JP6621861B2 - 秤量システム - Google Patents

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Description

本発明は、多列(mehrspurig)および/または1列(sequenziell)で提供される複数の製品をフリーフォーマット(Formatfrei)で計量するための秤量システムに関する。
食品産業では任意の形状、大きさ、位置の製品が搬送され計量される。製品は動的または静的に計量される。静的計量では、移送システムを停止させて製品を計量してからさらに移送する(スタート/ストップシステム)。動的計量では、製品は移送中に計量される。並行配置された複数の秤量セルを使用する多列システムは、特に高いスループットを達成する。
今日の工業生産において、高い製品スループットと任意の製品フォーマットのために使用される秤量システムは、可能な限り装備変更を回避するのに適したものでなければならない。多列の秤量システムにおいて複数の秤量セルが並行配置されている場合、例えば1つの製品が3つの秤量セルに荷重をかけるのに対して、その隣にある第2の製品もこれら3つの秤量セルのうちの1つまたは複数に同時に荷重をかけ、すなわち製品が秤量セルを「シェアする(teilen)」という事態が生じ得る。荷重がかかるすべての秤量セルの部分重量の和として2つの製品の総重量を検出することはできるが、個別重量を決定することはできない。製品の大きさおよび製品の位置を考慮して秤量セルの数を適合させることによって、この問題を回避することができる。しかしこうした適合は、製品の大きさが変化する場合には時間を要しコストがかかる。このような仕方では、並行して、または相前後して提供される製品の個別重量の迅速な検出ができない。多くの場合、重量を検出するために、計量されるべき製品を比較的正確に位置決めすることも必要であり、それによって、例えば製品間の搬送方向および搬送方向に対して横向きの最小間隔が維持される。
特許文献1から、複数の秤量セルが並行配置されており、計量されるべき製品の重量をこれらの秤量セルのいくつかに分配できる、複数の秤量セルを用いて計量する方法が公知である。それぞれの秤量信号を結合することによって、検出された部分重量からこの製品の重量を算出することができる。
特許文献2は、必要に応じてローラが垂直方向に可動であり、ローラ間を通り抜けて突き出す担持棒(Traegerstab)が、ローラ上に予め載せてある郵便物を一時的に受けとめるようになっている、郵便物の計量および仕分け装置を記載する。郵便物の重量を検出するために、担持棒が秤量セルと結合されている。しかしこの装置によっても、並行して、または相前後して提供された複数の製品の個別重量をスムーズに検出することはできない。
独国特許出願公開第102005055755号明細書 米国特許出願公開第3,643,798号明細書
したがって、本発明の課題は、上記の欠点を解消するための秤量システムを提示することである。秤量システムは、多列および/または1列に提供された製品のフリーフォーマットの計量を設計上のコストの低減とともに高い製品スループットで可能にすべきである。
上記課題は、請求項1に記載の秤量システムおよび請求項13に記載の方法により解決される。
本発明は、製品のそれぞれの重量の力が、順次、足し算のように秤量セルの荷重受け台に加えられるか、もしくは引き算のように荷重受け台から除かれることによって、同時に提供される複数の製品の個別重量を迅速に算出することが可能であるという知見を出発点とする。本発明によれば、これは製品が順次荷重受け台に荷重をかける(belasten)か、もしくは荷重受け台の荷重を減らし(entlasten)、その都度生じる2つの荷重状況間の差から、それぞれ新たに加わるか、もしくは取り除かれる製品の重量の力を推論できることによって行われる。
この原理の特に有利な点は、ただ1つの秤量セルと比較的スムーズな計量方法とを用いて複数の製品の個別重量が検出可能であり、このことが従来技術と比べて設計上のコストをはるかに低減し、計量の加速を可能にする。それと同時に、本発明に係る解決策は、そのために秤量システムを特別に準備もしくは装備変更しなくても、異なったフォーマットの製品の計量(フリーフォーマットの計量)を可能にする。本発明の原理は、互いに貫通する2つの面をベースとしており、これらのうちの少なくとも一方の面が秤量セルの荷重受け台と結合されており、それによってこれらの面上に載っている製品の重量の力が秤量セルによって検出可能である。他方の面は秤量セルと結合されていないことが好ましい。したがってこの面上に載っている製品の重量の力は、特に上述の秤量セルから除かれている。本発明によれば、両方の面は相対して動くことができ、この運動の範囲内で、所定の数の製品が一方の面から他方の面に移行し、移行後に、これらの製品の重量の力が秤量セルに付加的荷重をかけるか、もしくは荷重を減らす。特に、この運動は、正確に1つの製品が一方の面から他方の面に移行し、前に検出された秤量セルの測定値と後に検出された測定値との差から移行した製品の重量を推論できるように行われる。
その際「秤量セル」と見なされるのは、これに伝達される重量の力から、この重量の力に依存するアナログまたはデジタル測定値を生成する装置である。秤量セルは、さらに別の、例えば荷重受け要素または荷重導入要素などの構成要素を含んでもよい。
2つの面の相対する運動は並進的に行われることが好ましい。特に2つの面のうちの一方が実質的に定置のままであるのに対して、他方の面は、この定置の面に相対して下降または上昇し、それによって製品をもう1つの面に引き渡すか、もしくはこの面から受け取る。2つの面は略水平に方向付けられていることが好ましく、5°〜15°の範囲、好ましくは8°〜9°の小さい角度αの分だけ互いに傾けられていることが好ましい。それによって製品は、その位置がその自重にもとづいてずれることなく2つの面上に固定されずに(frei)載っていることができる。互いに貫通する面の様々な設計上の形態が可能であり、図の実施例について詳しく説明する。
本発明に係る秤量システムは、多列および/または1列に提供される少なくとも2つの数(m)の製品をフリーフォーマットで計量するよう予定されている。その場合「多列に」および「1列に」は、秤量システムに製品が供給される想定された搬送方向に関連付けられる。その場合、多列に供給される製品は搬送方向に対して横向きに並置されていてもよいのに対して、1列に供給される製品は、搬送方向で相前後して配置されている。特殊な実施形態において、製品は、多列であるとともに1列で、すなわちマトリクス状に提供されてもよい。
秤量システムは、相対して動くことができる2つの面の1つとしての配設面を備えている。配設面上には特定数(m)の製品の部分量(k)が配設されていてもよく、ここでは仮(unechte)部分量k=0およびk=mも含まれているべきである。
秤量システムは、さらに、上述の2つの面のうちの第2の面に相当する支持面を備えている。配設面と類似に、支持面も特定数(m)の製品の部分量(n)を載せるように形成されており、ここでも仮部分量n=0およびn=mが含まれているべきである。さらに、配設面または支持面上に製品が「載る(Auflage)」という概念は、製品がそれぞれの面上に完全に置かれており、すなわち製品の重量の力がこれらのそれぞれの面のみに完全に導入されると解されるべきである。この定義から、1つの製品が配設面と支持面とに同時に「載る」ことはできず、すなわち、その全重量の力が2つの面に同時に導入されることはないということになる。しかしこのことは、製品が一方の面から他方の面に引き渡される際に、一時的に同時に両方の面に接触し、それに対応してその重量の力を2つの面に分配するということを排除しない。上述の定義から、さらにそれぞれの部分量(k)および部分量(n)が常に製品の総数(m)に加算されると結論される。
配設面および支持面は完全に閉じた面ではない。そうではなく、これらの面は、それぞれ一連の個々の隣り合う載置領域(Auflagebereich)からできており、各製品は面の複数の隣り合う載置領域に同時に載ることができ、それによって個々の載置領域が機能的に補い合って1つの面となる。本発明によれば、一方の面の載置領域間に残る中間空間は、それぞれ他方の面の載置領域のために利用可能であり、それによって2つの面が互いに交差もしくは貫通することができ、配設面の各部分が支持面の各部分の上方または下方に位置することができるようになっている。2つの面が互いに相対運動することによって、これに対応して個々の面のそれぞれ重なり合う部分が変化するか、もしくは移動する。
本発明に係る秤量システムは、特定数(d)の支持要素を備え、これらの支持要素は櫛状に並置されており、実質的に垂直に上へ突き出す。個々の支持要素の上端は、本発明に係る支持面を形成する。
秤量システムは、さらに、製品の重量の力を受けるための少なくとも1つの荷重受け台を備え、配設面および/または支持面を形成する支持要素は荷重受け台と結合されているか、または結合可能である。2つの面のうちの一方だけが荷重受け台と結合されていることが実施形態では特に好ましく、それによって秤量システムが簡素化される。しかし2つの面がそれぞれ1つの荷重受け台によって担持されている事例も考えられ、それによって、製品を一方の面から他方の面に引き渡すことによって生じる2つの荷重受け台の重量差を互いに独立して検出可能であり、それにより冗長に評価可能である。
「荷重受け台」は、さらに、構成要素(単数または複数)に導入される重量の力を1つまたは複数の力測定センサに供給するために用いられる構成要素または一群の構成要素と解されるべきである。秤量技術において、製品または一群の製品の検出されるべき重量の力全部がただ1つのセンサによって検出される事例(「シングルポイント」と検出されるべき重量の力が複数のセンサに分けて検出される事例(「マルチポイント」)とは区別される。本発明の意味での「荷重受け台」は両方の変形形態を扱うものであり、測定中の重量の力を1つまたは複数のセンサに伝送するよう予定されている手段を指す。
本発明によれば、支持面と配設面とは部分運動で相対して動くことができ、それによって選択可能な数(i)の製品が配設面から支持面に、またはその逆に引き渡され、その結果生じる重量の力の変化を検出するようになっている。その場合、選択可能な製品の数(i)は、本発明によれば0<i<mの範囲であり得る。これは部分運動の範囲内で、(i)の数の製品が部分量(k)から部分量(n)へ移行するのに対して、他の製品はそれぞれの部分量のままであることを意味する。したがって本発明に係る秤量システムは、配設面と支持面との互いの相対運動によって、荷重受け台と結合されている面から選択可能な数(i)の製品を完全に持ち上げ、もしくはこの上に載せることができる。その前、およびその後に検出される重量値から、引き渡された1つまたは複数の製品(i)の重量が求められる。このシステムは、とりわけ引き渡されるべき、もしくはそれによって計量されるべき製品の数(i)を自由に選択できるという点で従来技術と区別される。これに対して、公知の教示では、配設面に相当する載置区域にあるすべての製品を一緒に動かす(および計量する)ことしかできない。
i=1であることが好ましく、それによって部分運動の範囲内で、正確に1つの製品が一方の面から他方の面に引き渡され、その際に生じる重量差にもとづいてこの1つの製品の重量を算出することができる。したがって従来技術とは異なり、1つの面に載っている一群の製品から的確に1つまたは複数の製品を計量することができるのに対して、他の製品はそのまま面上にとどまる。
本発明の有利な一実施形態において、支持面が配設面と角度α≠0をなすことが予定されている。それによって2つの面の互いの並進的相対運動によって、初めに支持面の上方もしくは下方にある配設面の部分が、移動後にその下もしくはその上に位置することが確保される。2つの面が平坦に形成されていることが好ましいが、必ずしもそうでなくてよい。平坦な面は設計上簡単に形成することができる。特に、2つの面の一方が水平に延びるのに対して、他方の面はもう一方の面に対してわずかに傾けて配置されていてもよい。面の互いの相対運動が、一方の面が他方の面に対して鉛直に(senkrecht)延びる方向に移動されるように行われることが好ましく、これは簡単な昇降機構(Hubmechanismus)によって可能である。しかし、支持面または配設面あるいは両方の面が平坦に形成されるのではなく、所定の、好ましくはそれどころか可変のトポグラフィを有する本発明の一実施形態も考えられる。面がそのように互いに相対運動したときに、個々の面の異なった部分領域(「アイランド(Inseln)」)が次第に増加するように、または次第に減少するように互いに貫通し合うことができる。それによって個々の部分領域上に載っている製品を部分運動の範囲内で一方の面から他方の面に引き渡すことが可能であるのに対して、周りに隣接して配置された製品はその面上にとどまる。提供される製品全部のフォーマット、および配置、または位置決めによっては、このような引き渡しは、近接して並置されている製品が順次一方の面から他方の面に引き渡される事例よりも好ましいかもしれない。
これに加えて、面の形状に応じて的確に決定された貫通パターンを形成するため、もしくは一方の面の特定の領域をもう一方の面を通り抜けて動かすために、2つの面を任意の非並進曲線に沿って相対して動かすことが考えられる。面形状と運動曲線とを適切に組み合わせることによって、一方の面上に載っている製品を任意の順序で、選択可能な群で、またはパターンで、もう一方の面に引き渡すことができる。
本発明の特に好ましい一実施形態は、支持面と配設面とが平坦に形成されており、かつ互いに角度αの分だけ傾けられていることを予定する。その場合、傾きは、製品が供給もしくは提供される正確に搬送方向に、またはこの搬送方向に対して正確に横向きに延びる。第1の事例(搬送方向に対して横向きの傾き)では、個々の支持要素の上端は、異なった高さで搬送方向に対して横向きに延びて、配設面に対して傾けられた直線に沿っている。配設面に相対する支持要素の上下運動によって、隣り合う支持要素の任意に選択可能な数(j)の上端が配設面を通り抜けて上へ突き出し、そこで製品が配設面から持ち上げられる。配設面上に搬送方向に対して横向きに配置された他の(多列に提供された)製品は、配設面上で、支持要素の上端が支持面の傾斜にもとづいて、配設面を越えて上へまだ突き出していないところにとどまる。支持要素がさらに上へ向かって動くと、付加的に配設面を通り抜ける支持要素の上端が他の製品を配設面から持ち上げ、それによって相並んで、搬送方向に対して横向きに隣り合う複数の製品を配設面から持ち上げることができる。支持要素が配設面に相対して下へ向かって動くと、それに対応して製品が順次配設面へ下降し、そこに完全に降ろされる。
支持要素は、各群内にそれぞれ同じ高さの支持要素を有する複数の群の形で並置されてもよい。その場合、一群の支持要素は、例えば製品を配設面から持ち上げることができ、その際、製品が傾かないようにするために、常に一緒に配設面を通り抜ける。このことは、例えばまだ閉じられていないボトルの場合に有意義である。
これに代わる本発明の一実施形態は、配設面に相対する支持面の傾きが搬送方向に対して横向きではなく搬送方向に延びることを予定する。この事例において、支持面の傾斜は、それぞれ異なる高さで上へ突き出す個々の支持要素によって形成されるのではなく、搬送方向に傾いて延びる支持要素の上端によって形成される。この実施形態は、1列に、すなわち搬送方向で相前後して提供された製品を計量するのに適している。それによって、いくつか、またはすべての支持要素が上端の第1部分で、配設面を通り抜けて上へ突き出すのに対して、同じ上端の第2部分は配設面の下方に位置することが可能である。配設面に相対する支持要素の上昇または下降によって、すべての支持要素が一緒に特定の分量(「第1部分」に相当)だけ配設面を越えて突き出し、それによってこれらの支持要素は、昇降高さ(Hubhoehe)に応じて、相応により多くの製品またはより少ない製品を支持面から持ち上げるか、もしくは支持面上に載せることができる。本発明に係る両方の変形形態が図の例に詳しく示されている。
支持要素は、幅の狭い垂直の金属薄板(歯)(Zinken)として形成されていることが好ましい。金属薄板は櫛状に並置されており、その上端が例えば支持面を共同で形成する摺動子(Kufen)によってなる。そのような支持要素は、搬送方向に延びていてもよいし搬送方向に対して横向きに延びていてもよい長手方向の向きを有している。1つまたは複数の製品を担持するのに、すなわち配設面から持ち上げるか、または配設面に下降させるには、並置されたこのような支持要素が1つまたは2つであっても十分であり得る。これに加えて、またはこれに代えて、支持要素は点状に形成されていてもよい。それによって支持要素は配設面における相応の空所をマトリクス状に通り抜けて突き出すことができる。特に、このために、平行に配置されている、異なる長さまたは同じ長さの垂直の幅の狭い柱もしくは棒が考慮の対象になり、これらは長さに応じて、または互いの取付けに応じて、上端で平坦な、または任意に形作られた支持面を形成する。
本発明の有利な一実施形態では、秤量システムは、製品を搬送方向Xに載せる、および搬送するための、互いに平行に配置された複数の移送要素を有する移送手段を備えている。製品を載せる領域は、配設面を搬送方向Xと、搬送方向に対して横向きに延びる幅方向Yとに定義し、支持要素は、移送要素に相対して、搬送要素間を配設面に対して好ましくは鉛直の方向に、かつ好ましくは垂直の方向に配設面を通り抜けて上下に運動可能である。この場合、2つの実施形態を区別する必要がある:
a)移送要素が搬送方向に延在し、それにより搬送要素間を通り抜けて突き出す支持要素も同様に搬送方向に向けられている。移送要素は、例えば、ベルト間を通り抜けて突き出す支持要素のための余地を残すために、互いに平行に延び、かつ搬送方向に対して横向きに離間させた複数のベルトによって形成され得る。
b)移送手段が搬送方向に対して横向きに延びる。これは例えば搬送方向に対して横向きの軸を有する搬送方向に相前後して配置されたローラであり得る。これらのローラも支持要素が中間空間を通り抜けて突き出すことができるように互いに離間させられる。
両方の変形形態a)およびb)は、搬送方向に対して横向き、または搬送方向に傾けられた支持面の形成を可能にし、その際、支持要素は、異なった最大高さで形成されているか、または支持要素の上端が、それぞれ支持面の配設面に相対する傾きに相当する傾斜で形成されている。
計量されるべき、もしくはすでに計量された製品を提供するため、もしくはさらに移送するために、少なくとも1つの駆動装置により移送手段を駆動可能である。駆動装置は、複数の並列のベルトを駆動することができ、その際、駆動装置は、例えばすべてのベルトが周回するシャフトに作用する。搬送方向に相前後して位置するローラも、例えば共同利用されるローラのチェーンまたはチューブモータによって駆動されてもよい。
支持要素は、配設面に対して鉛直の方向で上下に運動可能であることが好ましい。この方向は、同時に垂直に、すなわち地球の中心に向いており、それにより配設面が水平に延びることが好ましい。
本発明によれば、支持要素もしくは支持面と、移送要素もしくは移送要素によって定義される配設面との相対運動を生成するために昇降駆動装置が設けられている。この昇降駆動装置は、移送手段および/または支持要素を上昇および/または下降させるために制御可能であることが予定されている。本発明によれば、制御は昇降運動の範囲内で一方の面から他方の面に移行すべき製品の選択可能な数(i)に依存して行うことができる。
昇降運動の制御は、少なくとも1つの荷重受け台と結合された秤量セルが出力する信号に依存して行われることが合目的的である。例えば、秤量セルにより出力された重量値が所定の昇降経路に沿って、ほんの少し、または事前設定可能な公差内で変化することによって昇降運動の終了を引き起こすことができる。これは製品が昇降運動の範囲内で一方の面から他方の面に完全に引き渡されたが、別の製品は2つの面の相対運動によってまだ検出されていなかったかが、検出されるべきであることのサイン(Indiz)と見なすことができる。それゆえ支持面と配設面との互いの相対運動中に測定値が変化するか、または比較的不変であることは、相対運動もしくは昇降駆動装置の制御のための基準として考慮に入れることができる。これに代えて、またはこれに加えて、相対運動を一方または両方の面上の個々の製品の位置を考慮して制御することもでき、この場合、位置は、例えば光学式検知手段によって決定されてもよい。重量値を算出するおよび/または面の互いの運動を終了するため、逆にするため、または停止させるために、例えば特定の製品、特定の数の製品、またはすべての製品が一方の面から他方の面に完全に引き渡されたのがいつかを検知することもできよう。特定の重量値または重量の時間的推移を、製品をさらに移送するきっかけとなる重量トリガ(Gewichtstrigger)として使用することもできる。
本発明の有利な実施形態は、配設面または支持面が正確に1つの荷重受けに荷重をかけるのに対して、昇降駆動装置は、荷重受け台によって担持されるそれぞれ一方の面またはそれぞれ他方の面を動かすことを予定する。2つの面の互いの相対運動は、2つの面の一方が実質的に定置に保持されるのに対して他方の面が動かされることによって簡単に生成することができる。その場合、本発明によれば、2つの面のどちらが昇降駆動装置によって動かされ、どちらが動かされないのかは重要でない。2つの面を相対して動かす、かつそれと同時に定置の基準系にも相対して動かす駆動の組合せも考えられる。同時に、最も簡単な実施形態において、2つの面の一方のみが荷重受け台と結合されていることで十分である。この場合も、それが昇降駆動装置によって動かされる面であってもよいし、実質的に定置に配置された面であってもよい。すなわち、例えば、支持要素によって形成された支持面が昇降駆動装置によって動かされるとともに荷重受け台によって担持されるのに対して、配設面が定置のままであるという実施形態が考えられる。その場合、荷重受け台が昇降駆動装置を担持し、昇降駆動装置自体が支持要素を担持してもよい。これに代えて、昇降駆動装置が秤量セルをその荷重受け台とともに担持してもよく、その場合もまた、荷重受け台に支持要素が配置されている。
2つの面の一方(厳密には:面を形成する構成要素)が計量されるのに対して、他方の面が昇降駆動装置によって相対運動するよう駆動されるように2つの機能を分離することも可能である。(したがって「定置」とは、面については、この面が荷重受け台によって担持されないことを意味するのではない。したがってこの面は荷重がかかると空間内でその位置をわずかに変化させ得る。「定置」は、単に当該面が昇降駆動装置によって能動的に動かされないことを説明する。)
本発明に係る秤量システムの好ましい実施形態は、2つの面のうち正確に一方(支持面または配設面)が荷重受け台と結合され、これに対して他方の面は結合されないことを予定する。1つまたは複数の製品を一方の面から他方の面に引き渡すことによって、このステップで引き渡された製品の重量の力(このステップにおいて引き渡されたすべての製品の総重量)に相当する、荷重受け台によって受けられる重量の力の差が生じる。製品が1つだけ引き渡された場合、重量の力の差は、正確に当該製品の重量の力に相当する。
これに対して、本発明の別の実施形態は、配設面も支持面も、それぞれ互いに別々に動作する秤量セルに属するそれぞれ1つの荷重受け台と結合されていることを予定する。それにより、以下に説明する本発明に係る計量方法を冗長に実行することができる。なぜなら、製品の一方の面から他方の面への引き渡しが2つの荷重受け台とは独立して検出されるからである。すべて(m)の製品の計量方法は、そのような装置を用いることで加速して実行することもできる。なぜなら、配設面上に載っている(k)の製品と、支持面上に載っている(n)の製品の、それぞれ検出された重量の力が常にすべて(m)の製品の総重量に加算されるからである。
当然のことながら、製品スループットをさらに高めるために、1つの秤量設備において上述の秤量システムのいくつかを一緒に用いることもできる。
特定数(m)の製品を計量するために、そのような秤量システムを用いて計量方法を実行したときに本発明に係る秤量システムの特に有利な特性が明らかになる。その場合、計量方法は、少なくとも次のステップを包含する:
(a)(m)の製品が配設面および/または支持面上に載せられる。方法の開始時に、(m)の製品のすべてが配設面上に、またはすべてが支持面上に載っていることが合目的的であるが、上述したように、これらを2つの部分量に分けることも考えられる。しかし以下において、すべて(m)の製品が、まず配設面上に載っており、それに対応して支持面上には製品が載っていない事例について述べることにする。例えば、移送手段が複数の製品を並行しておよび/または相前後して提供領域まで移送し、そこで停止した後にこの状態が達成される。
このために、移送手段は、複数のベルトまたはローラを有しており、ベルトまたはローラ上には製品が載っており、かつベルトまたはローラは、配設面を、搬送方向(X)と、搬送方向に対して横向きに延びる幅方向(Y)とに定義する。上端が支持面を定義する一群の支持要素は、初めは完全に配設面の下方に位置する。さらに、支持要素および支持要素によって定義された支持面が荷重受け台によって担持され、荷重受け台が支持面に作用する重量の力を秤量セルに導入し、重量の力に相当する測定値を出力すると仮定しておく。
b)次いで、支持要素を動かす昇降駆動装置により、支持面が配設面に相対して垂直方向に上へ上昇し、そこで支持要素は、第1製品を、その重量の力が支持面もしくは支持要素と荷重受け台とにだけ導入されるまで配設面から完全に持ち上げる。少なくとも1つの製品が一方の面から他方の面に引き渡されるこの運動は部分運動と呼ぶこともできる。秤量セルによって検出された、製品の引き渡し前と後の重量の力の差から、その製品の重量を決定することができる。
上述したように、支持面がさらに上へ向かって動くにもかかわらず検出された重量値が所定の短い時間にほとんど変わらないことから、製品が一方の面から他方の面に完全に引き渡たされたと認識できる。
製品を様々な仕方で提供またはさらに移送することができる。ベルトまたはバンドの他にグリッパ、滑走体(Rutschen)、ロボット、吸引機(Sauger)などを使用することもできる。
支持要素は、偏心要素(Exzenterelement)として共通の軸上に配置されてもよく、隣り合う偏心要素または偏心要素群が軸を中心として回転角を互いにずらして配置されている。軸を回転させることによって、偏心要素が配設面を順次貫通し、個々の製品が配設面から持ち上げられ得る。回転を続けると、さらに別の製品が持ち上げられるだけでなく、予め偏心要素によって受けとめられていた製品が有利にも同時に回転方向に対して接線方向に、すなわち搬送方向(X)にさらに搬送される。
従来技術に対して特に有利な点は、引き続きさらに別の製品を配設面から持ち上げて支持面に引き渡すことができることである。その際、支持面が上へ向かって動き続け、次の製品に下から作用して、完全に持ち上げる。検出された重量値の差から、次のこの部分運動で引き渡される製品の重量を新たに推論することができる。支持要素がさらに上へ向かって動き、続いてさらなる部分運動において、次の製品が支持面により受け取られ得るという具合である。計量の目的で、いつも計量されるべき製品を全部一緒にしか上昇または下降させられない従来技術とは異なり、本発明に係る支持要素の実施形態は、計量のために選択された製品(好ましくは正確に1つの製品)の的確な引き渡しを可能にするのに対して、他の製品はそれぞれの面にとどまる。したがって、ただ1つの秤量セルと1つの昇降駆動装置を用いて、全数(m)の製品の個々の重量を連続する部分運動で完全に検出することができ、それによってコストを節減することができ、加速して計量することができる。
個々の部分運動が1つの継続的な計量運動に統合できることが合目的的である。その際、配設面に相対する支持面の唯一の運動の範囲内で、すべての製品が一方の面から他方の面に移行する。それにより相対運動を生成する昇降駆動装置は、最低位置から最高位置まで移動することができよう。その場合、この運動中、支持面は配設面を貫通し、すべての製品が順次配設面から持ち上げられるか、もしくは支持面により受け取られる。
個々の部分運動間に、面の互いの相対運動を停止させてもよい(静的計量)。このことは測定値の形成(Einschwingen)を待つために行うことができる。これに代えて、固定した時間値が設定されてもよく、その時間値の経過後に、その後に検出される測定値が十分正確であると考えられ、処理されるか、あるいは過度に不正確と特徴付けられるか、もしくは拒否される。
これに代えて、個々の部分運動が直接連続してもよく、それによって面の相対運動も継続的に、すなわち中断なく行われる。
継続運動は、単調に、すなわち方向転換なしで行ってもよいが、可変の速度(例えば、計量時に減速される速度)で行ってもよい。しかし継続運動は、特に一定の速度で行われてもよい。すべて(m)の製品を個別にだけ計量するために、一方の面が他方の面に対して上下運動を繰り返すことは本発明では必要ではない。製品流における製品を個別化すること(ばらばらにすること)は必要でなく、それによって秤量中に常に1つの製品が荷重受け台に荷重をかける。
この方法は、有利にも、計量されるべき製品をこれらが計量運動において完全に一方の面から他方の面に引き渡された直後にさらに移送することも可能にし、すなわち製品を最初に再びその初期面に戻すことをしない。その場合、製品の提供は例えば配設面に行うことができ、支持面に引き渡した後に、製品をそこから直接時間を節約して、例えばグリッパ、ロボット、スライダ、滑走体などによって移送することができる。
さらに、後続の製品群を支持面上で提供してもよく、それによって次の計量運動をその前の昇降運動とは逆の昇降運動で行うことができ、この計量運動の終了後、製品は配設面に置かれることになる。その場合、この群については、搬出が配設面から行われる。昇降もしくは逆の昇降(Gegenhub)で計量することができるので、計量を全体として加速することができる。
さらに、両方の面が、関連する秤量セルを有するそれぞれ別々の荷重受け台で担持されることによって上述の方法をさらに加速することができる。この事例において、最後の製品を除いたすべての製品が一方の面から他方の面に引き渡されることで十分である。なぜなら、元の面上に最後に残った製品の重量の力は関連する秤量セルに直接読み取ることができるからである。
本発明に係る方法を、計量されるべきすべての製品を順次一方の面から他方の面に引き渡されるように実行することが合目的的であると思われるが、これを必ず行う必要はない。(m)の製品の一部についてのみ、その製品それぞれの重量を検出するのに対して、残りの製品については、そのような重量の検出を行わないということも考えられる。このことは一群の製品について最低重量の遵守を確保するためなどに、抜き取り検査的に重量値を検出するためには合目的的であるかもしれない。最初にすべての製品を全部配設面または支持面上に提供しないということも可能である(m=nまたはm=k)。その代わりに、製品の提供可能性に応じて、量(m)を2つの部分量(k、m)にして配設面と支持面とに分けることも考えられる。その場合、第1方向の相対運動によって、まず、順次、すべて(n)の製品を支持面から配設面に引き渡すことができ(k=m)、続いて逆の運動ですべての製品を全部支持面に引き渡す。当然のことながら、面に荷重をかけること、もしくはその相対運動も、逆に行うことができる。
上述の方法例は、支持要素とこれらの支持要素によって形成される支持面とが、昇降駆動装置によって動かされ得ること、それと同時に秤量セルの荷重受け台のための予荷重であることを出発点とする、しかし、このことは一変形形態にすぎない。なぜなら支持面の代わりに配設面を好適に上昇可能に、または下降可能に形成できるか、または配設面自体が荷重受け台と結合されていてもよいのに対して、支持面は実質的に定置のままであるからである。
配設面に相対する支持面の傾きも任意に選択することができ、その際、有利な一実施形態は、図の例が明確化するように、傾きが正確に搬送方向または正確に搬送方向に対して横向きであることを予定する。しかし、本発明に係る秤量システムおよびこの秤量システムを用いて実行される方法の特別な実施形態は、支持面が配設面に相対して搬送方向にも、そしてこの搬送方向に対して横向きにも傾きを有することを予定する。このことによって2つの面の互いの相対運動中、同時にまたは順次製品が一方の面から他方の面に移行する。これらの製品は並行して、かつ相前後して位置し(多列および1列)、すなわち2次元場においてマトリクス状に提供される。製品の巧みな配置とそれに合わせた2つの面の形状とによって、これらの製品が2次元の配置で提供された場合でも個々の製品の重量を算出することが可能である。それは連続する部分運動がそれぞれ正確に1つの別の製品を一方の面から他方の面に送る場合に当てはまる。この製品は、特に、その前に移された製品と同じX位置またはY位置につくことができる。この方法によって、マトリクス状に配置された大きい量(m)の製品を唯一の相対運動で完全に検出することができる。
(m)の数の計量されるべき製品は、異なった幾何学的形の製品を含んでもよく、それによって特定の製品形状に適合することは必要でない。配設面と支持面との相対運動によって、それぞれの製品がその下面で一方の面から他方の面に引き渡され、その際、製品の他の寸法は重要でない。本発明に係る機能のために、製品(厳密にはその重量の力)を完全に一方の面から他方の面に移すことができるということだけが必要である。このフリーフォーマット性(Formatfreiheit)は、様々に異なる寸法の製品に対する秤量システムの多面的な使用を可能にする。
製品の空間的向きも自由に選択することができる。すなわち製品を任意の回転位置で、またはその側面の任意の1つを下にして提供することができる。有利にも特別な方向付けの手段を省略することができる。
本発明のさらに別の利点は、製品が群として配設面または支持面に提供されるにもかかわらず製品を個別に計量できることである。製品は計量工程の開始前に所定の空間的割り当てで配設面または支持面に配置されており、特に、その配置に関して搬送方向もしくは搬送方向に対して横向きである。この配置は、一方のレベルから他方のレベルへの移行時に生じ得る製品のわずかな側方への傾倒を除いて計量工程中も実質的に維持される。従来技術とは異なり、計量のために、特にその製品と群の別の製品との水平方向の間隔を、製品を計量できるようにするために変化させなければならないという意味での群からの製品の空間的な分離はされない。
計量プロセスの範囲内で、製品は、部分的または完全に配設面から支持面に、またはその逆に引き渡されるが、製品の互いの、および製品流に対する水平方向の間隔はほとんど変化しない。これは一つには、すべての製品がその元の面からそれぞれ別の面に引き渡されると直ちに計量プロセスが終了したと見なされる場合に該当する。しかし特に、これは製品が別の面に引き渡された後に再び初期面に戻される場合も当てはまる。このことは、製品が、まず移送要素によって配設面上に提供され、続いて個々の重量値を検出するために支持面によって順次持ち上げられ、最後に、続いて製品をさらに移送できるようにするために逆の運動で再び配設面に降ろされる場合に有意義であり得る。この計量プロセスの前および後の製品の互いの配置は有利にも変わらない。したがって、製品がその互いの位置を変化させることなく一群(m)の製品全部を個々に計量することができる。これに対して従来技術では、まさにスタートストップ法で計量されるべき製品が、多くの場合、1つの製品流から個別化され、続いて製品流へ戻される。その際、計量工程前の製品の互いの間隔は、通常、大きく変化し、それに対応して制御もしくは補正がされなければならない。
本発明に係る秤量システムおよび関連する方法は、有利にも任意の配置で配設面および/または支持面に提供される(自由に選択可能な載置位置)製品を計量するのに適している。特に、個々の製品の左右方向の間隔を自由に選択することができる。それにより製品を面上に自由に配設し、そのうちのいくつかを他の製品よりも互いに近づけることができる。これは全体で1つの面を形成する載置領域によって達成される。正確に予め規定された場所で製品を検出および計量するための特別な収容手段(Aufnahmemittel)を有利にも省略できる。さらに秤量システムは、互いに貫通する面の原理によって、必要に応じて製品を他方の面に導き、製品がこの初期面上の元の位置とは異なる位置につくように再び戻されるということを可能にする。すなわち、製品のために特別な収容手段は全く不要であり、このシステムを著しく簡略化する。
本発明に係る秤量システムの模式的断面図である。 支持要素の部分図である。 支持要素の部分斜視図である。 計量運動の経過である。 計量運動の経過である。 計量運動の経過である。 計量運動の経過である。 本発明に係る秤量システムの代替的実施形態である。 図8の秤量システムによる計量運動の経過である。 図8の秤量システムによる計量運動の経過である。
以下、本発明に係る秤量システムおよび関連する方法を図示した例をもとにして詳しく説明する。
図1は、本発明に係る秤量システム(W)の主な構成要素の模式的断面図を示す。秤量システム(W)は、互いに平行に延びる複数のベルト(R)を含む移送手段(T)を備えている。ベルト(R)上に載っている製品(P〜P)を搬送方向(X)に搬送するために(図1において、搬送方向(X)は図の平面に対して鉛直に延びる)、並置されているベルト(R)が詳細に図示されない駆動機構により駆動可能である。ベルト(R)の上面は配設面(F)を形成しており、計量されるべき数(m)の製品(P)がこの配設面上に提供されている。図1の実施例において、4つの製品(P)が多列で提供されており、すなわち搬送方向(X)に対して横向きに延びる幅方向(Y)に並置されている。
移送手段(T)は、図示されない昇降駆動装置により垂直方向(Z)で上下に運動可能であり、それによってベルト(R)は、上に載っている製品(P)とともに相応に動かされる。ベルト(R)は、隣り合うベルト間にそれぞれ幅の狭い間隙(G)が残るように幅方向(Y)に互いに離間させてある。
配設面(F)の下方には、特定数(d)の垂直に上へ突き出す支持要素(S)を担持するホルダ(A)(Halterung)が設けられている。支持要素(S)は、幅の狭い(ここでは個々の歯の形の)金属薄板として形成されており、これらの幅の狭い金属薄板が搬送方向(X)に互いに平行に延び、かつ幅方向(Y)に互いに離間させてあり、それによって各支持要素は接触することなくベルト(R)間の間隙(G)の1つを通り抜けて突き出すことができる。支持要素(S)を担持するホルダ(A)自体は、模式的に示された秤量セル(B)に力を導入する荷重受け台(Ls)と結合されている。秤量セル(B)は、荷重受け台(L)に導入された重量の力を検出するように、かつそれに関連する測定値を出力するように形成されている。
図2の拡大図から見て取れるように、1〜dの通し番号を付けた支持要素(S)が並置されている。各支持要素(S)は、該支持要素の一部である上端(E)を有している。図1〜図6の実施例において、各支持要素(S〜S)の上端(E〜E)は搬送方向(X)に延在する。上端(E〜E)は共同で、1つまたは複数の製品(P〜P)を載せるように形成されている支持面(F)を形成する。支持要素(S〜S)は、図2において左から右へ次第に減少する高さで形成されており、それによって上端(E〜E)が共同で形成する支持面(F)が配設面(F)に対して角度αの分だけ傾けられている。
図1は、支持要素(S〜S)が移送手段(T)のベルト(R)間の間隙(G)内に部分的に突出することを示す。その場合、第1支持要素(S)は、その上端(E)が製品(P)の直下にあるが、製品には接触しない。図1に示された状態では、すべての製品(P〜P)が完全に配設面(F)上に置かれており、その重量の力をベルト(R)もしくは移送手段(T)だけに導入する。
図3は、いくつかの支持要素の簡略化した斜視図を示す。垂直に上へ突き出す支持要素(S〜S)は、その上端(E〜E)で支持面(F)を形成する。個々の支持要素(S)の高さが次第に減少することから支持面(F)と配設面(F)との間には図2に示された角度αで表される傾きが存在する。
支持要素(S)を有する(図3に図示されない)ホルダ(A)は、移送手段(T)に相対して、幅方向(Y)および搬送方向(X)に対して鉛直方向(Z)に可動(verfahrbar)である。このような運動によって、支持要素の上端(E〜E)がベルト(R)間を通り抜けて上へ、または下へ移動される。図4に示されるように、支持要素が移送手段(T)に相対して上へ向かって動くと、第1支持要素が第1製品(P)に下から作用し(untergreifen)、この製品を配設面(F)から持ち上げる。それにより製品(P)の重量の力がこの製品を支持する支持要素を介して(ここに図示されない)荷重受け台(Ls)に導入される。図4にはまさにその状態が示されており、製品(P)が配設面(F)から完全に持ち上げられ、関連する支持要素(S〜S)の上端(E)に載っているだけである。したがって、図4は、正確に1つの製品が配設面(F)から支持面(F)に移された、もしくは引き渡された第1部分運動の終わりを示す。部分運動の前と後の秤量セルによって出力される測定値の差から製品(P)の重量を算出することができる。この時点で、他の製品(P〜P)は配設面(F)上にもとのまま置かれている。
図5は、さらなる部分運動において、ホルダ(A)を移送手段(T)に相対してさらに上昇させた状況を示す。その際、第1製品(P)に加えて第2製品(P)も支持要素(S)によって完全に受けとめられ、それによってこの支持要素の重量の力が図5にはもはや図示されない荷重受け台(Ls)に付加的に導入される。秤量システムで出力された測定値の差を新たに求めることにより第2製品(P)の重量を算出することができる。
図6および図7は、また別の製品(P)が配設面(Fp)から支持面(Fs)へ、もしくは関連する支持要素に引き渡された2つのさらなる部分運動を示す。計量されるべき製品の数(m)が4である図7に示される事例では、4つの連続する部分運動の後にすべての製品が配設面(F)から支持面(F)へ移行し、その場合、図1に例示的に示された荷重受け台(Ls)だけに荷重をかける。それにより製品のすべての個別重量が知れる。図4〜図7に示されている個々の部分運動を継続的な計量運動に統合できることも容易に見て取れ、その際、ホルダ(A)を移送手段(T)に相対する唯一の運動で下から上へ上昇させ、それによってすべての製品(P〜P)の個別重量を迅速かつ正確に検出することができる。
続いて行われる、ホルダ(A)を移送手段(T)に相対して再び下降させる逆の運動によって、個々の製品(P〜P)が逆の順序で再び配設面(Fp)上に降ろされ、その後に、これらの製品を一緒にベルト(R)の駆動装置によってさらに搬送することができ、新たな一群の製品を配設面(Fp)上に提供することができる。
これに代えて、製品を配設面(F)に再び下降させる代わりに、製品を上昇させた位置で直接支持面(F)から、例えばスライダまたはグリッパによって取り去るか、もしくはさらに移送することができる。さらに、続いて行われる下降によって直ちに別の計量運動を実行できるようにするために、新たに計量されるべき一群の製品を上昇させた支持面(F)上に配設することが考えられよう。それによって計量にかかる時間全体がかなり節約される。なぜなら昇降の各行程(Hub und Gegenhub)でそれぞれ1回の計量運動を実行できるだろうからである。
図1において、支持要素(S)もしくは支持要素によって形成される支持面(F)が予荷重(Vorlast)として荷重受け台(L)によって担持されるという事例を示した。これに対して図6は、その代わりに移送手段(T)と移送手段のベルト(R)によって形成された配設面(F)とが予荷重として荷重受け台(L)上に載っている別の変形形態を例示的に示す。ここでは昇降機構(H)がホルダ(A)を支持要素(S)とともに配設面(F)に相対して上下に動かすために用いられる。この事例において、個々の製品の重量の力が支持面(F)を介してではなく、配設面(F)を介して検出される。その場合、図1に相当する初期状況において、まず、すべての製品(P〜P
の総重量が、配設面を担持する荷重受け台(L)によって受けとめられるだろう。その場合、支持面(F)が上へ向かって動く範囲内で、別の製品が支持要素により受けとめられる各部分運動とともに、荷重受け台(L)により受けとめられる総重量が小さくなり、再び差を求めることによって個々の製品の重量を算出することができる。
必要ならば、面の重量を検出するのに対して面を能動的に動かすために、昇降駆動装置と荷重受け台とを同じ面に結合してもよい。このために昇降駆動装置が荷重受け台と共同で秤量セルの予荷重を形成してもよかろう。これに代えて、秤量セルが荷重受け台と一緒に昇降駆動装置によって担持されてもよい。その場合、それぞれ他方の面を定置に配置することができる。
図1〜図7の実施形態において、支持面(F)の傾きが搬送方向(X)に対して横向きにだけ存在し、それによって2つの平面間の想定された断面縁線(Schnittkante)が搬送方向(X)に延びる。これに対して図8〜図10は、支持面(F)が搬送方向(X)で見て配設面(F)に対して傾けられている変更した実施形態に該当する。この事例において、すべての支持要素(S〜S)が等しく形成されており支持要素のそれぞれの上端(E〜E)が搬送方向に斜めに延びる。それによりすべての上端(E〜E)が共同で形成した支持面(F)が搬送方向(X)に傾く。
図8において、支持要素(S)が、上端の一部分が移送手段(T)のベルト(R)によって形成された配設面(F)をすでに通り抜けて突き出している配置で簡略化して示されている。これに対して、すべての支持要素(S)の別の部分はまだ配設面(F)の下方に位置する(両方の面(F)および(F)が破線で示唆されている)。例示的に図9および図10に見て取れるように、計量プロセスの体系(Systematik)は図1〜図7の体系に相当する。これらの図において、明瞭化のために参照符号の繰り返しが省略されている。
図9は、製品(P)が支持要素の上端、すなわち支持面(F)によってすでに受けとめられている事例を示す。これに対して製品(P)は、まだ配設面(F)上に置かれている。ここでは図1〜図7の実施例の場合とは異なり、製品が搬送方向に相前後して位置するように配置されており、すなわちこれらの製品は1列にされる。配設面(F)が支持面(F)に相対して動いた場合、搬送方向(X)に相前後して位置する製品が順次配設面(F)から支持面(Fs)に、またはその逆に達する。
図9において、小さい両頭矢印は、詳細には図示されない昇降駆動装置によって、搬送手段(T)がそのベルト(R)とともに垂直のZ方向で上下に運動可能であることを示す。これに対して、支持要素(S)は模式的に示された荷重受け台(L)上に置かれている。
図10は、図9とは異なり、両方の製品(P、P)が支持面(F)によって担持され、配設面(F)に荷重がかかっていない事例を示す。続いて行われる逆の相対運動は、2つの製品をさらに移送するため、および新たに計量されるべき製品を提供するために、移送手段のベルト(R)上に完全に降ろされるだろう。
図1〜図10に示された実施例は、支持要素の上端がそれぞれ搬送方向(X)に延在し、その際、同様に搬送方向(X)に延在するベルトまたは他の駆動手段によって形成されている間隙(G)を通って突き出すことができるということを予定している。しかし本発明に係る計量原理は、移送手段が、例えば搬送方向(X)に相前後して位置し、幅方向(Y)に延在する個々の移送ローラ(図示せず)を有する場合に、支持要素を搬送方向(X)に対して横向きに方向付けて実現することができる。その場合、これらのローラ間に生じる間隙は、製品を選択的に面から持ち上げるか面上に降ろすために、支持要素の上端をローラが共同で形成する配設面を通り抜けさせるために用いられる。支持要素が搬送方向に対して横向きに延びる場合も、支持要素によって形成される支持面は、搬送方向(X)、または搬送方向に対して横向き(幅方向(Y))の傾斜、あるいは同時に両方の傾斜を有することができる。その場合、ローラに相対する支持要素の上昇もしくは下降時に、支持面の傾き方向に応じて、搬送方向または幅方向に相前後して、または任意に位置する製品が順次上昇もしくは下降させられる。
〜E 支持要素Sの上端
〜S 支持要素
W 秤量システム
R ベルト
X 搬送方向
Y 幅方向
Z 高さ方向
支持面
配設面
A 支持要素のホルダ
〜P 製品
H 昇降駆動装置
T 移送手段
k 配設面上の製品の量
n 支持面上の製品の量
m 計量されるべき製品の量
α 配設面と支持面との角度
G 間隙
支持面の荷重受け台
配設面の荷重受け台
B 秤量セル

Claims (24)

  1. a)製品(P1...Pm)の部分量(k)を載せるための配設面(Fp)と、
    b)それぞれ上端(E1...Ed)を有する複数(d)の支持要素(S1...Sd)であって、前記上端(E1...Edの複数が前記製品(P1...Pm)の残りの部分量(n)における製品ひとつずつを載せるための支持面(Fsの部分を形成する、支持要素と、
    c)前記製品(P1...Pm)の重量の力を受けるための少なくとも1つの荷重受け台(Lp)であって、このために、前記配設面(Fp)が荷重受け台(Lp)と結合され、および/または前記支持面(Fs)を形成する支持要素(S1...Sd)が荷重受け台(Ls)と結合されている、少なくとも1つの荷重受け台とを備えた、多列および/または1列で提供される少なくとも2つの数(m)の製品(P1...Pm)を計量するための秤量システム(W)において、
    d)条件k+n=mが適用されることと、
    e)前記支持面(Fs)と前記配設面(Fp)とが部分運動で相対して動くことができ、それによって条件0<i<mで選択可能な数(i)の製品(P1...Pm)が前記配設面(Fp)から前記支持面(Fs)に、またはその逆に引き渡され、その結果生じる前記重量の力の変化を検出するようになっていることと、
    を特徴とする、秤量システム(W)。
  2. i=1が適用されることを特徴とする、請求項1に記載の秤量システム(W)。
  3. 前記支持面(Fs)が前記配設面(Fp)と角度α≠0°をなすことを特徴とする、請求項1または2に記載の秤量システム(W)。
  4. 前記支持要素(S1...Sn)と前記配設面(Fp)とが相対して動くことができ、
    a)任意に選択可能な数(j)の前記上端(E1...Ed)が前記配設面(Fp)の上方または下方に配置されており、および/または
    b)前記上端(E1...Ed)の第1部分を有するいくつか、またはすべての支持要素が前記配設面(Fp)を貫通して上へ突き出すのに対して、前記上端(E1...Ed)の第2部分は前記配設面(Fp)の下方に位置する
    ようになっていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の秤量システム(W)。
  5. 前記支持要素(S1...Sn)と前記配設面(F p )とが相対して動くことができ、任意に選択可能な数(j)の前記上端(E1...Ed)が下から上へ、または上から下へ前記配設面(Fp)を順次貫通するようになっていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の秤量システム(W)。
  6. 前記支持要素(S1...Sn)が幅の狭い複数の垂直の歯として形成されており、該複数の歯が櫛状に並置され、かつ該複数の歯の上端(E1...En)が共同で前記支持面(Fs)を形成することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の秤量システム(W)。
  7. 搬送方向(X)に前記製品(P1...Pm)を載置および搬送するための互いに平行に配置された複数の移送要素(R)を有する移送手段(T)をさらに備え、前記載置の領域が搬送方向(X)と該搬送方向に対して横向きに延びる幅方向(Y)に前記配設面(Fp)を定義し、前記支持要素(S1...Sn)は、前記移送要素(R)に相対して、これらの間で所定の方向(Z)で上下に運動可能である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の秤量システム(W)。
  8. 前記所定の方向(Z)が前記配設面(F p )に対して垂直である、請求項7に記載の秤量システム(W)。
  9. 前記支持要素(S1...Sn)と前記移送要素(R)との相対運動を生成するために昇降駆動装置(H)が設けられており、該昇降駆動装置は、前記移送手段(T)または前記支持要素(S1...Sn)を上昇および/または下降させるために、制御可能であることを特徴とする、請求項7または8に記載の秤量システム(W)。
  10. 前記昇降駆動装置が、選択可能な数(i)に依存して制御可能であることを特徴とする、請求項9に記載の秤量システム(W)。
  11. a)前記配設面(Fp)または前記支持面(Fs)が前記荷重受け台(Lp、Ls)に荷重をかけ、
    b)前記昇降駆動装置(H)が、前記荷重受け台(Lp、Ls)によって担持されるそれぞれの面(Fp、Fs)または前記それぞれもう一方の面(Fs、Fp)を動かすことを特徴とする、請求項9または10に記載の秤量システム(W)。
  12. 前記移送要素(R)と前記支持要素(S1...Sd)とは一緒に前記搬送方向に対して平行に、または一緒に横向きに延びることを特徴とする、請求項7から11のいずれか1項に記載の秤量システム(W)。
  13. 前記配設面(Fp)は前記荷重受け台(Lp)と結合され、前記支持面(Fs)は前記荷重受け台(Ls)と結合されていることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載の秤量システム(W)。
  14. 秤量設備であって、請求項1〜13のいずれか1項に記載の複数の秤量システムを備えた、秤量設備。
  15. 請求項1〜13のいずれか1項に記載の秤量システム(W)を用いて製品(P1...Pm)を計量する計量方法であって、
    a)前記製品の各々が、配設面(Fp)上に部分量(k)の要素として、または支持面(Fs)上に部分量(n)の要素として載るように、少なくとも2つの数(m)の前記製品(P1...Pm)を配設するステップと、
    b)前記配設面(Fp)と前記支持要素(S1...Sn)との相対運動としての部分運動を実行し、それによって条件0<i<mで選択可能な数(i)の前記製品(P1...Pm)が前記配設面(Fp)から前記支持面(Fs)に、またはその逆に引き渡され、その結果生じる重量の力の変化を検出するようになっている、ステップと、
    を包含する計量方法。
  16. i=1が適用されることを特徴とする、請求項15に記載の計量方法。
  17. 予め前記配設面(Fp)上に載ったすべての製品(P1...Pm)が、続いて前記支持面(Fs)によって順次担持されるか、またはその逆になるように複数の部分運動を包含する、請求項15または16に記載の計量方法。
  18. 連続する部分運動によって、すべての製品(P1...Pm)が順次個別に
    a)前記移送面(Fp)から完全に持ち上げられ、その後、前記支持面(Fs)にのみ載せられるか、または
    b)前記支持面(Fs)から完全に持ち上げられ、その後、前記配設面(Fp)にのみ載せられることを特徴とする、請求項1517のいずれか1項に記載の計量方法。
  19. 前記製品(P1...Pm)にそれぞれ割り当てられた連続する複数の部分運動が継続的な計量運動に統合され、該計量運動中、前記支持面(Fs)に相対する前記配設面(Fp)の運動方向が逆転しないことを特徴とする、請求項1518のいずれか1項に記載の計量方法。
  20. すべての部分運動が継続的な計量運動に統合されることを特徴とする、請求項19に記載の計量方法。
  21. 前記配設面(Fp)と前記支持面(Fs)とは、複数の部分運動を含む計量運動中、単調な運動で相対して動くことを特徴とする、請求項1520のいずれか1項に記載の計量方法。
  22. 前記配設面(F p )と前記支持面(F s )とは、一定の速度で相対して動くことを特徴とする、請求項21に記載の計量方法。
  23. 前記計量運動によって、製品(P1...Pm)は、面(Fp、Fs)上で異なったフォーマットおよび/または異なった空間的向き、および/または自由に選択可能な載置位置で動かされることを特徴とする、請求項19から22のいずれか1項に記載の計量方法。
  24. 計量されるべきすべての製品(P1...Pm)が互いの位置を実質的に維持することを特徴とする、請求項1523のいずれか1項に記載の計量方法。
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