一態様に係る機械式駐車装置の制御装置によれば、前記機械設備に故障が発生した場合、新たな入庫予約を受け付けないので、機械設備が故障した後に入庫した車両が出庫できなくなることを防止できる。
また、本発明の第二態様に係る機械式駐車装置の制御装置によれば、前記機械設備に故障が発生した場合、前記車両を入庫した後、故障していない前記機械設備のみを稼働させて出庫ができる新たな入庫予約のみを受け付けるので、機械設備が故障した後に入庫した車両が出庫できなくなることを防止できる。
上記第一態様では、前記入出庫処理手段が、前記車両を入庫した後、故障していない前記機械設備のみを稼働させて出庫ができない入庫予約をキャンセルしてもよい。
本構成によれば、機械設備が故障した後に入庫した車両が出庫できなくなることを防止できる。
発明の第態様は、パレットに車両を載置して格納する格納階と、前記車両を入庫又は出庫させる乗入階と、前記乗入階と前記格納階との間を昇降してパレットを搬送する昇降装置と、上記記載の制御装置と、を備える機械式駐車装置である。
発明の第態様は、パレットに車両を載置して格納する格納階と、前記車両を入庫又は出庫させる乗入階と、前記乗入階と前記格納階との間を昇降してパレットを搬送する昇降装置と、を有する機械式駐車装置の制御方法であって、前記機械式駐車装置が有する故障していない機械設備を対象に、前記車両の入庫処理又は出庫処理を行うためのパレットの搬送経路を演算し、前記機械設備の故障発生の有無を判定し、前記搬送経路に含まれる前記機械設備に故障が発生した場合、故障していない前記機械設備のみを稼働させる前記搬送経路の入庫処理及び出庫処理の少なくとも一方を行い、前記機械設備に故障が発生した場合、新たな入庫予約を受け付けない機械式駐車装置の制御方法である。
本発明の第態様は、パレットに車両を載置して格納する格納階と、前記車両を入庫又は出庫させる乗入階と、前記乗入階と前記格納階との間を昇降してパレットを搬送する昇降装置と、を有する機械式駐車装置の制御方法であって、前記機械式駐車装置が有する故障していない機械設備を対象に、前記車両の入庫処理又は出庫処理を行うためのパレットの搬送経路を演算し、前記機械設備の故障発生の有無を判定し、前記搬送経路に含まれる前記機械設備に故障が発生した場合、故障していない前記機械設備のみを稼働させる前記搬送経路の入庫処理及び出庫処理の少なくとも一方を行い、前記機械設備に故障が発生した場合に、前記車両を入庫した後、故障していない前記機械設備のみを稼働させて出庫ができる新たな入庫予約のみを受け付ける機械式駐車装置の制御方法である。
本発明によれば、機械設備に故障が生じても実行可能な入庫又は出庫を継続し、利用者に対する利便性の悪化を抑制できる、という効果を有する。
本発明の実施形態に係る機械式駐車装置の構成図である。 本発明の実施形態に係る機械式駐車装置のレイアウトの一例を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る機械式駐車装置のレイアウトの一例を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る機械式駐車装置のレイアウトの一例を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る機械式駐車装置のレイアウトの一例を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る機械式駐車装置のレイアウトの一例を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る機械式駐車装置が備える制御装置の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る機械設備故障運転処理に関する機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る機械設備故障運転処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る入庫予約キャンセル処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る故障発生後の新規予約受付処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る機械設備故障運転処理の具体例を示す図である。 本発明の実施形態に係る機械設備故障運転処理の具体例を示す図である。 本発明の実施形態に係る機械設備故障運転処理の具体例を示す図である。 本発明の実施形態に係る機械設備故障運転処理の具体例を示す図である。 本発明の実施形態に係る機械設備故障運転処理の具体例を示す図である。 本発明の実施形態に係る機械設備故障運転処理の具体例を示す図である。 本発明の実施形態に係る機械設備故障運転処理の具体例を示す図である。
以下に、本発明に係る機械式駐車装置の制御装置、機械式駐車装置、及び機械式駐車装置の制御方法の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る機械式駐車装置10の構成図である。
機械式駐車装置10は、パレット12に車両14を載置して格納する格納階15を構成するフロア16と、車両14を入庫又は出庫させる乗入階18と、乗入階18とフロア16との間を昇降してパレット12を搬送する昇降装置である複数のリフト20と、を有する。
フロア16は、パレット12が配置される複数の格納棚22が格子状(例えば、N行×M列)に配置された格納庫である。格納階15には縦方向に複数階のフロア16が設けられてもよい。なお、複数の格納棚22のうち、パレット12が配置されない空き領域となる格納棚22(以下「空マス」という。)が1箇所以上設けられる。格納棚22には各々コンベア装置24が配置されており、コンベア装置24によってパレット12は格納棚22間を移動する。
機械式駐車装置10は、コンベア装置24によってパレット12を格納棚22間で縦方向及び横方向に水平に移動(循環)させることで、フロア16内で車両14の搬送を行うパズル式の駐車装置である。パレット12を水平循環させることで、パレット12を目標とする格納棚22に移動させる運転やこれに要する経路探索及び手順管理を含む処理をパズル処理という。パレット12をフロア16内で水平に移動(搬送)させることをフロア移動ともいう。
パレット12には、各々異なる識別番号が予め付加されており、機械式駐車装置10は、該付加されている識別番号によって各パレット12を識別する。
乗入階18には、バース26と昇降室28とが設けられている。バース26と昇降室28との間には、昇降口扉30が設けられている。
バース26には昇降室28からパレット12が搬送され、又、出入口扉32を介して車両14が外部から進入または外部へ退出する。昇降室28は、リフト20によってフロア16との間でパレット12が搬送(昇降)される。昇降室28には、車両14の向きを変えるための旋回装置が設けられている。
車両14が入庫する場合には、バース26に車両14が進入し、バース26に配置されているパレット12に車両が載置される。運転者はバース26内で車両14から降り、出入口扉32から退室する。その後、出入口扉32が閉じられると昇降口扉30が開かれ、車両14が載置されたパレット12は、昇降室28内のリフト20に移動し、リフト20によって昇降室28からフロア16へ搬送される。
一方、車両14が出庫する場合には、車両14が載置されたパレット12がリフト20によってフロア16から昇降室28へ搬送され、昇降室28からバース26へ移動する。運転者はバース26内で車両14に搭乗し、車両14と共に退出する。
このように、昇降室28、バース26、及びリフト20は、組となって設けられており、各組は入庫用又は出庫用に分けられてもよく、入出庫兼用とされてもよい。
図1に示される機械式駐車装置10は、一例であり、図1では、格納階15は3層のフロア16で構成されるが、フロア16は、1層、2層、又は4層以上でもよい。また、格納階15は、乗入階18よりも下層に配置されているが、これに限らず、格納階15は、乗入階18よりも上層に配置されてもよいし、乗入階18よりも上層及び下層両方に配置されてもよい。
さらに、各フロア16が備える格納棚22の数及び縦横比等は、各々同じでも異なっていてもよい。
また、以下の説明において、リフト20、コンベア装置24、昇降口扉30、出入口扉32、及び旋回装置等、機械的な構成要素を有する設備を総称して機械設備という。
図2から図6は、機械式駐車装置10のレイアウトの一例を示す平面図である。図2から図6の例では、フロア16が2層となっており、フロア16の上層に乗入階18が設けられている。図2から図6において「L」との表記はリフト20を示す。
図2は、入庫用又は出庫用のリフト20、昇降室28、及びバース26が1組ずつ設けられている例である。
図3は、入庫用のリフト20、昇降室28、及びバース26が1組設けられ、出庫用のリフト20、昇降室28、及びバース26が2組設けられている例である。
図4は、入庫用のリフト20、昇降室28、及びバース26が2組設けられ、出庫用のリフト20、昇降室28、及びバース26が1組設けられている例である。
図5は、入出庫兼用のリフト20、昇降室28、及びバース26が2組設けられている例である。
図6は、入庫用のリフト20、昇降室28、及びバース26が1組設けられ、出庫用のリフト20、昇降室28、及びバース26が2組設けられているものの、出庫用のリフト20の一つ(出庫L#2)は上層のフロア16のみに接続している例である。
図7は、機械式駐車装置10の制御装置40の電気的構成を示すブロック図である。
制御装置40は、CPU(Central Processing Unit)42、各種プログラムや各種パラメータ等が予め記憶されたROM(Read Only Memory)44、CPU42による各種プログラムの実行時のワークエリア等として用いられるRAM(Random Access Memory)46、各種プログラム及び各種情報を記憶する記憶手段としてのHDD(Hard Disk Drive)48を備えている。
なお、HDD48には、機械式駐車装置10の利用者の暗証番号を示す暗証番号情報が記憶されている。そして、車両14が入庫される場合は、利用者の暗証番号と利用者の車両14を載せているパレット12の番号とが関係付けられて格納情報としてHDD48に記憶される。
HDD48の代わりに、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュメモリ、バッテリバックアップ付きのSRAM(Static Random Access Memory)等の記憶素子を用いてもよく、プログラム、利用者情報、及び設定値等のデータの種類に応じて記憶素子を使い分けて記憶させてもよい。
本実施形態では、利用者を識別するものとして暗証番号を用いるが、これに限らず、社員証や電子マネーなどのICカードのID番号、ETC車載器の番号、生体認証等、利用者を識別できるものであれば同様に利用されてもよい。なお、暗証番号以外を用いる場合、必要であればそれぞれのIDを読み取るための入力装置が機械式駐車装置10に設置される。
さらに、制御装置40は、パレット12やリフト20等を駆動させるためのモータ(不図示)を制御するモータ制御部50、及びパレット12やリフト20等の機械設備の稼働状況を検知するセンサ(不図示)からの信号を受信するセンサ信号受信部52を備えている。
また、制御装置40は、操作盤54とも接続されている。
操作盤54は、機械式駐車装置10の利用者が操作可能なように、乗入階18の外側に設けられ、例えば、スイッチ等を介して各種操作(入庫予約又は出庫予約等)の入力を受け付けるとともに、液晶ディスプレイ装置等の画像表示装置によって、種々の情報を利用者のために表示する。操作盤54を介して受け付けた入庫予約や出庫予約に関する情報は、記憶媒体(HDD48又はRAM46)に記憶される。 なお、以下の説明において、受け付けた入庫予約又は出庫予約に関する情報(パレット12の搬送経路)をタスクともいう。記憶媒体は、タスクリストを記憶しており、タスクは予約の受け付け順にタスクリストに格納される。
これらCPU42、ROM44、RAM46、HDD48、モータ制御部50、及びセンサ信号受信部52、並びに操作盤54は、システムバス55を介して相互に電気的に接続されている。従って、CPU42は、ROM44、RAM46、及びHDD48へのアクセス、操作盤54に対する操作状態の把握及び画像の表示、モータ制御部50を介したモータの駆動を把握できる。さらに、CPU42は、センサ信号受信部52を介して、機械設備の稼働状況を把握できる。
ここで、本実施形態に係る機械式駐車装置10は、搬送経路に含まれる機械設備に故障が発生した場合、機械設備故障運転処理を実行する。機械設備故障運転処理は、故障していない機械設備のみを稼働させる搬送経路の入庫処理及び出庫処理の少なくとも一方を行う処理である。
図8は、機械設備故障運転処理に関する機能ブロック図である。
CPU42は、搬送経路演算部60、故障発生判定部62、タスク搬送可否判定部64、入出庫処理部66、及び予約受付判定部68を備える。なお、上記各構成部は、コンピュータプログラムによって実現される。
搬送経路演算部60は、故障していない機械設備を対象に、車両14の入庫処理又は出庫処理を行うためのパレット12の搬送経路を演算し、演算結果をタスクリストに格納する。
故障発生判定部62は、センサ信号受信部52が受信した信号に基づいて機械設備の稼働状況を把握し、稼働状況に基づいて機械設備の故障発生の有無を判定する。
タスク搬送可否判定部64は、機械設備に故障が発生した場合、故障していない機械設備のみを稼働させて実行可能なタスクを判定する。タスクが実行可能か否かは、タスクが示すパレット12の搬送経路において、故障していない機械設備のみを稼働させるか否かに基づいて判定される。故障していない機械設備のみを稼働させるタスクは実行可能と判定され、故障している機械設備も稼働させるタスクは実行不可能と判定される。
入出庫処理部66は、タスクで示される搬送経路に応じてパレット12を搬送することで、車両14の入庫処理又は出庫処理を行う。
予約受付判定部68は、機械設備の故障発生後に操作盤54を介して入力された入庫予約又は出庫予約を受け付けるか否かを判定する。
図9は、機械設備に故障が発生した場合に、CPU42によって実行される機械設備故障運転処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ステップ100では、記憶媒体からタスクリストを読み出す。なお、読み出されたタスクリストに含まれるタスクは、機械設備が故障する前に受け付けたタスクである。
次のステップ102では、機械設備の稼働状況の情報を更新して、最新の故障状態を把握する。
次のステップ104では、タスクリストから予約受け付け順にタスクを一つ読み出し、ステップ110へ移行する。なお、タスクリストから最初に読み出されたタスクは、次回に実行されるタスクであり、未だ実行されていない。
ステップ110では、読み出したタスクの搬送可否判定を行い、ステップ114へ移行する。
ステップ114では、タスクリストに含まれる全てのタスクに対する搬送可否判定を実施したか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ116へ移行し、否定判定の場合はステップ104へ戻る。
ステップ116では、実行可能と判定されたタスクを実行する。なお、実行不可能と判定されたタスクは、予約キャンセルされ、操作盤54等を介して利用者に予約キャンセルが通知される。
一方、タスクの途中、すなわちパレット12の搬送実行中に機械設備の故障が発生した場合、タスク搬送可否判定部64によって、現在実行中のタスクを継続するか否かが判定される。具体的には、故障していない機械設備のみを稼働させて、パレット12の残りの搬送を完了できる場合には、タスクを継続する。一方、故障した機械設備も稼働させなければ、パレット12の残りの搬送を完了できない場合には、タスクを中止する。
図9に示される機械設備故障運転処理は、故障していない機械設備のみを稼働させてタスクを実行できれば、入庫又は出庫に関係なくタスクを実行する。しかしながら、車両14を入庫した後、故障していない機械設備のみを稼働させて出庫ができない入庫予約をキャンセルする入庫予約キャンセル処理が加えられてもよい。
図10は、入庫予約キャンセル処理の流れを示すフローである。
入庫予約キャンセル処理では、ステップ104が終了するとステップ106に移行する。
ステップ106では、読み出したタスクが入庫予約であるか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ108へ移行する。否定判定の場合、すなわち読み出したタスクが出庫予約の場合はステップ110へ移行する。
ステップ108では、読み出した入庫予約が実行された場合、入庫された車両14が出庫可能であるか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ110へ移行し、否定判定の場合はステップ112へ移行する。
車両14の出庫可否は、例えば、故障していない機械設備のみを稼働させて、入庫後の車両14が任意の1箇所以上の出庫箇所(バース26)で出庫可能か否かによって判定される。
ステップ112では、読み出した入庫予約が実行されても、車両14の出庫ができないため、この入庫予約に対してキャンセル処理を行い、ステップ114へ移行する。なお、ステップ112では、単にキャンセルするだけでなく、故障した機械設備が修理され、機械式駐車装置10が復旧した後に優先的に入庫又は出庫処理を行うために、リカバリ情報として当該タスクが記憶されてもよい。
図11は、故障発生後の新規予約受付処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ステップ200では、操作盤54を介して入力された予約が出庫予約であるか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ202へ移行する。一方、否定判定の場合、すなわち入力された予約が入庫予約の場合はステップ204へ移行する。
ステップ200では、新規の出庫予約を示すタスクをタスクリストに追加する。タスクリストに新たなタスクが追加された場合、図9に示す機械設備故障運転処理が新たに実行される。
ステップ202では、入庫予約の受け付けを行わず、操作盤54等を介して利用者に予約を受け付けなかったことを通知する。
なお、新規予約受付処理は、図9に示す処理のように、車両14を入庫した後、故障していない機械設備のみを稼働させて出庫ができる新たな入庫予約のみを受け付けてもよい。この場合、入庫予約がされる毎にこの入庫予約を実行したと仮定し、車両14を出庫させるまでの搬送経路が演算される。そして、演算された搬送経路が、故障していない機械設備のみを稼働させることか否かが、予約受付判定部68によって判定される。
以上説明したように、本実施形態に係る機械式駐車装置10は、故障していない機械設備を対象に、車両14の入庫処理又は出庫処理を行うためのパレット12の搬送経路を演算する。そして、搬送経路に含まれる機械設備に故障が発生した場合、故障していない機械設備のみを稼働させる搬送経路の入庫処理及び出庫処理の少なくとも一方を行う。従って、機械設備に故障が生じても実行可能な入庫又は出庫が継続され、利用者の利便性の悪化が抑制される。
次に、図12から図18を参照して、機械設備故障運転処理の具体例を説明する。
図12から図18の列方向(横方向)には、予約順毎にパレット12の搬送経路の時間変化が示される。行方向(縦方向)には、機械設備の種類が示される。以下の説明において単に搬送という場合は、パレット12の搬送を意味する。
また、図12から図18において、「入庫バース」は入庫用のバース26であり、「出庫バース」は出庫用のバース26であり、「入庫リフト」は入庫用のリフト20であり、「出庫リフト」は出庫用のリフト20である。「フロア」はフロア16に備えられている複数のコンベア装置24である。また、同じ機械設備が2台ある場合は、各々を区別するために名称の末尾に#1又は#2を記載する。
なお、フロア16は、一例として、主に上下に2段とされる場合について説明するが、これに限らず、フロア16は、一つの段が複数の領域に分割され、その領域毎に独立した機械設備とされてもよい。すなわち、機械設備としてのフロア16は、段毎に故障の有無が判定されるだけでなく、一つの段において分割された領域毎に故障の有無が判定されてもよい。
そして、搬送経路において実際に搬送を実行する故障していない機械設備に対応するマスが斜め線のハッチングと黒丸(●)で表示される。搬送経路において搬送を実行しないものの、故障していない機械設備に対応するマスが黒丸(●)のみで表示される。搬送経路において故障発生により搬送を実行しない機械設備が×が表示される。
図12は、図2に示されるレイアウトに対応しており、図12(A)には、機械設備に故障が無い場合における4件のタスクの搬送経路と動作順序が示されている。図12(B)は、1件目のタスクの実行中において、フロア#1から入庫バースへ入庫リフトを用いた搬送途中でフロア#1が故障した場合を例示している。
故障が発生した後における1件目の残りの搬送では、フロア#1を使用しないため、搬送を継続して実行する。2,4件目では、搬送経路としてフロア♯1を使用しないためタスクを実行する。一方、3件目は、搬送経路としてフロア#1を使用するため、残りの搬送をキャンセルし、該当タスクはリカバリ情報として記憶される。
図13は、図3に示されるレイアウトに対応しており、図13(A)には、機械設備に故障が無い場合における4件のタスクの搬送経路と動作順序が示されている。図13(B)は、1件目のタスクの実行中において、出庫バース♯1からフロア♯2への出庫リフト#1を用いた搬送途中で、出庫リフト♯1が故障した場合を例示している。
故障が発生した後における1件目の残りの搬送では、出庫リフト♯1を使用するため、残りの搬送の実行を中止し、残りの経路はリカバリ情報として記憶される。2〜4件目は、搬送経路として出庫リフト♯1を使用しないため、タスクを実行する。
なお、1件目の搬送のフロア#2の搬送は実行できないままとなるが、フロア#2での他の搬送を妨げるものではなく、1件目の搬送を中止することで、3,4件目の搬送でフロア#2を使用することができる。
図14は、図4に示されるレイアウトに対応しており、図14(A)には、機械設備に故障が無い場合における4件のタスクの搬送経路と動作順序が示されている。図14(B)は、1件目のタスクの実行中において、フロア#1から入庫バース♯1への入庫リフト#1を用いた搬送途中で、2件目のタスクに対応するようにフロア#1での準備搬送中にフロア♯1が故障した場合を例示している。
故障が発生した後における1件目の残りの搬送では、フロア♯1を使用しないため、残りの搬送を継続して実行する。一方、2件目は、搬送経路としてフロア♯2を使用するため、タスクをキャンセルし、該当タスクはリカバリ情報として記憶される。3,4件目は、搬送経路としてフロア♯2を使用しないため、搬送を実行する。
図15は、図5に示されるレイアウトに対応しており、図15(A)には、機械設備に故障が無い場合における4件のタスクの搬送経路と動作順序が示されている。なお、リフト20及びバース26は、入出庫兼用であるため、タスクは入庫又は出庫の何れでもよい。図15(B)は、1件目のタスクの実行中において、リフト♯1からフロア♯1へのパレット12の受け渡し中に、リフト♯1及びフロア♯1が故障した場合を例示している。
故障が発生した後における1件目の残りの搬送では、リフト♯1又はフロア♯1を使用するため、残りの搬送を中止する。2件目は、搬送経路としてフロア♯1又はリフト♯1を使用しないため、搬送を実行する。3件目は、搬送経路としてリフト♯1を使用し、4件目は搬送経路としてフロア♯1を使用するため、搬送をキャンセルし、各タスクはリカバリ情報として記憶される。
図16は、図3に示されるレイアウトに対応しており、機械設備の故障発生後の入庫予約の新規受け付けを停止する例である。1件目から4件目までは機械設備の故障前に予約されたタスクであり、5件目から8件目は機械設備の故障後に受け付けた予約である。そして、図16は、1件目のタスクの実行中において、フロア♯1から出庫リフト#1への搬送中に、フロア♯1が故障した場合を例示している。
5,7件目は入庫予約であるため、予約は受け付けられず、搬送経路も生成されない。6,8件目は出庫予約であり、6件目の出庫予約では故障したフロア#1を使用しないため、予約は受け付けられ、4件目の搬送実行後に搬送が実行される。一方、8件目の出庫予約ではフロア#1を使用するため、予約は受け付けられない。
なお、受け付けられなかった予約は、リカバリ情報として記憶されてもよい。
図17は、機械設備の故障発生後でも、1箇所以上の位置から出庫可能な入庫予約、すなわち、故障していない機械設備のみを稼働させて出庫ができる入庫予約の新規受付を行う場合の例である。なお、図17の例では、故障発生前に受け付けた入庫予約又は故障発生後の新規な入庫予約に関わらず、入庫後に出庫可能かが判定される。
図17は、図6に示すレイアウト(出庫リフト#2はフロア#1に非接続)に対応しており、機械設備の故障発生前に、1件目の出庫、2件目の入庫、3件目の入庫、及び4件目の出庫が予約されている。そして、1件目のタスクの実行中において、フロア♯1から出庫リフト♯1への搬送中に、出庫リフト♯1が故障した場合を例示している。
すなわち、フロア♯1に入庫してしまうと出庫リフト♯1を利用しての出庫ができなくなる。このため、出庫リフト♯1と共にフロア#1も故障として扱う。従って、2件目以降の入庫では、入庫後に出庫も可能なフロア#2に入庫する予約のみを実行する。
故障後の予約(5件目以降)についても、フロア#2に入庫する予約(6件目)のみを受け付ける。
図18は、故障前の入庫予約であっても、入庫予約は全てキャンセルする場合の例である。
2,4件目は、故障していない機械設備のみを稼働させて入庫ができるものの、入庫予約であるためキャンセルされる。
以上、本発明を、上記実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に多様な変更又は改良を加えることができ、該変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記実施形態を適宜組み合わせてもよい。
例えば、上記実施形態では、リフト20を2つ備える形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、リフト20を1つ備える形態としてもよい。この形態の場合、フロア16は2つ以上備えられることとなる。
そのほか、機械式駐車装置10は、リフト20が3つ以上設置される形態、バース26がなく直接リフト20上で利用者が車両14の乗降を行う設備を有する形態等、設備構成が他の形態であってもよい。
さらに、上記実施形態では、機械式駐車装置10の営業運転開始時は全ての機械設備で故障が発生しておらず、営業運転開始後に機械設備に故障が発生することを前提に説明したが、これに限らず、機械式駐車装置10の営業運転開始時に既に故障していて使用できない機械設備を制御的に未使用設備として切り離して運用してもよい。すなわち、本発明は、機械式駐車装置10の営業運転開始時に未使用設備を除いた全機械設備が故障していないことを前提としたものではない。
また、上記実施形態で説明した各種処理の流れも一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよい。
10 機械式駐車装置
12 パレット
14 車両
15 格納階
18 乗入階
20 リフト(昇降装置)
22 格納棚
60 搬送経路演算部(搬送経路演算手段)
62 故障発生判定部(故障発生判定手段)
66 入出庫処理部(入出庫処理手段)

Claims (7)

  1. パレットに車両を載置して格納する格納階と、前記車両を入庫又は出庫させる乗入階と、前記乗入階と前記格納階との間を昇降してパレットを搬送する昇降装置と、を有する機械式駐車装置の制御装置であって、
    前記機械式駐車装置が有する故障していない機械設備を対象に、前記車両の入庫処理又は出庫処理を行うためのパレットの搬送経路を演算する搬送経路演算手段と、
    前記機械設備の故障発生の有無を判定する故障発生判定手段と、
    前記搬送経路に含まれる前記機械設備に故障が発生した場合、故障していない前記機械設備のみを稼働させる前記搬送経路の入庫処理及び出庫処理の少なくとも一方を行う入出庫処理手段と、
    を備え、
    前記機械設備に故障が発生した場合、新たな入庫予約を受け付けない機械式駐車装置の制御装置。
  2. パレットに車両を載置して格納する格納階と、前記車両を入庫又は出庫させる乗入階と、前記乗入階と前記格納階との間を昇降してパレットを搬送する昇降装置と、を有する機械式駐車装置の制御装置であって、
    前記機械式駐車装置が有する故障していない機械設備を対象に、前記車両の入庫処理又は出庫処理を行うためのパレットの搬送経路を演算する搬送経路演算手段と、
    前記機械設備の故障発生の有無を判定する故障発生判定手段と、
    前記搬送経路に含まれる前記機械設備に故障が発生した場合、故障していない前記機械設備のみを稼働させる前記搬送経路の入庫処理及び出庫処理の少なくとも一方を行う入出庫処理手段と、
    を備え、
    前記機械設備に故障が発生した場合、前記車両を入庫した後、故障していない前記機械設備のみを稼働させて出庫ができる新たな入庫予約のみを受け付ける機械式駐車装置の制御装置。
  3. 前記入出庫処理手段は、前記車両を入庫した後、故障していない前記機械設備のみを稼働させて出庫ができない入庫予約をキャンセルする請求項1又は請求項2に記載の機械式駐車装置の制御装置。
  4. 前記入庫処理または前記出庫処理の実行中において、前記機械設備に故障が発生した場合、実行中の前記入庫処理または前記出庫処理における残りの搬送経路において前記故障が発生した前記機械設備を使用しない場合には、実行中の前記入庫処理または前記出庫処理を継続して行う請求項1からの何れかに記載の機械式駐車装置の制御装置。
  5. パレットに車両を載置して格納する格納階と、
    前記車両を入庫又は出庫させる乗入階と、
    前記乗入階と前記格納階との間を昇降してパレットを搬送する昇降装置と、
    請求項1から請求項の何れか1項記載の制御装置と、
    を備える機械式駐車装置。
  6. パレットに車両を載置して格納する格納階と、前記車両を入庫又は出庫させる乗入階と、前記乗入階と前記格納階との間を昇降してパレットを搬送する昇降装置と、を有する機械式駐車装置の制御方法であって、
    前記機械式駐車装置が有する故障していない機械設備を対象に、前記車両の入庫処理又は出庫処理を行うためのパレットの搬送経路を演算し、
    前記機械設備の故障発生の有無を判定し、
    前記搬送経路に含まれる前記機械設備に故障が発生した場合、故障していない前記機械設備のみを稼働させる前記搬送経路の入庫処理及び出庫処理の少なくとも一方を行い、
    前記機械設備に故障が発生した場合、新たな入庫予約を受け付けない機械式駐車装置の制御方法。
  7. パレットに車両を載置して格納する格納階と、前記車両を入庫又は出庫させる乗入階と、前記乗入階と前記格納階との間を昇降してパレットを搬送する昇降装置と、を有する機械式駐車装置の制御方法であって、
    前記機械式駐車装置が有する故障していない機械設備を対象に、前記車両の入庫処理又は出庫処理を行うためのパレットの搬送経路を演算し、
    前記機械設備の故障発生の有無を判定し、
    前記搬送経路に含まれる前記機械設備に故障が発生した場合、故障していない前記機械設備のみを稼働させる前記搬送経路の入庫処理及び出庫処理の少なくとも一方を行い、
    前記機械設備に故障が発生した場合に、前記車両を入庫した後、故障していない前記機械設備のみを稼働させて出庫ができる新たな入庫予約のみを受け付ける機械式駐車装置の制御方法。
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