JP6900943B2 - 物品搬送設備 - Google Patents
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Description
本発明は、物品を収容した容器を搬送箇所まで載置搬送する搬送コンベヤと、搬送箇所に設置された秤量装置と、を備えた物品搬送設備に関する。
以下、背景技術について説明する。以下の説明において、かっこ書きの符号又は名称は、先行技術文献における符号又は名称とする。かかる物品搬送設備の従来例が、特開平09−033324号公報(特許文献1)に記載されている。特許文献1の物品搬送設備は、搬送コンベヤが鉛直方向に移動することで、秤量装置(重量計測装置19)の支持部(台部23)が搬送コンベヤ(コンベヤ13)の搬送面(上面a)より上方に突出した突出状態と、支持部が搬送コンベヤの搬送面より下方に引退した引退状態と、に状態変更可能に構成されている。そして、搬送コンベヤによって容器を搬送箇所まで搬送した後、搬送コンベヤを下降させて、秤量装置の状態を引退状態から突出状態に切り換える。これにより、秤量装置の支持部が容器を支持する状態となり、秤量装置により容器の重量を計測することができる。
しかし、上記した物品搬送設備において、秤量装置により容器の重量を計測する際に、容器に収容されている複数の物品の段積み状態が崩れる場合がある。特に、上述のように、秤量装置により容器の重量を計測している状態で、移載ロボットや作業者が、容器から物品を取り出す、又は、容器に物品を収容する作業を行う際に、容器に収容されている物品の段積み状態が崩れる場合がある。このような作業中に物品の段積み状態が崩れると、作業の中断によって作業効率が低下する等の問題が生じる可能性があった。
そこで、秤量装置の支持部に支持されている容器内で物品の段積み状態を崩れ難くすることができる物品搬送設備の実現が望まれる。
上記に鑑みた、物品搬送設備の特徴構成は、物品を収容した容器を搬送箇所まで載置搬送する搬送コンベヤと、搬送箇所に設置された秤量装置と、を備え、
前記秤量装置は、前記容器を支持する支持部と、前記支持部に支持された前記容器の重量を計測する計測部と、を備え、前記支持部と前記搬送コンベヤとを相対的に鉛直方向に移動させることで、前記支持部が前記搬送コンベヤの搬送面より下方に引退した引退状態と、前記支持部が前記搬送面より上方に突出した突出状態と、に状態変更可能に構成され、前記支持部における前記容器を支持する支持面が、鉛直方向視において前記容器の隅に位置する複数の隅部のうちの一つが他の隅部より低くなるように傾斜している点にある。
前記秤量装置は、前記容器を支持する支持部と、前記支持部に支持された前記容器の重量を計測する計測部と、を備え、前記支持部と前記搬送コンベヤとを相対的に鉛直方向に移動させることで、前記支持部が前記搬送コンベヤの搬送面より下方に引退した引退状態と、前記支持部が前記搬送面より上方に突出した突出状態と、に状態変更可能に構成され、前記支持部における前記容器を支持する支持面が、鉛直方向視において前記容器の隅に位置する複数の隅部のうちの一つが他の隅部より低くなるように傾斜している点にある。
この特徴構成によれば、搬送コンベヤによって容器を搬送箇所まで搬送した後、搬送装置と秤量装置との関係を、引退状態から突出状態に変更することで、搬送コンベヤに支持されていた容器を秤量装置の支持部により支持することができる。そのため、秤量装置により容器の重量を計測することができる。そして、支持部に支持された容器は、容器の隅に位置する複数の隅部のうちの一つが他の隅部より低くなる姿勢となる。このような姿勢で支持体により容器を支持することで、容器に収容された物品は、容器の側壁部や隣接する別の物品に寄りかかるようになるため、容器に収容されている物品が崩れ難くなる。
1.実施形態
物品搬送設備の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1に示すように、物品搬送設備は、第1容器C1を搬送する第1コンベヤ1と、第2容器C2を搬送する第2コンベヤ2と、第1容器C1から第2容器C2に物品Wを移載する移載ロボット3と、第1コンベヤ1や第2コンベヤ2や移載ロボット3が設置されている設置領域を囲う柵4と、を備えている。
物品搬送設備の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1に示すように、物品搬送設備は、第1容器C1を搬送する第1コンベヤ1と、第2容器C2を搬送する第2コンベヤ2と、第1容器C1から第2容器C2に物品Wを移載する移載ロボット3と、第1コンベヤ1や第2コンベヤ2や移載ロボット3が設置されている設置領域を囲う柵4と、を備えている。
第1コンベヤ1は、図5に示すように、第1容器C1を搬送する搬送方向Xに沿って複数のローラ5を設置したローラコンベヤであり、図1に点線の矢印で示すように、第1容器C1を一方向に搬送する。第1コンベヤ1の搬送経路の途中に、第1搬送箇所P1が設定されている。第1コンベヤ1は、図外の第1搬送元から第1搬送箇所P1に第1容器C1を搬送する。また、第1コンベヤ1は、第1搬送箇所P1から図外の第1搬送先に第1容器C1を搬送する。第1コンベヤ1により第1搬送箇所P1に搬送される第1容器C1には物品Wが一つ以上収容されている。例えば、一つの第1容器C1には同じ種類の複数の物品Wが収容されている。尚、第1容器C1が、物品Wを収容した容器に相当し、第1搬送箇所P1が、搬送箇所に相当する。
第2コンベヤ2は、第1コンベヤ1と同様にローラコンベヤであり、図1に矢印で示すように、第2容器C2を一方向に搬送する。第2コンベヤ2の搬送経路の途中に、第2搬送箇所P2が設定されている。第2コンベヤ2は、図外の第2搬送元から第2搬送箇所P2に第2容器C2を搬送する。また、第2コンベヤ2は、第2搬送箇所P2から図外の第2搬送先に第2容器C2を搬送する。第2コンベヤ2により第2搬送箇所P2に搬送される第2容器C2には物品Wは収容されていないが、第2搬送箇所P2から搬送される第2容器C2には、移載ロボット3により移載された一種類の単数又は複数の物品W、或いは複数種類の複数の物品Wが収容されている。
物品搬送設備では、物品Wを収容した第1容器C1が第1コンベヤ1により第1搬送箇所P1に搬送され、空の第2容器C2が第2コンベヤ2により第2搬送箇所P2に搬送される。そして、移載ロボット3は、第1搬送箇所P1の第1容器C1から物品Wを取り出し、その取り出した物品Wを第2搬送箇所P2の第2容器C2に収容するようにして、物品Wを第1容器C1から第2容器C2に移載する。取り出すべき物品Wが全て取り出された第1容器C1は、第1コンベヤ1により第1搬送箇所P1から搬送される。また、収容すべき物品Wが全て収容された第2容器C2は、第2コンベヤ2により第2搬送箇所P2から搬送される。
図2に示すように、第1容器C1は、物品Wが載置される載置部6(底部)と、載置部6の周縁部から立ち上がる側壁部7と、を備えて、上面が開口する箱状に形成されている。本実施形態では、載置部6は、鉛直方向Z視で矩形状に形成されている。第1容器C1は、鉛直方向Z視において第1容器C1の隅に位置する隅部8を4つ有している。ここでは、4つの隅部8のうちの一つを対象隅部8Aとする。尚、対象隅部8Aが、複数の隅部8のうちの一つに相当し、対象隅部8A以外の3つの隅部8が、他の隅部8に相当する。そして、本実施形態では、第1容器C1には、大容器CL(図7〜図14参照)と、この大容器CLより長手方向Lの幅及び短手方向Sの幅が小さい小容器CS(図15参照)と、が含まれる。
図3に示すように、移載ロボット3は、物品Wの上面を保持する保持部11と、保持部11を移動させる移動機構12と、を備えている。移動機構12は、鉛直方向Zに沿う回転軸心周りに回転する回転部18と多関節アーム19とを備えており、回転部18を回転させると共に多関節アーム19を屈伸させることで保持部11の位置や姿勢を変更させる。
保持部11は、複数の吸着パッド14を備えている。本実施形態では、保持部11は、3つの吸着パッド14を備えている。保持部11は、複数の吸着パッド14のうちの一部の吸着パッド14又は全ての吸着パッド14を物品Wの上面に吸着させることで、物品Wを保持する。
図5に示すように、物品搬送設備は、第1搬送箇所P1において第1容器C1の重量を計測する秤量装置24と、第1搬送箇所P1に搬送されてきた容器を受け止める受止部25と、を備える。受止部25は、支持部28より搬送方向下流側X1に設置されている。受止部25は、第1コンベヤ1の傾斜コンベヤ34により搬送されてきた第1容器C1に当接し、第1容器C1を規定の向きで第1搬送箇所P1に停止させる。
本実施形態において「規定の向き」とは、図1に示すように、第1容器C1の長手方向Lが第1コンベヤ1の搬送方向Xに沿う姿勢となる第1容器C1の向きである。そのため、第1搬送箇所P1では、第1容器C1は、長手方向Lが第1コンベヤ1の搬送方向Xに沿い、短手方向Sが第1コンベヤ1の横幅方向Yに沿う姿勢で位置する。そして、第1搬送箇所P1の第1容器C1における、搬送方向下流側X1で且つ横幅方向第1側Y1に位置する隅部8を対象隅部8Aとしている。
図4に示すように、物品搬送設備は、更に、第1コンベヤ1の傾斜コンベヤ34と秤量装置24の支持部28とを相対的に鉛直方向Zに移動させることで、支持部28が傾斜コンベヤ34の搬送面である第1搬送面34Aより下方に引退した引退状態と、支持部28が第1搬送面34Aより上方に突出した突出状態と、に状態変更させる状態変更部26を備える。
次に、第1コンベヤ1について説明を加えると共に、秤量装置24、受止部25、及び状態変更部26について説明を加える。
次に、第1コンベヤ1について説明を加えると共に、秤量装置24、受止部25、及び状態変更部26について説明を加える。
秤量装置24は、第1搬送箇所P1に設置されている。図4及び図5に示すように、秤量装置24は、第1容器C1を支持する支持部28と、支持部28に支持された第1容器C1の重量を計測する計測部30と、を備えている。計測部30は、水平な姿勢で設置されている。支持部28は、搬送方向Xに並ぶ複数の支持体29を備え、支持体29のそれぞれは、搬送方向Xに隣接するローラ5の間に配置されている。本実施形態では、支持部28は、第1支持体29Aと、第1支持体29Aより搬送方向上流側X2に位置する第2支持体29Bと、第2支持体29Bより搬送方向上流側X2に位置する第3支持体29Cと、の3つの支持体29を備えている。
支持部28における第1容器C1を支持する支持面28Aは、搬送方向下流側X1に向かうに従って下方に傾斜し且つ横幅方向第1側Y1に向かうに従って下方に傾斜している。つまり、計測部30は傾いていないが、支持面28Aは、第1容器C1のうちの4つの隅部8のうちの対象隅部8Aが他の3つの隅部8より低くなるように傾斜している。本実施形態では、支持面28Aは、対象隅部8Aが他の全ての隅部8より低くなるように第1容器C1を支持する。尚、支持面28Aは、複数の支持体29の上端部31を繋いだ仮想面である。また、本実施形態では、支持面28Aは、搬送方向X及び横幅方向Yの双方に数度傾いている。また、本例では、搬送方向Xの傾斜角度と横幅方向Yの傾斜角度とは同じ角度になっている。
複数の支持体29のうち、搬送方向Xの両端部に位置する支持体29を除く一部の支持体29の上端部31が、支持面28Aより下方に退避可能に構成されている。本実施形態では、第2支持体29Bの上端部31が、支持面28Aより下方に退避可能に構成されている。説明を加えると、図5に示すように、第2支持体29Bは、上端部31と、この上端部31を鉛直方向Zに沿って移動させる支持体駆動部32と、を備えている。本実施形態では、支持体駆動部32は電動モータと、当該電動モータの回転軸と上端部31とを連動させる連動機構とを有して構成されている。第2支持体29Bは、支持体駆動部32により上端部31を鉛直方向Zに移動させることで、上端部31の上面が支持面28Aと同一面上に位置する支持位置(図15参照)と、上端部31が支持面28Aより下方に引退した支持退避位置(図7〜図11参照)と、に上端部31を移動させるように構成されている。つまり、第2支持体29Bは、上端部31を支持位置から支持退避位置に移動させることで、上端部31が支持面28Aより下方に退避するように構成されている。
図7〜図11に示すように、受止部25により受け止められた大容器CLは、その底面の搬送方向上流側X2の端部が、第3支持体29Cの上端部31より搬送方向上流側X2に位置する。そのため、支持部28は、第2支持体29Bが支持退避位置に位置する状態で、第1支持体29Aと第3支持体29Cとで(搬送方向Xの両端部に位置する一対の支持体29で)大容器CLを支持する。また、図15に示すように、受止部25により受け止められた小容器CSは、その底面の搬送方向上流側X2の端部が、搬送方向Xにおいて第2支持体29Bの上端部31と第3支持体29Cの上端部31との間に位置する。そのため、支持部28は、第2支持体29Bが支持位置に位置する状態で、第1支持体29Aと第2支持体29Bとで(搬送方向下流側X1端部に位置する支持体29と搬送方向Xで中間に位置する支持体29とで)小容器CSを支持する。このように、受止部25は複数の支持体29により第1容器C1を支持するように構成されている。
図5に示すように、第1コンベヤ1は、傾斜コンベヤ34と、上流コンベヤ35と、下流コンベヤ36と、を備えている。傾斜コンベヤ34は、第1搬送箇所P1に設置されており、傾斜コンベヤ34の第1搬送面34Aは、搬送方向下流側X1に向かうに従って、下方に傾斜している。上流コンベヤ35は、傾斜コンベヤ34に第1容器C1を渡すことができるように、傾斜コンベヤ34に対して搬送方向上流側X2に隣接する状態で設置されている。下流コンベヤ36は、傾斜コンベヤ34から第1容器C1を受け取ることができるように、傾斜コンベヤ34に対して搬送方向下流側X1に隣接する状態で設置されている。上流コンベヤ35の搬送面である第2搬送面35Aは、下流コンベヤ36の搬送面である第3搬送面36Aより上方に位置しており、第2搬送面35Aや第3搬送面36Aは、水平となっている。尚、傾斜コンベヤ34が、容器を搬送箇所まで載置搬送する搬送コンベヤに相当する。
図4及び図5に示すように、傾斜コンベヤ34は、床面Fに設置された基部38と、搬送方向Xに沿う軸心P周りに揺動自在に基部38に支持されたコンベヤ部39と、コンベヤ部39を軸心P周りに揺動させてコンベヤ部39を昇降させるコンベヤ昇降装置40(図4参照)と、を備えている。コンベヤ部39に、搬送方向Xに沿って複数のローラ5が備えられており、傾斜コンベヤ34は、コンベヤ部39により第1容器C1を載置搬送する。
図4、図12〜図14に示すように、傾斜コンベヤ34は、第1搬送面34Aにおける横幅方向第1側Y1の端部を横幅方向第2側Y2の端部に対して相対的に鉛直方向Zに移動させることで、横幅方向Yにおける第1搬送面34Aの傾斜角度を変更可能に構成されている。説明を加えると、コンベヤ部39は、搬送方向Xに沿う軸心P周りに揺動自在に基部38に支持されており、傾斜コンベヤ34は、コンベヤ昇降装置40によりコンベヤ部39を軸心P周りに揺動させることで、横幅方向Yにおける第1搬送面34Aの傾斜角度を変更する。本実施形態では、横幅方向Yにおける第1搬送面34Aの傾斜角度を、第1搬送面34Aが横幅方向Yにおいて水平となる角度(傾斜角度0°、図4の実線及び図12参照)と、支持面28Aの横幅方向Yにおける傾斜角度より大きい角度(図4の仮想線及び図14参照)と、に亘って変更可能に構成されている。
上述のように、コンベヤ昇降装置40によりコンベヤ部39を下方に揺動させることで、支持部28が傾斜コンベヤ34の第1搬送面34Aより上方に突出した突出状態となり、コンベヤ昇降装置40によりコンベヤ部39を上方に揺動させることで、支持部28が第1搬送面34Aより下方に引退して引退状態となる。本実施形態では、コンベヤ昇降装置40は、電動モータの駆動力によりコンベヤ部39を軸心Pに揺動させてコンベヤ部39を鉛直方向Zに昇降させる装置であり、引退状態と突出状態とに状態を変更する状態変更部26として機能する。
そして、本実施形態では、引退状態と突出状態とで状態変化する途中で、第1搬送面34Aと支持面28Aとが同一面上に位置する状態(図13参照)を経る。つまり、図7及び図12に示すように、引退状態では、第1容器C1はコンベヤ部39と支持体29とのうちのコンベヤ部39のみに支持されている。このような引退状態から突出状態に向けて状態を変化させる途中で、図8及び図13に示すように、第1搬送面34Aと支持面28Aとが同一面上に位置する状態となり、第1容器C1はコンベヤ部39と支持体29の双方に支持される状態となる。さらに引退状態に向けて状態を変化させることで、図9及び図14に示すように、第1容器C1はコンベヤ部39と支持体29とのうちの支持体29のみに支持される状態となる。
図5に示すように、受止部25は、複数の支持体29より搬送方向下流側X1に設置された受止体41と、受止体41を鉛直方向Zに移動させる受止体駆動部42と、を備えている。受止部25は、コンベヤ部39に支持されており、コンベヤ部39の軸心P周りの揺動により、コンベヤ部39と一体的に鉛直方向Zに移動する。また、受止部25は、受止体駆動部42により受止体41をコンベヤ部39に対して鉛直方向Zに移動させることで、受止体41を第1搬送面34Aより下方に引退させた受止退避位置(図10及び図11参照)と、受止体41を第1搬送面34Aより上方に突出させた受止位置(図7〜図9参照)と、に受止体41を移動させるように構成されている。
図6に示すように、物品搬送設備には、第1コンベヤ1、第2コンベヤ2、移載ロボット3、秤量装置24、受止部25、及び状態変更部26を制御する制御装置Hが備えられている。
図7に示すように、制御装置Hは、第1容器C1を第1搬送箇所P1に搬送した後、設定時間後にコンベヤ部39の搬送作動を停止させる。このように、第1容器C1を第1搬送箇所P1に搬送した後も設定時間だけコンベヤ部39の搬送作動を継続して行うことで、第1容器C1が受止体41に押し付けられるため、第1容器C1が規定の向きに対して鉛直方向Z視で傾斜した姿勢で第1搬送箇所P1に搬送されてきた場合でも、第1容器C1の姿勢を規定の向きに矯正することができる。ちなみに、このように第1容器C1を第1搬送箇所P1に搬送する際には、コンベヤ部39と支持部28との関係を引退状態とし、受止体41を受止位置とする。
次に、制御装置Hは、図7〜図9及び図12〜図14に示すように、コンベヤ部39と支持部28との関係を引退状態から突出状態に切り替えるべく、コンベヤ昇降装置40を制御する。このように状態変更する途中において、図8及び図13に示すように、第1搬送面34Aと支持面28Aとが同一面上に位置する状態を経る。ちなみに、このとき、第1搬送箇所P1の第1容器C1が大容器CLである場合は、第2支持体29Bを支持退避位置とした状態で突出状態に変更し、第1搬送箇所P1の第1容器C1が小容器CSである場合は、第2支持体29Bを支持位置とした状態で突出状態に変更する。
次に、制御装置Hは、図10に示すように、受止体41を受止位置から受止退避位置に移動させる。このように、コンベヤ部39と支持部28との関係が突出状態であり、受止体41が受止退避位置にある状態で、移載ロボット3により第1容器C1から物品Wを取り出すように、移載ロボット3を制御する。このとき、制御装置Hは、秤量装置24の計量情報と取り出す物品Wの重量情報とに基づいて、移載ロボット3による第1容器C1からの物品Wの取り出しが適切に行われているか否かを確認する。そして、制御装置Hは、移載ロボット3が物品Wを取り出す動作が行われたにも関わらず、取り出す物品Wの重量情報が示す重量に相当する分だけ計量情報が示す重量が減少しない場合は、異常と判断し、移載ロボット3による物品Wの移載の再実行や異常報知を行う。
制御装置Hは、移載ロボット3により第1容器C1から取り出すべき物品Wを取り出した後、図11に示すように、コンベヤ部39と支持部28との関係を引退状態に変更し、その後、第1容器C1を第1搬送箇所P1から搬送するように、第1コンベヤ1を制御する。そして、制御装置Hは、第1容器C1を第1搬送箇所P1から搬送した後、図7に示すように、受止体41を受止退避位置から受止位置に移動させるように、受止体駆動部42を制御する。
2.その他の実施形態
次に、物品搬送設備のその他の実施形態について説明する。
次に、物品搬送設備のその他の実施形態について説明する。
(1)上記実施形態では、傾斜コンベヤ34を軸心P周りに揺動させることで、引退状態と突出状態とに状態変更したが、引退状態と突出状態とに状態変更する方法はこれに限られない。つまり、傾斜コンベヤ34を揺動させずに傾斜コンベヤ34を鉛直方向Zに移動させることで、引退状態と突出状態とに状態変更してもよい。また、状態変更部26を、支持部28を鉛直方向Zに昇降させる支持体昇降装置として、支持体昇降装置により支持部28を鉛直方向Zに移動させることで、引退状態と突出状態とに状態変更してもよい。
(2)上記実施形態では、移載ロボット3により、秤量装置24に支持されている第1容器C1から物品Wを取り出したが、第2搬送箇所P2に秤量装置24を設置して、移載ロボット3により、秤量装置24に支持されている第2容器C2に物品Wを収容するようにしてもよい。また、作業者により、秤量装置24に支持されている第1容器C1から物品Wを取り出す、又は、秤量装置24に支持されている第2容器C2に物品Wを収容するようにしてもよい。
(3)上記実施形態では、傾斜コンベヤ34を、搬送方向Xにおいて第1搬送面34Aを傾斜させた状態で第1容器C1を第1搬送箇所P1に搬送するように構成したが、傾斜コンベヤ34を、搬送方向Xにおいて第1搬送面34Aを水平とした状態で第1容器C1を第1搬送箇所P1に搬送するように構成してもよい。尚、この場合、傾斜コンベヤ34を、第1容器C1を第1搬送箇所P1に搬送した後に、搬送方向Xにおいて第1搬送面34Aを傾斜させるように構成してもよい。また、傾斜コンベヤ34を、横幅方向Yにおいて第1搬送面34Aを水平とした状態で第1容器C1を第1搬送箇所P1に搬送するように構成したが、傾斜コンベヤ34を、横幅方向Yにおいて第1搬送面34Aを傾斜させた状態で第1容器C1を第1搬送箇所P1に搬送するように構成してもよい。
(4)上記実施形態では、傾斜コンベヤ34を、ローラコンベヤとしたが、傾斜コンベヤ34を、チェーンコンベヤやベルトコンベヤ等の他のコンベヤとしてもよい。
(5)上記実施形態では、秤量装置24によって、大容器CLと小容器CSとの大きさが異なる2種類の第1容器C1の重量を計測する構成としたが、秤量装置24によって、1種類の第1容器C1のみの重量を計測する構成としてもよく、大きさが異なる3種類以上の第1容器C1の重量を計測する構成としてもよい。
(6)なお、上述した各実施形態で開示された構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示された構成と組み合わせて適用することも可能である。その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で単なる例示に過ぎない。従って、本開示の趣旨を逸脱しない範囲内で、適宜、種々の改変を行うことが可能である。
3.上記実施形態の概要
以下、上記において説明した物品搬送設備の概要について説明する。
以下、上記において説明した物品搬送設備の概要について説明する。
物品搬送設備は、物品を収容した容器を搬送箇所まで載置搬送する搬送コンベヤと、搬送箇所に設置された秤量装置と、を備え、
前記秤量装置は、前記容器を支持する支持部と、前記支持部に支持された前記容器の重量を計測する計測部と、を備え、前記支持部と前記搬送コンベヤとを相対的に鉛直方向に移動させることで、前記支持部が前記搬送コンベヤの搬送面より下方に引退した引退状態と、前記支持部が前記搬送面より上方に突出した突出状態と、に状態変更可能に構成され、前記支持部における前記容器を支持する支持面が、鉛直方向視において前記容器の隅に位置する複数の隅部のうちの一つが他の隅部より低くなるように傾斜している。
前記秤量装置は、前記容器を支持する支持部と、前記支持部に支持された前記容器の重量を計測する計測部と、を備え、前記支持部と前記搬送コンベヤとを相対的に鉛直方向に移動させることで、前記支持部が前記搬送コンベヤの搬送面より下方に引退した引退状態と、前記支持部が前記搬送面より上方に突出した突出状態と、に状態変更可能に構成され、前記支持部における前記容器を支持する支持面が、鉛直方向視において前記容器の隅に位置する複数の隅部のうちの一つが他の隅部より低くなるように傾斜している。
この構成によれば、搬送コンベヤによって容器を搬送箇所まで搬送した後、搬送装置と秤量装置との関係を、引退状態から突出状態に変更することで、搬送コンベヤに支持されていた容器を秤量装置の支持部により支持する状態とすることができる。そのため、秤量装置により容器の重量を適切に計測することができる。またこの際、支持部に支持された容器は、当該容器の複数の隅部のうちの一つが他の隅部より低くなるように傾斜した姿勢となる。これにより、容器に収容された物品の底面が容器の載置部(底部)又は下方に隣接する別の物品の上面によって支持されるのに加えて、当該物品の傾斜下方側の側面が容器の側壁部や隣接する別の物品の側面によって支持されるため、容器に収容されている物品の段積み状態を崩れ難くすることができる。
ここで、前記搬送コンベヤにより搬送されてきた前記容器に当接し、前記容器を規定の向きで前記搬送箇所に停止させる受止部を更に備えていると好適である。
この構成によれば、搬送コンベヤにより搬送されてきた容器の鉛直方向視での向きが既定の向きとは異なる場合でも、当該容器が受止部に当接することで、容器の向きを規定の向きに矯正した状態で搬送箇所に停止させることができる。そのため、引退状態から突出状態に状態変更する場合に、容器の向きが規定の向きとは異なったままで容器が支持部により支持された状態となる可能性を低減できる。
また、前記引退状態と前記突出状態とで状態変更する途中で、前記搬送面と前記支持面とが同一面上に位置する状態を経るように構成されていると好適である。
この構成によれば、搬送装置と秤量装置との相対的な状態を、引退状態から突出状態に切り換える途中で、搬送コンベヤの搬送面と支持体の支持面とが同一面上に位置する状態となり、この状態のときに容器が搬送コンベヤから支持体に渡される。そのため、搬送コンベヤから支持体に容器を渡す際に容器の支持角度が変化しないようにでき、容器に生じる衝撃を非常に小さいものとすることができる。
また、前記搬送コンベヤが前記容器を搬送する搬送方向に対して鉛直方向視で直交する方向を横幅方向とし、前記横幅方向の一方側を横幅方向第1側とし、その反対側を横幅方向第2側として、前記搬送コンベヤの前記搬送面は、前記搬送方向の下流側に向かうに従って下方に傾斜しており、更に、前記搬送コンベヤは、前記搬送面における前記横幅方向第1側の端部を前記横幅方向第2側の端部に対して相対的に鉛直方向に移動させることで、前記横幅方向における前記搬送面の傾斜角度を変更可能に構成されていると好適である。
この構成によれば、搬送コンベヤにより容器を搬送箇所に搬送する段階で既に容器は搬送方向に傾斜する姿勢となっているため、搬送コンベヤの横幅方向の傾斜角度を変更することで、容器の複数の隅部のうちの一つが他の隅部より低くなるように傾斜している支持面に対して適切に容器を渡すことができる。そのため、搬送コンベヤから支持体に容器を渡す際に容器の支持角度の変化を小さく抑えることができ、容器に生じる衝撃を小さくすることができる。
また、前記搬送コンベヤは、前記容器を搬送する搬送方向に沿って複数のローラを設置したローラコンベヤであり、前記支持部は、前記搬送方向に並ぶ複数の支持体を備え、前記支持体のそれぞれは、前記搬送方向に隣接する一対の前記ローラの間に配置されていると好適である。
この構成によれば、搬送方向に沿って多数形成されるローラ間の隙間を利用して支持体を配置できるため、搬送方向に並ぶ複数の支持体を、容器の搬送方向の大きさに応じた適切な間隔で設置することができる。
また、複数の前記支持体のうち、前記搬送方向の両端部に位置する前記支持体を除く一部の前記支持体の上端部が、前記支持面よりも下方に退避可能に構成されていると好適である。
この構成によれば、両端部に位置する支持体の間隔より大きな容器を支持部で支持する場合は、搬送方向の両端部を除く一部の支持体(以下、中間の支持体と称する)の上端部を、支持面より下方に退避させることで、両端部に位置する支持体により容器を支持しながら、中間の支持体が容器に接触しないようにできる。また、両端部に位置する支持体の間隔より小さな容器を支持部で支持する場合は、中間の支持体の上端部を支持面に対応する高さに位置させることで、両端部に位置する支持体の一方と中間の支持体とで容器を支持することができる。従って、大きさが異なる複数種類の容器を支持体により支持する必要がある場合であっても、それぞれの大きさの容器を安定的に支持することができる。
また、前記秤量装置に支持されている前記容器から物品を取り出す、又は、前記秤量装置に支持されている前記容器に物品を収容する移載ロボットを更に備えていると好適である。
この構成によれば、移載ロボットにより容器から物品を取り出す又は容器に物品を収容する作業を行いつつ、当該移載により変化する容器の重量を秤量装置により計測することができる。またこの際に、秤量装置の支持部に支持されている容器は、当該容器の一つの隅部が他の隅部より低くなるように傾斜した姿勢となっているので、容器に収容されている物品の段積み状態を崩れ難くすることができる。
本開示に係る技術は、物品を収容した容器を搬送箇所まで載置搬送する搬送コンベヤと、搬送箇所に設置された秤量装置と、を備えた物品搬送設備に利用することができる。
3:移載ロボット
5:ローラ
8:隅部
24:秤量装置
25:受止部
28:支持部
28A:支持面
29:支持体
30:計測部
31:上端部
34:傾斜コンベヤ(搬送コンベヤ)
34A:第1搬送面(搬送面)
C1:第1容器(容器)
P1:第1搬送箇所(搬送箇所)
W:物品
X:搬送方向
Y:横幅方向
Y1:横幅方向第1側
Y2:横幅方向第2側
Z:鉛直方向
5:ローラ
8:隅部
24:秤量装置
25:受止部
28:支持部
28A:支持面
29:支持体
30:計測部
31:上端部
34:傾斜コンベヤ(搬送コンベヤ)
34A:第1搬送面(搬送面)
C1:第1容器(容器)
P1:第1搬送箇所(搬送箇所)
W:物品
X:搬送方向
Y:横幅方向
Y1:横幅方向第1側
Y2:横幅方向第2側
Z:鉛直方向
Claims (7)
- 物品を収容した容器を搬送箇所まで載置搬送する搬送コンベヤと、
搬送箇所に設置された秤量装置と、を備えた物品搬送設備であって、
前記秤量装置は、前記容器を支持する支持部と、前記支持部に支持された前記容器の重量を計測する計測部と、を備え、
前記支持部と前記搬送コンベヤとを相対的に鉛直方向に移動させることで、前記支持部が前記搬送コンベヤの搬送面より下方に引退した引退状態と、前記支持部が前記搬送面より上方に突出した突出状態と、に状態変更可能に構成され、
前記支持部における前記容器を支持する支持面が、鉛直方向視において前記容器の隅に位置する複数の隅部のうちの一つが他の隅部より低くなるように傾斜している物品搬送設備。 - 前記搬送コンベヤにより搬送されてきた前記容器に当接し、前記容器を規定の向きで前記搬送箇所に停止させる受止部を更に備えている請求項1に記載の物品搬送設備。
- 前記引退状態と前記突出状態とで状態変更する途中で、前記搬送面と前記支持面とが同一面上に位置する状態を経るように構成されている請求項1又は2に記載の物品搬送設備。
- 前記搬送コンベヤが前記容器を搬送する搬送方向に対して鉛直方向視で直交する方向を横幅方向とし、前記横幅方向の一方側を横幅方向第1側とし、その反対側を横幅方向第2側として、
前記搬送コンベヤの前記搬送面は、前記搬送方向の下流側に向かうに従って下方に傾斜しており、更に、
前記搬送コンベヤは、前記搬送面における前記横幅方向第1側の端部を前記横幅方向第2側の端部に対して相対的に鉛直方向に移動させることで、前記横幅方向における前記搬送面の傾斜角度を変更可能に構成されている請求項1から3のいずれか一項に記載の物品搬送設備。 - 前記搬送コンベヤは、前記容器を搬送する搬送方向に沿って複数のローラを設置したローラコンベヤであり、
前記支持部は、前記搬送方向に並ぶ複数の支持体を備え、
前記支持体のそれぞれは、前記搬送方向に隣接する一対の前記ローラの間に配置されている請求項1から4のいずれか一項に記載の物品搬送設備。 - 複数の前記支持体のうち、前記搬送方向の両端部に位置する前記支持体を除く一部の前記支持体の上端部が、前記支持面よりも下方に退避可能に構成されている請求項5に記載の物品搬送設備。
- 前記秤量装置に支持されている前記容器から物品を取り出す、又は、前記秤量装置に支持されている前記容器に物品を収容する移載ロボットを更に備えている請求項1から6のいずれか一項に記載の物品搬送設備。
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